JP4780525B2 - 動力工具 - Google Patents

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本発明は、携帯用ディスクグラインダ、携帯用切断機等の円盤状先端工具を有する動力工具に関し、特に、円盤状先端工具を保護する保護カバーを具備した動力工具に関するものである。
携帯用ディスクグラインダ、携帯用切断機等の円盤状先端工具を有する動力工具において、円盤状先端工具を保護する保護カバーを締付けバンドによって取り付ける技術が周知である。例えば、下記特許文献1には、ディスクグラインダの駆動装置本体に円盤状砥石の保護カバーを取り付けるための締付バンドを用いたカバー取付機構が開示されている。
図6を参照して特許文献1に開示された従来技術に従う取付機構について説明する。ディスクグラインダは、モータ部51で発生した動力を、歯車伝達部52にて出力回転軸58に伝達し、出力回転軸58に取付ナット11とワッシャ12を用いて取り付けた円盤状砥石9に動力を伝える。円盤状砥石9が研削作業をする先端工具で、モータ部51から出力回転軸58までが駆動装置本体となり、保護カバー27は、締付バンド26によって歯車伝達部52から突出する円筒状カバー取付部3に固着される。このような保護カバー27の取付機構によれば、比較的簡単な構造であるため製造コーストが低く、締付バンド26の操作レバー5の操作により、締付バンド26をカバー取付部3に簡単に固定することができる。
しかしながら、このような動力工具において動力取付部3の振動は、メガフォン形状の保護カバー27に容易に振動伝達する。この動力工具の振動源は、研削作業を行う砥石9と、歯車伝達部52等であり、その振動が保護カバー27に伝達し、騒音を発生する。保護カバー27は強度を必要とするので、高強度の鉄板を用いており、振動減衰率が小さくなるので、振動が大きくなる性質がある。
このように、携帯用ディスクグラインダ等の円盤状先端工具を持つ動力工具は、金属の研削作業や各種材料の切断作業時等に騒音が大きく、作業者や周囲の人に不快感を与える。この問題に対し先端工具の改善が行われている。例えば、切断用丸のこ刃や軟質性の円盤状砥石にはスリットを入れて先端工具自体から発生する騒音を低下させたものが市販されている。
また、下記特許文献2に開示されたディスクグラインダの騒音防止技術においては、円盤状砥石と回転出力軸間の取付け部にパッキンと称する振動吸収部材を介設し、さらにメガフォン状保護カバーと回転軸を覆う外筒部(カバー取付部)間に同様なパッキングを介設することによって騒音を低減している。
特開平6−262517号公報 実公昭39−31638号公報
しかし、前者の騒音防止技術では先端工具自体から発生する騒音は低下させることができるが、先端工具以外から発生する騒音が低下できない。一方、上記特許文献2に記載された技術では、保護カバーの取付部は振動吸収部材であるパッキンを挿入しているだけで、砥石破損時等大きな荷重が保護カバーに負荷された時に、振動吸収部材が破損し易く、保護カバーが外れ易いという問題があった。また、保護カバーを外れないようにするために、パッキンを強く押付けて保護カバーを強固に固定すると、振動吸収の割合が少なく、騒音が下がらないという欠点があった。
従って、本発明の目的は、簡単な構成で騒音の発生が少ない保護カバーの取付機構を有する動力工具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に従って開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次のとおりである。
本発明の一つの特徴は、駆動伝達部を包囲するケースを有し、前記ケースの一端に設けられた円筒状突出口を貫通して前記ケースの外部へ突出する回転出力軸を有する駆動装置本体と、前記回転出力軸の先端部に取り付けられる円盤状先端工具の外周部の少なくとも半円部を覆う最外周端部を持ち、且つ前記円筒状突出口に固定される内周端部を持つ保護カバーと、前記保護カバーを前記円筒状突出口に固定する取付機構とを有する動力工具であって、前記取付機構は、前記円筒状突出口の外周部に取り付けるためのバンドと、バンドの外周部に内周部が固着された半円状固着壁部と、前記半円状固着壁部の外周部に前記半円状固着壁部と共に半円状の空洞部を形成するように前記半円状固着壁部の外周部を包囲する内包壁部と、該空洞部に設けられた弾性体と、前記半円状固着壁部に対向する前記内包壁部に形成されたカバー引出用開口部とを有し、前記保護カバーの前記内周端部は、前記カバー引出用開口部を貫通して前記内包壁部が形成する前記空洞部内に挿入され、該空洞部内で折り曲げられて前記内包壁部の上面側に延在すると共に、前記空洞部内で前記弾性体によって包み込まれていることにある。
本発明の他の特徴は、前記保護カバーの前記内周端部は、前記内包壁部の上面側に折り曲げられた幅広部分と、下面側に折り曲げられた幅広部分を交互に配置した構造を有することにある。
本発明の他の特徴は、前記幅広部の上下の幅を、前記空洞部の高さより小さく、前記カバー引出用開口部の高さより大きい寸法としたことにある。
本発明の上述した一つの特徴に従えば、保護カバーの内周端部側は、カバー引出用開口部を介して内包壁部が形成する前記空洞部内に延在させ、前記空洞部内で前記内周端部を弾性体によって挟持するように装着するので、動力工具の振動が弾性体により遮断され、保護カバーの振動が小さくなる。また、弾性体の特性値を適正値に設定することができるので、騒音の発生が少ない動力工具を提供できる。
本発明の上述した他の特徴に従えば、保護カバーの内周端部は、前記カバー引出用開口部を閉じる方向に空洞部内に延びる幅広部を有するので、保護カバーが内包壁部から脱落することが無くなり、より安全な動力工具を提供できる。
本発明の上述したさらに他の特徴に従えば、内包壁部のカバー引出用開口部と保護カバーとの隙間が、保護カバーの内周端部の板厚または前記幅広部より小さくした構造により、保護カバーへの荷重により保護カバーがわずかに変形しても保護カバーの端部が内包壁部に接触し、カバーの変形量を抑制するので、より一層安全である。
本発明の上記および他の目的、ならびに上記および他の特徴および利点は、以下の本明細書の記述および添付図面からさらに明らかとなるであろう。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図5を参照して詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図面において、同一機能を有する部材には同一の符号を付してその繰り返しの説明は省略する。また、上記従来技術と同一の機能を有する部材については従来技術と同一の符号を付して説明する。
本発明の実施例に係るディスクグラインダの全体の構成図を図1に示す。図1において、ディスクグラインダ100は、例えば金属材料から成る、モータを内蔵するモータハウジング部51と、モータハウジング部51の一端側に接続された、例えば金属材料から成るギヤカバー部52とから成る駆動装置本体を具備する。さらに、ディスクグラインダ100は、モータハウジング部51の他端側に接続された、モータの電源スイッチ53およびモータの制御回路基板(図示なし)を収納するスイッチハンドル部54と、商用交流電源を供給するための電源コード55とを具備する。
モータハウジング部51に収納されたモータ(図示なし)は、例えば交流電源で起動できるユニバーサルモータで構成される。モータハウジング部51のユニバールモータによって発生された動力は、ギヤカバー部(駆動伝達部)52に装着された一対の傘歯車(図示なし)に伝達され、その一対の傘歯車によって回転軸を方向変換し、スピンドル(回転出力軸)58に伝達される。回転出力軸58の先端部には、先端工具である円盤状砥石9が取付ナット11およびワッシャ12(図2参照)によって取り付けられている。
スイッチハンドル部54は、例えばプラスチック材料のケースから成り、スイッチハンドル部54における電源スイッチ53のオン・オフ操作によりモータハウジング部51内のモータをオン・オフ制御し、先端工具である円盤状砥石9の駆動を制御する。モータハウジング部51の端部とスイッチハンドル部54の対向端部との接続部には、防振用のリング状弾性体56が挿嵌され、駆動装置本体51および52、もしくは先端工具9よりスイッチハンドル部54に伝達される振動を低減させる。
保護カバー7は駆動装置本体(51および52)へ取付けられる。保護カバー7を駆動装置本体に取付けるための取付構造について、図2乃至図5を参照して説明する。なお、図2は図1に示した保護カバーの取付機構を示す拡大図である。また、図3は、図2に示した保護カバーの取付機構において、締付バンド6および保護カバー7を駆動装置本体より取り外して図示した上面図、図4は、図3に示したA−B−C線に沿う断面図、図5は図4のD方向から視た正面図である。
図2に示すように、回転出力軸58は、ギヤカバー部52のカバー52aの円筒状突出口(カバー取付部)3を貫通してカバー52aの外部へ突出している。保護カバー7は、回転出力軸58の先端部に取り付けられる円盤状先端工具(円盤状砥石)9の外周部の少なくとも半円部(図2参照)を覆う最外周端部7aを持ち、かつ円筒状突出口3に固定される内周端部7bを持ち、内周端部7bから最外周端部7aに架けてメガフォン形状を成すように垂下している。保護カバー7は、図3および図5に示すように、円盤状砥石9の外周のほぼ半分を保護するように略半円形の平面形状を有し、例えば鉄製板を絞って成型したもので、内周端部7bには幅の広い幅広部17aおよび17bを有する。保護カバー7を円筒状突出口(カバー取付部)3に固定するための取付機構は次のように構成されている。
すなわち、図4に示すように、円筒状突出口3(図2参照)の外周部に取り付けるための締付バンド6と、締付バンド6の外周部に内周部が固着された半円状固着壁部16aと、半円状固着壁部16aの外周部に半円状固着壁部16aとともに円周方向の断面形状が半円状の空洞部16bを形成するように半円状固着壁部16aの外周部を包囲する上内包壁部15および下内包壁部16と、両内包壁部15および16に半円状空洞部16bに沿って形成されたカバー引出用開口部19とを有する。さらに、保護カバー7の内周端部7b側は、カバー引出用開口部19を介して内包壁部15および16が形成する空洞部16b内に延在させ、空洞部16b内で内周端部7bを弾性体18によって挟持する。取付機構の組立例は、締付バンド6の外周部に下内包壁部材16の固着壁部16aが最初に溶着され、その後に弾性体18で包まれた保護カバー7の内周端部7bが空洞部16bに収納され、最後に下内包壁部材16の上部に隣接して上内包壁部材15の固着壁部15aが溶着される。
図3および図4に示すように、締付バンド6には、円筒状突出口(カバー取付部)3の溝部3aに係合する突起部10と、締付バンド6の内径を変更するための調整ねじ20と、調整ねじ20と係合するピン22と、ピン22を締付バンド6の円周方向に移動可能となるよう支持し、締付バンド6に固着されたコの字形のプレート21と、プレート21の内側に支持され、ピン22を中心に回動する操作レバー5(5Aまたは5B)を有する。操作レバー5はピン22を中心に回動するが、回転角に応じてプレート21の接触面とピン22の距離が変わるように偏心している。前記操作レバー5を破線で示した位置5Aにすると、カバー取付部3と締付バンド6が自由に移動可能で、逆に実線で示した位置5Bにすると、カバー取付部3と締付バンド6が固定するように、調整ねじ20とピン22の距離を調整する。
また、上述したように、締付バンド6の外周部に固着された上内包壁部15および下内包壁部16は、閉じられた半円状空洞部16bを形成し、半円状空洞部16bから外部に貫通する狭いカバー引出用開口部19を有する。保護カバー7の内周端部7b側は、カバー引出用開口部19を介して内包壁部15および16が形成する空洞部16b内に延在させ、保護カバー7の幅広部17aおよび17bの周囲を弾性体18で包み、上述した上内包壁部15と下内包壁部16によって挟込むように空洞部16b内に収納する。
弾性体18は、ゴムやプラスチック等のように鉄に比較して軟質で復元性を有する材質によって構成する。また、弾性体18の軟らかさや初期圧縮量などは振動減衰に適した特性値に設定しておく。これらの適正な特性値は、試作機のカバーの振動を測定し、振動が低下していることを検討することにより容易に設定できる。
保護カバー7の内周端7b側の幅広部17は、図5に示すように、例えば板を上側に曲げた部分17aと、板を下側に曲げた部分17bが交互に配置させた構造とすることが好ましい。これによって保護カバー7に加わる異常荷重に対して上下の幅広部17aおよび17bに荷重を分散できる。幅広部17aと17bの上下の幅は、上内包壁部15および下内包壁部16が形成する空洞部16b内の空洞高さより小さく、上内包壁部15および下内包壁部16が形成するカバー引出用開口部19の高さより大きい寸法とすることにより、保護カバー7がカバー引出用開口部19から外れないように形成できる。上内包壁部15および下内包壁部16が形成する空洞部16bの円周方向に沿う半リング状の両端部16cおよび16dは、栓によって閉じられており、保護カバー7がスライドして外れることはない。このように、保護カバー7は締付バンド6に対して弾性体18を介して保持しているが、もし弾性体18が破損しても、保護カバー7は締付バンド6から外れることはなく、先端工具9の保護カバー7として安全性を保持することができる。
カバー引出用開口部19の開口部の大きさ(実施例の場合、高さ方向の大きさ)は、開口部に位置する保護カバー7の厚さよりわずかに大きな寸法とすることが好ましい。すなわちカバー引出用開口部19と保護カバー7との隙間は小さくてよい。例えば、保護カバー7の振動時に保護カバー7とカバー引出用開口部19が接触しないようにするには、1mm以下の隙間で十分に低騒音効果が得られる。すなわち、内包壁部15、16のカバー引出用開口部19の高さが、保護カバー7の板厚よりわずかに大きい状態とする。一方、例えば、図4に示すように作業時に保護カバー7が加工物等に接触した場合、E方向の荷重が発生した場合の変形量は、カバー引出用開口部19の隙間によって影響され、隙間を小さくすると保護カバー7の変形量が小さいので、保護カバー7は円盤状砥石9の最外周部から大きく位置ずれしないので、安全な保護作用を確保できる。
なお、図5に示す実施例では幅広部17は保護カバー7と同じ板を上側と下側に折り曲げているが、空洞部16b内に挟持される保護カバー7の内周端側には別部材の板を固着して保護カバーの板厚を局部的に厚くしても良い。また、先端工具の破壊エネルギーが小さい場合には、カバー引出用開口部19より高い幅広部または厚い厚さ部であれば、片側に曲げた形状でも十分に異常荷重に耐え得る。
以上の説明より明らかにされるように、本発明によれば、保護カバーの内周端部側は、カバー引出用開口部を介して内包壁部が形成する空洞部内に延在させ、空洞部内で内周端部を弾性体によって挟持するように装着するので、動力工具の振動が弾性体により遮断され、保護カバーの振動が小さくなる。また、弾性体の特性値を適正値に設定することができるので、騒音の発生が少ない動力工具を提供できる。また、保護カバーの内周端部は、カバー引出用開口部を閉じる方向に空洞部内に延びる幅広部または厚み部を有するので、保護カバーが内包壁部から脱落することが無くなり、より安全な動力工具を提供できる。さらに、内包壁部のカバー引出用開口部と保護カバーとの隙間が、保護カバーの内周端部の板厚または幅広部より小さくした構造により、保護カバーへの荷重により保護カバーがわずかに変形しても保護カバーの端部が内包壁部に接触し、カバーの変形量を抑制するので、先端工具の外周部をより安全に保護することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る動力工具の全体側面図。 図1に示した動力工具の一部拡大断面図。 図2に示した動力工具の保護カバー取付機構についての平面図。 図3に示した保護カバー取付機構の平面図のA−B−C線に沿う断面図。 図4に示した保護カバー取付機構の断面図のD方向から視た正面図。 従来技術に係る動力工具の一部拡大断面図。
符号の説明
3:円筒状突出口(カバー取付部) 3a:溝部 4:軸受部
5、5A、5B:操作レバー 6:締付バンド 7:保護カバー
7a:保護カバーの最外周端部 7b:保護カバーの内周端部
9:円盤状砥石 10:バンドの突起部 11:取付ナット
12:ワッシャ 15:上内包壁部 15a:固着壁部
16:下内包壁部 16a:固着壁部 16b:空洞部
16c、16d:空洞部の端部 17a、17b:保護カバーの幅広部
18:弾性体 19:カバー引出用開口部 20:調整ねじ
21:プレート 22:ピン 51:モータハウジング部
52:ギヤカバー部 52a:カバー 53:電源スイッチ
54:スイッチハンドル部 55:電源コード 56:リング状弾性体
58:回転出力軸(スピンドル) 100:動力工具(ディスクグラインダ)

Claims (3)

  1. 駆動伝達部を包囲するケースを有し、前記ケースの一端に設けられた円筒状突出口を貫通して前記ケースの外部へ突出する回転出力軸を有する駆動装置本体と、
    前記回転出力軸の先端部に取り付けられる円盤状先端工具の外周部の少なくとも半円部を覆う最外周端部を持ち、且つ前記円筒状突出口に固定される内周端部を持つ保護カバーと、
    前記保護カバーを前記円筒状突出口に固定する取付機構とを有する動力工具であって、
    前記取付機構は、前記円筒状突出口の外周部に取り付けるためのバンドと、
    バンドの外周部に内周部が固着された半円状固着壁部と、
    前記半円状固着壁部の外周部に前記半円状固着壁部と共に半円状の空洞部を形成するように前記半円状固着壁部の外周部を包囲する内包壁部と、
    該空洞部に設けられた弾性体と、
    前記半円状固着壁部に対向する前記内包壁部に形成されたカバー引出用開口部とを有し、
    前記保護カバーの前記内周端部は、前記カバー引出用開口部を貫通して前記内包壁部が形成する前記空洞部内に挿入され、該空洞部内で折り曲げられて前記内包壁部の上面側に延在すると共に、前記空洞部内で前記弾性体によって包み込まれていることを特徴とする動力工具。
  2. 前記保護カバーの前記内周端部は、前記内包壁部の上面側に折り曲げられた幅広部分と、下面側に折り曲げられた幅広部分を交互に配置した構造を有することを特徴とする請求項1に記載された動力工具。
  3. 前記幅広部の上下の幅は、前記空洞部の高さより小さく、前記カバー引出用開口部の高さより大きい寸法としたことを特徴とする請求項2に記載された動力工具。
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