JP2021038259A - 肝疾患を処置するための治療的組み合わせ - Google Patents

肝疾患を処置するための治療的組み合わせ Download PDF

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Abstract

【課題】肝疾患を予防および/または処置する方法を提供すること
【解決手段】
本開示は、肝疾患を予防および/または処置する方法であって、それを必要とする患者にACC阻害剤をFXRアゴニストと組み合わせて投与することを含む方法に関する。それを必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のアセチルCoAカルボキシラーゼ(ACC)阻害剤を治療的有効量のファルネソイドX受容体(FXR)アゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で開示される。肝疾患は、慢性および/または代謝性肝疾患、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を限定されずに含む、任意の肝疾患であってよい。
【選択図】 図1

Description

本開示は、肝疾患を予防および/または処置する方法に関する。
配列表
本出願と関連する配列表は、紙コピーの代わりにテキストフォーマットで提供され、ここに参照により明細書に組み込まれる。配列表を含むテキストファイルの名称は、1212P3C_2018−03−26_Seq_Listing_ST25.txtである。2018年3月26日に作製されたテキストファイルは、サイズが2.32KBであり、EFS−ウェブを通して電子的に提出される。
肝疾患は、疾患の期間に基づいて急性または慢性と一般的に分類される。肝疾患は、感染、傷害、薬物または毒性の化合物、アルコール、食物中の不純物への曝露、および血液中の正常な物質の異常な蓄積、自己免疫過程、遺伝子欠損(ヘモクロマトーシスなど)または未知の原因(複数可)により引き起こされ得る。
肝疾患は、世界中で主要な死因である。詳細には、脂肪含有量の多い食事が、肝炎と驚くほど類似している方法で肝臓に損傷を与えることが知られている。米国肝臓協会は、人口の20パーセントより多くが非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を有すると推定する。肥満、不健康な食事および坐位のライフスタイルがNAFLDの高い有病率に寄与することができることが示唆される。無処置のままだと、NAFLDは、重篤な有害作用を引き起こす非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に進行し得る。NASHが発生すると、それは時間とともに肝臓を膨潤および瘢痕化させる(すなわち、肝硬変)。
予備的報告はプラスのライフスタイル変化が肝損傷を予防または逆転させるかもしれないことを示唆するが、NAFLDやNASHの有効な医療処置はない。したがって、肝疾患を処置するための新しい有効な薬剤を提供する必要性がまだある。
それを必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のアセチルCoAカルボキシラーゼ(ACC)阻害剤を治療的有効量のファルネソイドX受容体(FXR)アゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で開示される。肝疾患は、慢性および/または代謝性肝疾患、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を限定されずに含む、任意の肝疾患であってよい。
ある特定の実施形態では、それを必要とする患者において非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で提供される。
本明細書で提供される方法では、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、同時投与されてもよい。そのような実施形態では、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、単一の医薬組成物として一緒に投与されてもよいか、または複数の医薬組成物で別々に投与されてもよい。したがって、治療的有効量のACC阻害剤および治療的有効量のFXRアゴニストを含む医薬組成物も本明細書で提供される。
図1は、マウスFFDモデルにおける肝臓トリグリセリドをμmol/gで示す。(p<0.05;**p<0.01;***p<0.001;****p<0.0001、ANOVAによりビヒクルと有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図2は、マウスFFDモデルにおけるALT IU/Lを示す。(***p<0.001;ANOVAによりビヒクルと有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図3は、マウスFFDモデルにおいて定量的RT−PCRによって測定された肝臓線維化遺伝子Col1a1の肝臓発現を示す。(**p<0.01;****p<0.0001、ANOVAによりビヒクルと有意に異なる;#t検定によりいずれの単一の薬剤とも有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図4は、マウスFFDモデルにおいて定量的RT−PCRによって測定された肝臓線維化遺伝子Timp1の肝臓発現を示す。(p<0.05;****p<0.0001、ANOVAによりビヒクルと有意に異なる;#t検定によりいずれの単一の薬剤とも有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図5は、ラットCDHFDモデルにおける定量的画像分析によるPSR陽性面積のパーセントを示す。(**p<0.01、***p<0.001、****p<0.0001、t検定によりビヒクルと有意に異なる;&p<0.001、t検定により処置開始から有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図6は、ラットCDHFDモデルにおける定量的画像分析によるα−SMA陽性面積のパーセントを示す。(**p<0.01、t検定によりビヒクルと有意に異なる;&p<0.001、t検定により処置開始から有意に異なる;#p<0.05、t検定によりいずれの単一の薬剤とも有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図7は、ラットCDHFDモデルにおいてELISAによって測定された血漿中のTimp1タンパク質を示す。(p<0.05、t検定によりビヒクルと有意に異なる;&p<0.001、t検定により処置開始から有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図8は、ラットCDHFDモデルにおいてELISAによって測定された血漿中のヒアルロン酸(HA)を示す。(**p<0.01、***p<0.001、****p<0.0001、t検定によりビヒクルと有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
図9は、ラットCDHFDモデルにおいてELISAによって測定された血漿中のIII型コラーゲン(PIIINP)のN末端プロペプチドを示す。(p<0.05、**p<0.01、****p<0.0001、t検定によりビヒクルと有意に異なる;&p<0.001、t検定により処置開始から有意に異なる;#p<0.05、t検定によりいずれの単一の薬剤とも有意に異なる)。グラフは、平均±SEMを示す。
定義および一般パラメーター
本明細書で用いるように、以下の用語および語句は、それらが使用される文脈が別途示
す場合を除き、一般的に下記のような意味を有するものである。
本明細書で用いるように、定量的測定との関連で使用される用語「約」は、指示量の±10%、あるいは指示量の±5%もしくは±1%を意味する。
用語「薬学的に許容される塩」は、基礎となる化合物の生物学的効果および特性を保持し、生物学的にも他の点でも望ましくなくはない、本明細書で開示される化合物の塩を指す。酸付加塩(acid addition salt)および塩基付加塩(base addition salt)がある。薬学的に許容される酸付加塩は、無機および有機の酸で調製することができる。
薬学的に許容される塩(それぞれ、酸付加または塩基付加塩)を形成するための基礎となる化合物との反応に有益な酸および塩基は、当業者に公知である。同様に、基礎となる化合物(開示後)から薬学的に許容される塩を調製する方法は当業者に公知であり、例えば、Bergeら、Journal of Pharmaceutical Science、1977年1月、66巻、1号、および他の出典で開示される。
本明細書で用いるように、「薬学的に許容される担体」には、賦形剤または作用物質、例えば、溶媒、希釈剤、分散媒、コーティング、抗細菌および抗真菌剤、等張性および吸収遅延剤、ならびに開示される化合物にもその使用にも有害でないようなものなどが含まれる。薬学的に活性な物質の組成物を調製するためのそのような担体および作用物質の使用は、当技術分野で周知である(例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、Mace Publishing Co.、 Philadelphia、PA 第17版(1985年);およびModern Pharmaceutics、Marcel Dekker, Inc. 第3版(G.S. BankerおよびC.T. Rhodes編)を参照)。
用語「治療的有効量」および「有効量」は互換的に使用され、そのような処置を必要とする患者(例えば、ヒト)に1用量または複数用量で投与されるとき、下で規定される処置の実行に十分である化合物の量を指す。治療的有効量は、患者、処置される疾患、患者の体重および/もしくは年齢、疾患の重症度、または資格のある処方者もしくは介護者によって決定される投与様式によって異なる。
用語「処置」または「処置すること」は、以下の目的で化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを意味する:(i)疾患の開始を遅延させること、すなわち、疾患の臨床症状を起こさせないことまたはその発生を遅延させること;(ii)疾患を抑制すること、すなわち、臨床症状の発生を阻止すること;および/または(iii)疾患を軽減すること、すなわち、臨床症状またはその重症度の退行を引き起こすこと。
肝疾患
肝疾患は、疾患の期間に基づく、肝臓への急性または慢性の損傷である。肝損傷は、感染、傷害、薬物または毒性化合物、例えばアルコールまたは食物中の不純物への曝露、血液中の正常な物質の異常な蓄積、自己免疫過程、遺伝子欠損(ヘモクロマトーシスなど)または他の未知の原因により引き起こされ得る。例示的な肝疾患には、限定されずに、肝硬変、肝臓線維症、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、アルコール性脂肪肝炎(ASH)、肝臓虚血再かん流傷害、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)ならびにウイルス性およびアルコール性の肝炎を含む肝炎が含まれる。
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、アルコールによって引き起こされない、
肝臓細胞における余分な脂肪の蓄積である。NAFLDは、肝臓を膨潤させる(すなわち、脂肪肝炎)ことができ、それは次に時間とともに瘢痕化(すなわち、肝硬変)を引き起こすことができ、肝がんまたは肝不全に導くことができる。NAFLDは肝細胞における脂肪の蓄積によって特徴付けられ、メタボリックシンドロームの一部の態様(例えば、2型真性糖尿病、インスリン抵抗性、高脂血症、高血圧)にしばしば関連している。この疾患の頻度は、炭水化物に富むおよび高脂肪の食事の消費のためにますます一般的になっている。NAFLD患者のサブセット(約20%)は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を起こす。
脂肪肝疾患のサブタイプであるNASHは、NAFLDのより重度の形態である。それは、大滴性脂肪変性(macrovesicular steatosis)、肝細胞のバルーン変性(balloon degeneration)および/または肝臓の瘢痕化(すなわち、線維症)に最終的につながる炎症によって特徴付けられる。NASHと診断された患者は、進行したステージの肝臓線維症および最終的に肝硬変に進行する。末期疾患の肝硬変NASH患者のための現在の処置は、肝移植である。
別の一般的な肝疾患は、原発性硬化性胆管炎(PSC)である。それは、肝臓の内外の胆管に徐々に損傷を与える、慢性または長期の肝疾患である。PSC患者では、ブロックされた胆管により胆汁が肝臓に蓄積し、そこでそれは徐々に肝臓細胞に損傷を与え、肝硬変または肝臓の瘢痕化を引き起こす。現在では、PSCを治癒させる有効な処置がない。PSCを有する多くの患者は、疾患を診断されてから一般的に約10年後に、肝不全のために肝移植を最終的に必要とする。PSCは、胆管がんにつながることもある。
肝臓線維症は、ほとんどのタイプの慢性肝疾患において起こる、コラーゲンを含む細胞外マトリクスタンパク質の過剰な蓄積である。進行した肝臓線維症は肝硬変、肝不全および門脈圧亢進をもたらし、肝移植をしばしば必要とする。
方法
それを必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で開示される。活動的な肝疾患の存在は、血液中の高い酵素レベルの存在によって検出することができる。具体的には、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)の臨床的に容認された正常範囲より上の血中レベルは、進行中の肝損傷を示すことが知られている。医療処置の間の肝疾患の進行を測定するために、ALTおよびASTの血中レベルのための肝疾患患者の慣用的なモニタリングが臨床で使用される。高いALTおよびASTの容認された正常範囲内へ低減は、患者の進行中の肝損傷の重症度の低減を反映する臨床エビデンスとしてとられる。
ある特定の実施形態では、肝疾患は慢性肝疾患である。慢性肝疾患は肝実質の進行性の破壊および再生を含み、線維症および肝硬変につながる。一般に、慢性肝疾患は、ウイルス(B型肝炎、C型肝炎、サイトメガロウイルス(CMV)またはエプスタインバーウイルス(EBV)など)、有毒な薬剤または薬物(アルコール、メトトレキセートまたはニトロフラントインなど)、代謝疾患(非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、ヘモクロマトーシスまたはウイルソン病など)、自己免疫性疾患(例えば、自己免疫性慢性肝炎、原発性胆汁性胆管炎(以前には原発性胆汁性肝硬変として知られる)または原発性硬化性胆管炎、または他の原因(右心不全など)により引き起こされ得る。
一実施形態では、肝硬変のレベルを低減させる方法が本明細書で提供される。一実施形
態では、肝硬変は、線維症および結節性再生を伴う、正常な顕微鏡的小葉構造の喪失によって病理学的に特徴付けられる。肝硬変の程度を測定する方法は、当技術分野で周知である。一実施形態では、肝硬変のレベルは、約5%から約100%低減される。一実施形態では、肝硬変のレベルは、被験体において少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも50%、少なくとも約55%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、または少なくとも約95%低減される。
ある特定の実施形態では、肝疾患は、代謝性肝疾患である。一実施形態では、肝疾患は、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)である。NAFLDは、インスリン抵抗性およびメタボリックシンドローム(肥満、複合高脂血症、真性糖尿病(II型)および高血圧)と関連する。NAFLDは、一連の疾患活動を包含すると考えられ、肝臓における脂肪蓄積(肝臓脂肪症)として始まる。
肥満およびインスリン抵抗性が、おそらくNAFLDの疾患過程において強力な役割を演ずることが示されている。劣った食事に加えて、NAFLDはいくつかの他の公知の原因を有する。例えば、NAFLDは、ある特定の医薬品、例えばアミオダロン、抗ウイルス薬(例えば、ヌクレオシド類似体)、アスピリン(稀に小児におけるライエ症候群の部分として)、コルチコステロイド、メトトレキセート、タモキシフェンまたはテトラサイクリンにより引き起こされ得る。腹部における脂肪の堆積の増加を引き起こすことができる高フルクトースコーンシロップの存在を通して、NAFLDはソフトドリンクの消費にも関連づけられているが、スクロースの消費は(おそらくフルクトースへのその分解のために)類似の作用を示す。この感受性に関する2つの遺伝子変異が同定されているので、遺伝的特質も一役を担うことが知られている。
無処置のままだと、NAFLDは非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に発達することができ、それは、脂肪症が炎症および線維症と合併した状態である、NAFLDの最も極度の形態である。NASHは、肝臓の肝硬変の主因と考えられている。したがって、それを必要とする患者において非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で提供される。
それを必要とする患者において肝臓線維症を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法も本明細書で提供される。肝臓線維症は、ほとんどのタイプの慢性肝疾患において起こる、コラーゲンを含む細胞外マトリクスタンパク質の過剰な蓄積である。ある特定の実施形態では、進行した肝臓線維症は、肝硬変および肝不全をもたらす。肝臓組織学、例えば線維症の程度の変化、小葉の肝炎および門脈周囲の架橋状壊死を測定するための方法は、当技術分野で周知である。
一実施形態では、線維組織の形成、フィブロイドまたは線維の変性である肝臓線維症のレベルは、約90%より多く低減される。一実施形態では、線維組織の形成、フィブロイドまたは線維の変性である線維症のレベルは、少なくとも約90%、少なくとも約80%、少なくとも約70%、少なくとも約60%、少なくとも約50%、少なくとも約40%、少なくとも約30%、少なくとも約20%、少なくとも約10%、少なくとも約5%または少なくとも約2%低減される。
一実施形態では、本明細書で提供される化合物は、肝臓における線維形成のレベルを低
減する。肝臓の線維形成は、線維症として知られる、肝臓における過剰の細胞外マトリクス構成成分の堆積につながる過程である。それは、いくつかの状態、例えば、慢性のウイルス性B型肝炎およびC型肝炎、アルコール性肝疾患、薬物性肝疾患、ヘモクロマトーシス、自己免疫肝炎、ウイルソン病、原発性胆汁性胆管炎(以前は原発性胆汁性肝硬変として知られる)、硬化性胆管炎、肝臓住血吸虫病および他の状態で観察される。一実施形態では、線維形成のレベルは、約90%より多く低減される。一実施形態では、線維形成のレベルは、少なくとも約90%、少なくとも約80%、少なくとも約70%、少なくとも約60%、少なくとも約50%、少なくとも40%、少なくとも約30%、少なくとも約20%、少なくとも約10%、少なくとも約5%または少なくとも2%低減される。
さらに他の実施形態では、それを必要とする患者において原発性硬化性胆管炎(PSC)を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて患者に投与することを含む方法が本明細書で提供される。
NASHを有する患者は健康な患者より平均して約2.8歳高齢であることが後成的試験で観察されている。したがって、一実施形態では、NASHの処置のために有用な化合物は、NASHによる後成的年齢または加齢の影響を減速する、改善する、または逆転させるために有用だろう。別の実施形態では、NASHの処置のための併用療法、例えば、本明細書に開示されるACC阻害剤のFXRアゴニストとの組み合わせは、NASHによる加齢の影響の改善または逆転のために有用である可能性がある。
一実施形態では、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、組み合わせ製剤において一緒に、または別個の医薬組成物で投与することができ、ここで各阻害剤を任意の適する剤形で製剤化することができる。ある特定の実施形態では、本明細書で提供される方法は、ACC阻害剤および薬学的に許容される担体または賦形剤を含む医薬組成物ならびにFXRアゴニストおよび薬学的に許容される担体または賦形剤を含む医薬組成物を別々に投与することを含む。本開示による組み合わせ製剤は、ACC阻害剤およびFXRアゴニストを1つまたは複数の薬学的に許容される担体または賦形剤および必要に応じて他の治療剤と一緒に含む。有効成分を含有する組み合わせ製剤は、意図された投与方法に適するいかなる形態であってもよい。
ACC阻害剤
本明細書で開示される方法および医薬組成物のある特定の実施形態では、ACC阻害剤は、式(I)の構造を有する化合物:
または薬学的に許容されるその塩である。
本明細書で開示される方法および医薬組成物のある特定の実施形態では、ACC阻害剤は、式(II)の構造を有する化合物:
または薬学的に許容されるその塩である。
式(I)および式(II)の化合物は、当業者に公知である方法、例えば、PCT国際出願公開番号WO2013/071169に記載されるものを使用して合成することおよび特徴付けることができる。一実施形態では、ACC阻害剤は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩である。一実施形態では、ACC阻害剤は、式(II)の化合物または薬学的に許容されるその塩である。
FXRアゴニスト
本明細書で開示される方法および医薬組成物のある特定の実施形態では、FXRアゴニストは、式(III)の構造を有する化合物:
または薬学的に許容されるその塩である。
本明細書で開示される方法および医薬組成物のある特定の実施形態では、FXRアゴニストは、式(IV)の構造を有する化合物:
または薬学的に許容されるその塩である。
式(III)および式(IV)の化合物は、当業者に公知である方法、例えば、米国特許出願公開第2014/0221659号に記載されるものを使用して合成することおよび特徴付けることができる。
投薬および投与
有効成分は単独で投与することが可能であるが、下記のように医薬製剤または医薬組成物としてそれらを提供することが好ましいかもしれない。獣医学およびヒトでの使用のための本開示の製剤は、有効成分の少なくとも1つを、そのための1つまたは複数の許容さ
れる担体、および必要に応じて他の治療成分と一緒に含む。担体(複数可)は、製剤の他の成分に適合するという意味、およびそのレシピエントにとって生理的に無害であるという意味において「許容」されなければならない。
有効成分の各々は従来の担体および賦形剤で製剤化することができ、それらは通常の実施に従って選択される。錠剤は、賦形剤、流動促進剤(glidant)、充填剤、結合剤などを含有することができる。水性製剤は無菌形態で調製され、経口投与以外による送達が意図される場合には、一般的に等張性である。全ての製剤は、Handbook of Pharmaceutical Excipients(1986年)に示されるものなどの賦形剤を必要に応じて含有する。賦形剤には、アスコルビン酸および他の抗酸化剤、キレート剤、例えばEDTA、炭水化物、例えばデキストリン、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルメチルセルロース、ステアリン酸などが含まれる。製剤のpHは、約3から約11の範囲内であるが、通常は約7から10である。
有効成分の治療的有効量は、従来の用量漸増研究を使用して、熟練した臨床医が容易に決定することができる。一般的に、各有効成分は、0.01ミリグラムから1グラムまでの用量で投与される。一実施形態では、投薬量は、約10ミリグラムから450ミリグラムまでである。別の実施形態では、投薬量は、約25から約250ミリグラムまでである。別の実施形態では、投薬量は、約50または100ミリグラムである。一実施形態では、投薬量は、約100ミリグラムである。一実施形態では、20mgのACC阻害剤が投与される。具体的な実施形態では、20mgの式(II)の化合物が投与される。一実施形態では、30mgのFXRアゴニストが投与される。具体的な実施形態では、30mgの式(III)の化合物が投与される。有効成分は、1日につき1回、2回または3回投与することができることが意図される。さらに、有効成分は、週1回もしくは2回、2週に1回、3週に1回、4週に1回、5週に1回または6週に1回投与することができる。
有効成分のための医薬組成物には、上述の投与経路に適するものを含めることができる。製剤は単位剤形で都合よく提供することができ、薬学分野で周知の方法のいずれかによって調製することができる。技術および製剤は、Remington’s Pharmaceutical Sciences(Mack Publishing Co.、Easton、PA)に一般的に見出される。そのような方法は、有効成分を1つまたは複数の副成分を構成する担体と合わせるステップを含む。一般に、製剤は、有効成分を液体担体または微粉固体担体または両方と均一および緊密に合わせ、次に、必要に応じて生成物を成形することによって調製される。
経口投与に適する製剤は、有効成分の所定量を各々含有するカプセル剤、カシェ剤もしくは錠剤などの個別の単位として;粉末もしくは顆粒として;水性もしくは非水性液体中の溶液もしくは懸濁物として;または、水中油型の液体乳剤もしくは油中水型の液体乳剤として提供することができる。有効成分は、ボーラス、舐剤またはペーストとして投与することもできる。ある特定の実施形態では、有効成分は、皮下注射として投与されてもよい。
錠剤は、必要に応じて1つまたは複数の副成分と一緒に、圧縮または成形によって作製することができる。圧縮錠剤は、結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤または界面活性剤と必要に応じて混合した、粉末または顆粒などの易流動性の形態の有効成分を適する機械の中で圧縮することによって調製することができる。成形錠剤は、不活性の液体希釈剤で湿らせた粉末化有効成分の混合物を適する機械の中で成形することによって作製することができる。錠剤は、必要に応じてコーティングすることまたは刻みを付けることができ、必要に応じてそこからの有効成分の徐放または制御放出を提供するように製剤化される。
有効成分は、状態に適当な任意の経路によって投与することができる。適する経路には、経口、直腸、経鼻、局所(口内および舌下を含む)、膣および非経口(皮下、筋肉内、静脈内、皮内、髄腔内および硬膜外を含む)などが含まれる。好ましい経路は、例えばレシピエントの状態によって異なってもよいことが理解される。ある特定の実施形態では、有効成分は経口で生体利用可能であり、したがって、経口的に投薬することができる。一実施形態では、患者はヒトである。
本明細書で開示される方法において組み合わせで使用されるとき、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、単一の医薬組成物、例えば固定された用量の組み合わせで一緒に、または複数の医薬組成物で別々に(同時または逐次的に)投与することができる。ある特定の実施形態では、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、一緒に投与される。他の実施形態では、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、別々に投与される。一部の態様では、ACC阻害剤は、FXRアゴニストの前に投与される。一部の態様では、FXRアゴニストは、ACC阻害剤の前に投与される。別々に投与されるとき、ACC阻害剤およびFXRアゴニストは、同じまたは異なる送達経路によって患者に投与することができる。
医薬組成物
本開示の医薬組成物は、式(I)の化合物および式(II)の化合物または薬学的に許容されるその塩からなる群から選択される有効量のACC阻害剤、ならびに式(III)の化合物および式(IV)の化合物または薬学的に許容されるその塩からなる群から選択される有効量のFXRアゴニストを含む。
例えば経口使用のために使用されるとき、錠剤、トローチ剤、ロゼンジ、水性もしくは油性の懸濁物、分散性の粉末もしくは顆粒、乳剤、ハードもしくはソフトカプセル、シロップ剤またはエリキシル剤を調製することができる。経口使用を目的とする組成物は、医薬組成物の製造のための当技術分野で公知の任意の方法によって調製することができ、そのような組成物は、口に合う調製物を提供するために、甘味剤、矯味矯臭剤、着色剤および保存剤を含む、1つまたは複数の作用物質を含有することができる。錠剤の製造のために適する無毒の薬学的に許容される賦形剤と混合された有効成分を含有する錠剤が、許容される。これらの賦形剤は、例えば、不活性の希釈剤、例えば、炭酸カルシウムまたは炭酸ナトリウム、ラクトース、ラクトース一水和物、クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、リン酸カルシウムまたはリン酸ナトリウム;顆粒化および崩壊剤、例えば、トウモロコシデンプンまたはアルギン酸;結合剤、例えば、セルロース、微結晶性セルロース、デンプン、ゼラチンまたはアラビアゴム;ならびに、潤滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルクであってよい。錠剤はコーティングされなくてもよく、または、胃腸管で崩壊および吸着を遅延させ、それによってより長い期間の持続作用を提供するために、マイクロカプセル化を含む公知の技術によってコーティングされてもよい。例えば、時間遅延材料(time delay material)、例えば、モノステアリン酸グリセリルまたはジステアリン酸グリセリルを単独で、またはワックスと一緒に用いることができる。
経口使用のための製剤は、有効成分が不活性の固体希釈剤、例えばリン酸カルシウムもしくはカオリンと混合されるハードゼラチンカプセルとして、または、有効成分が水もしくは油媒体、例えば落花生油、流動パラフィンもしくはオリーブ油と混合されるソフトゼラチンカプセルとして提供することもできる。
本開示の水性懸濁物は、水性懸濁物の製造に適する賦形剤と混合させた活性材料を含む。そのような賦形剤には、懸濁剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニ
ルピロリドン、トラガカントゴムおよびアラビアゴム、ならびに、分散または湿潤剤、例えば天然に存在するホスファチド(例えば、レシチン)、アルキレンオキシドと脂肪酸の縮合生成物(例えば、ステアリン酸ポリオキシエチレン)、エチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールの縮合生成物(例えば、ヘプタデカエチレンオキシセタノール)、エチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトール無水物に由来する部分エステルの縮合生成物(例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)が含まれる。水性懸濁物は、例えばエチルまたはn−プロピルp−ヒドロキシベンゾエートなどの1つまたは複数の保存剤、1つまたは複数の着色剤、1つまたは複数の矯味矯臭剤、および例えばスクロースまたはサッカリンなどの1つまたは複数の甘味剤を含むこともできる。
植物油、例えば落花生油、オリーブ油、胡麻油もしくはヤシ油に、または例えば流動パラフィンなどの鉱油に有効成分を懸濁することによって、油性懸濁物を製剤化することができる。油性懸濁物は、例えば蜜蝋、固形パラフィンまたはセチルアルコールなどの増粘剤を含有することができる。口に合う経口調製物を提供するために、例えば上に示すものなどの甘味剤、および矯味矯臭剤を添加することができる。これらの組成物は、例えばアスコルビン酸などの抗酸化剤の添加によって保存することができる。
水の添加による水性懸濁物の調製に適する本開示の分散性粉末および顆粒は、分散剤または湿潤剤、懸濁剤および1つまたは複数の保存剤と混合させた有効成分を提供する。適する分散剤または湿潤剤、および懸濁剤は、上で開示されるものによって例示される。さらなる賦形剤、例えば甘味剤、矯味矯臭剤および着色剤が存在してもよい。
本開示の医薬組成物は、水中油型乳剤の形態であってもよい。油相は、例えばオリーブ油または落花生油などの植物油、例えば流動パラフィンなどの鉱油、またはこれらの混合物であってよい。適する乳化剤には、天然に存在するゴム、例えばアラビアゴムおよびトラガカントゴム、天然に存在するホスファチド、例えばダイズレシチン、脂肪酸およびヘキシトール無水物に由来するエステルまたは部分エステル、例えばソルビタンモノオレエート、ならびにエチレンオキシドとのこれらの部分エステルの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートが含まれる。乳剤は、甘味剤および矯味矯臭剤を含有することもできる。シロップ剤およびエリキシル剤は、例えばグリセロール、ソルビトールまたはスクロースなどの甘味剤で製剤化することができる。そのような製剤は、粘滑薬、保存剤、矯味矯臭剤または着色剤を含有することもできる。
本開示の医薬組成物は、例えば無菌の注射可能な水性または油性の懸濁物などの、無菌の注射可能な調製物の形態であってよい。この懸濁物は、上で言及されている適する分散剤または湿潤剤および懸濁剤を使用する公知の技術によって製剤化することができる。無菌の注射可能な調製物は、例えば1,3−ブタンジオール中の溶液などの無毒の非経口的に許容される希釈剤もしくは溶媒中の無菌の注射可能な溶液もしくは懸濁物であってもよいか、または凍結乾燥粉末として調製されてもよい。用いることができる許容されるビヒクルおよび溶媒には、水、リンガー液および等張性の塩化ナトリウム溶液がある。さらに、溶媒または懸濁媒体として、無菌の不揮発性油を従来通り用いることができる。この目的のために、合成のモノまたはジグリセリドを含む、任意の刺激の少ない不揮発性油を用いることができる。さらに、注射剤の調製において、例えばオレイン酸などの脂肪酸を同様に使用することができる。
単一の剤形を生成するために担体材料と組み合わせることができる有効成分の量は、処置する宿主および特定の投与様式、例えば経口投与または皮下注射によって異なる。例えば、ヒトへの経口投与のために意図される時限放出製剤は、概ね1から1000mgの活性材料を、全組成物の約5から約95%(重量:重量)まで変動してよい適当な、および好都合な量の担体材料と混合されて含有することができる。投与のために容易に測定可能
な量を提供するように、医薬組成物を調製することができる。例えば、約30mL/時間の速度での適する体積の注入ができるように、静脈内注入のために意図される水溶液は、溶液1ミリリットルにつき約3から500μgの有効成分を含有することができる。皮下投与のために製剤化されるとき、製剤は、一般的に約2から約4カ月の期間にわたって1カ月につき約2回投与される。
非経口投与のために適する製剤には、抗酸化剤、緩衝液、静菌薬、および製剤を、意図されるレシピエントの血液と等張性にする溶質を含有することができる、水性および非水性の無菌注射溶液;ならびに、懸濁剤および増粘剤を含むことができる、水性および非水性の無菌懸濁物が含まれる。
製剤は、単位用量または多回用量容器、例えば、密封アンプルおよびバイアルで提供することができ、使用直前に無菌の液体担体、例えば注射用水を添加するだけでよい、フリーズドライ(凍結乾燥)状態で保存することができる。即席の注射溶液および懸濁物は、前記の種類の無菌の粉末、顆粒および錠剤から調製される。好ましい単位投薬製剤は、本明細書で上に挙げたような、有効成分の1日用量または単位1日部分用量(sub−dose)、またはその適当な部分を含有するものである。
(実施例1 NASHのマウスモデルにおける有効性)
以下の研究は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)のマウスモデルにおいて、モデルにおける単独の個々の薬剤の有効性と比較した、ACC阻害剤およびFXRアゴニストの組み合わせの有効性を評価するために実行した。NASHは、合計6カ月間の飽和脂肪、コレステロールおよび糖分の高い「ファーストフード」食(FFD)の慢性投与によって雄C57BL/6マウスにおいて誘導し、痩せ型(lean)対照動物は、通常の固形飼料食で維持した。NASH表現型は6カ月後に対照マウスと比較してFFDマウスにおいて確立され、大滴性脂肪変性、高いALTおよびAST、ならびに肝臓星細胞の活性化に関連した転写物の増加したレベルによって特徴付けられた。Charlton Mら、「Fast food diet mouse: novel small animal
model of NASH with ballooning, progressive fibrosis, and high physiological fidelity to the human condition」。American Journal of Physiology。Gastrointestinal and Liver Physiology 2011年;301巻(5号):G825〜34頁を参照。
5カ月後、FFDマウスをプラセボ(ビヒクル)、ACC阻害剤(式(I))、FXRアゴニスト(式(III))または式(I)および式(III)の組み合わせによってその後1カ月間処置した。対照マウスは、6カ月の全試験期間の間、通常の固形飼料食のままであった。エンドポイント分析は、肝臓トリグリセリド、血漿中ALTの生化学的定量化、ならびに肝臓における線維症促進転写物Timp1およびCol1A1の測定を含んだ。
方法
動物
この研究では、雄C57CL/6マウス(試験開始時12週齢)を使用した。動物を試験するために使用した全ての手順は、米国農務省のAnimal Welfare Act(9CFRパート1、2および3);Guide for the Care and
Use of Laboratory Animals(Institute for
Laboratory Animal Research、The National
Academies Press、Washington, D.C.);およびNational Institutes of Health、Office of Laboratory Animal Welfareに従った。
FFDマウスモデルのための生存中の実験プロトコール
実験設計を、表1に示す。試験動物に、標準の固形飼料食(Harlan Teklad Global Diets 2014、TD2014)または市販されている高脂肪、高コレステロール食(Research Diets Inc、DB12079B)(FFD)を投与した。FFDを受けた動物は、以下の通りに配合された飲料水中のフルクトース/グルコースを投与された:23.1gフルクトース(Sigma、F2543)および17.2gのグルコース(Sigma、49158)を、1000mLの飲料水に混合した。
研究の最終月の間(5カ月目〜6カ月目)、式(I)の化合物または式(III)の化合物を単独で、または式(I)および式(III)の化合物の組み合わせを投与した。式(I)の化合物および式(III)の化合物は、逆浸透水中の0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム(中間粘度)、1w/w%エタノール、98.5w/w%の50mMトリス緩衝液、pH8、に製剤化した。式(I)の化合物は0.1または0.2mg/mLで製剤化し、表1に提供した用量で与え、式(III)の化合物は2mg/mLで製剤化し、表1に提供した用量で与えた。
PO投薬の7日前に開始して、群1〜6の動物は、1日2回ビヒクルを偽投薬した。偽投薬は、動物を経口胃管栄養用量投与に順応させるように設計されていた。試験の1日目に開始して、全ての用量群の動物は、1日に3回投薬した;化合物を含有しない製剤(群1、ビヒクル)または下で(表1)概説される適当な化合物を含有する同じ体積の製剤を、AM(7:00+/−1時間)に2回逐次的に、および夕方(19:00+/−1時間)に1回、28日間(29日目の投薬まで)。各群を2つに分け、29日目に半分は用量の2時間後に屠殺し、半分は用量の8時間後に屠殺した。
マウスの肝臓からのトリグリセリドの定量化
組織抽出:マウス肝臓組織試料(25±10mg、凍結状態で正確に秤量する)をホモジナイズし、トリアシルグリセリド分画ならびに遊離のおよびエステル化されたコレステロール分画を有機相に抽出する水不混和性の有機溶媒混合物で抽出した。遠心分離の後、
トリアシルグリセリド、コレステロールおよびコレステロールエステルを含有する有機上層のアリコートを、エタノールで10倍または25倍に希釈した。この希釈物の2つの別個のアリコートをとった。1つのアリコートはトリアシルグリセリドについて分析し、第2のアリコートは全コレステロール決定のために使用した。
トリアシルグリセリド決定:トリアシルグリセリド決定のために、25倍希釈物(または、低トリアシルグリセリド含有量を有する試料の場合は希釈なし)の1つのアリコートは、窒素ストリームの下で蒸発させた。乾燥抽出物は、超音波処理の下でのPBS溶液中の0.1%ドデシル硫酸ナトリウムで、続いてトリアシルグリセリド決定試薬(Infinity(商標)トリグリセリド液体安定試薬、Thermo Scientific、製品データシート、Infinity(商標)、トリグリセリド液体安定試薬)との混合によって段階的に再構成した。
この試薬溶液は、いくつかの酵素、補因子および発色試薬4−アミノアンチピリンを含有した。この試薬によるトリアシルグリセリド(TAG)の決定は、以下の通り、Wako、製品データシート、トリアシルグリセリド−GコードNo.997−69801、Wako Pure Chemical Industries Ltd.、Dallas、TX、の方法、ならびにMcGowanら(McGowan, MWら、Clin. Chem1983年:29巻:538頁)およびFossatiら(Fosseti, P. Prenciple L. Clin Chem.1982年:28巻:2077〜80頁)による改変に基づいた:
1.トリグリセリドは、リパーゼによって遊離脂肪酸およびグリセロールに酵素的に加水分解される。
2.グリセロールは、グリセロールキナーゼ(GK)を用いてアデノシン三リン酸(ATP)によってリン酸化され、グリセロール−3−リン酸およびアデノシン二リン酸を生成する。
3.グリセロール−3−リン酸はグリセロールリン酸オキシダーゼによってジヒドロキシアセトンリン酸(DAP)によって酸化され、過酸化水素(H)を生成する。
4.ペルオキシダーゼによって触媒されるTrinderタイプの呈色反応では、Hは、4−アミノアンチピリン(4−AAP)および3,5−ジクロロ−2−ヒドロキシベンゼンスルホネート(DHBS)と反応して、赤色色素を生成する。この色素の吸光度は、試料中に存在するトリグリセリドの濃度に比例する。
37℃で30分間のトリアシルグリセリド決定試薬とのインキュベーションの後、試料をマイクロタイタープレートに移し、マイクロプレートリーダー(SpectraMax
M2、Molecular Devices)で吸光度を540nmで測定する。定量化は、トリアシルグリセリド参照標準としてグリセリルトリオレエート(トリオレイン)を使用した、強化された較正標準から生成された線形最小二乗回帰分析を使用して実行した。較正標準試料は、組織試料と同じ抽出およびインキュベーションステップを通してとった。重量補正および濃度計算は、Microsoft Excel(登録商標)2013を使用して実行した。最終組織含有量は、肝臓組織1gあたりのμmolトリアシルグリセリド(TAG)で与えられた。
ALT
末期の剖検で血清を全てのマウスから収集した。血清ALTは、ピリドキサール−5’−リン酸によってピルビン酸塩によって測定し、Cobas Hitachi 6000
Chemistry System、Roche Diagnosticsで分析した。
遺伝子発現
溶解およびRNA抽出のために、凍結左側葉の概ね100mgのかたまりを、DC3 Therapeutics,LLCに送った。RNA転写物を測定するために、nCounterマスターキット(NanoString)に含まれる全試薬および消耗品でNanoStringアッセイを製造業者の指示に従って実行した。簡潔には、110個の肝臓線維症関連遺伝子および6つの対照ハウスキーピング遺伝子(表2)を標的にするカラーコードリポータープローブを、予熱した65℃サーモサイクラーの中でハイブリダイゼーション緩衝液および捕捉プローブを含む反応において100ngのRNA試料と16から22時間、一晩ハイブリダイズさせた。インキュベーションの後、試料をプレップステーションに置き、そこでは、過剰なプローブを除去し、プローブ−転写物複合体をストレプトアビジンでコーティングされたカートリッジの上に固定化した。最後に、カートリッジをnCounter Digital Analyzer(NanoString Technologies、Seattle、WA)で画像化した。全ての転写物は、nSover 3.0ソフトウェアによって6つのハウスキーピング遺伝子(B2m、Hprt、Pgk1、Rpl13a、Rpn1およびSfrs4)の幾何平均に正規化した。
結果
実施例1は、ACC阻害剤およびFXRアゴニストを組み合わせた処置が、NASHのマウスモデルにおいて単独で投与されるいずれの薬剤より大きな有効性をもたらすことを実証する。詳細には、図1は、個々の薬剤と比較して式(I)の化合物および式(III)の化合物の組み合わせによる肝臓トリグリセリドの有意な低減を示し、図2は、個々の薬剤と比較して式(I)の化合物および式(III)の化合物の組み合わせによる血清ALTの有意な低減を示し、図3および図4は、個々の薬剤と比較して式(I)の化合物および式(III)の化合物の組み合わせによるCol1a1およびTimp1の肝臓発現の有意な低減をそれぞれ示す。
(実施例2 NASHのラットモデルにおける有効性)
以下の研究は、線維症を伴う非アルコール性脂肪肝炎(NASH)のげっ歯動物モデルにおいて、モデルにおける単独の個々の薬剤の有効性と比較した、ACC阻害剤およびFXRアゴニストの組み合わせの有効性を評価するために実行した。このモデルでは、線維症を伴うNASHは、コリン欠乏高脂肪食(CDHFD)の投与によって雄ウィスターラットにおいて誘導した。
動物
雄ウィスター(Crl:Wi(Han))ラット(到着時8〜9週齢)をCharles River、Raleigh、NCから得て、現在の研究で使用した。この研究は、Animal Welfare Act規則(連邦行政命令集、タイトル9)の最終規則の全ての適用可能なセクション、Office of Laboratory Animal WelfareからのPublic Health Service Policy on Humane Care and Use of Laboratory Animals、およびNational Research CouncilからのGuide for the Care and Use of Laboratory Animalsに従った。
ビヒクル調製
脱イオン水の中のビヒクル、w/v50mMトリス緩衝液pH8を使用前に調製し、2〜8℃を維持するように設定した冷蔵庫に保存した。1Lを調製するために、800mLの熱水(約80℃)を適当な容器に加え、激しい渦が形成されるまで激しく撹拌した。5.0グラムのメチルセルロースナトリウムをボルテックスで撹拌しながらカルボキシメチルセルロースナトリウムに徐々に加えた。全てのカルボキシメチルセルロースが溶解するまで撹拌を継続し、溶液を周囲温度まで冷却した。5.12gのトリスHClを、容器に加えた。2.12gのトリス塩基を、容器に加えた。10gのエタノールを、容器に加えた。構成成分を概ね15分間撹拌して、全ての固体を確実に溶解した。弱く混合しながら、QS水を1Lまで加えた。
試験設計
食事は自由摂食とし、表3に概説したように、標準食(5CR4)を受けた群1、対照固形飼料群を除いて、試験の1日目に全ての試験動物はコリン欠乏、高脂肪、高コレステロール食(CDHFD;Research Diets、A16092003)を与えられた。屠殺の日、肝臓を採取してパラフィン包埋し、血漿を収集して冷凍した。屠殺日に、動物は投薬されなかった。
組織はReno、NevadaのCharles Riverによって収集され、Hayward、CAのHisto−tecにおいて処理およびパラフィン包埋され、その後Foster CityのGilead Sciencesに送付された。試料は5μmの切片にし、以降の染色のために切片をガラススライドの上にマウントした。
ピクロシリウスレッド染色:切片は0.2%リンモリブデン酸(EMS、Cat#26
357−01)で前処理し、次に室温で1時間、飽和ピクリン酸溶液(EMS、Cat#26357−02)の中の0.1%(w/v)Sirius Red 88−89−1にその後インキュベートした。これの後に、0.01N HCl(EMS、Cat#26357)の中での分染および段階的なアルコールでの脱水が続いた。
ピクロシリウスレッド(PSR)染色スライドの全スライド画像を、ライカAT2スキャナを40×倍率で使用して捕捉した。デジタルスライド画像をスキャン品質についてチェックし、注釈を付け、ライカデジタル画像ハブアーカイブの中の適当なネットワークフォルダにエクスポートした。PSRの程度および強度を決定するために、Visiopharm画像分析ソフトウェア(Visiopharm、Hoersholm、Denmark)を使用して全スライド画像の上で定量的画像分析を実行した。PSRで染色された全面積を測定し、染色された肝臓全面積の百分率で表した。結果を、図7に示す。
α−SMA:各々5分間のキシレンの3回の交換で切片を脱パラフィンし、その後、各々3分間の100%EtOHの3回の交換、95%EtOHの1回の交換、80%EtOHの1回の交換;続いて蒸留水での逐次的な2回のリンスで再湿潤化させた。切片は、次にPeroxidazed 1(Biocare Medical、Cat#PX968)内因性ペルオキシダーゼブロッカーの中で5分間インキュベートし、蒸留水でリンスした。Decloaking Chamber NxGen(Biocare Medical、Cat#DC2012)でReveal Decloaker(Biocare Medical、Cat#RV1000M)を使用して95℃で40分間熱誘導エピトープ回復を次に実行し、続いて、回復緩衝液の蒸留水との交換によって徐々に冷却し、トリス緩衝食塩水(TBS)の中に置いた。以下のステップにより、Intellipath
autostainer(Biocare Medical、Cat#IPS0001)を使用して調製スライドの上で免疫組織化学を実行した:
1. 300μLのBackground Punisher(Biocare Medical、Cat#IP974G20)をスライドに適用して10分間インキュベートし;TBS洗浄がそれに続く。
2. Da Vinci Green希釈剤(Biocare Medical、Cat#PD900L)に1:50に希釈した、マウスモノクローナルSMA、クローン1A4の一次抗体(Biocare Medical、Cat#CM001)300μLを適用する。室温で30分間インキュベートし;TBS洗浄がそれに続く。
3. Mouse on Rat HRPポリマー(Biocare Medical、Cat#MRT621H)300μLを適用し、30分間インキュベートし;TBS洗浄がそれに続く。
4. DSBの調製:1滴のDSB色素原/1mlの基質緩衝液(Biocare Medical、それぞれCat#BRI4014C/BRI4013)。300μLのDeep Space Black(DSB)色素原を5分間適用し;蒸留水洗浄がそれに続く。
5. Nuclear Fast Red(Biocare Medical、Cat#STNFRLT)で1分間対比染色し;蒸留水洗浄がそれに続く。
スライドを機器から取り出し、組織学グレードの段階的アルコールからキシレンまでの系列を通して脱水し、カバーガラスを載せた。
α−SMA染色スライドの全スライド画像を、ライカAT2スキャナを40×倍率で使用して捕捉した。デジタルスライド画像をスキャン品質についてチェックし、注釈を付け、ライカデジタル画像ハブアーカイブの中の適当なネットワークフォルダにエクスポートした。α−SMAの程度および強度を決定するために、Visiopharm画像分析ソフトウェア(Visiopharm、Hoersholm、Denmark)を使用して
全スライド画像の上で定量的画像分析を実行した。α−SMAで染色された全面積を測定し、染色された肝臓全面積の百分率で表した。
血漿TIMP−1 ELISA:血漿TIMP−1の濃度は、市販のラットTIMP−1特異的ELISAキット(R&D Systems、Minneapolis、MN、Cat#RTM100)を使用して二連で決定した。わずかに改変した製造業者の仕様書により、TIMP−1を血漿でアッセイした。マウス抗TIMP−1で予めコーティングしたELISAプレートウェルに、緩衝液RD1−21(50μl)を加えた。ELISAの前に、ラットTIMP−1の7点標準曲線(NS0発現組換えTIMP−1:2400〜37.5pg/mL)を作成し、血漿試料を緩衝液RD5−17で1:20に希釈した。RD1−21を含有するウェルに試料および標準(各々50μl)を二連で加え、オービタルプレート振盪機(300rpm)の上で2時間インキュベートした(室温)。抗原捕捉の後、自動プレート洗浄機を使用してプレートを洗浄緩衝液で5回洗浄した(350μL/ウェル/洗浄)。洗浄の後、各ウェルにラットTIMP−1コンジュゲート(100μl)を加え、オービタルプレート振盪機(300rpm)の上でプレートを2時間インキュベートした(室温)。プレートを次に5回洗浄し、基質溶液(100μl)を各ウェルに加えた。遮光下で30分間、プレートを室温でインキュベートした。最後に、停止溶液(100μl)を各ウェルに加えた。SpectraMax190マイクロプレートリーダー(Molecular Devices、Sunnyvale CA)の上で、光学密度(O.D.)吸光度を450nmで直ちに決定した。各標準および試料のための相対O.D.をブランク試料に対してバックグラウンド補正し、TIMP−1濃度へのO.D.の変換のための標準曲線を、4パラメーター曲線あてはめ方法を使用して作成した。未知試料のTIMP−1濃度は、20の希釈係数を使用したSoftMax Pro5ソフトウェアを使用して決定した。結果を、図7に示す。
血漿PIIINP:血漿PIIINP濃度は、市販のラットプロコラーゲンIII N末端プロペプチド(PIIINP)ELISAキット(Biomatik、Wilmington、DE、Cat#EKU06788)を使用して、二連で決定した。わずかに改変した製造業者の仕様書により、PBSに50倍希釈した血漿でPIIINPをアッセイした。標準の希釈剤で再構成した標準ストックから、7つの標準(2,000pg/mL、1,000pg/mL、500pg/mL、250pg/mL、125pg/mL、62.5pg/mL、31.2pg/mL)を調製した。各100μLの標準、ブランクおよび試料を適当なウェルに加えた。プレートをプレートシーラーで覆い、37℃で1時間インキュベートした。各ウェルから液体を取り出した後、検出試薬A作業用溶液の100μLを各ウェルに加え、プレートシーラーで覆い、次に37℃で1時間インキュベートした。1×洗浄液の350μLでウェルを洗浄して、1〜2分の間静置することを3回行った。最後の洗浄の後、デカントし、吸収紙で吸い取ることによって、残りのいかなる洗浄緩衝液も除去した。検出試薬B作業用溶液の100μLを次に各ウェルに加え、プレートシーラーでプレートを覆い、37℃で30分間インキュベートした。吸引/洗浄工程は、合計5回繰り返した。基質溶液の90μLを各ウェルに加え、新しいプレートシーラーでプレートを覆い、遮光下の37℃で10〜20分間インキュベートした。基質溶液の添加によって液体は青色になった。最後に、50μLの停止溶液を各ウェルに加えた。液体は、次に黄色に変化した。プレートの側面を軽くたたくことによって、液体を混合する。SpectraMax190マイクロプレートリーダー(Molecular Devices、Sunnyvale CA)の上で、光学密度(O.D.)吸光度を450nmで直ちに決定した。各標準および試料のための相対O.D.をブランク試料に対してバックグラウンド補正し、PIIINP濃度へのO.D.の変換のための標準曲線を、4パラメーター曲線あてはめ方法を使用して作成した。未知試料のPIIINP濃度は、50の希釈係数を使用したSoftMax Pro5ソフトウェアを使用して決定した。結果を、図9に示す。
血漿ヒアルロン酸(HA)アッセイ:血漿HA濃度は、市販のHA Test Kit(Corgenix,Inc.、Broomfield、CO、Cat#029−001)を使用して、二連で決定した。わずかに改変した製造業者の仕様書により、HAを血漿でアッセイした。アッセイの前に、HA参照溶液(800〜12.5ng/mL)の7点標準曲線を作成し、各参照試料および血漿試料を、10部の反応緩衝液に対して1部で希釈した(300μl反応緩衝液に対して30μlの参照/試料)。HA結合性タンパク質(HABP)で予めコーティングしたマイクロプレートウェルに試料および標準(100μl)を二連で加え、オービタルプレート振盪機(300rpm)の上で60分間インキュベートした(室温)。抗原捕捉の後、自動プレート洗浄機を使用してプレートをPBSで4回洗浄した(350μL/ウェル/洗浄)。洗浄の後、各ウェルにHRPコンジュゲートHABP(100μl)を加え、オービタルプレート振盪機(300rpm)の上でプレートを30分間インキュベートした(室温)。プレートを次に4回洗浄し、1成分基質溶液(100μl)を各ウェルに加えた。遮光下で30分間、プレートを室温でインキュベートした。最後に、停止溶液(100μl)を各ウェルに加えた。SpectraMax190マイクロプレートリーダー(Molecular Devices、Sunnyvale CA)の上で、光学密度(O.D.)吸光度を450nmで直ちに決定した。各標準および試料のための相対O.D.をブランク試料に対してバックグラウンド補正し、HA濃度へのO.D.の変換のための標準曲線を、4パラメーター曲線あてはめ方法を使用して作成した。希釈していない未知試料のHA濃度は、SoftMax Pro5ソフトウェアを使用して決定した。結果を、図8に示す。
結果
実施例2は、ACC阻害剤およびFXRアゴニストを組み合わせた処置が、NASHのラットモデルにおいて単独で投与されるいずれの薬剤より大きな有効性をもたらすことを実証する。詳細には、図5〜9は、ビヒクルと比較して式(I)の化合物および式(III)の化合物の組み合わせによる、ピクロシリウス陽性面積のパーセント、α−SMA陽性面積のパーセントを含む線維症のマーカー、ならびに線維症に関連した3つの血漿マーカー、TIMP1、HAおよびPIIINPの有意な低減を示す。図6および図9は、個々の薬剤と比較して式(I)の化合物および式(III)の化合物の組み合わせによる、α−SMAおよびPIIINPの有意な低減をそれぞれ示す。
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
肝疾患の処置および/または予防を必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて前記患者に投与することを含み、前記ACC阻害剤は、式(I):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(III):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、方法。
(項2)
肝疾患の処置および/または予防を必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて前記患者に投与することを含み、前記ACC阻害剤は、式(I):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(IV):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、方法。
(項3)
肝疾患の処置および/または予防を必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて前記患者に投与することを含み、前記ACC阻害剤は、式(II):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(III):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、方法。
(項4)
肝疾患の処置および/または予防を必要とする患者において肝疾患を処置および/または予防する方法であって、治療的有効量のACC阻害剤を治療的有効量のFXRアゴニストと組み合わせて前記患者に投与することを含み、前記ACC阻害剤は、式(II):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(IV):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、方法。
(項5)
前記ACC阻害剤および前記FXRアゴニストが一緒に投与される、上記項1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項6)
前記ACC阻害剤および前記FXRアゴニストが別々に投与される、上記項1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項7)
前記肝疾患が非アルコール性脂肪肝炎(NASH)である、上記項1から6のいずれか一項に記載の方法。
(項8)
治療的有効量のACC阻害剤、治療的有効量のFXRアゴニスト、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって;前記ACC阻害剤は、式(I):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(III):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、医薬組成物。
(項9)
治療的有効量のACC阻害剤、治療的有効量のFXRアゴニスト、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって;前記ACC阻害剤は、式(I):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(IV):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、医薬組成物。
(項10)
治療的有効量のACC阻害剤、治療的有効量のFXRアゴニスト、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって;前記ACC阻害剤は、式(II):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(III):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、医薬組成物。
(項11)
治療的有効量のACC阻害剤、治療的有効量のFXRアゴニスト、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって;前記ACC阻害剤は、式(II):

の化合物または薬学的に許容されるその塩であり;
前記FXRアゴニストは、式(IV):

の化合物または薬学的に許容されるその塩である、医薬組成物。

Claims (1)

  1. 明細書に記載の発明
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