JP2020049907A - パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置 - Google Patents

パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020049907A
JP2020049907A JP2018184604A JP2018184604A JP2020049907A JP 2020049907 A JP2020049907 A JP 2020049907A JP 2018184604 A JP2018184604 A JP 2018184604A JP 2018184604 A JP2018184604 A JP 2018184604A JP 2020049907 A JP2020049907 A JP 2020049907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink cartridge
electrode
housing
pad electrodes
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018184604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7242231B2 (ja
Inventor
隆史 福島
Takashi Fukushima
隆史 福島
大橋 哲也
Tetsuya Ohashi
哲也 大橋
小瀧 靖夫
Yasuo Kotaki
小瀧  靖夫
井上 良二
Ryoji Inoue
良二 井上
久保 浩一
Koichi Kubo
浩一 久保
直純 鍋島
Naozumi Nabeshima
直純 鍋島
洋紀 村上
Hiroki Murakami
洋紀 村上
岳穂 宮下
Takeho Miyashita
岳穂 宮下
恭介 長岡
Kyosuke Nagaoka
恭介 長岡
議靖 永井
Noriyasu Nagai
議靖 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018184604A priority Critical patent/JP7242231B2/ja
Priority to US17/272,588 priority patent/US11565530B2/en
Priority to CN201980062985.1A priority patent/CN112770913B/zh
Priority to EP19794713.8A priority patent/EP3856523A1/en
Priority to PCT/JP2019/039030 priority patent/WO2020067581A1/en
Publication of JP2020049907A publication Critical patent/JP2020049907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7242231B2 publication Critical patent/JP7242231B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • B41J2/17523Ink connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17526Electrical contacts to the cartridge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インクカートリッジを記録装置に装着する際に、その装着力が強いと、記録装置の接続端子とインクカートリッジのパッド電極の接触が良好でない場合がある。従来技術を改良した、新規なパッド電極を有する部材を提供する。【解決手段】複数のパッド電極27と、筐体とを有する部材であって、前記複数のパッド電極は、前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動して前記筐体の側面から突出可能となるように前記筐体に取り付けられていることを特徴とする部材。【選択図】図6

Description

本発明は、パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、及びインクカートリッジを装着する記録装置に関するものである。
インクジェットプリンタやレーザービームプリンタといった記録装置として、パッド電極を備えた電極部を有する部材(例えばインクカートリッジ)が装着される記録装置がある。このような部材を記録装置に装着すると、部材のパッド電極が記録装置側の電気接続部と電気的に接続可能な状態となる。
特許文献1には、メモリ素子を有する回路基板(パッド電極)が設けられたインクカートリッジが記載されている。このインクカートリッジを記録装置に装着すると、記録装置が有する接続端子とインクカートリッジが有するパッド電極とが、電気的に接続可能な状態となる。
特開2008−273173号公報
本発明者らの検討によれば、特許文献1に記載のインクカートリッジを記録装置に装着する際に、その装着力が強いと、記録装置の接続端子とインクカートリッジのパッド電極の接触が良好でない場合がある。
即ち、従来の技術においては、パッド電極を有する部材(インクカートリッジ)や、部材を装着する記録装置について、改良の余地がある。
代表的な構成は以下の通りである。
複数のパッド電極と、筐体とを有する部材であって、前記複数のパッド電極は、前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動して前記筐体の側面から突出可能となるように前記筐体に取り付けられている。
従来技術を改良した、新規なパッド電極を有する部材が提供される。また、従来技術を改良した、新規なインクカートリッジ、及び記録装置が提供される。
インクジェットプリンタの構成を示す図。 装着部の構成を示す図。 装着部の電気接続部の周辺の構成を示す図。 装着部の電気接続部の周辺の構成を示す図。 装着部の電気接続部の周辺の構成を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 電極部ユニットの構成を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 装着部の電気接続部の周辺の構成を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 パッド電極の移動の様子を示す図。 インクカートリッジの装着の様子を示す図。 装着部の電気接続部の周辺の構成を示す図。
以下、本発明に係る部材、インクカートリッジ、及び記録装置の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。尚、以下の各実施形態は、本発明を実施するための好適な一例であり、本発明はこれらの構成に限定されるものではない。また、各実施形態に記載された内容は、記載内容の一部を組み合わせることができる。
[第1の実施形態]
最初に、記録装置としてインクジェットプリンタを用い、部材としてインクカートリッジを用いる例を説明する。
<記録装置>
(全体構成)
記録装置の一例であるインクジェットプリンタ1(以下、記録装置1)の全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、記録装置1の内部構成図である。図1において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列する方向、z方向は重力方向(鉛直方向)をそれぞれ示す。尚、図1に示すx方向、y方向、z方向については、図1以降の図面においても同様の意味で用いる。例えば、図2で示すx方向、y方向、z方向は、それぞれ図1で示すx方向、y方向、z方向と一致する方向である。
記録装置1は、プリント部2と、プリント部2の上方にスキャナ部3を備える複合機であり、記録動作と読取動作に関する様々な処理を、プリント部2とスキャナ部3で個別にあるいは連動して実行することができる。スキャナ部3は、ADF(オートドキュメントフィーダ)とFBS(フラットベッドスキャナ)を備えており、ADFで自動給紙される原稿の読み取りと、ユーザによってFBSの原稿台に置かれた原稿の読み取り(スキャン)を行うことができる。尚、図1ではプリント部2とスキャナ部3を併せ持った複合機を示しているが、スキャナ部3を備えない形態であってもよい。図1は、記録装置1が記録動作も読取動作も行っていない待機状態にあるときを示す。
プリント部2において、筐体4の重力方向下方の底部には、記録媒体(カットシート)Sを収容するための第1カセット5Aと第2カセット5Bが着脱可能に設置されている。第1カセット5AにはA4サイズまでの比較的小さな記録媒体が、第2カセット5BにはA3サイズまでの比較的大きな記録媒体が、平積みに収容されている。第1カセット5A近傍には、収容されている記録媒体を1枚ずつ分離して給送するための第1給送ユニット6Aが設けられている。同様に、第2カセット5B近傍には、第2給送ユニット6Bが設けられている。記録動作が行われる際にはいずれか一方のカセットから選択的に記録媒体Sが給送される。
搬送ローラ7、排出ローラ12、ピンチローラ7a、拍車7b、ガイド18、インナーガイド19及びフラッパ11は、記録媒体Sを所定の方向に導くための搬送機構である。搬送ローラ7は、記録ヘッド8の上流側及び下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。ピンチローラ7aは、搬送ローラ7と共に記録媒体Sをニップして回転する従動ローラである。排出ローラ12は、搬送ローラ7の下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。拍車7bは、記録ヘッド8の下流側に配される搬送ローラ7及び排出ローラ12と共に、記録媒体Sを挟持して搬送する。
ガイド18は、記録媒体Sの搬送経路に設けられ、記録媒体Sを所定の方向に案内する。インナーガイド19は、y方向に延在し、湾曲した側面を有し、当該側面に沿って記録媒体Sを案内する。フラッパ11は、両面記録動作の際に、記録媒体Sが搬送される方向を切り替えるためのものである。排出トレイ13は、記録動作が完了し排出ローラ12によって排出された記録媒体Sを積載保持するためのトレイである。
図1に示す記録ヘッド8は、フルラインタイプのインクジェット記録ヘッドであり、記録データに従ってインクを吐出する吐出口が、図1におけるy方向に沿って記録媒体Sの幅に相当する分だけ複数配列されている。また、カラー記録が可能なインクジェット記録ヘッドである。記録ヘッド8が待機位置にあるとき、記録ヘッド8の吐出口面8aは、図1のようにキャップユニット10によってキャップされている。記録動作を行う際は、プリントコントローラによって、吐出口面8aがプラテン9と対向するように記録ヘッド8の向きが変更される。プラテン9は、y方向に延在する平板によって構成され、記録ヘッド8によって記録動作が行われる記録媒体Sを背面から支持する。
記録ヘッド8は、フルラインタイプの記録ヘッドでなくてもよく、記録媒体Sの搬送方向と交差する方向にヘッドを往復移動させるシリアルスキャン形式の記録ヘッドであってもよい。
装着部14は、インクカートリッジが装着される部分である。装着部14は、記録装置1から取り外し可能にしておいてもよい。ここでは、装着部14に4つのインクカートリッジが装着され、各インクカートリッジは記録ヘッド8へ供給される4色のインクのいずれかをそれぞれ貯留する例を示している。インク供給ユニット15は、装着部14と記録ヘッド8を接続する流路の途中に設けられ、記録ヘッド8内のインクの圧力及び流量を適切な範囲に調整する。ここでは循環型のインク供給系を採用した例を示しており、インク供給ユニット15は記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力と記録ヘッド8から回収されるインクの流量を適切な範囲に調整する。
メンテナンスユニット16は、キャップユニット10とワイピングユニット17を備え、所定のタイミングでこれらを作動させて、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う。
尚、本明細書において「インク」とは、記録媒体に付与されることによって、画像の形成、または記録媒体の加工に用いられ得る任意の液体を含む。従って、本明細書における「インク」は、記録に用いられることが可能なあらゆる液体を包含する概念である。また記録の概念も特に限定されるものではなく、産業用途等にも適用可能である。例えば、バイオチップ作製や電子回路印刷、半導体基板の作製などの用途としても用いることができる。
(装着部)
図1の記録装置1から装着部14を取り出し、装着部14を重力方向の斜め上方から見た図を、図2に示す。図2(a)は、装着部14にインクカートリッジが装着される前の状態を示す図である。図2(b)は、装着部14にインクカートリッジ20が装着された後の状態を示す図である。
図2に示す装着部14は、4つの筒状の穴形成部材14aを有する。それぞれの穴形成部材14aは、穴14dを形成している。インクカートリッジ20は、装着部14の穴形成部材14aが形成する穴14dに挿入され、記録装置の装着部14に装着される。穴形成部材14aは必ずしも複数設ける必要はない。例えば1つの穴形成部材が複数の穴を形成していてもよい。穴14dの直径(穴14dの延在方向と直交する方向の径)は、50mm以上、90mm以下であることが好ましい。尚、穴14dの延在方向と直交する方向の断面が真円でない場合、穴14dの直径は円相当径とする。以降同様に、本明細書における「径」及び「直径」については、特に断りのない限り「円相当径」とする。
穴形成部材14aの奥側には、穴形成部材14aとは別の穴形成部材14bが設けられている。インクカートリッジの装着の際には、穴形成部材14aが設けられている側が手前側、穴形成部材14bが設けられている側が奥側となる。穴形成部材14bにも穴(図2では不図示)が形成されており、穴形成部材14aの穴14dと穴形成部材14bの穴とは、装着部14の内部で連通している。この連通した穴に、インクカートリッジ20は挿入される。尚、穴形成部材14aと穴形成部材14bとは別部材として設けなくてもよく、例えば2つの穴形成部材が一体となった部材を用いてもよい。穴形成部材14aを形成する材料としては、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合樹脂)、PPO(変性ポリフェニレンオキサイド)、HIPS(ハイインパクトポリスチレン樹脂)等が挙げられる。穴形成部材14bを形成する材料としては、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PPO(変性ポリフェニレンオキサイド)等が挙げられる。
穴形成部材14aの穴14dの手前側の開口には、ID用凹部14cが設けられている。ID用凹部14cは、インクカートリッジ20の装着の際に、装着部14に対してインクカートリッジ20を大まかに位置合わせするために用いられる。図2では、穴14dの円形の開口を一部凹ませることで、凹部形状のID用凹部14cを形成している。
さらに、装着部14には、インクカートリッジが有する複数のパッド電極と接触し、接触によってパッド電極と電気的に接続可能な状態となる複数の電気接続部(図2では不図示)が設けられている。図2においては、電気接続部は装着部14の穴形成部材14bに設けられている。
穴形成部材14bを電気接続部の周辺で拡大した図を、図3に模式的に示す。図3は、図2(a)のAで囲った部分における、装着部14(穴形成部材14b)の断面を示す図である。尚、図3では、穴形成部材14aを含め、装着部14の一部を省略して示している。
図3に示すように、穴形成部材14bは筒状の部材であり、その内部に穴14fを形成している。穴14fの奥側の面(穴形成部材14bが形成する穴14fの底面)からは、管状のインク受け管21が突出している。穴14fの奥側の面は円形であり、この円形の面の中心から、当該面に対して垂直な方向(延在方向)に、インク受け管21が突出している。インク受け管21は、装着部14に装着されたインクカートリッジから供給されるインクを受ける管である。インク受け管21は、記録装置の記録ヘッドとインク流路を介してつながっており、インクカートリッジから受けたインクを記録ヘッドに供給する。1本のインク受け管は、1色のインクに対応している。従って、用いるインク色の分だけインク受け管を設けることが好ましい。インク受け管21を形成する材料としては、SUS(ステンレス)、PPO(変性ポリフェニレンオキサイド)等が挙げられる。インク受け管21の直径(インク受け管21の延在方向に直交する断面における径)は、2mm以上、5mm以下であることが好ましい。より好ましくは3mm以上、4mm以下である。尚、穴14fの直径(穴14fの延在方向と直交する方向の径)は、20mm以上、30mm以下であることが好ましい。穴14fの直径は、穴14dの直径よりも小さいことが好ましい。
図3に示すように、装着部14は電気接続部22を複数有する。電気接続部22はコネクタピンなどで形成することができる。電気接続部22は、装着部14の一部である電気接続部周辺部23に設けられている。電気接続部22を形成する材料としては、銅合金(金メッキ)等が挙げられる。電気接続部周辺部23を形成する材料としては、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合樹脂)、PC(ポリカーボネイト)等が挙げられる。
この複数の電気接続部22は、電気接続部周辺部23が有する一対の壁23a、23bに挟まれている。壁23a、23bは、複数の電気接続部22を挟んで対向しており、後述するインクカートリッジの装着の際に、少なくともいずれかの壁は電極部の位置決めの役割を果たすことができる。壁23a、23bを形成する材料としては、PPO(変性ポリフェニレンオキサイド)、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合樹脂)、SUS(ステンレス)等が挙げられる。尚、電気接続部周辺部23は、装着部14から取り外し可能に形成しておいてもよい。また、電気接続部周辺部23は、穴形成部材14bに設けなくてもよく、穴形成部材14bとは別に独立して設けてもよい。
次に、電気接続部22及び電気接続部周辺部23の構成を、より詳細に説明する。まず、図3の矢印A方向から電気接続部22の周辺を見た図を、図4(a)に示す。図3の矢印A方向とは、記録装置を使用する姿勢において、重力方向の下方から上方に向かう方向(z方向)である。記録装置を使用する姿勢とは、記録装置によって記録を行う際に、記録装置を配置する姿勢であり、図1に示すような姿勢である。尚、本明細書における「重力方向」とは、特に断りのない限り記録装置を使用する姿勢における重力方向を意味する。矢印A方向からは、穴形成部材14bと、電気接続部22とが見えている。ここで見えている穴形成部材14bは、インクカートリッジのパッド電極を支持し、パッド電極の上下方向(重力方向)の動きを規制することできる。この動きの規制によって、穴形成部材14bは、インクカートリッジの装着を安定化させる支持部材としての役割を果たす(即ち、この穴形成部材14bは支持部材14eである)。図4(a)に示すように、矢印A方向から見ると、穴形成部材14bは電気接続部22の一部を覆っている。尚、穴形成部材14bは、ここで示すように電気接続部22の一部を覆う形態に限られず、図4(a)の方向からみて電気接続部22を覆わないように形成してもよい。
次に、図3の矢印B方向から電気接続部22の周辺を見た図を、図4(b)に示す。図3の矢印B方向とは、重力方向の上方から下方に向かう方向である。また、図3の矢印C方向から電気接続部22の周辺を見た図を、図4(c)に示す。矢印C方向とは、重力方向の斜め上方から斜め下方に向かう方向である。矢印B方向及び矢印C方向からは、電気接続部22は見えず、電気接続部22から記録装置の内部に向かって延在するコネクタ22aが見えている。コネクタ22aは、電気接続部22から延在しており、電気接続部22を記録装置の内部と電気的に接続可能な状態とする配線の役割をしている。コネクタ22aを形成する材料としては、銅合金(金メッキ)等が挙げられる。
図4(b)のA―A´における断面を、図4(d)に示す。上述のように、インク受け管21は、穴形成部材14bが形成する穴14fの奥側の面から突出している。また、複数の電気接続部22は、壁23a、23bで挟まれている。
次に、図3の矢印D方向から装着部の電気接続部22の周辺を見た図を、図4(e)に示す。図3の矢印D方向は、装着部へのインクカートリッジの装着の際の手前側から奥側に向かう方向である。また、穴形成部材14aや穴形成部材14bが形成する穴(穴14d及び穴14f)の延在方向でもある。さらに、y方向、即ち重力方向と直交する水平方向である。矢印D方向から見ると、穴形成部材14bが形成する穴14fの奥側に、インク受け管21が見えている。また、壁23aと、壁23aの奥側に、23aと一部が重なるように配置されたもう1枚の壁である、壁23bとが見えている。尚、ここでは穴形成部材14aを省略しているが、穴形成部材14aが設けられている場合には、穴形成部材14bの手前に穴形成部材14aが見える。そして穴形成部材14aと穴形成部材14bとが形成するそれぞれの穴(穴14d及び穴14f)がつながってできた穴の奥側に、インク受け管21が見えることになる。このインク受け管21に向かって、インクカートリッジを手前側から奥側(y方向)に挿入方向に沿って挿入していく。
さらに、電気接続部22の周辺を別の角度から見た図を、図5に示す。図5(a)は、図3の矢印E方向から電気接続部22の周辺を見た図である。図5(b)は、図3の矢印F方向から電気接続部22の周辺を見た図である。矢印E方向及び矢印F方向は、いずれも電気接続部22の周辺を重力方向の斜め下方から斜め上方に向かって見た図である。図4(a)でも説明したように、電気接続部22は、電気接続部22の重力方向下方において、電気接続部22の一部が穴形成部材14bで覆われている。また、図5では、4つの電気接続部22が、いずれもコネクタピンで形成されている。1つ1つのコネクタピンは、三角形の形状をしている。三角形の頂点が、インクカートリッジのパッド電極と接触し、頂点がつぶれるようにコネクタピンが変形することで、電気接点が形成される。電気接点は、装着完了時においてパッド電極と接触しているコネクタピンの重心位置と考えることができる。この電気接点において、パッド電極とコネクタピン(電気接続部)とが電気的に接続可能となる。パッド電極と電気接続部が電気的に接続可能となり、電気接点を介して電気が流れることによって、例えばインクカートリッジの装着を記録装置が検知することができる。他にも、例えばインクカートリッジに設けられたチップ等に有する情報(インクの色などの特性情報やインク残量情報など)を記録装置が読み取って、装着されたインクカートリッジの種類を記録装置が認識することができる。
<インクカートリッジ>
[第1の実施形態]
図6〜図8に、第1の実施形態におけるインクカートリッジを示す。第1の実施形態のインクカートリッジは、図8に示すように2つの部材で構成されている。図8(a)の左側の部分を第1のインクカートリッジ20a、右側の部分を第2のインクカートリッジ20bとする。第1のインクカートリッジ20aは、インクを収納しておらず、インクを収納しない部材と見なすこともできる。一方、第2のインクカートリッジ20bはインクを収納している。ここでは、第1のインクカートリッジ20aと第2のインクカートリッジ20bとを合わせて1つのインクカートリッジとして説明する。
図6は、第1のインクカートリッジ20aの、第1の部分20af付近の拡大図である。インクカートリッジ20(筐体)は、インクカートリッジ20の外方に面する部分として、第1の部分20afと、第2の部分20abと、第3の部分20acとを少なくとも有している。第1の部分20afには、図3等に示すインク受け管21が挿入される挿入部24がある。従って、第1の部分20afは、第1のインクカートリッジ20aの前方の部分であるともいえる。尚、第1の部分20afと反対側の部分が第2の部分20ab(図8(a)に示す)である。そして第1の部分20afと第2の部分20abとは、第3の部分20acでつながれている。第1の部分20afと第2の部分20bとは、インクカートリッジ20の端部であり、第1の部分20afを第1の端部、第2の部分20abを第2の端部と呼称することもできる。第3の部分20acは、第1の部分20afと第2の部分20abとの間にあり、図6では、第3の部分20acは、第1の部分20af及び第2の部分20abに直交する方向に沿って延在している。第1の部分20af、第2の部分20ab、及び第3の部分20acは、それぞれ面であってもよい。
尚、インクカートリッジの外方に面する部分とは、その部分がインクカートリッジの中心軸(インクカートリッジの重心を通りインクカートリッジの長手方向に平行に延在する軸)から遠ざかる方向に面している部分のことをいう。例えば図8に示す円柱形状のインクカートリッジの筐体の側面は、インクカートリッジの中心軸から遠ざかる方向に面しているから、インクカートリッジの外方に面する部分である。一方、例えば図6(a)に示す電極部ユニット90aの電極部26が設けられている側と反対側の面は、インクカートリッジの外部(電極部26下方の空隙32)に露出している部分ではある。しかし、インクカートリッジの中心軸に近づく方向に面しているから、インクカートリッジの外方に面する部分ではなく、インクカートリッジの内方に面する部分である。
図6(a)は、インクカートリッジを装着部に装着する前の様子を示す図である。インクカートリッジは、筐体に電極部ユニット90aが取り付けられている。電極部ユニット90aは、筐体と別体になっていてもよいが、ここでは一体になった例を示す。電極部ユニット90aは、柱91や押上板92を有し、柱91の上に電極部26がある。チップ形状の電極部26は、インクの色情報や残量情報などを記憶したメモリ素子を有する。電極部26には、記録装置(装着部)の電気接続部22に接触して電気接続部22と電気的に接続可能な状態となる、複数のパッド電極27が設けられている。即ち、これら複数のパッド電極27は、筐体に取り付けられている。より詳しくは、筐体の第3の部分20acに取り付けられている。尚、パッド電極27とチップを有する電極部26は離れた位置に設けてもよく、その場合、両者は配線などで電気的に接続されればよい。電極部ユニット90aの柱91は、インクカートリッジ20aの穴の中を通され、穴に対して電極部ユニット90aと反対側が熱加締めされている。図6(b)に示すように、押上板92は、上方(+z方向)に押上げられて筐体の側面(ここでは第3の部分20acとして指している面)から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出可能となっている。その結果、電極部26やパッド電極27も、上方(+z方向)に押上げられ、筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する。この状態で、パッド電極27が電気接続部22と接触し、電気的に接続可能となる。電極部26やパッド電極27の移動があった後、電極部26及びパッド電極27の下方(−z方向)には、移動した分に対応する大きさの空隙32ができる。
複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する仕組みについて、より詳細に説明する。図7(a)は、パッド電極と電気接続部の電気接続前の状態を示している。この時点では、第1のインクカートリッジ20aのみが本体側の装着部(図7では不図示)に装着されている。また、複数のパッド電極は移動しておらず、筐体の側面から突出していない。この第1のインクカートリッジ20aに対して、内部にインクを収納する第2のインクカートリッジ20bが装着される。
図7(b)は、第2のインクカートリッジ20bを装着した状態を示す。第2のインクカートリッジ20bは、第1のインクカートリッジ20aの内部に挿入されることで、装着部に装着される。第2のインクカートリッジ20bは、大径部20bbと小径部20bsを有しており、図7に示すように、小径部20bsを前方として+y方向に沿って挿入される。上述の装着部のインク受け管から押上板92までのz方向(重力方向)の距離よりも、インク受け管から第2のインクカートリッジ20bの小径部20bsの側面までの距離の方が長くなっている。この為、第2のインクカートリッジ20bの挿入の過程で、第2のインクカートリッジ20bの小径部20bsが押上板92に接触し、第2のインクカートリッジ20bは押上板92を押上げながら挿入されていく。この押上げによって、電極部ユニット90aのパッド電極27が、筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する。そして、装着部の電気接続部22に接触する。
ここでは第2のインクカートリッジ20bの小径部20bsが押上板92に接触することで、複数のパッド電極27が移動する例を示したが、押上板92による複数のパッド電極27の移動は他の方法によるものでもよい。例えば第2のインクカートリッジ20bが一様な径であり、その一部が押上板92に接触して押し上げてもよい。他にも、第2のインクカートリッジ20bによらず、別の部材によって押上板92を押し上げてもよい。
図8を用いて、第1のインクカートリッジ20aも含めたインクカートリッジの装着の全体構成について説明する。まず、図8(a)及び図8(b)に示すように、電極部26を有する第1のインクカートリッジ20aを、装着部に対してスクリュー回転させながら装着していく。第1のインクカートリッジ20aには、溝状のガイド部29が設けられている。また、装着部側には2つのロックピン30が設けられている。ロックピン30はバネで伸縮可能となっており、2つのロックピン30で第1のインクカートリッジ20aを挟み込み、第1のインクカートリッジ20aをそれぞれ押圧している。ロックピン30とガイド部29とがかみ合った状態で、第1のインクカートリッジ20aをスクリュー回転させる。即ち、第1のインクカートリッジ20aを挿入方向に前進させながら回転していく。この時、ロックピン30がガイド部29により規制されているため、スクリュー回転の方向がガイド部29により定まり、回転が安定する。スクリュー回転が進むと、電極部26が位置決め壁23a、23bの間を進んでいく。そして、電極部26が電気接続部22の下方に配置されると、第1のインクカートリッジ20aの装着は完了である(図8(c))。尚、第1の実施形態では、穴形成部材14bは図4(a)に示す方向からみて電気接続部22を覆っていない状態になっている。
次に、図8(c)及び図8(d)に示すように、第2のインクカートリッジ20bを第2のインクカートリッジ20aの内部に装着する。この装着については、図7で説明した通りである。この装着によって、これまで説明したように、電極部ユニット90aのパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、電気接続部22と電気接続可能となる。
図9(a)及び図9(b)は、図8(c)及び図8(d)の間で、パッド電極を有する電極部26が押し上げられて浮上し、電気接続部22と電気接続可能となる様子を示す図である。図9(b)に示すように、電極部26のパッド電極が電気接続部22と電気接続可能な状態となると、電極部26及びパッド電極の下方に空隙32ができる。
以上のように、複数のパッド電極27が、筐体の側面から遠ざかる方向に移動して、筐体の側面から突出すると、パッド電極27はインクカートリッジ20の挿入方向の衝撃を持ったまま電気接続部と接触しにくくなる。従って、パッド電極27や電気接続部22が受ける衝撃を小さくすることができる。
これに対し、複数のパッド電極を筐体の内部(側面よりも内側の範囲)で移動させることでも、衝撃の緩和は期待できる。例えば、パッド電極が筐体の内側に取り付けられていて、後で筐体の側面に出てくるように移動させる。但し、本実施形態で説明したように、複数のパッド電極を筐体の側面から遠ざけ、筐体の側面から突出する程度にまで移動させることで、衝撃を受けにくくなる。
尚、図8(a)では、複数のパッド電極として4つのパッド電極が設けられた例を示している。これは、インクカートリッジが有するパッド電極が4つの例(電極部26が有するメモリ素子に記憶された情報をアクセスするための電源ライン用に2つ、情報ライン用に2つ)である。このようにインクカートリッジが有するパッド電極は4つであることがより好ましい。より詳しくは、1つは回路上の基準となる端子で基本的に常に電位が0であるグランド用のパッド電極である。また、一定の周波数でパルスを出しデータ送信の最低単位の基準となるクロック信号用のパッド電極がある。他には、IC等を動作させる電源で正の電位となる電源用のパッド電極と、データに応じて0/1の信号を送って回路を動作させるデータ信号用のパッド電極がある。グランド用のパッド電極は、他のパッド電極よりも大きくすることが好ましい。これは、まずグランド用のパッド電極を接続して基準電位を一定にしないと動作が安定しにくいので、その接続を安定に行う為である。
装着部に対してインクカートリッジを取り外す方法はどのような方法であってもよいが、上述の装着と逆の動作を行うことが好ましい。この際、パッド電極は、筐体の側面に近づく方向に移動して、筐体の側面から突出しない位置に戻ることが好ましい。インクカートリッジを引き抜くだけでパッド電極が移動しにくい場合は、パッド電極を別の部材によって移動させればよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態でも、複数のパッド電極がインクカートリッジの筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出することで、複数のパッド電極が電気接続部と電気接続可能になる。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
図13に示すように、第2の実施形態のインクカートリッジ20は、2つの部材に分かれていない。図10は、インクカートリッジ20の前方の部分(第1の部分)を拡大した図である。図10(a)は、インクカートリッジを装着部に装着する前の様子を示す図である。インクカートリッジは、筐体に電極部ユニット90bが取り付けられている。第1の実施形態と同様に、電極部ユニット90bは、複数のパッド電極27を有するチップ形状の電極部26を有している。但し、柱や押上板は有しておらず、その代わりに電極部ガイド部93、操作ピン94a、付勢バネ95、バネ収容部96を有する。電極部ガイド部93は、インクカートリッジ20の筐体に固定されている。
図10(b)は、電極部26及びパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出し、移動した複数のパッド電極27が電気接続部と電気接続可能な状態になった様子を示す図である。第1の実施形態と同様に、電極部26及びパッド電極27が移動した分、電極部26及びパッド電極27の下方には空隙32ができている。
複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する仕組みについて、より詳細に説明する。図11(a)及び図11(b)は、電極部ユニットを2つに分けて示した図である。図11(b)に示すように、電極部ガイド部93には、ガイド溝(97a、97b)が構成されている。このガイド溝に沿って、図11(a)に示すガイドピン98が移動することで、電極部ユニット90bの電極部26及び複数のパッド電極27が移動する。複数のパッド電極27が移動する前は、ガイドピン98は、ガイド溝の開始地点97aに配置されている。その後、移動方向111、移動方向112へと直進を繰り返し、ガイド溝の終了地点97bまで移動することで、複数のパッド電極27が電気接続部22と電気接続可能となる。この移動は、電極部26及びパッド電極27を、操作ピン94a及び付勢バネ95を使って動かすことで行う。操作ピン94aは、図12及び図13から分かるように、インクカートリッジ20を挿入方向(第2の部分から第1の部分に向かう方向、ここでは長手方向)に貫通し、複数のパッド電極27の位置を操作する。図12に、電極部26(パッド電極27)の移動の過程を示す。図11に示す移動方向111に対しては、操作ピン94aを使って動かす。付勢バネ95を配置しているため、移動方向112に対しては、操作ピン94aを上方へ動かすと、付勢バネによって複数のパッド電極27が付勢され、移動が行われる。
図13を用いて、インクカートリッジ20の装着の全体構成について説明する。図13(a)は、パッド電極が移動する前の図である。図13(a)の時点では、先述したようにガイドピンがガイド溝に配置されて、電極部26が電極部ガイド部に収容された状態となっている。この状態で、インクカートリッジ20を本体の装着部にy方向に沿って挿入する。装着部には、位置決め壁23a、23b、穴形成部材14bの支持部材14eが配置されている。この時、インクカートリッジの電極部26は、位置決め壁23a、23b、支持部材14eよりも下方に配置されているため、これらに接触することなく装着できる。
次に、図13(b)で示したように、装着により電極部26が電気接続部22の下方に配置される。この状態でもまだ電気接続はされていない。
次に、図13(c)で示したように、電極部26が挿入方向に対して異なる方向に直進しながら進むことで、電気接続部22とパッド電極とが接続される。また、電極部26の移動により作られる空隙32に、支持部材14eが挿入されるようになっている。支持部材14eが空隙32に挿入されることで、電気接続をより安定させることが可能となっている。
第2の実施形態でも、複数のパッド電極27が、筐体の側面から遠ざかる方向に移動して、筐体の側面から突出し、パッド電極27はインクカートリッジ20の挿入方向の衝撃を持ったまま電気接続部と接触しにくくなる。従って、パッド電極27や電気接続部22が受ける衝撃を小さくすることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態でも、複数のパッド電極がインクカートリッジの筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出することで、複数のパッド電極が電気接続部と電気接続可能になる。以下、第1及び第2の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
図16に示すように、第3の実施形態のインクカートリッジ20は、2つの部材に分かれていない。インクカートリッジ20は、大径部と小径部とを有する。図14は、インクカートリッジ20の前方の部分(第1の部分)の付近を拡大した図である。図14(a)は、インクカートリッジを装着部に装着する前の様子を示す図である。インクカートリッジの筐体の小径部に、電極部ユニット90cが取り付けられている。電極部ユニット90cは、複数のパッド電極27を有するチップ形状の電極部26を有している。電極部ユニット90cは、電極部設置台100、電極部26、操作ピン94cで構成されている。電極部設置台100には斜面106が設けられており、斜面106の上に電極部26が移動可能に配置されている。また、斜面106には固定ピン114が配置されており、固定ピン114は電極部26を固定している。斜面106は、電極部設置台100やインクカートリッジの長手方向に対して傾斜している面である。操作ピン94cは、パッド電極の位置を操作するピンである。
図14(b)は、電極部26及びパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出し、移動した複数のパッド電極27が電気接続部と電気接続可能な状態になった様子を示す図である。電極部26及びパッド電極27が移動した分、電極部26及びパッド電極27の下方には空隙32ができている。
複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する仕組みについて、より詳細に説明する。図15(a)は、パッド電極27が移動する前の状態である。この状態では、パッド電極27及び電極部26は、電極部設置台100の斜面106に配置されている。次に、操作ピン94cで電極部26を押すことで、図15(b)に示すようにパッド電極27及び電極部26が移動する。パッド電極27及び電極部26は、斜面106に沿って、移動方向113に進んでいく。本実施形態においては、穴形成部材14bの支持部材14eが設けられている。パッド電極27及び電極部26は、斜面106から支持部材14eに移動する。支持部材14eに移動した後、支持部材14eと電気接続部22とに挟まれる形で電極部26が固定されるとともに、電気接続部22とパッド電極27とが電気的に接続可能となる。これらのパッド電極27及び電極部26の移動は操作ピン94cで行っているが、他の方法で移動させてもよい。ここでのパッド電極27及び電極部26の移動方向は、z方向とy方向の成分を含む方向(y方向からz方向に傾いた方向)である。
図16を用いて、インクカートリッジ20の装着の全体構成について説明する。図16(a)は、パッド電極が移動する前の図であり、電極部設置台100の斜面106に、電極部26が配置されている。この状態から、インクカートリッジ20を装着部に挿入していき、図16(b)に示す状態とする。次に、図16(c)に示すように、パッド電極27及び電極部26を操作ピン94cで操作して移動させ、図16(d)に示すようにパッド電極27を電気接続部22と電気接続可能な状態とする。尚、装着部側には支持部材14eが配置されているが、電極部26は支持部材14eよりも下方に配置されているため、支持部材14eに接触することなく装着できる。装着部には前述した位置決め壁23a、23b(不図示)が配置されていてもよく、その場合も支持部材14eに接触することなく装着できる。
本実施形態では、電極部26が斜面106を移動した後にできる空隙32に、支持部材14eが挿入されるようになっている。支持部材14eが空隙32に挿入されることで、電気接続をより安定させることが可能となっている。
第3の実施形態でも、複数のパッド電極27が、筐体の側面から遠ざかる方向に移動して、筐体の側面から突出し、パッド電極27はインクカートリッジ20の挿入方向の衝撃を持ったまま電気接続部と接触しにくくなる。従って、パッド電極27や電気接続部22が受ける衝撃を小さくすることができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態でも、複数のパッド電極がインクカートリッジの筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出することで、複数のパッド電極が電気接続部と電気接続可能になる。以下、各実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
図19に示すように、第4の実施形態のインクカートリッジ20は、2つの部材に分かれていない。インクカートリッジ20は、大径部と小径部とを有する。図17(a)は、インクカートリッジを装着部に装着する前の様子を示す図である。インクカートリッジの筐体の小径部に、電極部ユニット90dが取り付けられている。電極部ユニット90dは、複数のパッド電極27(図17(b)参照)を有するチップ形状の電極部26を有している。電極部ユニット90dは、筐体と別体になっていてもよいが、ここでは一体になった例を示す。電極部ユニット90dは、回転軸設置台102、電極部26、操作ピン94c、で構成されている。電極部26は回転軸設置台102に取り付けられており、電極部26には回転軸103が設けられている。
図17(a)に示すインクカートリッジの電極部26を回転させた状態が、図17(b)である。電極部26が回転すると、筐体の側面近傍にあった複数のパッド電極27が起き上がり、筐体の側面から遠ざかる位置に移動して、筐体の側面から突出した位置にくる。移動した複数のパッド電極27は、電気接続部と電気接続可能な状態になる。電極部26及びパッド電極27の下方には空隙32がある。
電極部26及び複数のパッド電極27の回転は、例えば操作ピン94cを用いて行う。回転の結果、複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する仕組みについて、より詳細に説明する。図17(a)は、パッド電極27が移動する前の状態である。この状態では、インクカートリッジの挿入方向(y方向)に挿入しても、パッド電極27が電気接続部22とは接触できない角度になっている。
回転軸103は、操作ピン94c(図17(b)参照)と連結しており、操作ピン94cを移動方向115に動かすことで、パッド電極及び電極部26も移動方向115に回転する。パッド電極及び電極部26は、操作ピン94c以外の手段で回転させてもよい。回転角度としては、インクカートリッジの容積効率やユーザ操作性を考慮して、45度以上90度以下とすることが好ましい。
複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる方向に移動し、筐体の側面から突出する様子を、図18に示す。図18(a)は、パッド電極27が移動し始めた状態である。パッド電極27が回転して移動すると、図18(b)、図18(c)に示す状態となり、電気接続部22と電気接続可能な状態になる。
図19を用いて、インクカートリッジ20の装着の全体構成について説明する。図19(a)は、パッド電極が移動する前の図である。装着部側には、位置決め壁23a、23b、さらに支持部材14eが設けられている。図20は、図19(a)のB−B´における断面図であり、インクカートリッジ20の挿入前の電極部26、位置決め壁23a、23b、支持部材14eの位置関係を示したものである。図20に示すように、インクカートリッジ20を挿入方向(+y方向)に挿入しても、電極部26は、位置決め壁23a、23b、支持部材14eと接触しない角度に配置されている。
インクカートリッジ20の挿入が終わったら、図19(b)に示すように、パッド電極を有する電極部26を、回転軸103(図17、図18参照)を軸に回転させ、電気接続部22と接続可能な位置まで移動させる。この状態では、パッド電極は電気接続部22と電気接続されていない。
次に、図19(c)に示すように、パッド電極及び電極部26を操作ピン94cによって移動方向115に回転させ、電気接続部22とパッド電極27とが電気的に接続可能となる。この際に、空隙32(図17(b)参照)に、支持部材14eが挿入されるようになっている。支持部材14eが空隙32に挿入されることで、電気接続がより安定する。
[第5の実施形態]
第5の実施形態でも、複数のパッド電極がインクカートリッジの筐体の側面から遠ざかる方向に移動して筐体の側面から突出することで、複数のパッド電極が電気接続部と電気接続可能になる。以下、各実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
図23に示すように、第5の実施形態のインクカートリッジ20は、2つの部材に分かれていない。インクカートリッジ20は、大径部と小径部とを有する。図21(a)は、インクカートリッジを装着部に装着する前の様子を示す図である。インクカートリッジの筐体の小径部に、電極部ユニット90eが取り付けられている。電極部ユニット90eは、複数のパッド電極27を有するチップ形状の電極部26を有している。電極部ユニット90eは、筐体と別体になっていてもよいが、ここでは一体になった例を示す。電極部ユニット90eは、電極部固定台104、電極部26、連結部品105、操作ピン94d、第1の付勢バネ107、第2の付勢バネ108で構成されている。連結部品105は第1の軸109を中心に回転可能であり、電極部26は第2の軸110を中心に回転可能である。図21(a)に示すインクカートリッジの電極部26を回転させた状態が、図21(b)である。電極部26が回転すると、筐体の側面近傍にあった複数のパッド電極27が筐体の側面から遠ざかる位置に移動して、筐体の側面から突出した位置にくる。移動した複数のパッド電極27は、電気接続部と電気接続可能な状態になる。電極部26及びパッド電極27の下方には空隙32がある。
回転によってパッド電極が移動する様子を、図22(a)〜(d)に示す。図22(a)に示す状態では、電極部固定台104と連結部品105とが、操作ピン94d(図21参照)によって折り畳まれた状態で固定されている。この状態でインクカートリッジを挿入方向(+y方向)に挿入しても、パッド電極27は電気接続部22と接触できない角度に固定されている。また、パッド電極27は、第1の付勢バネ107に応力がかかっている状態で固定されている。
次に、図22(b)に示すように、操作ピン94d(図21参照)を引き抜くと、第1の付勢バネ107の反力によって連結部品105と電極部26とが上方に移動する。そして移動の軌跡の途中に支持部材14eが配置されており、電極部26が支持部材14eと接触する。
次に、図22(c)に示すように、連結部品105が第1の付勢バネ107の反力で第1の軸109を中心に回転しながら上昇する。一方、電極部26は、支持部材14eと接触することで、連結部品105と折り畳まれるような状態になりながら支持部材14eを越えていく。この時、電極部26が折り畳まれることで第2の付勢バネ108には応力がかかっている。
次に、図22(d)に示すように、電極部26が支持部材14eを乗り越えると、電極部26は第2の付勢バネ108の反力によって元の状態に戻る。そして、電極部26に配置されたパッド電極27と電気接続部22とが電気的に接続可能な状態となる。また、この電気的に接続可能な状態の時に、第2の付勢バネ108の反力を残した状態にすると、電気接続をより安定させることが可能である。
尚、以上では付勢バネを用いたパッド電極27の移動方法を示したが、付勢バネによる方法以外であっても、第5の実施形態のようにパッド電極27が回転動作を伴いながら上昇すれば、バネ以外の動力を用いて動作させても構わない。
図23を用いて、インクカートリッジ20の装着の全体構成について説明する。図23(a)は、パッド電極が移動する前の図である。装着部側には、位置決め壁23a、23b、さらに支持部材14eが設けられている。図24は、図23(a)のC−C´における断面図であり、インクカートリッジ20の挿入前の電極部26、位置決め壁23a、23b、支持部材14eの位置関係を示したものである。図20に示すように、インクカートリッジ20を挿入方向(+y方向)に挿入しても、電極部26は、位置決め壁23a、23b、支持部材14eと接触しない角度に配置されている。
図23(a)のインクカートリッジ20を挿入方向(+y方向)に挿入した状態が、図23(b)である。図23(b)の状態では、連結部品105および電極部26が、第1の軸109及び第2の軸110(図22参照)を軸に回転することで電気接続部22と電気的に接続可能な位置まで、インクカートリッジ20が挿入されている。この状態では、電気接続部22と電気的に接続可能な状態ではない。
次に、図23(c)、図23(d)に示すように、操作ピン94dを引き抜くことで、電極部26が回転動作により移動する。図23(d)は、電気接続部22とパッド電極27とが電気的に接続可能となった状態を示す図である。
[第6の実施形態]
第1〜第5の実施形態では、装着部に装着する(装着可能な)部材として、インクを収納するインクカートリッジを用いて説明した。しかし、本発明はこれに限られず、上記部材はインクを収納しない部材であってもよい。例えば、各実施形態で示したインクカートリッジを、インクを収納しない部材とする。そしてこの部材を、各実施形態で説明したようにして、パッド電極を移動させる。その後で、装着部に装着した部材に対して、インクを収納した部材を取り付けたり、インクを供給するチューブを取り付けたりすることもできる。
1 記録装置
2 プリント部
3 スキャナ部
4 筐体
5A 第1カセット
5B 第2カセット
6A 第1給送ユニット
6B 第2給送ユニット
7 搬送ローラ
7a ピンチローラ
7b 拍車
8 記録ヘッド
8a 吐出口面
9 プラテン
10 キャップユニット
11 フラッパ
12 排出ローラ
13 排出トレイ
14 装着部
14a 穴形成部材
14b 穴形成部材
14c ID用凹部
14d 穴
14e 支持部材
14f 穴
15 インク供給ユニット
16 メンテナンスユニット
17 ワイピングユニット
18 ガイド
19 インナーガイド
20 インクカートリッジ
20a 第1の部分
20b 第2の部分
20c 第3の部分
21 インク受け管
22 電気接続部
22a コネクタ
23 電気接続部周辺部
23a 壁
23b 壁
24 挿入部
26 電極部
27 パッド電極
29 ガイド部
30 ロックピン
32 空隙
90 電極部ユニット
91 柱
92 押上板
93 電極部ガイド部
94 操作ピン
95 付勢バネ
96 バネ収容部
98 ガイドピン
103 回転軸
104 電極部固定台
105 連結部品
106 斜面
107 付勢バネ
108 付勢バネ
109 第1の軸
110 第2の軸
114 固定ピン

Claims (10)

  1. 複数のパッド電極と、筐体とを有する部材であって、
    前記複数のパッド電極は、前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動して前記筐体の側面から突出可能となるように前記筐体に取り付けられていることを特徴とする部材。
  2. 前記部材は、前記部材の外方に面する部分として、第1の部分と、前記第1の部分と反対側の第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とをつなぐ第3の部分とを備え、
    前記複数のパッド電極は、前記第3の部分に取り付けられている請求項1に記載の部材。
  3. 前記複数のパッド電極を押し上げる押上板を有し、前記押上板によって前記複数のパッド電極を押し上げることによって、前記複数のパッド電極を前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動させて前記筐体の側面から突出させる請求項1または2に記載の部材。
  4. 第1の部材と第2の部材とを有し、前記第1の部材の内部に前記第2の部材を挿入することで前記第2の部材が前記押上板を押上げて、前記押上板が前記複数のパッド電極を押し上げる請求項3に記載の部材。
  5. 前記パッド電極を付勢する付勢バネと、前記パッド電極の位置を操作する操作ピンとを有し、前記付勢バネ及び前記操作ピンによって、前記複数のパッド電極を前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動させて前記筐体の側面から突出させる請求項1または2に記載の部材。
  6. 前記部材の長手方向に対して傾斜する斜面を有し、前記斜面に沿って前記複数のパッド電極が移動することで、前記複数のパッド電極を前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動させて前記筐体の側面から突出させる請求項1または2に記載の部材。
  7. 前記複数のパッド電極を回転させることで、前記複数のパッド電極を前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動させて前記筐体の側面から突出させる請求項1または2に記載の部材。
  8. 複数のパッド電極と、内部にインクを収納する筐体とを有するインクカートリッジであって、
    前記複数のパッド電極は、前記筐体の側面から遠ざかる方向に移動して前記筐体の側面から突出可能となるように前記筐体に取り付けられていることを特徴とするインクカートリッジ。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の部材が装着された記録装置。
  10. 請求項8に記載のインクカートリッジが装着された記録装置。
JP2018184604A 2018-09-28 2018-09-28 パッド電極を有する部材、記録装置 Active JP7242231B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184604A JP7242231B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 パッド電極を有する部材、記録装置
US17/272,588 US11565530B2 (en) 2018-09-28 2019-09-26 Ink cartridge adaptor, ink cartridge and recording apparatus
CN201980062985.1A CN112770913B (zh) 2018-09-28 2019-09-26 墨盒适配器、墨盒以及记录设备
EP19794713.8A EP3856523A1 (en) 2018-09-28 2019-09-26 Ink cartridge adaptor, ink cartridge and recording apparatus
PCT/JP2019/039030 WO2020067581A1 (en) 2018-09-28 2019-09-26 Ink cartridge adaptor, ink cartridge and recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184604A JP7242231B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 パッド電極を有する部材、記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020049907A true JP2020049907A (ja) 2020-04-02
JP7242231B2 JP7242231B2 (ja) 2023-03-20

Family

ID=68344957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018184604A Active JP7242231B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 パッド電極を有する部材、記録装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11565530B2 (ja)
EP (1) EP3856523A1 (ja)
JP (1) JP7242231B2 (ja)
CN (1) CN112770913B (ja)
WO (1) WO2020067581A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7224830B2 (ja) 2018-09-28 2023-02-20 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012226288A (ja) * 2010-06-11 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 情報記憶装置、着脱可能装置、現像剤容器、及び、画像形成装置
JP2012226289A (ja) * 2010-06-11 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 着脱可能装置、現像剤容器、及び、画像形成装置
JP2012230343A (ja) * 2010-06-11 2012-11-22 Ricoh Co Ltd 現像剤収納容器および画像形成装置
JP2013220649A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Brother Industries Ltd 印刷流体カートリッジ
JP2014117836A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Brother Ind Ltd 印刷流体供給装置及び印刷流体カートリッジ
WO2017130242A1 (en) * 2016-01-29 2017-08-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System for consuming consumable material

Family Cites Families (115)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5430471A (en) 1991-08-30 1995-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container, recording head using same and recording apparatus using same
JP2960235B2 (ja) 1991-11-12 1999-10-06 キヤノン株式会社 インク容器、これを用いた記録ヘッドユニットおよびこれを搭載する記録装置
JP3105047B2 (ja) 1991-11-18 2000-10-30 キヤノン株式会社 インク容器、これを用いた記録ヘッドユニットおよびこれを搭載する記録装置
JPH0615834A (ja) 1992-06-30 1994-01-25 Canon Inc 容器、該容器を用いた記録ヘッドユニット、前記容器を搭載した記録装置
US6170939B1 (en) 1992-07-31 2001-01-09 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storing container for recording apparatus
CA2272160C (en) 1992-07-31 2003-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storing container for recording apparatus
JP3253153B2 (ja) 1992-10-20 2002-02-04 キヤノン株式会社 インクジェットヘッドカートリッジ及び該カートリッジを備えたインクジェット装置
JP3143539B2 (ja) 1993-02-03 2001-03-07 キヤノン株式会社 インク残量検知方法およびその装置ならびにインクジェット記録装置
US5619239A (en) 1993-11-29 1997-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Replaceable ink tank
JP3101482B2 (ja) 1994-01-31 2000-10-23 キヤノン株式会社 液体保持容器の製造方法、及び製造装置
JP3227296B2 (ja) 1994-01-31 2001-11-12 キヤノン株式会社 インクタンク
ES2186956T5 (es) 1994-08-24 2009-07-24 Canon Kabushiki Kaisha Contenedor de tinta para impresora por chorros de tinta, soporte para el contenedor, carro para el soporte y para la impresora por chorros de tinta.
JP3274046B2 (ja) 1994-08-24 2002-04-15 キヤノン株式会社 インクタンク
DE69517637T2 (de) 1994-08-31 2001-02-15 Canon Kk Farbstoffnachfüllverfahren und -vorrichtung für Farbstoffbehälter
DE69616612T2 (de) 1995-02-28 2002-08-01 Canon Kk Tintenstrahldrucker und darauf montierte Tintenkassette
JPH11348261A (ja) 1998-06-10 1999-12-21 Canon Inc 液体噴射記録ヘッドにおける液体吐出状態検査方法および液体吐出状態検査装置
JP2001063089A (ja) 1999-08-30 2001-03-13 Canon Inc インクタンク、記録ヘッドカートリッジおよびインクジェット記録装置
US6390612B1 (en) 1999-08-30 2002-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Method for filling ink holding member with ink, ink filling apparatus, and ink tank to be filled with ink by ink filling method
JP3733266B2 (ja) 1999-10-04 2006-01-11 キヤノン株式会社 液体収納容器
CA2343853A1 (en) 2000-04-14 2001-10-14 Muga Mochizuki Semiconductor device, ink tank provided with such semiconductor device, ink jet cartridge, ink jet recording apparatus, method for manufacturing such semiconductor device, and communication system, method for controlling pressure, memory element, security system of ink jet recording apparatus
EP1164022B1 (en) 2000-06-16 2008-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus utilizing solid semiconductor element
US6685296B2 (en) 2000-06-16 2004-02-03 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank and ink jet recording apparatus provided with the same
JP3667295B2 (ja) 2001-05-10 2005-07-06 キヤノン株式会社 インクタンク
JP3667296B2 (ja) 2001-05-10 2005-07-06 キヤノン株式会社 インクタンク
JP3774675B2 (ja) 2001-05-10 2006-05-17 キヤノン株式会社 パッケージ
JP3809401B2 (ja) 2001-07-27 2006-08-16 キヤノン株式会社 インクタンク
US6959984B2 (en) 2001-08-14 2005-11-01 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container and inkjet cartridge
ATE326348T1 (de) 2001-10-05 2006-06-15 Canon Kk Tintenbehälter, flüssigkeitszufuhrvorrichtung und aufzeichnungsvorrichtung
US6854836B2 (en) 2001-10-05 2005-02-15 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container, liquid supply system, liquid using apparatus, ink tank, ink supply system, inkjet print head and print apparatus
JP2003191488A (ja) 2001-12-27 2003-07-08 Canon Inc 液体収納容器、インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置
JP4018422B2 (ja) 2002-03-29 2007-12-05 キヤノン株式会社 液体収納容器、および液体収納容器の識別方法
US6935739B2 (en) 2002-09-30 2005-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, printing cartridge, and colorant container
TWI259149B (en) 2002-09-30 2006-08-01 Canon Kk Ink container and recording apparatus
TWI260273B (en) 2002-09-30 2006-08-21 Canon Kk Liquid supply system, fluid communicating structure, ink supply system, and inkjet recording head utilizing the fluid communicating structure
US6942326B2 (en) 2002-09-30 2005-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank
JP2004122487A (ja) 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc 液体タンクおよびタンクホルダ、ヘッドカートリッジ、記録装置、タンク着脱方法
DE60311716T2 (de) 2002-09-30 2007-12-06 Canon K.K. Tintenzufuhrvorrichtung, Tintenstrahldruckvorrichtung, Tintenbehälter, Tintennachfüllbehälter und Tintenstrahlpatrone
US7134747B2 (en) 2002-09-30 2006-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Ink container, recording head and recording device using same
JP2004188720A (ja) 2002-12-10 2004-07-08 Canon Inc 液体収納容器
JP2004230704A (ja) 2003-01-30 2004-08-19 Canon Inc 液体タンク
JP2004314600A (ja) 2003-04-04 2004-11-11 Canon Inc 液体収納容器、液体使用装置および記録装置、並びにインクジェットカートリッジ
JP2004314602A (ja) 2003-04-04 2004-11-11 Canon Inc 液体収納容器及びその製造方法
JP3848298B2 (ja) 2003-05-22 2006-11-22 キヤノン株式会社 インクタンク
JP2004358914A (ja) 2003-06-06 2004-12-24 Canon Inc インクタンク
JP2004358913A (ja) 2003-06-06 2004-12-24 Canon Inc インクタンクおよびインクタンクホルダー
JP2005028779A (ja) 2003-07-07 2005-02-03 Canon Inc インクタンクおよびインクタンクホルダー
JP4289963B2 (ja) 2003-09-29 2009-07-01 キヤノン株式会社 インクタンクおよび記録装置
JP4047259B2 (ja) 2003-09-29 2008-02-13 キヤノン株式会社 インク供給システム
JP4058434B2 (ja) 2003-12-26 2008-03-12 キヤノン株式会社 インク収納容器、該容器の製造方法およびプリンタシステム
JP3977355B2 (ja) 2004-06-07 2007-09-19 キヤノン株式会社 インクタンクおよび記録ヘッド
JP4585797B2 (ja) 2004-06-07 2010-11-24 キヤノン株式会社 液体供給装置
US7396118B2 (en) 2004-07-09 2008-07-08 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge for ink jet recording and method for producing the same
US7384116B2 (en) 2004-10-20 2008-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container and ink jet printing apparatus
JP4533125B2 (ja) 2004-10-20 2010-09-01 キヤノン株式会社 インクタンクおよびインクジェット記録装置
JP4012195B2 (ja) 2004-12-09 2007-11-21 キヤノン株式会社 インクタンク、記録装置、インクタンクの製造方法、およびインク残量検知方法
JP4560401B2 (ja) 2004-12-22 2010-10-13 キヤノン株式会社 インクタンクおよびインクジェット記録装置
US8313185B2 (en) 2006-03-31 2012-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container and liquid container package
JP4926538B2 (ja) 2006-05-11 2012-05-09 キヤノン株式会社 液体収納容器および記録装置
JP4164519B2 (ja) 2006-06-16 2008-10-15 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
US20080021170A1 (en) 2006-07-19 2008-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge
US20080018720A1 (en) 2006-07-19 2008-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge
US7950790B2 (en) 2006-09-11 2011-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Ink container and ink jet recording apparatus
CN101535053B (zh) 2006-11-06 2011-08-17 精工爱普生株式会社 液体容纳容器、容器固定器、以及液体消耗装置
KR101104475B1 (ko) 2006-11-06 2012-01-12 세이코 엡슨 가부시키가이샤 액체 수용 용기
JP4946751B2 (ja) 2006-11-06 2012-06-06 セイコーエプソン株式会社 容器ホルダ、液体消費装置及び液体収容容器
JP5018469B2 (ja) 2007-03-30 2012-09-05 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
JP5031506B2 (ja) 2007-10-12 2012-09-19 キヤノン株式会社 インクタンクおよび記録装置
JP5106134B2 (ja) 2008-01-10 2012-12-26 キヤノン株式会社 液体収納容器
EP2298558B1 (en) 2008-03-31 2013-05-15 Canon Kabushiki Kaisha Ink container and ink jet recording system
JP2010012775A (ja) 2008-06-06 2010-01-21 Canon Inc インクタンクおよび液体収納容器
JP5550220B2 (ja) 2008-08-29 2014-07-16 キヤノン株式会社 インクタンク
CN102763171B (zh) 2010-01-15 2015-11-25 凯博瑞奥斯技术公司 低雾度透明导体
JP5340240B2 (ja) 2010-04-02 2013-11-13 キヤノン株式会社 タンクおよびこれを備えたプリンタ
EP2752716B1 (en) 2010-06-11 2018-12-19 Ricoh Company, Ltd. Information storage device, removable device, developer container, and image forming apparatus
US8529037B2 (en) 2011-02-03 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank and production process of ink tank
JP5929167B2 (ja) * 2011-12-22 2016-06-01 ブラザー工業株式会社 印刷流体カートリッジ
JP5615392B2 (ja) 2012-02-23 2014-10-29 キヤノン株式会社 液体収納容器およびそれを装着可能な装置
JP5979906B2 (ja) 2012-02-23 2016-08-31 キヤノン株式会社 液体収納容器およびそれを装着可能な装置
JP6115041B2 (ja) * 2012-08-24 2017-04-19 ブラザー工業株式会社 印刷流体収容装置及び印刷流体供給装置
CN108724956B (zh) 2013-09-18 2020-01-24 佳能株式会社 墨盒和喷墨打印机
KR102100600B1 (ko) 2013-09-18 2020-04-13 캐논 가부시끼가이샤 잉크 카트리지 및 잉크젯 프린터
JP6415114B2 (ja) 2014-05-30 2018-10-31 キヤノン株式会社 液体貯留ユニットとそれを用いた液体吐出装置及び液体貯留ユニットからの気泡の除去方法
JP6355442B2 (ja) 2014-06-10 2018-07-11 キヤノン株式会社 液体収容容器の液体充填方法
JP6395471B2 (ja) 2014-06-27 2018-09-26 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
JP6385163B2 (ja) 2014-06-27 2018-09-05 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
US9375938B2 (en) 2014-06-27 2016-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge and ink jet printing apparatus
JP6465588B2 (ja) 2014-08-25 2019-02-06 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置および制御方法
JP6528564B2 (ja) * 2014-08-29 2019-06-12 セイコーエプソン株式会社 液体供給ユニット
EP3112162B1 (en) 2015-07-01 2019-06-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid cartridge
JP6308989B2 (ja) 2015-09-30 2018-04-11 キヤノン株式会社 液体収納容器及び液体吐出装置
JP2017081083A (ja) 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 液体吐出装置、ヘッド及び液体充填方法
JP6611564B2 (ja) 2015-10-30 2019-11-27 キヤノン株式会社 液体収納ボトルおよび液体収納ボトルのパッケージ
JP6700719B2 (ja) 2015-10-30 2020-05-27 キヤノン株式会社 液体吐出装置及びヘッド
JP6602160B2 (ja) 2015-10-30 2019-11-06 キヤノン株式会社 液体吐出装置及びヘッド
JP6723729B2 (ja) 2015-11-17 2020-07-15 キヤノン株式会社 液体収容容器および液体収容容器の製造方法
JP6624905B2 (ja) 2015-11-26 2019-12-25 キヤノン株式会社 液体容器および液体残量検出装置
US10391776B2 (en) 2015-11-30 2019-08-27 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storage container and printing apparatus
JP6716258B2 (ja) 2016-01-08 2020-07-01 キヤノン株式会社 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム
US9914308B2 (en) 2016-01-08 2018-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus and liquid ejection head
JP6808324B2 (ja) 2016-01-08 2021-01-06 キヤノン株式会社 液体吐出記録装置及び液体吐出ヘッド
US10005287B2 (en) 2016-01-08 2018-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus, liquid ejection head, and method of supplying liquid
JP6611618B2 (ja) 2016-01-08 2019-11-27 キヤノン株式会社 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム
JP2017193105A (ja) 2016-04-20 2017-10-26 キヤノン株式会社 液体収納容器ユニット
US10093105B2 (en) 2016-04-22 2018-10-09 Canon Kabushiki Kaisha Liquid storage container and liquid ejection apparatus
JP6775992B2 (ja) 2016-04-22 2020-10-28 キヤノン株式会社 液体収容容器および液体吐出装置
JP6661462B2 (ja) 2016-05-16 2020-03-11 キヤノン株式会社 液体吐出装置および液体補給容器
JP2017209864A (ja) 2016-05-25 2017-11-30 キヤノン株式会社 液体吐出装置及び液体吐出ヘッド
JP6746391B2 (ja) 2016-06-15 2020-08-26 キヤノン株式会社 液体収容容器ユニット
US10399347B2 (en) 2016-06-29 2019-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Liquid supplying mechanism, and liquid ejection apparatus
CN107885057B (zh) 2016-09-30 2022-04-22 兄弟工业株式会社 显影盒
US10583662B2 (en) 2017-09-28 2020-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid supply apparatus, liquid ejection head, and liquid supply method
US10792930B2 (en) 2017-09-29 2020-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus and liquid ejection head
JP7267708B2 (ja) 2017-10-13 2023-05-02 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置
JP7154919B2 (ja) 2018-09-28 2022-10-18 キヤノン株式会社 インクカートリッジ
JP7224830B2 (ja) 2018-09-28 2023-02-20 キヤノン株式会社 パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012226288A (ja) * 2010-06-11 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 情報記憶装置、着脱可能装置、現像剤容器、及び、画像形成装置
JP2012226289A (ja) * 2010-06-11 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 着脱可能装置、現像剤容器、及び、画像形成装置
JP2012226295A (ja) * 2010-06-11 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 着脱可能装置、現像剤容器、及び、画像形成装置
JP2012230343A (ja) * 2010-06-11 2012-11-22 Ricoh Co Ltd 現像剤収納容器および画像形成装置
JP2013220649A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Brother Industries Ltd 印刷流体カートリッジ
JP2014117836A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Brother Ind Ltd 印刷流体供給装置及び印刷流体カートリッジ
WO2017130242A1 (en) * 2016-01-29 2017-08-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System for consuming consumable material

Also Published As

Publication number Publication date
EP3856523A1 (en) 2021-08-04
CN112770913A (zh) 2021-05-07
CN112770913B (zh) 2022-10-11
WO2020067581A1 (en) 2020-04-02
US11565530B2 (en) 2023-01-31
US20210316554A1 (en) 2021-10-14
JP7242231B2 (ja) 2023-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3694722B1 (en) Member including pad electrode, ink cartridge, recording apparatus
JP5906622B2 (ja) インクジェット記録装置
US9409428B2 (en) Recording apparatus
JP2010111116A (ja) 回路基板および液体供給ユニット
US20140043409A1 (en) Liquid ejection apparatus
US9393797B2 (en) Terminal unit, ink supply unit, and adapter
JP2012196804A (ja) 廃液収容体及び液体消費装置
JP7224830B2 (ja) パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置
JP2004106542A (ja) アンテナ基板のシールド装置および該装置を備える液体噴射装置
JP7242231B2 (ja) パッド電極を有する部材、記録装置
JP2016005887A (ja) 液体吐出ヘッド
KR101450371B1 (ko) 카트리지 홀더
JP2012196798A (ja) 廃液収容体及び液体消費装置
JP2014240202A (ja) 廃液収容体及び液体消費装置
JP6939210B2 (ja) ユニット装着構造および印刷装置
JP2017154423A (ja) 記録装置
JP2012196799A (ja) 液体噴射装置
JP4458227B2 (ja) インクカートリッジの浮き上がり防止装置および記録装置
JP2019116050A (ja) 記録装置
JP3991041B2 (ja) 記録ヘッドユニット及びインクジェット記録装置
JP2006202156A (ja) メモリーカードコネクタ
JP6380742B2 (ja) 記録装置
JP2008213190A (ja) 液体供給装置及び画像記録装置
JP2006205673A (ja) キャリッジ及び液体噴射装置
JP2005305657A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221222

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221222

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230112

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230308

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7242231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151