JP2013220649A - 印刷流体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷流体カートリッジに設けられた電気的インターフェースやカートリッジ装着部の接点にインクが付着することを防止する手段を提供する。
【解決手段】インクカートリッジ30は、インク室36を有する本体35と、本体35に設けられて前壁40側に開口しており、接続部103に連結されて本体31からインクを流出させるインク供給部34と、本体31にスライド可能に設けられた支持板93に支持されたIC基板74と、を具備する。支持板93のスライドに伴って、IC基板74は、本体31の奥行き方向53において異なる第1位置と第2位置とに移動可能であり、第2位置において接点106からの接圧に抗して本体31に支持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷流体の供給部及び電気的インターフェースを有する印刷流体カートリッジに関する。
従来より、インクを用いて記録用紙に画像を記録する画像記録装置が知られている。この画像記録装置は、インクジェット方式の記録ヘッドを備え、記録ヘッドのノズルからインク滴を記録用紙へ向けて選択的に噴出する。このインク滴が記録用紙に着弾することによって、記録用紙に所望の画像が記録される。この画像記録装置には、記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクカートリッジが設けられる。インクカートリッジは、画像記録装置に設けられた装着部に対して着脱可能である(特許文献1)。
インクカートリッジには、インクの色や材料、残量、メンテナンス状態などを個別に把握するために、メモリモジュールなどの電子部品が設けられることがある。メモリモジュールなどは、インクカートリッジがカートリッジ装着部に装着された状態において、カートリッジ装着部に設けられた接点と電気的に導通されて、記憶しているデータが読み出し可能となる(特許文献2)。
特開2009−132098号公報 特開2000−37880号公報
カートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジは、少なくともインク供給部が、カートリッジ装着部に対して位置決めされる。メモリモジュールなどの電子部品は、インクとの接触を避けることが好ましい。しかしながら、インクカートリッジのインク供給部にインクニードルが挿抜されるときに、インク供給部からインクが飛散して、離れて配置された電子部品や接点などに付着するおそれがある。
また、インクカートリッジにおいて、電子部品をインク供給部から離れて配置すると、インク供給部に対して位置ズレが生じやすくなり、導通が不確実になりやすいという問題がある。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、印刷流体カートリッジに設けられた電気的インターフェースやカートリッジ装着部の接点にインクが付着することを防止する手段を提供することにある。
本発明は、連結部及び接点部材を有するカートリッジ装着部に装着される印刷流体カートリッジに関する。印刷流体カートリッジは、前面及び後面を有しており、当該前面と当該後面との間に印刷流体を収容する本体と、上記本体に設けられて前面側に開口しており、上記連結部に連結されて上記本体から印刷流体を流出させる供給部と、上記本体の外表面側に設けられた電気的インターフェースと、を具備する。上記電気的インターフェースは、上記本体の前後方向において異なる第1位置と第2位置とに移動可能であり、当該第2位置において、上記接点部材からの接圧に抗して上記本体に支持される。
印刷流体カートリッジがカートリッジ装着に装着されると、供給部が連結部と連結される。また、電気的インターフェースは第2位置において接点部材と導通される。電気的インターフェースは、第2位置と前後方向において異なる第1位置へ移動可能なので、供給部が連結部材と連結されるタイミングと、電気的インターフェースが接点部材と導通されるタイミングとが異なる。
本発明によれば、供給部が連結部材と連結されるタイミングと、電気的インターフェースが接点部材と導通されるタイミングとが異なるので、供給部が連結部材と連結される前に、電気的インターフェースが接点部材と導通されることにより、供給部が連結部材と連結されるときに印刷流体が飛散しても、電気的インターフェース及び接点部材に付着し難い。また、供給部が連結部材と連結された後に、電気的インターフェースが接点部材と導通されることにより、供給部が連結部材と連結されるタイミングにおいて、供給部と電気的インターフェースと大きく離間させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態としてのカートリッジ装着部110を備えたプリンタ10の内部構造を模式的に示す模式断面図である。 図2は、インクカートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図3は、インクカートリッジ30の内部構成を示す断面図である。 図4は、カートリッジ装着部110の構成を示す断面図である。 図5は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程を示すインクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110の部分断面図である。 図6は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態を示すインクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110の部分断面図である。 図7は、第2実施形態に係るインクカートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図8は、第2実施形態において、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程を示すインクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110の部分断面図である。 図9は、第2実施形態において、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態を示すインクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110の部分断面図である。 図10は、第2実施形態の変形例に係るインクカートリッジ30を示す斜視図である。 図11は、第2実施形態の変形例に係るインクカートリッジ30を示す斜視図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
[プリンタ10の概要]
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10は、インク供給装置100を備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面が外部に開放された開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を介してカートリッジ装着部110に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から抜き出される。
インクカートリッジ30には、プリンタ10で使用可能なインクが貯留されている。カートリッジ装着部110に装着された状態において、インクカートリッジ30と記録ヘッド21とがインクチューブ20で接続されている。記録ヘッド21にはサブタンク28が設けられている。サブタンク28は、インクチューブ20を通じて供給されるインクを一時的に貯留する。記録ヘッド21は、インクジェット記録方式によって、サブタンク28から供給されたインクをノズル29から選択的に吐出する。
給紙トレイ15から給紙ローラ23によって搬送路24へ給送された記録用紙は、搬送ローラ対25によってプラテン26上へ搬送される。記録ヘッド21は、プラテン26上を通過する記録用紙に対してインクを選択的に吐出する。これにより、画像が記録用紙に記録される。プラテン26を通過した記録用紙は、排出ローラ対22によって、搬送路24の最下流側に設けられた排紙トレイ16に排出される。
[インクカートリッジ30]
図2,3に示されるように、インクカートリッジ30はインクが貯留される容器である。インクカートリッジ30の内部に形成されている空間がインクを貯留するインク室36である。インク室36は、本体31の筐体によって形成されているが、例えば、インクカートリッジ30の外観を形成している本体31の筐体とは別の部材である内部フレームなどによって形成されていてもよい。
インクカートリッジ30は、図2,3に示された起立状態、つまり、同図の下側の面を底面とし、同図の上側の面を上面として、カートリッジ装着部110に対して矢印50で示される方向(図4参照、以下「挿入及び取出方向50」と称する。)に沿って挿抜される。挿入及び取出方向50は水平方向に沿っている。インクカートリッジ30は、起立状態のままカートリッジ装着部110に挿抜される。この起立状態が、装着姿勢に相当する。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される向きが挿入向き56であり、取り出される向きが取出向き55である。また、起立状態における高さ方向(上下方向)52が、重力方向に相当する。すなわち、インクカートリッジ30は、挿入及び取出方向50に沿ってカートリッジ装着部110に挿入され、また、挿入及び取出方向50に沿ってカートリッジ装着部110から抜き出される。なお、本実施形態では、挿入及び取出方向50が水平方向に沿っているが、挿入及び取出方向50は、重力方向や、水平方向及び重力方向と交差する方向であってもよい。挿入及び取出方向50が例えば重力方向であれば、インクカートリッジ30の前面が下方へ向いていることになる。
図2,3に示されるように、インクカートリッジ30は、平面又は曲面で構成される立体形状、例えば、略直方体形状の本体31を有する。本体31は、全体として、幅方向(左右方向)51に細く、高さ方向(上下方向)52と奥行き方向(前後方向)53が幅方向51よりも大きい扁平形状である。
図2,3に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着されるときに挿入向き56前方側となる本体31の壁が前壁40であり、挿入向き56後方側となる本体31の壁が後壁41である。前壁40と後壁41とは、挿入及び取出方向50において対向している。前壁40及び後壁41は、挿入及び取出方向50に延びる左右一対の側壁37,38、側壁37,38と前壁40及び後壁41とを接続し、かつ前壁40の上端から後壁41の上端に渡って挿入及び取出方向50に沿って拡がる上壁39、及び前壁40の下端から後壁41の下端に渡って挿入及び取出方向50に渡って拡がる下壁42、の4つの壁によりそれぞれ区画されている。なお、挿入及び取出方向50は奥行き方向53と平行である。前壁40の外面が前面に相当する。後壁41の外面が後面に相当する。上壁39の外面が上面に相当する。なお、後壁41は、挿入向き56にインクカートリッジ30の本体31を視たときに見える壁である。
図2,3に示されるように、本体31の前壁40における高さ方向52の中央付近には、残量検知部33が設けられている。残量検知部33は、インク室36に通ずるように一方が開口された箱形である。また、残量検知部33は、光センサ114(図4参照)から出射されて、挿入及び取出方向50と垂直な方向(本実施形態では、幅方向51)に進行する光、例えば赤外光を透過させる透光性の樹脂からなる一対の壁と、残量検知部33を確定する透光性の前壁、上壁及び下壁と、を有する。残量検知部33を構成する壁は、幅方向51に進行する光を透過させる。なお、残量検知部33は、透光性の樹脂に対し、光が臨界角を越えた角度で入射されることによって、光を反射させる反射部材としてもよい。また、光は赤外光でもよいし、可視光であってもよい。残量検知部33が、光減衰部に相当する。
残量検知部33の左右一対の壁の間はインクを貯留可能とするために中空とされている。図3に示されるように、残量検知部33の左右一対の壁の間にはセンサーアーム60の板状のインジケータ部62が位置している。センサーアーム60は、板状のアーム本体61の両端に、インジケータ部62及びフロート部63とがそれぞれ設けられたものである。センサーアーム60は、インク室36において、幅方向51に沿って延びる支軸64により回動可能に支持されている。センサーアーム60は、インク室36に存在するインク量に対応して回動するものである。センサーアーム60は、インジケータ部62が残量検知部33の重力方向下側に位置する下位姿勢と、インジケータ部62が下位姿勢よりも残量検知部33の重力方向上側に位置する上位姿勢に姿勢変化可能である。なお、図3では、インクが所定量以上あり、インジケータ部62が下位姿勢である状態が示されている。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、カートリッジ装着部110に設けられた光センサ114に対して、残量検知部33は、挿入及び取出方向50と垂直な方向(本実施形態では、幅方向51)に進行する赤外光を所定量以上透過させる状態と、残量検知部33が赤外光を所定量未満に遮光又は減衰させる状態とに変化する。インジケータ部62が上位姿勢であれば残量検知部33は赤外光を透過させ、インジケータ部62が下位姿勢であれば、残量検知部33は赤外光を遮光又は減衰させる。この残量検知部33の透光状態に応じて、インク室36内のインク残量が所定量未満になったことが判定される。
なお、残量検知部33には、センサーアーム60がなくてもよい。光センサ114は、発光素子と受光素子とが挿入及び取出方向50と垂直な水平方向(インクカートリッジ30の幅方向(左右方向)51に一致する。)に対向されている。そして、発光素子から出射された光は、挿入及び取出方向50と垂直な水平方向に進行し、受光素子に受光される。そして、残量検知部33内にインクがある状態では、発光素子から出射された赤外光が遮断又は減衰され、残量検知部33内にインクがない状態では、発光素子から出射された赤外光が所定量以上透過されるように構成されていてもよい。更に、残量検知部33が柔らかいフィルムで構成されていてもよい。つまり、残量検知部33内にインクがある状態ではフィルムが膨らんでおり、このフィルムに回動可能なレバーが接触することによって、レバーが赤外光を遮断する位置に保持される。一方、残量検知部33内にインクがない状態ではフィルムが萎んでおり、回動可能なレバーが下方又は上方へ回動して赤外光を遮断しない位置へ回動するように構成されていてもよい。また、残量検知部33内にインクがある状態では、光センサ114の発光素子から出射された赤外光が受光素子に到達しないように反射され、残量検知部33内にインクがない状態では、発光素子から出射された赤外光が受光素子に到達するように反射されるように構成されていてもよい。
本体31の前壁40側における残量検知部33の下側に、インク供給部34が設けられている。インク供給部34は、円筒形状の外形をなしており、前壁40から挿入及び取出方向50に沿って外側へ突出している。インク供給部34の突出端にはインク供給口71が形成されている。インク供給部34が連結部に相当する。
インク供給口71からインク供給部34の内部空間を通じて、挿入及び取出方向50に延びてインク室36へ通ずるインク流路72が形成されている。インク供給口71は、コイルバネ73によってインク供給口71に付勢されたインク供給バルブ70によって開閉可能に構成されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、カートリッジ装着部110に設けられたインクニードル122(図4参照)が、インク供給口71に挿入され、コイルバネ73の付勢力に抗してインク供給バルブ70をインク供給口71から離間させてインク供給口71を開く。これにより、インク流路72を通ってインク室36から、カートリッジ装着部110に設けられたインクニードル122へインクが流出される。
なお、インク供給口71は、必ずしもインク供給バルブ70によって開閉可能な構成に限定されず、例えば、インク供給口71がフィルムなどで閉塞されており、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インクニードル122がフィルムを突き破ることによりインク供給口71が開かれる構成であってもよい。また、本実施形態では示されていないが、本体31には、負圧に維持された状態のインク室36の気圧を外気圧とするための大気連通口が設けられていてもよい。
本体31の上壁39における奥行き方向53の中央付近から後壁41に渡って、係止部45が形成されている。係止部45は、インクカートリッジ30の幅方向51及び高さ方向52に拡がる係止面46を有して上壁39から下側へ凹んでいる。係止面46には、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態で、後述される係合部材145(図4参照)が係合する。係止部45は、インクカートリッジ30を取出向き55に押し出させる付勢力とは反対向きの外力、すなわち本実施形態では係合部材145からの力を受けるものである。
本体31の係止部45には、回動部材80が設けられている。回動部材80は、例えば、屈曲された平板形状をなしており、その長手方向が奥行き方向53に沿うように配置されている。回動部材80は、その屈曲された位置に軸83を有する。この軸83が、係止面46から後壁41側へ離間された位置において幅方向51に延出されて回転可能に支持されている。回動部材80は、軸83周りに回動可能である。回動部材80において、前壁40側となる先端部81は、軸83から係止面46側へ延出されている。回動部材80の後端部82は、軸83から後壁41側へ延出されている。
先端部81が最も上側に位置するまで回動部材80が回動すると、先端部81は、本体31の上壁39よりも外側にはみ出る。回動部材80の先端部81が下向きへ押し下げられることにより、回動部材80は、図5における時計回りへ回動する。回動部材80が最も時計回りに回動された状態において、先端部81は、係止面46の下端付近に位置する。なお、回動部材80は本体31と一体にされていてもよい。また、回動部材80は、コイルバネによって時計回りに付勢されていてもよいし、自重により一方側は回動するものであってもよい。
本体31の上壁39における係止部45より前壁40側には、ガイド溝90が形成されている。ガイド溝90は、高さ方向52において残量検知部33より上側に位置する。ガイド溝90は、上壁39から下側へ凹んでおり、奥行き方向53に沿って延びて前壁40に開口している。ガイド溝90を区画する両側壁の上端であって前壁40側の隅には、ガイド溝90の空間へ突出する一対の凸片91,92が幅方向51に対向して設けられている。凸片91,92は、後述される支持板93と当接するストッパとして機能する。
ガイド溝90には、支持板93が嵌め込まれている。支持板90は平板形状であり、前壁40から挿入向き56へ突出する一部分が幅方向51に狭い形状である。支持板90の幅が変化する位置には、幅方向51及び高さ方向52へ拡がる当接面94,95が形成されている。支持板93は、当接面94,95が凸片91,92と当接する第1位置と(図2参照)、後壁41側の後面96が、ガイド溝90の終面97と当接する位置との間で奥行き方向53に沿ってスライド可能である。支持板93がスライドするとき、支持板93の下面98は、ガイド溝90の底面99と摺接する。支持板90が支持部材に相当する。
ガイド溝90の終面97と支持板93の後面96との間には、奥行き方向53に沿って弾性的に収縮可能なコイルバネ84が設けられている。支持板93はコイルバネ84に付勢されており、外力が付与されていない状態においては、その先端部分が本体31の前壁40から前向きに突出している。支持板93をガイド溝90の終面97へ近接させる向きの外力が付与されると、コイルバネ84が弾性的に収縮して、ガイド溝90の終面97に向かってスライド移動し、後述される接点106と導通する第2位置に位置する(図6参照)。つまり、第2位置は、第1位置より本体31の後壁41側である。このように、支持板93は、コイルバネ84の伸縮に応じて、第1位置と第2位置との間を往復移動可能である。コイルバネ84が付勢部材に相当する。
支持板93の上面には、IC基板74が設けられている。IC基板74は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される途中において接点106(図4参照)と導通し、かつインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態においても接点106と導通する。IC基板74が、電気的インターフェースに相当する。
IC基板74は、支持板93が第1位置にあるときに、支持板93が本体31の前壁40から前向きへ突出した先端部分に配置されている。したがって、支持板93が第1位置にあるときに、IC基板74は、本体31の前壁40より前側に位置する。より詳しくは、支持板93上のIC基板74は、第1位置においてインク供給口71よりも前方に位置している。支持板93が第2位置にあるときには、IC基板74は、本体31の前壁40より後壁41側に位置する。支持板93が第2位置にあるときには、IC基板74が設けられた領域に対応する支持板93の下面98は、ガイド溝90の底面99に当接して支持されている。
IC基板74には、IC、HOT電極、GND電極及びシグナル電極の3つの電極75が搭載されている。ICは、半導体集積回路であり、インクカートリッジ30に関する情報、例えば、ロット番号や製造年月日、インク色などの情報を示すデータが読み出し可能に格納されている。
HOT電極、GND電極及びシグナル電極の各電極75はICと電気的に接続されている。各電極75は、それぞれが奥行き方向(前後方向)53に沿って延出されており、幅方向51に離間されて配置されている。各電極75は、IC基板74の上面に電気的にアクセス可能に露出されている。つまり、各電極75は、装着姿勢の本体31の上側からアクセス可能に露出されている。
[インク供給装置100]
図1に示されるように、インク供給装置100は、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21へインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態が示されている。
[カートリッジ装着部110]
図4に示されるように、カートリッジ装着部110の筐体を形成するケース101は、プリンタ10の正面側に開口112を有する。開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が挿抜される。ケース101には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能であるが、図4においては、1つのインクカートリッジ30が収容可能なケース101の空間が示されている。
図4に示されるように、ケース101の終面102の下部に接続部103が設けられている。接続部103は、終面102において、ケース101に装着された各インクカートリッジ30のインク供給部34に対応する位置にそれぞれ配置されている。接続部103が連結部に相当する。
接続部103は、インクニードル122と、保持部121とを有する。インクニードル122は、管状の樹脂針からなる。インクニードル122は、ケース101の終面と表裏をなす外面側でインクチューブ20に接続されている。各インクニードル122からケース101の終面と表裏をなす外面側へ引き出された各インクチューブ20は、ケース101の当該外面に沿って上方へ引き上げられたのち、プリンタ10の記録ヘッド21へインクを流通可能に延出されている。なお、図4においては、インクチューブ20は省略されている。
保持部121は、円筒状に形成されている。保持部121の中心にインクニードル122が配置されている。図6に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インク供給部34が保持部121の円筒の内側に挿入される。このとき、インク供給部34の外周面が保持部121の円筒の内周面に密着する。これにより、インク供給部34が保持部121へ所定の間隔をもって挿入される。インク供給部34が保持部121へ挿入されると、インクニードル122がインク供給部34のインク供給口71に挿入される。これにより、インク室36に貯留されているインクが外部へ流出可能となる。インク室36から流出されたインクは、インクニードル122へ流入する。
図4に示されるように、ケース101の終面102において、接続部103より重力方向の上側に光センサ114が設けられている。光センサ114は、LEDなどの発光素子と、フォトトランジスタなどの受光素子とをそれぞれ有する。発光素子及び受光素子は、それぞれが筐体に囲まれている。光センサ114は、この筐体により形成される外形が馬蹄形である。発光素子は、筐体から一方向、本実施形態では、挿入及び取出方向50と垂直な水平方向(幅方向51)へ光を照射可能である。受光素子は、筐体に対して一方向から照射された光を受光可能である。このような発光素子と受光素子とが、馬蹄形の筐体において挿入及び取出方向50と垂直な水平方向(幅方向51)へ所定の間隔を空けて対向配置されている。発光素子と受光素子との間の空間には、インクカートリッジ30の残量検知部33が進入可能である。光センサ114の光路に残量検知部33が進入すると、光センサ114は、残量検知部33による透過光量の変化を検知し得る。
図4に示されるように、ケース101の天面104において、終面102と開口112との間には接点106が設けられている。接点106は、挿入及び取出方向50と直交する幅方向51に離れて3個が配置されている。3個の接点106の配置は、インクカートリッジ30において支持板93が第2位置であるときのIC基板74におけるHOT電極、GND電極及びシグナル電極の配置に対応している。各接点106は、導電性及び弾性を有する部材で構成されており、高さ方向52の上が向きへ弾性的に変形可能である。接点106が接点部材に相当する。
各接点106は、電気回路を介して演算装置に電気的に接続されている。演算装置は、例えばCPU,ROM,RAMなどからなるものであり、プリンタ10の制御部として構成されていてもよい。接点106とHOT電極とが電気的に導通されることによって、電圧VcがHOT電極に印加される。接点106とGND電極とが電気的に導通されることにより、GND電極がアースされる。接点106とHOT電極及びGND電極とが導通されることによって、ICに電力が供給される。接点106とシグナル電極とが電気的に導通されることにより、ICに格納されたデータにアクセス可能となる。電気回路からの出力は演算装置に入力される。
ケース101の天面104側であって接点106より終面102側には、終面102と平行な当接面105が形成されている。当接面105は、終面102より開口112側であって、天面104側の一部に配置されている。当接面105は、装着状態のインクカートリッジ30の前壁40とは当接しないか、或いは丁度当接するものである。カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が挿入されると、インクカートリッジ30が装着位置に到達する前に、第1位置の支持板93が当接面105に当接する。そして、インクカートリッジ30が装着位置へ挿入されることにより、当接面105に当接する支持板93が第1位置から第2位置へ移動する。
図4に示されるように、係合部材145がケース101に設けられている。係合部材145は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30を装着状態に保持するためのものである。係合部材145は、ケース101の開口112の天面104側に設けられている。
係合部材145は、例えば、支軸147を中心に揺動可能に形成されている。支軸147は、例えば、係合部材145の開口112側の端部に設けられている。この支軸147は、例えば、ケース101に取り付けられている。これにより、係合部材145は、ケース101の開口112付近の上側において、支軸147を中心に開口112側に対して近づく/離れるように回動可能に支持される。係合端部146は、係合部材145の支軸147の他端側に配置される。係合端部146は、インクカートリッジ30の係止部45と係合可能である。係合端部146が係止部45と係合することにより、インクカートリッジ30がケース101に対して、スライド部材123の付勢力に抗して、装着位置に保持される。係合端部146が係止部45と係合可能な位置となる係合部材145の回動位置(図6参照)がロック位置と称され、係合端部146が係止部45と係合しない位置(図5参照)がアンロック位置と称される。
係合部材145は、自重によって、重力方向下向きへ回動する。回動部材80の先端部81が上側に移動することにより、係合部材145が支軸147を中心に上側へ回動し、ロック位置からアンロック位置へ移動する。また、各図には示されていないが、例えば、係合部材145の可動範囲は、アンロック位置より下方へ移動しないように回動が規制されている。
[インクカートリッジ30の装着動作]
以下、図5,6が参照されつつ、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される動作が説明される。
カートリッジ装着部110に装着される前の状態では、インクカートリッジ30において、支持板93は第1位置にある。図5に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に対して挿入向き56へ挿入されると、係合部材145の係合端部146が支持板93に乗りあがる。これにより、係合部材145が図5における反時計回りに回動して、ロック位置からアンロック位置へ移動する。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、支持板93の先端がケース101の当接面105と当接する。インクカートリッジ30が更にカートリッジ装着部110に挿入されると、支持板93と本体31との奥行き方向53における相対移動が開始する。すなわち、コイルバネ84の付勢力に抗して、支持板93がガイド溝90の終面97側へ押し込まれる。これにより、支持板93が、本体31に対して第1位置から第2位置へ相対的にスライドされる。
図6に示されるように、当接面105との当接により位置決めされて支持板93が第2位置となると、IC基板74の各電極75は、接点106と接触可能な位置となる。IC基板74の各電極75が接点106と電気的に接触すると、各電極75と接点106とが電気的に導通された状態となる。このとき、支持板93の下面98においてIC基板74に対応する領域は、ガイド溝90の底面99に当接して支持されているので、接点106が上側から各電極75に所定の接圧で接触しても、IC基板74及び支持板93は、接圧に抗してガイド溝90の底面99によって支持される。IC基板74から読み出された情報は、インクカートリッジ30の種別(インク色や容量など)などの判定のために用いられる。種別などの判定方法については、従来より公知の手法を採用することができるので、ここでは詳細な説明が省略される。
本体31が装着位置となると、残量検知部33は、光センサ114の検知位置に到達する。これにより、光センサ114によってセンサーアーム60のインジケータ部62が検知可能となる。
また、インク供給部34は保持部121に接し、インクニードル122が、インク供給部34のインク供給口71に挿入される。インクニードル122がインク供給口71に挿入されてバルブ70に接し、更に本体31が挿入向き56へ移動されると、バルブ70がコイルバネ73の付勢力に抗してインクニードル122に押されてインク供給口71から離れる。そして、インク供給部34が保持部121に挿入され、かつ、インクニードル122がインク供給口71に挿入されることにより、インクカートリッジ30の本体31がケース101に対して、所定の位置に装着される。各図には示されていないが、インクニードル122の先端にはインク導入口が設けられているので、このインク導入口を通じて、インク室36からインクニードル122へインクが流入する。
また、インクカートリッジ30が装着位置に到達すると、本体31の係止部45における係止面46が、係合部材145の係合端部146を挿入向き56へ通り過ぎる。これにより、係合部材145の係合端部146が本体31の上壁39に支持されなくなるので、係合部材145が図5における時計回りへ回動して係合部145に位置し、係合端部146が係止面46に接する。これにより、本体31が、係合部材145が係止部45に係合し、コイルバネ84の付勢に抗して、インクカートリッジ30が装着位置に保持される。このようにして、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了する。
カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態においては、回動部材80の先端部81は、係合部材145の係合端部146より下側に位置されている。また、回動部材80の後端部82は、係止部45の底面から離間されて、本体31の上壁39より上側に位置されている。
インクカートリッジ30のインク室36内のインクが消費されると、使用済みのインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から取り外され、新しいインクカートリッジ30が装着される。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から取り外されるときには、回動部材80の後端部82が、ユーザによって下向きへ押し下げられる。これにより、回動部材80の先端部81が上向きへ移動して、係止部45の底面から離間する。この先端部81の移動に伴って、係合部材145が、回動部材80の先端部81により上側へ押し上げられる。これにより、係合部材145の係合端部146が係止面46より上側となるまで、つまり係合端部146が係止面46から離間するまで係合部材145が回動される。すなわち、係合部材145がロック位置からアンロック位置まで回動されて、係合部材145によるインクカートリッジ30の保持が解除される。
係合部材145の係合端部146が係止面46から離間されることにより、本体31に付与されている外力、すなわちコイルバネ84による付勢力によって、本体31は、取出向き55へ移動する。
本体31が取出向き55へ移動することによって、支持板93が、本体31に対して第2位置から第1位置へ相対的にスライド移動される。また、本体31が取出向き55へ移動することによって、インク供給部34から抜け出る。インクニードル122がインク供給部34から抜け出るまでIC基板74は接点106に接触しており、インクニードル122がインク供給部34から抜け出てから、IC基板74が接点106から離れる。
[第1実施形態の作用効果]
第1実施形態によれば、インク供給部34にインクニードル122が挿入される前に、IC基板74が接点106と接触するので、インク供給部34へインクニードル122が挿入されるときにインクが飛散しても、そのインクがIC基板74や接点106に付着し難い。また、インクニードル122がインク供給部34から抜け出るまでIC基板74は接点106に接触しており、インクニードル122がインク供給部34から抜け出てから、IC基板74が接点106から離れるので、インクニードル122がインク供給部34から抜け出るときに飛散したインクが、IC基板74や接点106に付着し難い。
特に第1実施形態では、IC基板74を支持する支持板93がガイド溝90に嵌め込まれているので、支持板93が奥行方向53に沿って移動するときに、支持板93の幅方向51の両端がガイド溝90の内壁によって案内されるので、支持板93の移動が円滑である。
なお、第1実施形態では、当接面94,95と当接する凸片91,92が設けられているが、凸片91,92は無くてもよい。すなわち、支持板93の第1位置は、コイルバネ84の自然長により決められてもよい。また、ガイド溝90が設けられずに、支持板93が本体31の上壁39により支持されていてもよい。
[第2実施形態]
以下、図7〜9を参照しつつ、本発明の第2実施形態が説明される。第1実施形態では、支持板93が本体31の前壁40より前側にスライドするが、第2実施形態では、支持板132が本体31の後壁41より後ろ側にスライドする。なお、第2実施形態では、支持板93に代えて、本体31に支持板132が設けられている点が異なり、残量検知部33、インク供給部34、IC基板74、及び回動部材80における各構成は同様なので、これらについては第1実施形態と同じ参照符号によって示され詳細な説明が省略される。
図7に示されるように、本体31の上壁39には、前壁40付近から後壁41に渡って延びるガイド溝131が形成されている。ガイド溝131は、高さ方向52において残量検知部33より上側に位置する。ガイド溝131は、上壁39から下側へ凹んでおり、奥行き方向53に沿って延びて後壁41に開口している。
ガイド溝131には、支持板132が嵌め込まれている。支持板132は概ね平板形状である。支持板132は、その下面133がガイド溝131の底面134と摺接しながら、奥行き方向53に沿ってスライド可能である。支持板132が支持部材に相当する。
支持板132における奥行き方向53の中央付近には、上方へ突出する支持部135が設けられている。支持部135の上面は、上壁39の外面と同程度である。支持部135の上面には、IC基板74が支持されている。
支持部135の前面136とガイド溝131の終面137との間には、奥行き方向53に沿って弾性的に収縮可能なコイルバネ138が設けられている。支持板132はコイルバネ138に付勢されており、外力が付与されていない状態においては、その一部分が本体31の後壁41から後ろ向きに突出している(第1位置)。支持板132をガイド溝131の終面137へ近接させる向きの外力が付与されると、コイルバネ138が弾性的に収縮して、ガイド溝131の終面137に向かってスライド移動し、カートリッジ装着部110の接点106と導通する第2位置に位置する(図9参照)。つまり、第2位置は、第1位置より本体31の前壁40側である。このように、支持板132は、コイルバネ138の伸縮に応じて、第1位置と第2位置との間を往復移動可能である。コイルバネ138が付勢部材に相当する。
支持板132において支持部135の後面139より後ろ側には、回動部材80が設けられている。先端部81が最も上側に位置するまで回動部材80が回動すると、先端部81は、支持部135の後面139よりも上側にはみ出る。支持部135の後面139がロック機構に相当する。回動部材80が操作部に相当する。
カートリッジ装着部110に装着される前の状態では、インクカートリッジ30において、支持板132は第1位置にある。図8に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に対して挿入向き56へ挿入されると、係合部材145の係合端部146が上壁39に乗りあがる。これにより、係合部材145が図8における反時計回りに回動して、ロック位置からアンロック位置へ移動する。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に更に挿入されると、残量検知部33は、光センサ114の検知位置に到達する。これにより、光センサ114によってセンサーアーム60のインジケータ部62が検知可能となる。
また、インク供給部34は保持部121に接し、インクニードル122が、インク供給部34のインク供給口71に挿入される。インクニードル122がインク供給口71に挿入されてバルブ70に接し、更に本体31が挿入向き56へ移動されると、バルブ70がコイルバネ73の付勢力に抗してインクニードル122に押されてインク供給口71から離れる。そして、インク供給部34が保持部121に挿入され、かつ、インクニードル122がインク供給口71に挿入されることにより、インクカートリッジ30の本体31がケース101に対して、所定の位置に装着される。各図には示されていないが、インクニードル122の先端にはインク導入口が設けられているので、このインク導入口を通じて、インク室36からインクニードル122へインクが流入する。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入されて、インクニードル122がインク供給部34へ挿入された後、支持板132が更に挿入向き56へ押し込まれることにより、支持板132と本体31との奥行き方向53における相対移動が開始する。すなわち、コイルバネ138の付勢力に抗して、支持板132がガイド溝131の終面137側へ押し込まれる。これにより、支持板132が、本体31に対して第1位置から第2位置へ相対的にスライドされる。
図9に示されるように、支持板132が第2位置となると、IC基板74の各電極75は、接点106と接触可能な位置となる。IC基板74の各電極75が接点106と電気的に接触すると、各電極75と接点106とが電気的に導通された状態となる。このとき、支持板132の下面133においてIC基板74に対応する領域は、ガイド溝131の底面134に当接して支持されているので、接点106が上側から各電極75に所定の接圧で接触しても、IC基板74及び支持板132は、接圧に抗してガイド溝131の底面134によって支持される。
また、支持板132が第2位置となると、支持板132の支持部135の後面139が、係合部材145の係合端部146を挿入向き56へ通り過ぎる。これにより、係合部材145の係合端部146が支持部135に支持されなくなるので、係合部材145が図9における時計回りへ回動し、係合端部146が支持部135の後面139に接する。これにより、支持板132が、コイルバネ138の付勢に抗して第2位置に保持される。このようにして、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了する。
インクカートリッジ30のインク室36内のインクが消費されると、使用済みのインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から取り外され、新しいインクカートリッジ30が装着される。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から取り外されるときには、回動部材80の後端部82が、ユーザによって下向きへ押し下げられる。これにより、回動部材80の先端部81が上向きへ移動して、係合部材145の係合端部146が支持部135の後面139より上側となるまで、つまり係合端部146が後面139から離間するまで係合部材145が回動される。すなわち、係合部材145がロック位置からアンロック位置まで回動されて、係合部材145によるインクカートリッジ30の保持が解除される。
係合部材145の係合端部146が後面139から離間されることにより、支持板132に付与されている外力、すなわちコイルバネ138による付勢力によって、支持板132は、取出向き55へ移動して第1位置に至る。支持板132と共にIC基板74も取出向き55へ移動して接点106から離れる。このとき、インクニードル122はインク供給部34に挿入された状態にある。
その後、ユーザが本体31を取出向き55へ引き出すことによって、インクニードル122がインク供給部34から抜け出る。インクニードル122がインク供給部34から抜け出るときには、IC基板74はインク供給部34から最も後ろ側に離れた位置にある。
[第2実施形態の作用効果]
第2実施形態によれば、インク供給部34にインクニードル122が挿入又は抜け出るときに、IC基板74がインク供給部34から最も後ろ側に離れた位置にあるので、インク供給部34に対してインクニードル122が挿入又は抜け出るときにインクが飛散しても、そのインクがIC基板74に付着し難い。
[変形例]
なお、前述された各実施形態では、コイルバネ47,138により支持板93,132が付勢されているが、コイルバネ47,138は設けられていなくてもよい。例えば、使用前においては、支持板93,132は第1位置に位置されており、容易に係脱可能な係合部によって本体31に係合されている。そして、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、当該係合部の係合が解除されて支持板93,132が第1位置から第2位置へ移動される。このような構成であっても、インクニードル122がインク供給部34へ挿入されるときに飛散するインクがIC基板74に付着し難くすることができる。
また、前述された各実施形態では、支持板93,132は本体31の上壁39側に設けられているが、支持板93,132は、本体31の上壁39や側壁37,38などを覆うカバー形状に構成されていてもよい。
また、第2実施形態では、支持板132が第1位置であるときに、IC基板74は、本体31の後壁より後方に配置されている。しかし、図10に示されるように、本体31の側壁37,38の一部分が、概ね直方体形状の支持部材140のガイドとして機能しており、図11に示されるように、第2位置の支持部材140より前方においてインク室36が形成されているときには、第1位置の支持部材140において、インク室36の後方に位置する壁43よりIC基板74が後方に配置されていれば、ガイドとして機能する側壁37,38の後方となる後壁41よりIC基板74が前方に配置されていてもよい。
より詳しくは、図10において、支持部材140は、箱形状をなし、後壁143の下部が押しやすいように湾曲している。支持部材140の前壁136の上方には、コイルバネ138の一端が接続され、コイルバネ138の他端は本体31の終面137に接続されている。コイルバネ138が自然長であるときに、支持部材140は後方に配置される。支持部材140の幅方向51の両側面には、奥行方向53へ延びる溝141がそれぞれ形成されている。
インクカートリッジ30の本体31の側壁37,38は後方へ延出されており、側壁37,38間に支持部材140を収容可能な空間が形成されている。側壁37,38の内面には、奥行方向53へ延びるガイド143がそれぞれ幅方向51の外側へ突出されている。各ガイド143は、それぞれが溝141に嵌る。図11に示されるように、本体31に内部には、高さ方向52において支持部材140と重複しない前壁40側にインク室36が形成されている。なお、インク室36は、本体31において、支持部材140の下方にまで至るように形成されていてもよい。
支持部材140がコイルバネ138の付勢力に抗して前方へ押し込まれると、支持部材140は溝141に案内されて本体31に対して相対的に前方へ移動する。このような構成によれば、支持部材140の移動を、より大きな側壁37,38の内面によって案内できるので、支持部材140の移動が安定するという利点がある。
30・・・インクカートリッジ(印刷流体カートリッジ)
31・・・本体
33・・・残量検知部(光減衰部)
34・・・インク供給部(供給部)
39・・・上壁(上面)
40・・・前壁(前面)
41・・・後壁(後面)
43・・・壁(後面)
74・・・IC基板(電気的インターフェース)
80・・・回動部材(操作部)
84,138・・・コイルバネ(付勢部材)
90,131・・・ガイド溝
93,132・・・支持板(支持部材)
103・・・接続部(連結部)
106・・・接点(接点部材)
110・・・カートリッジ装着部
139・・・後面(ロック機構)
140・・・支持部材

Claims (12)

  1. 連結部及び接点部材を有するカートリッジ装着部に装着される印刷流体カートリッジであって、
    前面及び後面を有しており、当該前面と当該後面との間に印刷流体を収容する本体と、
    上記本体に設けられて前面側に開口しており、上記連結部に連結されて上記本体から印刷流体を流出させる供給部と、
    上記本体の外表面側に設けられた電気的インターフェースと、を具備しており、
    上記電気的インターフェースは、上記本体の前後方向において異なる第1位置と第2位置とに移動可能であり、当該第2位置において、上記接点部材からの接圧に抗して上記本体に支持されるものである印刷流体カートリッジ。
  2. 上記電気的インターフェースは、上記本体の前面及び後面以外の外表面側に設けられており、上記第1位置において上記供給部の開口より前側に位置し、上記第2位置において上記供給部の開口より後側に位置して上記本体に支持されるものである請求項1に記載の印刷流体カートリッジ。
  3. 上記本体は、上記本体に対して前後方向に移動可能であって上記電気的インターフェースを支持する支持部材を有する請求項2に記載の印刷流体カートリッジ。
  4. 上記本体は、上記カートリッジ装着部において発光される光を減衰する光減衰部を有しており、
    上記支持部材は、上記前後方向及び上記光が進行する方向と直交する方向において上記光減衰部と異なる位置に配置されたものである請求項3に記載の印刷流体カートリッジ。
  5. 上記支持部材は、上記印刷流体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着された状態において、上記カートリッジ装着部に当接して上記第2位置に位置決めされるものである請求項3又は4に記載の印刷流体カートリッジ。
  6. 上記電気的インターフェースを上記第1位置側に弾性的に付勢する付勢部材を有する請求項2から5のいずれかに記載の印刷流体カートリッジ。
  7. 上記電気的インターフェースは、上記本体の前面及び後面以外の外表面側に設けられており、上記第1位置において上記本体の後面より後側に位置し、上記第2位置において上記本体の後面より前側に位置して上記本体に支持されるものである請求項1に記載の印刷流体カートリッジ。
  8. 上記本体は、上記本体に対して前後方向に移動可能であって上記電気的インターフェースを支持する支持部材を有する請求項7に記載の印刷流体カートリッジ。
  9. 上記本体は、上記支持部材の移動を案内するガイドを有する請求項8に記載の印刷流体カートリッジ。
  10. 上記支持部材は、上記印刷流体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着された状態において、上記カートリッジ装着部と係合して上記第2位置に位置決めするロック機構を有するものである請求項8又は9に記載の印刷流体カートリッジ。
  11. 上記ロック機構は、上記カートリッジ装着部との係合を解除する操作部を有する請求項10に記載の印刷流体カートリッジ。
  12. 上記供給部は、上記本体の下面側に設けられており、
    上記電気的インターフェースは、上記本体の上面側に設けられている請求項1から11のいずれかに記載の印刷流体カートリッジ。
JP2012095695A 2012-04-19 2012-04-19 印刷流体カートリッジ Active JP5990995B2 (ja)

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