JP2019134714A5 - - Google Patents

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JP2019134714A5
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本発明は、
[1]ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドを、シクロデキストリンの存在下、ラムノシダーゼ活性を有する酵素で処理してラムノースを脱離する脱離工程を含む、フラボノイド包接化合物の製造方法、
[2][1]記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物を糖転移酵素で処理して配糖体化する配糖体化工程を含む、フラボノイド配糖体組成物の製造方法、
[3]ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドを、シクロデキストリンの存在下、ラムノシダーゼ活性を有する酵素で処理してラムノースを脱離する脱離工程、及び前記脱離工程を経て得られたフラボノイド包接化合物を糖転移酵素で処理して配糖体化する配糖体化工程を含む、フラボノイド配糖体組成物の製造方法、
[4]イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜1.8であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が2%以上である、フラボノイド包接化合物、
[5]イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜4.0であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が2.5%以上である、フラボノイド包接化合物、
[6]イソクエルシトリンがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が1.0〜3.0であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が0.1%以上である、フラボノイド包接化合物、
[7]ヘスペレチン−7−グルコシドがシクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記ヘスペレチン−7−グルコシドと前記シクロデキストリンとのモル比(シクロデキストリン/ヘスペレチン−7−グルコシド)が1.0〜3.0であり、前記ヘスペレチン−7−グルコシドの水への溶解度が0.01%以上である、フラボノイド包接化合物、
[8]ナリンゲニン−7−グルコシドがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記ナリンゲニン−7−グルコシドと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/ナリンゲニン−7−グルコシド)が1.0〜3.0であり、前記ナリンゲニン−7−グルコシドの水への溶解度が0.01%以上である、フラボノイド包接化合物、
[9][4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物とラムノースとを含み、前記フラボノイド包接化合物と前記ラムノースとのモル比(ラムノース/フラボノイド包接化合物)が0.8〜1.2である、フラボノイド包接化合物含有組成物、
[10][4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物と、ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドとを含み、前記フラボノイド包接化合物中のフラボノイドと前記難溶性フラボノイドとのモル比(難溶性フラボノイド/包接化合物中のフラボノイド)が0.001〜0.1である、フラボノイド包接化合物含有組成物、
[11]下記一般式(1)で示される化合物を含むイソクエルシトリン配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、イソクエルシトリン配糖体組成物、
Figure 2019134714
(一般式(1)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
[12]下記一般式(2)で示される化合物を含むヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、ヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、
Figure 2019134714
(一般式(2)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
[13]
下記一般式(3)で示される化合物を含むナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、ナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物、
Figure 2019134714
(一般式(3)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
[14][1]記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、[2]又は[3]記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、[4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物、[9]又は[10]記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、[11]記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、[12]記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び[13]記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、飲食品、
[15][1]記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、[2]又は[3]記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、[4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物、[9]又は[10]記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、[11]記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、[12]記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び[13]記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、医薬品、
[16][1]記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、[2]又は[3]記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、[4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物、[9]又は[10]記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、[11]記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、[12]記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び[13]記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、化粧品、並びに
[17]ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドと、[1]記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物あるいは[4]〜[8]いずれか記載のフラボノイド包接化合物とを、前記フラボノイド包接化合物中のフラボノイドと前記難溶性フラボノイドとのモル比(包接化合物中のフラボノイド/難溶性フラボノイド)が0.1〜0.9となるように媒体中で混合する、ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドの溶解性を向上させる方法に関する。
Figure 2019134714
態様2−2
下記一般式(2)で示される化合物を含むヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、ヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物。好ましくは、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上25モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が35モル%以上50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上50モル%以下である。
Figure 2019134714
(一般式(2)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
Figure 2019134714
(一般式(2)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)

Claims (32)

  1. ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドを、シクロデキストリンの存在下、ラムノシダーゼ活性を有する酵素で処理してラムノースを脱離する脱離工程を含む、フラボノイド包接化合物の製造方法であって、前記脱離工程がpH3〜7の水媒体において行われる、製造方法
  2. 前記ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドが、ルチン、ヘスペリジン、ナリルチン、ナリンジン、ジオスミン、エリオシトリン、ミリシトリン、ネオヘスペリジン、ルテオリン−7−ルチノシド、デルフィニジン−3−ルチノシド、シアニジン−3−ルチノシド、イソラムネチン−3−ルチノシド、ケンペロール−3−ルチノシド、アピゲニン−7−ルチノシド、及びアカセチン−7−ルチノシドからなる群より選択される1種以上である、請求項1記載の製造方法。
  3. 前記シクロデキストリンが、β−シクロデキストリン、分枝β−シクロデキストリン、及びγ−シクロデキストリンからなる群より選択される1種以上である、請求項1又は2記載の製造方法。
  4. 前記ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイド1モルに対し、前記シクロデキストリンを0.01モル以上の割合で存在させる、請求項1〜3いずれか記載の製造方法。
  5. 前記フラボノイド包接化合物が、前記ラムノシド構造をもたない難溶性フラボノイドがシクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記ラムノシド構造をもたない難溶性フラボノイドと前記シクロデキストリンとのモル比(シクロデキストリン/フラボノイド)が1.0〜3.0である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  6. 前記フラボノイド包接化合物が、イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜4.0である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  7. 前記フラボノイド包接化合物が、イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜1.8である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  8. 前記フラボノイド包接化合物が、イソクエルシトリンがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記イソクエルシトリンと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が1.0〜3.0である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  9. 前記フラボノイド包接化合物が、ヘスペレチン−7−グルコシドがシクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記ヘスペレチン−7−グルコシドと前記シクロデキストリンとのモル比(シクロデキストリン/ヘスペレチン−7−グルコシド)が1.0〜3.0である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  10. 前記フラボノイド包接化合物が、ナリンゲニン−7−グルコシドがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であり、前記ナリンゲニン−7−グルコシドと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/ナリンゲニン−7−グルコシド)が1.0〜3.0である、請求項1〜いずれか記載の製造方法。
  11. 得られるイソクエルシトリン包接化合物は体内吸収性が向上したものである、請求項いずれか記載の製造方法。
  12. 得られるヘスペレチン−7−グルコシド包接化合物は体内吸収性が向上したものである、請求項記載の製造方法。
  13. 請求項1〜12いずれか記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物を糖転移酵素で処理して配糖体化する配糖体化工程を含む、フラボノイド配糖体組成物の製造方法。
  14. 前記配糖体化工程がpH3〜7の水媒体において行われる、請求項13記載の製造方法。
  15. イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜1.8であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が2%以上である、フラボノイド包接化合物。
  16. イソクエルシトリンがγ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が0.9〜4.0であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が2.5%以上である、フラボノイド包接化合物。
  17. 前記イソクエルシトリンと前記γ−シクロデキストリンとのモル比(γ−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が1.0〜1.8であり、甘味が低減されている、請求項15又は16記載のフラボノイド包接化合物。
  18. イソクエルシトリンがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記イソクエルシトリンと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/イソクエルシトリン)が1.0〜3.0であり、前記イソクエルシトリンの水への溶解度が0.1%以上である、フラボノイド包接化合物。
  19. ヘスペレチン−7−グルコシドがシクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記ヘスペレチン−7−グルコシドと前記シクロデキストリンとのモル比(シクロデキストリン/ヘスペレチン−7−グルコシド)が1.0〜3.0であり、前記ヘスペレチン−7−グルコシドの水への溶解度が0.01%以上である、フラボノイド包接化合物。
  20. 前記ヘスペレチン−7−グルコシドと前記シクロデキストリンとのモル比(シクロデキストリン/ヘスペレチン−7−グルコシド)が1.0〜1.9であり、甘味が低減されている、請求項19記載のフラボノイド包接化合物。
  21. ナリンゲニン−7−グルコシドがβ−シクロデキストリンに包接されたフラボノイド包接化合物であって、前記ナリンゲニン−7−グルコシドと前記β−シクロデキストリンとのモル比(β−シクロデキストリン/ナリンゲニン−7−グルコシド)が1.0〜3.0であり、前記ナリンゲニン−7−グルコシドの水への溶解度が0.01%以上である、フラボノイド包接化合物。
  22. 請求項1521いずれか記載のフラボノイド包接化合物と、ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドとを含み、前記フラボノイド包接化合物中のフラボノイドと前記難溶性フラボノイドとのモル比(難溶性フラボノイド/包接化合物中のフラボノイド)が0.001〜0.1である、フラボノイド包接化合物含有組成物。
  23. 請求項13又は14記載の製造方法により得られた、フラボノイド配糖体組成物。
  24. 請求項13又は14記載の製造方法により得られ、下記一般式(1)で示される化合物を含むイソクエルシトリン配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、イソクエルシトリン配糖体組成物。
    Figure 2019134714
    (一般式(1)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
  25. 苦味が低減された、請求項24記載のイソクエルシトリン配糖体組成物。
  26. 請求項13又は14記載の製造方法により得られ、下記一般式(2)で示される化合物を含むヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、ヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物。
    Figure 2019134714
    (一般式(2)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
  27. 苦味が低減された、請求項26記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物。
  28. 請求項13又は14記載の製造方法により得られ、下記一般式(3)で示される化合物を含むナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物であって、前記配糖体組成物中、n=0の配糖体の含有量が10モル%以上30モル%以下であり、n=1〜3の配糖体の含有量が50モル%以下であり、n=4以上の配糖体の含有量が30モル%以上である、ナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物。
    Figure 2019134714
    (一般式(3)中、Glcはグルコース残基を、nは0または1以上の整数を意味する)
  29. 請求項1〜12いずれか記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、請求項13又は14記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、請求項1521いずれか記載のフラボノイド包接化合物、請求項22記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、請求項23記載のフラボノイド配糖体組成物、請求項24又は25記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、請求項26又は27記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び請求項28記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、飲食品。
  30. 請求項1〜12いずれか記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、請求項13又は14記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、請求項1521いずれか記載のフラボノイド包接化合物、請求項22記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、請求項23記載のフラボノイド配糖体組成物、請求項24又は25記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、請求項26又は27記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び請求項28記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、医薬品。
  31. 請求項1〜12いずれか記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物、請求項13又は14記載の製造方法により得られたフラボノイド配糖体組成物、請求項1521いずれか記載のフラボノイド包接化合物、請求項22記載のフラボノイド包接化合物含有組成物、請求項23記載のフラボノイド配糖体組成物、請求項24又は25記載のイソクエルシトリン配糖体組成物、請求項26又は27記載のヘスペレチン−7−グルコシド配糖体組成物、及び請求項28記載のナリンゲニン−7−グルコシド配糖体組成物からなる群より選択される1種以上の化合物又は組成物を含む、化粧品。
  32. ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドと、請求項1〜12いずれか記載の製造方法により得られたフラボノイド包接化合物あるいは請求項1521いずれか記載のフラボノイド包接化合物とを、前記フラボノイド包接化合物中のフラボノイドと前記難溶性フラボノイドとのモル比(包接化合物中のフラボノイド/難溶性フラボノイド)が0.1〜0.9となるように媒体中で混合する、ラムノシド構造をもつ難溶性フラボノイドの溶解性を向上させる方法。
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