JP2019033101A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 導体と、該導体の外周を被覆する絶縁被覆と、からなる、外径が０．８１ｍｍ以上、１．０５ｍｍ以下の絶縁電線が１対撚り合わせられた対撚線を有し、
   特性インピーダンスが、１００±１０Ωの範囲にあり、
   前記対撚線における撚りピッチが、前記絶縁電線の外径の１５倍以上、４５倍以下であり、
   前記導体は、
   ０．０５質量％以上、２．０質量％以下のＦｅと、０．０２質量％以上、１．０質量％以下のＴｉと、０質量％以上、０．６質量％以下のＭｇと、を含有し、残部がＣｕおよび不可避的不純物よりなる第一の銅合金よりなる素線、または
   ０．１質量％以上、０．８質量％以下のＦｅと、０．０３質量％以上、０．３質量％以下のＰと、０．１質量％以上、０．４質量％以下のＳｎと、を含有し、残部がＣｕおよび不可避的不純物よりなる第二の銅合金よりなる素線を含む撚線であり、
   破断伸びが７％以上であることを特徴とする通信用電線。
   ただし、前記第一の銅合金は、Ｍｇを含有しない形態も含む。
2. 前記絶縁電線の前記絶縁被覆の厚さは、０．３０ｍｍ以下であることを特徴とする請求項１に記載の通信用電線。
3. 前記対撚線において、前記１対の絶縁電線のそれぞれに、撚り合わせ軸を中心とした捻りが加えられていないことを特徴とする請求項１または２に記載の通信用電線。
4. 前記対撚線における前記撚りピッチは、前記絶縁電線の外径の３０倍以上であることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の通信用電線。
5. 前記絶縁電線の導体断面積は、０．２２ｍｍ ^２ 未満であることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の通信用電線。