JP2018102454A - テニスラケットフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】適度な剛性分布を有し、諸性能に優れるラケットフレームの提供。
【解決手段】ラケットフレームは、アウターサーフェス12と、インナーサーフェス14と、このアウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置する一対のミッドサーフェス16とを有する内側厚肉部28を有している。インナーサーフェス14の厚みTiは、アウターサーフェス12の厚みToよりも大きい。厚みは、内側に向かって徐々に増加する。従ってミッドサーフェス16は、X方向に対して傾斜している。ミッドサーフェス16の、外側端と内側端との厚み方向における距離Ldは、0.5mm以上である。
【選択図】図4

Description

本発明は、テニスに使用されるラケットフレームに関する。詳細には、本発明は、このフレームの断面形状の改良に関する。
テニスラケットのフレームは、繊維強化樹脂から形成されている。繊維強化樹脂のマトリクス樹脂は、エポキシ樹脂である。繊維強化樹脂の強化繊維は、主にはカーボン繊維である。この強化繊維は、長繊維である。複数枚のプリプレグが巻かれ、このプリプレグに含まれるエポキシ樹脂が硬化することで、フレームが成形される。繊維強化樹脂から形成されたフレームを有するラケットが、特開2015−150028公報に開示されている。
特開2015−150028公報
近年の一部の上級テニスプレーヤーは、大きな打ち出し角度を好む。さらにこのプレーヤーは、高い弾道を好む。
厚みが小さなラケットでは、ストローク時のボールとの接触時間が長い傾向がある。長い接触時間は、大きな打ち出し角に寄与しうる。しかし、厚みが小さなラケットは、反発性能に劣る。このラケットでは、プレーヤーは、高速のサーブを打ちにくい。さらに、厚みが小さなラケットは、ボールを打撃したときのフェースの向きの安定性に劣る。
本発明の目的は、諸性能に優れたテニスラケットフレームの提供にある。
本発明に係るテニスラケットフレームは、パイプから形成されている。このパイプは、アウターサーフェスと、インナーサーフェスと、このアウターサーフェスとインナーサーフェスとの間に位置する一対のミッドサーフェスとを有する。このテニスラケットフレームは、
(1)上記パイプの厚みが内側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している内側厚肉部
及び
(2)上記パイプの厚みが外側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している外側厚肉部
を有する。
好ましくは、このテニスラケットフレームは、
(3)それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して平行である均一厚み部
を、さらに有する。
このテニスラケットフレームは、トップ部と、手元部と、このトップ部と手元部との間に位置する中央部とに区画されうる。好ましくは、トップ部は内側厚肉部、外側厚肉部及び均一厚み部のうちのいずれかを有しており、中央部は内側厚肉部、外側厚肉部及び均一厚み部のうちの残余のものを有している。
中央部が内側厚肉部、外側厚肉部及び均一厚み部のうちのいずれかを有し、手元部が内側厚肉部、外側厚肉部及び均一厚み部のうちの残余のものを有してもよい。
好ましくは、内側厚肉部におけるミッドサーフェスの、外側端と内側端との厚み方向における距離は、0.5mm以上である。
好ましくは、外側厚肉部におけるミッドサーフェスの、内側端と外側端との厚み方向における距離は、0.5mm以上である。
他の観点によれば、本発明に係るテニスラケットフレームは、トップ部と、手元部と、このトップ部と手元部との間に位置する中央部とに区画されたときのこの中央部が、内側厚肉部を有する。この内側厚肉部において、パイプの厚みが内側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している。
好ましくは、トップ部は、外側厚肉部を有する。この外側厚肉部において、パイプの厚みが外側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している。
好ましくは、手元部は、均一厚み部を有する。この均一厚み部において、それぞれのミッドサーフェスは、打球面に対して平行である。
本発明に係るラケットフレームは、内側厚肉部を有するので、ストローク時のボールとの接触時間が長い。このラケットフレームは、大きな打ち出し角度に寄与しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るテニスラケットフレームが示された正面図である。 図2は、図1のテニスラケットフレームが示された右側面図である。 図3は、図1のテニスラケットフレームの一部が示された拡大図である。 図4は、図1のIV−IV線に沿った拡大断面図である。 図5は、図1のV−V線に沿った拡大断面図である。 図6は、図1のVI−VI線に沿った拡大断面図である。 図7は、図3のVII−VII線に沿った拡大断面図である。 図8は、図3のVIII−VIII線に沿った拡大断面図である。 図9は、図1のテニスラケットフレームの一部が示された拡大図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1−3には、硬式テニスに使用されるラケットフレーム2が示されている。このラケットフレーム2は、ヘッド4、2つのスロート6、シャフト8及びグリップ10を備えている。このラケットフレーム2に、グロメット、グリップテープ、エンドキャップ等が取り付けられる。さらに、このラケットフレーム2に、ストリングが張られる。図1において、矢印Xで示された方向はラケットフレーム2の幅方向であり、矢印Yで示された方向はラケットフレーム2の軸方向である。図2において矢印Zで示された方向は、ラケットフレーム2の厚み方向である。このラケットフレーム2から得られたラケットでは、打球面は、X−Y平面と平行である。
ラケットフレーム2は、パイプからなる。換言すれば、このラケットフレーム2は中空である。このパイプは、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16を有している。このパイプの材質は、繊維強化樹脂である。この繊維強化樹脂のマトリクス樹脂は、熱硬化樹脂である。典型的な熱硬化樹脂は、エポキシ樹脂である。繊維強化樹脂の典型的な繊維は、カーボン繊維である。この繊維は、長繊維である。
ヘッド4は、打球面の輪郭を形成している。ヘッド4の正面形状は、略楕円である。楕円の長径方向は、ラケットフレーム2の軸方向Yと一致している。楕円の短径方向は、ラケットフレーム2の幅方向Xと一致している。ヘッド4のアウターサーフェス12は、ガット溝18を有している。図2に示されるように、ガット溝18はヘッド4の周方向に沿って延在している。このガット溝18に、グロメット(図示されず)が嵌め込まれる。
それぞれのスロート6の一端は、ヘッド4と連続している。このスロート6は、他端の近傍で他のスロート6と合流している。スロート6は、ヘッド4から延びてシャフト8に至っている。シャフト8は、2つのスロート6が合流する箇所から延びている。シャフト8は、スロート6と連続的にかつ一体的に形成されている。グリップ10は、シャフト8と連続的にかつ一体的に形成されている。ヘッド4のうち2つのスロート6に挟まれた部分は、ヨーク20である。
図1に示されるように、グリップ10を除くラケットフレーム2は、トップ部22、手元部24及び中央部26に区画されうる。中央部26は、トップ部22と手元部24との間に位置している。トップ部22は、ヘッド4の一部である。中央部26は、ヘッド4の一部とスロート6の一部とを含んでいる。手元部24は、スロート6の一部とシャフト8の一部とを含んでいる。
図4は、図1のIV−IV線に沿った拡大断面図である。図4には、ヘッド4のうち中央部26に属する部分が示されている。図4には、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16が示されている。それぞれのミッドサーフェス16は、アウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置している。アウターサーフェス12は、ガット溝18を有している。
図4に示されるように、インナーサーフェス14の厚みTiは、アウターサーフェス12の厚みToよりも大きい。厚みは、内側に向かって徐々に増加する。従ってミッドサーフェス16は、X方向に対して傾斜している。換言すれば、ミッドサーフェス16は、打球面に対して傾斜している。本発明では、インナーサーフェス14の厚みTiがアウターサーフェス12の厚みToよりも大きい部分は、内側厚肉部28と称される。
中央部26には、内側厚肉部28が主として存在する。この内側厚肉部28の曲げ剛性は、低い。この内側厚肉部28を有するラケットによってボールが打撃されると、ラケットフレーム2が十分に変形する。この変形により、ラケットとボールとの大きな接触時間が達成されうる。このラケットを使用するプレーヤーは、大きな打ち出し角度でボールを打ち出すことができる。大きな打ち出し角度は、高い弾道を招く。大きな打ち出し角度はさらに、弾道の頂点の位置を相手のベースライン寄りにシフトさせる。この弾道は、競技においてプレーヤーの優位を達成しうる。しかもラケットフレーム2の十分な変形は、ソフトな打球感にも寄与しうる。
図5は、図1のV−V線に沿った拡大断面図である。図5には、ヘッド4のうちトップ部22に属する部分が示されている。図5には、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16が示されている。それぞれのミッドサーフェス16は、アウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置している。アウターサーフェス12は、ガット溝18を有している。
図5に示されるように、アウターサーフェス12の厚みToは、インナーサーフェス14の厚みTiよりも大きい。厚みは、外側に向かって徐々に増加する。従ってミッドサーフェス16は、Y方向に対して傾斜している。換言すれば、ミッドサーフェス16は、打球面に対して傾斜している。本発明では、アウターサーフェス12の厚みToがインナーサーフェス14の厚みTiよりも大きい部分は、外側厚肉部30と称される。
トップ部22には、外側厚肉部30が主として存在する。この外側厚肉部30は、低荷重時の曲げ剛性は低いが、高荷重時の曲げ剛性は高い。この外側厚肉部30は、高速でのストロークのときの反発性に寄与しうる。この外側厚肉部30は、サーブのときの反発性にも寄与しうる。さらにこの外側厚肉部30は、打撃時のフェースの向きの安定性にも寄与しうる。
このラケットフレーム2では、中央部26が主として内側厚肉部28を有しており、トップ部22が主として外側厚肉部30を有しているので、長い接触時間と反発性とが両立されうる。
ラケットフレーム2が、外側厚肉部30を有さないヘッド4を備えてもよい。この場合でも、内側厚肉部28の効果である長い接触時間が達成されうる。
図6は、図1のVI−VI線に沿った拡大断面図である。図6には、ヨーク20が示されている。図1から明らかなように、ヨーク20は、中央部26に属する。図6には、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16が示されている。それぞれのミッドサーフェス16は、アウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置している。アウターサーフェス12は、ガット溝18を有している。
図6に示されるように、インナーサーフェス14の厚みTiは、アウターサーフェス12の厚みToよりも大きい。厚みは、内側に向かって徐々に増加する。従ってミッドサーフェス16は、Y方向に対して傾斜している。換言すれば、ミッドサーフェス16は、打球面に対して傾斜している。
図6に示された部分は、内側厚肉部28である。この内側厚肉部28の曲げ剛性は、低い。この内側厚肉部28を有するラケットによってボールが打撃されると、ラケットフレーム2が十分に変形する。この変形により、ラケットとボールとの大きな接触時間が達成されうる。このラケットを使用するプレーヤーは、大きな打ち出し角度でボールを打ち出すことができる。大きな打ち出し角度は、高い弾道を招く。大きな打ち出し角度はさらに、弾道の頂点の位置を相手のベースライン寄りにシフトさせる。この弾道は、競技においてプレーヤーの優位を達成しうる。しかも、ラケットフレーム2の十分な変形は、ソフトな打球感にも寄与しうる。ヘッド4が、内側厚肉部28を有さないヨーク20を備えてもよい。
図7は、図3のVII−VII線に沿った拡大断面図である。図7には、スロート6のうちヘッド4に近い部分が示されている。図1及び3から明らかなように、図7に示された部分は、中央部26に属する。図7には、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16が示されている。それぞれのミッドサーフェス16は、アウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置している。アウターサーフェス12は、ガット溝18を有していない。
図7に示されるように、インナーサーフェス14の厚みTiは、アウターサーフェス12の厚みToよりも大きい。厚みは、内側に向かって徐々に増加する。従ってミッドサーフェス16は、図7の左右方向に対して傾斜している。換言すれば、ミッドサーフェス16は、打球面に対して傾斜している。
図7に示された部分は、内側厚肉部28である。この内側厚肉部28の曲げ剛性は、低い。この内側厚肉部28を有するラケットによってボールが打撃されると、ラケットフレーム2が十分に変形する。この変形により、ラケットとボールとの大きな接触時間が達成されうる。このラケットを使用するプレーヤーは、大きな打ち出し角度でボールを打ち出すことができる。大きな打ち出し角度は、高い弾道を招く。大きな打ち出し角度はさらに、弾道の頂点の位置を相手のベースライン寄りにシフトさせる。この弾道は、競技においてプレーヤーの優位を達成しうる。しかも、ラケットフレーム2の十分な変形は、ソフトな打球感にも寄与しうる。ヘッド4が、内側厚肉部28を有さないスロート6を備えてもよい。
図8は、図3のVIII−VIII線に沿った拡大断面図である。図8には、スロート6のうちシャフト8に近い部分が示されている。図1及び3から明らかなように、図8に示された部分は、手元部24に属する。図8には、アウターサーフェス12、インナーサーフェス14及び一対のミッドサーフェス16が示されている。それぞれのミッドサーフェス16は、アウターサーフェス12とインナーサーフェス14との間に位置している。アウターサーフェス12は、ガット溝18を有していない。
図8に示されるように、インナーサーフェス14の厚みTiは、アウターサーフェス12の厚みと同じである。従ってミッドサーフェス16は、図8の左右方向に延在している。換言すれば、ミッドサーフェス16は、打球面に対して平行である。本発明では、インナーサーフェス14の厚みTiがアウターサーフェス12の厚みToと同じ部分は、均一厚み部32と称される。均一厚み部32の曲げ剛性は、高い。この均一厚み部32は、反発性に寄与する。この均一厚み部32はさらに、フェースの向きの安定性にも寄与しうる。
ラケットフレーム2が、均一厚み部32を有さないヘッド4を備えてもよい。この場合でも、内側厚肉部28の効果である長い接触時間が達成されうる。
図9は、図1のテニスラケットフレーム2の一部が示された拡大図である。図9において、左上がりの線でハッチが施された領域は外側厚肉部30であり、右上がりの線でハッチが施された領域は内側厚肉部28であり、左右に延びる線でハッチが施された領域は均一厚み部32である。外側厚肉部30と内側厚肉部28との間に位置するのは、第一移行部34である。内側厚肉部28と均一厚み部32との間に位置するのは、第二移行部36である。第一移行部34では、その断面形状が、図5に示された形状から図4に示された形状へと、徐々に変化している。第二移行部36では、その断面形状が、図7に示された形状から図8に示された形状へと、徐々に変化している。
図9において符号θ1で示されているのは、外側厚肉部30と第一移行部34との境界までの、頂点からの中心角度である。反発性及びフェースの向きの安定性の観点から、角度θ1は30°以上が好ましく、40°以上が特に好ましい。内側厚肉部28が十分に大きくされうるとの観点から、角度θ1は85°以下が好ましく、75°以下が特に好ましい。
図9において符号θ2で示されているのは、第一移行部34と内側厚肉部28との境界までの、頂点からの中心角度である。ボールとの長い接触時間の観点から、角度θ2は90°以下が好ましく、80°以下が特に好ましい。外側厚肉部30が十分に大きくされうるとの観点から、角度θ2は40°以上が好ましく、50°以上が特に好ましい。
図9において矢印L2で示されているのは、スロート6における内側厚肉部28の長さである。長さL2は、軸方向に沿って測定される。ボールとの長い接触時間の観点から、長さL2の、スロート6の長さL1に対する比(L2/L1)は、0.2以上が好ましく、0.3以上が特に好ましい。均一厚み部32が十分に大きくされうるとの観点から、比(L2/L1)は0.7以下が好ましく、0.6以下が特に好ましい。
図9において矢印L3で示されているのは、スロート6における均一厚み部32の長さである。長さL3は、軸方向に沿って測定される。反発性及びフェースの向きの安定性の観点から、長さL3の、スロート6の長さL1に対する比(L3/L1)は、0.2以上が好ましく、0.3以上が特に好ましい。内側厚肉部28が十分に大きくされうるとの観点から、比(L3/L1)は0.7以下が好ましく、0.6以下が特に好ましい。
図4−7において矢印Ldで示されているのは、ミッドサーフェス16の、外側端と内側端との厚み方向における距離である。諸性能のバランスの観点から、距離Ldは0.5mm以上が好ましく、0.8mm以上が特に好ましい。諸性能のバランスの観点から、距離Ldは3.0mm以下が好ましく、2.0mm以下が特に好ましい。
このラケットフレームの各部位において、インナーサーフェス14の厚みTiとアウターサーフェス12の厚みToとのうち大きい方の厚みは、20mm以上30mm以下が好ましく、22mm以上26mm以下が特に好ましい。
図4−7において符号θdで示されているのは、ミッドサーフェス16の傾斜角度である。諸性能のバランスの観点から、角度θdは3°以上が好ましく、5°以上が特に好ましい。諸性能のバランスの観点から、角度θdは30°以下が好ましく、20°以下が特に好ましい。
本発明に係るラケットフレーム2では、断面形状の工夫により、剛性の分布が調整されうる。従って、剛性分布の調整に特殊な材料(プリプレグ)が用いられる必要はない。このラケットフレームでは、簡便かつ低コストで、剛性の分布が調整されうる。もちろん、このラケットフレーム2に特殊な材料が用いられてもよい。
ラケットフレームの断面形状には、種々の変更がなされうる。ラケットフレームのいずれかの位置に内側厚肉部が存在し、他の位置に外側厚肉部が存在することにより、長い接触時間と反発性とが両立されうる。
トップ部が内側厚肉部を有する場合、中央部が外側厚肉部又は均一厚み部を有することが好ましい。トップ部が外側厚肉部を有する場合、中央部が内側厚肉部又は均一厚み部を有することが好ましい。トップ部が均一厚み部を有する場合、中央部が内側厚肉部又は外側厚肉部を有することが好ましい。
中央部が内側厚肉部を有する場合、手元部が外側厚肉部又は均一厚み部を有することが好ましい。中央部が外側厚肉部を有する場合、手元部が内側厚肉部又は均一厚み部を有することが好ましい。中央部が均一厚み部を有する場合、手元部が内側厚肉部又は外側厚肉部を有することが好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
図1−9に示されたラケットフレームを形成した。このラケットフレームの厚みは、以下の通りであった。
トップ部の外側厚肉部
アウターサーフェスの厚みTo:22mm
インナーサーフェスの厚みTi:20mm
中央部の内側厚肉部
アウターサーフェスの厚みTo:20mm
インナーサーフェスの厚みTi:22mm
手元部の均一厚み部
アウターサーフェスの厚みTo:21mm
インナーサーフェスの厚みTi:21mm
[比較例]
市販のラケットフレームを用意した。このラケットフレームの厚みは、以下の通りであった。
トップ部
アウターサーフェスの厚みTo:21mm
インナーサーフェスの厚みTi:21mm
中央部
アウターサーフェスの厚みTo:21mm
インナーサーフェスの厚みTi:21mm
手元部
アウターサーフェスの厚みTo:21mm
インナーサーフェスの厚みTi:21mm
[ラリー]
ラケットフレームにグロメット、ストリング等を取り付けて、ラケットを得た。このラケットにて、プレーヤーにラリーを行わせた。弾道を追尾計測し、ボールの打ち出し角度の平均値と、ストローク地点から弾道頂点までの水平距離の平均値とを算出した。この結果が、下記の表1に示されている。
[サーブ]
上記ラケットにて、プレーヤーにサーブを行わせ、ボールの速度を測定した。複数回の測定で得られた結果の平均値が、下記の表1に示されている。
Figure 2018102454
表1に示されるように、実施例のラケットは、諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るラケットは、ツアーに参加するプロプレーヤーに適しており、さらに、アマチュアプレーヤーにも適している。
2・・・ラケットフレーム
4・・・ヘッド
6・・・スロート
8・・・シャフト
10・・・グリップ
12・・・アウターサーフェス
14・・・インナーサーフェス
16・・・ミッドサーフェス
18・・・ガット溝
20・・・ヨーク
22・・・トップ部
24・・・手元部
26・・・中央部
28・・・内側厚肉部
30・・・外側厚肉部
32・・・均一厚み部
34・・・第一移行部
36・・・第二移行部

Claims (9)

  1. アウターサーフェスと、インナーサーフェスと、このアウターサーフェスとインナーサーフェスとの間に位置する一対のミッドサーフェスとを有するパイプからなるテニスラケットフレームであって、
    (1)上記パイプの厚みが内側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している内側厚肉部
    及び
    (2)上記パイプの厚みが外側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している外側厚肉部
    を有するテニスラケットフレーム。
  2. (3)それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して平行である均一厚み部を、さらに有する請求項1に記載のテニスラケットフレーム。
  3. 上記テニスラケットフレームが、トップ部と、手元部と、このトップ部と手元部との間に位置する中央部とに区画されたとき、
    上記トップ部が、上記内側厚肉部、上記外側厚肉部及び上記均一厚み部のうちのいずれかを有しており、
    上記中央部が、上記内側厚肉部、上記外側厚肉部及び上記均一厚み部のうちの残余のものを有している請求項2に記載のテニスラケットフレーム。
  4. 上記テニスラケットフレームが、トップ部と、手元部と、このトップ部と手元部との間に位置する中央部とに区画されたとき、
    上記中央部が、上記内側厚肉部、上記外側厚肉部及び上記均一厚み部のうちのいずれかを有しており、
    上記手元部が、上記内側厚肉部、上記外側厚肉部及び上記均一厚み部のうちの残余のものを有している請求項2に記載のテニスラケットフレーム。
  5. 上記内側厚肉部におけるミッドサーフェスの、外側端と内側端との厚み方向における距離が、0.5mm以上である請求項1から4のいずれかに記載のテニスラケットフレーム。
  6. 上記外側厚肉部におけるミッドサーフェスの、内側端と外側端との厚み方向における距離が、0.5mm以上である請求項1から5のいずれかに記載のテニスラケットフレーム。
  7. アウターサーフェスと、インナーサーフェスと、このアウターサーフェスとインナーサーフェスとの間に位置する一対のミッドサーフェスとを有するパイプからなるテニスラケットフレームであって、
    上記テニスラケットフレームが、トップ部と、手元部と、このトップ部と手元部との間に位置する中央部とに区画されたときのこの中央部が、内側厚肉部を有しており、
    上記内側厚肉部において、上記パイプの厚みが内側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜しているテニスラケットフレーム。
  8. 上記トップ部が外側厚肉部を有しており、上記外側厚肉部において、上記パイプの厚みが外側に向かって徐々に増加するように、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して傾斜している請求項7に記載のテニスラケットフレーム。
  9. 上記手元部が均一厚み部を有しており、上記均一厚み部において、それぞれのミッドサーフェスが打球面に対して平行である請求項7又は8に記載のテニスラケットフレーム。
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