JPH0429621Y2 - - Google Patents

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JPH0429621Y2
JPH0429621Y2 JP1988006647U JP664788U JPH0429621Y2 JP H0429621 Y2 JPH0429621 Y2 JP H0429621Y2 JP 1988006647 U JP1988006647 U JP 1988006647U JP 664788 U JP664788 U JP 664788U JP H0429621 Y2 JPH0429621 Y2 JP H0429621Y2
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    • A63B49/02Frames
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    • A63B49/02Frames
    • A63B49/10Frames made of non-metallic materials, other than wood
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    • A63B49/02Frames
    • A63B2049/0211Frames with variable thickness of the head in a direction perpendicular to the string plane
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/002Resonance frequency related characteristics

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はテニスラケツトに関するもので、より
具体的には、フレーム部及びシヤフト部を繊維強
化合成樹脂で一体的に形成し、シヤフト部の下端
にグリツプ部を設ける一方、フレーム部の内側下
端に喉部を設けて打球面を画成してなるテニスラ
ケツトに関するものである。
《従来の技術とその問題点》 近年、フレーム部及びシヤフト部を繊維強化合
成樹脂で一体的に形成したFRP製ラケツトは、
木製またはアルミ製のラケツトに代つて主流を占
めつつある。この種のラケツトの設計において
も、打球時におけるシヤフト部の所謂“しなり”
は重要な要素であり、各メーカーは例えばプレー
ヤーのレベルに応じてしなりの程度を異ならせた
数種の商品を提供している。
ところで、従来は専らラケツトの打球方向にお
けるしなりが考慮されてきた。即ち、プレーヤー
がグリツプ部を握持して打撃する際、打球面に張
設された糸にボールが接触して生ずる打撃により
シヤフト部がボールの打出し方向と反対方向に撓
み、次の瞬間これらが逆方向に撓むという振動を
利用して、打球の速度を高めるようになつてい
る。他方、最近の研究によると、ラケツト、特に
FRP製ラケツトは打撃時に上述した打球方向に
振動するだけでなく、フレーム両側部が打球面の
中心方向へと振動することが分つてきた。つま
り、打撃時に糸の伸張に伴い、短い横糸の両端を
係止しているフレーム両側部が中心方向(互いに
近接する方向)へと撓むことにより、打球方向の
振動とは別の振動が発生するのである。
そして、このようなフレーム両側部の振動は、
上記打球方向の振動と比べてかなり小さいことも
あつて、これまで殆ど無視されていた。しかしな
がら、本考案者は鋭意研究を重ねた結果、これら
の二つの振動の相関関係がラケツトの性能に重要
な影響を与えることを知得した。即ち、従来のラ
ケツトでは打球方向の振動における最初の最大振
幅値に到達するまでの経過時間が、フレーム両側
部の振動における最初の最大振幅値に到達するま
での経過時間と15%以上も異なつており、このた
め二つの振動が相互に干渉してボールに伝達され
るエネルギーが相殺されてしまうことを、実験を
通じて知得した。
本考案は上述した知得に基づきなされたもの
で、その目的は、シヤフト部の打球方向の振動と
フレーム両側部の打球面中心方向への振動を最適
の関係とすることによりボールに効果的にエネル
ギーを伝達することのできるテニスラケツトを提
供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するため本考案では、フレー
ム部及びシヤフト部を繊維強化合成樹脂で一体的
に形成し、シヤフト部の下端にグリツプ部を設け
る一方、フレーム部の内側下端に喉部を設けて打
球面を画成してなるテニスラケツトにおいて、打
球面と直交する方向におけるシヤフト部の厚さを
その長手方向中間部で最小となし、この最小厚さ
T2をシヤフト部の下端における厚さT1の60%
乃至80%に設定するとともに、前記打球面と直交
する方向におけるフレーム部の厚さを打撃のスウ
イートスポツトに対応する両側部で最大としてこ
の厚さT3を前記厚さT1の110%乃至140%に形
成し、かつフレーム部の厚さをその頂部で最小厚
さT4として最大厚さT3を最小厚さT4の135
%乃至160%に形成し、これによつて打撃時にシ
ヤフト部が打球方向に振動する際の最初の最大振
幅値に到達するまでの経過時間を、フレーム部の
両側部が打球面の中心方向へ振動する際の最初の
最大振幅値に到達するまでの経過時間と近接させ
てなることを特徴とするものである。
好ましくは、前記シヤフト部が前記最大振幅値
に到達するまでの経過時間は、前記フレーム部が
前記最大振幅値に到達するまでの経過時間の90%
乃至110%の範囲内である。
更に、本考案を他の観点から見れば、フレーム
部及びシヤフト部を繊維強化合成樹脂で一体的に
形成し、シヤフト部の下端にグリツプ部を設ける
一方、フレーム部の内側下端に喉部を配し打球面
を画成してなるテニスラケツトにおいて、フレー
ム部及びシヤフト部の打球面と直交する方向にお
ける厚さをシヤフト部の下端からその長手方向中
間部へ向けて漸減し、この中間部からフレーム部
の中央部付近へ向けて漸増させるとともに該中央
部付近からフレーム部の頂部へ向けて漸減させる
ことにより、打撃時にシヤフト部が打球方向に振
動する際の最初の最大振幅値に到達するまでの経
過時間を、フレーム部の両側部が打球面の中心方
向へ振動する際の最初の最大振幅値に到達するま
での経過時間の90%乃至110%の範囲内に設定し
たものである。
《作用》 シヤフト部の打球方向の振動並びにフレーム両
側部の打球面中心方向の振動は、いずれもこれら
の打球面と直交する方向の厚さと密接に関係す
る。本考案ではこの厚さを上述の如く設定するこ
とにより、打撃時に、シヤフト部が最初の最大振
幅値に達するタイミングをフレーム両側部のそれ
と近接させたので、この最大振幅値に達した後ボ
ールが糸から離れる時点までの間、シヤフト部が
打出し方向へと戻る反発力と、フレーム両側部が
原位置へ復帰する(相互に離間する)のに伴う糸
の反発力増大とが、相乗的にボールに伝達される
のである。
《実施例》 以下には本考案の好適な実施例につき添附図面
を参照して詳述する。
第1図は本考案の一実施例に係るテニスラケツ
トを示し、このラケツト10はフレーム部12と
その両側下端から下方へ延長する一対のシヤフト
部14とを有し、シヤフト部の下端にはグリツプ
部16が設けられている。フレーム部12とシヤ
フト部14は、発泡ウレタン等の発泡性樹脂材料
から形成された芯材を、樹脂を含浸させた補強繊
維の層で被覆することにより一体に形成されてい
る。補強繊維としてはガラス繊維、炭素繊維、芳
香族ポリアミド繊維など種々のものを、単独で或
いは適宜組合せて用いることができるが、本実施
例ではガラス繊維と炭素繊維を組合せて用いてい
る。フレーム部12の内側下端には喉部18がフ
レーム部12及びシヤフト部14と一体に設けら
れて打球面20を画成しており、この打球面20
に糸(図示せず)がラケツトの長軸方向及びこれ
と直交する方向に張設されるようになつている。
そして、フレーム部12の外周面には凹溝22が
形成されるとともに、この凹溝22には多数の糸
挿通項24がフレーム部12を貫通して形成され
ている。以上の構成は従来のFRP製ラケツトと
同様である。
本考案の基本的な特徴は、打撃時にシヤフト部
14が打球方向(第2図に矢印Xで示す方向)に
振動する際の最初の最大振幅値に達するタイミン
グを、フレーム部12の両側部が打球面中心Oの
方向(第1図に矢印Yで示す方向)に振動する際
のそれと近接させることである。そして、上記二
つの振動がいずれもシヤフト部14及びフレーム
部12の打球面20と直交する方向の厚さと密接
な関係にあることに着目して、この厚さを連続的
に変化させることにより本考案を完成するに至つ
たのである。
上記した振動のタイミングを近接させるために
は、シヤフト部14の下端における厚さT1から
上方へ向けて徐々に減少させて行き、中間部で最
小厚さT2とし、そこからフレーム部12の下端
までは徐々に厚さを増加させる。一方、フレーム
部12の厚さは、打撃のスウイートスポツトに対
応する両側部で最大厚さT3となるように、その
下端から中央部付近までシヤフト部14に引き続
いて徐々に増加させ、そこからフレーム頂部まで
は徐々に減少させてこの頂部で最小厚さT4とす
る。
以上のことを図示した実施例に即して見れば、
シヤフト部14は、第1図に切断線A−Aで示し
た箇所の厚さT1(第2図)から同B−Bの箇所
を経てC−C部分で最小厚さT2となつており、
同実施例ではT1=25mm、T2=18mm、T2/T
1=72%である。シヤフト部14はC−C部から
D−D部を経てフレーム部12との接合点まで
徐々に厚さを増して行き、この増加傾向はフレー
ム部12のF−F部を経てG−G部まで続く。こ
のG−G部はフレーム部12の長手方向中央部付
近、厳密には中央部より若干下方であつて打撃の
スウイートスポツトに対応するフレーム側部に位
置しているが、フレーム部12はこの箇所で最大
厚さT3となつている。この実施例における厚さ
T3は30mmであり、従つて厚さT1との比率T
3/T1は120%である。G−G部からフレーム
頂部(H−H部)までは厚さが徐々に減少する区
間であり、この頂部おけるフレーム部12の最小
厚さT4は21mmに形成されており、前記最大厚さ
T3との比率T3/T4は約143%となつている。
従つて、この実施例ではシヤフト部14及びフレ
ーム部12を総合して、シヤフト部14の中間部
(C−C部)が最も薄く、フレーム部12の中央
部付近(G−G部)が最も厚くなつており、その
比率T2/T3は60%である。
本考案において、シヤフト部14のX方向の振
動とフレーム両側部のY方向の振動のタイミング
を、従来のラケツトよりも実質的に充分に近接さ
せるためには、シヤフト部14の最小厚さT2と
その下端の厚さT1の比率T2/T1を80%以下
に、フレーム部12の最大厚さT3と上記T1の
比率T3/T1を110%以上に、また上記T3と
フレーム最小厚さT4の比率T3/T4を135%
以上に、それぞれ設定することが必要である。他
方、上記比率T2/T1を60%未満にするとシヤ
フト部14の強度が不足して耐久性に問題が生
じ、また上記比率T3/T1が140%を超えると
フレーム中央部付近が厚くなり過ぎて打球時の扱
いが難しくなり、さらに比率T3/T4が160%
を上回るとフレーム頂部の強度が低下して折損し
易くなる。従つて、上記比率はそれぞれ、T2/
T1を60%〜80%、T3/T1を110%〜140%、
T3/T4を135%〜160%の範囲内とする必要が
ある。
また、打球面20と平行する方向における厚さ
tは、フレーム部12の全周に亘つてほぼ一定で
あるが、シヤフト部14では下方分岐点から中間
部へ向かつて若干幅広となり、そこから再び狭幅
となつている。
本考案は上述しすつ図示したラケツトを試作
し、シヤフト部14のX方向の振動及びフレーム
側部のY方向の振動を測定するための実験を行つ
たが、その具体的な手順は以下の通りである。ま
ず、打球面20にナイロン製の糸を張力60ポンド
で張設し、フレーム部12の長手方向中央部にお
ける一方の側部の内面(打球面20側)と、シヤ
フト部14の一方のほぼ中央部上面(平面図にお
ける表面)にそれぞれ振動を感知するセンサーを
取付け、各センサーを動ひずみ測定機に接続して
各振動の波形が得られるようにした。次いで、ラ
ケツトをグリツプ部16で固定してシヤフト部1
4及びフレーム部12を鉛直方向に位置させた
後、1.5m離れた所にセツトした打出し機から打
球面20の中心に向けてかつこれと直角にボール
を打出し、ボールと糸の衝突に伴う上記振動を測
定した。そして、この測定をボールの速度を110
Km/hと120Km/hに換えて繰り返した。
その結果、ボール速度を110Km/hに設定した
場合には第4図に示した波形が、また120Km/h
に設定した場合には第5図に示した波形が、それ
ぞれ得られた。各図中、Aはシヤフト部14に取
付けたセンサーからの信号に対応し、シヤフト部
14の打球方向の振動を示しており、Bはフレー
ム部12のセンサーからの信号に対応し、従つて
フレーム側部の打球面中心方向への振動を示して
いる。そして、第4図Aにおいてシヤフト部14
が振動を開始してから最初の最大振幅値に到達す
るまでの経過時間は13.28ミリ秒であり、他方、
同図Bにおいて上記Aと同時点から計測したフレ
ーム側部が最初の最大振幅値に到達するまでの経
過時間は12.50ミリ秒であつて、その差は僅か
0.78ミリ秒であつた。これを比率で言えば、前者
の経過時間は後者のそれの約106%、換言すれば
その差は約6%である。更に、ボール速度を120
Km/hに設定した場合には、第5図に示されたよ
うに両者の経過時間が完全に一致するという驚く
べき結果が得られた。尚、シヤフト部の振動開始
時点は、ボールが糸に衝突する時点と実質的に一
致する。
上記最大振幅値に達した後、シヤフト部及びフ
レーム部は振動の向きを逆転する。即ち、シヤフ
ト部はボールを打出す方向へと撓んで行くととも
に、フレーム両側部は相互に離れる方向へ復帰し
て行き、その途中でボールが糸から離れて飛行を
開始する。従つて、上述のように両者の振動が最
初の最大振幅に達するタイミングが非常に近接し
ているということは、その後のボール打出し過程
においてシヤフト部のしなり(反発力)と、フレ
ーム両側部の復帰に伴う糸の反発力増大とが相乗
的にボールに作用することを意味し、そのためよ
り大きなエネルギーがボールに伝達されるのであ
る。
上記した本考案のラケツトと比較するために、
従来のテニスラケツト、即ち打球面と直交する方
向の厚さがシヤフト部及びフレーム部の全体に亘
つて実質的に同じラケツトを用いて、上述したと
ころと同じ方法でテストを行い振動を測定した。
この比較ラケツトとしては、シヤフト部の幅がほ
ぼ一定である点を除き、上記本考案のものと平面
図において実質的に同じ形状を有するものを用意
した。テストの結果、ボール速度120Km/hの場
合でシヤフト部が振動を開始してから最初の最大
振幅値に到達するまでの経過時間は17.97ミリ秒、
シヤフト部の振動開始から計測してフレーム側部
が最初の最大振幅値までの到達する経過時間は
21.87ミリ秒であつた。従つて、両者の間には
3.90ミリ秒ものタイミングのずれがあり、このい
ずれは後者を100とした場合で約18%に相当する。
つまり、この比較例ではシヤフト部がボール打出
し方向へと反発し始めても、フレーム側部はなお
暫くの間打球面中心方向へ、即ち糸の反発力を弱
める方向へと撓み続けることになり、その結果両
者の振動が干渉してラケツト全体の反発力が弱め
られてしまうのである。尚、タイミングのずれが
逆の場合、即ちシヤフト部が最大振幅値に達する
タイミングの方が遅い場合であつても、振動の干
渉による反発エネルギーの損失が生じることは同
じである。
《考案の効果》 以上のように本考案では、シヤフト部が打球方
向に振動する際の最大振幅値に達するタイミング
を、フレーム両側部が打球面中心方向に振動する
際の最初の最大振幅値に達するタイミングと近接
させるようにしたので、ラケツト全体の反発力を
効率的にボールに伝達することができ、もつて打
球の速度を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るテニスラケツ
トを示す平面図、第2図はその側面図、第3図A
乃至Hはそれぞれ第1図のA−A線乃至H−H線
で切断した端面図、第4図A及びB並びに第5図
A及びBは本考案に係るテニスラケツトのテスト
結果を示すグラフである。 10……テニスラケツト、12……フレーム
部、14……シヤフト部、16……グリツプ部、
18……喉部、20……打球面、O……打球面中
心、T1……シヤフト部下端厚さ、T2……シヤ
フト部最小厚さ、T3……フレーム部最大厚さ、
T4……フレーム部最小厚さ、t……フレーム部
の打球面と平行方向の厚さ、X……打球方向、Y
……打球面中心方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フレーム部及びシヤフト部を繊維強化合成樹
    脂で一体的に形成し、該シヤフト部の下端にグ
    リツプ部を設ける一方、該フレーム部の内側下
    端に喉部を設けて打球面を画成してなるテニス
    ラケツトにおいて、該打球面と直交する方向に
    おける該シヤフト部の厚さをその長手方向中間
    部で最小となし、この最小厚さT2を該シヤフ
    ト部の下端における厚さT1の60%乃至80%に
    設定するとともに、前記打球面と直交する方向
    における該フレーム部の厚さを打撃のスウイー
    トスポツトに対応する両側部て最大としてこの
    厚さT3を前記厚さT1の110%乃至140%に形
    成し、かつ該フレーム部の厚さをその頂部で最
    小厚さT4として該最大厚さT3を該最小厚さ
    T4の135%乃至160%に形成し、これによつて
    打撃時に該シヤフト部が打球方向に振動する際
    の最初の最大振幅値に到達するまでの経過時間
    を、該フレーム部の両側部が該打球面の中心方
    向へ振動する際の最初の最大振幅値に達成する
    までの経過時間と近接させてなることを特徴と
    するテニスラケツト。 2 前記シヤフト部が前記最大振幅値に到達する
    までの経過時間が、前記フレーム部が前記最大
    振幅値に到達するまでの経過時間の90%乃至
    110%の範囲内であることを特徴とする請求項
    1記載のテニスラケツト。 3 前記フレーム部の前記打球面と平行する方向
    の厚さtを該フレーム部の全周に亘つてほぼ同
    一としたことを特徴とする請求項1または2記
    載のテニスラケツト。 4 フレーム部及びシヤフト部を繊維強化合成樹
    脂で一体的に形成し、該シヤフト部の下端にグ
    リツプ部を設ける一方、該フレーム部の内側下
    端に喉部を配し打球面を画成してなるテニスラ
    ケツトにおいて、該フレーム部及び該シヤフト
    部の該打球面と直交する方向における厚さを該
    シヤフト部の下端からその長手方向中間部へ向
    けて漸減し、この中間部から該フレーム部の中
    央部付近へ向けて漸増させるとともに該中央部
    付近から該フレーム部の頂部へ向けて漸減させ
    ることにより、打撃時に該シヤフト部が打球方
    向に振動する際の最初の最大振幅値に到達する
    までの経過時間を、該フレーム部の両側部が該
    打球面の中心方向へ振動する際の最初の最大振
    幅値に到達するまでの経過時間の90%乃至110
    %の範囲内に設定したことを特徴とするテニス
    ラケツト。
JP1988006647U 1988-01-23 1988-01-23 Expired JPH0429621Y2 (ja)

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