JP6196786B2 - ラケット - Google Patents

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Description

本発明は、テニス等に使用されるラケットに関する。
テニス等に使用されるラケットとして、プレイヤーが把持するグリップと、内側にストリングが張設されるフレームと、グリップとフレームを連結するシャフトと、を有するものが知られている。一般的に、フレームの外周面には、厚さ方向(打面に直交する方向)における中央部にフレームの周方向に沿った溝部が設けられている。また、フレームにはストリングを挿通する挿通孔がフレームの周方向に沿って複数設けられ、その挿通孔の開口部が溝部に形成されている。よって、フレーム内にストリングが張設される際には、フレームの内側から挿通孔を通ってフレームの外側に出たストリングがフレームの溝部に沿って折り返されて次の挿通孔に通される動作が繰り返される。そうして、フレーム内に、ラケットの長手方向に沿うストリングの部位(縦ストリング)が長手方向と交差する幅方向に間隔を空けて張られ、また、縦ストリングと交差するように幅方向に沿うストリングの部位(横ストリング)が長手方向に間隔を空けて張られ、フレーム内にネット状の打面が形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−269514号公報
縦ストリング及び横ストリングの長さを長くしつつ、幅方向に並ぶ縦ストリングの長さの差や長手方向に並ぶ横ストリングの長さの差を小さくすることで、ボールの反発性がよく且つ打球時の振動の小さいスイートスポットを拡大することができる。但し、フレームの形状が楕円形状等の環状であると、湾曲したフレームの外周面(溝部)に沿ってストリングが折り返されるため、フレームの端部を通る縦ストリング及び横ストリングの長さが、フレームの中心部を通る縦ストリング及び横ストリングの長さに比べて短くなってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フレームの形状を変えずにラケットのスイートスポットを拡大することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、
グリップと、
ストリングを挿通する挿通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
を有するラケットであって、
前記挿通孔を通って前記フレームの外側に出た前記ストリングは、前記フレームの外周面に前記フレームの周方向に沿って設けられた溝部で折り返され、
前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する幅方向を、第1方向としたときに、前記フレームの外周面のうち前記第1方向における中央位置での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの外周面のうち前記中央位置よりも前記第1方向における外側の第2位置での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が浅く、
前記フレームの外周面での前記ストリングの折り返し位置の深さは、前記フレームの前記第1方向における中心部から外側に向かうほど浅くなっており、
前記中央位置から前記第2位置の範囲において、前記溝部の底面は前記フレームの厚さ方向に見て円弧状であり、
前記フレームは略楕円形状であり、
前記フレームの前記幅方向における端部の外周面のうちの前記長手方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの長手方向における端部の外周面のうちの前記幅方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が深いこと、を特徴とするラケットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明のラケットによれば、フレームの形状を変えずにラケットのスイートスポットを拡大することができる。
テニス用ラケットの平面図及び側面図である。 図2Aはフレームを厚さ方向に切ったときの断面図であり、図2Bはフレームにストリングが張設される様子を示す図である。 本実施形態のフレームに設けられた溝部を示す図である。 比較例のフレームに設けられた溝部を示す図である。 フレーム及び溝部の変形例を示す図である。
===開示の概要===
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
即ち、グリップと、ストリングを挿通する挿通孔が複数設けられた環状のフレームと、前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、を有するラケットであって、前記挿通孔を通って前記フレームの外側に出た前記ストリングは、前記フレームの外周面に前記フレームの周方向に沿って設けられた溝部で折り返され、前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する幅方向を、第1方向としたときに、前記フレームの外周面のうち前記第1方向における第1位置での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの外周面のうち前記第1位置よりも前記第1方向における外側の第2位置での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が浅いこと、を特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、環状であるフレームの形状を変えずに、フレームの第1方向における外側端部(第2位置)のストリングの長さを、フレームの第1方向における中心部(第1位置)のストリングの長さに近付けることができ、スイートスポットを拡大することができる。
かかるラケットであって、前記フレームの外周面での前記ストリングの折り返し位置の深さは、前記フレームの前記第1方向における中心部から外側に向かうほど浅くなること、を特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、第1方向と交差する方向に並ぶストリングの長さの差を小さくすることができ、フレーム内の打球場所の違いによるボールの反発性や打球感の差を小さくすることができ、スイートスポットを拡大することができる。
かかるラケットであって、前記フレームは略楕円形状であり、前記フレームの前記幅方向における端部の外周面のうちの前記長手方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの長手方向における端部の外周面のうちの前記幅方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が深いこと、を特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、フレームの強度低下を抑えつつ、スイートスポットをより拡大することができ、また、ボールをより飛ばしたり振動をより小さくしたりすることができる。
===ラケット1について===
以下、本発明に係るラケットとして、テニス用ラケットを例に挙げて実施形態を説明する。
図1は、テニス用ラケット(以下、ラケット1)の平面図及び側面図である。なお、左図が平面図であり右図が側面図である。図2Aは、フレーム11を厚さ方向に切ったときの断面図であり、図2Bは、フレーム11にストリング12が張設される様子を示す図である。ラケット1は、ボールを打つ部位であるヘッド10と、プレイヤーがラケット1を把持する部位であるグリップ20と、ヘッド10とグリップ20を一体に連結するシャフト30と、を有する。説明のため、ラケット1の長手方向のうちヘッド10が位置する側を先端側とし、グリップ20が位置する側を後端側とする。また、ラケット1の打面上において(即ち打面に沿う平面上において)長手方向に直交する方向を幅方向とし、ラケット1の打面に直交する方向を厚さ方向とする。
ヘッド10は、ラケット1の長手方向に延びた楕円形状であるフレーム11と、フレーム11の内側に張設されたストリング12と、を有する。フレーム11は、例えば繊維強化樹脂等で製造された中空の棒体を楕円形状に成形したものである。なお、フレーム11を中空とせずに内部に発泡材を充填してもよい。そして、図2Aに示すように、フレーム11の外周面11aには、厚さ方向における中央部が両側部112に比べて凹んだ溝部111が、フレーム11の周方向に沿って設けられている。また、フレーム11には、内周面11bから外周面11aまで貫通する孔でありストリング12を挿通するためのストリング孔13(挿通孔に相当)が、フレーム11の周方向に沿って複数設けられている。
そして、図2Bに示すように、ストリング孔13の開口部が溝部111に設けられている。また、ストリング12を保護したり、打球時の振動を減衰したりするために、グロメット40を介してストリング12がフレーム11に張設される。グロメット40は、複数の筒部41と、複数の筒部41を連結し且つ筒部41内の空洞部に連通する連通孔43が設けられた帯状の基底部42と、を有する。筒部41の先端部がフレーム11の外周面11a側からストリング孔13に通され、且つ、基底部42がフレーム11の溝部111に嵌めこまれるようにして、グロメット40はフレーム11の外周面11aに取り付けられる。そして、グロメット40の基底部42には、厚さ方向における中央部に基底部42の一端から他端まで延びた溝部44が設けられ、溝部44に連通孔43の開口部が設けられている。また、基底部42の厚さ(筒部41が取り付けられている面から溝部44の底面までの厚さ)は一定である。
よって、フレーム11にストリング12が張設される際には、フレーム11の内側からグロメット40の筒部41(ストリング孔13)を通ってフレーム11の外側に出たストリング12は、グロメット40の溝部44で折り返される。即ち、グロメット40の基底部42における溝部44を介して、フレーム11の溝部111でストリング12が折り返される。その後、次の筒部41(ストリング孔13)にストリング12が通される。これらの動作が繰り返される。その結果、フレーム11の内側に、長手方向に延びたストリング12の部位である「縦ストリング121」が幅方向に間隔を空けて複数本張られ、その縦ストリング121と交差するように幅方向に延びたストリング12の部位である「横ストリング122」が長手方向に間隔を空けて複数本張られ、ネット状の打面が形成される。
シャフト30は、図1の左図に示すように、厚さ方向から見て、長手方向の先端側に向かって二股に分岐している。そのため、二股に分岐した部位とフレーム11の後端部により、厚さ方向に空いた開口部31が形成されている。但し、これに限らず、シャフト30が二股に分岐していないラケットでもよい。
===フレーム11の溝部111について===
図3は、本実施形態のフレーム11に設けられた溝部111を示す図であり、図4は、比較例のフレーム11’に設けられた溝部111’を示す図である。各図では、フレーム11の外周面11aのうち厚さ方向における両側部の上面112a(図2A参照)を厚さ方向から見たときの形状(外周縁)を実線で示し、フレーム11の内周面11bを厚さ方向から見たときの形状(内周縁)を実線で示し、溝部の底面111aを厚さ方向から見たときの形状を点線で示す。
本実施形態のフレーム11の幅(内周縁から外周縁までの厚さ)は、フレーム11の全周に亘ってほぼ一定である。そして、フレーム11の外周面11aのうち、長手方向における後端部以外の部位、即ち、シャフト30との接続部や開口部31に面する部位以外の部位に、ストリング孔13を通ってフレーム11の外側に出たストリング12が折り返される部位である溝部111がフレーム11の周方向に沿って連続して設けられている。この溝部111は場所によって深さが異なる。なお、溝部111の深さとは、溝部の底面111aに直交する方向における溝部の底面111aから外周縁までの長さである。また、溝部111は、フレーム11の幅方向の中心部を通る長手方向に沿う線を軸として対称であり、フレーム11の長手方向の中心部を通る幅方向に沿う線を軸としてほぼ対称である。
溝部111の深さについて具体的に説明すると、フレーム11の長手方向における先端部(以下「トップ」とも言う)に設けられた溝部111、即ち、縦ストリング121が折り返される範囲の溝部111では、幅方向の中心部から外側(左側又は右側)に向かって、溝部111の深さが徐々に浅くなっている。例えば、フレーム11のトップのうち、幅方向の中心部P1の溝部111の深さd1が最も深く、中心部P1よりも幅方向の外側(右側)の地点P4の溝部111の深さd4が中心部P1の溝部111の深さd1よりも浅く、地点P4よりも幅方向の外側の地点P3の溝部111の深さd3が地点P4の溝部111の深さd4よりも更に浅くなっている(d1>d4>d3)。
同様に、フレーム11の幅方向における端部(以下「サイド」とも言う)に設けられた溝部111、即ち、横ストリング122が折り返される範囲の溝部111では、長手方向の中心部から外側(先端側又は後端側)に向かって、溝部111の深さが徐々に浅くなっている。例えば、フレーム11の右サイドのうち、長手方向の中心部P2の溝部111の深さd2が最も深く、中心部P2よりも長手方向の外側(先端側)の地点P5の溝部111の深さd5が中心部P2の溝部111の深さd2よりも浅く、地点P5よりも長手方向の外側の地点P3の溝部111の深さd3が地点P5の溝部111の深さd5よりも更に浅くなっている(d2>d5>d3)。なお、本実施形態では、フレーム11のトップの幅方向における中心部P1の溝部111の深さd1と、フレーム11のサイドの長手方向における中心部P2の溝部111の深さd2を、等しくする。
一方、図4に示す比較例のフレーム11’では、本実施形態のフレーム11とは異なり、溝部111’の深さが一定である。具体的には、フレーム11のトップのうち幅方向の中心部P1の溝部111の深さd1と幅方向の外側端部P3の溝部111の深さd3が同じであり、また、フレーム11の右サイドのうち長手方向の中心部P2の溝部111の深さd2と長手方向の外側端部P3の溝部111の深さd3が同じである(d1=d2=d3)。なお、比較例のフレーム11’における溝部111’の深さ以外の要素、例えば、溝部111’の形成範囲や外周縁及び内周縁の形状等は、本実施形態のフレーム11と同じとする。
ところで、縦ストリング121及び横ストリング122の長さを長くしつつ、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差や長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を小さくすることで、ボールの反発性が良く且つ打球時の振動の小さいスイートスポットを拡大することができる。なお、図4に示すように、縦ストリング121の長さ(La)とは、長手方向における先端側のストリング12の折り返し地点(溝部の底面111a、厳密にはグロメット40の基底部42における溝部44の底面)から後端側の折り返し地点までの長さであり、横ストリング122の長さ(Lb)とは、幅方向における左側のストリング12の折り返し地点から右側の折り返し地点までの長さである。そのため、本実施形態のフレーム11や比較例のフレーム11’のように厚さ方向から見た外周縁の形状が楕円形状(環状)である場合、比較例のフレーム11’のように溝部111の深さが一定であると、フレーム11’の外周縁と同様に大きく湾曲した溝部の底面111a’に沿ってストリング12が折り返されてしまう。従って、フレーム11’の幅方向における中心部を通る縦ストリング121の長さに比べて両端部を通る縦ストリング121の長さが短くなり、フレーム11’の長手方向における中心部を通る横ストリング122の長さに比べて両端部を通る横ストリング122の長さが短くなってしまう。ゆえに、比較例のフレーム11’では中心部だけがスイートスポットとなり、その広さが不十分である。
これに対して、本実施形態のフレーム11では、フレーム11のトップの外周面11aのうち、幅方向における或る位置(例:P1)に設けられた溝部111の深さに比べて、その位置(例:P1)よりも幅方向における外側の位置(例:P3)に設けられた溝部111の深さの方が、浅くなっている。ゆえに、本実施形態のフレーム11のトップに設けられた幅方向に延びる溝部111は、楕円形状であるフレーム11のトップの外周縁や内周縁に比べて湾曲度合いが小さく、また、比較例のフレーム11’のトップに設けられた幅方向に延びる溝部111’に比べても湾曲度合いが小さい。つまり、本実施形態のフレーム11のトップに設けられた溝部の底面111aは、より直線に近い円弧状の面となっている。
そして、ストリング12は、グロメット40の基底部42を介して、フレーム11の外周面11aに設けられた溝部111で折り返され、且つ、グロメットの基底部42の厚さは一定である。そのため、フレーム11のトップの外周面11aのうち、幅方向(第1方向に相当)における或る位置(例:P1,第1位置に相当)でのストリング12の折り返し位置の深さに比べて、その位置(例:P1)よりも幅方向における外側の位置(例:P3)でのストリング12の折り返し位置の深さの方が浅くなる。なお、グロメット40を介してストリング12を張設する場合の「ストリング12の折り返し位置の深さ」とは、グロメッと40の基底部42の底面に直交する方向における基底部42の底面から外周縁までの長さである。
同様に、フレーム11のサイドの外周面11aのうち、長手方向における或る位置(例:P2)に設けられた溝部111の深さに比べて、その位置(例:P2)よりも長手方向における外側の位置(例:P3)に設けられた溝部111の深さの方が、浅くなっている。ゆえに、本実施形態のフレーム11のサイドに設けられた長手方向に延びる溝部111は、楕円形状であるフレーム11のサイドの外周縁や内周縁に比べて湾曲度合いが小さく、また、比較例のフレーム11’のサイドに設けられた長手方向に延びる溝部111’に比べても湾曲度合いが小さく、本実施形態のフレーム11のサイドに設けられた溝部の底面111aは、より直線に近い円弧状の面となっている。つまり、フレーム11のサイドの外周面11aのうち、長手方向(第1方向に相当)における或る位置(例:P2,第1位置に相当)でのストリング12の折り返し位置の深さに比べて、その位置(例:P2)よりも長手方向における外側の位置(例:P3,第2位置に相当)でのストリング12の折り返し位置の深さの方が浅くなる。
従って、本実施形態のフレーム11のトップのうち幅方向の外側端部に設けられた溝部の底面111a(縦ストリング121の折り返し位置)は、比較例のフレーム11’に比べて、外周縁側に位置する。同様に、本実施形態のフレーム11のサイドのうち長手方向の外側端部に設けられた溝部の底面111a(横ストリング122の折り返し位置)は、比較例のフレーム11’に比べて、外周縁側に位置する。ゆえに、本実施形態のフレーム11は、比較例のフレーム11’に比べて、フレーム11の幅方向における外側端部を通る縦ストリング121の長さを長くすることができ、フレーム11の幅方向における外側端部を通る縦ストリング121の長さと中心部を通る縦ストリング121の長さとの差を小さくすることができる。また、フレーム11の長手方向における外側端部を通る横ストリング122の長さを長くすることができ、フレーム11の長手方向における外側端部を通る横ストリング122の長さと中心部を通る横ストリング122の長さとの差を小さくすることができる。よって、フレーム11の中心部から外れた領域でボールを打ったときにも、中心部でボールを打ったときとの差が小さく、ボールの反発性を良くし且つ打球時の振動を小さくすることができる(同じ打球感が得られる)。つまり、スイートスポットを拡大することができる。
具体的に、比較例のフレーム11’の溝部111’の深さを一定の3mmとし、本実施形態のフレーム11の両サイドにおける長手方向の中心部(例:図3のP2)の溝部111の深さを6mmとし、長手方向の外側端部(例:図3のP3)の溝部111の深さを1mmとし、長手方向の中心部から外側端部に向けて溝部111の深さを徐々に浅くした場合を例に挙げる。この場合、比較例のフレーム11’では、フレーム11’の長手方向の中心部を通る横ストリング(先端側から10番目の横ストリング122(10))の長さを「100%」としたときに、フレーム11’の長手方向の先端側端部を通る横ストリング(先端側から3番目の横ストリング122(3))の長さが「85%」となる。これに対して、本実施形態のフレーム11では、フレーム11の長手方向の中心部を通る横ストリング122(10)の長さを「100%」としたときに、フレーム11の長手方向の先端側端部を通る横ストリング122(3)の長さが「89%」となる。このことからも、本実施形態のフレーム11では、比較例のフレーム11’に比べて、長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を小さくすることができるのが分かる。
また、本実施形態のラケット1によれば、楕円形状であるフレーム11の形状を変えることなくスイートスポットを拡大することができる。なお、本実施形態のフレーム11は正確な楕円形状であるが、これに限らない。フレーム11の形状が、例えば、略楕円形状であってもよいし、真円形状であってもよいし、四角形状に近いフレームでもよい。但し、楕円形状や真円形状のフレームの方が、四角形状に近いフレームに比べて、縦ストリング121や横ストリング122の長さを揃える効果が大きく、また、振り抜き時の空気抵抗がより小さくなる。
なお、フレーム11のトップの幅方向における中心部の溝部111やフレーム11のサイドの長手方向における中心部の溝部111の深さを深くするほど、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差や長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を広い範囲に亘って小さくすることができる。しかし、溝部111の深さを深くし過ぎてしまうと、フレーム11の内周面11b(内周縁)から溝部の底面111aまでの厚さが薄くなり、フレーム11の強度が弱まってしまう。よって、これらを考慮して、溝部111の深さを設定するとよい。
また、本実施形態のラケット1では、フレーム11の外周面11aに溝部111が設けられており、内周面11bには溝部が設けられていない。スイートスポットの拡大に影響する縦ストリング121及び横ストリング122の長さは、長手方向又は幅方向における一端側のストリング12の折り返し地点から他端側のストリング12の折り返し地点までの長さである。そのため、仮に、フレーム11の内周面11bに溝部を設けてもスイートスポットの拡大に寄与しない。また、フレーム11の外周面11aに溝部111を設ける方が内周面11bに溝部を設ける場合に比べて、フレーム11の製造が容易である(例えばフレーム11を楕円形状に成形する際の金型の製造が容易である)。また、フレーム11の内周面11bに溝部111を設ける場合に比べて外周面11aに溝部111を設ける方が、打球時の応力集中が少なく、フレーム11の強度を高めることができる。
また、本実施形態のラケット1では、フレーム11のトップのうち幅方向における外側端部の溝部111の方が中心部の溝部111よりも浅く、内周縁から溝部の底面111aまでの厚さが厚く強度が強くなっている。同様に、フレーム11のサイドのうち長手方向における外側端部の溝部111の方が中心部の溝部111よりも浅く、内周縁から溝部の底面111aまでの厚さが厚く強度が強くなっている。従って、打球時に、ボールが当たった側の面を内側としてフレーム11が長手方向及び幅方向に湾曲し易い、即ち、ボールを包み込むようにフレーム11が変形し易い。そのため、ボールと打面(ストリング12)との接触面積を増やすことができ、コントロール性やスピン性を向上させることができる。
また、フレーム11が楕円形状(環状)である場合、比較例のフレーム11’のように溝部111’の深さが一定であると、フレーム11の幅方向における外側の部位を通る縦ストリング121ほどその長さが短く、フレーム11の長手方向における外側の部位を通る横ストリング122ほどその長さが短くなる。そこで、本実施形態のラケット1では、フレーム11の外周面11aに設けられた溝部111の深さ、即ち、ストリング12の折り返し位置の深さを、フレーム11の長手方向又は幅方向における中心部から外側に向かうほどに浅くする。つまり、フレーム11のトップでは幅方向の外側の位置に設けられた溝部111ほど(ストリング12の折り返し位置ほど)その深さを浅くし、フレーム11のサイドでは長手方向の外側の位置に設けられた溝部111ほど(ストリング12の折り返し位置ほど)その深さを浅くする。そうすることで、縦ストリング121や横ストリング122の長さを長くしつつ、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差や長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を小さくすることができる。従って、フレーム11内の打球場所の違いによるボールの反発性や打球感の差を小さくすることができ、スイートスポットを拡大することができる。
また、溝部111の深さを階段状に変化させずに、即ち、溝部の底面111aに段差を設けずに、溝部111の深さを滑らかに変化させるとよい。そうすることで、打球時に溝部の底面111aに設けられた段差部に応力が集中してしまうことを防止でき、フレーム11の強度を強めることができる。また、溝部の底面111aに設けられた段差部に対応するフレーム11内の部位にボールが当たったときにだけ打球感が変わってしまうことを防止できる。
===変形例===
上記実施形態では、グロメット40の基底部42の厚さを一定にしているが、これに限らない。例えば、フレーム11のトップの外周面11aのうち幅方向の中心部に取り付けられるグロメット40の基底部42の部位の厚さよりも、幅方向の外側の部位に取り付けられるグロメット40の基底部42の部位の厚さを厚くしてもよい。同様に、フレーム11のサイドの外周面11aのうち長手方向の中心部に取り付けられるグロメット40の基底部42の部位の厚さよりも、長手方向の外側の部位に取り付けられるグロメット40の基底部42の部位の厚さを厚くしてもよい。
そうすることで、フレーム11の溝部111の深さだけを変えた場合に比べて、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差をより小さくすることができ、長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差をより小さくすることができる。また、グロメット40の基底部42の厚さが厚い部位では、剛性の高いフレーム11からの距離が遠くなり弾性変形し易くなる。そのため、打面にボールが衝突した際にストリング12の折り返し位置に対してフレーム11の内側へ向かわせる力が発生しても、その力を厚さの厚いグロメット40(基底部42)でより吸収することができる。よって、フレーム11の幅方向又は長手方向の中心部を通るストリングに比べて外側端部を通るストリングの方が若干短くとも、厚さの厚いグロメット40(基底部42)の振動吸収率が高いので、フレーム11の中心部から外れた領域でボールを打ったときでも中心部でボールを打ったときに近い打球感が得られる。つまり、スイートスポットを拡大することができる。
なお、グロメット40の基底部42の厚さを変える場合には、フレーム11の溝部111の深さを一定にしてもよい。つまり、グロメット40の基底部42の厚さを調整することで、フレーム11の外周面11aのうち長手方向における或る位置でのストリング12の折り返し位置の深さよりも、その位置より長手方向における外側の位置でのストリング12の折り返し位置の深さを浅くしたり、フレーム11の外周面11aのうち幅方向における或る位置でのストリング12の折り返し位置の深さよりも、その位置より幅方向における外側の位置でのストリング12の折り返し位置の深さを浅くしたりしてもよい。
図5は、フレーム11及び溝部111の変形例を示す図である。上記実施形態のラケット1のフレーム1の形状は楕円形状であるが、これに限らず、例えば、図5に示すように長手方向の先端部及び後端部の湾曲度合いが楕円に比べて小さい略楕円形状であってもよい。
また、上記実施形態のラケット1では、フレーム11のトップの幅方向における中心部(図3のP1)の溝部111の深さ(d1)と、フレーム11のサイドの長手方向における中心部(図3のP2)の溝部111の深さ(d2)とを等しくしているが、これに限らず、溝部111の深さを異ならせてもよい。前述のように、フレーム11のトップの幅方向における中心部やフレーム11のサイドの長手方向における中心部の溝部111の深さが深いほど、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差や長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を小さくすることができるが、フレーム11の内周面11aから溝部の底面111aまでの厚さが薄くなり、フレーム11の強度が弱まってしまう。但し、フレーム11が略楕円形状である場合(正確な楕円形状も含む)、フレーム11のトップの方がサイドに比べて長さが短いため、変形し難く強度が強い。また、縦ストリング121の方が横ストリング122よりも長さが長いので、幅方向に並ぶ縦ストリング121の長さの差を小さくする方が、長手方向に並ぶ横ストリング122の長さの差を小さくするよりも、その効果が大きく、スイートスポットをより拡大することができ、また、ボールをより飛ばしたり振動をより小さくしたりすることができる。
そこで、図6に示すように、略楕円形状のフレーム11のサイド(幅方向における端部)の外周面11aのうちの長手方向における中心部(図5のP2)に設けられた溝部111の深さ(D)よりも、フレーム11のトップ(長手方向における端部)の外周面11aのうちの幅方向における中心部(図5のP1)に設けられた溝部の111の深さ(D+α)を深くするとよい。即ち、フレーム11のサイドの外周面11aのうちの長手方向における中心部でのストリング12の折り返し位置の深さよりも、フレーム11のトップの外周面11aのうちの幅方向における中心部でのストリング12の折り返し位置の深さを深くするとよい。そうすることで、フレーム11の強度低下を抑えつつ、スイートスポットをより拡大することができ、また、ボールをより飛ばしたり振動をより小さくしたりすることができる。
また、上記実施形態のラケット1では、フレーム11のトップと両サイドに設けられた全ての溝部111の深さが中心部から外側端部に向かって浅くなっているが、これに限らず、例えば、フレーム11のトップと両サイドのうちの少なくとも1つの部位に設けられた溝部111の深さだけが変化するラケットでもよい。また、上記実施形態のラケット1では、フレーム11の長手方向における後端部(開口部30に面する部位)に溝部111が設けられていないが、これに限らず、後端部に溝部111を設けてもよく、この溝部111の深さを幅方向の中心部から外側端部に向かって浅くしてもよい。また、上記実施形態のラケット1では、溝部111の深さを滑らかに変化させているがこれに限らず、溝部の底面111aに段差を設けて溝部111の深さを変化させてもよい。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
例えば、上記の実施形態では、本発明に係るラケットとして、テニス用ラケットを例に挙げているが、これに限らない。例えば、スカッシュ用ラケット、バドミントン用ラケット等に本発明を適用してもよい。また、上記の実施形態では、本発明に係るラケットとして、フレーム11内にストリング12が張設されたラケット1を例に挙げているが、これに限らず、ストリング12が張設されていないラケットでもよい。
1 ラケット、10 ヘッド、11 フレーム、111 溝部、12 ストリング、
13 ストリング孔(挿通孔)、20 グリップ、30 シャフト、31 開口部、
40 グロメット、41 筒部、42 基底部、43 連通孔、44 溝部、

Claims (1)

  1. グリップと、
    ストリングを挿通する挿通孔が複数設けられた環状のフレームと、
    前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
    を有するラケットであって、
    前記挿通孔を通って前記フレームの外側に出た前記ストリングは、前記フレームの外周面に前記フレームの周方向に沿って設けられた溝部で折り返され、
    前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する幅方向を、第1方向としたときに、前記フレームの外周面のうち前記第1方向における中央位置での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの外周面のうち前記中央位置よりも前記第1方向における外側の第2位置での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が浅く、
    前記フレームの外周面での前記ストリングの折り返し位置の深さは、前記フレームの前記第1方向における中心部から外側に向かうほど浅くなっており、
    前記中央位置から前記第2位置の範囲において、前記溝部の底面は前記フレームの厚さ方向に見て円弧状であり、
    前記フレームは略楕円形状であり、
    前記フレームの前記幅方向における端部の外周面のうちの前記長手方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さよりも、前記フレームの長手方向における端部の外周面のうちの前記幅方向における中心部での前記ストリングの折り返し位置の深さの方が深いこと、
    を特徴とするラケット。
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