JP6782154B2 - グロメット及びラケット - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバドミントンラケットの外観図であり、図1Aは、前記バドミントンラケットの正面図、図1Bは、前記バドミントンラケットの側面図である。なお、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図7A及び図7Bは、第2の実施の形態に係るグロメットの図2A及び図2Bと同様の断面図である。図7A及び図7Bに示すように、第2の実施の形態のグロメット150は、表側形成部155と裏側形成部156とを異なる材質としている。例えば、いわゆる二色成形法によって、表側形成部155を形成する型内と裏側形成部156を形成する型内とで異なる樹脂材を注入して、材質を異なるようにしている。これにより、表側形成部155と裏側形成部156とで樹脂材の材質に応じて剛性を相違させることができる。
図8は、第3の実施の形態に係るグロメットの図2Aと同様の断面図である。図8に示すように、第3の実施の形態のグロメット250は、表側形成部255と裏側形成部256とで、筒部251の軸線方向の長さを異なるように形成している。これにより、表側形成部255と裏側形成部256とで長さに応じて、剛性を相違させることができる上、ストリング14がと当接するタイミングを変えることができる。具体的には、軸線方向に長い裏側形成部256の方が表側形成部255より長く形成され、当接するストリング14に大きな力を作用させ、ストリング14の可動量を相対的に小さくする。また、見方を変えると、軸線方向の長さが短い表側形成部255の方がストリング14に小さな力を作用させ、ストリング14の可動量を相対的に大きくする。このように、表側形成部255及び裏側形成部256の長さを変えることで、少なくともそれらの一方によりストリング14の可動量を変化させる可動変化部を構成する。なお、表側形成部255及び裏側形成部256の各先端面は、筒部251の軸線に対して傾斜する同一平面上に位置するように形成したが、これに限られるものでない。表側形成部255及び裏側形成部256の各先端面が筒部251の軸線に直交する面上に位置するように形成してもよい。
図9は、第4の実施の形態に係るグロメットの図2Aと同様の断面図である。図9に示すように、第4の実施の形態のグロメット350は、表側形成部355の先端側の内周面を部分的に凹ませるように形成し、表側形成部355と裏側形成部356とで、先端領域の肉厚を部分的に異ならせている。これにより、第4の実施の形態においても、第3の実施の形態のように長さを変えたときと同様の作用を奏することができる。従って、表側形成部355と裏側形成部356とで先端領域の肉厚を変えることで、少なくともそれらの一方によりストリング14の可動量を変化させる可動変化部を構成する。
図10は、第5の実施の形態に係るグロメットの図2Bと同様の断面図である。図10に示すように、第5の実施の形態のグロメット450は、挿通穴453の断面形状が真円状に形成され、且つ、表側形成部455の厚みt1より裏側形成部456の厚みt2の方が大きく形成されている(厚みt2>厚みt1)。なお、表裏方向におけるストリング14の外周面から表側形成部455の内周面までの距離d1と、裏側形成部456の内周面までの距離d2とは同一となっている。筒部451の断面形状は、表側形成部455の外周面が半円弧状に形成され、裏側形成部456の外周面は、半楕円弧(楕円を半分とした弧)状に形成され、それらの中心は挿通穴453の中心位置と一致している。
13 フレーム
13d 穴
14 ストリング
15 打球面
50、150、250、350、450 グロメット
51、151、251、351、451 筒部
52 帯状部
55、155、255、355、455 表側形成部(可動変化部)
56、156、256、356、456 裏側形成部(可動変化部)
55a 第1凹部(凹部、識別部)
55b 第2凹部(凹部、識別部)
Claims (5)
- ラケットのフレームに形成された穴に貫通して装着されてストリングが通過する筒部を備えたグロメットにおいて、
前記ストリングは、前記フレームに張設されて表裏両面を打球面として形成し、
前記筒部は、前記ストリングの中心位置に対し表側を形成する表側形成部と、裏側を形成する裏側形成部とを備え、
前記表側形成部は、裏側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記裏側形成部は、表側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記表側形成部及び前記裏側形成部の少なくとも一方は、前記打球面における表側の打球と裏側の打球とで、当接した前記ストリングの可動量を相対的に変化させる可動変化部を備え、
前記可動変化部は、前記打球面に直交する表裏方向での前記ストリングの外周面に対する距離が前記表側形成部と前記裏側形成部とを異なるようにすることで構成されることを特徴とするグロメット。 - ラケットのフレームに形成された穴に貫通して装着されてストリングが通過する筒部を備えたグロメットにおいて、
前記ストリングは、前記フレームに張設されて表裏両面を打球面として形成し、
前記筒部は、前記ストリングの中心位置に対し表側を形成する表側形成部と、裏側を形成する裏側形成部とを備え、
前記表側形成部は、裏側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記裏側形成部は、表側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記表側形成部及び前記裏側形成部の少なくとも一方は、前記打球面における表側の打球と裏側の打球とで、当接した前記ストリングの可動量を相対的に変化させる可動変化部を備え、
前記可動変化部は、前記表側形成部と前記裏側形成部とを異なる材質として構成されることを特徴とするグロメット。 - ラケットのフレームに形成された穴に貫通して装着されてストリングが通過する筒部を備えたグロメットにおいて、
前記ストリングは、前記フレームに張設されて表裏両面を打球面として形成し、
前記筒部は、前記ストリングの中心位置に対し表側を形成する表側形成部と、裏側を形成する裏側形成部とを備え、
前記表側形成部は、裏側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記裏側形成部は、表側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記表側形成部及び前記裏側形成部の少なくとも一方は、前記打球面における表側の打球と裏側の打球とで、当接した前記ストリングの可動量を相対的に変化させる可動変化部を備え、
前記筒部は、前記フレームの内側に位置する端部が先端とされ、
前記可動変化部は、前記表側形成部と前記裏側形成部とで前記筒部の先端領域の肉厚を部分的に異ならせて構成されることを特徴とするグロメット。 - ラケットのフレームに形成された穴に貫通して装着されてストリングが通過する筒部を備えたグロメットにおいて、
前記ストリングは、前記フレームに張設されて表裏両面を打球面として形成し、
前記筒部は、前記ストリングの中心位置に対し表側を形成する表側形成部と、裏側を形成する裏側形成部とを備え、
前記表側形成部は、裏側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記裏側形成部は、表側の前記打球面における打球で可動した前記ストリングに当接し、
前記表側形成部及び前記裏側形成部の少なくとも一方は、前記打球面における表側の打球と裏側の打球とで、当接した前記ストリングの可動量を相対的に変化させる可動変化部を備え、
前記筒部を複数として当該複数の筒部を連結しつつ所定方向に延在する帯状部を更に備え、該帯状部には、表裏の向きを識別するための識別部が設けられ、
前記識別部は、表裏で非対称形状となる凹部によって形成されていることを特徴とするグロメット。 - 前記請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のグロメットと、前記ストリングが張設されて打球面を形成するフレームとを備えたラケットであって、
前記グロメットが前記フレームに装着され、前記可動変化部によって前記打球面における表側の打球と裏側の打球とで前記ストリングの可動量を相対的に変化させることを特徴とするラケット。
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