JP6163324B2 - ラケット、及び、グロメット - Google Patents
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Description
グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、前記複数の筒部を連結し且つ各前記筒部内と連通する連通孔が複数設けられた基底部とを備え、前記筒部内及び前記連通孔にストリングを挿通可能なグロメットと、
を有するラケットであって、
前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する方向を、第1方向としたときに、
前記基端部は、前記第1方向の内側の端から外側の端に向かって、厚さが徐々に厚くなっていること、
を特徴とするラケットである。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
即ち、グリップと、内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、前記複数の筒部を連結し且つ各前記筒部内と連通する連通孔が複数設けられた基底部とを備え、前記筒部内及び前記連通孔にストリングを挿通可能なグロメットと、を有するラケットであって、前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する方向を、第1方向としたときに、前記フレームの外周面のうち前記第1方向における第1位置に取り付けられる前記基底部の部位よりも、前記フレームの外周面のうち前記第1位置よりも前記第1方向における外側の第2位置に取り付けられる前記基底部の部位の方が、内周面から外周面までの厚さが厚いこと、を特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、フレームの形状を変えなくとも、フレームの第1方向における外側端部(第2位置)を通るストリングの長さを、フレームの第1方向における中心部(第1位置)を通るストリングの長さに近付けることができ、スイートスポットを拡大することができる。
このようなラケットによれば、シャフトが分岐したことにより形成される開口部に、内周面から外周面までの厚さが厚い基底部の部位を収納することができ、ラケットの振り抜き時の空気抵抗を抑えることができる。また、シャフトの開口部にまで厚さが厚い基底部を収納することで、フレームとシャフトの接続部(開口部)に対応する位置のストリングの長さまで、フレームの第1方向における中心部を通るストリングの長さに近づけることができる。この結果、フレームとシャフトの接続部に対応する位置までスイートスポットを拡大することができる。
このようなラケットによれば、軟質部を有する基底部の部位でストリングを折り返す場合と、硬質部を有する基底部の部位でストリングを折り返す場合とで、異なる打球感が得られる。また、軟質部を有する基底部の部位でストリングを折り返した場合に、フレームの中心部から外れた部位でボールを打ち返したときの振動をより吸収することができる。
このようなグロメットによれば、フレームの形状を変えなくとも、フレームの第1方向における外側端部(第2位置)を通るストリングの長さを、フレームの第1方向における中心部(第1位置)を通るストリングの長さに近付けることができ、スイートスポットを拡大することができる。
以下、本発明に係るラケットとして、テニス用ラケットを例に挙げて実施形態を説明する。
図4は、フレーム11に取り付けられる5個のグロメット40a〜40eの説明図であり、図5Aから図5Cは、本実施形態の第1下部グロメット40dの説明図であり、図6A及び図6Bは、比較例の第1下部グロメット40d’の説明図であり、図7は、第1下部グロメット40dをフレーム11に取り付けた状態を示す図である。なお、図5A及び図6Aは第1下部グロメット40d,40d’の側面図であり、図5B及び図6Bは厚さ方向における中央部で第1下部グロメット40d,40d’を切断したときの断面図であり、図5Cは第1下部グロメット40dの上面図である。
以下、第1下部グロメット40d、及び、第2下部グロメット40eについて詳しく説明する。但し、第1下部グロメット40dと第2下部グロメット40eは幅方向に対称な形状をしており、第1下部グロメット40dを幅方向に反転させたものが第2下部グロメット40eある。そのため、第1下部グロメット40dを例に挙げて説明する。
打球時の衝撃が小さく、打球方向を確実にコントロールできる感触のことである。一方、凹部46でストリング12を折り返した場合には、凸部45でストリング12を折り返した場合に比べて、硬い打球感が得られる。硬い打球感とは、軽快な反発感が得られ、速い球速を得ることができ、ラケット1を素早く振り抜くことのできる感触のことである。つまり、本実施形態の第1下部グロメット40dを用いれば、ストリング12の張り方を異ならせるだけで、異なる打球感が得られる。なお、図5Bに示すように、凸部45内で幅方向に並ぶ軟質部47の間に硬い樹脂で形成された柱48を設けるとよい。そうすることで、打球時にストリング12によって凸部45が過剰に変形してしまうことを防止できる。
図8A及び図8Bは、第1下部グロメット40dの変形例を示す図である。上記実施形態では、図1の右図に示すように幅方向から見てシャフト30が二股に分岐し、第2開口部36が設けられたラケット1を例に挙げているが、これに限らず、第2開口部36の無いラケット1でもよい。この場合、図8Aに示すように、第1下部グロメット40dの幅方向の長さを第1開口部33の幅方向の長さよりも短くしなければならないため、第1下部グロメット40dに設けられる筒部41の数が4個になる。この場合にも、幅方向における右側の基底部42の部位ほどその厚さを厚くすることで、第3筒部413及び第4筒部414を通る縦ストリング121の長さを長くすることができ、スイートスポットを拡大することができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
13 ストリング孔(貫通孔)、14 カバー、20 グリップ、
30 シャフト、31 第1基端部、32a 第1分岐部、32 第2分岐部、
33 第1開口部、34 第2基端部、35a 第3分岐部、35b 第4分岐部、
36 第2開口部、40 グロメット、41 筒部、42 基底部、43 連通孔、
44 溝部、45 凸部、46 凹部、47 軟質部、48 柱、
Claims (4)
- グリップと、
内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、
前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、
前記フレームの前記外周面に取り付けられるグロメットであって、前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、前記複数の筒部を連結し且つ各前記筒部内と連通する連通孔が複数設けられた基底部とを備え、前記筒部内及び前記連通孔にストリングを挿通可能なグロメットと、
を有するラケットであって、
前記ラケットの長手方向、又は、前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する方向を、第1方向としたときに、
前記基端部は、前記第1方向の内側の端から外側の端に向かって、厚さが徐々に厚くなっていること、
を特徴とするラケット。 - 請求項1に記載のラケットであって、
前記シャフトは、前記ラケットの打面に直交する方向から見て、前記グリップから前記フレームに向かう方向に二股に分岐し、
当該分岐した部位が、前記ラケットの打面に沿う方向から見て、前記グリップから前記フレームに向かう方向に二股に分岐していること、
を特徴とするラケット。 - 請求項1又は請求項2に記載のラケットであって、
前記グロメットの前記基底部では、隣り合う前記筒部間に軟質部を有する部位と、隣り合う前記筒部間に前記軟質部よりも弾性変形し難い硬質部を有する部位とが、交互に並び、
前記第2位置に比べて前記第1位置に近い前記基底部の部位が有する前記軟質部よりも、前記第1位置に比べて前記第2位置に近い前記基底部の部位が有する前記軟質部の方が大きいこと、
を特徴とするラケット。 - グリップと、内周面から外周面まで貫通する貫通孔が複数設けられた環状のフレームと、前記グリップと前記フレームを連結するシャフトと、を有するラケットに取り付けられるグロメットであって、
前記フレームに設けられた複数の前記貫通孔にそれぞれ挿通される複数の筒部と、前記複数の筒部を連結し且つ各前記筒部内と連通する連通孔が複数設けられた基底部とを備え、
前記筒部内及び前記連通孔にストリングを挿通可能であり、
前記ラケットの長手方向又は前記ラケットの打面上において前記長手方向に直交する方向を第1方向としたときに、
前記基端部は、前記第1方向の内側の端から外側の端に向かって、厚さが徐々に厚くなっていること、
を特徴とするグロメット。
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