JP2007135811A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッド14の重心位置14Gからシャフト軸線18までの距離Lが30mm以上40mm未満であって、かつ、シャフト11のヘッド側先端12から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性分布が1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満であり、グリップ側後端13から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性分布が2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満であるゴルフクラブ。
【選択図】図5
Description
この種の打球方向性の改善するための手法としては、一般に、シャフトの捩れ剛性や曲げ剛性を高め、スイング中のヘッドの軌道を安定させる方法が用いられている。
前記ヘッドは、その重心位置からシャフト軸線までの距離が30mm以上40mm未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布させ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブを提供している。
第一の発明のゴルフクラブでは、ヘッドとシャフトの組み合わせにおいて、シャフトの捩れ剛性分布とヘッドの重心距離とを特定して組み合わせ、これにより、インパクト時にヘッドのフェース面がタイミングよく返り、ボールのつかまりを良くして、打球方向性と飛距離を向上させると共に、打球感もソフトで良好なものとしている。
また、シャフトのヘッド側先端から400mmの範囲の捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満と従来よりも捩れ剛性を高めている。
この重心距離を小さくすると共にベッド側の捩れ剛性を高めることで、インパクト時にヘッドのフェース面をタイミングよく返るようにして、ボールへの捕捉性能を高め、ボールが真っすぐに飛ぶようにしている。
一方、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満と従来よりは捩れ剛性を低めることで、インパクト時におけるグリップ側の操作性を高めると共に衝撃を抑制してフィーリング性を高めている。
さらに、余剰となった重量分でヘッドに重量物を装着し、通常のヘッドよりも、ヘッド重心位置とシャフト軸線との距離を近接させることができる。
ヘッドの重心位置からシャフト軸線までの距離は、さらに、32mm以上、特に35mm以上が好ましい。
一方、3.0kg・mm2以上ではシャフト先端が捩れ難いために、打感が硬くなると共に、前記したように、バイアス層の比率増大により強度低下を招くことになる。
このヘッド側先端から長さ方向に400mmの範囲の捩れ剛性は、さらに、下限は1.4kg・mm2、特に1.6kg・mm2以上が好ましく、上限は2.8kg・mm2未満、特に2.6kg・mm2未満が好ましい。
グリップ側の捩れ剛性を前記範囲とているのは、2.5kg・mm2未満ではインパクト時に手元で捩れ易く、操作性が悪くなることに因る。一方、3.5kg・mm2以上では、手元が硬く感じられ、フィーリングが悪化すると共に、バイアス層の比率増大により強度低下を招くことになる。
このグリップ側後端から長さ方向に300mmの範囲の捩れ剛性は、さらに、2.7kg・mm2以上3.3kg・mm2未満、特に、2.8kg・mm2以上3.2kg・mm2未満が好ましい。
前記ヘッドは、その左右の慣性モーメントが3000g・cm2以上4500g・cm2未満であると共に、該ヘッドの体積が380cc以上460cc未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布さえ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブを提供している。
シャフトのヘッド側先端から400mmの範囲の捩れ剛性と、グリップ側後端から300mmの範囲の捩れ剛性とは、第一の発明と同一範囲としている。
左右の慣性モーメントと体積とを前記範囲に特定したヘッドと、捩れ剛性分布を前記範囲に特定したシャフトとの組み合わせることで、前記したように、スイング中のヘッドのブレを減少させ、インパクト時のヘッドを安定させ、かつ、打球方向性および飛距離を向上させると共に、打感も硬すぎず良好なものとしている。
さらに、余剰となった重量分で、通常のヘッドよりもヘッド体積を大きくし、ヘッドの左右慣性モーメントも大きくすることができる。
このヘッドの左右の慣性モーメントは、下限は3300g・cm2以上がより好ましく、特に3600g・cm2以上が好ましい。上限は4500g・cm2未満がより好ましく、特に4500g・cm2未満が好ましい。
前記ヘッドは、その重心位置からシャフト軸線までの距離が30mm以上40mm未満で、該ヘッドの左右の慣性モーメントが3000g・cm2以上4500g・cm2未満で、かつ、該ヘッドの体積が380cc以上460cc未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布させ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブを提供している。
前記ヘッドの左右の慣性モーメントを小さくする手法としては、例えば、ソールあるいはクラウン部の中央部を重くする一方、左右の慣性モーメントを大きくする手法としては、ヒール側あるいはトウ側を重くする方法が採用される。本発明ではヒール側を重くする手法を採用し、左右の慣性モーメントを大きくしている。
1) 当該箇所に、繊維の配向角が±45度のバイアス層を形成しない。
2) 当該箇所の繊維の配向角を±45度よりも小さくする、または大きくする。
3) 当該箇所のバイアス補強層の繊維弾性率を低弾性にする。
4) 当該箇所のバイアス補強層の繊維目付け量を小さくする。
5) 当該箇所のバイアス補強層の樹脂含有率を大きくする。
1) 当該箇所のバイアス補強層の繊維弾性率を高弾性にする。
2) 当該箇所のバイアス補強層の繊維目付け量を大きくする。
3) 当該箇所のバイアス補強層の樹脂含有率を小さくする。
ヘッドの構成材料についても特に限定されず、チタン合金、アルミニウム合金、ステンレス、マグネシウム合金等の金属材料や繊維強化樹脂等を使用することができる。
前記繊維強化樹脂に用いられる樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等が挙げられるが、強度と剛性の点より、熱硬化性樹脂が好ましく、特にエポキシ系樹脂が好ましい。
前記熱可塑性樹脂としては、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、AS樹脂、メタクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
図1乃至図5は、本発明の第一実施形態に係るゴルフクラブ10を示す。
このゴルフクラブ10は、繊維強化プリプレグ21〜28の積層体からなるテーパー状の長尺な管状体よりなるシャフト11と、該シャフトのヘッド側先端12に取り付けられたウッド型ヘッド14と、グリップ側後端13に取り付けられたグリップ15とからなる。
シャフト11にヘッド14とグリップ15を取り付けた状態で、クラブ長さを45インチ(114.3mm)としている。シャフト11は、全長を1120mmとし、重量を46gとしている。
このヘッド14は、体積を400ccとし、総重量は、後述の重量物16を含めて295gとしている。
詳細には、図3(B)に示すように、ヘッド14の重心位置14Gからホーゼル孔14hに装着するシャフト11の軸線17までの距離L(重心距離L)が33mmとなるように、重量物16を装着している。
即ち、前記プリプレグ21〜28をマンドレル20に順次、内周側から巻きつけて積層した後、ポリエチレンテレフタレート樹脂製等のテープ(図示せず)でラッピングし、これをオーブン中で加熱加圧し樹脂を硬化させて一体的に成形し、マンドレル20を引き抜いてシャフト11を製造している。シャフト11の表面は研磨を行った後、両端をカットして塗装している。
詳しくは、繊維強化プリプレグ21は、長さを200mmとし、幅をヘッド側で3回巻きする幅とし、シャフト11のヘッド側先端領域の補強層を構成している。強化繊維F21はシャフト軸線に対してなす配向角を0°とし、引張弾性率を24t/mm2とし、繊維目付け量を125g/m2としている。
また、ヘッド14の体積は380cc以上460cc未満の範囲内であり、比較的大型であるため、ヘッド14の高反発エリアが大きくなると共に、ヘッド14の左右の慣性モーメントは3150g・cm2に設定され、3000g・cm2以上4500g・cm2未満の範囲内であるため、インパクト時にヘッド14が安定し、これらの点からも、打球方向性および飛距離を向上させることができる。
これにより、第二実施形態においても、ヘッド体積は380cc以上460cc未満の範囲内であり、重心距離Lは25mm以上40mm未満の範囲内であるため、フェース面のスイートエリアで正確にボールを捕らえるミート率が高まり、ヘッドの返りも良く、打球方向性と飛距離が安定すると共に、フィーリングも良好となる。
以上のことを確認するために、本発明のゴルフクラブの実施例1〜実施例4および比較例1〜3について詳述する。
シャフトの捩れ剛性分布の測定は、シャフト11の長手方向の複数位置における捩れ剛性(GI)を測定して行った。具体的には、図7に示すように、100mm間隔を介したシャフト11上の2箇所をエアチャック方式のチャック30、31により所定の圧力でチャックし、該チャック30、31間に13.9(kgf・cm)の捩りモーメントを加え、チャック30、31間の捩れ角度fを測定した。
測定点Pはチャック30、31間の中点とし、該測定点Pをシャフト長手方向に25mmピッチでずらしながら、各測定点Pの捩り角度fを測定し、下記の数式により捩れ剛性(GI)を計算した。
GI=[チャック間隔(100mm)]×[捩りモーメント(13.9kgf・cm)]/[捩り角度f(度)]
図8に示すように、INERTIA DYNAMICS Inc社製のMOMENT OF MEASURING INSTRUMENTのMODEL NO.005−002からなる測定器を用いて測定している。即ち、前記測定器100の上面から突出させた回転軸101の上端の載置台102上に粘度103を搭載し、この粘度102の上面にヘッド14をライ角どうりに載置すると共に、ヘッドの重心位置の軸線と回転軸101の軸線と一致させて載置している。この状態で、回転軸101を正方向と逆方向に回転させてヘッド14も正方向と逆方向とに回転させ、左右の慣性モーメントを測定している。
シャフトの繊維強化プリプレグ21〜28の積層構成、捩れ剛性分布、ヘッドの重心距離L、ヘッド体積、慣性モーメントの全てを第一実施形態と同一とした。
具体的には、シャフトのヘッド側先端から400mmの位置までの捩れ剛性は、最大値が1.7kg・mm2、最小値を1.2kg・mm2とし、平均値を1.5kg・mm2とした。グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性は最大値を3.2kg・mm2、最小値を2.8kg・mm2とし、平均値は3.0kg・mm2とした。
また、ヘッド体積は400cc、慣性モーメントは3150g・cm2とし、ヘッドのサイドヒール部側に20gの重量物を装着して重心距離Lを33mmとした。
シャフトの繊維強化プリプレグ21〜28の積層構成、捩れ剛性分布、ヘッドの重心距離L、ヘッド体積の全てを第二実施形態と同一とした。
具体的には、シャフトのヘッド側先端から400mmの位置までの捩れ剛性は、最大値を2.2kg・mm2、最小値を1.6kg・mm2とし、平均値を1.8kg・mm2とした。グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性は最大値を3.3kg・mm2、最小値を2.9kg・mm2とし、平均値は3.2kg・mm2とした。
また、ヘッド体積は406cc、慣性モーメントは3200g・cm2とし、ヘッドのサイドヒール部側に20gの重量物を装着して重心距離Lを35mmとした。
シャフトを構成する各繊維強化プリプレグ21〜28のうち、バイアス層を構成するプリプレグ22(22A、22B)とプリプレグ23(23A、23B)について、巻き数、繊維の引張弾性率および繊維目付け量を実施例2と異ならせたが、その他の積層構成は実施例2と同一とした。
また、ヘッド体積は450cc、慣性モーメントは3200g・cm2とし、ヘッドのサイドヒール部側に20gの重量物を装着して重心距離Lを37mmとした。
シャフトを構成する各繊維強化プリプレグ21〜28のうち、バイアス層を構成するプリプレグ22(22A、22B)とプリプレグ23(23A、23B)について、繊維の引張弾性率および繊維目付け量を実施例2と異ならせたが、その他の積層構成は実施例2と同一とした。
また、繊維強化プリプレグ23は、シャフト全長に配置され、幅をヘッド側で5回巻きし、グリップ側で2回巻きする幅としているが、ヘッド側先端部に配置される長さ400mmのプリプレグ23Aと、残るグリップ側後端までの領域に配置されるプリプレグ23Bとに二分割した。各プリプレグ23A、23Bの強化繊維F23a、F23bは、いずれもシャフト軸線に対してなす配向角を+45°としているが、強化繊維F23aは、引張弾性率を50t/mm2、繊維目付け量を100g/m2とし、強化繊維F23bは、引張弾性率を30t/mm2、繊維目付け量を75g/m2とした。
また、ヘッド体積は455cc、慣性モーメントは4300g・cm2とし、ヘッドのサイドヒール部側に20gの重量物を装着して重心距離Lを39mmとした。
比較例1のシャフトは前記第一実施形態の構成とし、ヘッド側先端から400mmの位置までの捩れ剛性分布を低く、グリップ側後端から300mmの位置までの捩れ剛性分布を高く設定した。また、ヘッド体積を小さくした。
具体的には、シャフトを構成する繊維強化プリプレグ21〜28のうち、バイアス層を構成するプリプレグ22、23を、ヘッド側で4回巻きし、グリップ側で4回巻きして積層した。繊維の引張弾性率や目付け量を含め、その他の積層構成は実施例1(第一実施形態)と同一とした。
また、シャフトを構成する繊維強化プリプレグ21〜28のうち、プリプレグ22、23の強化繊維の引張弾性率を40t/mm2、繊維目付け量を75g/m2とした。
これにより、シャフトのヘッド側先端から400mmの位置までの捩れ剛性は、最大値を1.2kg・mm2、最小値を0.8kg・mm2とし、平均値を1.0kg・mm2とした。グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性は最大値を4.1kg・mm2、最小値を3.9kg・mm2とし、平均値は4.0kg・mm2とした。
また、ヘッド体積は350cc、慣性モーメントは2800g・cm2とし、ヘッドのサイドヒール部側に5gの重量物を装着して重心距離Lを28mmとした。
比較例2は第二実施形態の構成とし、シャフトを構成する繊維強化プリプレグ21〜28のうち、プリプレグ22、23の強化繊維22a、強化繊維23aの引張弾性率を40t/mm2、繊維目付け量を75g/m2とし、強化繊維22b、23bの引張弾性率を40t/mm2、繊維目付け量を100g/m2とし、比較例1よりもさらに、グリップ側後端から300mmの位置までの捩れ剛性分布を高く設定した。また、ヘッドの重心距離Lを長く、ヘッド体積と慣性モーメントを大きく設定した。
ヘッド体積は500cc、慣性モーメントは4600g・cm2とした。また、ヘッドのサイドヒール部側に10gの重量物を装着し、サイドトウ部寄りの位置に5gの重量物を装着して、重心距離Lを45mmとした。
比較例3は第二実施形態の構成とし、前記各実施例に比して、ヘッド側先端から400mmの位置までの捩れ剛性分布を高く、グリップ側後端から300mmの位置までの捩れ剛性分布を低く設定した。また、ヘッド体積は大きく、慣性モーメントは小さく、重心距離Lは長く設定した。
また、繊維強化プリプレグ23も、シャフト全長に配置され、幅をヘッド側で6回巻きし、グリップ側で1.5回巻きする幅としているが、ヘッド側先端部に配置される長さ400mmのプリプレグ23Aと、残るグリップ側後端までの領域に配置されるプリプレグ23Bとに二分割した。各プリプレグ23A、23Bの強化繊維F23a、F23bは、いずれもシャフト軸線に対してなす配向角を+45°としているが、強化繊維F23aは、引張弾性率を50t/mm2、繊維目付け量を75g/m2とし、強化繊維F23bは、引張弾性率を30t/mm2、繊維目付け量を75g/m2とした。
その他のプリプレグの積層構成は実施例2〜4と同一とした。
また、ヘッド体積は490cc、慣性モーメントは2850g・cm2とし、ヘッドのソール部中央に15gの重量物を装着して重心距離Lを48mmとした。
プレーヤー20名が20球ずつ打撃し、打撃位置からの飛距離を実測し、20名分の平均値を表1に示した。
(打球方向性の測定)
プレーヤー20名が20球ずつ打撃し、目標飛球線からのズレ距離を実測し、20名分のズレ距離の平均が10ヤード未満の場合は○を、10ヤード以上の場合は×を表1に示した。
(フィーリングテスト)
プレーヤー20名が20球ずつ打撃し、打球フィーリングについて5点満点の官能評価を行い、その平均を表1に示した。
一方、比較例1〜3は、打球方向性、飛距離、フィーリング結果のいずれも良くない結果となった。
11 シャフト
12 ヘッド側先端
13 グリップ側後端
14 ヘッド
14G ヘッド重心位置
18 シャフト軸線
21〜28 繊維強化プリプレグ
F21〜F28 強化繊維
L 重心距離
Claims (3)
- 繊維強化樹脂製のシャフトにヘッドを取り付けたゴルフクラブであって、
前記ヘッドは、その重心位置からシャフト軸線までの距離が30mm以上40mm未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布させ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブ。 - 繊維強化樹脂製のシャフトにヘッドを取り付けたゴルフクラブであって、
前記ヘッドは、その左右の慣性モーメントが3000g・cm2以上4500g・cm2未満であると共に、該ヘッドの体積が380cc以上460cc未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布させ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブ。 - 繊維強化樹脂製のシャフトにヘッドを取り付けたゴルフクラブであって、
前記ヘッドは、その重心位置からシャフト軸線までの距離が30mm以上40mm未満で、該ヘッドの左右の慣性モーメントが3000g・cm2以上4500g・cm2未満で、かつ、該ヘッドの体積が380cc以上460cc未満であり、
前記シャフトは、そのヘッド側先端から長さ方向に400mmの位置までの捩れ剛性を1.2kg・mm2以上3.0kg・mm2未満の範囲で分布させ、かつ、グリップ側後端から長さ方向に300mmの位置までの捩れ剛性を2.5kg・mm2以上3.5kg・mm2未満の範囲で分布させていることを特徴とするゴルフクラブ。
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