JP4516400B2 - パター型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、打球感及び耐久性を向上しうるパター型ゴルフクラブヘッドに関する。
パター型ゴルフクラブには、インパクトまでの安定したストローク、インパクト時の打球感、打点位置がずれた場合のヘッドのブレ難さ及びボールの転がりの良さ等が求められる。中でも、ボールの転がりをコントロールするパッティングでは、フィーリング的な要素の影響が非常に大きいため、前記打球感の善し悪しが特に重要になる。
従来のパター型ゴルフクラブヘッドは、金属材料だけで作られたもの、金属材料に樹脂又はゴム等の非金属材料を複合して作られたもの、及び全てが樹脂からなるものに大別できる。金属材料から作られたヘッドは、インパクト時の振動ないし衝撃の吸収能力が低いため、振動が長時間持続しかつ打球感が悪く感じられる傾向がある。このようなヘッドは、プロ等の一部の限られたゴルファを除き、ボールの転がり距離等をコントロールするのは難しい。
また樹脂等と金属とを複合させたヘッドは、フェース面に、アイオノマー樹脂やソリッドゴム等をインサート材として用いることが多い。このものは、インパクト時の殆どの衝撃をインサート材で吸収させるため、該インサート材には非常に柔らかい材料が用いられる。このため、打球感は良好であるが、インサート材が傷つきやすく、早期に傷が付き耐久性に劣るという欠点がある。また全てが樹脂で作られたヘッドも、打球時や運搬時、ヘッド全体が傷付きやすいという欠点がある。先行する技術としては、次のものがある。
特開平3−170175号公報 特開2003−339926号公報
発明者らは、打球感と耐久性とを両立させるべく種々の研究を行ったところ、フェース部を有しかつ金属材料からなるヘッド本体の上面部の少なくとも一部に、繊維強化樹脂からなる振動吸収材を配することにより、インパクト時におけるヘッド本体の振動を該繊維強化樹脂のマトリックス樹脂によって吸収させ優れたフィーリングが得られることを見出した。
しかも、繊維強化樹脂は、アイオノマー樹脂やソリッドゴムに比して耐久性を格段に向上できることが種々のテストの結果判明した。さらに、ヘッド本体の上面部に振動吸収材を配したことによって、フェース面にインサート材を配する場合でも、従来よりも傷が付きにくい硬質のインサート材を採用しても、該インサート材と振動吸収材との相乗作用によって、良好なフィーリングが得られることを知見して本発明を完成するに至った。
以上のように、本発明は、打球感と耐久性とを両立しうるパター型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、金属材料からなるヘッド本体と、繊維強化樹脂からなる振動吸収材とで構成されるパター型ゴルフクラブヘッドであって、前記ヘッド本体は、ボールを打球するフェース面を区画するフェース部と、前記フェース面の上縁に連なりヘッドの上面部分をなす上面部と、前記フェース面の下縁に連なりヘッドの底面部分をなす底面部と、フェース面のトウ側縁に連なりヘッドのトウ側をなすトウサイド面部と、前記フェース面のヒール側縁に連なりヘッドのヒール側をなすヒールサイド面部と、該ヒールサイド面部と前記トウサイド面部とを継ぐバックフェース部とを含んで構成され、前記上面部には、底面部側に凹む凹部と、該凹部の周りに小高さで立ち上がる壁状の縁部とが設けられるとともに、前記振動吸収材は、前記上面部の凹部に嵌め込まれたことを特徴とするパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項2記載の発明は、前記振動吸収材は、前記ヘッド本体の上面部のみに配されることを特徴とする請求項1記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記振動吸収材は、前記ヘッド本体と隙間を有することなく密に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記ヘッド本体は、その上面部と底面部との間に空所を有しない中実体からなる請求項1乃至3のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記振動吸収材は、厚さが1〜5mmの板状をなし、かつ樹脂含有率が25〜50%しかも表面積がヘッド全表面積の10〜80%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。また、請求項6記載の発明は、前記フェース面と振動吸収材とのヘッド前後方向の離間距離は、115mmである請求項1乃至5のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。また、請求項7記載の発明は、前記振動吸収材は、シャフト差込孔10の周りを少なくともその180度以上の包囲角θで囲む請求項1乃至6のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。また、請求項8記載の発明は、前記振動吸収材は、フェース面側の端部厚さtfをバックフェース部側の端部厚さtbに比して相対的大とし、かつこれらの間で滑らかに厚さを変化させる請求項1乃至7のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。また、請求項9記載の発明は、前記上面部には、前記凹部と、前記縁部と、シャフトが固着されるシャフト差込孔とが設けられるとともに、前記振動吸収材は、ヘッド本体のシャフト差込孔を囲む部分に、厚さtaを大とした略筒状部と、厚さtcをほぼ一定とした等厚部とを含むとともに、ヘッド本体の凹部には、前記等厚部が面する第1の凹部と、前記シャフト差込孔の周りに円弧状に形成されかつ前記略筒状部が密に差し込まれる第2の凹部とを含む請求項1乃至8のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。また、請求項10記載の発明は、前記縁部の幅Weは、5mm以上である請求項1乃至9のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
本発明のパター型ゴルフクラブヘッドは、フェース部を有しかつ金属材料からなるヘッド本体の上面部の少なくとも一部に、繊維強化樹脂からなる振動吸収材が配される。インパクト時におけるヘッド本体の振動は、前記振動吸収材に伝えられ、そのマトリックス樹脂によって十分に吸収される。このため、良好な打球感が得られる。また繊維強化樹脂は、繊維によって補強されているため、長期の使用においても傷付き難く耐久性を向上できる。このように、本発明のパター型ゴルフクラブヘッドは、打球感と耐久性とを両立しうる。
本発明のパター型ゴルフクラブヘッドは、フェース面にインサート材が配された態様を含むことができる。この場合、ヘッド本体の上面部に振動吸収材が配されているため、フェース面のインサート材に、従来よりも硬く傷が付き難い材料を使用しても、該インサート材と振動吸収材との相乗的な衝撃吸収作用によって、打球感と耐久性とをさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態のパター型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)1の斜視図、図2はその分解斜視図である。また図3はヘッド1の基準状態の平面図、図4はその側面図、図5はその正面図、図6は図3のA−A断面図である。
ここで、ヘッド1の基準状態とは、水平面HPに対するヘッド1の位置を一義的に定めるもので、本明細書では、ヘッド1のシャフト軸線SLを任意の基準垂直面VP1内に配し、かつ図5に示されるように、ヘッド1の底面部6のトウ側端と水平面HPとの間の垂直距離A1を、底面部6のヒール側端と水平面HPとの間の垂直距離A2に等しく調節して前記水平面HPに接地させた状態とする。以下、特に断りがない場合、ヘッドの各部の寸法等はこの基準状態において特定する。
前記シャフト軸線SLは、対象となるヘッドにシャフトSが装着されている場合、そのシャフトSの軸中心線とする。シャフトSが屈曲している場合、その軸中心線SLは、ゴルフ規則「付属規則II、2.a 直線性」に規定された「グリップの上端からソール面の
上方5インチ(127mm)以内の1点までの真っ直ぐな部分」のみを対象として定める。またヘッド1にシャフトが装着されていない場合、ヘッド1に設けられたシャフトを取り付けるためのシャフト差込孔10の孔中心線を基準とする。
本実施形態のヘッド1は、金属材料からなるヘッド本体2と、該ヘッド本体2の上面部に配された繊維強化樹脂からなる振動吸収材3とで構成されている。この実施形態において、ヘッド1は、基準状態での平面視がほぼT字状をなすものが例示される。
前記ヘッド本体2は、ヘッド1の主要部を構成しており、本実施形態ではボールを打球するフェース面Fを区画するフェース部4と、前記フェース面Fの上縁Faに連なりヘッドの上面部分をなす上面部5と、前記フェース面Fの下縁Fbに連なりヘッド1の底面部分をなす底面部6と、フェース面Fのトウ側縁Fcに連なりヘッドのトウ側をなすトウサイド面部7と、前記フェース面Fのヒール側縁Fdに連なりヘッドのヒール側をなすヒールサイド面部8と、該ヒールサイド面部8と前記トウサイド面部7とを継ぐバックフェース部9とを含んで構成される。
前記フェース部4は、実質的に平滑なフェース面Fを有する。フェース面Fは、インパクトしたボールをグリーン上で滑らかに転がすために、例えば基準状態で0ないし4度程度のロフト角が与えられる。また本実施形態のフェース面Fは、図5に示されるように、例えばトウ及びヒール側の底面部6側のコーナ部11、12を斜面状で面取りされている。これは、ストローク時に前記コーナ部のグリーンへの干渉を防ぎ、安定したストロークを得るのに役立つ。
また、本実施形態のフェース面Fは、その全域がヘッド本体2を構成する金属材料によって形成されたものが例示される。フェース面Fに金属材料を用いると、インパクト時に、比較的大きくかつ心地よい打球音が得られる点で好ましい。一方、フェース部4に樹脂ないしゴム等の板状の弾性材料をインサートすることにより、フェース面Fを金属材料と弾性材料(非金属材料)とで構成することもできる。しかし、このような樹脂等のフェースインサート材を用いた場合、インパクト時の打球音が小さくかつ低くなる傾向があるため、好ましくは本実施形態のようにフェース面Fの全てを金属材料にて構成するのが望ましい。
また図2に示されるように、ヘッド本体2の上面部5には、底面部6側に凹む凹部5aと、該凹部5aの周りに小高さで立ち上がる壁状の縁部5bと、シャフトS(図4ないし5に示す)が固着されるシャフト差込孔10とが設けられている。前記凹部5aは、ヘッド本体2の輪郭形状に沿ったほぼT字状をなすものが示される。これにより、縁部5bは、ほぼ一定の幅を有して凹部5aの周りを連続してのびている。また、シャフト差込孔10は、上面部5のヒール側に設けられ、実質的な円筒形状で形成されている。
前記底面部6は、商標等のマークを除いて実質的に平坦で形成されるが、この例では、図4、図6に示されるように、バックフェース部9側に、フェース面Fから該バックフェース側9に向かって上面部5に傾斜する斜面部13が設けられたものが例示される。このような斜面部13は、ストローク時に、底面部6のバックフェース部9側が芝生と干渉するのを防ぎ、安定したストロークを得るのに役立つ。このような観点より、前記斜面部13の水平面HPに対する傾斜角度αは、好ましくは10度以上、より好ましくは20度以上である。ただし、該傾斜角度αが大きすぎると、バックフェース面部9側が薄肉化し多くの重量をヘッド後方へと配分できなくなるため、好ましくは70度以下、より好ましくは60度以下が望ましい。
ヘッド本体2を構成する金属材料は特に限定はされないが、例えばアルミニウム合金、ステンレス鋼、マレージング鋼、チタン合金、炭素鋼などで形成することができ、本実施形態ではアルミニウム合金が用いられている。特に好ましくは、比重が3.2以下、より好ましくは3.0以下、さらに好ましくは2.8以下の金属材料が望ましい。これにより、ヘッド本体2は、重量を過度に増大させることなく十分に大きい体積を持つことができる。他方、ヘッド本体2の材料の比重が小さすぎても、強度や慣性モーメントの低下を招きやすい。このような観点より、前記比重は、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.3以上、さらに好ましくは1.5以上が望ましい。なおヘッド本体2は、比重が異なる2種以上の金属材料を用いても良いのは言うまでもない。またヘッド本体2は、鋳造、鍛造、削り出し等、種々の成形法にて形成しうる。
また本実施形態のヘッド本体2は、前記トウサイド面7、ヒールサイド面8及びバックフェース部9の後端面に、夫々くぼみ部Kが設けられている。該くぼみ部Kは、前記各面を非平坦化し、クラブヘッドの打面は1面のみでなければならないとするゴルフ規則(付属規則の「4.クラブヘッド」の「c.打面」)を充足させるのに役立つ。言い換えれば、本実施形態のヘッド1は、前記フェース面Fだけがボールを打球する打面を構成する。くぼみ部Kの深さは、例えば1〜2mm程度のものが例示される。
前記振動吸収材3は、補強材としての繊維と、マトリックス樹脂とを複合させた繊維強化樹脂で形成される。本実施形態の振動吸収材3は、平面視がほぼT字状をなす板状で構成され、前記上面部の凹部5aに嵌め込まれかつヘッド本体2に密に固着されている。振動吸収材3は、凹部5aの深さとほぼ等しい厚さtを有し、ヘッド本体2と固着されることによって、ヘッド1の上面を平坦化している。
ボールのインパクト時に生じるヘッド本体2の振動は、振動吸収材3にも伝えられる。振動吸収材3は、そのマトリックス樹脂のエネルギー損失によって振動を熱に変換して吸収する。この結果、インパクト時の不快な振動等が短時間で除去され、打球感が向上する。また繊維強化樹脂は、繊維によって補強されているため、剛性が大きく耐外傷性に優れる結果、十分な耐久性をも発揮できる。
振動吸収材3は、ヘッド本体2の上面部5の少なくとも一部に設けられることが必要である。ヘッド本体2の上面部5は、フェース部4に近接するため振動を効果的に吸収しうるとともに、地面及びボールとの接触機会が実質的に無く、ひいては振動吸収材3を長期に亘って保護しうる。なお、上面部5以外に振動吸収材3を設けることは任意である。しかし、振動吸収材3が底面部6又はフェース面F等に設けられると、地面やボールとの接触や石噛み等によって傷付や損傷が生じやすくなり、耐久性が低下する。またトウサイド面7やヒールサイド面8に振動吸収材3を配すると、トウ及びヒール側に重量が低下し、ヘッド1の慣性モーメントが小さくなる。これは、インパクト位置がずれた際、ヘッドのブレが大きくなって打球の方向性を悪化させるため好ましくない。このような観点より、振動吸収材3は、本実施形態のようにヘッド本体2の上面部5のみに配されるのが最も好ましい。
またヘッド本体2のフェース面2からの振動をより効率良く吸収するために、図6に示されるように、フェース面Fと振動吸収材3とのヘッド前後方向の最大の離間距離Kを極力小さくすることが望ましい。具体的には、前記離間距離Kを好ましくは15mm以下、より好ましくは10mm以下とするのが望ましい。なお前記離間距離Kが、小さすぎると、フェース面2に振動吸収材3が露出してそこから剥離が生じやすくなるため、該離間距離Kの下限値は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上が望ましい。
さらに、インパクト時の振動は、ヘッド1からシャフトを介してプレーヤーの手に伝わるものであるから、このシャフトへの振動伝達を極力防止することは有効である。本実施形態では、図1ないし3に示されるように、ヘッド本体2とシャフトSとの結合部となるシャフト差込孔10の周りを少なくともその180度以上の包囲角θで囲むように、振動吸収材3が配される。このような振動吸収材3は、より効率良くシャフトSへの振動伝達を妨げることができ、さらに打球感を向上するのに役立つ。
インパクト時におけるヘッド本体2の振動をより効果的に吸収するために、本実施形態の振動吸収材3は、図6に示されるように、ヘッド本体2と隙間を有することなく密に接するものが例示される。本実施形態では、振動吸収材3が、前記上面部5の凹部5aの形状とほぼ一致した外形を有しており、該凹部5aに嵌め込まれかつ接着剤を用いてヘッド本体2に密に固着されている。このため、ヘッド本体2と振動吸収材3との間には空気が介在することがない。従って、振動吸収材3は、ヘッド本体2の振動をさらに効率良く吸収しうる。
図7に示される他の実施形態では、振動吸収材3とヘッド本体2との間にキャビティCが介在する部分がある。このような態様では、振動吸収材3自体が振動し易くなり、振動吸収材3とヘッド本体2との共振によりヘッド1の振動が助長されたり、打球の距離や方向性にバラツキが生じやすくなる傾向があるためあまり好ましくはない。
また、上記の点に関連して、ヘッド本体2は、その上面部5と底面部6との間に空所を有しない中実体として構成されるのが望ましい。これにより、ヘッド1において、振動しやすい部分を無くすことができ、より一層打球感を向上しうる。なお図8に示される他の実施形態のように、ヘッド本体2が、上面部5と底面部6との間に空所15を有する中空体からなる場合、振動吸収材3とヘッド本体2の凹部5aの壁部とからなる複合部分が振動しやすくなってしまい、ヘッド1の振動が全体として助長されたり、打球の距離や方向性にバラツキが生じやすくなる傾向がある。
また、前記振動吸収材3は、その厚さtが小さすぎると、振動吸収能力が低下するほか、成形が困難になる傾向があり、逆に大きすぎても打球感が過度に柔らかくなってボールを転がす距離感をつかみにくくなる。このような観点より、特に限定はされないが、前記振動吸収材3の厚さtは、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、上限については好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下が望ましい。なお前記厚さtは、各部において実質的に一定であっても良いし、また異ならせても良い。
特に好ましくは、図9に示されるように、振動吸収材3において、フェース面F側の端部厚さtfをバックフェース部9側の端部厚さtbに比して相対的大とし、かつこれらの間で滑らかに厚さを変化させることが望ましい。このような実施態様では、フェース面Fからヘッド後方を伝えられる振動を、振動吸収材3の厚さの大きい部分でより効果的に吸収し、迅速にヘッド本体2の振動を吸収させ得る点で望ましい。
また、図10に示されるように、振動吸収材3は、ヘッド本体2のシャフト差込孔10を囲む部分に、厚さtaを大とした略筒状部3bと、厚さtcをほぼ一定とした等厚部3aとを含むことができる。また、ヘッド本体2の凹部5aには、前記等厚部3aが面する第1の凹部5a1と、前記シャフト差込孔10の周りに円弧状に形成されかつ前記略筒状部3aが密に差し込まれる第1の凹部5a2とを含ませることができる。このような実施形態では、シャフト差込孔10の周りでより多く振動吸収効果を図り、さらに良好な打球感を得るのに役立つ。前記厚さtaは、特に限定されないが、好ましくはシャフト差込孔10の深さDの10%以上、より好ましくは20%以上が望ましく、上限については好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
また振動吸収材3に用いられる樹脂としては、特に限定されないが、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂又はポリカーボネート樹脂等が好適である。同様に、繊維強化樹脂に用いられる繊維には、例えばカーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維又はポリフェニレンベンズオキサゾール樹脂繊維(PBO繊維)といった有機繊維や、アモルファス繊維又はチタン繊維等の金属繊維などが好ましい。とりわけ比重が小さくかつ引張強度が大きい炭素繊維が特に好ましい。繊維は、長繊維又は短繊維のいずれか又は双方を含むことができる。
繊維の引張弾性率については、特に限定はされないが、小さすぎると振動吸収材3に必要な剛性を確保できず耐久性が低下する傾向があり、逆に大きすぎてもコストの上昇や引張強度の低下を招く傾向がある。このような観点より、繊維の弾性率は、50GPa以上、より好ましくは100GPa以上、さらに好ましくは150GPa以上、特に好ましくは200GPa以上が望ましく、上限については好ましくは450GPa以下、より好ましくは350GPa以下、さらに好ましくは300GPa以下が望ましい。前記引張弾性率は、JIS R7601の「炭素繊維試験方法」に準じて測定された値とする。なお本実施形態の振動吸収材3は、エポキシ樹脂と炭素繊維とを複合させた繊維強化樹脂からなり、ほぼ1.3〜1.4の比重を持つものが採用されている。
また振動吸収材3の繊維強化樹脂は、主としてマトリックス樹脂によって振動を吸収する。このため、繊維強化樹脂の樹脂含有率が小さすぎると、振動吸収効果が低下する傾向がある。逆に、樹脂含有率が大きすぎると、繊維の含有量が少なくなって振動吸収材3の剛性が低下して耐久性が悪化する傾向がある。このような観点より、振動吸収材3の樹脂含有率は、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、上限については好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下が望ましい。
前記「樹脂含有率」は、繊維強化樹脂の全重量に対する樹脂の重量比率とする。前記樹脂の重量は、測定対象となる繊維強化樹脂から樹脂だけを化学的に分解、除去して繊維だけを取り出し、予め測定した繊維強化樹脂の重量からこの繊維の総重量を差し引いて得ることができる。繊維強化樹脂から樹脂を化学的に除去するには、例えば加熱硝酸液が用いられる。また例えばプリプレグから樹脂を化学的に除去するには、例えばメチルエチルケトンが用いられる。
また発明者らの種々の実験の結果、振動吸収材3の表面積が小さくなると、衝撃吸収能力の低下傾向があることが判明している。このため、特に限定されるわけではないが、振動吸収材3の表面積は、好ましくはヘッド全表面積の10%以上、より好ましくは15%以上、さらに好ましくは20%以上、特に好ましくは30%以上が望ましい。他方、振動吸収材3の表面積が大きすぎても、振動が過度に吸収され、打球感が過度に柔らかくなって距離感などをつかみにくくなる。このため、振動吸収材3の表面積は、好ましくはヘッド全表面積の80%以下、より好ましくは75%以下、特に好ましくは60%以下が望ましい。なおヘッド全表面積は、シャフト差込穴10を埋めて特定する。また振動吸収材3の表面積3は、振動吸収材3が外部に露出している部分の面積とする。
また、本実施形態のヘッド1は、上述の如く平面視において、トウ、ヒール及びバックフェースに各々突出したほぼT字状をなすことによって、前記各々の方向に重量をより多く配分することができる。これにより、ヘッド1の基準状態において、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメント(以下、このような慣性モーメントを「左右の慣性モーメント」と呼ぶことがある。)を効果的に増大させることができる。左右の慣性モーメントが大きくなると、ストロークが安定しかつミスヒット時のヘッド1のブレを最小限に抑え、打球の方向性を安定させ得る。
特に本実施形態のように、ヘッド本体2に、振動吸収材3を配する凹部5aを設け、該凹部5aの周囲に壁状の縁部5bを設けることによって、ヘッド本体の重量を周辺により多く配分することを可能とする。これは、限られたヘッド重量のヘッドにおいて、左右の慣性モーメントを効果的に増大させるのに役立つ。このような観点より、前記縁部5aの幅Weは、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上が望ましい。なお縁部5aの高さは、振動吸収材3の厚さtとほぼ等しく形成される。
また図3に示されるように、ヘッド1の平面視において、フェース面Fのトウヒール方向の長さであるフェース幅FWは、好ましくは80mm以上、より好ましくは90mm以上で構成されるのが望ましい。該フェース幅FWが80mm未満の場合、トウ、ヒール方向への重量配分が十分に行われず、左右の慣性モーメントを増大させる効果が小さくなる。逆にフェース幅FWが大きすぎても、ヘッド重量が過度に増大するため、好ましくは170mm以下、より好ましくは160mm以下が望ましい。
また図3に示されるように、ヘッド1の平面視において、フェース面Fからバックフェース部9までのヘッド前後方向長さHLは、好ましくは60mm以上、より好ましくは70mm以上で構成されるのが望ましい。該フェース幅FWが60mm未満の場合、バックフェース部9側への重量配分が十分に行われず、左右の慣性モーメントを増大させる効果が小さくなる。逆にヘッド前後方向長さHLが大きすぎても、ヘッド重量が過度に増加するため、好ましくは150mm以下、より好ましくは140mm以下が望ましい。
またヘッド1のトウ、ヒール方向の幅を絞った後方部20(T字状の縦棒を構成する部分)については、前記と同様の観点より、そのトウ、ヒール方向の幅TWをフェース幅FWの10%以上、より好ましくは20%以上、さらに好ましくは25%以上が望ましく、上限については、好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下、さらに好ましくは45%以下が望ましい。また後方部20の前後方向長さTLは、ヘッド前後方向長さHLの30%以上、より好ましくは40%以上、さらに好ましくは50%以上が望ましく、上限については、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下、さらに好ましくは75%以下が望ましい。
ヘッド1は、例えば上述のような形状を採用することにより、ヘッド1の前記左右の慣性モーメントが、好ましくは4000g・cm2 以上、より好ましくは5000g・cm2 以上、さらに好ましくは6000g・cm2 以上であることが望ましい。他方、左右の慣性モーメントを大きくするためには、それに見合った重量が必要になるため、ヘッド重量が過度に増加して操作性が低下する傾向がある。このような観点より、左右の慣性モーメントの上限については、好ましくは9000g・cm2 以下、より好ましくは8500g・cm2 以下、さらに好ましくは8000g・cm2 以下であるのが望ましい。
またヘッド重量は、特に限定されないが、小さすぎると、ストロークが安定しづらくかつインパクト時の衝撃が比較的大きく発生する傾向がある。逆にヘッド重量が大きすぎると前述のように操作性が低下してストロークしづらくなる傾向がある。このような観点より、ヘッド重量は、好ましくは250g以上、より好ましくは300g以上が望ましく、上限については450g以下、より好ましくは370g以下が望ましい。
以上本発明の実施形態について説明したが、ヘッド本体の形状については、種々変形しうるのは言うまでもない。例えば図11に示されるように、平面視D字状をなすいわゆるマレットタイプとすることもでき、さらには従来よく知られているトウ、ヒールタイプ、ピンタイプなどでも勿論構わない。また本実施形態では、ヘッド本体2の上面部5に凹部5aを設け、そこに振動吸収材3を配する態様を示したが、このような凹部5aを設けることなく、ヘッド本体2の上面部5に直接振動吸収材3を貼り付けることでも良い。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づいて複数種類のパター型ゴルフクラブヘッドを試作し、各々について実打テストを行った。いずれのヘッドも、ヘッド本体には、アルミニウム合金(比重2.7)が、振動吸収材には炭素繊維強化樹脂(比重1.3)がそれぞれ用いられた。
また、実打テストは、10名のゴルファ(ハンディキャップ5〜15、年齢30〜52歳)により、各供試クラブでそれぞれ5ヤード先のカップを目標として10球づつゴルフボール(SRIスポーツ社製「HI−BRID Everio」)をパッティングすることにより行われた。具体的なテスト内容及び評価の基準は次の通りである。
<ヘッド重量>
シャフトを除いたヘッド重量を測定した。
<左右の慣性モーメント>
基準状態のヘッドの左右の慣性モーメントを、INERTIA DYNAMICS Inc社製のMOMENT OF INERTIA MEASURING INSTRUMENTの MODEL NO.005-002 を用いて測定した。
<インパクト時の衝撃吸収性>
10球のパッティング結果に基づいて、手に感じた衝撃(主に振動の持続性)を採点した。評価は、各々のゴルファの採点値の平均点(小数点以下四捨五入)とした。数値が大きいほど良好である。
5:衝撃が殆ど感じられない
4:衝撃があるが非常に小さい
3:普通
2:衝撃が大きい
1:衝撃がきわめて大きい
<打球感>
10球のパッティング結果に基づいて、手に感じた打球感(主に柔らかさ)を採点した。評価は、各々のゴルファの採点値の平均点(小数点以下四捨五入)とした。数値が大きいほど良好である。
5:柔らかすぎる
4:やや柔らかい
3:良好
4:やや硬い
1:硬すぎる
<打球の距離のバラツキ>
目標カップに向かってパッティングした10球の転がり距離をそれぞれ測定し、最大転がり距離から最小転がり距離を差し引いた距離の最大のバラツキを測定した。評価は、各々のゴルファの採点値の平均点とした。数値が小さいほど良好である。
<打球の方向性のバラツキ>
打撃した10球について、目標ラインと直角に左方向及び右方向の最大ぶれ量を測定し、両者の和である最大のぶれ量を求めた。評価は、各々のゴルファの採点値の平均点とした。数値が小さいほど良好である。テストの結果等を表1に示す。
Figure 0004516400
テストの結果、実施例のヘッドは、衝撃吸収性及び打球感が良く、安定した転がり距離が得られることが確認できた。
本発明の実施形態を示すヘッドの斜視図である。 その分解斜視図である。 本発明の実施形態を示すヘッドの平面図である。 図3の側面図である。 図3の正面図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す平面図である。 (A)、(B)は実施例6のヘッドを示す平面図及びそのA−A断面図である。 (A)、(B)は比較例1のヘッドを示す平面図及びそのA−A断面図である。
符号の説明
1 パター型ゴルフクラブヘッド
2 ヘッド本体
3 振動吸収材
4 ヘッド本体のフェース部
5 ヘッド本体の上面部
6 ヘッド本体の上面部
F フェース面

Claims (10)

  1. 金属材料からなるヘッド本体と、繊維強化樹脂からなる振動吸収材とで構成されるパター型ゴルフクラブヘッドであって、
    前記ヘッド本体は、ボールを打球するフェース面を区画するフェース部と、前記フェース面の上縁に連なりヘッドの上面部分をなす上面部と、前記フェース面の下縁に連なりヘッドの底面部分をなす底面部と、フェース面のトウ側縁に連なりヘッドのトウ側をなすトウサイド面部と、前記フェース面のヒール側縁に連なりヘッドのヒール側をなすヒールサイド面部と、該ヒールサイド面部と前記トウサイド面部とを継ぐバックフェース部とを含んで構成され、
    前記上面部には、底面部側に凹む凹部と、該凹部の周りに小高さで立ち上がる壁状の縁部とが設けられるとともに、
    前記振動吸収材は、前記上面部の凹部に嵌め込まれたことを特徴とするパター型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記振動吸収材は、前記ヘッド本体の上面部のみに配されることを特徴とする請求項1記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記振動吸収材は、前記ヘッド本体と隙間を有することなく密に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記ヘッド本体は、その上面部と底面部との間に空所を有しない中実体からなる請求項1乃至3のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記振動吸収材は、厚さが1〜5mmの板状をなし、かつ樹脂含有率が25〜50%しかも表面積がヘッド全表面積の10〜80%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェース面と振動吸収材とのヘッド前後方向の離間距離は、115mmである請求項1乃至5のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  7. 前記振動吸収材は、シャフト差込孔10の周りを少なくともその180度以上の包囲角θで囲む請求項1乃至6のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  8. 前記振動吸収材は、フェース面側の端部厚さtfをバックフェース部側の端部厚さtbに比して相対的大とし、かつこれらの間で滑らかに厚さを変化させる請求項1乃至7のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  9. 前記上面部には、前記凹部と、前記縁部と、シャフトが固着されるシャフト差込孔とが設けられるとともに、
    前記振動吸収材は、ヘッド本体のシャフト差込孔を囲む部分に、厚さtaを大とした略筒状部と、厚さtcをほぼ一定とした等厚部とを含むとともに、
    ヘッド本体の凹部には、前記等厚部が面する第1の凹部と、前記シャフト差込孔の周りに円弧状に形成されかつ前記略筒状部が密に差し込まれる第2の凹部とを含む請求項1乃至8のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  10. 前記縁部の幅Weは、5mm以上である請求項1乃至9のいずれかに記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
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