JP2017535414A - 篩クリーナ、篩ユニット及び方法 - Google Patents

篩クリーナ、篩ユニット及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017535414A
JP2017535414A JP2017522340A JP2017522340A JP2017535414A JP 2017535414 A JP2017535414 A JP 2017535414A JP 2017522340 A JP2017522340 A JP 2017522340A JP 2017522340 A JP2017522340 A JP 2017522340A JP 2017535414 A JP2017535414 A JP 2017535414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sieve
cleaning
cleaner
tray
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017522340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6622304B2 (ja
Inventor
キュンツレ ズィーモン
キュンツレ ズィーモン
エッガー ニコラス
エッガー ニコラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buehler AG
Original Assignee
Buehler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Buehler AG filed Critical Buehler AG
Publication of JP2017535414A publication Critical patent/JP2017535414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6622304B2 publication Critical patent/JP6622304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/46Constructional details of screens in general; Cleaning or heating of screens
    • B07B1/50Cleaning
    • B07B1/54Cleaning with beating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/46Constructional details of screens in general; Cleaning or heating of screens
    • B07B1/50Cleaning
    • B07B1/52Cleaning with brushes or scrapers
    • B07B1/522Cleaning with brushes or scrapers with brushes

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

本発明は、篩面(2)と篩底(4)とを有する篩トレー(3)の篩面(2)をクリーニングする篩クリーナ(1)に関する。篩クリーナ(1)は、篩クリーナ(1)の主軸(A)に沿って延在する揺動脚(5)であって、揺動脚(5)が篩底(4)上に載置可能であるとともに、篩クリーナ(1)が揺動脚(5)を支点として傾倒可能であるように形成されている揺動脚(5)と、クリーニング領域(7)を有する少なくとも1つのクリーニング要素(6)であって、当該クリーニング領域(7)あるいは各クリーニング領域(7)は、篩面(2)をクリーニングする複数のクリーニング面(8)を有する、クリーニング要素(6)と、を備える。クリーニング面(8)は、それぞれ、篩面(2)と少なくとも線接触するように形成されており、クリーニング領域(7)に形成されるスリット(9)により互いに分割されている。さらに篩ユニット、及び篩トレーの装備を拡張又は変更する方法を開示する。

Description

本発明は、篩面と篩底とを有する篩トレーの篩面をクリーニングする篩クリーナに関する。特にこのような篩クリーナは、プランシフタ(Plansichter)の篩トレーの篩面をクリーニングするように形成されていてもよい。さらに本発明は、篩ユニット、及び篩トレーの装備を拡張又は変更する方法に関する。
篩トレーの篩底上に載置されることができ、篩トレーの篩面をクリーニングすることができる可動式の篩クリーナ自体は、公知である。このような篩は、積み重ねることができ、粒状乃至粉状の製品を様々な粒群及び品質に分離あるいは分級すべく、例えば篩積み重ね体としてプランシフタ内に配置できる。その際、篩クリーナは、プランシフタ及び篩トレーの振動を受け、これにより、無作為に篩底上を動き回り、篩枠において跳ね返ることを繰り返す。
本発明の前提としての篩クリーナは、例えば欧州特許第0694341号明細書(EP 0 694 341 B1)において公知である。この篩クリーナは、篩クリーナの主軸に沿って延在する揺動脚であって、揺動脚が篩底上に載置可能であるとともに、篩クリーナが揺動脚を支点として傾倒可能であるように形成されている揺動脚を備える。この運動は、慣性の他、揺動脚と篩底との間の滑り摩擦や、篩クリーナの非対称的な構造による影響を受ける。本来のクリーニング作用は、篩クリーナの揺動に基づいて篩面に衝突するかつ/又は篩面に沿って滑動する丸み付けられたノブ又はブラシによって達成される。その際、ブラシは、どちらかといえば、例えば85乃至250μmの範囲のメッシュサイズを有する比較的細かい篩面に使用され、ノブは、例えば250μm以上のメッシュサイズを有する比較的粗い篩面に使用される。篩面に衝突するノブ又はブラシによりクリーニングを行う類似の篩クリーナは、独国特許出願公開第102006005970号明細書(DE 10 2006 005 970 A1)、米国特許第6095339号明細書(US 6,095,339 A)、独国特許出願公開第3640569号明細書(DE 36 40 569 A1)、独国特許出願公開第2411455号明細書(DE 24 11 455 A1)、独国特許出願公開第2952215号明細書(DE 29 52 215 A1)、独国実用新案第7936430号明細書(DE 79 36 430 U1)、独国実用新案第9015461号明細書(DE 90 15 461 U1)、独国実用新案第8631814号明細書(DE 86 31 814 U1)、欧州特許第0536803号明細書(EP 0 536 803 B1)、欧州特許出願公開第2465616号明細書(EP 2 465 616 A1)、国際公開第99/28053号(WO 99/28053 A1)、独国特許出願公開第1507747号明細書(DE 1 507 747 A1)、独国特許発明第873345号明細書(DE 873 345 C)、米国特許第2086199号明細書(US 2,086,199)及び独国特許発明第164924号明細書(DE 164924)にも開示されている。
しかし、これら公知のすべての篩クリーナには、ある欠点が内在している。それというのも、ブラシの毛は、機械的負荷に基づいて時間の経過とともに抜け落ちることがあるからであり、特に篩クリーナが、食品、例えば穀物又は穀物製粉品の分級を行うプランシフタで使用される場合、毛の脱落は、衛生上の観点からあってはならない。ノブを備える篩クリーナは、篩面に付着した製品層を剥離する代わりにむしろさらに押し込んでしまうことが判っている。さらに、公知の篩クリーナの多くは、篩面を不十分にしかクリーニングしないので、特に効率的でもないことが判っている。
比較的コンパクトな篩クリーナは、米国特許第1925447号明細書(US 1,925,447)及び国際公開第2010/045284号(WO 2010/045284 A1)にも開示されている。これらの篩クリーナは、単純な幾何学的図形、例えば球体、柱体及び多面体から構成されている。しかし、少なくとも類似の篩クリーナを用いた実験から、これらの篩クリーナは、むしろ篩面を詰まらせてしまう傾向にあることが判っている。
従来技術の欠点に鑑み、本発明の課題は、改良されたかつ/又は代わりの篩クリーナを提供することである。特に篩クリーナは、篩面又は篩枠を損傷させることなく、篩面をできる限り効率的にクリーニングすることが望ましい。加えて、食品の処理についての衛生上の要求にも合致することが望ましい。
費用と手間隙をかけて広範に一連の実験を行い、考え得る篩クリーナの多数の様々な形態について、上述の要求を充足するという観点からテストを行った。例えば、ノブ又はブラシの代わりにシリコーンクロス又はアルミニウムピンを有する篩クリーナを使用したり、偏心を与えたり、弾性特性を変化させたり、寸法及びその比の影響を評価したり等々、行った。これらの一連の実験から、以下に説明し、特許を請求する篩クリーナが、特に有利であることが判った。
つまり、上述の課題は、本発明の第1の態様において、篩クリーナにより解決される。この篩クリーナは、篩面と篩底とを有する篩トレーの篩面をクリーニングするように形成されている。篩面は、例えば篩クロスであってよい。篩クリーナは、例えばプランシフタの篩トレーの篩面、例えば篩クロスをクリーニングするように形成されていてよい。篩クリーナは、篩クリーナの主軸に沿って延在する揺動脚であって、揺動脚が篩底上に載置可能であるとともに、篩クリーナがこの揺動脚を支点として傾倒可能であるように形成されている揺動脚を備える。上述の主軸は、例えば篩クリーナの重心を通る軸であってよい。さらに篩クリーナは、クリーニング領域を有する少なくとも1つのクリーニング要素であって、当該クリーニング領域あるいは各クリーニング領域は、篩面をクリーニングする複数のクリーニング面を有する、クリーニング要素を備える。
本発明により、クリーニング面は、それぞれ、篩面と少なくとも線接触するように形成されており、クリーニング領域に形成されるスリットにより互いに分割されている。
線接触とは、ここ及び以下では、従来技術において公知の丸み付けられたノブ又は毛端部と、平らな篩面との間に生じる点接触、つまり0次元の接触とは異なり、1次元の接触と解される。その際、「少なくとも線接触」なる表現は、面接触、つまり2次元の接触も包含する。
少なくとも線接触は、クリーニング面が、篩クリーナの主軸回りの回転時、篩面の面領域、つまり2次元の領域を掃引することにつながる。これにより、クリーニングの本質的な部分は、篩面を通過した微細物を篩面から払拭することで達成される。つまり、従来技術において公知の突起が主に引き起こす叩き落としは、むしろ重要視されない。これにより、叩き落としに伴う篩面の損傷も軽減される。その際、クリーニング面間に形成されるスリットは、微細物の一部がこれらのスリットを通過できるようにする。これにより、微細物が、クリーニング領域により篩面内に擦り込まれてしまうだけであったり、篩面が、堆積した微細物に基づいて篩クリーナにより押し退けられてしまったりすることは、防止される。つまり、本発明に係る篩クリーナは、全体として、従来技術の篩クリーナが可能であるのと少なくとも同等以上に良好に、又はそれどころかさらに効率的に、篩面をクリーニングできるという利点を有する。この利点は、従来技術ではブラシを備える篩クリーナが使用されていた比較的小さなメッシュサイズを有する篩面、特に篩クロス、つまり、特に250μm未満、好ましくは180μm未満、さらに好ましくは150μm未満、さらにより好ましくは125μm未満、特に好ましくは90μm未満のメッシュサイズを有する篩面でも成立する。
揺動脚は、丸み付けられていてもよく、これにより傾倒は、容易になり、篩クリーナの運動自由度は、向上する。クリーニング領域は、好ましくはブラシを有しない。したがって毛が切れたりすることがないので、これにより篩クリーナは、衛生上の要求を満たし得る。
好ましくは、スリットは、主軸を中心とする半径方向に対して、0°乃至90°、好ましくは30°乃至60°、特に好ましくは40°乃至50°の範囲にあり、殊に特に好ましくは45°である角度を形成するスリット方向で延在する。このような角度は、より多く払拭するエッジを提供し、これらのエッジは、特に異なる運動方向で有用である。
主軸回りの回転時、クリーニング面は、主軸を中心とする半径方向で、それぞれ1つの仮想のクリーニング線を掃引する。好ましくは、隣り合う2つのクリーニング線の半径方向の間隔と、クリーニング線の半径方向の長さとの比は、50%〜100%、特に好ましくは90%〜95%の範囲にある。
択一的には、個々のクリーニング面のクリーニング線が直接互いに接続する又はそれどころか互いにオーバラップすることも可能であり、これも本発明の範囲内である。
クリーニング要素、特にさらに下で後述する好ましいクリーニングアームは、主軸に対して平行に高さを有し、スリットは、主軸に対して平行に深さを有してもよい。好ましくは、スリットの深さと、クリーニング要素、特にクリーニングアームの高さとの間の比は、0%より大きく、20%以下であり、好ましくは約10%である。この比が大きければ大きいほど、クリーニング要素の所与の高さにおいて、篩クリーナと篩面との間の滑り摩擦及び微細物の固着は、少なくなり、篩クリーナが停止してしまう恐れは、低くなる。これに対して、比が大きすぎれば、微細物が大量にスリット内に固着することがある。
有利には、同じクリーニング要素のスリットは、互いに平行に延びる。
特に有利には、篩クリーナは、主軸を含む中央の領域を備え、中央の領域は、揺動脚とは反対側の上面を有し、上面は、篩面と接触不能、特に略平らな篩面と接触不能であるように、クリーニング面に対して奥まっている。つまり、特に上述の上面は、篩面をクリーニングするクリーニング面を形成しない。すなわち、中央の領域の上面に存在する、クリーニング要素のクリーニング面に対して奥まっていないクリーニング面は、篩クリーナが未傾倒の状態で既に、篩面と接触することになるであろう。このことは、篩底と篩面との間で篩クリーナが減速され、それどころか噛んで動かなくなってしまうことになりかねない。
好ましくは、篩クリーナは、少なくとも3つのクリーニング要素、特に、下でさらに詳細に説明する少なくとも3つのクリーニングアームを備える。本実施の形態において、少なくとも3つのクリーニング要素の各々は、それぞれクリーニング領域を有し、各クリーニング領域は、篩面をクリーニングする複数のクリーニング面を有する。クリーニング面は、篩トレーが停止し(つまり、特に篩を支持する篩トレーの動きがなく)、篩面が張設されているとき、少なくとも3つのクリーニング要素のすべてのクリーニング要素のクリーニング面が、同時に篩面と接触しておらず、又は接触不能であり、そのうちの少なくとも2つのクリーニング要素のクリーニング面が、同時に篩面と接触しており、又は接触可能であり、このとき、当該クリーニング要素の略すべてのクリーニング面が、篩面と接触している、又は接触可能であるように配置され、かつ形成されている。
換言すれば、すべてのクリーニング要素を同時に篩面と接触させることは、不可能となっている。その代わり、篩クリーナの揺動に基づいて、代わる代わる別のクリーニング要素のクリーニング面が篩面と接触するようになる。このとき、篩面と接触していないクリーニング要素のスリットは、その都度、空になることができる。篩クリーナが例えばちょうど3つのクリーニング要素を備えている場合、篩トレーが停止し、篩面が張設されているとき、ちょうど2つのクリーニング要素が同時に篩面と接触している。
2つ以上のクリーニング要素のクリーニング面が同時に篩面と接触しているとき、当該クリーニング要素の略すべてのクリーニング面が篩面と接触している。このとき、「略すべて」とは、上述の2つのクリーニング要素の少なくとも50%、好ましくは少なくとも70%、さらに好ましくは少なくとも90%、特に好ましくはすべてのクリーニング面が、篩面と接触していることを意味する。つまり、本実施の形態では、例えば、2つのクリーニング要素のうち、それぞれ、単一のクリーニング面しか篩面と接触していないことは、排除されている。こうして、篩面との接触、ひいてはクリーニング作用は、向上する。
有利には、篩クリーナは、十分に弾性的な材料から製造されている。この目的のためには、篩クリーナを比較的軟性のポリウレタン、例えばBASF社より入手可能なエラストラン(Elastollan(登録商標))から製造することが好適であることが判っている。加えてエラストラン(登録商標)は、食品、例えば穀物又は穀物製粉品の処理に認容されている。弾性的な材料は、特に、篩クリーナが突き当たっても篩トレーの篩枠が損傷し難いという利点を有している。本発明に係る篩クリーナは、例えば射出成形法で製造される。
同様に有利には、篩クリーナは、奇数のクリーニング要素、特にクリーニングアームを備える。その際、上述の数は、好ましくは少なくとも3であり、特に好ましくはちょうど3である。同様に好ましくは、クリーニング要素は、周方向で均等に分配されている。この構造は、特に単純であり、クリーニング作用と、クリーニング要素、特にクリーニングアーム間に形成されるフリースペースとの間の有利な妥協点を達成する。
同様に特に有利であるのは、クリーニング要素が、クリーニングアームとして形成されており、クリーニングアームが、篩クリーナの、主軸を含む中央の領域から半径方向外向きに延在することである。このことも、上述の有利な妥協点に寄与する。
同様に、クリーニング面が、単列にクリーニングアームに沿って配置されていると、好ましい。これにより、同様に、篩クリーナと篩面との間の十分に低い滑り摩擦が達成され、このことは、微細物によるスリットの閉塞、ひいては篩クリーナの停止を予防する。
クリーニングアームは、5乃至15cm、好ましくは6.5乃至7.5cmの範囲の長さを有していてもよい。さらに好ましくは、クリーニング領域は、半径方向の長さを有し、クリーニング領域の半径方向の長さの、クリーニングアームの長さに対する比は、50乃至100%の範囲にあり、好ましくは約85%である。
クリーニング要素、特にクリーニングアームの外側の端部には、衝撃保護部が配置されていてもよい。これにより、クリーニング面が篩枠と接触して摩耗してしまうリスクは、軽減可能である。衝撃保護部は、例えばクリーニング要素の補強部として、主軸に対して垂直に延びる一平面内に形成されていてもよい。
クリーニング要素により篩面から除去された微細物を篩トレーから除去するために、篩クリーナは、篩底上に存在する微細物を、篩トレーの篩枠内に形成された排出開口を通して排出する少なくとも1つのリムーバ(Ausraeumer)を備えていてもよい。有利には、このような排出開口は、クリーニングアームの端部に配置されている。
好ましくは、篩クリーナは、一体に形成されている。このことは、篩クリーナの製造を容易にし、さらに、個々の構成部品を紛失するリスクを軽減する。
本発明の別の一態様は、篩ユニットに関する。篩ユニットは、篩底と篩面、特に篩クロスとを有する少なくとも1つの篩トレーと、篩底上に載置可能な又は載置されている少なくとも1つの篩クリーナと、を備える。
本発明に係る篩ユニットの篩クリーナは、少なくとも3つのクリーニング要素、特に3つのクリーニングアームを有し、クリーニング要素は、それぞれクリーニング領域を有し、各クリーニング領域は、篩面をクリーニングする複数のクリーニング面を有する。この場合、クリーニング面は、篩トレーが停止し(つまり、特に篩を支持する篩トレーの動きがなく)、篩面が張設されているとき、少なくとも3つのクリーニング要素のすべてのクリーニング要素のクリーニング面が、同時に篩面と接触しておらず、又は接触不能であり、そのうちの少なくとも2つのクリーニング要素のクリーニング面が、同時に篩面と接触しており、又は接触可能であり、このとき、当該クリーニング要素の略すべてのクリーニング面が、篩面と接触している又は接触可能であるように配置され、かつ形成されている。
これらの利点及びその他の利点は、篩クリーナが、少なくとも3つのクリーニング要素を有し、篩トレーが停止し(つまり、特に篩を支持する篩トレーの動きがなく)、篩面が正しく張設され、揺動脚が篩底上に載置されているとき、すべてのクリーニング要素のクリーニング面が、篩面から5mm未満、好ましくは3mm未満、特に好ましくは1.4mm未満の間隔を有するように、篩クリーナ及び篩トレーが形成され、かつ互いに適合されていることにより達成され得る。篩面からのこの小さな最大間隔に基づいて、篩クリーナが揺動脚を支点として傾倒したときに、クリーニング面が篩面に衝突する、篩面に対して垂直、つまり特に鉛直の速度成分も、制限されている。
既に上述したように、篩面、特に篩クロスのメッシュサイズが、250μm未満、好ましくは180μm未満、さらに好ましくは150μm未満、さらにより好ましくは125μm未満、特に好ましくは90μm未満であっても、篩面の効率的なクリーニングが可能である。
最後に本発明の別の一態様は、篩トレーの装備を拡張又は変更する方法に関する。本方法では、本発明に係る篩クリーナを、上述のような篩ユニットが形成されるように、篩トレーの篩底上に載置する。
以下に、本発明について複数の実施例及び図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る第1の篩クリーナの斜視図である。 本発明に係る第2の篩クリーナの斜視図である。 本発明に係る第3の篩クリーナの斜視図である。 図2及び3に示した篩クリーナのクリーニング面により掃引されるクリーニング線を示すスケッチである。 本発明に係る第4の篩クリーナの斜視図である。 本発明に係る第4の篩クリーナの第1の側面図である。 本発明に係る第4の篩クリーナの第2の図である。 本発明に係る第4の篩クリーナの平面図である。 本発明に係る第4の篩クリーナを図8に示した線A−Aに沿って切断した断面図である。 篩トレー内に収容された本発明に係る第4の篩クリーナの側面図である。
篩クリーナ1’の、図1に示した第1の実施の形態は、図1には看取不能な揺動脚を備えている。揺動脚は、篩クリーナ1’の主軸A’に沿って延在し、主軸A’は、同時に篩クリーナ1’の重心を通る軸の1つも形成している。揺動脚は、図5乃至9に示した本発明の第4の実施例における揺動脚5と同様に形成されている。
篩クリーナ1’の中央の領域10’から、クリーニングアーム6’として形成される3つのクリーニング要素が延在し、重心を通る軸A’の周りに周方向で均等に分配されている。クリーニングアーム6’の各々は、それぞれクリーニング領域7’を有している。各々のクリーニング領域7’は、複数の長方形のクリーニング面8’を有し、クリーニング面8’は、重心を通る軸A’に対して垂直に延び、それぞれ、図1には図示しない篩面と面接触するように形成されている(篩トレーと、篩トレー内に配置される本発明に係る篩クリーナとを示す図10も、合わせて参照されたい)。クリーニング面8’は、それぞれのクリーニング領域7’に形成されるスリット9’により互いに分割される。図1に示した第1の実施例において、スリット9’は、重心を通る軸A’を中心とする半径方向R’に対して90°の角度α’を形成するスリット方向S’に沿って延在している。つまり、換言すれば、スリット9’は、クリーニングアーム6’の長手方向に対して横方向に延在している。
3つあるクリーニングアーム6’のそれぞれ2つのクリーニングアーム6’間の領域、つまり篩クリーナ1’の中央の領域10’にも、クリーニング領域18’が存在している。加えて中央の領域10’は、3つの開口19’を有し、開口19’を通して微細物が通過できるようになっている。篩トレーが停止し、篩面が張設されているとき、常に、3つのクリーニングアーム6’のうち、まさに2つのクリーニングアーム6’のクリーニング面8’が、同時に篩面と接触可能であり、このとき、これら2つのクリーニングアーム6’の略すべてのクリーニング面8’が、篩面と接触可能である。
図2に示した本発明に係る第2の篩クリーナ1’’は、図1に示した篩クリーナ1’とは、中央の領域10’’にクリーニング領域18’も開口19’も存在しない点で相違する。クリーニング領域18’が中央の領域10’’に存在しないことに基づいて、篩クリーナ1’’が傾倒した状態でしか、篩クリーナ1’’と篩面との間で接触が生じない。これにより、篩クリーナ1’’がそもそも傾倒できる前に、篩底と篩面との間で篩クリーナ1’’が減速され、それどころか噛んで動かなくなってしまうことは、防止できる。
図3は、本発明に係る第3の篩クリーナ1’’’を示しており、第3の篩クリーナ1’’’は、同様に周方向で均等に分配された3つのクリーニングアーム6’’’を備えている。加えて篩クリーナ1’’’は、下端部において丸み付けられた揺動脚5’’’を備え、これにより篩クリーナ1’’’の傾倒は、容易になる。
図1及び2に示した実施例とは異なり、クリーニング面8’’’間に形成されるスリット9’’’は、重心を通る軸A’’’を中心とする半径方向R’’’に対して45°の角度α’’’を形成するスリット方向S’’’で延びている。この角度は、篩クリーナ1’’’と篩面との間の滑り摩擦と線状の支持との間の特に有利な妥協点を提供する。さらにクリーニングアーム6’’’の端部には、それぞれ、補強部11’’’が、主軸A’’’に対して垂直に延びる一平面内に設けられており、補強部11’’’は、衝撃保護部として機能し、篩クリーナ1’’’が篩枠に突き当たったときに、クリーニング領域が損傷してしまうリスクを軽減する。
本形態について図4を参照しながら詳細に説明する。図4左は、図2に示した篩クリーナ1’’のクリーニングアーム6’’の一部の平面図であり、図4右は、図3に示した篩クリーナ1’’’のクリーニングアーム6’’’の一部の平面図である。クリーニング面8’’あるいは8’’’は、周方向Uで動いたとき、それぞれ1つの仮想のクリーニング線L’’あるいはL’’’を掃引する。右側に示した第3の実施例の場合、クリーニング面8’’’及びスリット9’’’の傾斜位置に基づいて、クリーニング線L’’’の半径方向の長さと、隣り合う2つのクリーニング線L’’’の間隔との比は、左側に示した第2の実施例の場合より大きい。つまり線状の支持は、第3の実施例の方が第2の実施例より大きい。この理由から、第3の篩クリーナ1’’’は、第1の篩クリーナ1’より効率的なクリーニングが可能である。
図5乃至9は、第4の実施例における好ましい篩クリーナ1を示している。この篩クリーナ1は、例えば射出成形法により、既に上述のエラストラン(Elastollan(登録商標))により一体的に製造可能である。この篩クリーナ1も、篩クリーナ1の主軸を形成する重心を通る軸Aに沿って延在する揺動脚5を備えている。揺動脚5は、揺動脚5が篩底上に載置可能であるとともに、篩クリーナ1が揺動脚5を支点として傾倒可能であるように形成されている。さらに揺動脚5は、下端部において丸み付けられており、これにより篩クリーナ1の傾倒は、容易になる。3つのクリーニングアーム6は、本実施例でも、重心を通る軸Aの周りに周方向で均等に分配されている。クリーニングアーム6の端部には、本実施例でも、それぞれ補強部11が、主軸Aに対して垂直に延びる一平面内に設けられており、補強部11は、衝撃保護部として機能し、篩クリーナ1が篩枠に突き当たったときに、クリーニング領域が損傷してしまうリスクを軽減する。
図3に示した篩クリーナ1’’’とは異なり、中央の領域10の上面15は、この上面15が篩面と接触不能であるように、クリーニングアーム6のクリーニング面8に対して奥まっている。ここから、既に図2との関連で上述した同じ利点が得られる。さらに篩クリーナ1は、リムーバ12を備え、リムーバ12により、篩底上に存在する微細物は、篩トレーの篩枠内に形成される排出開口を通して排出可能である。
図6は、第4の篩クリーナ1の第1の側面図、図7は、第2の側面図、図8は、平面図である。
図9は、図8に示した線A−Aに沿った詳細断面図である。図9には、クリーニング面8が丸み付けられていることが看取可能である。しかし、クリーニング面8は、この断面図に対して垂直に直線状に延びているので、それにもかかわらず、平らな篩面との線接触が可能となる。
図9に示したように、スリット9は、図9には看取不能な重心を通る軸Aに対して平行に深さt=1.5mmを有している。この深さtと、クリーニングアーム6の高さhとの間の比は、約10%である。
最後に図10に篩ユニットを示した。篩ユニットは、篩トレー3と、本発明に係る好ましい篩クリーナ1の1つとを備えている。篩トレー3は、水平の篩底4と、鉛直方向に篩底4から延在する篩枠13と、篩クロス2として形成される篩面とを有し、篩面は、篩枠13上に張設されている。篩クリーナ1は、篩クリーナ1の揺動脚5で篩底4上に載置されている。篩トレー3が停止し、篩クロス2が張設されているとき、常に、3つのクリーニングアーム6のうち、まさに2つのクリーニングアーム6のクリーニング面が、同時に篩クロス2と接触している。このとき、これら2つのクリーニングアーム6の略すべてのクリーニング面8が、篩クロス2と接触している。さらに篩クリーナ1は、常に、すべてのクリーニングアーム6のクリーニング面8が、篩クロス2から1.4mm未満の間隔を有するように構成されている。

Claims (14)

  1. 篩面(2)と篩底(4)とを有する篩トレー(3)の前記篩面(2)をクリーニングする篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)であって、
    前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)の主軸(A)に沿って延在する揺動脚(5;5’’’)であって、前記揺動脚(5;5’’’)が前記篩底(4)上に載置可能であるとともに、前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)が前記揺動脚(5;5’’’)を支点として傾倒可能であるように形成されている揺動脚(5;5’’’)と、
    クリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)を有する少なくとも1つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)であって、前記あるいは各クリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)は、前記篩面(2)をクリーニングする複数のクリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)を有する、クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)と、
    を備える篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)において、
    前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)は、それぞれ、前記篩面(2)と少なくとも線接触するように形成されており、前記クリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)に形成されるスリット(9;9’;9’’;9’’’)により互いに分割されている、
    ことを特徴とする篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  2. 前記スリット(9;9’’’)は、前記主軸(A;A’’’)を中心とする半径方向(R;R’’’)に対して、0°乃至90°、好ましくは30°乃至60°、特に好ましくは40°乃至50°の範囲にあり、殊に特に好ましくは45°である角度(α’’’)を形成するスリット方向(S;S’’’)で延在することを特徴とする、請求項1に記載の篩クリーナ(1;1’’’)。
  3. 前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)は、前記主軸(A;A’;A’’;A’’’)回りの回転時、前記主軸(A;A’;A’’;A’’’)を中心とする半径方向(R;R’;R’’;R’’’)で、それぞれ1つの仮想のクリーニング線(L’’;L’’’)を掃引するように形成され、かつ配置されており、隣り合う2つの前記クリーニング線(L’’;L’’’)の半径方向の間隔と、前記クリーニング線(L’’;L’’’)の半径方向の長さとの比は、50%〜100%、特に好ましくは90%〜95%の範囲にあることを特徴とする、請求項1又は2に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  4. 前記クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)は、前記主軸(A)に対して平行に高さ(h)を有し、前記スリット(9;9’;9’’;9’’’)は、前記主軸(A)に対して平行に深さ(t)を有し、前記スリット(9;9’;9’’;9’’’)の前記深さ(t)と、前記クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記高さ(h)との間の比は、0%より大きく、20%以下であり、好ましくは約10%であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  5. 前記篩クリーナ(1;1’’)は、前記主軸(A)を含む中央の領域(10;10’’)を備え、前記中央の領域(10;10’’)は、前記揺動脚(5)とは反対側の上面(15;15’’)を有し、前記上面(15;15’’)は、前記篩面(2)と接触不能であるように、前記クリーニング面(8;8’’)に対して奥まっていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1;1’’)。
  6. 前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)は、少なくとも3つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)を備え、前記クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)は、それぞれクリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)を有し、各クリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)は、前記篩面(2)をクリーニングする複数のクリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)を有し、前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)は、前記篩トレー(3)が停止し、前記篩面(2)が張設されているとき、前記少なくとも3つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)のすべてのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、同時に前記篩面(2)と接触せず、そのうちの少なくとも2つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、同時に前記篩面(2)と接触し、このとき、当該クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の略すべてのクリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、前記篩面(2)と接触しているように配置され、かつ形成されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  7. 前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)は、奇数のクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)を備えることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  8. 前記クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)は、クリーニングアーム(6;6’;6’’;6’’’)として形成されており、
    前記クリーニングアーム(6;6’;6’’;6’’’)は、前記篩クリーナ(1)の、前記主軸(A)を含む中央の領域(10;10’;10’’;10’’’)から半径方向外向きに延在する、
    ことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  9. 前記クリーニング面(8;8’’;8’’’)は、単列に前記クリーニングアーム(6;6’’;6’’’)に沿って配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の篩クリーナ(1;1’’;1’’’)。
  10. 前記クリーニングアーム(6;6’;6’’;6’’’)は、5乃至15cm、好ましくは6.5乃至7.5cmの範囲の長さ(l,l)を有することを特徴とする、請求項8又は9に記載の篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)。
  11. 前記篩クリーナ(1)は、前記篩底(4)上に存在する微細物を、前記篩トレー(3)の篩枠(13)内に形成された排出開口を通して排出する少なくとも1つのリムーバ(12)を備えることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1)。
  12. 篩ユニットであって、
    篩底(4)と篩面(2)とを有する少なくとも1つの篩トレー(3)と、
    前記篩底(4)上に載置可能な又は載置されている少なくとも1つの篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)と、
    を備える篩ユニットにおいて、
    前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)は、少なくとも3つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)を有し、前記クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)は、それぞれクリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)を有し、各クリーニング領域(7;7’;7’’;7’’’)は、前記篩面(2)をクリーニングする複数のクリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)を有し、前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)は、前記篩トレー(3)が停止し、前記篩面(2)が張設されているとき、前記少なくとも3つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)のすべてのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、同時に前記篩面(2)と接触せず、そのうちの少なくとも2つのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、同時に前記篩面(2)と接触し、このとき、当該クリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の略すべてのクリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、前記篩面(2)と接触しているように配置され、かつ形成されている、
    ことを特徴とする篩ユニット。
  13. 前記篩クリーナ(1;1’;1’’;1’’’)及び前記篩トレー(3)は、前記篩トレー(3)が停止し、前記篩面(2)が張設され、前記揺動脚(5;5’’’)が前記篩底(4)上に載置されているとき、前記すべてのクリーニング要素(6;6’;6’’;6’’’)の前記クリーニング面(8;8’;8’’;8’’’)が、前記篩面(2)から5mm未満、好ましくは3mm未満、特に好ましくは1.4mm未満の間隔を有するように形成され、かつ互いに適合されていることを特徴とする、請求項12に記載の篩ユニット。
  14. 篩トレー(3)の装備を拡張又は変更する方法であって、篩ユニットが請求項12又は13にしたがって形成されるように、請求項1から11までのいずれか1項に記載の篩クリーナ(1)を前記篩トレー(3)の篩底(4)上に載置するステップを含む方法。
JP2017522340A 2014-10-24 2015-10-22 篩クリーナ、篩ユニット及び方法 Active JP6622304B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14190278.3 2014-10-24
EP14190278 2014-10-24
PCT/EP2015/074535 WO2016062826A1 (de) 2014-10-24 2015-10-22 Siebreiniger, siebeinheit und verfahren

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017535414A true JP2017535414A (ja) 2017-11-30
JP6622304B2 JP6622304B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=51790605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017522340A Active JP6622304B2 (ja) 2014-10-24 2015-10-22 篩クリーナ、篩ユニット及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10335831B2 (ja)
EP (1) EP3209434B1 (ja)
JP (1) JP6622304B2 (ja)
KR (1) KR102003139B1 (ja)
CN (1) CN106999986B (ja)
BR (1) BR112017007915B1 (ja)
ES (1) ES2906574T3 (ja)
PL (1) PL3209434T3 (ja)
RU (1) RU2687727C2 (ja)
WO (1) WO2016062826A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10730076B2 (en) 2018-01-19 2020-08-04 Ocrim S.P.A. Interchangeable backwire/combined sieve and dynamic combined cleaner
CN111842096A (zh) * 2019-04-24 2020-10-30 布勒(无锡)商业有限公司 筛格及包括其的筛分设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310145Y1 (ja) * 1964-02-08 1968-05-02
JPS4513023Y1 (ja) * 1966-07-26 1970-06-04
JPS59142073U (ja) * 1983-03-14 1984-09-22 セイレイ工業株式会社 穀類選別機における選別筒目詰り防止装置
JPH0580570U (ja) * 1992-04-04 1993-11-02 株式会社田中三次郎商店 粉体篩器用目詰り防止器具
JPH06507119A (ja) * 1992-02-29 1994-08-11 ビューラー・アクチェンゲゼルシャフト・ プランシフターのための装置
JP2002505178A (ja) * 1997-11-29 2002-02-19 ビユーラー・アクチエンゲゼルシヤフト プランシフター用篩クリーナ
JP2014079718A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Tanakasanjirou Shoten:Kk シーブクリーナー

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE164924C (ja)
US425920A (en) 1890-04-15 William watson
US946548A (en) 1909-07-14 1910-01-18 Allen Johnston Slider for bolting-screens.
GB191503845A (en) 1915-03-10 1916-04-10 Carl Heinrich Ludwig Wiese Improved Process and Apparatus for Fat Extraction.
US1925447A (en) 1931-08-25 1933-09-05 Harry G Wolf Vibratory screen
DE601481C (de) 1933-01-22 1934-08-16 Stamm Heinrich Reiter- oder Rollenzapfenbuerste fuer Plansichter
DE645400C (de) 1935-09-24 1937-05-27 Aeg Dampf- oder Pressluftheuler, insbesondere fuer Schiffe
US2086199A (en) 1936-04-10 1937-07-06 Gump B F Co Cloth cleaner
DE645401C (de) 1936-05-19 1937-05-27 Breitenfeld & Scholz G M B H Sandtrockenofen
US2304325A (en) 1940-08-03 1942-12-08 Gump B F Co Cloth cleaner for sifters and the like
DE873345C (de) 1951-07-22 1953-04-13 Paul Hufschmidt Wanderbuerste zur Reinigung von Sieben
CH379890A (de) 1960-07-06 1964-07-15 Buehler Ag Geb Putzscheibe für Siebbodenreinigung
US3366239A (en) 1965-01-21 1968-01-30 Southwestern Eng Co Self-cleaning screen structure for vibratory separators
DE1507747A1 (de) 1965-02-03 1969-07-31 Muehlenbau Dresden Veb Einrichtung zum Reinigen von Sieben in Siebsichtern mittels Mehrfluegelbuersten
DE2411455A1 (de) 1974-03-11 1975-10-02 Martin Filip Siebreinigungsbuerste fuer kurz-quadrat- und schubkasten-plansichter
US3960731A (en) 1974-11-29 1976-06-01 Brandt Louis K Self cleaning screen assembly
SU1696001A1 (ru) * 1978-04-24 1991-12-07 Научно-исследовательский институт полимерных материалов Просеивающа машина
DE7936430U1 (de) 1979-12-22 1980-07-03 Filip, Martin, 4830 Guetersloh Siebreiniger
DE2952215A1 (de) 1979-12-22 1981-07-02 Filip, Martin, 4830 Gütersloh Siebreiniger
JPS59142073A (ja) 1983-01-31 1984-08-15 バブコツク日立株式会社 ナツト着脱装置
DE3640569A1 (de) 1986-11-27 1988-06-09 Martin Filip Siebreiniger
DE8631814U1 (de) 1986-11-27 1987-02-19 Filip, Martin, 4830 Gütersloh Siebreiniger
DE8816420U1 (de) 1988-01-30 1989-08-10 Rüter, Reinhard, 4955 Hille Plansichter
US5213216A (en) * 1989-12-28 1993-05-25 Osaka Gas Company Limited Vibratory sieve with screen and annular ring member thereon
SU1787579A1 (en) * 1990-05-07 1993-01-15 Kd Polt Inst Device for cleaning sieves
DE9015461U1 (de) 1990-11-12 1991-01-31 Filip, Martin, 4830 Gütersloh Siebreiniger
JPH0580570A (ja) 1991-09-18 1993-04-02 Kao Corp 電子写真感光体
US5385240A (en) 1993-04-30 1995-01-31 The Black Clawson Company Screening apparatus with adjustable hydrofoil portion
DE19825617A1 (de) * 1998-06-08 1999-12-09 Filip Gmbh Muellereibuersten Vorrichtung zur Siebrahmen- und Bodenreinigung eines Siebkastens
JP2000189894A (ja) 1998-12-28 2000-07-11 Sugiue Kenki Kk 篩分装置と篩分システム
DE102006005970A1 (de) 2006-02-08 2007-08-09 Bühler AG Vorrichtung zur Reinigung von Sieben
US20080017555A1 (en) * 2006-07-23 2008-01-24 Andreas Schumacher Sieve and pan cleaner device
US9216437B2 (en) 2008-10-17 2015-12-22 M-I, Llc System and method for gyratory sifter deblinding
EP2465616B1 (de) 2010-12-15 2013-11-06 Sefar AG Siebreiniger für Plansichter
CN202263724U (zh) 2011-09-26 2012-06-06 中煤平朔煤业有限责任公司 一种清除分级筛筛面堵塞工具
DE102012108529A1 (de) * 2012-09-12 2014-03-13 Artech Systems Ag Vorrichtung und Verfahren zum Ultraschallsieben
CN203253633U (zh) 2013-03-26 2013-10-30 安徽省蚌埠市中远肥业有限公司 悬筛防堵自动清理装置
US20170274421A1 (en) * 2016-03-23 2017-09-28 Norvell Company, Inc. Cleaner for a plansifter sieve

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310145Y1 (ja) * 1964-02-08 1968-05-02
JPS4513023Y1 (ja) * 1966-07-26 1970-06-04
JPS59142073U (ja) * 1983-03-14 1984-09-22 セイレイ工業株式会社 穀類選別機における選別筒目詰り防止装置
JPH06507119A (ja) * 1992-02-29 1994-08-11 ビューラー・アクチェンゲゼルシャフト・ プランシフターのための装置
JPH0580570U (ja) * 1992-04-04 1993-11-02 株式会社田中三次郎商店 粉体篩器用目詰り防止器具
JP2002505178A (ja) * 1997-11-29 2002-02-19 ビユーラー・アクチエンゲゼルシヤフト プランシフター用篩クリーナ
JP2014079718A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Tanakasanjirou Shoten:Kk シーブクリーナー

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016062826A1 (de) 2016-04-28
ES2906574T3 (es) 2022-04-19
BR112017007915A2 (pt) 2018-01-23
CN106999986A (zh) 2017-08-01
RU2017117650A3 (ja) 2018-11-26
US20170333950A1 (en) 2017-11-23
EP3209434B1 (de) 2021-12-15
EP3209434A1 (de) 2017-08-30
JP6622304B2 (ja) 2019-12-18
CN106999986B (zh) 2019-09-24
US10335831B2 (en) 2019-07-02
RU2017117650A (ru) 2018-11-26
PL3209434T3 (pl) 2022-04-19
KR20170076740A (ko) 2017-07-04
KR102003139B1 (ko) 2019-07-23
RU2687727C2 (ru) 2019-05-15
BR112017007915B1 (pt) 2021-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6622304B2 (ja) 篩クリーナ、篩ユニット及び方法
KR101282235B1 (ko) 구근 선별기
CN102049384A (zh) 复合式清扫筛分机筛网的方法
RU2490857C1 (ru) Устройство для сухой очистки корнеклубнеплодов
US20080017555A1 (en) Sieve and pan cleaner device
CN209379393U (zh) 双摇式种子精选机
CN207641618U (zh) 一种家居厨房用壳仁分离装置
US2576746A (en) Sifter having agitator bodies
CN111842096A (zh) 筛格及包括其的筛分设备
RU2298440C2 (ru) Очиститель плоских решет
JP6108754B2 (ja) シーブクリーナー
US1339810A (en) Dish-washing machine
JP6315466B2 (ja) 清掃具用塵埃除去収容器
US3227323A (en) Dispensing apparatus for wood flour and the like
US20200346249A1 (en) Interchangeable backwire/combined sieve and dynamic combined cleaner
US1149094A (en) Combined scoop and sifter for flour and meal.
CN107072446A (zh) 支垫板条
JP3171706U (ja) 目詰まり防止用ブラシ
CN109396027A (zh) 双摇式种子精选机
JP2005034689A (ja) 目詰まり防止用ブラシ体
JP2009256031A (ja) 食器整理装置及び食器洗浄機並びに食器洗浄整理装置
JP2014184041A (ja) 食器皿洗浄装置
JP2004216267A (ja) 目詰まり防止用ブラシ
US1260680A (en) Separator for grits and meal.
SU876209A1 (ru) Инерционный очиститель дл плоских сит

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6622304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250