以後使用される時はいつでも、用語「式(A)の化合物」
または「本発明の化合物」または同様の用語は、一般式(A)、式(I)、式(IA)、式(IB)、式(IC)、式(ID)、式(IE)、その塩、立体異性形態、およびラセミ混合物または任意のサブグループの化合物を含むことを意味する。
本発明は、式(A)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
は、1個の窒素原子を含有する6員ヘテロアリールを示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Ra、Rb、Rc、およびRdは、水素、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
R4は、水素、−C1−C3アルキル、もしくはC3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロおよび/もしくは−OHにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、ブロモ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
一態様では、本発明は、式(I)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
は、1個の窒素原子を含有する6員ヘテロアリールを示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Ra、Rb、およびRcは、水素、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
R4は、水素、−C1−C3アルキル、もしくはC3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロおよび/もしくは−OHにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、ブロモ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
別の態様では、本発明は、式(ID)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Raは、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
RbおよびRcは、独立して、水素またはフルオロであり、
R4は、水素、−C1−C3アルキル、もしくはC3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロおよび/もしくは−OHにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
別の態様では、本発明は、式(IE)を有する化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Raは、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
RbおよびRcは、独立して、水素またはフルオロであり、
R4は、水素、−C1−C3アルキル、もしくはC3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロおよび/もしくは−OHにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
さらなる態様では、本発明は、式(I)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
は、1個の窒素原子を含有する6員ヘテロアリールを示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Ra、Rb、およびRcは、水素、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
R4は、水素もしくは−C1−C3アルキル、C3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
さらなる態様では、本発明は、式(IA)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、1個の窒素原子を含有する6員ヘテロアリールを示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
Ra、Rb、およびRcは、水素、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
R4は、水素もしくは−C1−C3アルキル、C3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
別の実施形態では、本発明は、式(IB)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
それぞれのZは、CR9もしくはNを示し、1つのZのみがNであり、R9はフルオロもしくは水素であり、
Raは、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、および−C1−C4アルキルからなる群から選択され、
R4は、水素もしくは−C1−C3アルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
さらなる実施形態では、本発明は、式(IC)の化合物
またはその立体異性体もしくは互変異性体(式中、
は、
を示し、
Xは、CR7を示し、
Yは、CR8を示し、
RaおよびRbは、水素、フルオロ、ブロモ、クロロ、−CHF2、−CF2−メチル、−CH2F、−CF3、−OCF3、−CN、C3−C4シクロアルキル、および−C1−C4アルキルからなる群から独立して選択され、
R4は、水素もしくは−C1−C3アルキル、C3−C4シクロアルキルであり、
R5は、水素であり、
R6は、C2−C6アルキル、O、S、およびNからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数のヘテロ原子を任意選択で含有する3−7員飽和環からなる群から選択され、そのような3−7員飽和環もしくはC2−C6アルキルは、水素、−OH、フルオロ、オキソ、ならびに1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC1−C4アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1つもしくは複数の置換基により任意選択で置換され、
R7およびR8は、独立して、水素、メチル、−CN、フルオロ、もしくはクロロを示す)
またはその薬学的に許容可能な塩もしくは溶媒和化合物に関する。
一実施形態では、Ra、Rb、およびRcのそれぞれは、水素、フルオロ、クロロ、−CN、−CF3、およびメチルからなる群から独立して選択される。一実施形態では、Rcは、水素である。
さらなる一実施形態では、R6は、任意選択で1個の酸素を含有する3−7員飽和環を含有し、より詳細には、R6は、1個の酸素を含有する4員飽和環であり、そのような4員飽和環は、C1−C4アルキルにより任意選択で置換される。
別の実施形態では、R6は、1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換される分岐C3−C6アルキルを含むまたはR6は、C3−C6シクロアルキルを含み、そのようなC3−C6シクロアルキルは、1つもしくは複数のフルオロにより置換されるまたは1つもしくは複数のフルオロにより置換されたC1−C4により置換される。より詳細には、R6は、1つまたは複数のフルオロにより置換された分岐C3−C6アルキルである。
一実施形態では、R8は、フルオロまたはクロロを示す。
別の実施形態では、本発明の化合物が、開示され、R4は、メチルまたはエチル、好ましくはメチルである。
本発明の別の実施形態は、式(A)、式(I)、(IA)、(IB)、(IC)、(ID)、(IE)、または他の実施形態のいずれかにおいて言及されるその任意のサブグループの化合物に関し、1または複数の以下の制限が適用される:
(a)R4は、C1−C3アルキル、好ましくはメチルであり、R6は、1つまたは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC2−C6アルキルからなる群から選択される。
(b)Rbは、水素またはフルオロである。
(c)RbおよびRcは、水素またはフルオロから独立して選択され、Raは、フルオロ、クロロ、−CHF2、−CF3、−CN、およびメチルからなる群から選択される。
(d)RbおよびRcは、水素またはフルオロから独立して選択され、Raは、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CHF2、−CF3、−CN、およびメチルからなる群から選択される。
(e)RbおよびRcは、両方とも水素であり、Raは、クロロである。
(f)R8は、フルオロまたはクロロを示す。
(g)R6は、1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換された分岐C3−C6アルキルを含むまたはR6は、C3−C6シクロアルキルを含み、そのようなC3−C6シクロアルキルは、1つもしくは複数のフルオロにより置換されるまたは1つもしくは複数のフルオロにより置換されたC1−C4アルキルにより置換されるまたはR6は、1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されたおよび/または1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されたC1−C4アルキルにより置換されたC3−C6シクロアルキルを含む。
(h)R4は、C1−C3アルキル、好ましくはメチルであり、R6は、1つもしくは複数のフルオロにより任意選択で置換されるC2−C6アルキルまたはC3−C6シクロアルキルであり、そのようなC3−C6シクロアルキルは、1つもしくは複数のフルオロにより置換されまたは1つもしくは複数のフルオロにより置換されたC1−C4アルキルにより置換され、R7およびR8は、独立して、水素、フルオロ、またはクロロを示す。
(i)
は、1個の窒素原子を含有する6員ヘテロアリールを示し、そのような6員ヘテロアリールBの炭素原子は、下記式(A)において示される窒素(*)原子とつながれる。
(j)
は、ピリジルを示す。
実施形態のいずれかのさらなる組み合わせもまた、本発明の範囲内にあることが想定される。
本発明による好ましい化合物は、化合物の合成のセクションにおいて示される式を有し、活性が表1において表される化合物またはその立体異性体もしくは互変異性体である。
さらなる態様では、本発明は、本明細書において明記される治療有効量または予防有効量の式(A)の化合物および薬学的に許容可能なキャリヤを含む医薬組成物に関する。この文脈における予防有効量は、感染する危険性がある対象のHBV感染症を予防するのに十分な量である。この文脈における治療有効量は、感染した対象において、HBV感染症を安定化する、HBV感染症を低下させる、またはHBV感染症を撲滅するのに十分な量である。さらなる態様では、本発明は、本明細書において明記される医薬組成物を調製するためのプロセスであって、薬学的に許容可能なキャリヤを、本明細書において明記される治療有効量または予防有効量の式(A)の化合物とよく混合するステップを含むプロセスに関する。
そのため、本発明の化合物またはその任意のサブグループは、投与の目的のために様々な医薬形態に製剤されてもよい。適切な組成物として、薬剤を全身的に投与するために通常使用されるすべての組成物が挙げられてもよい。本発明の医薬組成物を調製するために、活性成分としての有効量の特定の化合物、任意選択でさらに塩形態は、薬学的に許容可能なキャリヤとよく混合して組み合わせられ、このキャリヤは、投与について所望される調製物の形態に依存して種々様々な形態を取ってもよい。これらの医薬組成物は、特に経口的、直腸、経皮的、または非経口注射による投与に適した単一の剤形が望ましい。たとえば、経口剤形の組成物を調製する際に、たとえば、懸濁剤、シロップ、エリキシル剤、エマルション、および水剤などのような経口液体調製物の場合には、水、グリコール、油、アルコール、およびその他同種のもの;または粉剤、丸剤、カプセル、および錠剤の場合には、デンプン、糖、カオリン、潤滑剤、バインダー、崩壊剤、およびその他同種のものなどのような固体キャリヤなどのような通常の医薬媒体のいずれかが、用いられてもよい。投与におけるそれらの容易性のために、錠剤およびカプセルは、最も有利な経口投薬単位形態に相当し、この場合、固体医薬キャリヤが、用いられる。非経口組成物については、キャリヤは、通常、少なくとも大部分が滅菌水を含むであろうが、たとえば可溶性を助けるための他の成分が、含まれてもよい。キャリヤが、生理食塩水、グルコース溶液、または食塩水およびグルコース溶液の混合物を含む注射用溶液が、たとえば、調製されてもよい。注射用懸濁剤もまた、調製されてもよく、この場合、適切な液体キャリヤ、懸濁化剤、およびその他同種のものが、用いられてもよい。液体形態の調製物に使用直前に変換されることが意図される固体形態の調製物もまた、含まれる。経皮的投与に適した組成物において、キャリヤは、わずかな割合の任意の性質の適した添加剤と任意選択で組み合わせられた浸透増強剤および/または適した湿潤剤を任意選択で含み、この添加剤は、皮膚に対する有毒性の影響が少ない。本発明の化合物はまた、任意の当技術分野に知られている送達系を使用して、水剤、懸濁剤、またはドライパウダーの形態で、経口吸入またはガス注入を介して投与されてもよい。
投与の容易性および投薬量の均一性のために単位剤形で前述の医薬組成物を製剤することはとりわけ有利である。本明細書において使用される単位剤形は、投薬量の単位として適した物理的に個別の単位を指し、それぞれの単位は、必要とされる医薬キャリヤと関連して、所望の治療効果をもたらすように計算された所定の量の活性成分を含有する。そのような単位剤形の例は、錠剤(割線入り錠剤またはコーティング錠を含む)、カプセル、丸剤、坐剤、粉剤小包、ウェーハ、注射用溶液または懸濁剤、およびその他同種のものならびにそれを複数に分けたもの(segregated multiple)である。
式(A)の化合物は、HBV複製サイクルの阻害剤として活性であり、HBV感染症またはHBVに関連する疾患の治療および予防処置において使用することができる。後者は、肝硬変、末期の肝臓疾患、および肝細胞がんに至る進行性の肝線維症、炎症、および壊死を含む。
それらの抗ウイルス特性、特にそれらの抗HBV特性により、式(A)の化合物またはその任意のサブグループは、特に、HBVに感染した温血動物、特にヒトの治療においておよびHBV感染症の予防処置のために、HBV複製サイクルの阻害に有用である。本発明は、HBVに感染したまたはHBVによる感染の危険性がある温血動物、特にヒトを治療するための方法であって、治療有効量の式(A)の化合物の投与のステップを含む方法にさらに関する。
本明細書において明記される式(A)の化合物は、そのため、薬として、特に、HBV感染症を治療するまたは予防するための薬として使用されてもよい。治療の薬または方法としての前記使用は、HBV感染症に関連する状態を根絶するのに有効な量またはHBV感染症を予防するのに有効な量のHBV感染対象またはHBV感染症にかかりやすい対象への全身投与を含む。
本発明はまた、HBV感染症の治療または予防のための医薬の製造における本発明の化合物の使用にも関する。
一般に、抗ウイルス有効1日量は、約0.01〜約50mg/kgまたは約0.01〜約30mg/体重1kgとなるであろうということが企図される。その日の全体にわたって、適切な間隔で、2、3、4回、またはそれ以上の、用量未満の用量として、必要とされる用量を投与することが適切であってもよい。前記用量未満の用量は、たとえば、単位剤形当たり約1〜約500mgまたは約1〜約300mgまたは約1〜約100mgまたは約2〜約50mgの活性成分を含有する単位剤形として製剤されてもよい。
本発明はまた、他の抗HBV薬剤との、本明細書において明記される式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせにも関する。用語「組み合わせ」は、HBV感染症の治療における同時の、別々の、または連続した使用のための組み合わせの調製物として、(a)上記に明記される式(A)の化合物および(b)HBV感染症を治療することができる少なくとも1つの他の化合物(本明細書において抗HBV薬剤として示される)を含有する製品またはキットに関するものであってもよい。一実施形態では、本発明は、少なくとも1つの抗HBV薬剤との式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせに関する。特定の実施形態では、本発明は、少なくとも2つの抗HBV薬剤との式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせに関する。特定の実施形態では、本発明は、少なくとも3つの抗HBV薬剤との式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせに関する。特定の実施形態では、本発明は、少なくとも4つの抗HBV薬剤との式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせに関する。
抗HBV薬剤という用語はまた、それらの天然の形態のまたは化学的に修飾されたおよび/もしくは安定化された治療用核酸、抗体、またはタンパク質である化合物をも含む。治療用核酸という用語は、ヌクレオチドおよびヌクレオシド、そのオリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチドを含むが、これらに限定されず、非限定的な例は、アンチセンスオリゴヌクレオチド、miRNA、siRNA、shRNA、治療用ベクター、およびDNA/RNA編集構成成分である。
抗HBV薬剤という用語はまた、免疫修飾を介してHBV感染症を治療することができる化合物をも含む。免疫調節物質の例は、インターフェロン−α(IFN−α)、ペグ化インターフェロン−α、またはToll様受容体7および/もしくは8アゴニストなどのような自然免疫系の刺激物質である。本発明の一実施形態は、免疫調節性化合物、より詳細にはToll様受容体7および/または8アゴニストとの、本明細書において明記される式(A)、式(I)、(IA)、(IB)、(IC)、(ID)、(IE)、またはその任意のサブグループの化合物の組み合わせに関する。
インターフェロン−α(IFN−α)、ペグ化インターフェロン−α、3TC、アデホビル、またはその組み合わせなどのような以前に知られている抗HBV薬剤および式(A)の化合物またはその任意のサブグループの組み合わせは、併用療法において薬として使用することができる。
一般的な合成:
この一般的な合成のセクションにおけるRa、b、c、d、またはR6によって示される置換基は、当業者が過度の負担を伴わない、本発明による任意のRa、b、c、d、またはR6置換基への変換に適した任意の置換基または反応性の化学種を含むことを意味する。
一般式(IA)の化合物の考え得る合成を、スキーム1、2、および3において記載する。必要であれば水によるクエンチが続く、たとえば、クロロスルホン酸によるたとえば0℃での処置による一般式(II)の化合物のクロロスルホン化により、一般式(III)の化合物がもたらされる。化合物(III)を、たとえば、CH2Cl2のような有機溶媒中で、トリエチルアミンまたはDIPEAのような有機塩基の存在下において、一般式(IV)のアミンと反応させる。形成された化合物(V)は、たとえばHATUのような活性化試薬およびトリエチルアミンまたはDIPEAのような有機塩基の存在下において、一般式(VI)のアミンとカップルさせ、一般式(IA)の化合物がもたらされる。その代わりに、一般式(V)の酸を、たとえば、CH2Cl2中で、塩化オキサリルを使用して対応する酸塩化物に変換することができ、その後、塩基、たとえば水素化ナトリウムの存在下において一般式(VI)のアミンと反応させ、一般式(IA)の化合物がもたらされる。
その代わりに、スキーム2において記載されるように、一般式(VII)の化合物を、たとえば、クロロスルホン酸によるたとえば0℃での処置によってクロロスルホン化し、一般式(VIII)の化合物をもたらすことができる。対応するスルホン酸を中間体として単離する場合、これを、たとえば、塩化チオニルによるたとえば80℃での処置によって、一般式(VIII)のクロロスルホン酸にさらに変換することができる。できればたとえばトリエチルアミンもしくはDIPEAのような有機塩基またはたとえば炭酸水素ナトリウムのような無機塩基の存在下において、たとえば、アセトニトリルのような有機溶媒中での一般式(IV)のアミンとの一般式(VIII)の化合物のカップリングにより、一般式(IX)の化合物がもたらされ、その後、たとえばTHF/H2O中LiOHによりそのエステルを加水分解し、その後、酸性化し、一般式(V)の化合物がもたらされる。一般式(IX)の化合物は、たとえばTHFのような溶媒中で、たとえばリチウムビス(トリメチルシリル)アミドのような塩基の存在下において、一般式(VI)のアミンとカップルさせることができ、一般式(IA)の化合物の形成がもたらされる。
その代わりに、スキーム3において記載されるように、一般式(VII)の化合物は、たとえばTHFのような溶媒中で、たとえばリチウムビス(トリメチルシリル)アミドのような塩基の存在下において、一般式(VI)のアミンとカップルさせることができ、一般式(X)の化合物の形成がもたらされる。一般式(X)の化合物を、たとえば、クロロスルホン酸によるたとえば0℃での処置によってクロロスルホン化し、一般式(XI)の化合物をもたらすことができる。できればたとえばトリエチルアミンもしくはDIPEAのような有機塩基またはたとえば炭酸水素ナトリウムのような無機塩基の存在下における、たとえば、アセトニトリルのような有機溶媒中での一般式(IV)のアミンとの一般式(XI)の化合物のカップリングにより、一般式(IA)の化合物がもたらされる。
同様に、一般式(A)の化合物は、一般式(VI)のアミンの代わりに一般式(XII)のアミンを使用して、一般式(IA)の化合物について記載されるように調製することができる。
Ra、Rb、Rc、およびRdがすべて水素と異なる場合、スキーム4において示される方法が好ましい。たとえば、CH2Cl2中塩化オキサリルによる処置による一般式(V)の酸から形成される一般式XIIIの酸塩化物を、NaHおよび式(XII)のアミンの混合物により処置することができ、一般式(A)の化合物の形成がもたらされる。
一般的な手順LCMS法
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)測定は、それぞれの方法において指定されるLCポンプ、ダイオードアレイ(DAD)検出装置またはUV検出装置、およびカラムを使用して実行した。必要であれば、さらなる検出装置を含めた(下記方法の表を参照されたい)。
カラムからの流れを大気圧イオン源で構成した質量分析計(MS)に導いた。イオンを得て、化合物の公称モノアイソトピック分子量(MW)の同定を可能にするために、調整パラメーター(たとえばスキャン範囲、ドエルタイム...)をセットすることは、当業者の知識の範囲内にある。データ収集は、適切なソフトウェアにより実行した。
化合物は、それらの実験保持時間(Rt)およびイオンによって説明される。データの表において別様に明記されていなければ、報告される分子のイオンは、[M+H]+(プロトン化分子)および/または[M−H]−(脱プロトン化分子)に対応する。化合物が直接イオン化可能ではなかった場合、付加生成物のタイプを明記する(すなわち[M+NH4]+、[M+HCOO]−など..)。結果はすべて、使用される方法に一般に関連する実験の不確定性を伴って得られた。
以後、「SQD」は、シングル四極子検出装置、「MSD」は、質量選択検出装置、「RT」は、室温、「BEH」は、架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッド、「DAD」は、ダイオードアレイ検出装置、「HSS」は、高強度シリカ、「Q−Tof」は、四極子飛行時間型質量分析計、「CLND」は、化学発光窒素検出装置、「ELSD」は、蒸発光散乱検出装置を意味する。
化合物の合成:
℃で報告される融点(MP)は、示差走査熱量測定(DSC):10℃/分で30〜300℃において観察されるピークの最大値を指している。
1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボン酸の合成
クロロスルホン酸(80mL)を0℃まで冷却し、メチル1−メチルピロール−2−カルボキシレート(20g、143.73mmol)を滴下した。追加後、混合物を室温にし、もう1時間撹拌した。結果として生じた混合物を、温度を5℃未満に保ちながら、機械で撹拌した温度管理された氷水混合物(1500mL)に滴下した。白色の沈殿が形成された。得られた水性混合物を、ジクロロメタン(3×500mL)を使用して抽出した。合わせた抽出物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮し、白色の粉末としてメチル4−(クロロスルホニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート(29.4g)がもたらされ、これをそのまま使用した。メチル4−(クロロスルホニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート(5g、1.04mmol)を、アセトニトリル(50mL)中で溶解した。ジイソプロピルエチルアミン(9.06mL、52.6mmol)を追加し、その後、3−メチル−3−オキセタナミン(1.92g、22.1mmol)を追加し、結果として生じた混合物を2時間還流した。次いで、混合物を室温まで冷却し、真空中で濃縮した。結果として生じた残留物をジクロロメタン(250mL)中で溶解し、これをHCl(2×150mL)により洗浄した。有機化合物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮し、ベージュ色の粉末としてメチル1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボキシレート(6.07g)がもたらされ、これをそのまま使用した。方法B;Rt:0.63分 m/z:287.1(M−H)− 計算精密質量:288.1。メチル1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボキシレート(6.07g、21.05mmol)を、テトラヒドロフラン(60mL)中で溶解した。蒸留水(8mL)中の水酸化リチウム(0.76g、31.58mmol)を、追加し、その後、メタノール(3mL)を追加した。結果として生じる混合物を、72時間撹拌した。次に、水のみが残るまで、それを濃縮し、追加の蒸留水(15mL)を、追加した。塩酸(1M/水溶液/31.6mL、31.58mmol)による中和後。結果として生じた混合物を、2−メチルテトラヒドロフラン(3×20mL)を使用して抽出した。合わせた抽出物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮し、明るい白色の粉末として1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]1H−ピロール−2−カルボン酸(5.77g)がもたらされ、これをそのまま使用した。方法B;Rt:0.26分 m/z:273.1(M−H)− 計算精密質量:274.1。
化合物1:N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボン酸(200mg、0.729mmol)を、DMF(1.7mL)中で溶解し、トリエチルアミン(0.41mL、2.9mmol)およびHATU(360mg、0.95mmol)を追加した。10分後、4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(174mg、1.46mmol)を追加した。反応混合物を1時間室温で撹拌し、42時間65℃で加熱した。混合物を水(50mL)の中に注ぎ、有機化合物を酢酸エチル(3×40mL)により抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濃縮して乾燥させた。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜100%のヘプタン中酢酸エチル)を使用して精製し、その後、調製HPLCを続け(固定相:RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)、移動相:水中0.5% NH4OAc溶液+10% CH3CN、MeOH)、化合物1(4.6mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.54(s,3H),3.94(s,3H),4.14(d,J=6.4Hz,2H),4.60(d,J=5.9Hz,2H),7.43(s,1H),7.66(d,J=1.3Hz,1H),7.86−8.12(m,2H),8.26(d,J=2.0Hz,1H),8.60(d,J=5.7Hz,1H),10.68(br.s.,1H).方法A;Rt:1.22分 m/z:374.0(M−H)− 計算精密質量:375.1。
化合物2:1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−N−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物2は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに5−(トリフルオロメチル)−3−アミノピリジンを使用して、化合物1について記載されるものと同様に調製した。反応混合物を1時間室温で撹拌し、4時間65℃で加熱した。混合物を、水(50mL)の中に注ぎ、形成された沈殿物をろ過し、固体を水により洗浄し、メタノール/酢酸エチル(10mL、1:1)から再結晶化させた。白色の固体をろ過し、メタノール(2×3mL)により洗浄し、真空オーブン中で一晩乾燥させ、白色の固体として化合物2(74mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.55(s,3H),3.94(s,3H),4.14(d,J=6.2Hz,2H),4.60(d,J=5.9Hz,2H),7.41(s,1H),7.63(s,1H),8.01(br.s.,1H),8.56(s,1H),8.66(s,1H),9.13(s,1H),10.55(br.s.,1H).方法B;Rt:0.84分 m/z:417.1(M−H)− 計算精密質量:418.1。
化合物3:N−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
管を、1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−1H−ピロール−2−カルボン酸(0.2g、0.73mmol)およびHATU(0.29g、0.77mmol)で満たした。N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)およびジイソプロピルエチルアミン(0.38mL、2.19mmol)を追加した。溶液を30分間撹拌し、次に、5−アミノ−2−フルオロ−3−ピコリン(0.18g、1.46mmol)を速やかに追加した。結果として生じた混合物を2時間、室温で撹拌し、撹拌下で蒸留水(10mL)に追加した。結果として生じた混合物を1時間撹拌し、次いで、それを2−メチルテトラヒドロフラン(3×20mL)を使用して抽出した。合わせた抽出物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗製物をジクロロメタン(3mL)中で溶解し、シリカ充填物に直接ロードした。これを、カラムクロマトグラフィー(勾配溶離EtOAc/ヘプタン0:100〜100:0)を使用して精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、55℃で真空中で乾燥させ、白色の粉末として化合物3(230mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.75分 m/z:381.2(M−H)− 計算精密質量:382.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.54(s,3H),2.25(s,3H),3.92(s,3H),4.14(d,J=6.4Hz,2H),4.60(d,J=5.9Hz,2H),7.36(d,J=1.8Hz,1H),7.60(d,J=1.8Hz,1H),7.84―8.09(m,1H),8.13(dd,J=9.0,2.0Hz,1H),8.23−8.38(m,1H),9.90−10.61(m,1H).
化合物4:1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−N−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物4(79mg)は、5−アミノ−2−フルオロ−3−ピコリンの代わりに2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用し、2時間の代わりに24時間撹拌しながら、化合物3について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.91分 m/z:417.2(M−H)− 計算精密質量:418.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.57(s,3H),3.94(s,3H),4.13(d,J=6.2Hz,2H),4.61(d,J=6.2Hz,2H),7.34−7.53(m,1H),7.59(d,J=2.0Hz,1H),7.63(d,J=1.8Hz,1H),7.96(s,1H),8.35−8.49(m,1H),8.59−8.73(m,1H),11.17(br.s,1H).
化合物5:1−メチル−4−[(3−メチルオキセタン−3−イル)スルファモイル]−N−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物5(27mg)は、5−アミノ−2−フルオロ−3−ピコリンの代わりに2−アミノ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用し、2時間の代わりに24時間撹拌しながら、化合物3について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.90分 m/z:417.1(M−H)− 計算精密質量:418.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.56(s,3H),3.93(s,3H),4.13(d,J=6.4Hz,2H),4.61(d,J=5.9Hz,2H),7.55−7.65(m,3H),7.95(br.s.,1H),8.08(t,J=7.9Hz,1H),8.34(d,J=8.6Hz,1H),11.07(br.s.,1H).
メチル4−(tert−ブチルスルファモイル)−3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートの合成:
水素化ナトリウム(3.46g、90.2mmol、油中60%分散液)を、氷浴中窒素下0℃で、メチル3−クロロ−1H−ピロール−2−カルボキシレート(12g、75.2mmol)、ヨードメタン(12.8g、90.2mmol)、およびDMF(120mL)の溶液に10分間にわたって分けて(portion wise)追加した。氷浴を取り外し、反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を、塩酸水溶液(15.04mL、1M)により酸性化し、濃縮した。残留物を、水(100mL)/酢酸エチル(300mL)中で溶解した。有機層を、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物を、アセトニトリル(150mL)中で溶解し、ヘプタン(100mL)により洗浄し、70℃で濃縮し、黄色の液体としてメチル3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(12.0g)がもたらされ、これをそのまま使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 3.87(s,3H),3.88(s,3H),6.13(d,J=2.9Hz,1H),6.69(d,J=2.9Hz,1H),.メチル3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(5.0g、25.1mmol)を、窒素雰囲気下0℃でクロロスルホン酸(11mL)に滴下した。反応混合物を室温まで温め、2時間撹拌した。結果として生じた混合物を、温度を5℃未満に保ちながら、撹拌した温度管理された氷水混合物(200mL)に滴下した。白色の沈殿が形成された。得られた水性懸濁液を、ジクロロメタン(3×100mL)を使用して抽出した。合わせた有機抽出物を、鹹水により洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮し、薄緑色の粉末としてメチル3−クロロ−4−クロロスルホニル−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(5.56g)がもたらされ、これをそのまま使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 3.94(s,3H),3.98(s,3H),7.46(s,1H),.メチル3−クロロ−4−クロロスルホニル−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(4g、14.7mmol)を、アセトニトリル(25mL)中に分注し、tert−ブチルアミン(4388mg、58.8mmol)を追加した。反応混合物を、室温で30分間撹拌した。固体をろ過し、ろ液を蒸発させて乾燥させた。残留物は、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用してシリカで精製し、CH2Cl2およびジイソプロピルエーテル中での倍散の後に白色の粉末としてメチル4−(tert−ブチルスルファモイル)−3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(3.57g)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.14(s,9H),3.82(s,3H),3.86(s,3H),7.35(s,1H),7.69(s,1H).
化合物6:4−(tert−ブチルスルファモイル)−3−クロロ−N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキサミド
メチル4−(tert−ブチルスルファモイル)−3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(50mg、0.16mmol)および4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(0.021g、0.18mmol)を、THF(5mL)中で溶解し、氷浴において冷却した。これに、5分間にわたって、トルエン中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.32mL、1M、0.32mmol)を滴下した。結果として生じた混合物を室温にし、3時間撹拌した。結果として生じた混合物を、塩化アンモニウム(10mL/飽和水溶液)を使用してクエンチした。これを、酢酸エチル(3×20mL)を使用して抽出した。合わせた抽出物を、鹹水(20mL)により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗製物は、ヘプタン〜iPrOHの勾配溶離(100:0〜70:30)を使用して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、24時間55℃で真空オーブン中で乾燥させ、明るい白色の粉末として化合物6(10mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.91分 m/z:394.0(M−H)− 計算精密質量:395.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(s,9H),3.79(s,3H),7.38(s,1H),7.65(s,1H),7.90(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.20(d,J=2.0Hz,1H),8.63(d,J=5.5Hz,1H),10.97(br.s.,1H).
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの合成
メチル3−クロロ−4−クロロスルホニル−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1g、3.68mmol)を、熱いアセトニトリル(5mL)中で溶解し、モレキュラーシーブ(約100mg)を追加し、反応混合物を撹拌した。別々の容器において、(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミン(623mg、5.51mmol)をアセトニトリル(5mL)中で溶解し、モレキュラーシーブ(約100mg)を追加した。この懸濁液を反応混合物に追加し、次いで、NaHCO3(926mg、11.0mmol)を追加した。容器を密封し、それを80℃で一晩撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた残留物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用してシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色の粉末としてメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.04g)がもたらされた。
化合物7:3−クロロ−N−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジン(0.559mmol)およびメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(150mg、0.43mmol)を、THF(10mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(1.29mL、1M、1.29mmol)を追加し、反応混合物を一晩撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl(水溶液)(5mL)によりクエンチした。水層を、CH2Cl2(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製した。得られた産物を、CH2Cl2から結晶化させ、ジイソプロピルエーテルにより倍散し、乾燥させ、白色の粉末として化合物7(83mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.96分 m/z:441.0(M−H)− 計算精密質量:442.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.41(d,J=2.9Hz,3H),3.77(s,3H),3.88−4.01(m,1H),7.65(s,1H),7.70(t,J=9.0Hz,1H),7.98(dd,J=9.0,3.1Hz,1H),8.43(br.s.,1H),10.68(s,1H).MP:173.1℃.
化合物8:3−クロロ−1−メチル−N−(2−メチルピリジン−4−イル)−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物8(148mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2−メチルピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.61分 m/z:423.0(M−H)− 計算精密質量:424.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.44(s,3H),3.77(s,3H),3.91−4.04(m,1H),7.46(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.54(d,J=2.0Hz,1H),7.69(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.49(br.s.,1H),10.60(s,1H).MP:203.5℃.
化合物9:3−クロロ−N−(2−シアノピリジン−4−イル)−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物9(132mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2−シアノピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.72分 m/z:434.0(M−H)− 計算精密質量:435.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.80(s,3H),3.91−4.06(m,1H),7.73(s,1H),7.91(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.20(d,J=1.8Hz,1H),8.55(br.s.,1H),8.66(d,J=5.3Hz,1H),11.03(br.s.,1H).MP:190.8℃.
化合物10:3−クロロ−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−N−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物10(109mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.89分 m/z:477.0(M−H)− 計算精密質量:478.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.80(s,3H),3.93−4.06(m,1H),7.73(s,1H),7.90(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.19(d,J=1.8Hz,1H),8.54(br.s.,1H),8.68(d,J=5.5Hz,1H),11.03(br.s.,1H).
化合物11:3−クロロ−N−(2−フルオロピリジン−4−イル)−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物11(143mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.74分 m/z:427.0(M−H)− 計算精密質量:428.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.79(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.42−7.49(m,1H),7.49−7.55(m,1H),7.72(s,1H),8.17(d,J=5.7Hz,1H),8.53(br.s.,1H),10.96(br.s.,1H).MP:218.1℃.
化合物12:3−クロロ−N−(2−クロロピリジン−4−イル)−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物12(122mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:443.0(M−H)− 計算精密質量:444.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.79(s,3H),3.96−4.05(m,1H),7.62(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.72(s,1H),7.81(d,J=1.5Hz,1H),8.33(d,J=5.7Hz,1H),8.53(br.s.,1H),10.89(br.s.,1H).MP:214.8℃.
化合物13:3−クロロ−N−(6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−イル)−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
化合物13(152mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに6−フルオロ−5−メチル−ピリジン−3−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:441.0(M−H)− 計算精密質量:442.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.26(s,3H),3.78(s,3H),3.90−4.10(m,1H),7.68(s,1H),8.11(dd,J=8.9,1.9Hz,1H),8.32(s,1H),8.49(s,1H),10.54(s,1H).
化合物14:3−クロロ−N−(3−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物14(63mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに3−フルオロ−2−メチルピリジン−4−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.92分 m/z:441.1(M−H)− 計算精密質量:442.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.46(d,J=3.3Hz,3H),3.81(s,3H),3.90−4.05(m,1H),7.72(s,1H),7.91(t,J=5.5Hz,1H),8.23(d,J=5.3Hz,1H),8.52(d,J=7.3Hz,1H),10.30(br.s.,1H).MP:197.8℃.
化合物15:3−クロロ−1−メチル−N−(2−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物15(94mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに2−アミノピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.92分 m/z:409.2(M−H)− 計算精密質量:410.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.80(s,3H),3.89−4.00(m,1H),7.18(ddd,J=7.4,4.8,1.0Hz,1H),7.67(s,1H),7.81−7.88(m,1H),8.11(d,J=8.4Hz,1H),8.34−8.41(m,1H),8.45(br.s.,1H),10.56(s,1H).MP:195.2℃.
化合物16:3−クロロ−1−メチル−N−(4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物16(63mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.82分 m/z:409.1(M−H)− 計算精密質量:410.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.90−4.10(m,1H),7.62−7.72(m,3H),8.49(m,J=6.2Hz,3H),10.70(s,1H).MP:259.3℃.
化合物17:3−クロロ−1−メチル−N−(3−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物17(76mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに3−アミノピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.81分 m/z:409.0(M−H)− 計算精密質量:410.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.91−4.06(m,1H),7.40(dd,J=8.3,4.5Hz,1H),7.68(s,1H),8.06−8.16(m,1H),8.34(dd,J=4.7,1.4Hz,1H),8.48(br.s.,1H),8.85(d,J=2.2Hz,1H),10.54(s,1H).MP:196.6℃.
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの合成:
水素化ナトリウム(6.99g、183mmol)を、氷浴中窒素下でDMF(238mL)中エチル3−フルオロ−1H−ピロール−2−カルボキシレート(CAS:168102−05−4、aurum pharmatechから市販されている;Q−4357、23.9g、152mmol)、ヨードメタン(25.9g、183mmol)に少量ずつ加え、室温で一晩撹拌した。反応混合物を1M HClにより酸性化し、濃縮した。残留物を、水/EtOAc中で溶解した。有機層を、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物を、CH3CN(150mL)中で溶解し、ヘプタンにより洗浄し、60℃および40mbarで濃縮し、褐色の液体がもたらされ、これを、ヘプタン中10〜25%のEtOAc勾配を使用して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分を濃縮し、透明な油としてエチル3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートがもたらされた(14.0g)。ジクロロメタン(50mL)中で溶解したクロロスルホン酸(9.97g、85.6mmol)を、氷浴においてジクロロメタン(250mL)中で溶解したエチル3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(14.0g、81.5mmol)に追加し、30分撹拌した。形成された明るいベージュ色の結晶をろ過し、50℃で一晩真空中で乾燥させ、5−エトキシカルボニル−4−フルオロ−1−メチル−ピロール−3−スルホン酸(14.3g)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.26(t,J=7.2Hz,3H),3.72(s,3H),4.23(q,J=7.0Hz,2H),7.02(d,J=5.1Hz,1H).方法D;Rt:0.88分 m/z:250.0(M−H)− 計算精密質量:251.0。5−エトキシカルボニル−4−フルオロ−1−メチル−ピロール−3−スルホン酸(20.3g、80.7mmol)、SOCl2(80mL、1.1mol)を、80℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮した。得られた濃緑色の固体を、ヘプタン中10〜50%のEtOAc勾配を使用して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分を濃縮し、淡黄色の結晶としてエチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(18.9g)がもたらされ、これをそのまま使用した。エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(18.9g、70.1mmol)、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミン(11.89g、105.2mmol)NaHCO3(17.7g、210mmol)、アセトニトリル(150mL、2871mmol)モレキュラーシーブ4Å(15.00g)を一晩還流した。反応混合物をろ過し、濃縮した。残留物をEtOAc中で溶解し、1M HClにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100%のEtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(2×)を介して精製し、白色の粉末としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートがもたらされ、これを真空中で50℃で一晩乾燥させた(合計19.1g)。方法D;Rt:1.77分 m/z:345.0(M−H)− 計算精密質量:346.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.15(d,J=7.0Hz,3H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),3.83(s,3H),3.90−4.03(m,1H),4.28(q,J=7.2Hz,2H),7.60(d,J=4.8Hz,1H),8.60(d,J=8.8Hz,1H).
化合物18:N−(2−シアノピリジン−4−イル)−3−フルオロ−1−メチル−4−{[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
窒素雰囲気下0℃で乾燥THF(20mL)中で溶解したエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(128mg、0.37mmol)および4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(57.2mg、0.48mmol)に、トルエン中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.5mL、1M、1.478mmol)を追加した。混合物を、0℃で1時間撹拌し、室温で一晩さらに撹拌した。反応混合物を、NH4Cl溶液(30mL)によりクエンチし、EtOAc(50mL)により抽出し、鹹水(50mL)により希釈し、EtOAc(50mL)によりもう一度抽出した。合わせた有機層を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物(1mL DMF中で溶解)は、ヘプタン中10〜100%のEtOAcの勾配により120g Revelerisカートリッジを使用し、シリカゲルでカラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分は、濃縮し、固体の残留物は、水の追加と同時に温かいメタノール(20mL)から結晶化させた。淡黄色の結晶をろ過し、一晩50℃で真空中で乾燥させ、化合物18(47mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),3.82(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.62(d,J=4.4Hz,1H),7.91(dd,J=5.7,2.2Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.60−8.69(m,2H),10.72(s,1H).方法D;Rt:1.70分 m/z:418.0(M−H)− 計算精密質量:419.1。
化合物19:N−(2−シアノピリジン−4−イル)−3−フルオロ−1−メチル−4−{[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキサミド
5−エトキシカルボニル−4−フルオロ−1−メチル−ピロール−3−スルホン酸(4.33g、17.2mmol)および塩化チオニル(50mL)を、60分間80℃で加熱した。反応混合物を濃縮した。残留物をCH3CN(50mL)中で溶解し、DIPEA(8.9mL、51.7mmol)を追加し、その後、(S)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミン(2.92g、25.9mmol)を追加し、反応混合物を一晩還流した。次に、反応混合物をろ過し、濃縮した。残留物をEtOAc(200mL)中で溶解し、水により洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ヘプタン中5〜100%のEtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、明るい褐色の半固体物質としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(810mg)がもたらされた。化合物19(121mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.70分 m/z:418.1(M−H)− 計算精密質量:419.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.83(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.62(d,J=4.6Hz,1H),7.91(dd,J=5.7,2.2Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.60−8.69(m,2H),10.71(s,1H).
化合物20:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物20(131mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.76分 m/z:427.0(M−H)− 計算精密質量:428.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),3.81(s,3H),3.92−4.04(m,1H),7.58−7.63(m,2H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.7Hz,1H),8.64(d,J=8.6Hz,1H),10.58(s,1H).
化合物20の代替の合成:
エチル3−フルオロピロール−2−カルボキシレート([168102−05−4]、61.2g、389.45mmol)をTHF(860mL)中で溶解し、混合物を機械で撹拌した。炭酸セシウム(272.8g、837.3mmol)を、撹拌しながら追加し、その後、ヨードメタン(118.9g、837.3mmol)を追加した。反応混合物を一晩撹拌した。追加の炭酸セシウム(126.9g、389.45mmol)およびヨードメタン(55.28g、389.5mmol)を追加し、混合物をさらに5時間撹拌した。混合物をろ過し、得られたろ液を濃縮し、褐色の油としてエチル3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(66.3g)がもたらされ、これを次のステップにおいてそのまま使用した。CH2Cl2(100mL)中で溶解したクロロスルホン酸(4.95mL、1.75g/mL、74.53mmol)を、0℃でCH2Cl2(150mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(12.15g、70.98mmol)の溶液に、分けて追加した。追加後、冷却を継続しながら、混合物を15分間撹拌した。ベージュ色の結晶をろ過し、CH2Cl2(400mL)により洗浄し、55℃で真空中で一晩乾燥させ、ベージュ色の粉末(14.2g)として、5−エトキシカルボニル−4−フルオロ−1−メチル−ピロール−3−スルホン酸がもたらされ、これをそのまま使用した(この反応を同様の条件下で再度実行した)。5−エトキシカルボニル−4−フルオロ−1−メチル−ピロール−3−スルホン酸(24.2g、96.4mmol)を、塩化チオニル(80mL、1103mmol)中で溶解し、これを80℃で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、トルエン(2×150mL)を使用して2回同時蒸発させた。濃緑色の固体をジクロロメタン(150mL)中で溶解し、100gのダイカライトを追加した。この懸濁液を濃縮し、得られた白色の粉末は、ドライロード(dry loading)およびヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を、真空中で濃縮し、淡黄色の固体としてエチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(25.5g)がもたらされ、これを次のステップにおいてそのまま使用した。圧力管に、アセトニトリル(0.4L)、(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミン(7841mg、69.34mmol)、およびモレキュラーシーブ4Å(10000mg)をロードした。懸濁液を窒素下で10分間撹拌した。次いで、エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(17000mg、63.04mmol)および炭酸水素ナトリウム(15887mg、189.1mmol)を追加し、圧力管を密封し、18時間85℃で油浴において撹拌した。混合物を室温まで冷却し、ガラスろ過器でろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(19.4g)がもたらされ、これを次のステップにおいてそのまま使用した。方法D;Rt:1.77分 m/z:345.1(M−H)− 計算精密質量:346.06。フラスコに、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(19.4g、56.0mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(7922mg、61.6mmol)をロードし、これらをテトラヒドロフラン(500mL)中で溶解した。フラスコに窒素を通気し、セプタムにより密封し、室温で撹拌した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(140.1mL、THF中1M、140.1mmol)を、2分間にわたって追加した。結果として生じた混合物を、2時間30分撹拌した。反応混合物を、塩化アンモニウム(水溶液/飽和/500mL)を使用してクエンチした。層を分離し、水層をEtOAc(2×250mL)により抽出した。合わせた抽出物を、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。ろ液ダイカライト(100g)に、この懸濁液を追加し、真空中で濃縮した。得られた粉末は、ドライロードおよびヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮した。ロータリーエバポレーターで化合物を凝固する直前に、ジエチルエーテル(250mL)を追加し、白色の沈殿が形成された。得られた懸濁液を18時間撹拌し、ろ過器で収集し、6時間55℃で真空オーブン中で乾燥させた。次いで、ジイソプロピルエーテル(250mL)を追加し、得られた懸濁液を18時間撹拌し、ろ過器で収集した。次に、ジエチルエーテル(250mL)を追加し、得られた懸濁液を7時間撹拌し、ろ過し、ジエチルエーテルによりすすいだ。得られた明るい白色の粉末を、18時間55℃で真空オーブン中で乾燥させ、明るい白色の粉末として化合物20(15g)がもたらされた。方法B;Rt:0.93分 m/z:427.0(M−H)− 計算精密質量:428.03.。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:191.98℃。[α]20 589= −29.8°(c 0.775 w/v %,DMF).1H NMR(600MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.9Hz,3H),3.82(s,3H),3.94−4.04(m,1H),7.59(d,J=4.2Hz,1H),7.61(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.6Hz,1H),8.62(d,J=8.8Hz,1H),10.56(s,1H).
化合物21:3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物21(125mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.85分 m/z:461.0(M−H)− 計算精密質量:462.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.83(s,3H),3.93−4.05(m,1H),7.61(d,J=4.4Hz,1H),7.90(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.20(d,J=1.8Hz,1H),8.61−8.69(m,2H),10.72(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:208.1℃。
化合物22:3−クロロ−N−(6−シアノ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物22(85mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに6−アミノピコリノニトリルを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:434.1(M−H)− 計算精密質量:435.8.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(d,J=7.0Hz,3H),3.79(s,3H),3.95(d,J=8.6Hz,1H),7.69(s,1H),7.82(dd,J=7.5,0.7Hz,1H),8.10(dd,J=8.6,7.5Hz,1H),8.39(dd,J=8.6,0.7Hz,1H),8.48(d,J=6.4Hz,1H),11.16(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:223.0℃。
化合物23:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物23(152mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−ブロモピリジン−4−アミンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:473.2(M−H)− 計算精密質量:474.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.81(s,3H),3.92−4.04(m,1H),7.60(d,J=4.4Hz,1H),7.64(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.97(d,J=1.5Hz,1H),8.28(d,J=5.5Hz,1H),8.64(d,J=8.8Hz,1H),10.56(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:193.4℃。
化合物24:3−フルオロ−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物24(95mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.71分 m/z:411.3(M−H)− 計算精密質量:412.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.46(d,J=1.5Hz,1H),7.52(dt,J=5.7,1.5Hz,1H),7.60(d,J=4.4Hz,1H),8.14(d,J=5.5Hz,1H),8.64(d,J=8.8Hz,1H),10.67(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:204.4℃。
化合物25:N−(6−シアノ−2−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物25(24mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに6−アミノピコリノニトリルを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:418.3(M−H)− 計算精密質量:419.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.90−4.01(m,1H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.79(dd,J=7.5,0.7Hz,1H),8.07(dd,J=8.5,7.6Hz,1H),8.35(dd,J=8.6,0.7Hz,1H),8.60(d,J=8.6Hz,1H),10.86(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.6℃。
化合物26:3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]−N−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物26(153mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−アミノ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:2.01分 m/z:461.3(M−H)− 計算精密質量:462.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.89−4.01(m,1H),7.56(d,J=4.6Hz,1H),7.65(d,J=7.5Hz,1H),8.12(t,J=8.0Hz,1H),8.34(d,J=8.4Hz,1H),8.58(d,J=8.6Hz,1H),10.84(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.2℃。
化合物27:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
エチル3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりにイソプロピルアミンを使用して、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物27(137mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.81分 m/z:364(M−H)− 計算精密質量:365.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.05(d,J=6.4Hz,6H),3.26−3.41(m,1H),3.82(s,3H),7.54(d,J=4.6Hz,1H),7.63(d,J=7.3Hz,1H),7.91(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=1.5Hz,1H),8.62(d,J=5.7Hz,1H),10.67(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:207.7℃。
化合物28:3−フルオロ−N−(5−フルオロ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物28(126mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−アミノ−5−フルオロピリジンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.82分 m/z:413.4(M+H)+ 計算精密質量:412.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.89−4.02(m,1H),7.55(d,J=4.6Hz,1H),7.79(td,J=8.7,3.2Hz,1H),8.12(dd,J=9.2,4.2Hz,1H),8.38(d,J=3.1Hz,1H),8.58(d,J=8.6Hz,1H),10.38(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:160.9℃。
化合物29:N−(5−ブロモ−6−フルオロ−3−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物29(143mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに5−アミノ−3−ブロモ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.93分 m/z:488.9(M−H)− 計算精密質量:490.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.04(m,1H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),8.46(dd,J=2.3,1.7Hz,1H),8.56(dd,J=8.0,2.3Hz,1H),8.63(d,J=8.8Hz,1H),10.37(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:257.8℃。
化合物30:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物30(128mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2,6−ジフルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.90分 m/z:429.3(M−H)− 計算精密質量:430.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.93−4.05(m,1H),7.34(s,2H),7.63(d,J=4.6Hz,1H),8.66(d,J=8.8Hz,1H),10.87(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:224.7℃。
化合物31:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ブチルアミンを使用し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物31(46mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.79分 m/z:434.4(M+H)+ 計算精密質量:433.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.80(t,J=7.4Hz,3H),1.43−1.56(m,1H),1.63−1.74(m,1H),3.71−3.80(m,1H),3.82(s,3H),7.60(d,J=4.4Hz,1H),7.92(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.22(d,J=1.8Hz,1H),8.59−8.65(m,2H),10.70(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:218.2℃。
化合物32:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル1,5−ジメチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート(2.5g、15mmol)を、窒素雰囲気下0℃でクロロスルホン酸(10mL、150mmol)に滴下した。反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。反応混合物を氷水(200mL)にゆっくりと追加し、その後、DCM(3×100mL)により抽出した。合わせた有機抽出物を、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮し、明るい紫色の粉末がもたらされ、これは、次第に分解して濃い粘着性の粉末になった。これをSOCl2(8mL、110mmol)中で溶解し、80℃で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、ヘプタン中10〜50% EtOAcの勾配を使用し、Reveleris 120gカートリッジでカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分は濃縮して乾燥させ、白色の粉末としてエチル4−クロロスルホニル−1,5−ジメチル−ピロール−2−カルボキシレート(600mg)がもたらされた。エチル4−クロロスルホニル−1,5−ジメチル−ピロール−2−カルボキシレート(600mg、2.26mmol)を、ACN(4mL)中で溶解し、モレキュラーシーブで乾燥させ、NaHCO3(1.39g、16.5mmol)を追加した。(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアミン(766mg、6.77mmol)をACN(1mL)中で溶解し、モレキュラーシーブで乾燥させた。2つの懸濁液を合わせ、4時間80℃で加熱した。反応混合物をろ過し、ろ過ケークをアセトニトリルにより洗浄した。合わせたろ液を蒸発させて乾燥させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、無色の粘着性の粉末としてエチル1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(600mg)がもたらされた。
エチル1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(400mg、1.17mmol)をHOAc(10mL)中で溶解し、NCS(156mg、1.17mmol)を追加した。反応混合物を週末にわたって40℃で加熱した。反応混合物を蒸発させて乾燥させ、残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜100%のヘプタン中EtOAc)を使用して精製し、粗生成物がもたらされ、これを、0.1〜0.5%のDCM中メタノールを使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用してもう一度精製し、エチル3−クロロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(177mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.89分 m/z:375(M−H)− 計算精密質量:376.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.12(d,J=7.0Hz,3H),1.30(t,J=7.2Hz,3H),2.48(s,3H),3.75(s,3H),3.82−3.94(m,1H),4.29(q,J=7.0Hz,2H),8.42(br.s.,1H).
エチル3−クロロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(88mg、0.23mmol)および4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(33.4mg、0.28mmol)をTHF(10mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.7mL、1M、0.7mmol)を滴下し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl(5mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をDCM(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をシリカ(0〜100%のヘプタン中EtOAc)で精製し、白色の粉末がもたらされた。第2の精製は、Prep HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して実行し、白色の粉末として化合物32(29mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.93分 m/z:448(M−H)− 計算精密質量:449.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.17(d,J=6.8Hz,3H),2.48−2.52(m,3H),3.65(s,3H),3.94(spt,J=7.2Hz,1H),7.91(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.45(br.s.,1H),8.65(d,J=5.7Hz,1H),11.05(br.s.,1H).
化合物33:3−クロロ−N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物33(95mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.04分 m/z:463(M+H)+ 計算精密質量:462.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.81(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.74(s,1H),8.08(t,J=5.4Hz,1H),8.23(d,J=5.5Hz,1H),8.54(d,J=8.8Hz,1H),10.64(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:199.5℃。
化合物34:N−(5−ブロモ−6−フルオロ−3−ピリジル)−3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物34(121mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに5−アミノ−3−ブロモ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.07分 m/z:505(M−H)− 計算精密質量:506.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.79(s,3H),3.92−4.04(m,1H),7.70(s,1H),8.46−8.49(m,1H),8.52(d,J=8.8Hz,1H),8.58(dd,J=8.1,2.4Hz,1H),10.71(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:213.3℃。
化合物35:3−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物35(79mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.05分 m/z:445(M−H)− 計算精密質量:446.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.79(s,3H),3.89−4.09(m,1H),7.34(s,2H),7.74(s,1H),8.56(d,J=8.1Hz,1H),11.18(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:219.5℃。
4−アミノ−6−メチル−ピリジン−2−カルボニトリルの合成
6−メチル−4−ニトロピリジン−2−カルボニトリル(500mg、3.06mmol)を、MeOH(50mL)中で溶解し、Pt/C 5%(0.61mmol)を追加し、反応混合物を50℃水素雰囲気下で一晩撹拌した。固体をろ過し、ろ液を蒸発させて乾燥させた。残存している褐色の固体を、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用して、シリカで精製し、黄色粉末として4−アミノ−6−メチル−ピリジン−2−カルボニトリルがもたらされた(115mg)。
化合物36:3−クロロ−N−(2−シアノ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物36(133mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに4−アミノ−6−メチル−ピリジン−2−カルボニトリルを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.99分 m/z:448(M−H)− 計算精密質量:449.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.51(s,3H),3.79(s,3H),3.91−4.06(m,1H),7.73(s,1H),7.80(d,J=1.8Hz,1H),8.02(d,J=1.8Hz,1H),8.54(br.s.,1H),10.93(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:210.6℃。
化合物37:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(S)−1−トリフルオロメチル−プロピルアミンを使用し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物37(16mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:450.4(M+H)+ 計算精密質量:449.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.81(t,J=7.4Hz,3H),1.45−1.59(m,1H),1.60−1.73(m,1H),3.73−3.82(m,4H),7.71(s,1H),7.92(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.53(d,J=8.6Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),11.00(s,1H).
化合物38:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ブチルアミンを使用し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物38(22.4mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.80分 m/z:450.4(M+H)+ 計算精密質量:449.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.81(t,J=7.4Hz,3H),1.45−1.59(m,1H),1.60−1.73(m,1H),3.73−3.82(m,4H),7.71(s,1H),7.92(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.53(d,J=8.6Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),11.00(s,1H).
化合物39:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに1−(トリフルオロメチル)シクロプロパンアミンを使用し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物39(104mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.91分 m/z:448(M+H)+ 計算精密質量:447.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.06−1.30(m,4H),3.79(s,3H),7.72(s,1H),7.91(dd,J=5.9,2.2Hz,1H),8.20−8.21(m,1H),8.64−8.67(m,1H),9.09(br.s.,1H),11.05(br.s.,1H).
化合物40:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに1−(トリフルオロメチル)シクロブタン−1−アミンを使用し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物40(124mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:462(M+H)+ 計算精密質量:461.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.82(quin,J=8.1Hz,2H),2.24−2.36(m,2H),2.40−2.49(m,2H),3.81(s,3H),7.75(s,1H),7.93(dd,J=5.7,2.0Hz,1H),8.22(dd,J=2.2,0.7Hz,1H),8.66(d,J=5.1Hz,1H),8.70(br.s.,1H),11.06(br.s.,1H).
化合物41:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル4−(クロロスルホニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート(1500mg、6.31mmol)を、圧力管においてACN(18mL)中で溶解し、これを30分間にわたって粉末モレキュラーシーブ(4Å)により乾燥させた。別の管に、(S)−1−トリフルオロメチル−プロピルアミン(1.2g、9.5mmol)およびNaHCO3(1.59g、19mmol)をロードし、これをアセトニトリル(2mL)中で分散させ、30分間にわたって粉末モレキュラーシーブ(4Å)により乾燥させた。これを、窒素を通気した圧力管に追加し、キャップし、48時間80℃でヒーティングブロック中で撹拌した。圧力管の漏れにより、溶媒は完全に蒸発した。より多くの(S)−1−トリフルオロメチル−プロピルアミン(1.00g、7.87mmol)およびACN(20mL)を反応混合物にさらに追加した。反応混合物にキャップし、18時間80℃でヒーティングブロック中で撹拌した。反応混合物をろ過し、固体をDCM(2×30mL)により洗浄した。合わせたろ液を蒸発させて乾燥させ、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜70%のヘプタン中EtOAc)を使用して精製し、白色の固体としてメチル1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.35g)がもたらされた。
化合物41(155mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.93分 m/z:416(M+H)+ 計算精密質量:415.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.68(t,J=7.3Hz,3H),1.34−1.51(m,1H),1.55−1.71(m,1H),3.68−3.84(m,1H),3.93(s,3H),7.47(d,J=1.8Hz,1H),7.72(d,J=1.8Hz,1H),7.98(dd,J=5.9,2.2Hz,1H),8.23(d,J=8.4Hz,1H),8.28(d,J=1.8Hz,1H),8.62(d,J=5.5Hz,1H),10.70(s,1H).
化合物42:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物42(52mg)は、(S)−1−トリフルオロメチル−プロピルアミンの代わりに1−(トリフルオロメチル)シクロブタン−1−アミンを使用し、化合物41について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.94分 m/z:428(M+H)+ 計算精密質量:427.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.67−1.89(m,2H),2.23−2.36(m,2H),2.37−2.47(m,2H),3.95(s,3H),7.48(d,J=1.8Hz,1H),7.71(d,J=1.8Hz,1H),7.98(dd,J=5.9,2.2Hz,1H),8.28(d,J=2.2Hz,1H),8.44(s,1H),8.62(d,J=5.5Hz,1H),10.73(s,1H).
化合物43:3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]−N−(2,3,6−トリフルオロ−4−ピリジル)ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(2g、5.56mmol)をTHF(5mL)中で溶解した。水(5mL)中で溶解したLiOH(666mg、27.8mmol)を追加し、次いで、MeOH(10mL)を追加し、均一な反応混合物を得た。これを50℃で1時間撹拌した。揮発性物質(volatiles)を水になるまで除去した。HCl(25mL、1M水溶液)を追加し、沈殿した化合物をろ過し、DIPE(3×15mL)により倍散し、真空オーブン中で乾燥させ、3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボン酸(1.18g)がもたらされた。3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボン酸(100mg、0.3mmol)をDCM(5mL)中で溶解し、塩化オキサリル(87μL、0.9mmol)を追加し、次いで、DMF(2.3μL、0.03mmol)を追加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去した。残留物をトルエン(2×20mL)により同時蒸発させ、次いで、THF(1mL)中で再び溶かし、水素化ナトリウム(13.7mg、0.60mmol)により処置し、30分間あらかじめ撹拌したTHF(5mL)中4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジン(88.5mg、0.60mmol)を含有する溶液に追加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をNH4Cl(飽和、5mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をDCM(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製し、DIPEによる倍散の後に白色の粉末として化合物43(88mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.10分 m/z:463(M−H)− 計算精密質量:464.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.10(m,1H),7.76(s,1H),7.78(d,J=3.5Hz,1H),8.55(d,J=8.8Hz,1H),10.95(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:216.5℃。
化合物44:3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]−N−(2,3,5−トリフルオロ−4−ピリジル)ピロール−2−カルボキサミド
化合物44(58mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに2,3,5−トリフルオロ−4−ピリジンアミンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.95分 m/z:463(M−H)− 計算精密質量:464.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.73(s,1H),8.26(s,1H),8.52(d,J=8.8Hz,1H),10.91(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:177.9℃。
化合物45:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物45(220mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物39について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:457(M+H)+ 計算精密質量:456.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.13−1.22(m,4H),3.78(s,3H),7.62(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.69(s,1H),7.81(d,J=1.5Hz,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),9.04(s,1H),10.88(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:208.8℃。
化合物46:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物46(391mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物40について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.02分 m/z:471(M+H)+ 計算精密質量:470.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.75−1.89(m,2H),2.25−2.35(m,2H),2.40−2.49(m,2H),3.80(s,3H),7.63(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.72(s,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.65(s,1H),10.90(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:219.6℃。
化合物47:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物47(52mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物41について記載されるものと同様に調製した。化合物47は、水のゆるやかな追加によってMeOHから結晶化させた。方法B;Rt:0.97分 m/z:425(M+H)+ 計算精密質量:424.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.69(t,J=7.4Hz,3H),1.36−1.50(m,1H),1.58−1.72(m,1H),3.66−3.83(m,1H),3.92(s,3H),7.45(d,J=2.0Hz,1H),7.67−7.71(m,2H),7.90(d,J=1.8Hz,1H),8.19(d,J=8.4Hz,1H),8.29(d,J=5.7Hz,1H),10.53(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:251.3℃。
化合物48:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物48(57mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物42について記載されるものと同様に調製した。化合物48は、水のゆるやかな追加によってMeOHから結晶化させた。方法B;Rt:0.99分 m/z:437(M+H)+ 計算精密質量:436.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.70−1.87(m,2H),2.22−2.37(m,2H),2.39−2.47(m,2H),3.94(s,3H),7.46(d,J=2.0Hz,1H),7.67−7.71(m,2H),7.90(d,J=1.8Hz,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),8.39(s,1H),10.56(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:257.2℃。
化合物49:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物49(125mg)は、(S)−1−トリフルオロメチル−プロピルアミンの代わりに1−(トリフルオロメチル)シクロプロパンアミンを使用し、化合物41について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.88分 m/z:414(M+H)+ 計算精密質量:413.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.11−1.21(m,4H),3.93(s,3H),7.41(d,J=1.8Hz,1H),7.64(d,J=1.8Hz,1H),7.97(dd,J=5.5,2.2Hz,1H),8.27(d,J=2.0Hz,1H),8.62(d,J=5.7Hz,1H),8.78(s,1H),10.68(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:261.4℃。
化合物50:3−クロロ−N−(6−フルオロ−3−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物50(87mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに5−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.88分 m/z:427(M−H)− 計算精密質量:428.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.91−4.05(m,1H),7.22(dd,J=8.8,3.1Hz,1H),7.68(s,1H),8.18−8.29(m,1H),8.44−8.58(m,2H),10.62(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:219.3℃。
化合物51:3−クロロ−N−(5−フルオロ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物51(4.8mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに2−アミノ−5−フルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:427(M−H)− 計算精密質量:428.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.79(s,3H),3.88−4.04(m,1H),7.67(s,1H),7.81(td,J=8.7,3.1Hz,1H),8.15(dd,J=9.1,4.1Hz,1H),8.39(d,J=3.1Hz,1H),8.44(d,J=31.5Hz,1H),10.75(s,1H).
化合物52:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物52(111mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物49について記載されるものと同様に調製した。化合物52は、調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、ACN中0.25%NH4HCO3溶液)によって精製した。方法B;Rt:0.93分 m/z:423(M+H)+ 計算精密質量:422.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.05−1.24(m,4H),3.92(s,3H),7.39(d,J=1.8Hz,1H),7.61(d,J=1.5Hz,1H),7.68(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.89(d,J=1.8Hz,1H),8.28(d,J=5.7Hz,1H),8.77(br.s.,1H),10.51(br.s.,1H).
化合物53:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物53(33mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートを使用し、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに3,3−ジフルオロ−1−メチルシクロブタンアミンを使用し、エチル4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートの合成の間に一晩の代わりに2時間還流することによって、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.74分 m/z:428(M+H)+ 計算精密質量:427.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.52−2.60(m,2H),2.82−2.95(m,2H),3.82(s,3H),7.59(d,J=4.6Hz,1H),7.91(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.26(s,1H),8.63(d,J=5.7Hz,1H),10.68(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:153.2℃。
化合物54:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物54(101mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物53について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.78分 m/z:437(M+H)+ 計算精密質量:436.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.52−2.61(m,2H),2.82−2.96(m,2H),3.81(s,3H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.61(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.24(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),10.55(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:183.7℃。
化合物55:4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物55(79mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物53について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.89分 m/z:471(M+H)+ 計算精密質量:470.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.52−2.61(m,2H),2.82−2.96(m,2H),3.83(s,3H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),7.90(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.20(d,J=1.8Hz,1H),8.25(s,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.69(s,1H).
3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンヒドロクロリドの合成
3−フルオロ−2−トリフルオロメチルイソニコチン酸(1.07g、5.11mmol)を、tert.ブチルアルコール(50mL)中で溶解した。Et3N(0.78mL、5.62mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(1.12mL、5.21mmol)を追加し、反応混合物を6時間還流した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をヘプタン〜EtOAcの勾配を使用し、シリカで精製した。産物画分を真空中で濃縮し、透明な油としてtert−ブチルN−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]カルバメート(1.20g)がもたらされた。方法B;Rt:1.11分 m/z:281(M+H)+ 計算精密質量:280.1。
tert−ブチルN−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]カルバメート(1.20g、4.28mmol)をDCM(20mL)中で溶解した。HCl(iPrOH中6M)(20mL、120mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をトルエン(2×30mL)と同時蒸発させ、白色の粉末として3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンヒドロクロリドが得られた(812mg)。
化合物56:3−クロロ−N−[3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物56(118mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに3−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.07分 m/z:497(M+H)+ 計算精密質量:496.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.83(s,3H),3.99(dd,J=15.2,7.7Hz,1H),7.75(s,1H),8.39(t,J=5.5Hz,1H),8.48−8.60(m,2H),10.73(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:202.6℃。
5,6−ジフルオロピリジン−3−アミンの合成
2,3−ジフルオロ−5−ニトロピリジン(250mg、1.56mmol)をMeOH(20mL)中で溶解し、Pd/C(10%)(166mg、0.16mmol)を追加し、反応混合物を水素雰囲気下で2時間撹拌した。固体をろ過し、ろ液を蒸発させて乾燥させ、褐色の油として5,6−ジフルオロピリジン−3−アミンがもたらされた。
化合物57:3−クロロ−N−(5,6−ジフルオロ−3−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物57(145mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに5,6−ジフルオロピリジン−3−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.98分 m/z:445(M−H)− 計算精密質量:446.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.79(s,3H),3.97(d,J=7.5Hz,1H),7.70(s,1H),8.25−8.38(m,2H),8.51(br.s.,1H),10.78(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:185.5℃。
(2S)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンヒドロクロリドの合成
(S)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(39g、206mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(24g、246mmol)、HATU(117g、308mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(66.3g、513mmol)をDMF(500mL)中で溶解し、16時間室温で撹拌した。反応混合物を水(500mL)の中に注ぎ、形成された沈殿物をろ過した。ろ過ケークを水(1L)により洗浄し、乾燥させ、白色の粉末としてtert−ブチルN−[(1S)−2−[メトキシ(メチル)アミノ]−1−メチル−2−オキソ−エチル]カルバメート(36g)がもたらされた。tert−ブチルN−[(1S)−2−[メトキシ(メチル)アミノ]−1−メチル−2−オキソ−エチル]カルバメート(35g、151mmol)をTHF(500mL)中で溶解し、0℃まで冷却した。メチルマグネシウムブロミド(ジエチルエーテル中3.0M、140mL)を追加し、反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)の中に注ぎ、蒸発させて乾燥させた。残留物をEtOAc中で溶解し、水により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発させて乾燥させ、白色の粉末としてtert−ブチル−N−[(1S)−1−メチル−2−オキソ−プロピル]カルバメート(22g)がもたらされた。CH2Cl2(200mL)中tert−ブチルN−[(1S)−1−メチル−2−オキソ−プロピル]カルバメート(12g、64.1mmol)の冷却(−78℃)溶液に、ビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(18.9g、117.5mmol)を追加した。反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。反応混合物を水の中に注ぎ、CH2Cl2により抽出した。有機層を水により洗浄し、Na2SO4上で蒸発させ、ろ過し、蒸発させて乾燥させた。得られた残留物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体としてtert−ブチルN−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]カルバメート(5.8g)がもたらされた。tert−ブチルN−[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]カルバメート(5.8g、27.7mmol)をEtOAc(100mL)中で溶解した。HCl(g)を30分間通気し、次いで、揮発性物質を減圧下で除去し、(2S)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンヒドロクロリド(3.8g)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)d ppm 8.69(br.s.,3H),3.76−3.63(m,1H),1.72(t,J=19.7Hz,3H),1.28(d,J=6.8Hz,3H).
化合物58:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−[[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(2S)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンを使用し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物58(48mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル4−[[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.88分 m/z:414(M−H)− 計算精密質量:415.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.46−3.63(m,1H),3.82(s,3H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.90(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.01−8.50(m,1H),8.21(d,J=2.0Hz,1H),8.61(d,J=5.7Hz,1H),10.68(br.s.,1H).
化合物59:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物59は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物58について記載されるものと同様に調製した。化合物59(127mg)は、調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、ACN中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製した。方法D;Rt:1.76分 m/z:423(M−H)− 計算精密質量:424.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.55(spt,J=7.2Hz,1H),3.81(s,3H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.59−7.62(m,1H),7.78−7.85(m,1H),7.93−8.63(m,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),10.42(br.s.,1H).
(2R)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンの合成
(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(30g、159mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(17.5g、178mmol)、HATU(74g、195mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(30g、232mmol)をDMF(300mL)中で溶解し、15時間室温で撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をCH2Cl2(500mL)中で溶解し、鹹水(3×200mL)により洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、真空中で濃縮した。残留物は、溶出液として石油エーテル:EtOAc 2:1を使用し、シリカゲルクロマトグラフィーを介して精製し、tert−ブチルN−[(1R)−2−[メトキシ(メチル)アミノ]−1−メチル−2−オキソ−エチル]カルバメート(28.9g)がもたらされた。tert−ブチルN−[(1R)−2−[メトキシ(メチル)アミノ]−1−メチル−2−オキソ−エチル]カルバメートをTHF(300mL)中で溶解し、0℃まで冷却した。ジエチルエーテル中メチルマグネシウムブロミド3.0m(85mL、255mmol)を滴下し、反応混合物を室温で15時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Clによりクエンチし、CH2Cl2(3×100mL)により抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発させて乾燥させた。得られた残留物を、シリカゲルクロマトグラフィーを介して精製し、tert−ブチルN−[(1R)−1−メチル−2−オキソ−プロピル]カルバメート(18.9g)がもたらされた。CH2Cl2(200mL)中tert−ブチルN−[(1R)−1−メチル−2−オキソ−プロピル]カルバメート(10g、53.4mmol)の冷却(−78℃)溶液に、ビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(18.9g、117.5mmol)を滴下し、撹拌を−78℃で2時間継続した。反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3によりクエンチし、EtOAcにより抽出した。合わせた有機層を鹹水により洗浄し、MgSO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発させて乾燥させた。残留物を、石油エーテル〜石油エーテル:EtOAc 1:1の勾配を使用し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、tert−ブチルN−[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]カルバメート(6.77g)がもたらされた。tert−ブチルN−[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]カルバメート(6.77g)をEtOAc(50mL)中で溶解した。EtOAc中HClを0℃で追加し、反応混合物を室温で4時間撹拌した。形成された沈殿物をろ過し、高真空下で乾燥させ、(2R)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンヒドロクロリド(3.5g)がもたらされた。
化合物60:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物60(93mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.99分 m/z:457(M−H)− 計算精密質量:458.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.56(spt,J=7.2Hz,1H),3.83(s,3H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),7.90(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.00−8.48(m,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.69(br.s.,1H).
化合物61:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物61(134mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.76分 m/z:423(M−H)− 計算精密質量:424.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.55(spt,J=7.2Hz,1H),3.81(s,3H),7.56(d,J=4.6Hz,1H),7.61(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.82(d,J=1.7Hz,1H),7.89−8.59(m,1H),8.29(d,J=5.7Hz,1H),10.49(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:193.1℃。
化合物62:4−[[(1S)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物62(178 mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物58について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.99分 m/z:457(M−H)− 計算精密質量:458.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.44−3.64(m,1H),3.83(s,3H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),7.90(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.10−8.28(m,2H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.69(s,1H).
化合物63:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(2R)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミンを使用し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物63(55mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.89分 m/z:414(M−H)− 計算精密質量:415.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.63(m,1H),3.82(s,3H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.91(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.10−8.33(m,2H),8.63(d,J=5.7Hz,1H),10.69(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:203.8℃。
化合物64:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに3,3−ジフルオロ−1−メチルシクロブタンアミンヒドロクロリドを使用し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物64(131mg)は、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.99分 m/z:442(M−H)− 計算精密質量:443.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,3H),2.46−2.60(m,2H),2.81−3.00(m,2H),3.80(s,3H),7.72(s,1H),7.92(dd,J=5.5,2.2Hz,1H),8.17(br.s,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.65(d,J=5.7Hz,1H),11.00(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:206.6℃。
化合物65:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物65(184mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.04分 m/z:451(M−H)− 計算精密質量:452.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,3H),2.46−2.60(m,2H),2.84−3.01(m,2H),3.79(s,3H),7.63(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.70(s,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.16(br.s.,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),10.87(br.s.,1H).
化合物66:3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物66(149mg)は、分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、ACN中0.25%NH4HCO3溶液)を介しての追加の精製と共に、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.03分 m/z:485(M−H)− 計算精密質量:486.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,3H),2.43−2.61(m,2H),2.81−3.02(m,2H),3.80(s,3H),7.71(s,1H),7.91(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.16(br.s.,1H),8.19(d,J=1.8Hz,1H),8.68(d,J=5.5Hz,1H),11.01(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:200.9℃。
化合物67:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(R)−(−)2−アミノブタンを使用し、還流温度の代わりに室温で一晩撹拌し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物67(42mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.71分 m/z:378.1(M−H)− 計算精密質量:379.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.78(t,J=7.4Hz,3H),1.01(d,J=6.6Hz,3H),1.32−1.44(m,2H),3.08−3.19(m,1H),3.82(s,3H),7.54(d,J=4.6Hz,1H),7.59(d,J=7.9Hz,1H),7.91(dd,J=5.7,2.2Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.62(d,J=5.7Hz,1H),10.66(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.8℃。
化合物68:3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物68(178mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物67について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.90分 m/z:421.1(M−H)− 計算精密質量:422.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.78(t,J=7.4Hz,3H),1.01(d,J=6.6Hz,3H),1.32−1.44(m,2H),3.08−3.19(m,1H),3.82(s,3H),7.53(d,J=4.4Hz,1H),7.58(d,J=7.7Hz,1H),7.90(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.67(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:199.6℃。
化合物69:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物69(111mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物67について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.79分 m/z:387(M−H)− 計算精密質量:388.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.78(t,J=7.4Hz,3H),1.01(d,J=6.6Hz,3H),1.32−1.44(m,2H),3.07−3.18(m,1H),3.81(s,3H),7.52(d,J=4.6Hz,1H),7.57(d,J=7.9Hz,1H),7.62(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),10.53(s,1H).
化合物70:3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物70(178mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−トリフルオロメチルピリジンを使用し、化合物72について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.02分 m/z:437(M−H)− 計算精密質量:438.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.79(t,J=7.5Hz,3H),1.00(d,J=6.6Hz,3H),1.38(dq,J=14.6,7.1Hz,2H),3.05−3.16(m,1H),3.79(s,3H),7.47(d,J=7.9Hz,1H),7.66(s,1H),7.90(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.19(d,J=1.8Hz,1H),8.67(d,J=5.5Hz,1H),10.99(s,1H).
化合物71:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
HOAc(20mL)中で溶解したBr2(510mg、3.191mmol)を、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1050mg、3.03mmol)に追加し、溶液を1時間還流した。Br2(0.25当量)をさらに追加し、溶液をさらに1時間還流した。Br2(0.3当量)をさらに追加し、反応混合物を一晩で室温にした。反応混合物を濃縮し、得られた残留物をEtOAc(50mL)中で溶解し、NaHCO3溶液により洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、白色の粉末としてエチル5−ブロモ−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.19g)がもたらされた。方法D;Rt:1.92分 m/z:423.2(M−H)− 計算精密質量:424.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),3.87(s,3H),3.94−4.07(m,1H),4.28(q,J=7.0Hz,2H),8.88(d,J=8.8Hz,1H).DMF(7mL)中の溶液エチル5−ブロモ−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(963mg、2.265mmol)、テトラメチルすず(852.8mg、4.53mmol)に5分間窒素を通気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(261.7mg、0.226mmol)を追加し、反応混合物をマイクロ波照射によって30分間140℃で加熱した。反応混合物を濃縮し、得られた残留物を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を濃縮し、白色のふわふわした粉末としてエチル3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(769mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.89分 m/z:359.3(M−H)− 計算精密質量:360.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.14(d,J=6.8Hz,3H),1.27(t,J=7.2Hz,3H),2.42(s,3H),3.76(s,3H),3.86−3.98(m,1H),4.26(q,J=7.0Hz,2H),8.54(d,J=8.8Hz,1H).
化合物71(17mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.75分 m/z:432(M−H)− 計算精密質量:433.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.17(d,J=6.8Hz,3H),2.45(s,3H),3.71(s,3H),3.86−4.00(m,1H),7.90(dd,J=5.7,2.2Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.59(d,J=8.8Hz,1H),8.62(d,J=5.5Hz,1H),10.69(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:211.8℃。
化合物72:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートは、(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−アミンの代わりに(R)−(−)2−アミノブタンを使用し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートと同様に調製した。
化合物72(33mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物9について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.90分 m/z:394(M−H)− 計算精密質量:395.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.79(t,J=7.5Hz,3H),1.00(d,J=6.6Hz,3H),1.38(dq,J=14.6,7.2Hz,2H),3.05−3.16(m,1H),3.79(s,3H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.66(s,1H),7.92(m,J=2.2Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.98(s,1H).
化合物73:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物73(178mg)は、分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、ACN中0.25%NH4HCO3溶液)を介しての追加の精製と共に、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物72について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.95分 m/z:403(M−H)− 計算精密質量:404.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.79(t,J=7.4Hz,3H),1.01(s,2H),1.38(dq,J=14.8,7.2Hz,2H),3.03−3.19(m,1H),3.78(s,3H),7.46(d,J=7.9Hz,1H),7.58−7.70(m,2H),7.81(d,J=1.5Hz,1H),8.32(d,J=5.7Hz,1H),10.75−10.79(m,1H),10.85(s,1H).
2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの合成。
圧力容器を、4−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジン臭化水素酸塩(5g、17.31mmol)、酸化銅(I)(383mg、2.6mmol)、NH3(H2O中28%、20mL)、およびNMP(10mL)で満たした。反応混合物を一晩110℃で加熱した。反応混合物を、水(100mL)およびジエチルエーテル(100mL)の間で分配した。有機層を単離し、水層をジエチルエーテル(4×50mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAcの勾配を使用し、シリカで精製し、透明な油として2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(2.16g)がもたらされた。
化合物74:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1g、2.87mmol)および2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(455mg、3.15mmol)を、乾燥THF(15mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(8.6mL、8.6mmol)を滴下し、反応混合物を2時間撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl(10mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をDCM(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製し、MeOH:H2O混合物から再結晶化させた灰白色の粉末として産物がもたらされ、明るい白色の粉末として化合物74(1.09g)がもたらされた。方法B;Rt:0.88分 m/z:461(M+H)+ 計算精密質量:460.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.79(s,3H),3.93−4.04(m,1H),6.94(t,J=55.0Hz,1H),7.71(s,1H),7.79(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.52(br.s.,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),10.93(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:181.0℃。
6−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−2−アミンの合成。
tert.−ブチルアルコール(10mL)中6−クロロ−5−フルオロピコリン酸(1g、5.7mmol)、ジフェニルホスホリルアジド(1.93g、7mmol)、およびトリエチルアミン(1.73g、17mmol)の溶液を、15時間80℃まで加熱した。反応混合物を、飽和NaHCO3により洗浄し、酢酸エチルにより抽出した。有機相を真空中で蒸発させ、粗化合物がもたらされた。これを、シリカゲルでカラムクロマトグラフィーによって精製し(溶出液:石油エーテル/エーテルアセタート3/1)、tert−ブチルN−(6−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル)カルバメート(300mg)がもたらされた。
tert−ブチルN−(6−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル)カルバメート(2.1g、8.51mmol)(上記に記載されるものと同様に合成)を、MeOH(10mL)中で溶解した。EtOAc中HCl(8mL)を滴下し、溶液を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、分取HPLCによって精製し、6−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−2−アミン(378mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 7.49(t,J=8.6Hz,1H),6.40(dd,J=2.4,8.8Hz,1H),6.31(br.s.,2H).
化合物75:3−クロロ−N−(6−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物75(121mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに6−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−2−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.08分 m/z:463(M+H)+ 計算精密質量:462.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.87−4.03(m,1H),7.67(s,1H),7.96−8.05(m,1H),8.14(dd,J=8.9,3.2Hz,1H),8.46(d,J=8.6Hz,1H),11.11(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:183.5℃。
化合物76:N−(6−ブロモ−5−フルオロ−2−ピリジル)−3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物76(118mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに6−ブロモ−5−フルオロ−ピリジン−2−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.09分 m/z:507(M+H)+ 計算精密質量:506.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.77(s,3H),3.88−4.01(m,1H),7.67(s,1H),7.94(dd,J=8.9,7.6Hz,1H),8.15(dd,J=8.8,3.3Hz,1H),8.45(br.s.,1H),11.14(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:175.5℃。
化合物77:3−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物77(1.9mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに2,6−ジフルオロピリジン−3−アミンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:445(M−H)− 計算精密質量:446.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.79(s,3H),3.97(dq,J=15.4,7.8Hz,1H),7.23(dd,J=8.4,2.9Hz,1H),7.69(s,1H),8.36−8.46(m,1H),8.50(d,J=9.0Hz,1H),10.27(s,1H).
化合物78:3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
乾燥THF(5mL)中で溶解したエチル3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(200mg、0.68mmol)および2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(133mg、0.82mmol)に、THF中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1mL、1M、1mmol)を滴下した。反応混合物を室温で90分間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)(1mL)によりクエンチした。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製した。産物画分を濃縮し、固体の残留物をMeOHから結晶化させ、白色の粉末として化合物78(100mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.93分 m/z:409(M+H)+ 計算精密質量:408.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.06(d,J=6.4Hz,6H),3.32−3.40(m,1H),3.82(s,3H),7.53(d,J=4.6Hz,1H),7.62(d,J=7.5Hz,1H),7.90(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.20(d,J=1.8Hz,1H),8.65(d,J=5.5Hz,1H),10.68(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:240.9℃。
化合物79:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物79(100mg)は、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物78について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.85分 m/z:375(M+H)+ 計算精密質量:374.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.05(d,J=6.6Hz,6H),3.27−3.43(m,1H),3.81(s,3H),7.52(d,J=4.6Hz,1H),7.58−7.65(m,2H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),10.54(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:201.7℃。
化合物80:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
乾燥THF(5mL)中で溶解したエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(150mg、0.43mmol)および2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(74.9mg、0.52mmol)に、THF中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1mL、1M、1mmol)を滴下した。反応混合物を、室温で90分間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)(1mL)によりクエンチした。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製した。産物画分を濃縮し、固体の残留物を水の追加と同時にMeOHから結晶化させ、白色の粉末として化合物80(66mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.89分 m/z:445(M+H)+ 計算精密質量:444.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.05(m,1H),6.92(t,J=55.2Hz,1H),7.59(d,J=4.6Hz,1H),7.77(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.57(d,J=5.5Hz,1H),8.64(d,J=8.6Hz,1H),10.63(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:194.8℃。
化合物81:N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物81(62mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物53について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.91分 m/z:455(M+H)+ 計算精密質量:454.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.52−2.61(m,2H),2.81−2.96(m,2H),3.84(s,3H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),8.04(t,J=5.4Hz,1H),8.21(d,J=5.3Hz,1H),8.27(s,1H),10.22(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:202.7℃。
化合物82:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−4−(イソプロピルスルファモイル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物82(100mg)は、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物78について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.68分 m/z:391(M+H)+ 計算精密質量:390.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.06(d,J=6.6Hz,6H),3.27−3.42(m,1H),3.82(s,3H),6.92(t,J=55.2Hz,1H),7.51(d,J=4.6Hz,1H),7.61(d,J=7.3Hz,1H),7.77(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.03(d,J=2.0Hz,1H),8.56(d,J=5.5Hz,1H),10.58(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.3℃。
化合物83:4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物83(65mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物53について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.75分 m/z:453(M+H)+ 計算精密質量:452.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.43(s,3H),2.52−2.60(m,2H),2.81−2.97(m,2H),3.82(s,3H),6.92(t,J=54.8Hz,1H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.78(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.03(d,J=2.0Hz,1H),8.24(s,1H),8.57(d,J=5.5Hz,1H),10.60(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:196.3℃。
化合物84:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1S)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物84(116mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物37について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.81分 m/z:475(M+H)+ 計算精密質量:474.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.81(t,J=7.4Hz,3H),1.45−1.60(m,1H),1.61−1.74(m,1H),3.72−3.83(m,4H),6.93(t,J=54.8Hz,1H),7.69(s,1H),7.79(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.51(d,J=8.6Hz,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),10.90(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:182.8℃。
化合物85:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物85(116mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物38について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.85分 m/z:475(M+H)+ 計算精密質量:474.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.81(t,J=7.4Hz,3H),1.46−1.59(m,1H),1.61−1.73(m,1H),3.71−3.82(m,4H),6.93(t,J=55.2Hz,1H),7.69(s,1H),7.79(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.03(d,J=2.0Hz,1H),8.51(d,J=8.6Hz,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),10.90(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:183.0℃。
化合物86:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−メチルプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物86(111mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物67について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.77分 m/z:405(M+H)+ 計算精密質量:404.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.78(t,J=7.4Hz,3H),1.01(d,J=6.6Hz,3H),1.31−1.44(m,2H),3.07−3.19(m,1H),3.82(s,3H),6.92(t,J=55.7Hz,1H),7.51(d,J=4.6Hz,1H),7.57(d,J=7.7Hz,1H),7.78(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.56(d,J=5.5Hz,1H),10.58(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:175.6℃。
化合物87:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物87(77mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物31について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.83分 m/z:459(M+H)+ 計算精密質量:458.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.79(t,J=7.3Hz,3H),1.43−1.57(m,1H),1.62−1.75(m,1H),3.71−3.86(m,4H),6.92(t,J=55.2Hz,1H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),7.78(d,J=5.5Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.57(d,J=5.7Hz,1H),8.60(d,J=8.4Hz,1H),10.61(s,1H).
化合物88:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物88(50mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.88分 m/z:441(M+H)+ 計算精密質量:440.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.46−3.64(m,1H),3.82(s,3H),6.92(t,J=55.0Hz,1H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),7.78(dd,J=5.2,1.4Hz,1H),8.04(d,J=2.0Hz,1H),8.21(d,J=9.0Hz,1H),8.57(d,J=5.5Hz,1H),10.61(s,1H).
化合物89:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル]スルファモイル]1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(5g、28.8mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(3.97g、30.24mmol)を、THF(50mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(43.2mL、1M、43.2mmol)を滴下し、反応混合物を2時間撹拌した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(4mL、1M、4mmol)を追加し、反応混合物を1時間撹拌した。飽和NH4Cl(水溶液)(20mL)を反応混合物に追加し、有機層を除去し、水層をDCM(50mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をACNおよびDIPE中で倍散し、真空下で乾燥させ、薄いピンク色の固体として3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド(4.3g)がもたらされた。ろ液を蒸発させて乾燥させ、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用し、シリカで精製し、DIPE中での倍散の後に白色の粉末(1.5g)として3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミドの第2の収穫物がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.75(s,3H),6.23(d,J=2.9Hz,1H),7.10(d,J=2.9Hz,1H),7.60(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.80(d,J=1.8Hz,1H),8.29(d,J=5.7Hz,1H),10.51(s,1H).
3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド(5.8g、21.5mmol)を、0℃でクロロスルホン酸(25g、215mmol)中で溶解した。反応混合物を室温まで温め、2時間撹拌した。反応混合物を、200mL氷水中でクエンチし、ろ過し、粘着性の固体になるようにDIPEにより倍散した。これを、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用し、シリカで精製し、白色の粉末として4−クロロ−5−[(2−クロロ−4−ピリジル)カルバモイル]−1−メチル−ピロール−3−スルホニルクロリド(5.93g)がもたらされた。
4−クロロ−5−[(2−クロロ−4−ピリジル)カルバモイル]−1−メチル−ピロール−3−スルホニルクロリド(150mg、0.41mmol)、D−アラニノール(45.9mg、0.61mmol)、およびDIPEA(0.18mL、0.75g/mL、1.02mmol)をACN(5mL)中で溶解し、1時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用し、シリカで精製し、DIPEによる倍散の後に白色の粉末として化合物89(152mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.70分 m/z:407(M+H)+ 計算精密質量:406.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.02(d,J=6.2Hz,3H),3.09−3.22(m,2H),3.33−3.40(m,1H),3.78(s,3H),4.69(t,J=5.5Hz,1H),7.40(d,J=7.3Hz,1H),7.62(dd,J=5.6,1.7Hz,1H),7.66(s,1H),7.81(d,J=1.8Hz,1H),8.32(d,J=5.7Hz,1H),10.87(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:172.5℃。
化合物90:(+/−)−3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[(2−ヒドロキシ−1−メチル−プロピル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物90(157mg)は、D−アラニノールの代わりに3−アミノ−2−ブタノールを使用し、化合物89について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.74分 m/z:421(M+H)+ 計算精密質量:420.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.92−1.02(m,6H),2.92−3.19(m,1H),3.42−3.61(m,1H),3.78(s,3H),4.52−4.56(m,1H),7.26−7.32(m,1H),7.60−7.67(m,2H),7.81(d,J=1.8Hz,1H),8.32(d,J=5.7Hz,1H),10.86(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:187.8℃。
化合物91:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物91(112mg)は、D−アラニノールの代わりに(S)−テトラヒドロフラン−3−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物89について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.75分 m/z:419(M+H)+ 計算精密質量:418.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.77(td,J=12.5,5.8Hz,1H),1.92−2.06(m,1H),3.46(dd,J=8.6,4.4Hz,1H),3.62(td,J=8.0,5.9Hz,1H),3.67−3.77(m,3H),3.79(s,3H),7.62(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.68(s,1H),7.81(d,J=1.8Hz,1H),7.92(d,J=6.6Hz,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),10.88(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:226.5℃。
化合物92:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[3−(ヒドロキシメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物92(109mg)は、D−アラニノールの代わりに(3−アミノオキセタン−3−イル)メタノールを使用し、化合物89について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.66分 m/z:435(M+H)+ 計算精密質量:434.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.58(d,J=5.7Hz,2H),3.78(s,3H),4.41(d,J=6.4Hz,2H),4.58(d,J=6.4Hz,2H),5.16(t,J=5.7Hz,1H),7.62(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.70(s,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.14(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),10.90(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:202.7℃。
化合物93:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[(3−ヒドロキシシクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物93(143mg)は、D−アラニノールの代わりにシス−3−アミノシクロブタノールヒドロクロリドを使用し、化合物89について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.69分 m/z:419(M+H)+ 計算精密質量:418.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.69−1.80(m,2H),2.28−2.38(m,2H),3.06−3.18(m,1H),3.65−3.75(m,1H),3.78(s,3H),5.02(d,J=5.7Hz,1H),7.58−7.65(m,2H),7.79−7.86(m,2H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),10.86(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:230.5℃。
化合物94:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−4−クロロスルホニル−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1650mg、6.06mmol)、(2R)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミン(680mg、6.23mmol)、およびモレキュラーシーブ(1g)を、ACN(10mL)に分注した。NaHCO3(1.57g、18.7mmol)を追加し、反応混合物を80℃で一晩撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を蒸発させて乾燥させた。残留物は、ヘプタン〜EtOAcの勾配を使用してシリカで精製し、白色の粉末として、メチル3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1.55g)がもたらされた。方法B;Rt:0.86分 m/z:343(M−H)− 計算精密質量:344.0。
メチル3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(150mg、0.44mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(61.5mg、0.48mmol)をTHF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(1.31mL、1M、1.31mmol)を滴下し、反応混合物を1時間撹拌した。飽和NH4Cl(水溶液)(5mL)を反応混合物に追加し、有機層を除去し、水層をDCM(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製し、DIPE中での倍散の後に白色の粉末として化合物94(171mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.93分 m/z:441(M+H)+ 計算精密質量:440.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.04−1.11(m,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.60(m,1H),3.78(s,3H),7.62(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.69(s,1H),7.81(d,J=1.8Hz,1H),8.11(d,J=9.2Hz,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),10.87(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:199.5℃。
化合物95:3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物95(136mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.89分 m/z:425(M+H)+ 計算精密質量:424.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.61(m,1H),3.79(s,3H),7.46(d,J=1.5Hz,1H),7.52(dd,J=5.7,1.3Hz,1H),7.69(s,1H),8.11(d,J=9.0Hz,1H),8.16(d,J=5.5Hz,1H),10.94(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:206.5℃。
化合物96:3−クロロ−N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物96(84mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノピリジン−2−カルボニトリルを使用し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.88分 m/z:432(M+H)+ 計算精密質量:431.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.3Hz,3H),3.49−3.62(m,1H),3.79(s,3H),7.71(s,1H),7.92(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.13(d,J=9.0Hz,1H),8.21(d,J=2.0Hz,1H),8.66(d,J=5.7Hz,1H),11.01(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:211.9℃。
化合物97:3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物97(137mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.90分 m/z:457(M+H)+ 計算精密質量:456.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.63(m,1H),3.79(s,3H),6.94(t,J=54.9Hz,1H),7.69(s,1H),7.76−7.82(m,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.11(d,J=9.2Hz,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),10.91(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:150.8℃。
化合物98:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物98(70mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.87分 m/z:409(M+H)+ 計算精密質量:408.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.06(d,J=6.8Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.60(m,1H),3.81(s,3H),7.46(d,J=1.5Hz,1H),7.49−7.54(m,1H),7.56(d,J=4.4Hz,1H),8.11(br.s,1H),8.13(d,J=5.7Hz,1H),10.64(br.s.,1H).
化合物99:3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物99(207mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.92分 m/z:469(M+H)+ 計算精密質量:468.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,3H),2.46−2.59(m,2H),2.83−2.92(m,2H),3.80(s,3H),6.94(t,J=54.8Hz,1H),7.70(s,1H),7.79(dd,J=5.5,1.8Hz,1H),8.03(d,J=2.0Hz,1H),8.16(s,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),10.91(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:200.6℃。
化合物100:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
メチル4−(クロロスルホニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボキシレート(777mg、3.27mmol)、(2R)−3,3−ジフルオロブタン−2−アミン(500mg、3.43mmol)、NaHCO3(1.15g、13.7mmol)、およびモレキュラーシーブ4Å(3g)を、ACN(10mL)中に分注し、圧力管において18時間80℃で加熱した。反応混合物をろ過し、ろ過器上の固体をACN(2×10mL)により洗浄した。ろ液を濃縮し、残留物を、ヘプタン中0〜60% EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分を濃縮し、残留物は、Prep HPLCで精製し(固定相:Uptisphere C18 ODB−10μm、200g、5cm、移動相:水、ACN中0.25% NH4HCO3溶液)、白色の粉末としてメチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(660mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.81分 m/z:309(M−H)− 計算精密質量:310.0。
メチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(100mg、0.32mmol)および2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(55.7mg、0.39mmol)を、THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.7mL、1M、1.7mmol)を滴下し、反応混合物を90分間室温で撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(0.4mL)によりクエンチし、有機層を分離した。水層をDCM(5mL)により抽出し、合わせた有機層を蒸発させて乾燥させた。残留物をDMF(1mL)中で溶解し、0〜100%のヘプタン中酢酸エチルを使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製した。残存している粗製物をMeOHから結晶化させ、白色の粉末として化合物100(40mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.66分 m/z:423(M+H)+ 計算精密質量:422.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.97(d,J=7.0Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.40−3.66(m,1H),3.94(s,3H),6.91(t,J=55.2Hz,1H),7.47(d,J=2.0Hz,1H),7.67(d,J=1.8Hz,1H),7.80(br.d,J=7.7Hz,1H),7.87(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.10(d,J=2.0Hz,1H),8.55(d,J=5.5Hz,1H),10.56(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:239.7℃。
化合物101:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物101(63mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−シアノピリジンを使用し、化合物100について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.63分 m/z:398(M+H)+ 計算精密質量:397.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.97(d,J=6.8Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.41−3.59(m,1H),3.94(s,3H),7.46(d,J=1.8Hz,1H),7.69(d,J=1.8Hz,1H),7.82(d,J=8.6Hz,1H),7.97(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.28(d,J=1.8Hz,1H),8.62(d,J=5.7Hz,1H),10.68(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:206.6℃。
化合物102:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物102(13mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物100について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.64分 m/z:391(M+H)+ 計算精密質量:390.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.97(d,J=6.8Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.42−3.57(m,1H),3.93(s,3H),7.44(d,J=1.8Hz,1H),7.53(d,J=1.5Hz,1H),7.57−7.62(m,1H),7.67(d,J=1.5Hz,1H),7.80(d,J=7.9Hz,1H),8.12(d,J=5.5Hz,1H),10.60(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:234.7℃。
化合物103:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物103(61mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物100について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.89分 m/z:407(M+H)+ 計算精密質量:406.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.97(d,J=6.8Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.42−3.57(m,1H),3.93(s,3H),7.44(d,J=2.0Hz,1H),7.79(br.s.,1H),7.63−7.73(m,2H),7.89(d,J=1.8Hz,1H),8.28(d,J=5.7Hz,1H),10.53(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:244.8℃。
化合物104:3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.7mL、1M、1.7mmol)を、N2下0℃でTHF(5mL)中メチル3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(0.2g、0.58mmol)および2,6−ジフルオロピリジン−4−アミン(83mg、0.64mmol)の溶液に滴下した。反応混合物を室温まで温め、一晩撹拌した。反応混合物をNH4Cl(飽和、水溶液)によりクエンチし、酢酸エチル(3×10mL)により抽出した。合わせた有機層を鹹水(1×20mL)により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物をヘプタン〜EtOAcの勾配を使用し、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した。収集した画分を蒸発させて乾燥させ、残留物をメタノール中で溶解し、水を追加した。沈殿物をろ過し、一晩40℃でオーブン中で乾燥させ、白色の固体として化合物104(175mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.03分 m/z:443(M+H)+ 計算精密質量:442.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.61(m,1H),3.79(s,3H),7.34(s,2H),7.72(s,1H),8.13(d,J=9.0Hz,1H),11.16(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:190.2℃。
化合物105:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物105(143mg)は、2,6−ジフルオロピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物104について記載されるものと同様に調製した。一晩撹拌した後、追加の一定分量のリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.8等量)を滴下し、反応混合物をさらに2時間撹拌した。方法B;Rt:0.97分 m/z:485(M+H)+ 計算精密質量:484.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.63(m,1H),3.78(s,3H),7.65(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.69(s,1H),7.96(d,J=1.8Hz,1H),8.11(d,J=8.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),10.84(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:184.2℃。
化合物106:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物106(286mg)は、メチル3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートの代わりにメチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物105について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:489(M+H)+ 計算精密質量:488.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.65(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.72(s,1H),7.96(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.53(d,J=7.3Hz,1H),10.86(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:208.4℃。
化合物107:3−クロロ−N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物107(149mg)は、2,6−ジフルオロピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物104について記載されるものと同様に調製した。一晩撹拌した後、追加の一定分量のリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.9等量)を滴下し、反応混合物をさらに2時間撹拌した。方法B;Rt:1.02分 m/z:459(M+H)+ 計算精密質量:458.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.3Hz,3H),3.47−3.62(m,1H),3.82(s,3H),7.72(s,1H),8.06−8.15(m,2H),8.23(d,J=5.5Hz,1H),10.60(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:207.1℃。
化合物108:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−4−クロロスルホニル−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(3.00g、11.0mmol)を、圧力管においてACN(18mL)中で溶解し、これを30分間にわたって粉末モレキュラーシーブ(4Å)により乾燥させた。別の管に、1−(トリフルオロメチル)シクロブタン−1−アミン(2.30g、16.5mmol)およびNaHCO3(2.78g、33.1mmol)をロードし、これをACN(2mL)中で分散させ、30分間にわたって粉末モレキュラーシーブ(4Å)により乾燥させた。これを、窒素を通気した圧力管に追加し、キャップし、48時間80℃でヒーティングブロック中で撹拌した。反応混合物をろ過し、固体をDCMにより洗浄した。ろ液を蒸発させて乾燥させ、残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜100%のヘプタン中酢酸エチル)を使用して精製し、メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(2.03g)がもたらされた。方法B;Rt:0.98分 m/z:373(M−H)− 計算精密質量:374.0。
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(200mg、0.53mmol)および2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(84.6mg、0.59mmol)を、THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.7mL、1M、1.7mmol)を滴下し、反応混合物を30分間室温で撹拌した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1mL、1M、1mmol)を追加し、反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(2mL)によりクエンチし、有機層を分離した。水層をDCM(5mL)により抽出し、合わせた有機層を蒸発させて乾燥させた。残留物をDMF(1mL)中で溶解し、0〜100%のヘプタン中酢酸エチルを使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、白色の粉末がもたらされ、これをメタノール/水から再結晶化させ、化合物108(170mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.99分 m/z:487(M+H)+ 計算精密質量:486.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.75−1.90(m,2H),2.25−2.37(m,2H),2.41−2.50(m,2H),3.81(s,3H),6.94(t,J=55.0Hz,1H),7.71(s,1H),7.80(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H),8.64(s,1H),10.93(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:230.2℃。
化合物109:3−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物109(200mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物108について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.09分 m/z:473(M+H)+ 計算精密質量:472.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.75−1.87(m,2H),2.26−2.37(m,2H),2.40−2.50(m,2H),3.80(s,3H),7.35(s,2H),7.74(s,1H),8.66(s,1H),11.17(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:193.1℃。
化合物110:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−クロロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物110(138mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物108について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.04分 m/z:515(M+H)+ 計算精密質量:514.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.72−1.89(m,2H),2.25−2.35(m,2H),2.40−2.50(m,2H),3.79(s,3H),7.66(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.71(s,1H),7.97(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.64(s,1H),10.86(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:221.2℃。
化合物111:3−クロロ−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物111(190mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物108について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.98分 m/z:455(M+H)+ 計算精密質量:454.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.77−1.88(m,2H),2.26−2.36(m,2H),2.42−2.50(m,2H),3.80(s,3H),7.47(br.d,J=1.5Hz,1H),7.53(br.dt,J=5.7,1.5,1.5Hz,1H),7.71(s,1H),8.17(d,J=5.7Hz,1H),8.64(s,1H),10.96(s,1H).
化合物112:3−クロロ−N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−1−(トリフルオロメチル)プロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物112(116mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物38について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.08分 m/z:477(M+H)+ 計算精密質量:476.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 0.80(t,J=7.4Hz,3H),1.46−1.58(m,1H),1.60−1.73(m,1H),3.70−3.86(m,1H),3.81(s,3H),7.72(s,1H),8.08(t,J=5.4Hz,1H),8.23(d,J=5.3Hz,1H),8.53(d,J=8.8Hz,1H),10.58(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:220.4℃。
化合物113:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物113(243mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.00分 m/z:497(M+H)+ 計算精密質量:496.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.44−2.59(m,2H),2.83−2.99(m,2H),3.78(s,3H),7.65(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.70(s,1H),7.96(d,J=1.8Hz,1H),8.16(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),10.84(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:205.2℃。
化合物114:3−クロロ−N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物114(63mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.05分 m/z:471(M+H)+ 計算精密質量:470.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.43−2.59(m,2H),2.84−3.02(m,2H),3.82(s,3H),7.73(s,1H),8.09(t,J=5.4Hz,1H),8.17(s,1H),8.23(d,J=5.3Hz,1H),10.62(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:231.0℃。
化合物115:3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物115(185mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.06分 m/z:453(M−H)− 計算精密質量:454.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.46−2.59(m,2H),2.83−3.00(m,2H),3.79(s,3H),7.34(s,2H),7.73(s,1H),8.18(s,1H),11.15(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:220.5℃。
化合物116:3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物116(164mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物64について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.94分 m/z:437(M+H)+ 計算精密質量:436.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.47−2.59(m,2H),2.84−3.01(m,2H),3.79(s,3H),7.47(d,J=1.5Hz,1H),7.53(dt,J=5.7,1.5Hz,1H),7.71(s,1H),8.12−8.20(m,2H),10.94(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:217.1℃。
化合物117:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物117(114mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−ブロモピリジン−4−アミンを使用し、化合物53について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.87分 m/z:481(M+H)+ 計算精密質量:480.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.51−2.60(m,2H),2.82−2.95(m,2H),3.81(s,3H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),7.64(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.97(d,J=1.8Hz,1H),8.24(s,1H),8.27(d,J=5.7Hz,1H),10.53(s,1H).
化合物118:N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
不活性雰囲気下0℃乾燥THF(5mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−{[(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]スルファモイル}−1H−ピロール−2−カルボキシレート(150mg、0.41mmol)の溶液に2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミン(78mg、0.53mmol)を追加し、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.6mL、1M、1.6mmol)を滴下した。溶液を外界温度まで温め、4時間撹拌した。次いで、溶液を飽和NH4Cl(水溶液)によりクエンチし、EtOAc(20mL)により希釈した。有機層を分離し、水層をEtOAc(20mL)によりもう一度抽出した。合わせた有機化合物を無水NaSO4により乾燥させ、真空中で濃縮した。粗製物は、HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)で精製し、固体として化合物118(62mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.00分 m/z:447(M+H)+ 計算精密質量:446.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),3.84(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.61(d,J=4.6Hz,1H),8.03(t,J=5.4Hz,1H),8.20(d,J=5.5Hz,1H),8.66(br.s,1H),10.26(br.s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:230.6℃。
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートの合成
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(3.16g、10.8mmol)、1−(トリフルオロメチル)シクロブタン−1−アミン(6.03g、43.3mmol)、NaHCO3(2.73g、32.5mmol)、および粉末モレキュラーシーブ(4Å)を、ACN(60mL)中に分注し、還流で加熱した。1日後、1−(トリフルオロメチル)シクロブタン−1−アミン(1等量)を追加し、2日目にもう一度追加した。5日目に、反応混合物を、まだ熱いうちにろ過した。ろ液を濃縮し、残留物を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、カラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を真空中で濃縮し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(2.17g)がもたらされた。不純画分を同じ方法で再度精製し、純粋な産物の第2の収穫物がもたらされた(492mg)。方法B;Rt:1.88分 m/z:371(M−H)− 計算精密質量:372.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.29(t,J=7.2Hz,3H),1.76−1.88(m,2H),2.25−2.36(m,2H),2.38−2.48(m,2H),3.84(s,3H),4.28(q,J=7.0Hz,2H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),8.70(s,1H).
化合物119:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
THF(2mL、1M、2mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを、THF(3mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(148mg、1.03mmol)の溶液に追加した。反応混合物を一晩撹拌し、NH4Cl溶液によりクエンチし、鹹水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、カラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を濃縮し、残留物をメタノール(20mL)中で溶解した。結晶が始まるまで、水を追加した。化合物119(244mg)が、ピンク色の粉末としてろ過された。方法D;Rt:1.85分 m/z:471(M+H)+ 計算精密質量:470.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.27−2.39(m,2H),2.41−2.50(m,2H),3.83(s,3H),6.92(t,J=55.0Hz,1H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),7.78(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),8.04(d,J=2.0Hz,1H),8.57(d,J=5.5Hz,1H),8.74(s,1H),10.63(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:206.2℃。
化合物120:N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物120(244mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物119について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.97分 m/z:473(M+H)+ 計算精密質量:472.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,2H),3.85(s,3H),7.61(d,J=4.6Hz,1H),8.04(t,J=5.4Hz,1H),8.21(d,J=5.5Hz,1H),8.76(s,1H),10.24(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:218.0℃。
化合物121:N−(2−クロロ−6−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物121(19mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−6−クロロピリジン−2−カルボニトリルを使用し、化合物119について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:2.02分 m/z:480(M+H)+ 計算精密質量:479.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,2H),3.83(s,3H),7.63(d,J=4.6Hz,1H),8.06(d,J=1.8Hz,1H),8.17(d,J=1.8Hz,1H),8.78(s,1H),10.84(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:189.0℃。
化合物122:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物122(155mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを使用し、化合物119について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.00分 m/z:455(M+H)+ 計算精密質量:454.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.74−1.92(m,2H),2.26−2.39(m,2H),2.41−2.48(m,2H),3.82(s,3H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),7.62(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.7Hz,1H),8.74(s,1H),10.59(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:188.3℃。
化合物123:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物123(71mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノピリジン−2−カルボニトリルを使用し、化合物119について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:446(M+H)+ 計算精密質量:445.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.78−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.48(m,2H),3.83(s,3H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),7.92(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.22(d,J=1.8Hz,1H),8.63(d,J=5.5Hz,1H),8.75(br.s.,1H),10.72(br.s.,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:240.5℃。
化合物124:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチループロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物124(218mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.79分 m/z:469(M+H)+ 計算精密質量:468.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.47−3.63(m,1H),3.81(s,3H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.64(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.97(d,J=1.5Hz,1H),8.21(d,J=9.0Hz,1H),8.27(d,J=5.5Hz,1H),10.53(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:190.5℃。
化合物125:N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物125(195mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物63について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.87分 m/z:443(M+H)+ 計算精密質量:442.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.3Hz,3H),3.48−3.63(m,1H),3.84(s,3H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),8.04(t,J=5.4Hz,1H),8.18−8.26(m,2H),10.21(s,1H).
化合物126:N−(2,6−ジクロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物126(136mg)は、4−アミノ−2−シアノピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物18について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:2.02分 m/z:463(M+H)+ 計算精密質量:462.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.63(d,J=4.4Hz,1H),7.78(s,2H),8.67(d,J=8.6Hz,1H),10.70(s,1H).
化合物127:4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(360mg、1.34mmol)、2,2−ジフルオロシクロブタン−1−アミンヒドロクロリド(Enamine Building Blocksから市販されている、EN300−89718、201.2mg、1.401mmol)、NaHCO3(336mg、4.0mmol)、アセトニトリル(20mL)、モレキュラーシーブ4Å(300mg)の混合物を、撹拌し、2時間還流した。反応混合物を、まだ熱いうちにろ過した。ろ液を濃縮し、得られた残留物を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、カラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を真空中で濃縮し、淡黄色の油(424mg)としてエチル4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートがもたらされ、これは経時的に(on standing)凝固した。方法D;Rt:1.68分 m/z:339.0(M−H)− 計算精密質量:340.1。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(2.33mL、THF中1M、2.33mmol)を、THF(3mL)中エチル4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(198mg、0.582mmol)、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(109mg、0.756mmol)に追加し、混合物を30分間撹拌した。反応混合物をNH4Cl溶液によりクエンチし、鹹水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100%EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を濃縮し、50℃で一晩真空中で乾燥させ、白色の粉末として化合物127(208mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.72分 m/z:437.1(M−H)− 計算精密質量:438.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.57−1.71(m,1H),2.00−2.12(m,1H),2.18−2.32(m,2H),3.81(s,3H),4.06−4.20(m,1H),6.92(t,J=56.1Hz,1H),7.54(d,J=4.6Hz,1H),7.76−7.79(m,1H),8.03(d,J=2.0Hz,1H),8.56(d,J=5.5Hz,1H),8.60(d,J=8.6Hz,1H),10.61(s,1H).化合物127(183mg)は、調製用SFC(固定相:Chiralpak Diacel AS 20×250 mm、移動相:CO2、0.4%iPrNH2を有するEtOH)を介して鏡像異性体で分離し、127a(第1の溶出、68mg)および127b(第2の溶出、68mg)がもたらされ、両方ともMeOH/水から結晶化させた。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:127a:189.4℃;127b:189.5℃。
化合物128:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−4−[[1−(フルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物128(89mg)は、2,2−ジフルオロシクロブタン−1−アミンヒドロクロリドの代わりに1−(フルオロメチル)シクロブタンアミンヒドロクロリドを使用し、2時間の代わりに24時間撹拌し、化合物127について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.70分 m/z:433.1(M−H)− 計算精密質量:434.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.69−1.80(m,2H),1.90−1.99(m,2H),2.16−2.27(m,2H),3.82(s,3H),4.51(d,J=48.0Hz,2H),6.92(t,J=54.8Hz,1H),7.53(d,J=4.4Hz,1H),7.78(dd,J=5.2,1.4Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.11(s,1H),8.56(d,J=5.5Hz,1H),10.59(s,1H).
化合物129:N−[2−(1,1−ジフルオロエチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物129(162mg)は、2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの代わりに2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物80について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),1.99(t,J=19.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.06(m,1H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.76(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.55(d,J=5.7Hz,1H),8.63(br.s.,1H),10.60(s,1H).
化合物130:N−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
THF(4.23mL、1M、4.23mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを、THF(7.6mL)中エチル4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(500mg、1.41mmol)、および2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミン(316mg、1.76mmol)の溶液に追加し、混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をNH4Cl溶液によりクエンチし、鹹水により希釈し、EtOAc(25mL)により抽出した。合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、カラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を濃縮した。残留物をイソプロパノールから結晶させ、結晶をろ過器で収集し、50℃で一晩真空中で乾燥させ、白色の粉末として化合物130(378mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.08分 m/z:449.1(M−H)− 計算精密質量:450.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:217.7℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.42(s,3H),2.52−2.63(m,2H),2.79−2.99(m,2H),3.81(s,3H),7.47−7.51(m,1H),7.56(d,J=4.6Hz,1H),7.60−7.64(m,1H),8.24(s,1H),10.45(s,1H).
2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンの合成
2−ブロモ−3−フルオロイソニコチン酸(5.33g、24.21mmol)を、tert.−ブチルアルコール(150mL)中で溶解した。トリエチルアミン(3.69mL、26.63mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(5.31mL、24.69mmol)を追加し、反応混合物を一晩還流した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用し、シリカで精製し、透明な油として所望の産物がもたらされ、これは経時的に凝固した。tert−ブチルN−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)カルバメート(6.71g、23.05mmol)を、CH2Cl2(20mL)中で溶解し、HCl(iPrOH中6M、75mL、450mmol)を追加し、反応混合物を室温で2日間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物を水(100mL)およびCH2Cl2(100mL)の間で分配した。水層を塩基性にし、有機層を除去した。水層をCH2Cl2(20mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発させて乾燥させ、白色の粉末として2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミン(3.55g)がもたらされた。
化合物131:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物131(597mg)は、2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物130について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.11分 m/z:496.9(M−H)− 計算精密質量:498.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:194.1℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.53−2.62(m,2H),2.89(q,J=14.7Hz,2H),3.84(s,3H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),8.04(t,J=5.4Hz,1H),8.18(d,J=5.3Hz,1H),8.25(br.s.,1H),10.21(br.s.,1H).
化合物132:4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物132(135mg)は、2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物130について記載されるものと同様に調製した。化合物132を、iPrOHの代わりにMeOH/H2Oから結晶化させた。方法D;Rt:1.94分 m/z:437.1(M−H)− 計算精密質量:438.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:195.1℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.51−2.61(m,2H),2.81−2.95(m,2H),3.82(s,3H),7.34(s,2H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),8.26(s,1H),10.84(s,1H).
化合物133:4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物133(122mg)は、4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−2−フルオロピリジンを使用し、化合物132について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.78分 m/z:419.1(M−H)− 計算精密質量:420.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:173.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.51−2.61(m,2H),2.82−2.95(m,2H),3.82(s,3H),7.46(d,J=1.5Hz,1H),7.51−7.54(m,1H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),8.14(d,J=5.7Hz,1H),8.24(s,1H),10.63(s,1H).
化合物134:4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物134(115mg)は、4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンの代わりに2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物132について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.84分 m/z:433.1(M−H)− 計算精密質量:434.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:222.4℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.38(s,3H),2.51−2.61(m,2H),2.81−2.96(m,2H),3.81(s,3H),7.25(s,1H),7.40(s,1H),7.56(d,J=4.6Hz,1H),8.24(s,1H),10.53(s,1H).
化合物135:N−(2,6−ジブロモ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物135(569mg)は、4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジブロモピリジンを使用し、化合物132について記載されるものと同様に調製し、化合物135を、MeOH/H2Oの代わりにMeOHから結晶化させた。方法D;Rt:2.11分 m/z:558.9(M−H)− 計算精密質量:559.9。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:233.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.51−2.61(m,2H),2.81−2.95(m,2H),3.81(s,3H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),7.94(s,2H),8.27(s,1H),10.60(s,1H).
化合物136:N−(2,6−ジクロロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物136(132mg)は、4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジクロロピリジンを使用し、化合物132について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:2.07分 m/z:469.0(M−H)− 計算精密質量:470.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:237.1℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.51−2.61(m,2H),2.81−2.95(m,2H),3.81(s,3H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),7.78(s,2H),8.27(s,1H),10.67(s,1H).
化合物137:3−クロロ−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(250mg、0.72mmol)および2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミン(100.4mg、0.8mmol)を、THF(5mL)中で溶解した。THF中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(2.15mL、1M、2.15mmol)を滴下し、反応混合物を3時間室温で撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(5mL)によりクエンチし、有機層を分離した。水層をCH2Cl2(5mL)により抽出し、合わせた有機層を蒸発させて乾燥させた。残留物をCH2Cl2(5mL)中で溶解し、0〜100%のヘプタン中酢酸エチルを使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、淡黄色の固体として化合物137(238mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.00分 m/z:442.0(M−H)− 計算精密質量:441.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:191.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(d,J=7.0Hz,3H),2.40(s,3H),3.79(s,3H),3.93−4.05(m,1H),7.27(br.s,1H),7.38−7.41(m,1H),7.72(s,1H),8.54(br.s.,1H),10.86(br.s.,1H).
2,3−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリドの合成
2,3−ジフルオロピリジン−4−カルボン酸(923mg、5.8mmol)を、tert.−ブチルアルコール(50mL)中で溶解した。トリエチルアミン(0.88mL、6.38mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(1.27mL、5.92mmol)を追加し、反応混合物を一晩還流した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用し、シリカで精製し、透明な油として所望の産物がもたらされた。tert−ブチルN−(2,3−ジフルオロ−4−ピリジル)カルバメート(1.2g、5.21mmol)を、CH2Cl2(10mL)中で溶解し、HCl(iPrOH中6M)(20mL、120mmol)を追加し、反応混合物を室温で2日間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、白色の粉末として2,3−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリド(620mg)がもたらされた。
化合物138:3−クロロ−N−(2,3−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物138(163mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2,3−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、3時間の代わりに一晩撹拌し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物138をジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法B;Rt:1.00分 m/z:445.0(M−H)− 計算精密質量:446.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:215.1℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.81(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.74(s,1H),7.96(t,J=5.2Hz,1H),8.01(d,J=5.7Hz,1H),8.53(d,J=8.8Hz,1H),10.73(s,1H).
化合物139:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物139(88mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、3時間の代わりに一晩撹拌し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物139をジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法B;Rt:1.04分 m/z:506.9(M−H)− 計算精密質量:507.9。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:203.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.81(s,3H),3.90−4.06(m,1H),7.74(s,1H),8.09(t,J=5.5Hz,1H),8.22(d,J=5.3Hz,1H),8.54(d,J=8.8Hz,1H),10.60(s,1H).
2,5−ジフルオロピリジン−4−アミンの合成
2,5−ジフルオロピリジン−4−カルボン酸(465mg、2.92mmol)を、tert.−ブチルアルコール(25mL)中で溶解した。Et3N(445.7μL、3.22mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(641μL、2.98mmol)を追加し、反応混合物を一晩還流した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用し、シリカで精製した。産物画分を真空中で濃縮し、白色の固体としてtert−ブチルN−(2,5−ジフルオロ−4−ピリジル)カルバメート(537mg)がもたらされた。tert−ブチルN−(2,5−ジフルオロ−4−ピリジル)カルバメート(537mg、2.33mmol)を、CH2Cl2(25mL)中で溶解し、HCl(iPrOH中6M)(25mL、6M、150mmol)を追加し、反応混合物を室温で2日間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、白色の粉末として2,5−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリド(405mg)がもたらされた。
化合物140:3−クロロ−N−(2,5−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物140(161mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2,5−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、3時間の代わりに一晩撹拌し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物140をジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法B;Rt:1.01分 m/z:445.0(M−H)− 計算精密質量:446.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.4℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.93−4.05(m,1H),7.75(s,1H),7.82−7.88(m,1H),8.26−8.31(m,1H),8.54(d,J=8.8Hz,1H),10.63(s,1H).
化合物141:3−クロロ−N−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物141(68mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、3時間の代わりに一晩撹拌し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー、ジイソプロピルエーテルによる倍散の後、化合物141は、分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製した。方法B;Rt:1.03分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:208.7℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),2.43(s,3H),3.78(s,3H),3.92−4.04(m,1H),7.49(d,J=1.1Hz,1H),7.62(d,J=1.1Hz,1H),7.71(s,1H),8.53(br.s.,1H),10.80(s,1H).
2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンの合成
500mL 1つ口丸底フラスコにおいて、2−クロロ−3−フルオロイソニコチン酸(25.0g、142mmol)を、塩化チオニル(300mL)中で溶解した。DMF(1mL)を溶液に追加し、混合物を加熱し、2時間還流した。溶液を真空中で濃縮し、淡黄色の油がもたらされた。油をCH2Cl2(130mL)に追加し、0℃まで冷却した。MeOH(18.3g、570mmol)を溶液に滴下した。追加後、溶液を室温まで温め、16時間撹拌した。溶液を0℃まで冷却し、飽和NaHCO3を追加した。pHは約7になった。有機層を水(2×100mL)、鹹水により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過した。ろ液を真空中で濃縮し、薄茶色の固体としてメチル2−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボキシレート(24.8g)がもたらされた。
500mL 1つ口丸底フラスコにおいて、DMF(250mL)中メチル2−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボキシレート(24.8g、131mmol)の溶液に、カリウムビニルトリフルオロボラート(26.3g、196mmol)、炭酸カリウム(21.7g、157mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(9.07g、7.85mmol)を追加した。混合物を16時間、還流中に撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液をCH2Cl2(100mL)中で溶解し、水(3×200mL)、鹹水により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過した。ろ液を濃縮し、粗生成物がもたらされた。この粗製物を第2の同一のバッチと合わせ、シリカゲル(EtOAc/石油エーテル0%〜20%)で精製し、褐色の油としてメチル3−フルオロ−2−ビニル−ピリジン−4−カルボキシレート(16g)がもたらされた。
メチル3−フルオロ−2−ビニル−ピリジン−4−カルボキシレート(16g、88.3mmol)を、CH2Cl2(200mL)中で溶解し、−78℃まで冷却した。過剰なオゾンの青色が続くまで、オゾンを−78℃で溶液に通気した(15PSI)。窒素は、過剰なオゾンをパージするために1分間、溶液に通気し、次いで、硫化ジメチル(40mL)を追加した。溶液を1時間0℃で撹拌した。溶液を、水(2×150mL)および鹹水(150mL)により洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗製物を、シリカ(EtOAc/石油エーテル20%〜40%)で精製し、黄色の油としてメチル3−フルオロ−2−ホルミル−ピリジン−4−カルボキシレート(7.8g)がもたらされた。500mL 1つ口丸底フラスコにおいて、CH2Cl2(250mL)およびエタノール(0.2mL)中メチル3−フルオロ−2−ホルミル−ピリジン−4−カルボキシレート(7.8g、42.6mmol)の溶液に、0℃でBAST(25g、113mmol)を滴下した。追加後、溶液を1時間0℃で撹拌した。水(150mL)を0℃の溶液に追加した。混合物をCH2Cl2(2×150mL)により抽出した。有機層を水(150mL)、鹹水により洗浄し、ろ過し、真空中で濃縮し、メチル2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボキシレート(3.5g)がもたらされた。100mL 1つ口丸底フラスコにおいて、THF(32mL)中メチル2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボキシレート(3.5g、17.1mmol)の溶液に、水(8mL)中LiOH(2.04g、85.3mmol)の溶液を追加した。混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を、クエン酸の溶液の追加によって酸性化した。産物をCH2Cl2(3×20mL)により抽出した。合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮し、さらなる精製を伴うことなく、2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボン酸(1.31g)がもたらされた。100mL 1つ口丸底フラスコにおいて、tert−ブチルアルコール中2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−カルボン酸(1.31g、6.85mmol)の溶液に、トリエチルアミン(1.39g、13.7mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(2.26g、8.23mmol)を追加した。溶液を加熱し、2時間還流した。溶液にNaOH(20mL、1M、水溶液)を追加し、CH2Cl2(50mL)を追加した。水層を、CH2Cl2(2×20mL)により抽出した。合わせた有機層を、鹹水により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空中で濃縮し、粗生成物がもたらされた。これをHPLCによって精製し、tert−ブチルN−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]カルバメート(400mg)がもたらされた。100mL 1つ口丸底フラスコにおいて、HClを、tert−ブチルN−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]カルバメート(400mg、1.53mmol)に追加した。溶液を2時間室温で撹拌した。溶液を真空中で濃縮し、水中で再び溶かし、凍結乾燥し、2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリド(140mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 8.06(d,J=6.0Hz,1H),7.25(t,J=52.6Hz,1H),7.05−6.98(m,1H).
化合物142:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物142(77mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物142をCH2Cl2/ジイソプロピルエーテルから結晶化させ、ジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法D;Rt:1.83分 m/z:477.0(M−H)− 計算精密質量:478.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:182.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.93−4.03(m,1H),7.16(t,J=53.0Hz,1H),7.74(s,1H),8.26(t,J=5.6Hz,1H),8.47(d,J=5.3Hz,1H),8.54(d,J=8.8Hz,1H),10.62(s,1H).
化合物143:3−クロロ−N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
10mLマイクロウェーブバイアルを、化合物139(上記に記載されるものと同様に調製した、200mg、0.39mmol)、シアン化亜鉛(23mg、0.2mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(29mg、0.039mmol)、およびDMF(5mL)で満たした。反応混合物を160℃で30分間マイクロ波で加熱した。反応混合物を蒸発させて乾燥させ、シリカカートリッジ上にロードし、ヘプタン〜EtOAcの勾配をかけ、MeOH:水混合物からの結晶化の後にオフホワイトの粉末として化合物143(57mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.07分 m/z:452.0(M−H)− 計算精密質量:453.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:192.6℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.99(dd,J=15.5,7.6Hz,1H),7.75(s,1H),8.39(dd,J=6.3,5.4Hz,1H),8.52−8.57(m,2H),10.82(s,1H).
化合物144:3−クロロ−N−(2,6−ジメチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物144(188mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2,6−ジメチルピリジン−4−アミンを使用し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物144をジイソプロピルエーテルにより倍散し、MeOH/H2Oから結晶化させた。方法B;Rt:0.96分 m/z:437.1(M−H)− 計算精密質量:438.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:201.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.39(s,6H),3.77(s,3H),3.98(dd,J=15.7,7.6Hz,1H),7.34(s,2H),7.68(s,1H),8.50(d,J=8.8Hz,1H),10.51(br.s.,1H).
化合物145:3−クロロ−N−[2−(フルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(400mg、0.57mmol)および(4−アミノピリジン−2−イル)メタノール(157mg、1.26mmol)を、乾燥THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(3.4mL、1M、3.4mmol)を滴下し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。次に、反応混合物を、飽和NH4Cl(10mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をCH2Cl2(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製し、ジイソプロピルエーテルによる倍散の後、灰白色の粉末として3−クロロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド(249mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.81分 m/z:439(M−H)− 計算精密質量:440.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.78(s,3H),3.92−4.05(m,1H),4.53(d,J=5.7Hz,2H),5.42(t,J=5.8Hz,1H),7.55(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),7.68(s,1H),7.79(d,J=1.5Hz,1H),8.38(d,J=5.5Hz,1H),8.50(br.s.,1H),10.69(s,1H).DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:233.9℃。3−クロロ−N−[2−(ヒドロキシメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド(181mg、0.41mmol)をTHF(5mL)中で溶解した。(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(108.5μL、0.82mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物を、調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、3−クロロ−N−[2−(フルオロメチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド(11.2mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.97分 m/z:441.1(M−H)− 計算精密質量:442.0.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 1.39(d,J=6.8Hz,3H),3.93−3.99(m,1H),4.00(s,3H),5.49(d,J=46.9Hz,2H),7.37(s,1H),7.58−7.64(m,2H),8.52(d,J=5.3Hz,1H).
化合物156:3−クロロ−N−(6−シアノ−5−フルオロ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物76(100mg、0.2mmol、シアン化亜鉛(11.56mg、0.098mmol)、および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(14.5mg、0.02mmol)をDMF(4mL)に分注し、160℃で15分間マイクロ波照射下で加熱した。反応混合物をろ過し、調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、化合物156(39mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.03分 m/z:452.0(M−H)− 計算精密質量:453.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.78(s,3H),3.95(dt,J=14.5,7.2Hz,1H),7.69(s,1H),8.14(dd,J=9.1,8.5Hz,1H),8.45(dd,J=9.5,4.0Hz,1H),11.28(br.s.,1H).
化合物177:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物177(72mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、3時間の代わりに一晩撹拌し、化合物137について記載されるものと同様に調製した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーの後、化合物177を1/1 MeOH/H2Oから結晶化させた。方法B;Rt:0.97分 m/z:473.0(M−H)− 計算精密質量:474.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:201.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(d,J=6.8Hz,3H),2.50(m,3H,DMSOシグナル下),3.79(s,3H),3.93−4.04(m,1H),6.88(t,J=55.0Hz,1H),7.67(s,1H),7.71(s,1H),7.83(s,1H),8.52(br.s.,1H),10.83(s,1H).
2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの合成
オーブンで乾燥させた加圧管に、4−ブロモ−2−メチル−ピリジン(6g、32.79mmol)およびMeCN(300mL)を追加した。溶液を速やかに撹拌しながら、フッ化銀(II)(14.6g、98.4mmol)を一度に追加した。管は、テフロンを裏付けしたキャップにより密閉し、2時間60℃で撹拌した。反応混合物を室温にし、飽和NaHCO3水溶液(300mL)を含有するエルレンマイヤーに注いだ。懸濁液を室温で撹拌し、ダイカライトでろ過した。固体をジエチルエーテルにより洗浄した。層を分離し、水層をEt2O(2×200mL)により抽出した。合わせた有機層を、鹹水(50mL)により1回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濃縮し、褐色の油(6g)がもたらされた。油は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜40%のヘプタン中酢酸エチル)を使用して精製し、無色の油として4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチル−ピリジン(3450mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 2.42(s,3H),7.36−7.40(m,1H),7.52−7.55(m,1H)圧力管に、4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチル−ピリジン(2970mg、15.63mmol)、ベンゾフェノンイミン(8.25mL、46.9mmol)、CS2CO3(15.3g、46.89mmol)、およびトルエン(80mL)をロードした。結果として生じた混合物を5分間窒素によりパージした。Pd(OAc)2(421.1mg、1.88mmol)およびBINAP(3.50g、5.63mmol)を、混合物に窒素下で追加し、テフロンを裏付けしたキャップによりキャップした。反応混合物を2時間80℃で撹拌し、室温にした。反応混合物をさらに2時間80℃で撹拌した。反応混合物は、飽和水性炭酸水素ナトリウム(100mL)を含有する分離漏斗に注いだ。有機層を分離し、水層をトルエン(100mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO4で乾燥させ、濃縮し、褐色の油(15g)がもたらされた。油は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製した。所望の画分を合わせ、蒸発させ、N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1,1−ジフェニル−メタンイミン(3.6g)がもたらされた。N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1,1−ジフェニル−メタンイミン(3.6g、10.5mmol)を、THF(100mL)および塩酸(50mL、1M、水溶液)中で溶解した。反応混合物を1時間、室温で撹拌した。反応液を、酢酸エチル(100mL)および鹹水(100mL)の間で分配する。水層を分離し、酢酸エチル(2×100mL)により洗浄する。遊離塩基を遊離するために固体炭酸カリウムによりpH10に塩基性にした後、水層を2−MeTHF(5×100mL)により抽出する。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。次いで、結果として生じる残留物(1.5g)を、カラムクロマトグラフィー(0〜100%のヘプタン中酢酸エチル)によって精製し、白色の固体として2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミン(1.36g)がもたらされる。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 2.17(s,3H),5.86(d,J=1.5Hz,1H),6.23−6.26(m,1H),6.26−6.32(m,2H).
化合物146:3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物146(227mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、1時間の代わりに3時間撹拌し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。化合物146をCH2Cl2から結晶化させ、ジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法D;Rt:1.78分 m/z:437.0(M−H)− 計算精密質量:438.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),2.39(s,3H),3.48−3.56(m,1H),3.78(s,3H),7.26(s,1H),7.39(s,1H),7.68(s,1H),8.10(d,J=8.1Hz,1H),10.84(s,1H).
化合物147:3−クロロ−N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物147(90mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、1時間の代わりに3時間撹拌し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。化合物147をCH2Cl2/ジイソプロピルエーテルから結晶化させ、ジイソプロピルエーテルにより倍散した。方法D;Rt:1.82分 m/z:473.1(M−H)− 計算精密質量:474.1。
DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:174.3℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.61(m,1H),3.82(s,3H),7.16(t,J=53.0Hz,1H),7.72(s,1H),8.12(d,J=9.2Hz,1H),8.26(t,J=5.6Hz,1H),8.47(d,J=5.3Hz,1H),10.59(s,1H).
化合物148:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物148(438mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、1時間の代わりに一晩撹拌し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。化合物148をMeOH/H2Oから結晶化させた。方法B;Rt:1.12分 m/z:502.9(M−H)− 計算精密質量:504.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:206.3℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.60(m,1H),3.81(s,3H),7.71(s,1H),8.09(t,J=5.5Hz,1H),8.12(d,J=9.2Hz,1H),8.22(d,J=5.5Hz,1H),10.57(s,1H).
化合物149:3−クロロ−N−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物149(58mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、1時間の代わりに一晩撹拌し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。化合物149をMeOH/H2Oから結晶化させた。方法B;Rt:1.08分 m/z:453.0(M−H)− 計算精密質量:454.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:156.3℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.57(t,J=19.3Hz,3H),2.43(s,3H),3.48−3.62(m,1H),3.78(s,3H),7.49(d,J=1.3Hz,1H),7.62(d,J=1.3Hz,1H),7.68(s,1H),8.11(d,J=9.0Hz,1H),10.77(s,1H).
化合物150:3−クロロ−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−N−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物150(221mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、1時間の代わりに一晩撹拌し、化合物94について記載されるものと同様に調製した。化合物150をMeOH/H2Oから結晶化させた。方法B;Rt:1.08分 m/z:473.0(M−H)− 計算精密質量:474.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:198.7℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.49−3.63(m,1H),3.80(s,3H),7.70(s,1H),7.91(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.12(d,J=9.0Hz,1H),8.19(d,J=1.8Hz,1H),8.68(d,J=5.5Hz,1H),11.01(s,1H).
化合物151:3−クロロ−N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
10mLマイクロウェーブバイアルを、化合物148(397mg、0.79mmol)、シアン化亜鉛(46.21mg、0.39mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(58mg、0.079mmol)、およびDMF(5mL)で満たした。反応混合物を160℃で30分間マイクロ波で加熱した。反応混合物を蒸発させて乾燥させ、シリカカートリッジにロードし、ヘプタン〜EtOAcの勾配をかけ、MeOH:水混合物からの結晶化の後にオフホワイトの粉末として化合物151(224mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.04分 m/z:448.0(M−H)− 計算精密質量:449.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:184.3℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.63(m,1H),3.82(s,3H),7.73(s,1H),8.13(d,J=9.2Hz,1H),8.35−8.42(m,1H),8.53(d,J=5.3Hz,1H),10.80(s,1H).
化合物152:3−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
THF(3.9mL、47.8mmol)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(250mg、0.72mmol)および2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミン(113.8mg、0.87mmol)を、室温で撹拌し、次いで、THF(2.2mL、1M、2.2mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを、一度に追加した。これを1時間撹拌し、次いで、NH4Clによりクエンチし、EtOAcにより抽出した。合わせた抽出物を濃縮し、得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、得られた油をiPrOHから結晶させた。結晶を収集し、55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物152(238mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.17(d,J=6.8Hz,3H),2.38(s,3H),3.80(s,3H),3.88−4.03(m,1H),7.25(s,1H),7.39(s,1H),7.55(d,J=4.2Hz,1H),8.28−9.21(m,1H),10.21−10.73(m,1H).方法B;Rt:1.05分 m/z:425.1(M−H)− 計算精密質量:426.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:199.4℃。
化合物153:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物153(523mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物152について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.84(s,3H),3.98(dt,J=14.5,7.3Hz,1H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),8.04(t,J=5.5Hz,1H),8.16(d,J=5.3Hz,1H),8.65(br.s,1H),10.26(br.s,1H)).方法B;Rt:1.12分 m/z:490.9(M−H)− 計算精密質量:492.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:240.5℃。
化合物154:N−(2−ブロモ−6−メチル−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物154(168mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物152について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.89分 m/z:487.0(M−H)− 計算精密質量:488.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:201.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.16(d,J=6.8Hz,3H),2.41(s,3H),3.80(s,3H),3.86−4.06(m,1H),7.43−7.61(m,2H),7.77(d,J=1.3Hz,1H),8.53(br.s,1H),10.40(br.s.,1H).
化合物214:3−フルオロ−N−(5−フルオロ−6−メチル−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物214(173mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンを使用し、化合物152について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H)2.41(d,J=2.9Hz,3H)3.81(s,3H)3.86−4.02(m,1H)7.53(d,J=4.6Hz,1H)7.68(t,J=9.0Hz,1H)7.95(dd,J=8.8,3.3Hz,1H)8.57(br d,J=7.9Hz,1H)10.29(s,1H).方法B;Rt:1.18分 m/z:425.2(M−H)− 計算精密質量:426.08。
化合物155:N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
マイクロ波管に、化合物153(400mg、0.81mmol)、シアン化亜鉛(66.9mg、0.57mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(59.8mg、0.081mmol)、およびDMF(5mL)をロードした。この溶液に10分間窒素をパージした。管を密封し、撹拌し、30分間160℃までMW照射下で加熱した。次いで、それを室温まで冷却し、ダイカライトを通してろ過し、アセトニトリル(10mL)によりすすぎ、真空中で濃縮した。得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、次いで、Prep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)によって再精製した。移動相(水、MeOH中0.25% NH4HCO3溶液)。所望の画分を減圧下で濃縮し、メタノール(2×20mL)により2回同時蒸発させ、55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物155(387mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.84(s,3H),3.92−4.06(m,1H),7.61(d,J=4.4Hz,1H),8.33(t,J=5.8Hz,1H),8.49(d,J=5.7Hz,1H),8.64(br.s.,1H),10.47(br.s.,1H).方法B;Rt:0.95分 m/z:436.0(M−H)− 計算精密質量:437.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:179.4℃。
化合物157:N−(2−ブロモ−6−メチル−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
THF(3.91mL、0.89g/mL、48.32mmol)中エチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(250mg、0.73mmol)および2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミン(163.91mg、0.88mmol)を室温で撹拌し、次いで、THF(2.19mL、1M、2.19mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを一度に追加した。
混合物を1時間撹拌し、次いで、NH4Clによりクエンチし、EtOAcにより抽出した。合わせた抽出物を濃縮し、得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、得られた油をiPrOHから結晶させた。結晶を収集し、55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物157の化合物157(252mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.57(t,J=19.1Hz,3H),2.41(s,3H),3.47−3.64(m,1H),3.80(s,3H),7.49−7.53(m,1H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.77(br.s,1H),8.22(br.s.,1H),10.44(br.s.,1H).方法B;Rt:1.00分 m/z:483.0(M−H)− 計算精密質量:484.0。
化合物158:N−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物158(205mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物157について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:437.1(M−H)− 計算精密質量:438.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),2.42(s,3H),3.48−3.58(m,1H),3.81(s,3H),7.49(d,J=1.3Hz,1H),7.56(d,J=4.4Hz,1H),7.62(d,J=1.3Hz,1H),8.21(d,J=8.8Hz,1H),10.46(s,1H).
化合物159:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物159(130mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物157について記載されるものと同様に調製した。化合物159をMeOH/H2Oから結晶化させた。方法D;Rt:1.86分 m/z:425.0(M−H)− 計算精密質量:426.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:194.0℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.48−3.63(m,1H),3.82(s,3H),7.34(s,2H),7.60(d,J=4.6Hz,1H),8.23(d,J=9.0Hz,1H),10.84(s,1H).
化合物160:4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物160(82mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物157について記載されるものと同様に調製した。化合物160をMeOH/H2Oから結晶化させた。方法D;Rt:1.76分 m/z:421.1(M−H)− 計算精密質量:422.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:190.5℃。1H NMR(360MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.06(d,J=6.6Hz,3H),1.58(t,J=19.2Hz,3H),2.38(s,3H),3.46−3.62(m,1H),3.81(s,3H),7.25(s,1H),7.40(s,1H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),8.24(d,J=8.8Hz,1H),10.57(s,1H).
化合物176:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物176(383mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物157について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.01分 m/z:486.9(M−H)− 計算精密質量:488.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)d ppm 0.97−1.14(m,3H),1.47−1.68(m,3H),3.44−3.64(m,1H),3.78−3.89(m,3H),7.59(d,J=4.6Hz,1H),8.04(t,J=5.4Hz,1H),8.14−8.30(m,2H),10.18(br.s.,1H).
化合物161:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
メチル3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(200mg、0.56mmol)および2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミン(117.8mg、0.62mmol)を、乾燥THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(1.68mL、1M、1.68mmol)を滴下し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl(10mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をCH2Cl2(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製し、MeOH:水からの結晶化の後に化合物161(198mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.14分 m/z:514.9(M−H)− 計算精密質量:516.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:224.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.52−2.57(m,2H),2.84−2.99(m,2H),3.81(s,3H),7.72(s,1H),8.09(t,J=5.5Hz,1H),8.16(s,1H),8.22(d,J=5.3Hz,1H),10.58(s,1H).
化合物162:3−クロロ−N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物162(40mg)は、化合物148からの化合物151の形成について記載されるものと同様に、化合物161から調製した。方法B;Rt:1.09分 m/z:460.0(M−H)− 計算精密質量:461.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,3H),2.53−2.60(m,2H),2.82−3.03(m,2H),3.32(s,3H),7.74(s,1H),8.18(s,1H),8.39(t,J=5.9Hz,1H),8.54(d,J=5.3Hz,1H),10.80(br.s.,1H).
化合物163:3−クロロ−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−N−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物163(163mg)は、2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンの代わりに2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物161について記載されるものと同様に調製した。化合物163をMeOH/H2Oから結晶させた。
方法B;Rt:1.06分 m/z:449.1(M−H)− 計算精密質量:450.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:230.7℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,3H),2.39(s,3H),2.52−2.59(m,2H),2.83−3.00(m,2H),3.78(s,3H),7.26(s,1H),7.39(s,1H),7.69(s,1H),8.15(s,1H),10.83(s,1H).
化合物164:N−(2−ブロモ−6−メチル−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
THF(4.63mL、1M、4.63mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを、THF(4mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(492.4mg、1.322mmol)および2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミン(371.0mg、1.98mmol)に追加し、混合物を1時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液によりクエンチし、鹹水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、カラムクロマトグラフィーによって精製した。得られた固体を、メタノール(40mL)中で溶解し、結晶が始まるまで水を追加した。産物をろ過し、50℃で一晩真空中で乾燥させ、白色の粉末として化合物164(534mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.98分 m/z:511.1(M−H)− 計算精密質量:512.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:202.4℃。1H NMR(400MHz,ACETONITRILE−d3)δ ppm 1.85−1.93(m,2H),2.36−2.46(m,5H),2.47−2.57(m,2H),3.86(s,3H),6.48(br.s,1H),7.25(d,J=4.8Hz,1H),7.42(d,J=1.5Hz,1H),7.73(d,J=1.5Hz,1H),8.47(br.s,1H).1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.27−2.38(m,2H),2.39−2.49(m,5H),3.82(s,3H),7.52(d,J=1.3Hz,1H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),7.77(d,J=1.1Hz,1H),8.73(s,1H),10.46(s,1H).
化合物165:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物165(59mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。化合物165をMeOH/H2Oから結晶させた。方法D;Rt:1.90分 m/z:487.1(M−H)− 計算精密質量:488.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:203.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.77−1.92(m,2H)2.26−2.39(m,2H)2.41−2.48(m,2H)3.85(s,3H)7.15(t,J=53.2Hz,1H)7.61(d,J=4.6Hz,1H)8.21(t,J=5.6Hz,1H)8.45(d,J=5.3Hz,1H)8.76(s,1H)10.22(s,1H).
化合物166:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物166(283mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。化合物166をMeOH/H2Oから結晶させた。方法D;Rt:2.03分 m/z:517.0(M−H)− 計算精密質量:518.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:235.3℃。1H NMR(360MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.78−1.91(m,2H),2.27−2.38(m,2H),2.40−2.49(m,2H), 3.85(s,3H),7.62(d,J=4.8Hz,1H),8.04(t,J=5.5Hz,1H),8.20(d,J=5.5Hz,1H),8.79(s,1H)10.25(s,1H).
化合物167:N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
窒素雰囲気下化合物166(197mg、0.381mmol)、シアン銅(I)(170.5mg、1.90mmol)、およびプロピオニトリル(3mL)の混合物を、マイクロ波照射によって160℃で3時間加熱した。反応混合物をろ過し、沈殿物を多量のメタノールによりすすいだ。ろ液を濃縮した。残留物を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分を濃縮した。得られた残留物を、メタノール(15mL)中で溶解した。産物は、水の追加と同時に結晶した。白色の粉末をろ過し、50℃で真空中で乾燥させ、化合物167(43mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.92分 m/z:462.1(M−H)− 計算精密質量:463.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:182.6℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,2H),3.85(s,3H),7.62(d,J=4.6Hz,1H),8.33(dd,J=6.4,5.5Hz,1H),8.52(d,J=5.5Hz,1H),8.77(s,1H),10.44(s,1H).
化合物168:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物168(99mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2,6−ジフルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:2.00分 m/z:455.1(M−H)− 計算精密質量:456.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:211.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.90(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,2H),3.83(s,3H),7.35(s,2H),7.61(d,J=4.4Hz,1H),8.76(s,1H),10.87(s,1H).
化合物169:3−フルオロ−N−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物169(128mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.83分 m/z:437.1(M−H)− 計算精密質量:438.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:211.1℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,2H),3.83(s,3H),7.46(d,J=1.8Hz,1H),7.53(dt,J=5.7,1.5Hz,1H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),8.14(d,J=5.5Hz,1H),8.74(s,1H),10.67(s,1H).
化合物170:N−(2,3−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物170(42mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2,3−ジフルオロピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.94分 m/z:455.1(M−H)− 計算精密質量:456.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:219.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.91(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.42−2.49(m,2H),3.85(s,3H),7.61(d,J=4.6Hz,1H),7.90−8.01(m,2H),8.76(s,1H),10.34(s,1H)
化合物171:N−(2−シアノ−6−メチル−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
DMF(2mL)中化合物164(146mg、0.284mmol)およびシアン銅(I)(101.9mg、1.14mmol)の混合物を、マイクロ波照射下で160℃で3時間加熱した。反応混合物をろ過し、溶液を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を濃縮した。得られた残留物を、メタノール中で溶解し、結晶が始まるまで水を追加した。産物を、ろ過し、50℃で真空中で一晩乾燥させ、白色の粉末として化合物171(17mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.90分 m/z:458.1(M−H)− 計算精密質量:459.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:179.0℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.79−1.90(m,2H),2.27−2.38(m,2H),2.41−2.48(m,2H),2.50(s,3H,DMSOシグナル下のシグナル),3.83(s,3H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.80(d,J=1.8Hz,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.75(s,1H),10.61(s,1H).
化合物172:3−フルオロN−(2−フルオロ−6−メチル−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物172(77mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.91分 m/z:451.1(M−H)− 計算精密質量:452.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:217.0℃。1H NMR(360MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.78−1.90(m,2H),2.26−2.37(m,2H),2.39(s,3H),2.40−2.48(m,2H),3.82(s,3H),7.26(s,1H),7.40(s,1H),7.59(d,J=4.8Hz,1H),8.77(s,1H),10.60(s,1H).
2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン−4−アミンの合成
6−メチルピリジン−2−カルボキサルデヒド(2000mg、16.51mmol)をジクロロメタン(75mL)中で溶解した。ジエチルアミノサルファートリフルオリド(6.65g、41.275mmol)を0℃で滴下した。溶液を2時間撹拌し、室温にした。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液によりクエンチし、鹹水(10mL)により2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジンの油(2.29g)がもたらされた。2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン(2.29g、16mmol)をジクロロメタン(100mL)中で溶解した。過酸化水素30%(27.2g、240mmol)および無水トリフルオロ酢酸(50.41g、240mmol)を追加し、反応混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物をNaOH 1M(500mL)により中和した。水層をジクロロメタン(3×100mL)により抽出した。合わせた有機層を2回(80mL)水により洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物を、ペンタン〜酢酸エチル/ペンタン50/50の勾配を使用し、シリカでカラムクロマトグラフィーによって精製した。合成画分を濃縮し、黄色の油(1.09g)として2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−1−オキシド−ピリジン−1−イウムがもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=7.65(d,J=7.6Hz,1H),7.63−7.56(m,1H),7.39(t,J=7.8Hz,1H),7.36−7.08(m,1H),2.38(s,3H).2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−1−オキシド−ピリジン−1−イウム(1.09g、6.85mmol)を硫酸(10mL)中で溶解し、0℃で硝酸(4mL)に滴下した。混合物を3時間90℃で加熱した。混合物を0℃まで冷却し、NaOH 10M(500mL)により中和した。混合物を酢酸エチル(3×100mL)により抽出した。有機層を水(2×80mL)、鹹水(50mL)により洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物は、ペンタン/EtOAc 4/1〜2/1の勾配を使用し、シリカでカラムクロマトグラフィーによって精製した。合成画分を濃縮し、白色の固体(0.9g)として2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウムがもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 8.63(d,J=2.8Hz,1H),8.25(d,J=3.2Hz,1H),7.24(t,J=52.6Hz 1H),2.48(s,3H).2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム(0.9g、4.41mmol)を、メタノール(50mL)中で溶解し、パラジウム炭素(10%、300mg)を追加し、混合物を真空下で脱気し、水素により数回加圧した。混合物を50psi水素下で18時間水素化した。懸濁液をセライト上でろ過し、ろ液を濃縮した。残留物をHPLCによって精製した(条件:Base−CAN;溶出液:12%〜32%、v/vのH2O(0.05% NH3.H2O)中CH3CN;カラム:Gemini 150*25 5u)。純粋な画分を収集し、揮発性物質を真空下で除去した。水層を炭酸水素ナトリウム溶液(50mL)によってpH=9に調節した。水層を酢酸エチル(3×100mL)により抽出した。合わせた有機層を水(2×80mL)、鹹水(50mL)により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、混合物をろ過し、ろ液を濃縮した。残留物を乾燥させ、白色の固体(184mg)として2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン−4−アミンがもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=6.61(t,J=55.6Hz,1H),6.58(d,J=1.6Hz,1H),6.41(s,1H),6.25(br.s.,2H),2.26(s,3H).
化合物173:N−[2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロブチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物173(69mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物164について記載されるものと同様に調製した。方法D;Rt:1.91分 m/z:483.1(M−H)− 計算精密質量:484.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:186.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.78−1.92(m,2H),2.28−2.38(m,2H),2.41−2.49(m,5H),3.83(s,3H),6.86(t,J=55.0Hz,1H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),7.67(s,1H),7.84(d,J=1.5Hz,1H),8.73(s,1H),10.53(s,1H).
化合物174:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(360mg、1.34mmol)、2,2−ジフルオロシクロブタン−1−アミンヒドロクロリド(201mg、1.40mmol、enamineから市販されている EN300−89718)、NaHCO3(336.4mg、4.00mmol)、アセトニトリル(20mL、382.9mmol)、およびモレキュラーシーブ4Å(300mg)の混合物を撹拌し、2時間還流した。反応混合物を、まだ熱いうちにろ過した。ろ液を濃縮した。残留物は、ヘプタン中10〜100%EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。産物画分を真空中で濃縮し、淡黄色の油としてエチル4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(424mg)がもたらされ、これは経時的に凝固した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(2.27mL、1M、2.27mmol)を、THF(3mL)中エチル4−[(2,2−ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(193mg、0.567mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(96.7mg、0.74mmol)に追加し、混合物を30分間撹拌した。反応混合物をNH4Cl溶液によりクエンチし、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。残留物を、ヘプタン中10〜100% EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけた。産物画分を濃縮し、50℃で一晩真空中で乾燥させた後、化合物174(199mg)が白色の粉末として得られた。方法D;Rt:1.76分 m/z:421.1(M−H)− 計算精密質量:422.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.57−1.70(m,1H),1.99−2.12(m,1H),2.18−2.31(m,2H),3.80(s,3H),4.06−4.19(m,1H),7.54(d,J=4.6Hz,1H),7.61(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.82(d,J=1.8Hz,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.61(d,J=8.6Hz,1H),10.58(s,1H).化合物174(183mg)は、調製用のSFC(固定相:Chiralpak Diacel AD 20×250mm、移動相:CO2、0.2% iPrNH2を有するiPrOH)を介して鏡像異性体174aおよび174bで分離した。Chiralpak Diacel ADH 4.6×250mm、移動相:CO2、0.2% iPrNH2を有する30% iPrOHを4分間保持、さらに0.2% iPrNH2を有する50% iPrOHを数分間、50%で2分間保持)で174aは、最初に溶出し、174bは次に溶出する。174a:DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:205.7℃。174b:DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:205.5℃。
化合物175:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
1−(トリフルオロメチル)シクロプロパン−1−アミン(2041mg、16.3mmol)を窒素下で圧力管においてアセトニトリル(93mL)中で溶解した。モレキュラーシーブ(4Å/1100mg)を追加し、懸濁液を窒素下で10分間撹拌した。次いで、エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(4g、14.83mmol)および炭酸水素ナトリウム(3738mg、44.5mmol)を追加し、圧力管を密閉し、24時間85℃で油浴において撹拌した。
混合物を室温まで冷却し、ガラスろ過器でろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(570mg)がもたらされ、これをそのまま使用した。
THF(5mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(570mg、1.59mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(245.4mg、1.91mmol)を、THF(4.77mL、1M、4.77mmol)中リチウムビス(トリメチルシリル)アミドにより処置し、これを30分間撹拌した。次いで、塩化アンモニウム(水溶液/飽和/10mL)を追加し、層を分離した。水層をEtOAc(20mL)を使用して1回抽出した。合わせた層を真空中で濃縮し、得られた粗製物を、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、18時間55℃で真空オーブン中で乾燥させ、化合物175(332mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(m,4H),3.81(s,3H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.61(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.81(d,J=1.5Hz,1H),8.30(d,J=5.7Hz,1H),9.12(br.s.,1H),10.57(br.s.,1H).方法B;Rt:0.94分 m/z:439.0(M−H)− 計算精密質量:440.0。
化合物178:N−[2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ピリジル]−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−ピリジン−4−アミン(48.5mg、0.31mmol)およびエチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(0.31mmol)をTHF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(0.92mL、1M、0.92mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をNH4Cl(水溶液、飽和、10mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をCH2Cl2(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製した。得られた産物を、MeOH:水 1:1混合物から結晶化させ、白色の粉末として化合物178(53mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.95分 m/z:453.1(M−H)− 計算精密質量:454.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:187.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.3Hz,3H),2.49(m,3H),3.56(br.s.,1H),3.82(s,3H),6.87(t,J=55.2Hz,1H),7.56(d,J=4.2Hz,1H),7.66(s,1H),7.83(s,1H),8.20(br.s.,1H),10.50(s,1H).
化合物179:N−[2−(ジフルオロメチル)−6−メチル−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物179(53mg)は、エチル4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレートの代わりにエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートを使用し、化合物178について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:200.6℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),2.49(m,3H),3.82(s,3H),3.91−4.07(m,1H),6.87(t,J=55.1Hz,1H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.66(s,1H),7.83(s,1H),8.63(br.s.,1H),10.53(s,1H).
化合物180:3−クロロ−N−(2−クロロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[4−(トリフルオロメチル)テトラヒドロピラン−4−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
4−クロロ−5−[(2−クロロ−4−ピリジル)カルバモイル]−1−メチル−ピロール−3−スルホニルクロリド(150mg、0.41mmol)、4−(トリフルオロメチル)テトラヒドロピラン−4−アミンヒドロクロリド(0.61mmol)、NaHCO3(102.55mg、1.22mmol)、およびモレキュラーシーブ(4Å、1g)を、アセトニトリル(5mL)に分注し、100℃で一晩加熱した。反応混合物をろ過し、調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、油として化合物178(11mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.92分 m/z:499.0(M−H)− 計算精密質量:500.0.1H NMR(400MHz,METHANOL−d4)δ ppm 1.80−1.91(m,2H),2.09−2.19(m,2H),3.62−3.72(m,2H),3.76−3.83(m,2H),3.86(s,3H),7.51(s,1H),7.63(dd,J=5.7,2.0Hz,1H),7.88(d,J=1.8Hz,1H),8.26(d,J=5.7Hz,1H).
化合物181:3−シアノ−N−(6−シアノ−5−フルオロ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物76(100mg、0.2mmol)、シアン化亜鉛(23.1mg、0.2mmol)、および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(14.45mg、0.02mmol)をDMF(4mL)に分注し、160℃で20分間マイクロ波で加熱した。反応混合物をろ過し、混合物を調製HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、MeOH中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、化合物181(11mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.99分 m/z:443.0(M−H)− 計算精密質量:444.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:197.2℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.21(d,J=7.0Hz,3H),3.85(s,3H),3.97−4.09(m,1H),7.81(s,1H),8.14−8.22(m,1H),8.45(dd,J=9.5,4.0Hz,1H),8.71−8.82(m,1H),11.96(br.s.,1H).
化合物182:3−クロロ−N−[2−(1,1−ジフルオロエチル)−4−ピリジル]−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物16(50mg、0.12mmol)、ナトリウム1,1ジフルオロエタンスルフィナート(37.02mg、0.24mmol)、TFA(9.31μL、0.12mmol)、およびtert−ブチルヒドロペルオキシド(83.4μL、0.94g/mL、0.61mmol)を、CH2Cl2(1mL)および水(0.4mL)に分注し、勢いよく撹拌した。DMSO(1mL)を追加し、撹拌を一晩継続した。ナトリウム1,1ジフルオロエタンスルフィナート(37.02mg、0.24mmol)およびtert−ブチルヒドロペルオキシド(83.4μL、0.94g/mL、0.61mmol)をさらに追加し、撹拌を週末にわたって継続した。ナトリウム1,1ジフルオロエタンスルフィナート(37.02mg、0.24mmol)およびtert−ブチルヒドロペルオキシド(83.35μL、0.94g/mL、0.61mmol)をさらに追加し、撹拌を一晩継続した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物は、分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、CH3CN中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、化合物182(7mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.98分 m/z:473.0(M−H)− 計算精密質量:474.1.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 1.40(d,J=6.8Hz,3H),2.03(t,J=18.7Hz,3H),3.92−3.99(m,1H),4.01(s,3H),5.01(d,J=8.4Hz,1H),7.37(s,1H),7.72(dd,J=5.5,2.0Hz,1H),7.79(d,J=1.8Hz,1H),8.56(s,1H),8.59(d,J=5.5Hz,1H).
化合物183:3−クロロ−N−(4−シアノ−2−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物183(20mg)は、2−アミノ−5−フルオロ−6−メチルピリジンの代わりに2−アミノ−4−シアノピリジンを使用し、化合物7について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.94分 m/z:434.0(M−H)− 計算精密質量:435.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.80(s,3H),3.90−4.01(m,1H),7.64(dd,J=5.1,1.3Hz,1H),7.70(s,1H),8.40(s,1H),8.48(d,J=8.8Hz,1H),8.62−8.65(m,1H),11.09(s,1H).
化合物184:3−クロロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]−N−(3,5,6−トリフルオロ−2−ピリジル)ピロール−2−カルボキサミド
化合物184(65mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに2−アミノ−3,5,6−トリフルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.94分 m/z:463.0(M−H)− 計算精密質量:464.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:184.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.76(s,3H),3.88−4.02(m,1H),7.69(s,1H),8.36−8.55(m,2H),10.87(br.s.,1H).
化合物185:3−クロロ−N−(3−クロロ−2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物185(169mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−3−クロロ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.16分 m/z:479.0(M−H)− 計算精密質量:480.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:225.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.88(s,3H),3.93−4.06(m,1H),7.82(s,1H),7.96(s,1H),8.60(d,J=8.8Hz,1H),10.18(s,1H).
化合物186:3−クロロ−N−(3,5−ジクロロ−2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物186(mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−3,5−ジクロロ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.02分 m/z:512.9(M−H)− 計算精密質量:513.9。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:183.5℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.79(s,3H),3.93−4.04(m,1H),7.73(s,1H),8.52(d,J=8.8Hz,1H),11.05(s,1H).
化合物187:3−クロロ−N−(3−クロロ−2,5,6−トリフルオロ−4−ピリジル)−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物187(100mg)は、4−アミノ−2,3,6−トリフルオロピリジンの代わりに4−アミノ−3−クロロ−2,5,6−トリフルオロピリジンを使用し、化合物43について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.03分 m/z:496.9(M−H)− 計算精密質量:498.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:162.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=6.8Hz,3H),3.78(s,3H),3.92−4.05(m,1H),7.74(s,1H),8.53(d,J=8.8Hz,1H),11.07(s,1H).
化合物188:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1200mg、4.45mmol)を、無水ピリジン(21mL、0.98g/mL、260.17mmol)中で溶解した。1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−アミン(1131.2mg、8.9mmol)を追加し、混合物を3時間室温で撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残留物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、ベージュ色の粉末としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.15g)がもたらされ、これを次のステップにおいてそのまま使用した。エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(0.15g、0.42mmol)および4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(54.55mg、0.46mmol)を、管においてTHF(4.1mL)中で溶解した。管に窒素を通気し、セプタムによりキャップし、室温で撹拌した。これに、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.04mL、1M、1.04mmol)をシリンジを使用して一度に追加した。得られた溶液を3時間撹拌した。次いで、塩化アンモニウム(水溶液/飽和/10mL)を追加し、層を分離した。次いで、酢酸エチル(10mL)を使用しそれを1回抽出した。合わせた抽出物を真空中で濃縮し、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。得られた画分を真空中で濃縮し、Prep HPLC(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)、移動相(水、MeOH中0.25% NH4HCO3溶液)によって再精製した。所望の画分を減圧下で濃縮し、メタノール(2×20mL)により2回同時蒸発させ、18時間55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物188(45mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.94分 m/z:432.1(M−H)− 計算精密質量:433.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,6H),3.83(s,3H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),7.91(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),8.21(d,J=1.8Hz,1H),8.47(br.s.,1H),8.63(d,J=5.7Hz,1H),10.67(br.s.,1H).
化合物189:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物189(86mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物188について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.06分 m/z:443.0(M−H)− 計算精密質量:444.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,6H),3.82(s,3H),7.34(s,2H),7.58(d,J=4.4Hz,1H),8.47(br.s.,1H),10.84(br.s.,1H).
化合物190:N−[(2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物190(42mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物188について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.96分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,6H),3.77−3.88(m,3H),6.92(t,J=55.0Hz,1H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.72−7.84(m,1H),8.03(d,J=1.5Hz,1H),8.45(br.s.,1H),8.57(d,J=5.7Hz,1H),10.60(br.s.,1H).
化合物191:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物191(89mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物188について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.00分 m/z:485.0(M−H)− 計算精密質量:486.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.39(s,6H),3.81(s,3H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.64(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.97(d,J=1.8Hz,1H),8.27(d,J=5.7Hz,1H),8.45(br.s.,1H),10.52(br.s.,1H).
化合物192:N−(2−シアノ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1500mg、5.56mmol)を、無水ピリジン(26.25mL、325.2mmol)中で溶解した。1−(トリフルオロメチル)シクロプロパン−1−アミン(1392mg、11.1mmol)を追加し、混合物を6時間70℃で撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。得られた残留物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、ベージュ色の粉末としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.21g)がもたらされた。エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(0.15g、0.31mmol)および4−アミノピリジン−2−カルボニトリル(40.05mg、0.34mmol)を、管においてTHF(3mL)中で溶解した。管に窒素を通気し、セプタムによりキャップし、室温で撹拌した。これに、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.76mL、1M、0.76mmol)をシリンジを使用して一度に追加した。得られた溶液を3時間撹拌した。次いで、塩化アンモニウム(水溶液/飽和/10mL)を追加し、層を分離した。次いで、酢酸エチル(10mL)を使用しそれを1回抽出した。合わせた抽出物を真空中で濃縮し、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。得られた画分を真空中で濃縮し、(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)でPrep HPLCによって再精製した。移動相(水、MeOH中0.25% NH4HCO3溶液)。所望の画分を減圧下で濃縮し、メタノール(2×20mL)により2回同時蒸発させ、18時間55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物192(51mg)がもたらされた。方法B;Rt:0.90分 m/z:430.1(M−H)− 計算精密質量:431.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.14−1.30(m,4H),3.75−3.89(m,3H),7.57(d,J=4.6Hz,1H),7.90(dd,J=5.6,2.1Hz,1H),8.21(d,J=2.0Hz,1H),8.63(d,J=5.7Hz,1H),9.15(br.s.,1H),10.67(br.s.,1H).
化合物193:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物193(87mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物192について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.03分 m/z:441.0(M−H)− 計算精密質量:442.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.20(br.s.,4H),3.81(s,3H),7.33(s,2H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),9.16(br.s.,1H),10.85(br.s.,1H).
化合物194:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物194(80mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物192について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:484.9(M−H)− 計算精密質量:486.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.05−1.30(m,4H),3.72−3.88(m,3H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.64(dd,J=5.6,1.7Hz,1H),7.96(d,J=1.5Hz,1H),8.27(d,J=5.5Hz,1H),9.13(br.s.,1H),10.53(br.s.,1H).
化合物195:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物195(53mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物192について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:473.0(M−H)− 計算精密質量:474.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.15−1.28(m,4H),3.84(s,3H),7.15(t,J=53.3Hz,1H),7.57(d,J=4.4Hz,1H),8.20(t,J=5.5Hz,1H),8.44(d,J=5.5Hz,1H),9.12(br.s.,1H),10.22(br.s.,1H).
化合物196:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物196(89mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物192について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.92分 m/z:455.0(M−H)− 計算精密質量:456.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.15−1.25(m,4H),3.82(s,3H),6.92(t,J=54.8Hz,1H),7.55(d,J=4.4Hz,1H),7.75−7.80(m,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.57(d,J=5.7Hz,1H),9.13(br.s.,1H),10.61(br.s.,1H).
化合物197:N−(2−シアノ−3−フルオロ−4−ピリジル)−4−[(3,3−ジフルオロ−1−メチル−シクロブチル)スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中化合物131(200mg、0.4mmol)およびシアン化亜鉛(32.93mg、0.28mmol)の混合物に、5分間窒素をパージした。次いで、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(29.4mg、0.04mmol)を追加した。バイアルに窒素を通気し、キャップし、30分間160℃MW照射下で撹拌した。混合物を、シリカ充填物上に直接注入し、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の画分を真空中で濃縮し、得られた粗製物を、Prep SFCを介してさらに精製し(固定相:Chiralpak Diacel AD 20×250mm、移動相:CO2、0.4% iPrNH2を有するEtOH)、化合物197(84mg)がもたらされた。方法D;Rt:1.83分 m/z:444.1(M−H)− 計算精密質量:445.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.42(s,3H),2.53−2.62(m,2H),2.79−2.97(m,2H),3.84(s,3H),7.61(d,J=4.8Hz,1H),8.27(s,1H),8.33(t,J=5.9Hz,1H),8.51(d,J=5.3Hz,1H),10.41(s,1H).
化合物198:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(750mg、2.78mmol)を、無水ピリジン(15mL、185.84mmol)中で溶解した。3−(トリフルオロメチル)−3−オキセタナミンヒドロクロリド(740.7mg、4.17mmol)を追加し、混合物を5時間70℃で撹拌した。混合物を真空中で濃縮し、トルエン(2×50mL)を使用して同時蒸発させた。得られた残留物を、ヘプタン〜EtOAcの勾配溶離(100:0〜0:100)を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、ベージュ色の粉末としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(780mg)がもたらされた。
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(102mg、0.27mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(39.3mg、0.3mmol)を、管においてTHF(3mL)中で溶解した。管に窒素を通気し、セプタムによりキャップし、室温で撹拌した。これに、THF中リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.68mL、1M、0.68mmol)をシリンジを使用して一度に追加した。得られた溶液を3時間撹拌した。次いで、塩化アンモニウム(水溶液/飽和/10mL)を追加し、層を分離した。次いで、酢酸エチル(10mL)を使用しそれを1回抽出した。合わせた抽出物を真空中で濃縮し、ヘプタン〜EtOAc(100:0〜0:100)の勾配溶離を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。得られた画分を真空中で濃縮し、(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)でPrep HPLCによって再精製した。移動相(水、MeOH中0.25% NH4HCO3溶液)。所望の画分を減圧下で濃縮し、メタノール(2×20mL)により2回同時蒸発させ、18時間55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物198(83mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.83(s,3H),4.66(d,J=7.9Hz,2H),4.84(d,J=7.7Hz,2H),7.57−7.70(m,2H),7.82(d,J=1.5Hz,1H),8.31(d,J=5.7Hz,1H),9.28(br.s.,1H),10.64(s,1H).方法B:Rt:0.86min.m/z:455.0(M−H)計算精密質量:456.0。
化合物199:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物199(101mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物200について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.05分 m/z:443.0(M−H)− 計算精密質量:444.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:196.6℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.16(d,J=7.0Hz,3H),2.44(s,3H),3.70(s,3H),3.92(br.s.,1H),7.33(s,2H),8.60(br.s.,1H),10.84(br.s.,1H).
化合物200:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(2500mg、7.22mmol)を酢酸(50mL)中Br2(1731mg、10.8mmol)の溶液に追加し、穏やかに還流した。反応混合物を2時間加熱し、室温まで冷却し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、EtOAc(50mL)中で溶解し、NaHCO3(水溶液、飽和)により洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、淡黄色の粉末としてエチル5−ブロモ−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレートがもたらされ、これを次のステップにおいてそのまま使用した。DMF(20mL)中得られたエチル5−ブロモ−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート、テトラメチルすず(2718mg、14.4mmol)に5分間窒素を通気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(834.2mg、0.72mmol)を追加し、反応混合物をマイクロ波において30分間140℃で加熱した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物は、ヘプタン中10〜100%EtOAcの勾配を使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、灰白色の粉末としてエチル3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(2.44g)がもたらされた。エチル3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(250mg、0.69mmol)および4−アミノ−2−クロロピリジン(0.76mmol)を、THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(2.08mL、1M、2.08mmol)を追加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をNH4Cl(水溶液、飽和、10mL)によりクエンチした。有機層を除去し、水層をCH2Cl2(2×5mL)により抽出した。合わせた有機層を蒸発させて乾燥させ、残留物をヘプタン〜EtOAc勾配を使用してシリカで精製した。化合物200(107mg)をMeOH:水 1:1混合物から結晶化させ、白色の粉末がもたらされた。方法B;Rt:0.97分 m/z:441.0(M−H)− 計算精密質量:442.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:229.3℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.16(d,J=7.0Hz,3H),2.44(s,3H),3.70(s,3H),3.92(br.s.,1H),7.60(dd,J=5.6,1.9Hz,1H),7.82(d,J=1.5Hz,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),8.58(br.s.,1H),10.56(s,1H).
化合物201:N−[(2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物201(91mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンヒドロクロリドを使用し、化合物188について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.03分 m/z:475.0(M−H)− 計算精密質量:476.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40(s,6H),3.85(s,3H),7.15(t,J=53.0Hz,1H),7.58(d,J=4.6Hz,1H),8.22(t,J=5.6Hz,1H),8.36−8.54(m,2H),10.19(br.s.,1H).
化合物202:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物202(118mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミン(77.24mg、0.48mmol)を使用し、化合物152について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.19(d,J=7.0Hz,3H),3.85(s,3H),3.91−4.07(m,1H),7.15(t,J=52.6Hz,1H),7.62(d,J=4.6Hz,1H),8.21(t,J=5.6Hz,1H),8.45(d,J=5.3Hz,1H),8.65(br.s.,1H),10.23(br.s.,1H).方法B;Rt:0.99分 m/z:461.0(M−H)− 計算精密質量:462.06。
化合物203:N−(2−ブロモ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物203(43mg)は、4−アミノピリジン−2−カルボニトリルの代わりに2−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物192について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.04分 m/z:500.9(M−H)− 計算精密質量:502.0.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.10−1.30(m,4H),3.83(s,3H),7.56(d,J=4.6Hz,1H),8.03(t,J=5.4Hz,1H),8.18(d,J=5.3Hz,1H),9.14(br.s,1H),10.20(br.s.,1H).
化合物204:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−4−[[(1R)−2,2−ジフルオロ−1−メチル−プロピル]スルファモイル]−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキサミド
化合物204(130mg)は、2−ブロモ−6−メチルピリジン−4−アミンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミン(85.2mg、0.53mmol)を使用し、化合物157について記載されるものと同様に調製した。i−PrOHからの結晶化の代わりに、Prep HPLCによる追加の精製を、(RP SunFire Prep C18 OBD−10μm、30×150mm)で行った。移動相(水、MeOH中0.25% NH4HCO3溶液)。所望の画分を減圧下で濃縮し、メタノール(2×20mL)により2回同時蒸発させ、18時間55℃の真空オーブン中で乾燥させ、白色の粉末として化合物204(130mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.08(d,J=7.0Hz,3H),1.58(t,J=19.1Hz,3H),3.55(dq,J=14.6,7.3Hz,1H),3.84(s,3H),7.15(t,J=53.3Hz,1H),7.59(d,J=4.6Hz,1H),8.13−8.29(m,2H),8.45(d,J=5.3Hz,1H),10.20(s,1H).方法B:Rt:0.99min.m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.08。
化合物205:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物205(60mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物200について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.01分 m/z:486.9(M−H)− 計算精密質量:488.0。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:222.7℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.16(d,J=6.8Hz,3H),2.44(s,3H),3.70(s,3H),3.84−4.02(m,1H),7.63(dd,J=5.7,1.8Hz,1H),7.97(d,J=1.5Hz,1H),8.27(d,J=5.7Hz,1H),8.58(d,J=7.9Hz,1H),10.54(s,1H).
化合物206:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物206(101mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミンを使用し、化合物200について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:0.97分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.1.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.16(d,J=7.0Hz,3H),2.44(s,3H),3.71(s,3H),3.85−3.99(m,1H),6.92(t,J=55.0Hz,1H),7.73−7.81(m,1H),8.03(d,J=1.8Hz,1H),8.51−8.59(m,2H),10.60(s,1H).
化合物207:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1,5−ジメチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物207(54mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミンを使用し、化合物200について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.02分 m/z:475.0(M−H)− 計算精密質量:476.1。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:201.9℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.17(d,J=6.8Hz,3H),2.45(s,3H),3.74(s,3H),3.88−3.98(m,1H),7.15(t,J=53.1Hz,1H),8.22(t,J=5.6Hz,1H),8.44(d,J=5.3Hz,1H),8.59(d,J=7.7Hz,1H),10.21(br.s.,1H).
化合物208:N−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物208(70mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロ−ピリジン−4−アミン(61.9mg、0.38mmol)を使用し、化合物198について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.86(s,3H),4.66(d,J=8.1Hz,2H),4.84(d,J=7.7Hz,2H),7.13(t,J=52.4Hz,1H),7.67(d,J=4.6Hz,1H),8.21(t,J=5.6Hz,1H),8.46(d,J=5.3Hz,1H),9.29(br.s.,1H),10.30(br.s.,1H).方法B;Rt:0.91分 m/z:489.0(M−H)− 計算精密質量:490.05。
化合物209:N−(2−ブロモ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物209(70mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノ−2−ブロモピリジンを使用し、化合物198について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.83(s,3H),4.66(d,J=8.1Hz,2H),4.84(d,J=7.7Hz,2H),7.58−7.70(m,2H),7.97(d,J=1.8Hz,1H),8.28(d,J=5.7Hz,1H),9.27(br.s.,1H),10.61(s,1H).方法B;Rt:0.9分 m/z:498.9(M−H)− 計算精密質量:499.98。
化合物210:N−[2−(ジフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物210(77mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−(ジフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(55.1mg、0.38mmol)を使用し、化合物198について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.84(s,3H),4.66(d,J=8.1Hz,2H),4.84(d,J=7.7Hz,2H),6.93(t,J=55.0Hz,1H),7.64(d,J=4.4Hz,1H),7.78(m,J=5.5Hz,1H),8.04(d,J=1.8Hz,1H),8.57(d,J=5.5Hz,1H),9.27(br.s.,1H),10.68(s,1H).方法B;Rt:0.86分 m/z:471.0(M−H)− 計算精密質量:472.06。
化合物211:N−(2,6−ジフルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物211(40mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに4−アミノ−2,6−ジフルオロピリジンを使用し、化合物198について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.84(s,3H),4.66(d,J=8.1Hz,2H),4.83(d,J=7.7Hz,2H),7.34(s,2H),7.67(d,J=4.2Hz,1H),9.29(br.s.,1H),10.92(s,1H).方法B;Rt:0.97分 m/z:457.0(M−H)− 計算精密質量:458.05。
化合物212:N−(2−クロロ−3−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[3−(トリフルオロメチル)オキセタン−3−イル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物212(43mg)は、4−アミノ−2−クロロピリジンの代わりに2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−アミンを使用し、化合物198について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 3.85(s,3H),4.66(d,J=8.1Hz,2H),4.84(d,J=7.7Hz,2H),7.67(d,J=4.6Hz,1H),8.03(t,J=5.4Hz,1H),8.21(d,J=5.3Hz,1H),9.29(br.s.,1H),10.31(br.s.,1H).方法B;Rt:0.95分 m/z:473.0(M−H)− 計算精密質量:474.02。
化合物213:N−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物213(212mg)は、2−フルオロ−6−メチル−ピリジン−4−アミンの代わりに2−クロロ−6−メチル−ピリジン−4−アミン(142mg、0.79mmol)を使用し、化合物152について記載されるものと同様に調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),2.42(s,3H),3.73−3.87(m,3H),3.98(dt,J=14.3,7.2Hz,1H),7.48(d,J=1.1Hz,1H),7.59(d,J=4.4Hz,1H),7.62(d,J=1.1Hz,1H),8.63(br.s.,1H),10.48(br.s.,1H).方法B;Rt:1.00分 m/z:441.0(M−H)− 計算精密質量:442.05。
2−クロロ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミンの合成
密封した管中の2,6−ジクロロイソニコチン酸(7g、36.46mmol)および2,4−ジメトキシベンジルアミン(5g、182.29mmol)の混合物を、マイクロ波照射下で30分間150°で加熱した。反応混合物を、冷却し、prep−HPLC(カラム:Phenomenex Synergi Max−RP 250*50mm*10um;条件:0.225%HCOOH−ACN 流速(mL/分):80)によって精製した。産物画分を濃縮し、淡黄色の固体(6.5g)として2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシフェニル)メチルアミノ]ピリジン−4−カルボン酸がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=7.56(t,J=5.6Hz,1H),7.13(d,J=8.0Hz,1H),6.98(s.,1H),6.79(s,1H),6.56(d,J=2.0Hz,1H),6.47(dd,J=2.0,8.0Hz,1H),4.32(d,J=5.6Hz,2H),3.80(s,3H),3.73(s,3H).
トリメチルシリル)ジアゾメタン(8.7mL、17.5mmol)を、0℃メタノール(5mL)およびジクロロメタン(15mL)中2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシフェニル)メチルアミノ]ピリジン−4−カルボン酸(4.7g、14.56mmol)の溶液に滴下し、25℃で25分間撹拌した。溶液を濃縮し、黄色の固体としてメチル2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシフェニル)メチルアミノ]ピリジン−4−カルボキシレート(5.0g)がもたらされ、これをそのまま使用した。TFA(5mL)を、ジクロロメタン(20mL)中メチル2−クロロ−6−[(2,4−ジメトキシフェニル)メチルアミノ]ピリジン−4−カルボキシレート(5.0g、14.9mmol)の溶液に追加し、25℃で30分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。結果として生じた固体を、メチルtert−ブチルエーテル(40mL)中で30分間倍散した。固体をろ過し、メチルtert−ブチルエーテル(10mL)により洗浄し、淡黄色の固体としてメチル2−アミノ−6−クロロ−ピリジン−4−カルボキシレート(3.0g)がもたらされた。水酸化ナトリウム(3.0g、75.0mmol)を、0℃で水(10mL)およびTHF(40mL)中メチル2−アミノ−6−クロロ−ピリジン−4−カルボキシレート(2.8g、15mmol)の溶液に追加し、25℃で3時間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、HCl(7mL)により酸性化した。褐色の固体をろ過し、水(30mL)およびTHF(10mL)により洗浄し、凍結乾燥し、2−アミノ−6−クロロ−ピリジン−4−カルボン酸(2.2g)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=6.87(s,1H),6.80(s,1H),6.71(br.s.,2H).2−アミノ−6−クロロ−ピリジン−4−カルボン酸(1.2g、6.95mmol)を、トルエン(10mL)中で溶解した。次いで、トリエチルアミン(2.97g、8.35mmol)、ベンジルアルコール(3.01g、27.82mmol)、およびジフェニルホスホリルアジド(2.97g、8.35mmol)を追加し、16時間110℃で加熱した。反応混合物を冷却した。EtOAc(100mL)を追加し、NaHCO3(飽和水溶液60mL)により洗浄した。混合物をろ過し、固体をEtOAc(30mL)により洗浄し、有機層をろ液から分離した。水層をEtOAc(3×30mL)により抽出した。有機層を合わせ、鹹水(70mL)により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、褐色の油がもたらされた。油を、カラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=0〜50%)によって精製し、無色の油としてベンジルN−(2−アミノ−6−クロロ−4−ピリジル)カルバメートがもたらされた。亜硝酸ナトリウム(894mg、12.96mmol)を、0℃でピリジンヒドロフルオリド(1mL)中ベンジルN−(2−アミノ−6−クロロ−4−ピリジル)カルバメート(360mg、1.30mmol)の溶液に追加し、25℃で2時間撹拌した。NaHCO3(100mL飽和水溶液)を追加した。混合物をEtOAc(3×30mL)により抽出した。合わせた有機層を、鹹水(70mL)により洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。得られた残留物を、カラムクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/石油エーテル=0〜30%、TLCペンタン:EtOAc=3:1、Rf=0.8)によって精製し、無色の油としてベンジルN−(2−クロロ−6−フルオロ−4−ピリジル)カルバメート(200mg)がもたらされた。二酸化白金(10mg)を、メタノール(20mL)中ベンジルN−(2−クロロ−6−フルオロ−4−ピリジル)カルバメートの溶液に窒素下で追加し、混合物を25℃で16時間水素雰囲気下で撹拌した。混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残留物を、prep−HPLC(カラム:Phenomenex Gemini 150*25mm*10um.条件:0.05%アンモニア−ACN)によって精製した。得られた固体を乾燥させ、白色の固体として2−クロロ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミン(33mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=6.83(br.s.,2H),6.46(t,J=1.6Hz,1H),6.06(d,J=1.6Hz,1H).
化合物215:N−(2−クロロ−6−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(78mg、0.23mmol)および2−クロロ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミン(33mg、0.23mmol)を、THF(5mL)中で溶解した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.68mL、1M、0.68mmol)を追加し、反応混合物を90分間室温で撹拌した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.68mL、1M、0.68mmol)をさらに追加し、反応混合物を30分間室温で撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(1mL)によりクエンチし、有機層を分離した。水層をCH2Cl2(2×3mL)により抽出し、合わせた有機層を蒸発させて乾燥させた。残留物をDMF(0.5mL)中で溶解し、0〜100%のヘプタン中酢酸エチルを使用し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、白色の固体がもたらされ、これを、分取HPLC(固定相:RP XBridge Prep C18 OBD−10μm、30×150mm、移動相:水、CH3CN中0.25%NH4HCO3溶液)を介して精製し、化合物215(42mg)がもたらされた。方法B;Rt:1.19分 m/z:445.0(M−H)− 計算精密質量:446.02.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=7.0Hz,3H),3.82(s,3H),3.91−4.06(m,1H),7.43(d,J=1.5Hz,1H),7.62(d,J=4.6Hz,1H),7.69(d,J=0.9Hz,1H),8.69(br.s.,1H),10.76(br.s.,1H).
2−ブロモ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミンの合成
無水酢酸(20mL、212mmol)中2,6−ジフルオロピリジン−4−アミン(250mg、1.92mmol)を、3時間100℃で撹拌した。20℃まで冷却した後、水(30mL)を追加し、さらに30分間撹拌した。水相をpH=10までNaHCO3水溶液により塩基性にし、CH2Cl2(3×20mL)により抽出した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、濃縮して乾燥させた。残留物を、シリカでカラムクロマトグラフィーによって精製した(溶出液:100/0〜30/70の石油エーテル/酢酸エチル)。産物画分を濃縮し、黄色の固体(240mg、1.36mmol)がもたらされた。AcOH(4mL)中N−(2,6−ジフルオロピリジン−4−イル)アセトアミド(180mg、1.05mmol)の溶液に、密封した管においてHBr/AcOH(35%、6.5g、16.1mmol)を追加し、これを1時間マイクロ波照射下で120℃で撹拌した。反応混合物を濃縮して、乾燥させ、Phenomenex Gemini 150*25mm*10um(溶出液:3%〜33%、v/vのHCOOH−ACN/H2O、流速:30ml/分)で調製用高速液体クロマトグラフィーによってさらに精製した。純粋な画分を収集し、揮発性物質を真空下で除去した。水層を凍結乾燥し、乾燥させ、2−ブロモ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミン(9.9mg)がもたらされた。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ=6.62(dd,J=1.0,1.8Hz,1H),6.05(d,J=2.0Hz,1H),4.52(br.s.,2H).
化合物216:N−(2−ブロモ−6−フルオロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
化合物216(9mg)は、エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(16mg)から出発して、2−クロロ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミンの代わりに2−ブロモ−6−フルオロ−ピリジン−4−アミン(9mg)を使用し、化合物215について記載されるものと同様に調製した。方法B;Rt:1.20分 m/z:488.9(M−H)− 計算精密質量:489.97.1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.18(d,J=6.8Hz,3H),3.82(s,3H),3.92−4.02(m,1H),7.41−7.47(m,1H),7.56−7.63(m,1H),7.80−7.85(m,1H),8.65(br.s,1H),10.75(br.s,1H).
化合物217:N−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−ピペリジル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキサミド
エチル4−クロロスルホニル−3−フルオロ−1−メチル−ピロール−2−カルボキシレート(1g、3.71mmol)、モレキュラーシーブ(4Å)、および1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペリジン−4−アミン(1.35g、7.42mmol)を、CH3CN(19mL)中で溶解し、NaHCO3(935mg、11.1mmol)を室温で追加した。次いで、溶液を1時間80℃まで加熱した。溶液をろ過し、真空中で濃縮し、EtOAcにより抽出し、水により洗浄した。EtOAc層をろ過し、ろ液を真空中で濃縮し、淡黄色の固体としてエチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−ピペリジル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(1.47g)がもたらされた。窒素下乾燥THF(17mL)中エチル3−フルオロ−1−メチル−4−[[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−ピペリジル]スルファモイル]ピロール−2−カルボキシレート(393mg、0.946mmol)および2−クロロピリジン−4−アミン(158mg、1.23mmol)に、LiHMDS(ヘキサン中1M)(3.78mL、1M、3.78mmol)を0℃で滴下した。16時間後、NH4Clを追加し、溶液をEtOAc(200mL)により希釈した。合わせた有機化合物をMgSO4により乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。粗製物は、100/0〜50/50 ヘプタン/EtOAcの勾配溶離を使用し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、その後ジイソプロピルエーテルから沈殿させ、最後にMeOH/水から結晶にし、固体として化合物217(300mg)がもたらされた。DSC:10℃/分で30〜300℃、ピーク:191.8℃。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ ppm 1.40−1.51(m,2H)1.63−1.71(m,2H)2.28−2.36(m,2H)2.79−2.85(m,2H)2.99−3.16(m,3H)3.80(s,3H)7.51(d,J=4.8Hz,1H)7.60(dd,J=5.7,2.0Hz,1H)7.76(d,J=7.5Hz,1H)7.81(d,J=1.5Hz,1H)8.29(d,J=6.8Hz,1H)10.53(s,1H).方法B;Rt:1.06分 m/z:496.0(M−H)− 計算精密質量:497.09。
生物学的な実施例−式(IA)の化合物の抗HBV活性
抗HBV活性を、安定したトランスフェクト細胞株、HepG2.2.15を使用して測定した。この細胞株は、比較的一貫した高レベルのHBVビリオン粒子を分泌することが記載され、これは、チンパンジーにおいて、急性および慢性の両方の感染症および疾患を引き起こすことが示された。
抗ウイルスアッセイのために、細胞を、二通り、96ウェルプレートにおいて段階希釈化合物により3日間2回処置した。6日間の処置の後、抗ウイルス活性は、リアルタイムPCRならびにHBV特異的プライマーおよびプローブを使用し、分泌されたビリオン由来の精製HBV DNAの定量化によって決定した。
抗HBV活性はまた、ドキシサイクリンの非存在下においてHBVを複製する(Tet−offシステム)安定した誘発性HBV生成細胞株である、HepG2.117細胞株を使用して測定した。抗ウイルスアッセイのために、HBV複製を誘発し、その後、二通り、96ウェルプレートにおいて段階希釈化合物により処置した。3日間の処置の後、抗ウイルス活性は、リアルタイムPCRならびにHBV特異的プライマーセットおよびプローブを使用し、細胞内HBV DNAの定量化によって決定した。
化合物の細胞傷害性は、化合物の存在下において4日間インキュベートしたHepG2細胞を使用して試験した。細胞の生存率は、Resazurinアッセイを使用して判断した。結果を表1に示す。
その代わりに、細胞傷害性は、ATPアッセイを介して決定した:Perkin ElmerのATPliteキットは、ATP(アデノシン三リン酸)レベルの決定によってHepG2細胞株に対する化合物の細胞傷害性を判断するために使用した。ATPがすべての代謝的に活性な細胞において存在し、細胞傷害のいかなる形態も、細胞のATP濃度の急速な減少をもたらすので、ATPは、機能的完全性および細胞生存率についてのマーカーとなる。化合物のインキュベーション後、1容量のATPlite溶液を細胞に追加し、発光シグナルを測定した。結果を表2に示す。