JP2016153410A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 式：Ｂ−Ｌ−Ｄの結合体であって、
   ＢがＰＳＭＡのリガンド、Ｌがリンカー、及びＤが薬剤であり、
   リンカーが薬剤と共有結合し、リンカーがリガンドと共有結合し、リンカーが少なくとも７個の原子の鎖を含み、
   リガンドが、式：
   

   

   （式中、Ｒ¹は水素であり、Ｒ²は、適宜置換されていてもよいカルボン酸である）のグルタル酸アミノカルボニル誘導体であり、
   Ｌ−Ｄが式：
   

   

   または
   

   

   （式中、*は結合体の残基への結合点を表す）を含むが、
   但し結合体は
   

   

   ではない、結合体。
2. リンカーが約１４個の原子から約２４個の原子の範囲の原子鎖を含む、請求項１記載の結合体。
3. リンカーがペプチドを含む、請求項１記載の結合体。
4. ペプチドが疎水性側鎖基を含む、請求項３記載の結合体。
5. ペプチドがフェニルアラニン側鎖基を含む、請求項３記載の結合体。
6. リンカーがフェニルアラニル−フェニルアラニルジペプチドを含む、請求項１記載の結合体。
7. リンカーがアスパラギン酸残基を含む、請求項１記載の結合体。
8. リンカーがアルキレンスペーサーリンカーを含む、請求項１記載の結合体。
9. Ｌが式：−ＮＨ−アルキル−Ｃ（Ｏ）Ｎ（Ｒ^６）−（ＣＲ^７Ｒ^８）_ｑ−Ｃ（Ｏ）−Ｎ（Ｒ^６’）−（ＣＲ^７’Ｒ^８’)_ｑ−Ｃ（Ｏ）−
   （式中、Ｒ^６およびＲ^６’はそれぞれ独立して、水素、アルキルおよびアシルからなる群から選択され；Ｒ^７、Ｒ^７’、Ｒ^８およびＲ^８’はそれぞれ独立して、水素または天然に存在するアミノ酸側鎖基であり；およびｑは１である）のリンカーである、請求項１記載の結合体。
10. 天然に存在するアミノ酸側鎖基がフェニルアラニンまたはチロシンの側鎖である、請求項９記載の結合基。
11. リンカーが−ＮＨ−アルキル−Ｃ（Ｏ）−Ｐｈｅ−Ｐｈｅ−である、請求項１０記載の結合体。
12. リンカーが、ＰＳＭＡのリガンドから７〜１４個の原子離れたアリールまたはアリールアルキル基、およびＰＳＭＡのリガンドから１０〜１７個の原子離れた別のアリールまたはアリールアルキル基を含む、請求項１記載の結合体。
13. 結合体が式：
    

    

    （式中、Ｒ^６は水素、アルキルおよびアシルからなる群から選択され；Ｒ^７およびＲ^８はそれぞれ独立して、水素または天然に存在するアミノ酸側鎖であり；およびｎは１から６の整数から独立して選択される）である、請求項１記載の結合体。
14. 結合体が式：
    

    

    
    

    

    
    

    

    および
    

    

    からなる群から選択される、請求項１記載の結合体。
15. 請求項１〜１４のいずれかの結合体と、担体、希釈剤及び賦形剤、並びにこれらの組み合わせからなる群より選択される構成成分とを含む、医薬組成物。