JP2016094280A - 移載装置及び荷物取出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図るとともに、安定的に荷物を移載することができる移載装置を提供する。
【解決手段】移載装置10は、把持部21、第1移動機構13、弾性受動関節部20、移動コンベア34、第2移動機構16及びベース12を備える。把持部21は、荷物53を把持する。第1移動機構13は、垂直方向及び当該垂直方向と直交する前後方向を含む少なくとも2つの方向に、把持部21を直動する。弾性受動関節部20は、把持部21と第1移動機構13との間に介在し、外力に応じて弾性受動的な倣い動作を行う。移動コンベア34は、荷物53を搬送する。第2移動機構16は、移動コンベア34に接続され、少なくとも2つの方向に移動コンベア34を直動する。ベース12は、第1移動機構13及び第2移動機構16を支持する。
【選択図】図1B

Description

本発明の実施形態は、移載装置及び荷物取出方法に関する。
物流分野においてサプライチェーンのグローバル化及び労働人材の高齢化に伴い、物流量の増加に対して荷役作業を担う労働力が不足している傾向にある。このため、近年では、荷物(物体や物品ともいう)を移載する移載装置が普及している。移載装置においては、従来の吸着型エンドエフェクタのみでは把持しにくい荷物、例えば、表面の凹凸が大きい荷物、変形しやすい荷物、紙袋やのし紙で覆われた荷物、荷崩れした荷物などを安定してハンドリングできることが求められている。
移載装置としては、直交機構型ロボット及び多関節アーム型ロボットが知られている。一般的な直交機構型ロボット及び多関節アーム型ロボットは、装置が大型化する傾向にある。例えば、直交機構型ロボットにより上方から荷物を把持する場合は、上下方向寸法の長いアームが必要となる。このため、天井が低いなど空間制約がある場合は、直交機構型ロボットを配置できない。
また、多関節アーム型ロボットについても、上方から荷物を把持する場合は、既存の敷設物を回避するために冗長性を備える関節数が必要となる傾向がある。さらに、荷物が中間棚を備えるボックスパレット内部に直方体形状に積載される場合、ボックスパレット内の中間棚近辺から荷物を取り出す際には、さらに冗長性を有する関節数が必要となり、ロボットが大型化するとともに高コスト化する。
特開平7−157089号公報
本発明が解決しようとする課題は、装置の小型化を図るとともに、安定的に荷物を移載することができる移載装置を提供することである。さらに、移載装置に適用可能な、安定的に荷物を取り出すことができる荷物取出方法を提供する。
一実施形態に係る移載装置は、把持部、第1移動機構、弾性受動関節部、移動コンベア、第2移動機構及びベースを備える。把持部は、荷物を把持する。第1移動機構は、垂直方向及び当該垂直方向と直交する前後方向を含む少なくとも2つの方向に、前記把持部を直動する。弾性受動関節部は、前記把持部と前記第1移動機構との間に介在し、外力に応じて弾性受動的な倣い動作を行う。移動コンベアは、前記荷物を搬送する。第2移動機構は、前記移動コンベアに接続され、前記少なくとも2つの方向に前記移動コンベアを直動する。ベースは、前記第1移動機構及び前記第2移動機構を支持する。
第1の実施形態に係る移載装置の外観を示す上面図。 図1Aに示したB−B′線に沿った移載装置の断面図。 図1Bに示したC−C′線に沿った移載装置の断面図。 図1Bに示したD−D′線に沿った移載装置の断面図。 図1Aに示した弾性受動関節部の構造例を自由度配置で示す側面図。 図1Aに示した弾性受動関節部の他の構造例を自由度配置で示す側面図。 図1Aに示した弾性受動関節部のさらに他の構造例を自由度配置で示す上面図。 図4Aに示した弾性受動関節部の側面図。 図1Aに示した移載装置の制御系を示すブロック図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図6Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図7Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図8Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図9Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図10Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図11Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図12Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図13Aに示したB−B′線に沿った断面図。 図1に示した移載装置の動作例を示す上面図。 図14Aに示したB−B′線に沿った断面図。 第2の実施形態に係る移載装置の外観を示す斜視図。 図15に示した移載装置の弾性受動関節部及び把持部を示す拡大図。 図15に示した移載装置の弾性受動関節部及び把持部を示す拡大図。 第3の実施形態に係る移載装置の弾性受動関節部及び把持部を示す図。 図18に示した弾性受動関節部及び把持部を異なる方向から示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1Aは、第1の実施形態に係る移載装置10を概略的に示す上面図である。図1Bは、図1Aに示したB−B′線に沿った移載装置10の断面図であり、図1Cは、図1Bに示したC−C′線に沿った移載装置10の断面図であり、図1Dは、図1Bに示したD−D′線に沿った移載装置10の断面図である。図1Aから図1Dでは、説明のために、XYZ直交座標系を付している。
図1Aに示されるように、移載装置10の前方にボックスパレット50が位置し、移載装置10の後方に搬送台60が位置している。図1Bに示されるように、ボックスパレット50の内部には中間棚51が設けられており、ボックスパレット50内に荷物53が積み重なって収容されている。本実施形態では、ボックスパレット50は、移動することができるように車輪52を有し、移載装置10及び搬送台60は地面に配置されている。ボックスパレット50の車輪52は車輪止めなどで固定してもよい。なお、移載装置10は移動可能であってもよい。例えば、移載装置10は、車輪を備えることができ、或いは、地面に敷設されたレールに沿って移動することができる。
移載装置10は、ボックスパレット50に収容されている荷物53を搬送台60に移載する。移載装置10は、ベース12、第1移動機構13、弾性受動関節部20、把持部21、第2移動機構23、移動コンベア34及び受動回転ローラ35を備える。第1移動機構13、弾性受動関節部20及び把持部21をまとめてアーム部と呼び、第2移動機構23、移動コンベア34及び受動回転ローラ35をまとめて搬送部と呼ぶ。アーム部は、搬送部の上方に位置している。移載装置10は、アーム部及び搬送部を併用してボックスパレット50から荷物53を取り出し、取り出した荷物を搬送台60へと移送する。
把持部21は、ボックスパレット50から荷物53を取り出すために、荷物53を把持する。第1移動機構13は、少なくとも2つの方向(例えば3方向)に把持部21を直動する。第1移動機構13は、ベース12によって支持されている。弾性受動関節部20は、把持部21と第1移動機構13との間に介在し、外力に応じて弾性受動的な倣い動作を行う。
移動コンベア34は、ボックスパレット50から取り出された荷物53を搬送し、この荷物53を搬送台60に投入する。第2移動機構23は、移動コンベア34に接続され、少なくとも2つの方向(例えば3方向)に移動コンベア34を移動させる。第2移動機構23は、ベース12によって支持されている。受動回転ローラ35は、受動的に回転する受動回転要素の一例であり、移動コンベア34の下側(裏面側)に配置されている。
本実施形態に係る移載装置10の構造をより詳細に説明する。
ベース12は、例えば、地面に接触する基底部12Aと、基底部12Aから垂直方向に(上下方向に)延在する複数の縦部材12Bと、を含む。垂直方向はZ軸方向に対応する。図1Bに示される例では、4つの縦部材12Bが直方体状の基底部12Aの四隅に設けられている。
第1移動機構13は、第1直動部15、第2直動部17及び第3直動部19を備える。第1直動部15は、垂直方向に移動可能にベース12に支持されている。例えば、縦部材12Bの1つに、第1直動部15を垂直方向に駆動する第1直動機構14が設けられ、残り3つの縦部材12Bに、垂直方向に延在するガイドレールが設けられる。第1直動部15は、第1直動機構14によって駆動されることによって上昇又は下降することができる。上昇は+Z方向への移動に対応し、下降は−Z方向への移動に対応する。
第2直動部17は、左右方向に移動可能に第1直動部15に支持されている。本実施形態では、左右方向は、垂直方向と直交し、すなわち、水平面に平行な方向である。左右方向はX軸方向に対応する。例えば、第1直動部15に、第2直動部17を左右方向に駆動する第2直動機構16が設けられる。第2直動部17は、第2直動機構16によって駆動されることによって左に(+X方向に)又は右に(−X方向に)移動することができる。
第3直動部19は、前後方向に移動可能に第2直動部17に支持されている。本実施形態では、前後方向は、水平面に平行な方向であって、垂直方向及び左右方向と直交する。前後方向はY軸方向に対応する。例えば、第2直動部17に、第3直動部19を前後方向に駆動する第3直動機構18が設けられる。第3直動部19は、第3直動機構18によって駆動されることによって前進又は後退することができる。前進は、+Y方向への移動、すなわち、移載する対象となる荷物53に向かう方向への移動に対応し、後退は、−Y方向への移動に対応する。
弾性受動関節部20は、第3直動部19に支持されている。具体的には、第3直動部19の基端部に第2直動部17が接続され、第3直動部19の先端部に弾性受動関節部20が接続されている。弾性受動関節部20は、第1直動部15、第2直動部17及び第3直動部19を介してベース12に支持されている。弾性受動関節部20は、第1直動部15の駆動によって垂直方向に移動し、第2直動部17の駆動によって左右方向に移動し、第3直動部19の駆動によって前後方向に移動することができる。弾性受動関節部20については後に詳細に説明する。
把持部21は、弾性受動関節部20に支持されている。具体的には、弾性受動関節部20の基端部に第3直動部19が接続され、弾性受動関節部20の先端部に把持部21が接続されている。把持部21は、第1直動部15、第2直動部17、第3直動部19及び弾性受動関節部20を介してベース12に支持されている。把持部21は、第1直動部15の駆動によって垂直方向に移動し、第2直動部17の駆動によって左右方向に移動し、第3直動部19の駆動によって前後方向に移動することができる。これにより、把持部21の先端は、ボックスパレット50内の全ての範囲に到達することができる。
本実施形態では、把持部21は、荷物53の上面エッジ部を把持する。具体的には、把持部21は、L字型の部材を含み、その部材の互いに略垂直な2つの表面(把持面ともいう)が荷物53の上面及び前面にそれぞれ対向した状態で荷物53を把持する。荷物53の前面は、荷物53の側面のうち移載装置10に対向する側面である。把持部21が吸着型のものである場合、図1Dに示されるように把持面に吸着パッド22が設けられ、真空吸着によって荷物53を把持する。また、把持部21が粘着型のものである場合、把持面に粘着シートが設けられ、粘着によって荷物53を把持する。
把持部21の把持面には、接触センサ又は反射式センサが設けられていてもよい。接触センサ又は反射式センサは、把持部21の把持状態を検出するために用いることができる。
第2移動機構23は、図1Bに示されるように、第4直動部25、第5直動部27及び第6直動部29を備える。第4直動部25は、垂直方向に移動可能にベース12に支持されている。例えば、縦部材12Bの1つに、第4直動部25を垂直方向に駆動する第4直動機構24が設けられ、残り3つの縦部材12Bに、垂直方向に沿ったガイドレールが設けられる。第4直動部25は、第4直動機構24によって駆動されることによって上昇又は下降することができる。
第5直動部27は、左右方向に移動可能に第4直動部25に支持されている。例えば、第4直動部25に、第5直動部27を左右方向に駆動する第5直動機構26が設けられる。第5直動部27は、第5直動機構26によって駆動されることによって左に又は右に移動することができる。
第6直動部29は、前後方向に移動可能に第5直動部27に支持されている。例えば、第5直動部27に、第6直動部29を前後方向に駆動する第6直動機構28が設けられる。第6直動部29は、第6直動機構28によって駆動されることによって前進又は後退することができる。
移動コンベア34は、第6直動部29に支持されている。すなわち、移動コンベア34は、第4直動部25、第5直動部27及び第6直動部29を介してベース12に支持されている。移動コンベア34は、第4直動部25の駆動によって垂直方向に移動し、第5直動部27の駆動によって左右方向に移動し、第6直動部29の駆動によって前後方向に移動することができる。これにより、移動コンベア34の先端は、ボックスパレット50内の全ての範囲に到達することができる。
移動コンベア34は、図1Cの矢印によって示される搬送方向に(−Y方向に)荷物53を搬送する。図1Bに示されるように、移動コンベア34は、環状のベルト33を備え、このベルト33は、プーリ30、31、32に巻き掛けられている。プーリ30、31、32は、X軸の周りに回転可能である。プーリ32は移動コンベア34の先端部に位置し、プーリ30は移動コンベア34の後端部に位置し、プーリ31はプーリ32とプーリ30との間に位置している。プーリ30の直径はプーリ31の直径と同じであり、プーリ32の直径はプーリ30の直径より小さい。すなわち、側方から見たときに、移動コンベア34は、先端部では、先端に向かうにつれて細くなり、後端部では、一定の厚さを有する。ベルト33は、例えば、図示しないモータが発生するトルクを受けて回転する。モータの出力軸は、例えば、プーリ30に連結される。図1Bには、3つのプーリ30、31、32が示されているが、4以上のプーリが設けられていてもよい。
受動回転ローラ35は、移動コンベア34の先端部の下側に配置されている。図1Bの例では、4つの受動回転ローラ35が示されているが、受動回転ローラ35の数は、1、2、3又は5以上であってもよい。受動回転ローラ35は、移動コンベア34による荷物(具体的には、移載する対象となる荷物の下にある荷物)53の破損を防止するために設けられる。
図1Bにおいて荷物53−1を移載する場合を想定する。本実施形態では、移載装置10は、アーム部を用いて荷物53−1を上方に持ち上げ、それによって荷物53−1の下側に生じる隙間(具体的には、荷物53−1とその下にある荷物53−3との間の隙間)に移動コンベア34の先端部を挿入する。そして、移載装置10は、把持部21を後退させつつベルト33を回転駆動することによって、荷物53−1をベルト33上に載せる。受動回転ローラ35が設けられない場合、移動コンベア34は、挿入時に荷物53−3に接触し、その表面に貼り付けられたラベルを破損する(例えば引き剥がす)可能性がある。本実施形態では、移動コンベア34の下側に受動回転ローラ35を配置することにより、そのような破損を生じることなしに、荷物53−1の下側の隙間に移動コンベア34を挿入することができる。
移動コンベア34の先端部には、接触センサ又は反射式センサが設けられていてもよい。接触センサ又は反射式センサは、移動コンベア34の挿入状態を検出するために用いることができる。
上下方向の寸法が小さい隙間に移動コンベア34の先端部及び受動回転ローラ35を挿入するため、先端部の厚みは薄い方が望ましい。このことは、ボックスパレット50内に積み重ねられた荷物53を取り出す場合、特に、中間棚51を回避する場合において有利である。例えば、手前の荷物53−1を取り出した後に奥の荷物53−2を取り出す場合、移動コンベア34は、中間棚51と荷物53−3との間の隙間に入り、荷物53−2近傍に到達することができる。
上述したように、移載装置10は、アーム部を用いて荷物53を移動コンベア34へと取り出し、移動コンベア34上に荷物53を載せて運ぶ。すなわち、荷物53は下から支えられた状態で運ばれる。これにより、把持部21で把持しにくい荷物であっても、荷物53を落下させることなく、搬送台60に荷物53を移載することができる。さらに、変形しやすい荷物や表面が紙で包装された荷物であっても、荷物53を破損することなく、搬送台60に荷物53を移載することができる。
荷物をパレットから搬送台にアームで直接に移載する従来の移載装置では、アームが大型になる。このため、従来の移載装置は、設置場所が限られる。さらに、従来の移載装置は、ボックスパレットのボックス内に収容された荷物にアクセスすることができない。本実施形態の移載装置10は、把持部21と移動コンベア34を組み合わせて用いることにより、従来の移載装置と比べてコンパクトにすることができる。その結果、移載装置10は、中間棚51を有するボックスパレット50に収容された荷物53など、狭い空間に配置された荷物を取り出すことができる。
なお、図1Bに示される第1移動機構13及び第2移動機構23の構造は単なる例であり、第1移動機構13及び第2移動機構23は、異なる方向への直動の組み合わせによる他の構造を有していてもよい。例えば、第1移動機構13において、第3直動部19が前後方向に移動可能に第1直動部15に支持され、第2直動部17が左右方向に移動可能に第3直動部19に支持されていてもよい。第2移動機構23についても、第1移動機構13と同様の変更を行うことができる。
また、第1移動機構13、弾性受動関節部20及び把持部21により形成されるアーム部の数は、本実施形態のような1本である例に限定されない。例えば、2本以上のアーム部を設けてもよい。移動コンベア34は、図1Bに示すようなベルトコンベアである例に限らず、ベルトを備えないコンベア、例えば、ローラコンベアであってもよい。ローラコンベアは、複数の回転ローラを配列したものであり、複数の回転ローラの一部又は全部が回転駆動される。移動コンベア34の下側に設けられる受動回転要素は、複数の受動回転ローラにベルトを巻き掛けたものであってもよい。
次に、弾性受動関節部20について具体的に説明する。
図2は、弾性受動関節部20の構造例を自由度配置で概略的に示している。図2に示される弾性受動関節部20は、Y軸周りの弾性受動回転要素20a、Y軸方向の弾性受動直動要素20b、Z軸周りの弾性受動回転要素20c、及びX軸周りの弾性受動回転要素20dを備えている。弾性受動回転要素20a、20c、20dの各々は、対応する軸の周りに弾性受動的に回動する。具体的には、弾性受動回転要素20a、20c、20dの各々は、外力が加わると対応する軸の周りに回動するが、外力が除去されると元の状態に戻る。弾性受動直動要素20bは、Y軸方向に受動弾性的に直動する。具体的には、弾性受動直動要素20bは、外力が加わるとY軸方向に短縮するが、外力が除去されると元の状態に戻る。弾性受動関節部20は、前後方向、左右方向及び前後方向周りに弾性受動的に直動又は回動することができる。
一例では、外部負荷が作用しない状態では把持部21を水平状態で保持するように弾性力(例えば弾性体による付勢力)が付与され、メカストッパーを用いて把持部21が水平状態に維持される。つまり、弾性受動関節部20は、外力が加わっていない状態では、弾性受動関節部20に含まれる弾性体(例えばバネ)の作用により、水平面に平行になるように把持部21を保持する。把持部21がL字型の部材を含む本実施例では、把持部21は、その2つの把持面の一方が水平面に平行になり、他方が水平面に垂直になるように、保持される。他の例では、把持部21の自重に対して弾性受動関節部20の弾性力を小さくし、弾性受動関節部20は、図3に示すように、把持部21を下方に傾斜した状態で保持する。把持部21を下方に傾斜させた場合、把持部21が対象荷物の上面エッジ部に倣うようにアーム部を駆動する。
図2及び図3に示される例では、弾性受動回転要素20a、弾性受動直動要素20b、弾性受動回転要素20c及び弾性受動回転要素20dは、この順番で第3直動部19と把持部21との間に配置されている。なお、これらの要素20a、20b、20c、20dの配置は、図2及び図3に示される例に限らず、適宜変更することができる。
弾性受動関節部20は、把持部21が前進して荷物53に接触すると、荷物の上面エッジ部に倣って変形する。具体的には、弾性受動関節部20は、把持部21の2つの内面が荷物53の上面及び前面に対向するように変形する。言い換えると、弾性受動関節部20は、荷物53の形状及び姿勢に応じて把持部21の姿勢を変更するように、把持部21を支持している。このように、弾性受動関節部20を受動的な機構により形成することにより、様々な形状の荷物をハンドリングすることができる。さらに、荷崩れや乱雑な積み重ねなどにより荷物53が把持部21に対して傾いていたとしても、荷物53をハンドリングすることができる。図2及び図3の各々に示される弾性受動関節部20は、移載装置10への適用に限らず、任意の他の装置に適用することもできる。
なお、弾性受動関節部20は、少なくとも1つの弾性受動要素(弾性受動関節)を備えていればよい。例えば、弾性受動関節部20は、1つの弾性受動直動要素及び3つの受動回転要素により形成されていてもよい。
図4A及び図4Bは、弾性受動関節部20の他の構造例を自由度配置で概略的に示す上面図及び側面図である。図4Aに示される弾性受動関節部20は、Y軸周りの弾性受動回転要素20e、Y軸方向の弾性受動直動要素20f、Z軸周りの受動回転要素20g、X軸周りの受動回転要素20h、弾性受動直動要素20i、Z軸周りの受動回転要素20j、X軸周りの受動回転要素20k、Z軸回りの受動回転要素20l、X軸回りの受動回転要素20m、Z軸周りの受動回転要素20n、X軸周りの受動回転要素20o、弾性受動直動要素20p、Z軸周りの受動回転要素20q及びX軸周りの受動回転要素20rを備えている。弾性受動直動要素20fは、要素20l、20mの組と要素20g、20h、20i、20j、20kの組と要素20n、20o、20p、20q、20rの組と、に接続されている。要素20l、20mの組と要素20g、20h、20i、20j、20kの組と要素20n、20o、20p、20q、20rの組とは並列に配置されている。すなわち、弾性受動関節部20は、垂直方向、前後方向及び左右方向周りに弾性受動的に直動又は回動することができる。
図4Aに示される弾性受動関節部20は、受動回転要素20l及び受動回転要素20mを回転中心とした差動機構として倣い動作を行う。ここでいう差動機構は、2入力で1出力を生じる機構である。具体的には、弾性受動関節部20は、並列に配置された弾性受動直動要素20i、20pの差動によって把持部21の姿勢を変更する。弾性受動直動要素20i、20pは、例えば、ガススプリングであり得る。弾性受動直動要素20fもまた、ガススプリングであり得る。受動回転要素20gと受動回転要素20hの組はボールジョイント構造であってもよい。同様に、受動回転要素20jと受動回転要素20kの組、受動回転要素20nと受動回転要素20oの組、受動回転要素20qと受動回転要素20rの組もまた、ボールジョイント構造であってもよい。一例では、弾性受動関節部20は、外力が加わっていない状態では、弾性受動関節部20に含まれる弾性体の作用により、把持部21を水平面に平行になるように保持する。他の例では、把持部21の自重に対して弾性受動関節部20の弾性力を小さくし、弾性受動関節部20が把持部21を下方に傾斜した状態で保持する。
図4Aに示した差動機構構造は、図2のような弾性受動要素を直列に接続した構造に比べてより広い可動範囲をコンパクトに実現できる。また、弾性受動関節部20を受動的な機構により形成することにより、様々な形状の荷物をハンドリングすることができる。さらに、荷物53が把持部21に対して傾いていたとしても、荷物53をハンドリングすることができる。図4Aに示される弾性受動関節部20は、移載装置10への適用に限らず、任意の他の装置に適用することもできる。
なお、図2、図3及び図4Aに示した構造は単なる例であり、弾性受動関節部20の構造は、これらの例に限定されない。
図5は、移載装置10の制御系を概略的に示している。移載装置10は、図5に示されるように、センサ部40、把持制御部41、及びコンベア制御部42を備える。把持制御部41及びコンベア制御部42は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置がROM又はHDDなどの記憶装置に記憶されている制御プログラムを実行することにより、実現することができる。例えば、演算処理装置は、ROM又はHDDから制御プログラムを読み込み、制御プログラムをRAM上に展開することにより、把持制御部41及びコンベア制御部42として機能する。
センサ部40は、移載する対象となる荷物(対象荷物ともいう)の位置及び形状を検出して検出信号を生成する。センサ部40は、例えば、対象荷物の上面エッジ位置及び下面位置(対象荷物の下側の隙間)を検出する。センサ部40は、例えば、対象荷物を撮像して画像信号を生成する画像センサと、画像信号に対して画像処理を施して対象荷物の位置及び形状を検出する画像処理部と、を備える。画像センサは、例えば、ベース12の基底部12Aに設けられる。なお、センサ部40が画像処理部を備えず、把持制御部41及びコンベア制御部42が画像処理を行ってもよい。
コンベア制御部42は、センサ部40から受け取った検出信号に基づいて、対象荷物に対する移動コンベア34の位置決め制御を行う。具体的には、コンベア制御部42は、センサ部40から受け取った検出信号に基づいて、把持部21によって対象荷物を取り出すときの移動コンベア34の位置を決定する。コンベア制御部42は、移動コンベア34の先端が対象荷物の下面と同じ高さになるように、第4直動機構24を制御し、移動コンベア34の先端が対象荷物と対向するように、第5直動機構26を制御し、移動コンベア34を対象荷物に近づけるように、第6直動機構28を制御する。コンベア制御部42は、さらに、移動コンベア34のベルト33の回転制御を行う。具体的には、コンベア制御部42は、プーリを介してベルト33に連結されたモータを制御する。
把持制御部41は、センサ部40から受け取った検出信号に基づいて、対象荷物に対する把持部21の位置決め制御を行う。具体的には、把持制御部41は、センサ部40から受け取った検出信号に基づいて、対象荷物における把持すべき位置を決定する。そして、把持制御部41は決定した位置に把持部21が接触するように、第1直動機構14、第2直動機構16、第3直動機構18を駆動する。また、把持制御部41は、対象荷物を把持するために把持部21を駆動する。さらに、把持制御部41は、把持部21が把持している対象荷物を移動コンベア34に載せる際に、第3直動機構18を駆動して把持部21を後退させる。
照明条件のばらつきや高密度での荷物積載などの影響がある場合、外部情報収集センサ(例えば画像センサ)で対象荷物を安定して認識することができず、そのため、荷物の取り出し動作を自動化することは困難である。例えば、密に積み重ねられた荷物間の隙間を検出することは困難である。一方、荷物の上面エッジを検出することは比較的に容易である。さらに、荷物を持ち上げた際に荷物の下側に生じる大きな隙間を検出することも比較的に容易である。従って、上述した方法でボックスパレット50から荷物を取り出す本実施形態によれば、荷物の取り出し動作を自動化することが可能である。本実施形態で説明する荷物取出方法は、本実施形態の移載装置10に限らず、荷物を取り出す他の装置に適用することも可能である。
次に、図6Aから図14Bを参照して、移載装置10の動作例を説明する。
図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、図11A、図12A、図13A、図14Aは、ボックスパレット50内に積み重ねて収容されている荷物53のうちの荷物53−1を搬送台60に移載する一連の動作を概略的に示す上面図である。図6B、図7B、図8B、図9B、図10B、図11B、図12B、図13B、図14Bはそれぞれ、図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、図11A、図12A、図13A、図14Aに示されるB−B′線に沿う移載装置10の断面図である。なお、図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、図11A、図12A、図13A、図14Aでは、中間棚51及びその上に配置された荷物53は省略されている。また、図6B、図7B、図8B、図9B、図10B、図11B、図12B、図13B、図14Bでは、荷物53−4及び53−5などは省略されている。
まず、センサ部40は、積層された荷物53の中から対象荷物53−1の上面エッジを検出する。図6A及び図6Bに示されるように、第1直動部15が第1直動機構14によって駆動され、把持部21は、その先端の高さが対象荷物53−1の上面エッジ部の高さと合うように上昇する。
図7A及び図7Bに示されるように、第2直動部17が第2直動機構16によって駆動され、把持部21が対象荷物53−1と対向するように左右方向に移動する。続いて、第3直動部19が第3直動機構18によって駆動され、把持部21が対象荷物53−1に向かって前進する。そして、第3直動部19が把持部21を対象荷物53−1の上面エッジ部の上面と前面に押し付けるように駆動され、対象荷物53−1が把持部21によって把持される。このとき、対象荷物53−1が荷崩れなどで傾いていたとしても第3直動部19の押し付け力と弾性受動関節部20の倣い動作により把持部21の把持面が対象荷物53−1の上面及び側面に沿うように動作する。このとき、把持状態は、把持部21の把持面に設けられた近接センサ又は反射式センサの出力に基づいて検出することができる。
図8A及び図8Bに示されるように、第1直動部15が第1直動機構14によって駆動され、把持部21は、対象荷物53−1の上面エッジ部を把持した状態で上方へ移動する。対象荷物53−1の自重と弾性受動関節部20の弾性成分により、対象荷物53−1の下側に隙間が空くように把持部21により対象荷物53−1が持ち上げられる。ただし、対象荷物53−1の下面の一部は荷物53−3の上面に接している状態である。これにより、把持部21には対象荷物53−1の全ての自重が作用せず、第1直動部15の駆動力を抑えた状態で対象荷物53−1が持ち上げられる。
続いて、センサ部40は、対象荷物53−1の下側の隙間を検出する。図9A及び図9Bに示されるように、第4直動部25が第4直動機構24によって駆動され、移動コンベア34は、その先端の高さが対象荷物53−1の下側の隙間の高さと合うように上昇する。次に、第5直動部27が第5直動機構26によって駆動され、移動コンベア34が対象荷物53−1と対向するように左右方向に移動する。続いて、第6直動部29が第6直動機構28によって駆動され、移動コンベア34が対象荷物53−1に向かって前進する。そして、第6直動部29が移動コンベア34の先端部及び受動回転ローラ35が対象荷物53−1の下側の隙間に進入するように駆動され、移動コンベア34のベルト33が対象荷物53−1の下面に当接する。このとき、受動回転ローラ35が荷物53−3の上面に接触するが、受動回転ローラ35の作用により受動回転ローラ35と荷物53−3との間に摩擦が生じることがない。荷物53−3を破損することなく、移動コンベア34の先端部を対象荷物53−1の下側の隙間に挿入することができる。それにより、対象荷物53−1とその下にある荷物53−3との間の摩擦が軽減され、対象荷物53−1を取り出し易くなる。このとき、挿入状態は、移動コンベア34の先端部に設けられた接触センサ又は反射式センサの出力に基づいて検出することができる。
図10A及び図10Bに示されるように、把持部21は、対象荷物53−1を移動コンベア34のベルト33上に移動させる。このとき、ベルト33は把持部21と同期して駆動される。具体的には、移載装置10は、第3直動部19の駆動によって把持部21を後退させながら、対象荷物53−1が図10Bの矢印によって示される搬送方向に搬送されるようにベルト33が回転駆動される。それにより、対象荷物53−1をベルト33上に容易に載せることができる。さらに、把持部21が弾性受動関節部20を介して第3直動部19に連結されていることから、把持部21は、対象荷物53−1の下面をベルト33上に当接するように倣いながら、対象荷物53−1を移動コンベア34のベルト33上に移動させることができる。なお、移載装置10は、把持部21を後退させることなく、ベルト33の回転で対象荷物53−1をベルト33上に移動させてもよい。
図11A及び図11Bに示されるように、対象荷物53−1がベルト33上に載った後に、把持部21は、対象荷物53−1がベルト33上を流れるのを妨げないように、荷物回避姿勢に移る。すなわち、把持制御部41は、移動コンベア34上から把持部21を退避させる。移動コンベア34は、対象荷物53−1を搬送し、対象荷物53−1全体がベルト33上に載った状態になった後に停止する。
図6A、図7A、図8A、図9A、及び図10Aに示される動作を繰り返すことにより、移動コンベア34上に複数の荷物53を載せることができる。例えば、移載装置10は移動コンベア34上に載せられるだけの荷物53を載せるように動作される。図11A及び図11Bに示される例では、1つの荷物53−1が移動コンベア34上に載っている。
図12A及び図12Bに示されるように、移動コンベア34が後退し、続いて、移動コンベア34が搬送台60の位置まで下降する。図13A及び図13Bに示されるように、移動コンベア34のベルト33が回転駆動され、それにより、対象荷物53−1が搬送台60に投入される。図14A及び図14Bに示されるように、対象荷物53−1は搬送台60によって搬送される。搬送台60は、例えば、図14Aの矢印Bで示される搬送方向に荷物53を搬送するベルトコンベア装置である。移載装置10が荷物を移載する先(荷下ろし場所)は、搬送台60のような動的な台に限らず、例えばパレットや作業台などの静的な台であってもよい。
荷物53−1を移動コンベア34から搬送台60に投入するときには、動いている2つのベルトに荷物53が跨がる状態が一時的に生じる。このため、移動コンベア34の搬送方向が搬送台60の搬送方向と異なる場合、搬送台60への投入時に荷物の姿勢が変化する。本実施形態では、移動コンベア34の搬送方向は搬送台60の搬送方向と略直交する。例えば、荷物53が移動コンベア34の搬送方向に整列した状態で移動コンベア34によって搬送される場合、搬送台60への投入後には、荷物53は、搬送台60の搬送方向に対して傾いた姿勢となる。搬送台60上では荷物53は搬送台60の搬送方向に整列していることが望ましい。一実施形態では、把持部21は、搬送台60への投入時の姿勢変化を考慮して、搬送方向に対して姿勢を傾けた状態で移動コンベア34に荷物53を載せる。それにより、搬送台60においてその搬送方向に荷物53を整列することができる。
このように、移載装置10は、把持部21で荷物53を移動コンベア34へと取り出し、移動コンベア34上に荷物53を載せて運ぶ。これにより、荷物53を落下させることなく、さらに、荷物53を破損することなく、荷下ろし場所に荷物53を移載することができる。
なお、上述した動作例は、説明のために単純化したものであり、実際の動作と異なり得る。例えば、上述の動作例では、把持部21が対象荷物53−1を把持するまでに、上下方向の移動、左右方向の移動及び前後方向の移動を1回ずつ行っている。実際の動作では、把持部21が対象荷物53−1を把持するまでに、上下方向の移動、左右方向の移動及び前後方向の移動の少なくとも1つを複数回行うことがある。
以上のように、第1の実施形態に係る移載装置では、垂直方向に、前後方向に、並びに、左右方向に移動可能な把持部と、把持部と把持部を移動させる第1移動機構との間に介在し、外力に応じて弾性的な倣い動作を行う弾性受動関節部と、垂直方向に、前後方向に、並びに、左右方向に移動可能な移動コンベアと、を備え、移動コンベア及び把持部を併用して荷物を移載する。これにより、様々な状態の荷物をハンドリングすることができ、安定して荷物を移載することができる。さらに、移動コンベアを設けることによって、アームのみを用いた従来の移載装置と比べて、装置を小型化することができる。
(第2の実施形態)
図15から図17を参照して、第2の実施形態について説明する。
図15は、第2の実施形態に係る移載装置100の詳細構造を示し、図16及び図17は、図15に示される弾性受動関節部20及び把持部21を含む、移載装置100の一部を拡大して示している。図15から図17において、図1Bに示した部分と同様の部分には同様の符号を付して、重ねての説明を省略する。
図15に示される移載装置100と図1Bに示される移載装置10が大きく異なる点は、移載装置100が把持部21を左右方向に移動させる機構及び移動コンベア34を左右方向に移動させる機構を備えていないことである。すなわち、移載装置100では、把持部21及び移動コンベア34の各々は、垂直方向及び前後方向の2つの方向に直動することができる。
具体的には、移載装置100は、図15に示されるように、垂直方向及び前後方向に把持部21を直動する第1移動機構113と、垂直方向及び前後方向に移動コンベア34を直動する第2移動機構123と、を備える。第1移動機構113は、垂直方向に移動可能にベース12に支持された第1直動部15と、前後方向に移動可能に第1直動部15に支持され、弾性受動関節部20に接続された第3直動部19と、を含む。第2移動機構123は、垂直方向に移動可能にベース12に支持された第4直動部25と、前後方向に移動可能に第4直動部25に支持され、移動コンベア34に接続された第6直動部29と、を含む。
本実施形態の移動コンベア34は、先端部の幅が狭く、後端側の部分の幅が広くなっている。具体的には、移動コンベア34は、3つのベルト33を備え、これらのベルト33は、上から見た形状がT字形状になるように配置されている。これにより、幅の狭い荷物の下側の隙間に移動コンベア34の先端部を挿入することが可能になる。さらに、荷物は、移動コンベア34上に載せられた後は、幅の広い部分に移り安定して搬送される。
本実施形態の弾性受動関節部20は、図4Aに示した構造例に対応する差動機構を備える。本実施形態の弾性受動関節部20では、図16及び図17に示されるように、弾性受動直動要素20f、20i、20pは、ガススプリングである。受動回転要素20gと受動回転要素20hの組、受動回転要素20jと受動回転要素20kの組、受動回転要素20nと受動回転要素20oの組、及び受動回転要素20qと受動回転要素20rの組は、ボールジョイントである。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図18及び図19を参照して第3の実施形態について説明する。第3の実施形態と第2の実施形態とで異なる点は、弾性受動関節部20の構造である。その他の構造は第2の実施形態と第3の実施形態とで同じであるので、弾性受動関節部20以外の要素についての説明は省略する。
第2の実施形態の弾性受動関節部20は、外力が加わっていない状態では、把持部21を水平状態で保持している。これに対し、図18に示すように、第3の実施形態の弾性受動関節部20は、外力が加わっていない状態では、把持部21を下方に傾斜した状態で保持する。
本実施形態の弾性受動関節部20は、図4Aに示した構造例に対応する差動機構を備える。本実施形態の弾性受動関節部20では、図18及び図19に示されるように、弾性受動直動要素20f、20i、20pは、ガススプリングである。受動回転要素20gと受動回転要素20hの組、受動回転要素20jと受動回転要素20kの組、受動回転要素20nと受動回転要素20oの組、及び受動回転要素20qと受動回転要素20rの組は、ボールジョイントである。
本実施形態では、図19に示されるように、ガススプリング20i、20pが受動回転要素20mより上方に配置されている。この配置により、外力が加わっていない状態では把持部21は下方に傾斜した状態に保持される。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…移載装置、12…ベース、13…第1移動機構、14…第1直動機構、15…第1直動部、16…第2直動機構、17…第2直動部、18…第3直動機構、19…第3直動部、20…弾性受動関節部、20a、20c、20d、20e、20f…弾性受動回転要素、20b、20i、20p…弾性受動直動要素、20g、20h、20j、20k、20l、20m、20n、20o、20q、20r…受動回転要素、21…把持部、22…吸着パッド、23…第2移動機構、24…第4直動機構、25…第4直動部、26…第5直動機構、27…第5直動部、28…第6直動機構、29…第6直動部、30、31、32…プーリ、33…ベルト、34…移動コンベア、35…受動回転ローラ、40…センサ部、41…把持制御部、42…コンベア制御部、50…ボックスパレット、51…中間棚、52…車輪、53…荷物、60…搬送台、100…移載装置、113…第1移動機構、123…第2移動機構。

Claims (21)

  1. 荷物を把持する把持部と、
    垂直方向及び当該垂直方向と直交する前後方向を含む少なくとも2つの方向に、前記把持部を直動する第1移動機構と、
    前記把持部と前記第1移動機構との間に介在し、外力に応じて弾性受動的な倣い動作を行う弾性受動関節部と、
    前記荷物を搬送する移動コンベアと、
    前記移動コンベアに接続され、前記少なくとも2つの方向に前記移動コンベアを直動する第2移動機構と、
    前記第1移動機構及び前記第2移動機構を支持するベースと、
    を具備する移載装置。
  2. 前記第1移動機構は、
    前記垂直方向に移動可能に前記ベースに支持された第1直動部と、
    前記垂直方向及び前記前後方向と直交する左右方向に移動可能に前記第1直動部に支持された第2直動部と、
    前記前後方向に移動可能に前記第2直動部に支持され、前記弾性受動関節部が接続された第3直動部と、
    を備え、
    前記第2移動機構は、
    前記垂直方向に移動可能に前記ベースに支持された第4直動部と、
    前記左右方向に移動可能に前記第4直動部に支持された第5直動部と、
    前記前後方向に移動可能に前記第5直動部に支持され、前記移動コンベアが接続された第6直動部と、
    を備える、請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記第1移動機構は、
    前記垂直方向に移動可能に前記ベースに支持された第1直動部と、
    前記前後方向に移動可能に前記第1直動部に支持され、前記弾性受動関節部が接続された第3直動部と、
    を備え、
    前記第2移動機構は、
    前記垂直方向に移動可能に前記ベースに支持された第4直動部と、
    前記前後方向に移動可能に前記第4直動部に支持され、前記移動コンベアが接続された第6直動部と、
    を備える、請求項1に記載の移載装置。
  4. 前記移動コンベアの下側に設けられた受動回転要素をさらに具備する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移載装置。
  5. 前記第1移動機構は、前記荷物の下側に隙間を生じさせるために、前記把持部が前記荷物を把持した状態で前記把持部を上方に移動させ、
    前記第2移動機構は、前記移動コンベアの先端部を前記隙間に挿入するために、前記移動コンベアを移動させる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移載装置。
  6. 前記移動コンベアは、前記把持部によって把持された前記荷物を当該移動コンベアに載せるために回転駆動される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の移載装置。
  7. 前記把持部は、前記荷物の上面エッジ部を把持する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の移載装置。
  8. 前記弾性受動関節部は、少なくとも1つの弾性受動要素を備える、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の移載装置。
  9. 前記弾性受動関節部は、並列に配置された弾性受動直動要素を含む差動機構を備える、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の移載装置。
  10. 前記弾性受動関節部は、前記把持部が荷物と接触しない状態では前記把持部を水平状態で保持し、前記把持部が前記荷物と接触した状態では前記荷物に倣うように変形する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の移載装置。
  11. 前記弾性受動関節部は、前記把持部が荷物と接触しない状態では前記把持部を下方に傾斜した状態で保持し、前記把持部が前記荷物と接触した状態では前記荷物に倣うように変形する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の移載装置。
  12. 前記荷物に対する前記移動コンベアの位置決め制御と前記移動コンベアの回転制御とを行うコンベア制御部と、
    前記荷物に対する前記把持部の位置決め制御を行う把持制御部と、をさらに具備する請求項1乃至11のいずれか1項に記載の移載装置。
  13. 前記荷物の上面エッジを検出して検出信号を生成する検出部をさらに具備し、
    前記把持制御部は、前記検出信号に基づいて、前記荷物を把持すべき位置を決定する、請求項12に記載の移載装置。
  14. 前記荷物の位置及び形状を検出して検出信号を生成する検出部をさらに具備し、
    前記把持制御部は、前記検出信号に基づいて、前記荷物を把持すべき位置を決定する、請求項12に記載の移載装置。
  15. 前記移動コンベアは、当該移動コンベアに載せられた前記荷物を搬送台に投入する、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の移載装置。
  16. 前記移動コンベアは、当該移動コンベアに複数の荷物を載せた後に、前記複数の荷物を前記搬送台に投入する、請求項15に記載の移載装置。
  17. 前記把持部は、前記移動コンベアが前記荷物を搬送する方向に対して傾けて前記荷物を前記移動コンベアに載せる、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の移載装置。
  18. 前記把持部は、前記荷物を吸着により把持する、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の移載装置。
  19. 前記把持部は、前記荷物を粘着により把持する、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の移載装置。
  20. 前記把持部は、前記移動コンベアの上方に位置する、請求項1乃至19のいずれか1項に記載の移載装置。
  21. 荷物を把持する把持部と、前記把持部に接続され、外力に応じて弾性受動的な倣い動作を行う弾性受動関節部と、前記荷物を搬送する移動コンベアと、を備える装置のための荷物取出方法であって、
    前記荷物の上面エッジ部と接触するように前記把持部を移動させ、
    前記荷物の下側に隙間を生じさせるために、前記把持部が前記荷物の前記上面エッジ部を把持した状態で前記把持部を上方に移動させ、
    前記移動コンベアの先端部を前記隙間に挿入するために、前記移動コンベアを移動させ、
    前記把持部によって把持された前記荷物を前記移動コンベアに載せるために当該移動コンベアを回転駆動する、荷物取出方法。
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