JPH06336337A - 箱状荷物の掻き出し装置 - Google Patents

箱状荷物の掻き出し装置

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JPH06336337A
JPH06336337A JP12578593A JP12578593A JPH06336337A JP H06336337 A JPH06336337 A JP H06336337A JP 12578593 A JP12578593 A JP 12578593A JP 12578593 A JP12578593 A JP 12578593A JP H06336337 A JPH06336337 A JP H06336337A
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JP
Japan
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box
attached
scraping
hopper
endless
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Application number
JP12578593A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Yoyasu
豊彦 養安
Daisuke Iguchi
大介 井口
Takashi Yamagata
尊 山県
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積み重ねられたダンボール箱を上から1つ毎
に掻き落して後方に連続して搬送できるようにする。 【構成】 装置本体5に昇降自在に設けた昇降体8に設
けた取付体14の上部に掻き落し機Aを前方に向けて取
付け、この掻き落し機20を摩擦板を備えた多数のリン
クを無端状に連結した無端状摩擦帯体21及び駆動モー
タ22より構成し、前記取付体14の下部にベルト53
を備えたホッパーBを取付け、その無端状摩擦体21を
ダンボール箱の上面に押しつけて回転することで次段の
ダンボール箱に沿って移動しながらホッパーBのベルト
53上に掻き落し、その後にベルト53を回転しながら
後方に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ内に収納され
たダンボール箱などの積み重ねられた箱状荷物を上から
1つ毎に取り出しする箱状荷物の掻き出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】肉・魚介類、野菜類などの冷凍食品の海
外輸入品はダンボール箱に詰めて8トン及び16トン冷
凍コンテナで輸入され、船降し後冷凍倉庫へトレーラで
輸送された後冷凍庫内で保管され、必要時期に冷凍コン
テナ内よりダンボール箱を1つ毎に取り出して国内の業
者に出荷することが一般的である。
【0003】前述のようにコンテナ内よりダンボール箱
を1つ毎に取り出す作業は人手に頼っており、通常1つ
のコンテナ内には15〜30kgの重量のダンボール箱
が1300個前後収納され、しかも冷凍庫内での作業の
ために20分程度しか連続して作業できないから、前述
のようにコンテナ内から1300個前後のダンボール箱
を20分程度の時間内に取り出す作業は非常に重労働で
あり、最近の労働者不足の影響のあって機械化の要求が
強い。
【0004】コンテナ内の荷物を1つ毎に取り出す装置
としてはアームの先端部に真空吸着盤を取付け、その真
空吸着盤により荷物を吸着支持して1つ毎に取り出すも
のが考えられらる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の取り出し装置で
あると真空吸着盤を荷物に隙間なく密着させた後に真空
吸着盤内の空気を真空ポンプで吸引して吸着支持し、そ
の後に真空吸着盤を上に移動して荷物を持ち上げてコン
テナ内より取り出すので、その作業工程が複雑となると
共に、真空吸着盤で荷物を吸着支持するまでに時間がか
かるし、荷物を吸着支持した後に真空吸着盤を持ち上げ
ながらコンテナ近くのベルトコンベアまで運搬するので
ベルトコンベアまで運搬する時間が長くなるので、コン
テナ内より1つの荷物を取り出してベルトコンベアまで
運搬するのに時間がかかり、作業能率が悪い。また、荷
物の表面に凹凸があると真空吸着盤が密着せずに荷物を
吸着支持できないので、ダンボール箱などのように積み
重ねによって表面に凹凸に変形が生じる荷物の取り出し
には適用できないことがある。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした箱状荷物掻き出し装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】装置本体5に昇降体8を
昇降自在に設け、この昇降体8に取付けた取付体14の
上部に支持フレーム18を前方に向けて取付け、この取
付けフレーム15に無端状摩擦帯体21と駆動モータ2
2を備えた掻き出し機Aを取付け、前記取付体14の下
部に箱状荷物を後方に搬送ガイドするホッパーBを設け
た箱状荷物の掻き出し装置。
【0008】
【作 用】無端状摩擦帯体21を箱状荷物の上面に押
しつけて回転動することで、その箱状荷物を次段の箱状
荷物に沿って手前側に移動してホッパーB上に掻き落
し、その後にホッパーBに沿って後方に搬送することが
でき、無端状摩擦帯体21を箱状荷物の上面に押しつけ
て回転することにより直ちに掻き落しできて短時間に掻
き落しできるし、掻き落した後にホッパーBに沿って後
方に連続して搬送できるから作業能率が優れたものとな
るし、無端状摩擦帯体21と箱状荷物との摩擦力で掻き
落しするので箱状荷物が若干凹凸変形していてもスムー
ズに掻き落しできる。
【0009】
【実 施 例】図1と図2と図3と図4に示すように、
車輪1を備えた下部フレーム2と、この下部フレーム2
に設けた左右一対のメインフレーム3,3と、その左右
一対のメイフレーム3,3の上部間に横架した上横材4
とにより装置本体5を構成し、この装置本体5の左右一
対のメインフレーム3,3に沿って昇降板6を昇降自在
に取付け、その左右一対の昇降板6,6間に横材7を横
架して昇降体8を構成している。
【0010】前記一方のメインフレーム3の上部には昇
降用モータ9が取付けられ、この昇降用モータ9で回転
される回転軸10の軸方向両端部に駆動スプロケット1
1がそれぞれ取付けてあり、その各駆動スプロケット1
1に巻掻けたチェーン12が前記左右のメインフレーム
3の上下に取付けた従動スプロケット13にそれぞれ巻
掛けられ、そのチェーン12が前記左右の昇降板6にそ
れぞれ連結されて昇降用モータ9を正転、逆転駆動する
ことで昇降体8が上下動するように構成してある。
【0011】前記横材7に沿って取付体14が左右方向
に摺動自在に取付けられ、この取付体14に設けたスラ
イド用モータ15で回転駆動されるピニオン16が横材
7に沿って取付けたラック17に噛合し、そのスライド
用モータ15を回転駆動することで取付体14が左右に
摺動する。前記取付体14の上部に支持フレーム18が
チルトシリンダー19で上下揺動自在に取付けられ、こ
の支持フレーム18に掻き落し機Aがテレスコシリンダ
ー20で前後移動自在に取付けてある。前記取付体14
の下部にホッパーBとキックアップ機構Cが取付けてあ
る。
【0012】前記掻き落し機Aは図5と図6に示すよう
に左右一対の無端状摩擦帯体21,21とこの無端状摩
擦帯体21を回転駆動する駆動モータ22と減速機23
と、前記左右一対の無端状摩擦帯体21,22間に設け
たピッカー機構40を備え、前記減速機23の左右出力
軸24に左右一対の駆動スプロケット25が取付けら
れ、その減速機23のハウジング23aの左右両端には
左右一対の支持縦板26が前方に向けて取付けられ、こ
の左右一対の支持縦板26,26の前端寄り間に従動軸
27が支承され、その従動軸27に左右一対の従動スプ
ロケット28,28が取付けてある。なお、支持縦板2
6が前記支持フレーム18に摺動自在及び左右揺動自在
に支承してある。
【0013】前記無端状摩擦帯体21は摩擦板29を備
えた多数のリンク30をピン31で無端状に連結して成
り、そのリンク30が駆動スプロケット25と従動スプ
ロケット28に巻掛けられ、駆動モータ22を回転する
ことで回転するようにしてある。
【0014】前記ピッカー機構40は図5ないし図10
に示すように、前記左右一対の支持縦板26,26の長
手方向中間部に横架した回転横軸41にベアリング42
で回転自在に支承した左右一対の従動スプロケット43
と、前記従動軸27に固定した左右一対の駆動スプロケ
ット44に無端状チェーン45をそれぞれ巻掛け、この
一対の無端状チェーン45,45間に亘って支軸46が
回転方向に間隔を置いて複数取付けられ、その各支軸4
6にL字状のピッカー47の基部が上下回動自在に支承
されており、その各ピッカー47にはアーム48が取付
けられそのアーム48にローラ49が設けられ、ピッカ
ー47は自動によって揺動してローラ49が前記従動軸
27と回転横軸41に亘って取付けたガイドカム50に
当接することで自重による揺動が規制されてピッカー4
7のフック部47aが無端状チェーン45よりも下方に
突出する長さが一定に保持され、そのピッカー47のフ
ック部47aは一対の無端状摩擦帯体21の下面よりも
下方に突出している。
【0015】このようであるから、ピッカー機構40の
無端状チェーン45は無端状摩擦体21と同期して回転
し、ピッカー47も同期して移動すると共に、無端状摩
擦帯体21を後述するようにダンボール箱の上面に押し
つけるとピッカー47のフック部47aがダンボール箱
の上面に接して図7の2点鎖線で示すように揺動してフ
ック部47aが引き込みする。
【0016】前記ホッパーBは図11に示すように、前
記取付体14の左右一対の下部フレーム51,51間に
回転自在に横架した複数のローラ52にベルト53を巻
掛けた構成となり、そのベルト53は外力によって自由
回転する。54は左右一対の下部フレーム51,51の
前端部間に横架した連結フレームである。
【0017】前記キックアップ機構Cは図11に示すよ
うに前記下部フレーム51内にそれぞれ取付けられ、図
12と図13に示すように下部フレーム51の下横板5
1aにおける前端部にキックアップカムブラケット55
を取付け、このキックアップカムブラケット55にキッ
クアップカム56と爪体57を設け、そのキックアップ
カム56をシリンダー58で作動することで爪体57が
所定ストローク水平に移動した後に上方に回動するよう
にしてある。
【0018】前記キックアップカムブラケット55は図
12、図13、図14に示すように左右一対の縦板5
9,59の上部後側間に上横板60を連結して成り、そ
の一対の縦板59の上下中間で前側寄りにピン孔61が
形成され、下部前側寄りにストッパー用段部62が形成
してある。
【0019】前記キックアップカム56は円弧状のカム
面63と爪体支持段部64を有する縦板状で、前後方向
の長孔65と爪体取付用ピン孔66とシリンダ連結用ピ
ン孔67が形成してあり、このキックアップカム56は
前記キックアップカムブラケット55の一対の縦板5
9,59内に挿入されてピン孔61、長孔65にピン6
8を挿通して取付けてある。
【0020】前記爪体57は爪69の後部に一対の縦片
70,70を間隔を置いて一体的に設け、その一対の縦
片70にピン孔71が形成され、その一対の縦片70,
70にキックアップカム56に嵌め込んでピン72を爪
体取付用ピン孔66とピン孔71に嵌合して爪体57が
キックアップカム56に上下回動可能に取付けられ、そ
の爪体57の爪69の後端面がキックアップカム56の
爪体支持段部64に当接するようにしてある。
【0021】前記シリンダー58は図12と図13に示
すように、本体73に可動杆74を摺動自在に設け、モ
ータ75により可動杆74を伸縮作動する構成となり、
その本体73には伸側ストロークエンドセンサ76と縮
み側ストロークエンドセンサ77が設けられ、その本体
73が下部フレーム51にピン78で連結されていると
共に、可動杆74に設けたヨーク79が前記キックアッ
プカム56にピン80で連結してある。
【0022】このようであるから、可動杆74を縮み側
にストロークすると図13に示すようにキックアップカ
ム56がピン68と長孔65及び上横板60にガイドさ
れながら右方に移動して爪体57の爪69の後端面69
aがストッパー用段部62に当接して爪体57が下部フ
レーム51内に収納される。この時爪体57は下部フレ
ーム51の下横板51aの切欠部51bに位置する。
【0023】前述の状態でシリンダー58の可動杆74
を伸ばすとキックアップカム56が上横板60、長孔6
5とピン68にガイドされて前方に移動し、これによっ
て爪体57がキックアップカム56の爪体支持段部64
に当接した状態で水平に前方に移動する。そして、長孔
65がピン68に当接するとキックアップカム56がピ
ン68を中心として上方に回動し、爪体57もキックア
ップカム56とともに上方に移動して下部フレーム51
の上横板51cの切欠部51dより上方に突出する。
【0024】次に作動を説明する。図15に示すよう
に、取付体14を左右に移動すると共に、掻き落し機A
を前方に移動し、さらに昇降体8を下降することでコン
テナD内に収納した箱状荷物、例えばダンボール箱Eの
上面に無端状摩擦帯体21を押しつけ、駆動モータ22
を駆動して無端状摩擦帯体21を矢印a方向に回転して
ダンボール箱Eを次段のダンボール箱E1 の上面に沿っ
て矢印b方向に移動して掻き落しする。掻き落したダン
ボール箱Eは図16に示すようにホッパーBのベルト5
3上に落下する。この後掻き落し機Aを後方に移動しな
がら無端状摩擦帯体21を矢印a方向に回転してダンボ
ール箱Eをベルト53とともに順次後方に移動して図示
しないベルトコンベア上に落して次工程に搬送する。
【0025】以上の説明において、ダンボール箱は中味
(冷凍、チルド、箱内の詰まり状態)、輸送状態(杯の
組み方、積み重ね方等)により、つぶれたり変形してい
るケースがある。また、荷締めバンドがかかっているも
のもある。これらに広く対応するため、摩擦板29に
は、横溝ラグ入りのゴムプレート(テスト結果ではHs
50程度)を使用するとダンボール箱との摩擦特性が良
い。ここでいう摩擦特定は最小の印加力で、ダンボール
箱をけん引力を発生しうること、ダンボール箱の表皮を
剥したりしないことから決めている。
【0026】前述の掻き落し動作時に摩擦板29のダン
ボール箱Eへの押し付け力が小さくダンボール箱Eをけ
ん引するに十分な摩擦力が得られない場合にはダンボー
ル箱Eを次段のダンボール箱E1 の上面に沿ってスムー
ズに移動できないことがあるが、図17に示すようにダ
ンボール箱Eが若干手前に移動すると後側のダンボール
箱E2 との間に隙間Lが生じ、この隙間Lにピッカー機
構40のピッカー47のフック部47aが入り込んでダ
ンボール箱Eを引っかけて次段のダンボール箱E1 の上
面に沿ってスムーズに移動できる。
【0027】また、図18に示すようにダンボール箱E
の上面に大きく凹んで一対の無端状摩擦帯体21,21
の接触面積が著しく小さい場合には前述のピッカー機構
40のピッカー47のフック部47aが荷締めバンドF
に引っかかるので、そのダンボール箱Eをスムーズに掻
き落しできる。
【0028】また、図19に示すように支持フレーム1
8をチルトシリンダ19で下向きに揺動することで掻き
落し機Aが水平姿勢に対して先端部が下向きとなった斜
めの姿勢となり、掻き落し機Aの無端状摩擦帯体21の
先端部のみが段ボール箱Eの上面に接し、その接触力が
大となるから段ボール箱Eを確実に掻き出しできる。こ
の場合、段ボール箱をある程度掻き出したら支持フレー
ム18を水平として図15、図16に示すようにホッパ
ーCのベルト53を回転しながら後方に移動して図示し
ないベルトコンベア上に落下する。
【0029】なお、掻き落し機Aは支持フレーム18に
対して左右に揺動自在となっているから、昇降体8を下
降して無端状摩擦帯体21を段ボール箱Eの上面に押し
つける際に、その段ボール箱Eの上面の高さが左右方向
に不揃いであったり、高さの異なる2つの段ボール箱E
に跨って押しつけられる場合にも掻き落し機Aが左右に
揺動して無端状摩擦帯体21を確実に段ボール箱Eの上
面に押しつけできる。
【0030】以上のようにして順次段ボール箱Eを掻き
落し搬送するが、段ボール箱Eの高さが掻き落し機Aと
ホッパーBとの間の距離よりも小さい場合には掻き落し
機Aの無端状摩擦帯体21を段ボール箱Eの上面に押し
つけた時にホッパーBがその段ボール箱Eの底面よりも
上方位置となって掻き落した後にホッパーC上に落下で
きないことがある。この場合には無端状摩擦帯体21を
段ボール箱Eの上面に押しつける以前にキックアップ機
構Cでその段ボール箱Eを持ち上げる。
【0031】以下このキックアップ機構Cで段ボール箱
Eを持ち上げる動作を説明する。図20に示すように、
シリンダー58の可動杆74を縮みストロークエンド位
置として爪体57を下部フレーム51内に収納した状態
で、その爪体57を段ボール箱Eの底面E3 に位置す
る。
【0032】図21に示すようにシリンダー58の可動
杆74を伸ばして爪体57を水平に前方に移動して段ボ
ール箱Eの底面E3 と次段の段ボール箱又はコンテナの
底面との間に差し込む。この状態からシリンダー58の
可動杆74を更に伸ばして伸びストロークエンドとなる
とキックアップカム56とともに爪体57が図22、図
23に示すように順次上方に向けて90度回転して段ボ
ール箱Eの端部を持ち上げ、最終的に図24に示すよう
に爪体57が更に90度回転して段ボール箱Eの端部を
持ち上げ支持する。
【0033】この後に、支持フレーム18とともに掻き
落し機Aを傾めにして無端状摩擦帯体21を段ボール箱
Eの上面に押しつけて前述と同様にして段ボール箱Eを
掻き落し搬送する。以上の動作において、段ボール箱E
を掻き落し搬送終了したら自動的又は手動操作によりシ
リンダー58のピストン杆74を縮み側ストロークエン
ドまで縮み作動して爪体57を図21に示す下部フレー
ム51に収納した状態とする(このことは縮み側ストロ
ークエンドセンサ75で検出される)。この動作は伸び
側ストロークエンドセンサ76が検出作動してからタイ
マによって時間管理して段ボール箱を掻き落し搬送終了
した時点で自動的に行なうようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】無端状摩擦帯体21を箱状荷物の上面に
押しつけて回動することで、その箱状荷物を次段の箱状
荷物に沿って手前側に移動してホッパーB上に掻き落
し、その後にホッパーBに沿って後方に搬送することが
できる。したがって、無端状摩擦帯体21を箱状荷物の
上面に押しつけて回転することにより直ちに掻き落しで
きて短時間に掻き落しできるし、掻き落した後にホッパ
ーBに沿って後方に連続して搬送できるから作業能率が
優れたものとなるし、無端状摩擦帯体21と箱状荷物と
の摩擦力で掻き落しするので箱状荷物が若干凹凸変形し
ていてもスムーズに掻き落しできる。ピッカー機構40
のピッカー47のフック部47aを箱状荷物のコーナー
部や荷締めバンドFに引っかけて掻き落しできるから、
無端状摩擦帯体21と箱状荷物の摩擦力が十分でない場
合や箱状荷物の上面中央部が大きく凹んでいる場合でも
スムーズに掻き落しできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体正面図である。
【図2】本発明の実施例を示す全体左側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す全体平面図である。
【図4】本発明の実施例を示す全体右側面図である。
【図5】掻き落し機の正面図である。
【図6】掻き落し機の平面図である。
【図7】ピッカー機構の正面図である。
【図8】図6のC−C断面図である。
【図9】図6のD−D断面図である。
【図10】図6のE−E断面図である。
【図11】ホッパーの斜視図である。
【図12】キックアップ機構の一部破断平面図である。
【図13】キックアップ機構の一部破断正面図である。
【図14】キックアップ機構の分解斜視図である。
【図15】掻き落し動作説明図である。
【図16】掻き落し動作説明図である。
【図17】掻き落し動作説明図である。
【図18】掻き落し動作説明図である。
【図19】掻き落し動作説明図である。
【図20】キックアップ機構の動作説明図である。
【図21】キックアップ機構の動作説明図である。
【図22】キックアップ機構の動作説明図である。
【図23】キックアップ機構の動作説明図である。
【図24】キックアップ機構の動作説明図である。
【符号の説明】
5…装置本体、8…昇降体、14…取付体、18…支持
フレーム、21…無端状摩擦帯体、22…駆動モータ、
23…減速機、29…摩擦板、30…リンク、31…ピ
ン、40…ピッカー機構、45…無端状チェーン、47
…ピッカー、47a…フック部、53…ベルト、57…
爪体、A…掻き落し機、B…ホッパー、C…キックアッ
プ機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体5に昇降体8を昇降自在に設
    け、この昇降体8に取付けた取付体14の上部に支持フ
    レーム18を前方に向けて取付け、この取付けフレーム
    15に無端状摩擦帯体21と駆動モータ22を備えた掻
    き出し機Aを取付け、前記取付体14の下部に箱状荷物
    を後方に搬送ガイドするホッパーBを設けたことを特徴
    とする箱状荷物の掻き出し装置。
  2. 【請求項2】 前記支持フレーム18を上下揺動自在と
    すると共に、掻き出し機Aを支持フレーム18に沿って
    前後方向に移動自在とした請求項1記載の箱状荷物の掻
    き出し装置。
  3. 【請求項3】 前記ホッパーBを回転自在なるベルト5
    3を有するものとした請求項1又は請求項2記載の箱状
    荷物の掻き出し装置。
  4. 【請求項4】 前記ホッパーBの左右両側に、爪体57
    が所定ストローク前方に移動した後に上方に回転するよ
    うにしたキックアップ機構Cを設けた請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の箱状荷物の掻き出し装置。
  5. 【請求項5】 摩擦板29を備えた多数のリンク30を
    ピン31で無端状に連結し、このリンク30を駆動スプ
    ロケット25と従動スプロケット28に巻き掛けて無端
    状摩擦帯体21とし、この駆動スプロケット25を駆動
    モータ22で駆動するようにして掻き落し機Aとした請
    求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の箱
    状荷物の掻き出し装置。
  6. 【請求項6】 装置本体5に昇降体8を昇降自在に設
    け、この昇降体8に取付けた取付体14の上部に支持フ
    レーム18を前方に向けて取付け、この取付けフレーム
    15に左右一対の無端状摩擦帯体21と駆動モータ22
    と左右一対の無端状摩擦帯体21間に設けたピッカー機
    構40を備えた掻き出し機20を取付け、 前記ピッカー機構40を無端状摩擦帯体21と同期して
    回転する無端状チェーン45に複数のピッカー47を上
    下回動自在に取付け、この各ピッカー47のフック部4
    7aが自重によって無端状摩擦帯体21よりも下方に突
    出する構成とし、前記取付体14の下部に箱状荷物を後
    方に搬送ガイドするホッパーBを設けた箱状荷物の掻き
    出し装置。
JP12578593A 1993-05-27 1993-05-27 箱状荷物の掻き出し装置 Pending JPH06336337A (ja)

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JP (1) JPH06336337A (ja)

Cited By (2)

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US10351362B2 (en) 2014-11-13 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Transfer apparatus and article taking-out method
JP2021041468A (ja) * 2019-09-06 2021-03-18 株式会社東芝 把持装置、荷役装置、及び制御装置

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