JP3298447B2 - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

Info

Publication number
JP3298447B2
JP3298447B2 JP04992197A JP4992197A JP3298447B2 JP 3298447 B2 JP3298447 B2 JP 3298447B2 JP 04992197 A JP04992197 A JP 04992197A JP 4992197 A JP4992197 A JP 4992197A JP 3298447 B2 JP3298447 B2 JP 3298447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
conveyor
case body
transport
transfer device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04992197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10245119A (ja
Inventor
雅弘 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP04992197A priority Critical patent/JP3298447B2/ja
Publication of JPH10245119A publication Critical patent/JPH10245119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3298447B2 publication Critical patent/JP3298447B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば医薬品箱
や煙草のカートンや各種菓子箱など矩形箱状の物品を、
指定数ピッキングしたのちケース体で搬送するのに利用
される物品移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
特開平8−58932 号公報に見られるピッキング装置が提
供されている。この従来構成は、複数の物品を上下方向
に段積みして収納し得る物品収納部が傾斜して配設さ
れ、この物品収納部の下部には、最下位の物品を投出口
から投出させる投出ユニットが設けられている。そし
て、投出された物品群を搬送するベルトコンベヤが配設
されるとともに、このベルトコンベヤの終端部の外方に
対向してボックスを位置させるボックスコンベヤが配設
されている。
【0003】この従来構成によると、投出ユニットを作
動させることで、支持板で支持されている最下位の物品
が投出口から投出される。そして、物品群はベルトコン
ベヤにより搬送されたのち、ボックス内に投入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、ベルトコンベヤからボックス内への投入
段差(高さ)がかなりあることから、その落下の際の衝
撃によって物品の変形や損傷などを招く恐れがあり、以
て物品の価値(商品価値)が低下される。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、変形や損傷などを招くことなく物品の移載を行える
物品移載装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の物品移載装置
は、上位搬送手段により搬送されてきた物品を下位搬送
手段上のケース体内に移す物品移載装置であって、上位
搬送手段の終端部の外方とケース体内との間で昇降自在
な昇降体が設けられるとともに、この昇降体には、上位
搬送手段の搬送方向を前後方向として左右一対の回動体
が設けられ、これら回動体は、上下方向の回動経路の少
なくとも下部に前後方向経路部が形成され、両回動体間
で回動方向の設定範囲には、回動を許容する物品支持体
が設けられていることを特徴としたものである。
【0007】この請求項1の発明によると、移載を行う
前に、昇降体を上昇して、回動体の前後方向経路部を上
位搬送手段の終端部レベルよりも少し下方に位置させる
とともに、回動体を回動して、物品支持体を前後方向経
路部に位置させ、さらに、下位搬送手段により搬送して
きた空のケース体を、昇降体の下方の所定位置に停止さ
せる。これにより、上位搬送手段により搬送してきた物
品を、その終端部から両回動体間を通して物品支持体上
に投入し得、このとき終端部と物品支持体との上下段差
が小さいことから、物品は落下の衝撃を受けることなく
投入し得る。
【0008】このようにして所定の投入を行ったのち、
昇降体を下降してケース体内に位置させ、次いで、回動
体を回動して、物品支持体を前後方向経路部から上下方
向の経路部へと移動させる。これにより、物品の下方か
ら物品支持体を抜いた状態になり、以て物品を、物品支
持体による支持を開放したのち、ケース体で支持し得
る。このとき、物品支持体とケース体の内底面との上下
段差が小さいことから、物品は落下の衝撃を受けること
なく移し得る。
【0009】その後に、昇降体を上昇してケース体から
抜き出し、さらに回動体の回動により物品支持体を前後
方向経路部に位置させることで、最初の状態に戻し得
る。なお、物品を投入した実のケース体は、下位搬送手
段により次工程へと搬送し得る。
【0010】そして本発明の請求項2記載の物品移載装
置は、上記した請求項1記載の構成において、物品支持
体が可撓部材であることを特徴としたものである。した
がって請求項2の発明によると、可撓部材をゴムや布な
どにより製作し得、さらにフラットな物品受け面を形成
し得るとともに、回動をスムースに許容し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1〜図7に基づいて説明する。図4〜図6において、
上位搬送手段の一例となる物品搬送コンベヤ1はベルト
コンベヤ形式であって、コンベヤフレーム2と、このコ
ンベヤフレーム2に設けられた複数のローラ体3と、こ
れらローラ体3間に巻回されたベルト4と、上位搬送経
路1Aを形成する上部ベルト部分の両側を支持案内して
ベルト4を凹状に変形させる側部ガイド体5と、終端部
から後方へと連設したシュート体6などから構成され、
オーダピッキングされた物品7群の搬送を行う。
【0012】前記物品搬送コンベヤ1による搬送経路1
A中の適所外方には、この物品搬送コンベヤ1上に対し
て物品7の切り出し(オーダピッキング)を行う物品自
動供給装置16が設けられる。すなわち、多数の物品自動
供給装置16が配設されるフレーム体10が設けられ、この
フレーム体10は、物品搬送コンベヤ1の搬送方向で一対
の端部枠11と、これら端部枠11間に配設された複数の横
枠15などにより構成される。
【0013】前記端部枠11は、上部ほどコンベヤ中心側
となるように所定角度Θ1 で傾斜された一対の脚部材12
と、これら脚部材12の上端部間や中間部間に設けられた
左右連結部材13などにより、搬送方向である前後方向か
ら見てAの字状に形成され、脚部材12が上位搬送経路1
Aの両側方に位置されることで、物品搬送コンベヤ1を
跨いで配設される。そして各脚部材12の下端には、調整
自在な着地体14が設けられる。また横枠15は、搬送方向
で対向された脚部材12の外面間に、それぞれ上下三段
(複数段)に配設される。
【0014】前記物品自動供給装置16は、前記横枠15の
外面間に取り付けられることで、この横枠15に沿って所
定角度Θ1 で傾斜され、かつ物品搬送コンベヤ1の両側
に配設される。さらに物品自動供給装置16は、物品搬送
コンベヤ1の両側においてそれぞれ、搬送方向に沿って
多数が配設され、その際に、上部が搬送下手側でかつ下
部が搬送上手側として、所定角度Θ2 で傾斜して配設さ
れる。
【0015】前記物品自動供給装置16の収納ケース17
は、横断面がL字形状の型材からなり、その両辺が二方
向の傾斜側に位置された状態で、上段と中段の横枠15に
連結具18を介して連結されている。したがって、収納ケ
ース17内に段積みされて収納される物品7群は、その傾
斜方向によって両辺の内面に圧接された状態となり、こ
れにより、自重による下降時には、両辺の内面との間で
摺接摩擦が生じる。
【0016】前記収納ケース17の下方には、最下段の物
品7の切り出しを行う切り出し装置19が設けられ、この
切り出し装置19は、その駆動方向Rを切り出し方向とし
たコンベヤなどから構成される。
【0017】図1〜図5において、前記物品搬送コンベ
ヤ1の終端部(搬送端)の外方かつ下方には、この物品
搬送コンベヤ1に対して搬送方向が直交状とされかつ下
位搬送手段の一例となるケース体搬送コンベヤ21が配設
される。このケース体搬送コンベヤ21はベルトコンベヤ
形式であって、コンベヤフレーム22と、このコンベヤフ
レーム22に設けられた複数のローラ体23と、これらロー
ラ体23間に巻回されたベルト24と、下位搬送経路21Aを
形成する上部ベルト部分の下面側を支持案内する多数の
ガイドローラ25などから構成され、段ボール箱や樹脂箱
などからなるケース体8の搬送を行う。
【0018】前記物品搬送コンベヤ1の終端部の外方部
分には、この物品搬送コンベヤ1により搬送されてきた
物品7群をケース体搬送コンベヤ21上のケース体8内に
移す物品移載装置30が設けられる。
【0019】すなわち、前記ケース体搬送コンベヤ21の
側外方でかつ物品搬送コンベヤ1の終端部とは反対側の
部分には、上位搬送経路1Aの方向から見て門型の機枠
31が配設され、この機枠31の物品搬送コンベヤ1側に向
く面には、左右一対のLMガイド32を介して、昇降体33
が昇降自在に設けられる。ここで昇降体33は、左右一対
の側板34と、これら側板34の物品搬送コンベヤ1側とは
反対側の縁間に配設された後板35と、各側板34の内面に
設けられた内面側フレーム36と、後板35の後外面に設け
られた背面側フレーム37などにより構成されている。
【0020】そして昇降体33の昇降手段40が設けられ、
この昇降手段40は、前記機枠31の上部で後面側に設けら
れた正逆駆動自在なサイクロギヤモータ41と、その左右
方向の出力軸42に取り付けられた駆動スプロケット43
と、機枠31の上端にブラケット44や横軸45などを介して
設けられた中継スプロケット46と、これらスプロケット
43,46間に巻回された有端のローラチェーン47などから
構成される。ここでローラチェーン47の一端側が駆動ス
プロケット43に固定され、また他端側が昇降体33に固定
されている。
【0021】これにより昇降体33は、昇降手段40の正逆
駆動によって、LMガイド32に案内されて昇降され、そ
の際に昇降は、物品搬送コンベヤ1の終端部の外方と、
ケース体搬送コンベヤ21上の所定箇所に停止されたケー
ス体8内との間で行われる。なお昇降体33の上昇限を規
制するために、機枠31の上部には、昇降体33が当接自在
なストッパーブロック48が設けられる。
【0022】前記昇降体33には物品支持体が設けられ、
この物品支持体は、ケース体8内で支持姿勢から開放姿
勢へ可動自在に構成されている。すなわち、前記昇降体
33における左右の側板34間には共通の駆動軸51が配設さ
れ、この駆動軸51は、側板34の上部かつ後部において、
軸受52を介して回転自在に支持されている。そして側板
34の近くにおいて、駆動軸51にはそれぞれ駆動スプロケ
ット53が固定されている。また側板34の下部には、それ
ぞれ前後に振り分けて、左右方向の片持ち軸54,55が内
方へと突設され、これら片持ち軸54,55に従動スプロケ
ット56,57が遊転自在に設けられている。
【0023】このようにして左右に振り分けられた二組
のスプロケット53,56,57群には、それぞれ回動体の一
例であるローラチェーン58が巻回されている。ここで両
ローラチェーン58は、上下方向の回動経路の少なくとも
下部に、両従動スプロケット56,57によって前後方向経
路部が形成される。
【0024】そして両ローラチェーン58間には、回動方
向の設定範囲、たとえば前後方向経路部の長さを含む長
さの範囲で、その回動を許容する前記物品支持体が設け
られている。ここで物品支持体としては、たとえばゴム
ベルトや布ベルトからなる可撓部材59が使用され、その
左右側縁部のそれぞれ複数箇所が、ローラチェーン58の
リンク側にボルトナットなどの連結具60を介して連結さ
れている。
【0025】前記ローラチェーン58は無端状であり、そ
の適所には、張力調整用のターンバックル61が設けられ
る。なおローラチェーン58は、チェーンガイドレールを
兼ねる内面側フレーム36などによって形成されるガイド
溝38に支持案内されるように構成されている。
【0026】前記ローラチェーン58の回動手段63が設け
られる。すなわち、一方の側板34における内面側にはサ
イクロギヤモータ64が取り付けられ、その出力軸65は側
板34を貫通して外側に突出されている。そして出力軸65
に取り付けられた駆動スプロケット66と、前記駆動軸51
に取り付けられた従動スプロケット67との間にローラチ
ェーン68が巻回されている。以上の64〜68により回動手
段63の一例が構成される。
【0027】前記回動装置63を制御するための回動量検
出手段(作動量検出手段)70が設けられる。すなわち、
前記駆動軸51や出力軸65に対して碁盤目状に位置され
て、一方の側板34には一対の支軸71,72が設けられ、そ
して駆動軸51にスプロケット73が固定されるとともに、
残りの出力軸65ならびに支軸71,72にスプロケット74,
75,76が遊転自在に設けられる。これらスプロケット73
〜76間にチェーン77が巻回され、そしてチェーン77に設
けられた被検出体78の検出を行う検出装置(近接スイッ
チなど)79が、側板34に設けられている。
【0028】以上の71〜79により回動量検出手段70の一
例が構成され、この回動量検出手段70はカバー体80内に
配設されている。また、以上の31〜80により物品移載装
置30の一例が構成される。
【0029】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。物品7群を、各物品自動供給装置16の収納
ケース17に種類別に収納させる。このとき各収納ケース
17は、横断面がL字形状の型材からなり、外側で開放し
ていることから、その収納である段積みは外側から容易
に行え、また段積み量(収納量)の把握も容易で、補充
は的確に迅速に行える。さらに段積みされた物品7群
は、収納ケース17の二方向への傾斜によって両辺の内面
に圧接された状態になることから、整列された段積みと
なり、かつ自重による下降時には両辺の内面との間で摺
接摩擦が生じることになる。
【0030】たとえば販売店から注文があったとき、そ
の品種や数量を制御部(コンピュータ)に入力し、そし
て制御部からの指示により、品種に対応する物品自動供
給装置16が物品7の切り出し動作を行う。この切り出し
動作は、数量に対応して一回または繰り返して複数回に
行われる。なお、多数量の場合には、同じ種類を収納し
ている複数台の物品自動供給装置16を同時に切り出し動
作させることで、一販売店に対する切り出し時間(ピッ
キング時間)の短縮を図れる。このように、物品自動供
給装置16群により相前後して切り出された物品7群を物
品搬送コンベヤ1に投入させ、ひと固まりとして搬送さ
せる。
【0031】前述したように、物品自動供給装置16が物
品7の切り出し動作を行う前後において、物品移載装置
30では、昇降手段40の作動によって昇降体33が、ストッ
パーブロック48に当接するまで上昇され、以て図1の仮
想線や図7のAに示すように、ローラチェーン58の前後
方向経路部が、物品搬送コンベヤ1のシュート体6の端
部レベルよりも少し下方の位置に停止されている。また
回動手段63によりローラチェーン58が駆動され、可撓部
材59を前後方向経路部に位置させている。
【0032】このとき可撓部材59は、前後方向経路部に
位置される水平状部59aと、この水平状部59aの前端か
ら従動スプロケット56の部分に上方へ巻回された湾曲部
59bと、水平状部59aの後端から従動スプロケット57の
部分に巻回されたのち駆動スプロケット53の近くに達す
る垂直状部59cとが存在する状態で停止され、かつ長さ
に設定される。
【0033】そして、ケース体搬送コンベヤ21により搬
送されてきた空のケース体8が、ストッパー装置(図示
せず。)への当接により、またはケース体8の検出制御
によるケース体搬送コンベヤ21の停止により、昇降体33
の下方の所定位置に停止されている。
【0034】したがって、物品搬送コンベヤ1によりひ
と固まりとなって搬送される物品7群は、図7のBに示
すように、その終端部から、両ローラチェーン58間を通
して可撓部材59の水平状部59a上に投入される。このと
き、シュート体6の遊端と可撓部材59との上下段差が小
さいことから、物品7群は落下の衝撃を受けず、変形や
損傷を招くことなく投入し得る。そして投入された物品
7群は、湾曲部59bや垂直状部59cによって、前後方向
においてこぼれ落ちることを防止し得る。
【0035】このようにして所定の投入を行ったのち、
昇降手段40の逆作動によって昇降体33を下降させ、図
1、図2、図7のCに示すように、ケース体8内に位置
させる。その際に下降量は適宜の検出手段により制御さ
れる。次いで、回動手段63により両ローラチェーン58が
駆動され、これらローラチェーン58間に設けられている
可撓部材59の水平状部59aを、前後方向経路部から上下
方向の経路部へと移動させる。
【0036】これにより、物品7群の下方から可撓部材
59、すなわち水平状部59aが抜かれた状態になり、以て
物品7群は、図7のDの実線に示すように、可撓部材59
による支持が開放されたのち、ケース体8に支持され
る。このとき、可撓部材59とケース体8の内底面との上
下段差が小さいことから、物品7群は落下の衝撃を受け
ず、変形や損傷を招くことなく移し得る。なお、可撓部
材59の移動量は、回動量検出手段70において被検出体78
が検出装置79に検出されることで、自動的に制御され
る。
【0037】その後に、昇降手段40の作動によって昇降
体33が上昇されて、図7のDの仮想線に示すように、ケ
ース体8から抜き出され、さらに回動手段63の作動によ
り可撓部材59を前後方向経路部に位置させることで、最
初の状態に戻し得る。そして、物品7群が投入された実
のケース体8は、ケース体搬送コンベヤ21により、出荷
工程など次工程へと搬送される。
【0038】次に、本発明の別の実施の形態を、図8、
図9に基づいて説明する。すなわち、物品搬送コンベヤ
1とケース体搬送コンベヤ21とが、その搬送方向を同方
向として上下に配設され、そして物品移載装置30は、そ
の門型の機枠31をケース体搬送コンベヤ21に跨がせて配
設されている。
【0039】上記した両実施の形態では、上位搬送手段
としてローラコンベヤ形式の物品搬送コンベヤ1が、ま
た下位搬送手段としてローラコンベヤ形式のケース体搬
送コンベヤ21が示されているが、これらは、少なくとも
一方がローラコンベヤ形式であってもよい。また下位搬
送手段は、台車など可動体使用の搬送形式であってもよ
い。
【0040】上記した両実施の形態では、物品支持体と
してゴムベルトや布ベルトからなる可撓部材59が使用さ
れているが、これは左右のローラチェーン58間に、ロッ
ド体や板状バーが多数配設された形式などであってもよ
い。
【0041】上記した両実施の形態では、回動体として
ローラチェーン58が使用されているが、これは通常のチ
ェーンやワイヤー状体などであってもよい。上記した実
施の形態では、物品自動供給装置16によりピッキングし
た物品7を物品搬送コンベヤ1により搬送する形式が示
されているが、これは、たとえば製造工程から同一物品
が搬送される形式であってもよい。また、前後方向から
見てAの字状に形成された端部枠11に対して物品自動供
給装置16が振り分けて配設された形式が示されている
が、これは物品自動供給装置群がVの字状に振り分けて
配設された形式や、物品自動供給装置群が物品搬送コン
ベヤ1の左右外方に振り分けて配設された形式などであ
ってもよい。
【0042】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、上
位搬送手段から物品支持体上への物品の投入、ならびに
物品支持体からケース体の内底面への物品の移しを、上
下段差を小さくして落下の衝撃を受けず、変形や損傷な
どを招くことなく行うことができる。そして、かかる作
動は、昇降体の昇降と物品支持体の回動とにより、構造
簡単にして、容易にかつ確実に行うことができる。
【0043】また上記した本発明の請求項2によると、
可撓部材は、ゴムや布などにより容易に製作でき、そし
てフラットな物品受け面を形成できるとともに、回動を
スムースに許容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、物品移載装
置の一部切り欠き側面図である。
【図2】同物品移載装置の一部切り欠き背面図である。
【図3】同物品移載装置における要部の縦断背面図であ
る。
【図4】同物品移載装置が配設された設備の側面図であ
る。
【図5】同物品移載装置が配設された設備の平面図であ
る。
【図6】同物品移載装置における上位搬送手段が配設さ
れた設備の縦断正面図である。
【図7】同物品移載装置における移載動作の説明図であ
る。
【図8】本発明の別の実施の形態を示し、物品移載装置
が配設された設備の側面図である。
【図9】同物品移載装置が配設された設備の背面図であ
る。
【符号の説明】
1 物品搬送コンベヤ(上位搬送手段) 1A 上位搬送経路 7 物品 8 ケース体 10 フレーム体 16 物品自動供給装置 19 切り出し装置 21 ケース体搬送コンベヤ(下位搬送手段) 21A 下位搬送経路 30 物品移載装置 33 昇降体 40 昇降手段 51 駆動軸 58 ローラチェーン(回動体) 59 可撓部材(物品支持体) 59a 水平状部 59b 湾曲部 59c 垂直状部 63 回動手段 70 回動量検出手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位搬送手段により搬送されてきた物品
    を下位搬送手段上のケース体内に移す物品移載装置であ
    って、上位搬送手段の終端部の外方とケース体内との間
    で昇降自在な昇降体が設けられるとともに、この昇降体
    には、上位搬送手段の搬送方向を前後方向として左右一
    対の回動体が設けられ、これら回動体は、上下方向の回
    動経路の少なくとも下部に前後方向経路部が形成され、
    両回動体間で回動方向の設定範囲には、回動を許容する
    物品支持体が設けられていることを特徴とする物品移載
    装置。
  2. 【請求項2】 物品支持体が可撓部材であることを特徴
    とする請求項1記載の物品移載装置。
JP04992197A 1997-03-05 1997-03-05 物品移載装置 Expired - Fee Related JP3298447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04992197A JP3298447B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 物品移載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04992197A JP3298447B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 物品移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10245119A JPH10245119A (ja) 1998-09-14
JP3298447B2 true JP3298447B2 (ja) 2002-07-02

Family

ID=12844489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04992197A Expired - Fee Related JP3298447B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 物品移載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3298447B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4941162B2 (ja) * 2007-08-03 2012-05-30 株式会社ダイフク 物品移載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10245119A (ja) 1998-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK2794439T3 (en) Afpalleteringssystem and unloading unit
US4191003A (en) Tray loader
US3415353A (en) Apparatus for simultaneously elevating and lowering packaging articles
JP2927457B2 (ja) トレイ積み重ね装置
US3764024A (en) Automatic vertical feeding machine for vertical stacking of carton blanks of the like
JPS6359674B2 (ja)
JP3298447B2 (ja) 物品移載装置
KR102027159B1 (ko) 막대형 물품들로 채워진 트레이용 스테이션 및 담배 산업의 막대형 물품들로 채워진 4개-벽 또는 5개-벽 트레이의 비움 장치
JPH09328227A (ja) 板状体段積み装置
JPH0648402A (ja) 缶箱詰め装置
JP3494316B2 (ja) 長尺物仕分け装置
JPH05132013A (ja) 箱詰装置
JP3807147B2 (ja) 搬送設備
US8684167B2 (en) Load pallet sleeve dispensing apparatus
JP4082063B2 (ja) 物品処理設備
JP3691232B2 (ja) 農産物の移送供給装置
JPH0881046A (ja) 長尺物仕分け装置
US3509692A (en) Device for transferring articles onto trays
JPH058261Y2 (ja)
JP3241147B2 (ja) ケース分離装置
JP2006136871A (ja) 農産物の選別装置
JPH06199421A (ja) ケース積下ろし装置
JPS644752Y2 (ja)
JP3017491U (ja) 長尺物箱詰め装置
JPS60248560A (ja) 集積束受渡し方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees