JPH058261Y2 - - Google Patents
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- JPH058261Y2 JPH058261Y2 JP1987041257U JP4125787U JPH058261Y2 JP H058261 Y2 JPH058261 Y2 JP H058261Y2 JP 1987041257 U JP1987041257 U JP 1987041257U JP 4125787 U JP4125787 U JP 4125787U JP H058261 Y2 JPH058261 Y2 JP H058261Y2
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- lifter
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 23
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 33
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、コンベヤによつて連続的に搬送され
てくる箱体を所定の段数に積み上げた後排出する
箱体の積上げ装置に関するものである。
てくる箱体を所定の段数に積み上げた後排出する
箱体の積上げ装置に関するものである。
従来の積上げ装置は、コンベヤによつて搬送さ
れてくる箱体を、順次リフタによつて押し上げ、
このリフタの上方に設けた支持機構に支持させ、
これを所定の回数繰り返して支持機構上に所定の
段数の箱体を積上げた後、押し出し機構等の排出
機構によつて排出するようになつている(特開昭
59−183875号公報)。
れてくる箱体を、順次リフタによつて押し上げ、
このリフタの上方に設けた支持機構に支持させ、
これを所定の回数繰り返して支持機構上に所定の
段数の箱体を積上げた後、押し出し機構等の排出
機構によつて排出するようになつている(特開昭
59−183875号公報)。
上記のような従来の積上げ装置では、支持機構
上に所定の段数の箱体を積み上げた後、その位置
で排出を行なうので、排出作業を完了する迄次の
積み上げを開始することができないため、能力を
向上することが困難であつた。また、能力向上を
図るために排出速度をアツプすると荷くずれが起
きる等の欠点もあつた。
上に所定の段数の箱体を積み上げた後、その位置
で排出を行なうので、排出作業を完了する迄次の
積み上げを開始することができないため、能力を
向上することが困難であつた。また、能力向上を
図るために排出速度をアツプすると荷くずれが起
きる等の欠点もあつた。
本考案はこのような欠点を除くためになされた
もので、排出工程中にも積み上げを行なうことが
できる箱体の積上げ装置を提供するものである。
もので、排出工程中にも積み上げを行なうことが
できる箱体の積上げ装置を提供するものである。
本考案に係る箱体の積上げ装置は、入口コンベ
アによつて搬送されてきた箱体を上方へ押し上げ
るリフタと、リフタの上方に設けられ、リフタに
よつて順次押し上げられる箱体を支持する第1の
支持手段と、この第1の支持手段のさらに上方に
設けられた第2の支持手段と、上下に配置された
ホイールに巻回され、上記箱体を支持可能な係合
部材が取付けられた無端帯を、少なくとも一対対
向配置してなる上昇手段とから構成し、この無端
帯の作動により、第1の支持手段上に積上げられ
た箱体を一体的に持ち上げて第2の支持手段に引
き渡すよう構成したものである。
アによつて搬送されてきた箱体を上方へ押し上げ
るリフタと、リフタの上方に設けられ、リフタに
よつて順次押し上げられる箱体を支持する第1の
支持手段と、この第1の支持手段のさらに上方に
設けられた第2の支持手段と、上下に配置された
ホイールに巻回され、上記箱体を支持可能な係合
部材が取付けられた無端帯を、少なくとも一対対
向配置してなる上昇手段とから構成し、この無端
帯の作動により、第1の支持手段上に積上げられ
た箱体を一体的に持ち上げて第2の支持手段に引
き渡すよう構成したものである。
本考案に係る箱体の積上げ装置では、第1の支
持手段上の箱体はすべて上昇手段によつて第2の
支持手段上に引き渡され、第1の支持手段上は一
旦空になるので、第2の支持手段上に積み上げら
れている箱体が排出機構によつて排出されている
間にも、第1の支持手段に対しては積み上げを行
なうことができるので、従来の装置に比べ高能力
を発揮することができる。
持手段上の箱体はすべて上昇手段によつて第2の
支持手段上に引き渡され、第1の支持手段上は一
旦空になるので、第2の支持手段上に積み上げら
れている箱体が排出機構によつて排出されている
間にも、第1の支持手段に対しては積み上げを行
なうことができるので、従来の装置に比べ高能力
を発揮することができる。
以下図示実施例により本考案を説明する。第1
図は本考案の一実施例に係る箱体積上げ装置の正
面図、第2図は側面図である。まず、本実施例装
置の概略を説明すると、2は入口コンベアであ
り、第1図の右側から搬送されてきた箱体4を2
個づつリフタ6上に供給する。リフタ6は入口コ
ンベア2から供給された箱体4を上方へ押し上げ
て、その上方に設けられた第1の支持手段8に引
き渡す。リフタ6が続いて供給される箱体4も同
様に押し上げることにより、第1の支持手段8上
には、下方から順に箱体4が積み上げられてい
く。第1の支持手段8上に積み上げられた箱体4
が所定の段数(本実施例では10段)に達すると、
これらの箱体4は、上昇手段10によつて持ち上
げられて、上方に設けられた第2の支持手段12
に引き渡される。その後、排出機構14が作動さ
れて、これらの箱体4は排出コンベア16上に排
出され、第1図の左方へ搬送される。なお、後に
詳述するように、本実施例では第1、第2の支持
手段8,12および上昇手段10は、単一の機構
によつて構成され各機能を果たすようになつてい
る。
図は本考案の一実施例に係る箱体積上げ装置の正
面図、第2図は側面図である。まず、本実施例装
置の概略を説明すると、2は入口コンベアであ
り、第1図の右側から搬送されてきた箱体4を2
個づつリフタ6上に供給する。リフタ6は入口コ
ンベア2から供給された箱体4を上方へ押し上げ
て、その上方に設けられた第1の支持手段8に引
き渡す。リフタ6が続いて供給される箱体4も同
様に押し上げることにより、第1の支持手段8上
には、下方から順に箱体4が積み上げられてい
く。第1の支持手段8上に積み上げられた箱体4
が所定の段数(本実施例では10段)に達すると、
これらの箱体4は、上昇手段10によつて持ち上
げられて、上方に設けられた第2の支持手段12
に引き渡される。その後、排出機構14が作動さ
れて、これらの箱体4は排出コンベア16上に排
出され、第1図の左方へ搬送される。なお、後に
詳述するように、本実施例では第1、第2の支持
手段8,12および上昇手段10は、単一の機構
によつて構成され各機能を果たすようになつてい
る。
上記入口コンベア2は、上下にローラ18,2
0を備えた2組の挿入機構22,24を有してい
る。これら挿入機構22,24の上下のローラ1
8,20は、それぞれベベルギア26によつて駆
動力が伝達されるようになつている。従つて、上
下のローラ18,20によつて箱体の上面と下面
を押え、これらローラ18,20を同速でON/
OFFすることにより、正確な速度で安定した供
給を行なうことができる。なお、本実施例では、
2組の挿入機構22,24を設けて2個づつ供給
し積み上げを行なうようにしているが、1個づつ
供給し1列に積み上げる構成としても良いことは
言う迄もない。
0を備えた2組の挿入機構22,24を有してい
る。これら挿入機構22,24の上下のローラ1
8,20は、それぞれベベルギア26によつて駆
動力が伝達されるようになつている。従つて、上
下のローラ18,20によつて箱体の上面と下面
を押え、これらローラ18,20を同速でON/
OFFすることにより、正確な速度で安定した供
給を行なうことができる。なお、本実施例では、
2組の挿入機構22,24を設けて2個づつ供給
し積み上げを行なうようにしているが、1個づつ
供給し1列に積み上げる構成としても良いことは
言う迄もない。
上記入口コンベア2から供給された箱体4を上
方に押し上げるリフタ6は、両側のベルト28間
を昇降する昇降台30を備えている。この昇降台
30は、第1図および第3図に示すように、モー
タ32によつて回転されるクランク34にリング
36を介して連結されてガイド38内を昇降する
スライダ40に支持されており、図示のように下
降した状態では、その上面30aがベルト28の
上面よりも下方に位置している。従つて、入口コ
ンベア2から供給された箱体4は、リフタ6の昇
降台30に干渉することなくベルト28によつて
搬送され、先端が進行方向前方側(第1図左方)
に設けられたストツパ42に達する迄前進する。
その後、昇降台30の上昇によつて箱体4は上方
へ押し上げられる。
方に押し上げるリフタ6は、両側のベルト28間
を昇降する昇降台30を備えている。この昇降台
30は、第1図および第3図に示すように、モー
タ32によつて回転されるクランク34にリング
36を介して連結されてガイド38内を昇降する
スライダ40に支持されており、図示のように下
降した状態では、その上面30aがベルト28の
上面よりも下方に位置している。従つて、入口コ
ンベア2から供給された箱体4は、リフタ6の昇
降台30に干渉することなくベルト28によつて
搬送され、先端が進行方向前方側(第1図左方)
に設けられたストツパ42に達する迄前進する。
その後、昇降台30の上昇によつて箱体4は上方
へ押し上げられる。
次に、リフタ6の上方に設けられた第1の支持
手段8、上昇手段10および第2の支持手段12
について説明する。リスタ6によつて押し上げら
れる箱体4の両側上下に4本の水平軸44が配設
され、これら各水平軸44に4個づつのスプロケ
ツト46が固定されている。スプロケツト46は
対応する位置の上下2個がそれぞれ1組となつて
おり、これら上下8組のスプロケツト46間にそ
れぞれチエーン48が巻き回されている。
手段8、上昇手段10および第2の支持手段12
について説明する。リスタ6によつて押し上げら
れる箱体4の両側上下に4本の水平軸44が配設
され、これら各水平軸44に4個づつのスプロケ
ツト46が固定されている。スプロケツト46は
対応する位置の上下2個がそれぞれ1組となつて
おり、これら上下8組のスプロケツト46間にそ
れぞれチエーン48が巻き回されている。
第4図および第5図に示すように、各チエーン
48には、その側部に固定されたブラケツト50
を介して、2個の支持爪52が等間隔で取付けら
れている。これらの各支持爪52は、軸54によ
つて回転可能にブラケツト50に連結され、ま
た、ブラケツト50の下面側には逆転防止ブレー
ト56が固定されている。従つて、支持爪52
は、上方へは回転可能であるとともに下方への回
転は規制されるようになつている。なお、支持爪
52の軸54よりも基部側にスプリング58が配
設され、支持爪52の基端部を上方へ引き上げて
この爪52を第5図の位置に保持しているが、支
持爪52は自重によつても上方から図示位置へ復
帰しうるので、このスプリング58は省略するこ
ともできる。
48には、その側部に固定されたブラケツト50
を介して、2個の支持爪52が等間隔で取付けら
れている。これらの各支持爪52は、軸54によ
つて回転可能にブラケツト50に連結され、ま
た、ブラケツト50の下面側には逆転防止ブレー
ト56が固定されている。従つて、支持爪52
は、上方へは回転可能であるとともに下方への回
転は規制されるようになつている。なお、支持爪
52の軸54よりも基部側にスプリング58が配
設され、支持爪52の基端部を上方へ引き上げて
この爪52を第5図の位置に保持しているが、支
持爪52は自重によつても上方から図示位置へ復
帰しうるので、このスプリング58は省略するこ
ともできる。
同一側の4本のチエーン48の各支持爪52上
に渡つて、プレート60が固定されている(第4
図参照)。各チエーン48にはそれぞれ2個の支
持爪52が取付けられているので、各側に2本づ
つのプレート60が設けられている。各プレート
60は、支持爪52が水平状態にあるときには、
リフタ6によつて押し上げられてくる箱体4の通
過する範囲内に位置している。従つて、リフタ6
によつて箱体4が押し上げられてきた際には、こ
の箱体4の上面によつて上方へ向けて回動され、
箱体4が支持爪52の先端を越えた後、元の水平
位置に復帰して箱体4の下面を支持するようにな
つている。なお、箱体4の側部にフランジを形成
し、このフランジがプレート60よりも上方に達
した後、フランジの下面をプレート60によつて
支持するようにしても良い。
に渡つて、プレート60が固定されている(第4
図参照)。各チエーン48にはそれぞれ2個の支
持爪52が取付けられているので、各側に2本づ
つのプレート60が設けられている。各プレート
60は、支持爪52が水平状態にあるときには、
リフタ6によつて押し上げられてくる箱体4の通
過する範囲内に位置している。従つて、リフタ6
によつて箱体4が押し上げられてきた際には、こ
の箱体4の上面によつて上方へ向けて回動され、
箱体4が支持爪52の先端を越えた後、元の水平
位置に復帰して箱体4の下面を支持するようにな
つている。なお、箱体4の側部にフランジを形成
し、このフランジがプレート60よりも上方に達
した後、フランジの下面をプレート60によつて
支持するようにしても良い。
また、両側のチエーン48の内側(互に向かい
合つている側)には、それぞれ2個のテンシヨン
ローラ62が配設され、チエーン48の軌跡を第
2図の如く変化させることにより、各チエーン4
8の2つの支持爪52が同時に上下のスプロケツ
ト46の位置から同方向に突出した状態になるよ
うに調節されている。
合つている側)には、それぞれ2個のテンシヨン
ローラ62が配設され、チエーン48の軌跡を第
2図の如く変化させることにより、各チエーン4
8の2つの支持爪52が同時に上下のスプロケツ
ト46の位置から同方向に突出した状態になるよ
うに調節されている。
以上の如く、チエーン48、支持爪52、プレ
ート60等から成る機構が、第1、第2の支持手
段8,12および上昇手段10の3つの手段を構
成しており、各支持爪52およびプレート60が
第2図の位置に停止している間に積み上げが行な
われる。上下のプレート60のいずれにも箱体4
が支持されていない状態からの作動を説明する
と、リフタ6によつて2個の箱体4が押し上げら
れ、箱体4の両側上端部が下方に位置している支
持爪52およびプレート60(第1の支持手段
8)を押し上げて回動させる。箱体4の下面がプ
レート60の先端部を越えると、支持爪52およ
びプレート60は元の水平位置に復帰する。その
後、リフタ6の昇降台30は下降するので、箱体
4も共に下降し、プレート60上に支持される。
次の箱体4が入口コンベア2から供給されリフタ
6によつて押し上げられると、これら箱体4の両
側上端部は、既に箱体4を支持している支持爪5
2およびプレート60を押し上げる。プレート6
0の先端が既に支持している箱体4の下面から外
れる位置迄支持爪52とプレート60を回動させ
ると、上方の箱体4はリフタ6によつて押し上げ
られている箱体4の上に積み重ねられ、さらに上
昇して、下方の箱体4の下面がプレート60の先
端を越えると、支持爪52およびプレート60は
水平位置に復帰して2段重ねとなつている箱体4
を支持する。以上の動作を繰り返して、下方に位
置している支持爪52およびプレート60(第1
の支持手段8)上に10段の箱体4を積み上げる。
なお、この時、上方に位置している支持爪52お
よびプレート60は、上方に積み上げられている
箱体4の側面によつて押し開かれた状態となつて
いる。
ート60等から成る機構が、第1、第2の支持手
段8,12および上昇手段10の3つの手段を構
成しており、各支持爪52およびプレート60が
第2図の位置に停止している間に積み上げが行な
われる。上下のプレート60のいずれにも箱体4
が支持されていない状態からの作動を説明する
と、リフタ6によつて2個の箱体4が押し上げら
れ、箱体4の両側上端部が下方に位置している支
持爪52およびプレート60(第1の支持手段
8)を押し上げて回動させる。箱体4の下面がプ
レート60の先端部を越えると、支持爪52およ
びプレート60は元の水平位置に復帰する。その
後、リフタ6の昇降台30は下降するので、箱体
4も共に下降し、プレート60上に支持される。
次の箱体4が入口コンベア2から供給されリフタ
6によつて押し上げられると、これら箱体4の両
側上端部は、既に箱体4を支持している支持爪5
2およびプレート60を押し上げる。プレート6
0の先端が既に支持している箱体4の下面から外
れる位置迄支持爪52とプレート60を回動させ
ると、上方の箱体4はリフタ6によつて押し上げ
られている箱体4の上に積み重ねられ、さらに上
昇して、下方の箱体4の下面がプレート60の先
端を越えると、支持爪52およびプレート60は
水平位置に復帰して2段重ねとなつている箱体4
を支持する。以上の動作を繰り返して、下方に位
置している支持爪52およびプレート60(第1
の支持手段8)上に10段の箱体4を積み上げる。
なお、この時、上方に位置している支持爪52お
よびプレート60は、上方に積み上げられている
箱体4の側面によつて押し開かれた状態となつて
いる。
第1の支持手段8上に10段の積み上げが終了し
た後、水平軸44を回転させてチエーン48を移
動させる。第1の支持手段8は、積上げられた10
段の箱体4のすべてを支持したままで上昇する。
このチエーン48の移動によつて上方に位置して
いた支持爪52およびプレート60は、スプロケ
ツト46の外周側に回つて下降する。箱体4を支
持している第1の支持手段8が上方のスプロケツ
ト46の位置に達した時にチエーン48を停止す
る。この時には、上記第1の支持手段8は上方に
位置して第2の支持手段12となり、下降してき
た支持爪52およびプレート60は下方のスプロ
ケツト46の位置に達して第1の支持手段8とな
る。すなわち、同一の2つの支持手段が上昇およ
び下降してその位置を交替することにより、交互
に第1の支持手段8と第2の支持手段12として
の機能を果たすものである。
た後、水平軸44を回転させてチエーン48を移
動させる。第1の支持手段8は、積上げられた10
段の箱体4のすべてを支持したままで上昇する。
このチエーン48の移動によつて上方に位置して
いた支持爪52およびプレート60は、スプロケ
ツト46の外周側に回つて下降する。箱体4を支
持している第1の支持手段8が上方のスプロケツ
ト46の位置に達した時にチエーン48を停止す
る。この時には、上記第1の支持手段8は上方に
位置して第2の支持手段12となり、下降してき
た支持爪52およびプレート60は下方のスプロ
ケツト46の位置に達して第1の支持手段8とな
る。すなわち、同一の2つの支持手段が上昇およ
び下降してその位置を交替することにより、交互
に第1の支持手段8と第2の支持手段12として
の機能を果たすものである。
10段に積み上げられた箱体4が、上昇した第2
の支持手段12上に支持されて停止した後、排出
機構14が作動される。この排出機構14は、箱
体4が積み上げられている位置の両側・前後に配
設された4本の垂直軸64と、各垂直軸64の上
下端に固定されたスプロケツト66と、各側の前
後2個で組となるスプロケツト66間に巻き回さ
れた4本のチエーン68とを有しており、各側の
上下のチエーン68間にそれぞれ垂直の押し出し
バー70が取付けられている。押し出しバー70
は、各側のチエーン68にそれぞれ等間隔で2本
づつ設けられており、第6図に示すように、一方
の押し出しバー70が積み上げられた箱体4の後
方に位置しているときに、他方の押し出しバー7
0は他方側のスプロケツト66の外方側に位置す
るようになつている。また、2本の押し出しバー
70の間に、4本づつ垂直のガイドバー72が設
けられている。なお、押し出しバー70は箱体4
の後方の面に当つて押すことができるように内側
に突出しているが、ガイドバー72は箱体4の側
面をガイドしうるように、箱体4の幅よりもやや
広い間隔を有している(第2図参照)。
の支持手段12上に支持されて停止した後、排出
機構14が作動される。この排出機構14は、箱
体4が積み上げられている位置の両側・前後に配
設された4本の垂直軸64と、各垂直軸64の上
下端に固定されたスプロケツト66と、各側の前
後2個で組となるスプロケツト66間に巻き回さ
れた4本のチエーン68とを有しており、各側の
上下のチエーン68間にそれぞれ垂直の押し出し
バー70が取付けられている。押し出しバー70
は、各側のチエーン68にそれぞれ等間隔で2本
づつ設けられており、第6図に示すように、一方
の押し出しバー70が積み上げられた箱体4の後
方に位置しているときに、他方の押し出しバー7
0は他方側のスプロケツト66の外方側に位置す
るようになつている。また、2本の押し出しバー
70の間に、4本づつ垂直のガイドバー72が設
けられている。なお、押し出しバー70は箱体4
の後方の面に当つて押すことができるように内側
に突出しているが、ガイドバー72は箱体4の側
面をガイドしうるように、箱体4の幅よりもやや
広い間隔を有している(第2図参照)。
以上の構成に係る排出機構14を作動すると、
第2支持手段12上の箱体4は、側面をガイドバ
ー72に案内されつつ背面を垂直の押し出しバー
70に押され、しかも下面は長いプレート60上
を滑りながら安定した状態で排出コンベア16上
に排出される。
第2支持手段12上の箱体4は、側面をガイドバ
ー72に案内されつつ背面を垂直の押し出しバー
70に押され、しかも下面は長いプレート60上
を滑りながら安定した状態で排出コンベア16上
に排出される。
このように、上方の第2支持手段12上で排出
が行なわれている間にも、下方の第1支持手段8
上は一旦空になつているのでその第1支持手段8
に対しては積み上げを行なうことができる。従つ
て、従来の積上げ装置の如く排出完了迄次の積み
上げを中断しなくとも良いので高速化を図ること
ができる。しかも、上昇手段10が、支持爪(係
合部材)52を対向させて配置したチエーン(無
端帯)48から成るので、大型の箱体、不安定な
箱体等が多数積み重ねられた場合でも安定して上
昇させ、第2の支持手段12に引渡すことができ
る。また、排出作業も、安定した状態で行なえる
ので、荷くずれのおそれなく高速化にすることが
できる。
が行なわれている間にも、下方の第1支持手段8
上は一旦空になつているのでその第1支持手段8
に対しては積み上げを行なうことができる。従つ
て、従来の積上げ装置の如く排出完了迄次の積み
上げを中断しなくとも良いので高速化を図ること
ができる。しかも、上昇手段10が、支持爪(係
合部材)52を対向させて配置したチエーン(無
端帯)48から成るので、大型の箱体、不安定な
箱体等が多数積み重ねられた場合でも安定して上
昇させ、第2の支持手段12に引渡すことができ
る。また、排出作業も、安定した状態で行なえる
ので、荷くずれのおそれなく高速化にすることが
できる。
なお、入口コンベア2、リフタ6等の構成は上
記のものに限定されるものではなく、その他の
種々のコンベア、リフタを用いることができる。
また、チエーン48の本数、位置等も適宜選択す
ることができる。
記のものに限定されるものではなく、その他の
種々のコンベア、リフタを用いることができる。
また、チエーン48の本数、位置等も適宜選択す
ることができる。
第7図および第8図は、第2の実施例を示すも
のであり、この実施例では、リフタ6によつて押
し上げられてくる箱体4を受け取つて支持する第
1の支持手段として、固定位置の支持爪80を設
けている。これらの支持爪80は両側の機枠82
にそれぞれ4個所づつ、チエーン48と干渉しな
い位置に設けられている。各支持爪80は上記実
施例の支持爪52と同様に上方への回転は可能で
あるとともに下方への回転は規制されるようにな
つている。従つて、箱体4によつて押し開かれた
後水平に復帰して箱体4の下面を支持する。この
ように固定位置に支持爪80を設けたことによ
り、チエーン48に取付けられている支持爪52
は第1の支持手段としての機能を果たす必要がな
く、上記実施例におけるテンシヨンローラ62を
省略することができる。しかも、上記実施例で
は、上方に位置していた支持爪52およびプレー
ト60がチエーン48の移動によつて下方の停止
位置に到着する迄は箱体4の積み上げを開始する
ことができないが、本実施例では、チエーン48
が箱体41段分だけ上昇した時点で次の積み上げ
を開始することができるので、より高速化を達成
することができる。なお、本実施例では、固定位
置の支持爪80を第1の支持手段とし、チエーン
48、支持爪52およびプレート60から成る機
構を上昇手段および第2の支持手段として用いた
が、上方にも固定の爪を設けてこれを第2の支持
手段とすることもできる。
のであり、この実施例では、リフタ6によつて押
し上げられてくる箱体4を受け取つて支持する第
1の支持手段として、固定位置の支持爪80を設
けている。これらの支持爪80は両側の機枠82
にそれぞれ4個所づつ、チエーン48と干渉しな
い位置に設けられている。各支持爪80は上記実
施例の支持爪52と同様に上方への回転は可能で
あるとともに下方への回転は規制されるようにな
つている。従つて、箱体4によつて押し開かれた
後水平に復帰して箱体4の下面を支持する。この
ように固定位置に支持爪80を設けたことによ
り、チエーン48に取付けられている支持爪52
は第1の支持手段としての機能を果たす必要がな
く、上記実施例におけるテンシヨンローラ62を
省略することができる。しかも、上記実施例で
は、上方に位置していた支持爪52およびプレー
ト60がチエーン48の移動によつて下方の停止
位置に到着する迄は箱体4の積み上げを開始する
ことができないが、本実施例では、チエーン48
が箱体41段分だけ上昇した時点で次の積み上げ
を開始することができるので、より高速化を達成
することができる。なお、本実施例では、固定位
置の支持爪80を第1の支持手段とし、チエーン
48、支持爪52およびプレート60から成る機
構を上昇手段および第2の支持手段として用いた
が、上方にも固定の爪を設けてこれを第2の支持
手段とすることもできる。
以上述べたように本考案によれば、積み上げた
箱体を排出している間にも次の積み上げを開始す
ることができるので、箱体の積上げ装置の能力を
向上させることができる。また、上昇手段とし
て、箱体に係合する係合手段を備えた無端帯を対
向配置したので、積み重ねられた箱体を安定して
上昇させて上方の第2支持手段に引き渡すことが
できる。
箱体を排出している間にも次の積み上げを開始す
ることができるので、箱体の積上げ装置の能力を
向上させることができる。また、上昇手段とし
て、箱体に係合する係合手段を備えた無端帯を対
向配置したので、積み重ねられた箱体を安定して
上昇させて上方の第2支持手段に引き渡すことが
できる。
第1図〜第6図は本考案の一実施例に係る箱体
の積上げ装置を示し、第1図は正面図、第2図は
側面図、第3図はリフタの側面図、第4図は支持
機構の要部を示す平面図、第5図は支持機構の要
部の側面図、第6図は排出機構の要部を示す平面
図、第7図は第2実施例の要部を簡略化して示す
側面図、第8図は同実施例の要部の正面図であ
る。 2……入口コンベア、4……箱体、6……リフ
タ、8……第1の支持手段、10……上昇手段、
12……第2の支持手段、14……排出機構。
の積上げ装置を示し、第1図は正面図、第2図は
側面図、第3図はリフタの側面図、第4図は支持
機構の要部を示す平面図、第5図は支持機構の要
部の側面図、第6図は排出機構の要部を示す平面
図、第7図は第2実施例の要部を簡略化して示す
側面図、第8図は同実施例の要部の正面図であ
る。 2……入口コンベア、4……箱体、6……リフ
タ、8……第1の支持手段、10……上昇手段、
12……第2の支持手段、14……排出機構。
Claims (1)
- コンベアによつて搬送された箱体を上方へ押し
上げるリフタと、このリフタの上方に設けられ、
リフタによつて順次押し上げられる箱体を受け取
つて支持する支持機構と、リフタによつて押し上
げられ支持機構上に積上げ支持された箱体が所定
の数に達した際に作動されて、これらの箱体を排
出する排出機構とを備えた箱体の積上げ装置にお
いて、上記支持機構を、リフタ上方に設けられた
第1の支持手段と、この第1の支持手段のさらに
上方に設けられた第2の支持手段と、上下に配置
されたホイールに巻回され、上記箱体を支持可能
な係合部材が取付けられた少なくとも一対の無端
帯を、上記係合部材が対向するように配置して成
る上昇手段とから構成し、この上昇手段によつ
て、第1の支持手段上に積上げられた箱体を一体
的に持ち上げて第2の支持手段に引き渡すことを
特徴とする箱体の積上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987041257U JPH058261Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987041257U JPH058261Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63148638U JPS63148638U (ja) | 1988-09-30 |
JPH058261Y2 true JPH058261Y2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=30856090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987041257U Expired - Lifetime JPH058261Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058261Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103189637A (zh) * | 2010-09-21 | 2013-07-03 | 雷米技术有限公司 | 具有保持线圈用的绕线轴的起动机螺线管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59183875A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | 株式会社ジヤスコミ−トセンタ− | コンテナの仕分方法および仕分設備 |
JPS628226B2 (ja) * | 1977-09-09 | 1987-02-21 | Lignyte Co Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0418982Y2 (ja) * | 1985-07-02 | 1992-04-28 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP1987041257U patent/JPH058261Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628226B2 (ja) * | 1977-09-09 | 1987-02-21 | Lignyte Co Ltd | |
JPS59183875A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | 株式会社ジヤスコミ−トセンタ− | コンテナの仕分方法および仕分設備 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103189637A (zh) * | 2010-09-21 | 2013-07-03 | 雷米技术有限公司 | 具有保持线圈用的绕线轴的起动机螺线管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63148638U (ja) | 1988-09-30 |
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