JP2606690Y2 - ケース分離装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、例えば、ネスティン
グ型やスタッキング型に形成された合成樹脂製のコンテ
ナケース、或いは、箱形態に製函された段ボール製の運
搬用ケース等、多数段積重ねられたケース群を１段ずつ
分離する作業に用いられるようなケース分離装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、上述例のように多数段積重ねられ
たケース群を１段ずつ分離するケース分離装置として
は、例えば、当出願人によって既に開発したケース分離
装置（実願平３−７５７６７号参照）がある。

【０００３】この装置は、パレットに積重ねられた１列
分の各コンテナ群を昇降用コンベア上に移載した後、同
昇降用コンベア上に載置された最下段の各コンテナを除
いて、残り上段側の各コンテナ群を左右の各保持アーム
で起立姿勢に保持する。この後、昇降用コンベアを垂直
降下して最下段の各コンテナを分離し、同昇降用コンベ
ア上に載置された最下段の各コンテナを長手方向に順次
送出しする。以下同様にして、左右の各保持アームで保
持した残り上段側の各コンテナ群を昇降用コンベアで一
旦持上げ、同昇降用コンベア上に載置された残り上段側
の各コンテナ群を下段側から１段ずつ順次分離する。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の分離装
置は、上下に分離された最下段の各コンテナを長手方向
に向けて送出しするので、分離されるコンテナの列数が
増えると送出し距離及び送出し時間が長くなり、分離さ
れた各コンテナを送出しするのに時間が掛かる。且つ、
昇降用コンベア上に載置された最下段の各コンテナが送
出されるまで次の分離作業が行えず、単位時間当たりの
処理能力が低いという問題点を有している。

【０００５】この考案は上記問題に鑑み、分離された１
列分の分離ケースを短手方向に送出すことにより、多数
段積重ねられたケース群の分離時間を短縮して、分離作
業の能率アップ及び処理能力の向上を図ることができる
ケース分離装置の提供を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この考案は、上記分離ケ
ースの短手方向と対応する分離位置の一側部に、上記１
列分の分離ケースを一方向に向けて搬送するケース搬送
手段を設け、上記分離位置に、上記１列分の分離ケース
を短手方向に向けてケース搬送手段側に送出しするケー
ス送出し手段を設けたケース分離装置であることを特徴
とする。

【０００７】

【作用】この考案は、多数段積重ねられた１列複数個の
ケース群を分離位置に供給して最下段のケースと２段目
以上のケースとを上下に分離する。同時に、ケース送出
し手段を駆動して、分離された１列分の分離ケースを短
手方向に向けてケース搬送手段側に１列同時に送出しす
ると共に、ケース搬送手段を駆動して、送出された１列
分の分離ケースを一方向に向けて次工程に搬送するの
で、ケースを送出すための送出し距離及び送出し時間が
短縮され、ことに分離ケースを短手方向に１列同時に送
出すことにより、１列分の分離ケースが送出されるまで
次の分離作業を待機する必要がなくなり、直ちに次の分
離作業にかかれる。

【０００８】

【考案の効果】この考案によれば、分離された１列分の
分離ケースを短手方向に１列同時に送出しするので、送
出した後に、次ケース列分の搬入空間を直ちに形成する
ことができ、この結果、次の分離作業に効率よく移るこ
とができる。従って、分離されるケースの列数が増えて
も送出し距離及び送出し時間に変動が無く、ケースの分
離作業が常時安定して行えると共に、多数段積重ねられ
たケース群を分離するときの処理時間が大幅に短縮さ
れ、分離作業の能率アップ及び処理能力の向上を図るこ
とができる。

【０００９】

【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はケースの一例としてネスティング型に形
成された合成樹脂製のコンテナを１段ずつ分離する作業
に用いられるケース分離装置を示し、図１に於いて、こ
のケース分離装置１は、例えば搬送方向に３列、搬送幅
方向に３列、高さ方向に５段積みの合計４５個の各コン
テナａ…が積載されたパレットＰを運搬用コンベア２上
の積下ろし位置に搬送し、ケース支持機３を駆動して、
パレットＰに積重ねられた各コンテナ群Ａ…を起立姿勢
に支持すると共に、ケース積下ろし機４を駆動して、パ
レットＰに積重ねられた５段積み（５列分相当）の各コ
ンテナ群Ａ…を１列ずつ積下ろしする。ケース分離機５
を駆動して、１列分の各コンテナ群Ａ…を下段側から１
段ずつ分離すると共に、分離した１列分の各コンテナａ
…を短手方向に１列同時に送出してから分配用コンベア
６上に供給する装置である。上述の運搬用コンベア２
は、図２に示すように、送り側始端部及び送り側終端部
に軸支した各スプロケット７，７と各スプロケット８，
８との間に各送り用チェーン９，９を張架し、終端側下
部に配設した減速機付き送り用モータ１０の駆動力によ
り、スプロケット１１，１２及び駆動チェーン１３を介
して各送り用チェーン９，９をパレット送り方向に周回
させ、パレットＰに積重ねられた複数列の各コンテナ群
Ａ…を１列ずつ積下ろしするとき間欠駆動し、パレット
供給時及びパレット排出時に連続駆動する。

【００１０】前述のケース支持機３は、運搬用コンベア
２上の積下ろし位置上部に取付け枠１４をパレット送り
方向と平行して架設し、同取付け枠１４の下面側に架設
した各ガイドレール１５，１５間に可動台１６を走行移
動自在に取付け、同可動台１６の下面側後端部にケース
支持板１７を上下回動自在に軸支している。且つ、取付
け枠１４の送り側始端部及び送り側終端部に軸支した各
スプロケット１８，１９間に移動用チェーン２０を張架
し、同移動用チェーン２０を可動台１６の上面側中央部
に連結固定して、終端側上部に配設した減速機付き移動
用モータ２１の駆動力により、スプロケット２２，２３
及び駆動チェーン２４を介して移動用チェーン２０をパ
レット送り方向に周回させ、上述した運搬用コンベア２
の間欠送りと同期して、パレットＰに積重ねられた最終
列の各コンテナ群Ａ…に対してケース支持板１７を所定
間隔に近接した状態のまま移動する。

【００１１】且つ、可動台１６の一側上部に配設した旋
回用シリンダ２５のピストンロッドをケース支持板１７
の軸端部に連結して、同旋回用シリンダ２５の作動によ
り、パレットＰに積重ねられた各コンテナ群Ａ…の送り
側後面部と対向する垂直位置と、同パレットＰに積重ね
られた各コンテナ群Ａ…の通過を許容する水平位置とに
上下回動する。

【００１２】前述のケース積下ろし機４は、図３にも示
すように、運搬用コンベア２上の積下ろし位置上部に取
付け枠２８をパレット送り方向と直交して架設し、同取
付け枠２８の前面側に架設した各ガイドレール２９，２
９間に可動台３０を移動自在に取付けると共に、同可動
台３０の前面側中央部に対してプッシャ板３１を垂直に
連結固定している。

【００１３】且つ、取付け枠２８の送り側始端部及び送
り側終端部に軸支した各スプロケット３２，３３間に移
動用チェーン３４を張架し、同移動用チェーン３４を可
動台３０の後面側中央部に連結固定して、終端側上部に
配設した減速機付き移動用モータ３５の駆動力により、
各スプロケット３２，３３を介して移動用チェーン３４
をケース積下ろし方向に周回させ、パレットＰに積重ね
られた１列分の各コンテナ群Ａ…と対向する後退位置
と、後述するケース分離機５のケース昇降台３８上に１
列分の各コンテナ群Ａ…を移載する前進位置とにプッシ
ャ板３１を前後移動する。

【００１４】前述のケース分離機５は、図４、図５に示
すように、運搬用コンベア２上の積下ろし位置側部に取
付け枠３６をケース積下ろし方向と平行して架設し、同
取付け枠３６の前面側に架設した各ガイドレール３７，
３７間に櫛形のケース昇降台３８を垂直昇降自在に取付
け、同ケース昇降台３８の前面側上部に、後述する横送
り用コンベア３９の各送りチェーン６６…間に対して挿
入される位置及び間隔に隔てて多数枚の各載置板３８ａ
…を水平固定し、同取付け枠３６の上端側中央部に軸受
した回転板４０の前面側周縁部と、ケース昇降台３８の
後面側下端部とをクランクアーム４１で連結して、同側
下部に配設した減速機付き昇降用モータ４２の駆動力に
より、スプロケット４３，４４及び駆動チェーン４５を
介して回転板４０を一方向に回転させ、同回転板４０の
回転をクランクアーム４１のクランク運動によりケース
昇降台３８の上下動に変換して、上段側に配設した運搬
用コンベア２上のパレットＰに対して水平となる上昇位
置と、下段側に配設した横送り用コンベア３９の搬送面
よりも下方に降下した降下位置とにケース昇降台３８を
昇降停止する。

【００１５】且つ、上昇位置に停止したケース昇降台３
８の上方両側部に各支軸５４，５４をケース積下ろし方
向と平行して軸架し、同各支軸５４，５４の外周面上
に、ケース昇降台３８上に載置された下から２段目の各
コンテナａ…と対向して３枚の各ケース保持板５３…を
夫々固定し、同各支軸５４，５４の一側端部と、終端側
上部に軸架した連動軸５５の左右両端部とを傘形の各ギ
ャ５６，５７を介して夫々連結している。

【００１６】且つ、一方に軸架した支軸５４の一側端部
と、同支軸５４と平行して軸架した支軸５８の一側端部
とをアーム５９で連結し、同支軸５８の他側端部に軸支
したカムローラ６０と、回転板４０の後面側周縁部に形
成したカム部６１とを係合し、終端側上部に配設した牽
引用シリンダ６２のピストンロッドを支軸５４の一側端
部に連結して、同牽引用シリンダ６２の作動により、回
転板４０のカム部６１に対して支軸５８のカムローラ６
０を常時押圧する方向に回動付勢している。すなわち、
上述した昇降用モータ４２の駆動力により回転板４０を
回転して、カムローラ６０及びカム部６１を介して、ケ
ース昇降台３８上に載置された下から２段目の各コンテ
ナａ…を起立姿勢に保持する閉位置と、同各コンテナａ
…の保持を解除する開位置とに左右の各ケース保持板５
３，５３を回動する。

【００１７】上述の横送り用コンベア３９は、図６、図
７に示すように、ケース昇降台３８の降下位置下部に多
数枚の各取付け板６３…をケース積下ろし方向と直交し
て架設し、同各取付け板６３…をケース昇降台３８の各
載置板３８ａ…間に対して挿入される位置及び間隔に隔
てて配設すると共に、同各取付け板６３…の送り側始端
部に軸支した各スプロケット６４…と、送り側終端部に
軸支した各スプロケット６５…との間に各送りチェーン
６６…を張架して、終端側下部に配設した減速機付き送
り用モータ６７の駆動力により、各スプロケット６８，
６９及び駆動チェーン７０を介して各送りチェーン６６
…をケース分離方向に周回させ、同各送りチェーン６６
…上に載置された１列分の各コンテナａ…を後述する縦
送り用コンベア７１上に１列同時に移送する。

【００１８】上述の縦送り用コンベア７１は、ケース昇
降台３８上に載置された１列分の各コンテナａ…の短手
方向と対応する分離位置の一側部であって、横送り用コ
ンベア３９の終端側下部に昇降枠７２をケース分離方向
と直交して架設し、同昇降枠７２の上面側両端部に横送
り用コンベア３９の各送りチェーン６６…間に対して挿
入される位置及び間隔に隔てて多数枚の各支持板７３…
を立設すると共に、同各支持板７３…の上端部間に各送
りローラ７４…をケース送出し方向に対して所定間隔に
隔てて軸架し、始端側下部に配設した減速機付き送り用
モータ７５の駆動力により、各スプロケット７６，７
７，７８，７９，８０，８１上に張架した駆動チェーン
８２を周回させ、同駆動チェーン８２上に係合した各送
りローラ７４…の各スプロケット７４ａ…を回転して、
同各送りローラ６６…上に載置された１列分の各コンテ
ナａ…を分配用コンベア６上に移送する。

【００１９】且つ、同側下部に配設した昇降用シリンダ
８３のピストンロッドを昇降枠７２の下面側中央部に連
結固定して、同昇降用シリンダ８３の作動により、横送
り用コンベア３９の搬送面よりも上方に各送りローラ７
４…を突出した上昇位置と、同横送り用コンベア３９の
搬送面よりも下方に各送りローラ７４…を没入した降下
位置とに昇降枠７２を昇降停止する。

【００２０】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、ケース分離装置１によるコンテナ群Ａの分離
動作を説明する。先ず、図１、図２、図３に示すよう
に、運搬用コンベア２を駆動して、パレットＰに積重ね
られた５段積みの各コンテナ群Ａ…を１列ずつ積下ろし
位置に間欠送りすると共に、ケース支持機３を駆動し
て、パレットＰに積重ねられた最終列の各コンテナ群Ａ
…をケース支持板１７で起立姿勢に支持した状態のまま
移動する。同時に、ケース積下ろし機４を駆動して、パ
レットＰに積重ねられた１列目の各コンテナ群Ａ…をプ
ッシャ板３１でケース積下ろし方向に移動させ、上昇停
止したケース分離機５のケース昇降台３８上に１列目の
各コンテナ群Ａ…を長手方向に整列して移載する。

【００２１】次に、図４、図８、図９に示すように、ケ
ース分離機５を駆動して、回転板４０に連結したクラン
クアーム４１のクランク運動によりケース昇降台３８を
垂直降下し、１列分の各コンテナ群Ａ…が載置されたケ
ース昇降台３８を上昇位置から降下位置に降下する。同
時に、回転板４０に形成したカム部６１とカムローラ６
０とを係合して左右の各ケース保持板５３…を開方向に
回動する。

【００２２】降下位置に至る直前に於いて、図１０、図
１１に示すように、回転板４０に形成したカム部６１と
カムローラ６０とを係合解除して左右の各ケース保持板
５３…を閉方向に回動し、ケース昇降台３８上に載置さ
れた下から２段目の各コンテナａ…に左右の各ケース保
持板５３…を夫々係止して、残り上段側の各コンテナ群
Ａ…を左右の各ケース保持板５３…で起立姿勢に保持す
ると共に、ケース昇降台３８上に載置された最下段の各
コンテナａ…のみを降下分離する。

【００２３】且つ、最下段の各コンテナａ…が載置され
たケース昇降台３８を垂直降下して、同ケース昇降台３
８上に載置された１列分の各コンテナａ…を横送り用コ
ンベア３９の各送りチェーン６６…上に移載する。同時
に、図６に示すように、横送り用コンベア３９の各送り
チェーン６６…をケース分離方向に周回して、同各送り
チェーン６６…上に載置された１列分の各コンテナａ…
を短手方向に向けて搬送する。

【００２４】そして、図７に示すように、縦送り用コン
ベア７１の直上位置に１列分の各コンテナａ…を搬送停
止させた後、昇降用シリンダ８３を作動して、同位置に
搬送された１列分の各コンテナａ…を縦送り用コンベア
７１の各送りローラ７４…で一旦持上げる。同時に、縦
送り用コンベア７１の各送りローラ７４…をケース送出
し方向に回転して、同各送りローラ７４…上に載置され
た１列分の各コンテナａ…を分配用コンベア６上に移載
し、次工程（選別工程）に搬送供給する。

【００２５】１列分の各コンテナａ…をケース昇降台３
８上から送出した直後、回転板４０に連結したクランク
アーム４１のクランク運動によりケース昇降台３８を垂
直上昇して、左右の各ケース保持板５３…で保持した残
り上段側の各コンテナ群Ａ…をケース昇降台３８で一旦
持上げ、回転板４０に形成したカム部６１とカムローラ
６０とを係合して左右の各ケース保持板５３…による保
持を解除する。

【００２６】以下、上述と同様にして、残りの各コンテ
ナ群Ａ…を下段側から１段ずつ分離し、１列分の各コン
テナ群Ａ…の分離作業が終了後、運搬用コンベア２及び
ケース積下ろし機４を駆動して、パレットＰに積重ねら
れた次の２列目〜５列目の各コンテナ群Ａ…を１列ずつ
積下ろしする。同時に、ケース分離機５を駆動して、２
列目〜５列目の各コンテナ群Ａ…を下段側から１段ずつ
分離し、一つのパレットＰに積重ねられた全コンテナ群
Ａ…の分離作業が終了後、空のパレットＰをパレット積
重ね機（図示省略）に供給して積重ねると共に、次のパ
レットＰを運搬用コンベア２上の積下ろし位置に搬送
し、パレットＰに積重ねられた各コンテナ群Ａ…の分離
作業を継続して行う。

【００２７】以上のように、分離された１列分の各コン
テナａ…を短手方向に１列同時に送出しするので、送出
した後に、次コンテナ列分の搬入空間を直ちに形成する
ことができ、この結果、次の分離作業に効率よく移るこ
とができる。従って、分離されるコンテナａの列数が増
えても送出し距離及び送出し時間に変動が無く、コンテ
ナａの分離作業が常時安定して行えると共に、１列分の
各コンテナ群Ａ…を分離するときの処理時間が大幅に短
縮され、分離作業の能率アップ及び処理能力の向上を図
ることができる。

【００２８】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案のケースは、実施例のコンテナａと
対応し、以下同様に、ケース群は、コンテナ群Ａに対応
し、ケース送出し手段は、横送り用コンベア３９に対応
し、ケース搬送手段は、縦送り用コンベア７１に対応す
るも、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。

【００２９】上述の実施例では、ケース分離機５を構成
するケース昇降台３８を垂直降下して、分離された１列
分の各コンテナａ…を横送り用コンベア３９上に移載す
るが、例えば、ケース昇降台３８をコンテナａの短手方
向と対応する方向に傾斜したり、或いは、ケース昇降台
３８の降下途中にシュータやガイド板等を斜設したりし
て、分離された１列分の各コンテナａ…を縦送り用コン
ベア７１上に移載するもよく、また、ケース昇降台３８
上に載置された１列分の各コンテナａ…をプッシャ等の
適宜送出し手段により水平方向に送出して、縦送り用コ
ンベア７１上に移載するもよい。

【００３０】且つ、実施例では、１列分の各コンテナａ
…を３個で示しているが、短手方向に送出されるコンテ
ナａは単体であるもよく、この場合、短手方向はコンテ
ナａの短辺方向と対応する。

【図面の簡単な説明】

【図１】ケース分離装置の全体構成を示す平面図。

【図２】ケース積下ろし機の積下ろし動作を示す側面
図。

【図３】ケース積下ろし機の積下ろし動作を示す平面
図。

【図４】ケース分離機の分離動作を示す側面図。

【図５】ケース分離機の分離動作を示す正面図。

【図６】横送り用コンベアの送出し動作を示す平面図。

【図７】縦送り用コンベアの昇降動作を示す側面図。

【図８】ケース昇降台の降下開始状態を示す正面図。

【図９】ケース昇降台の降下途中を示す正面図。

【図１０】ケース昇降台の降下停止状態を示す正面図。

【図１１】ケース昇降台の降下停止状態を示す側面図。

【符号の説明】 ａ…コンテナ Ａ…コンテナ群 Ｐ…パレット １…ケース分離装置 ２…運搬用コンベア ３…ケース支持機 ４…ケース積下ろし機 ５…ケース分離機 ６…分配用コンベア ３８…ケース昇降台 ３９…横送り用コンベア ７１…縦送り用コンベア

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】多数段積重ねられた１列複数個のケース群
   を分離位置に供給して最下段のケースと２段目以上のケ
   ースとを上下に分離し、該分離された１列分の分離ケー
   スを次工程に搬送するケース分離装置であって、 上記分離ケースの短手方向と対応する分離位置の一側部
   に、上記１列分の分離ケースを一方向に向けて搬送する
   ケース搬送手段を設け、 上記分離位置に、上記１列分の分離ケースを短手方向に
   向けてケース搬送手段側に１列同時に送出しするケース
   送出し手段を設けたケース分離装置。