JP2001019163A - 物品群の段積み装置及び物品群の段積み方法 - Google Patents

物品群の段積み装置及び物品群の段積み方法

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JP2001019163A
JP2001019163A JP11198863A JP19886399A JP2001019163A JP 2001019163 A JP2001019163 A JP 2001019163A JP 11198863 A JP11198863 A JP 11198863A JP 19886399 A JP19886399 A JP 19886399A JP 2001019163 A JP2001019163 A JP 2001019163A
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JP11198863A
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Kiyotaka Terajima
清孝 寺島
Hiroyuki Kobayashi
裕幸 小林
Koji Yoshida
浩司 吉田
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ENUTEKKU KK
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ENUTEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実パレットの排出に妨げられることなく空パレ
ットを供給し高速積載に対応することができる物品群の
段積み装置及び物品群の段積み方法を提供する。 【解決手段】昇降装置13には、空パレット供給装置1
1から供給される空パレットPを受け取り、同空パレッ
トP上に物品群供給装置12から供給された箱群Cが段
積みされる毎に下降する第1昇降機構61と、第1昇降
機構61のパレットP上に規定段数の箱群Cが段積みさ
れる以前に、この段積み途中のパレットPを受け取り、
以後、規定段数の箱群Cが段積みされるまで、同箱群C
が段積みされる毎に下降し、規定段数の箱群Cが段積み
されると、この段積みされた実パレットPを前記コンベ
ア装置14に移載する第2昇降機構62とを備えた。こ
のため、空パレットPの供給ロスタイムが短縮され、実
パレットの排出に妨げられることなく空パレットが供給
され、高速積載に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば箱などの物
品をパレット上に自動で段積みするパレタイザに係り、
詳しくは、パレットを昇降させるためのパレット昇降装
置及びパレットの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工場で缶、瓶等の製品が詰められ
た箱は、パレット上に1段ずつ段積みされ、規定数の段
が段積みされた状態で出荷される。箱を所定の配列パタ
ーンに組み合わせ、段積みする装置としては、箱の導入
コンベアとプッシャ装置との組合せで1段分の積載パタ
ーンを形成し、昇降装置にて段積みするパレタイザが知
られている。
【0003】この場合、図12に示すように、昇降装置
401は機枠402に対して昇降可能な昇降台403を
備えている。最下段位置404において、昇降台403
上には空のパレットPが供給され、その後、昇降台40
3は段積み位置405まで上昇される。そして、パレッ
トP上に所定の配列パターンに配列された箱群Cが段積
みされる。昇降台403は一段分の箱群Cが段積みされ
る度に、その一段分の高さ分ずつ下降される。
【0004】パレットP上に規定段数の箱群Cが段積み
されると、昇降台403が下降され、コンベア406上
に規定段数の箱群Cが段積みされたパレットPが移載さ
れる。その後、コンベア406が駆動され、積載完了後
のパレットPは外部に搬出されると共に、同コンベア4
06上には次の空のパレットPが供給される。そして、
供給された空のパレットPは最下段位置404から段積
み位置405まで上昇され、次の箱群Cが1段ずつ積載
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記昇降装
置401においては、昇降台403が1つであり、パレ
ット段積み完了から次の空パレットセットまでの間、段
積みを行うことができなかった。即ち、所定段数段積み
されたパレット(以下、「実パレット」という。)Pと
空パレットPとの交換に要するパレット交換時間の短縮
が困難であった。このため、箱群Cの段積み処理速度の
向上、ひいてはパレタイザ全体の処理速度の向上が規制
されてしまいうという問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、実パレットの排出に妨
げられることなく空パレットを供給し、高速積載に対応
することができる物品群の段積み装置及び物品群の段積
み方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、空パレットを供給する空パレット供給手段と、所定
の配列パターンに整列した物品群を前記空パレット上に
供給する物品群供給手段と、空パレットを昇降させる昇
降手段と、規定段数の物品群が段積みされた実パレット
を外部に搬出する搬出手段とを備えた物品群の段積み装
置において、前記昇降手段には、前記空パレット供給手
段から供給される空パレットを受け取り、同空パレット
上に前記物品群供給手段から供給された物品群が段積み
される毎に下降する第1昇降手段と、前記第1昇降手段
のパレット上に規定段数の物品群が段積みされる以前
に、この段積み途中のパレットを受け取り、以後、規定
段数の物品群が段積みされるまで、同物品群が段積みさ
れる毎に下降し、規定段数の物品群が段積みされると、
この段積みされた実パレットを前記搬出手段に移載する
第2昇降手段とを備えたことをその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1昇降手段には、前記空パレッ
ト供給手段から供給されたパレットを第2昇降手段に移
載可能とする移載手段を備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記空パレット供給手段
は、空パレットを前記昇降手段の上部側方から供給し、
前記第1昇降手段に受け渡すものであることをその要旨
とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、空パレット供給
手段により供給された空パレット上に、物品群供給手段
により所定の配列パターンに整列された物品群を供給
し、昇降手段により物品群が段積みされる毎にパレット
を下降し、搬出手段により規定段数の物品群が段積みさ
れた実パレットを外部に搬出する物品群の段積み方法に
おいて、第1昇降手段により、前記空パレット供給手段
から供給される空パレットを受け取り、同空パレット上
に前記物品群供給手段から供給された物品群が段積みさ
れる毎に、この段積みされたパレットを下降し、第2昇
降手段により、前記第1昇降手段のパレット上に規定段
数の物品群が段積みされる以前に、この段積み途中のパ
レットを受け取り、以後、規定段数の物品群が段積みさ
れるまで、同物品群が段積みされる毎に下降し、規定段
数の物品群が段積みされると、この段積みされた実パレ
ットを前記搬出手段に移載することをその要旨とする。 (作用)従って、請求項1に記載の発明では、第1昇降
手段は空パレット供給手段から供給される空パレットを
受け取り、同空パレット上に前記物品群供給手段から供
給された物品群が段積みされる毎に下降する。また、第
2昇降手段は前記第1昇降手段のパレット上に規定段数
の物品群が段積みされる以前に、この段積み途中のパレ
ットを受け取り、以後、規定段数の物品群が段積みされ
るまで、同物品群が段積みされる毎に下降し、規定段数
の物品群が段積みされると、この段積みされたパレット
を前記搬出手段に移載する。このため、第2昇降手段上
の所定段数段積みされたパレットの搬出の終了を待つ必
要がなく、この間、第1昇降手段上にて次のパレットへ
物品群の段積みが開始される。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、前記空パレット供給手段から
第1昇降手段へ供給されたパレットは、第2昇降手段に
移載される。このため、所定段数段積みされたパレット
の搬出を終えた第2昇降手段には、第1昇降手段におけ
る段積み途中のパレットが移載され、第2昇降手段にて
同段積み途中のパレットへの箱群の段積みが継続され
る。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明の作用に加えて、空パレットは昇
降手段の上部側方から供給され、第1昇降手段に受け渡
される。このため、昇降手段の下部から空パレットを供
給する場合と異なり、第1昇降手段を下方から上方に上
昇させ、それから物品群の段積みを開始する必要がな
い。
【0013】請求項4に記載の発明では、第1昇降手段
により、前記空パレット供給手段から供給される空パレ
ットが受け取られ、同空パレット上に前記物品群供給手
段から供給された物品群が段積みされる毎に、この段積
みされたパレットが下降される。そして、第2昇降手段
により、前記第1昇降手段のパレット上に規定段数の物
品群が段積みされる以前に、この段積み途中のパレット
が受け取られ、以後、規定段数の物品群が段積みされる
まで、同物品群が段積みされる毎に下降され、規定段数
の物品群が段積みされると、この段積みされたパレット
が前記搬出手段に移載される。このため、第2昇降手段
上の段積み完了後のパレットの搬出終了を待つことな
く、第1昇降手段上にて、次のパレットへ物品群の段積
みが開始される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を物品としての箱を
パレット上に段積みするパレタイザに具体化した一実施
形態を図1〜図9に従って説明する。 (全体構成)まず、段積み装置としてのパレタイザ10
の全体的な構成について説明する。
【0015】図1に示すように、パレタイザ10は、空
パレット供給手段としての空パレット供給装置11、物
品群供給手段としての物品群供給装置12、昇降手段と
しての昇降装置13、及び搬出手段としてのコンベア装
置14等を備えている。空パレット供給装置11は昇降
装置13の図1における反X方向側に隣接配置されてい
る。物品群供給装置12は昇降装置13の図1における
Y方向側に配置されている。コンベア装置14は昇降装
置13の下方に配置されている。
【0016】空パレット供給装置11は昇降装置13の
上部側方から空パレットPを供給するための装置であ
る。物品群供給装置12は、その上流から一列で搬入さ
れる物品としての箱BをパレットPに段積みする1段分
の配置パターンに組み合わせて物品群としての箱群Cを
形成し、この箱群Cを昇降装置13に受け渡すための装
置である。昇降装置13は受け渡された箱群Cをパレッ
トP上に規定段数だけ段積みするための装置である。コ
ンベア装置14は規定段数の箱群Cが段積みされたパレ
ットPをパレタイザ10の外部へ搬出するための装置で
ある。 (空パレット供給手段)次に、空パレット供給手段とし
ての空パレット供給装置11について説明する。
【0017】図2及び図3に示すように、空パレット供
給装置11は、予め段積みされた空パレットPを所定の
高さまで上昇させるパレット昇降機構21、同パレット
昇降機構21の上方に配置され、最上段のパレットPを
把持する把持機構22、把持されたパレットPを受け取
るガイド機構23、及びガイド機構23に支持されたパ
レットPを昇降装置13方向に押し出す押出機構24を
備えている。 (パレット昇降機構)パレット昇降機構21はパレット
載置台25を備えており、同パレット載置台25は駆動
モータ26の駆動により、地面Dに立設された機枠W1
に沿う所定区間内を昇降する。パレット載置台25上に
予め所定段数に段積みされた空パレットPが外部から供
給されると、同パレット載置台25は所定段数のパレッ
トPのうち最上段のパレットPが後述の把持機構22に
て把持可能となる高さまで上昇される。パレット載置台
25は把持機構22に把持された最上段のパレットPが
後述の昇降装置13内へ搬出される度に1つのパレット
Pの高さ分だけ上昇される。 (把持機構)図3及び図4に示すように、把持機構22
は、上部機枠W2下面に突設された一対の支持板27間
にそれぞれ回動可能に支持された内側回転軸28と、両
内側回転軸28にそれぞれ所定間隔をおいて一体回動可
能に固定された断面L字状の把持爪29とを備えてい
る。前記内側回転軸28にはエアシリンダ30が作動連
結されており、同エアシリンダ30の作動により内側回
転軸28が回動する。これに伴って、各一対の把持爪2
9は図3に示す非把持位置Hと、図5に示す把持位置I
との間を内側回転軸28を中心に揺動する。
【0018】非把持位置Hは、互いに対向する各一対の
把持爪29が、前記パレット昇降機構21によって上昇
されたパレットPが両把持爪29間を通過可能となる程
度に離間する位置である。把持位置Iは、各一対の把持
爪29の係合部29aがパレットPの係合空間Pa内に
係合可能に進入する位置である。このとき、パレットP
の上部板Pb下面と係合部29a上面とは互いに平行を
なして対向配置されている。従って、把持爪29が把持
位置Iにある状態でパレット載置台25が下降される
と、上部板Pb下面と係合部29a上面とが係合し、最
上段のパレットPは把持爪29によって吊り下げ支持さ
れる。 (ガイド機構)図3及び図4に示すように、ガイド機構
23は、前記両支持板27に回動可能に支持された一対
の外側回転軸31と、両外側回転軸31にそれぞれレバ
ー32を介して固定された断面L字状のレール支持部材
33とを備えている。レール支持部材33は前記把持爪
29よりも下方に位置しており、同レール支持部材33
のL字上面には摺動レール34が配設されている。図4
に示すように、前記外側回転軸31にはエアシリンダ3
5が作動連結されており、同エアシリンダ35の作動に
より外側回転軸31が回動する。これに伴って、両レー
ル支持部材33は図3に示す非ガイド位置Jと、図5に
示すガイド位置Kとの間を外側回転軸31を中心に揺動
する。
【0019】非ガイド位置Jは、前記パレット昇降機構
21によって上昇されたパレットPが両レール支持部材
33間を通過可能となる位置である。ガイド位置Kは、
摺動レール34上面が把持機構22に把持された状態の
パレットP下面に対して平行をなし、両摺動レール34
上面間にパレットPが載置可能となる位置である。従っ
て、パレットPが把持爪29により把持されると共に、
レール支持部材33がガイド位置Kにある状態で、前記
エアシリンダ35が作動され、把持爪29が把持位置I
から非把持位置Hへ切り換えられると、パレットPは摺
動レール34上面間に移載支持される。 (押出機構)図3及び図4に示すように、押出機構24
は前記両把持機構22間に配置されている。押出機構2
4は取付部材36を介して上部機枠W2下面に支持され
た懸架材37を備えており、同懸架材37には吊下板3
8を介して吊下レール39が吊下支持されている。図2
及び図4に示すように、懸架材37の一側両端には一対
のプーリ40a, 40bが設けられており、両プーリ4
0a, 40bには無端状のチェーン41が巻回されてい
る。チェーン41は一方のプーリ40aに連結された駆
動モータ42の正逆回転駆動により、パレットPの搬出
方向及び反搬出方向に回転する。
【0020】前記吊下レール39の下方には押圧部材4
3が、前記両摺動レール34上面間に載置されたパレッ
トPの側壁に対向するように配置されている。押圧部材
43は吊下レール39に対して転がり可能に接触配置さ
れた複数のローラ44を介して、同吊下レール39に沿
って移動可能に設けられている。また、押圧部材43は
前記チェーン41の下行部に連結されている。従って、
駆動モータ42の正逆回転駆動により、押圧部材43
は、摺動レール34に沿って、図2に実線で示す非押出
位置Lと図2に二点鎖線で示す押出位置Mとの間を移動
する。
【0021】非押出位置Lは、前記両摺動レール34上
面間のパレットPの搬出開始前の位置である。押出位置
Mは両摺動レール34上面間のパレットPの搬出終了後
の位置である。従って、前記駆動モータ42が駆動され
ると、押圧部材43は非押出位置Lから押出位置Mへ移
動し、摺動レール34上面間のパレットPは押圧部材4
3により押圧され、昇降装置13内上部へ供給される。 (物品群供給手段)次に、物品群供給手段としての物品
群供給装置12について説明する。
【0022】図1に示すように、物品群供給装置12
は、架設台51に沿って往復移動可能に設けられたプッ
シングバー52を備えており、上流から搬入される所定
の配列パターンに組み合わせられた箱群Cを、プッシン
グバー52を移動させることにより押圧して昇降装置1
3内に押し出す公知の構成とされている。本実施形態に
おいて、物品群供給装置12は昇降装置13の上部側方
から箱群Cを供給するように設けられている。 (昇降装置)次に、昇降手段としての昇降装置13につ
いて説明する。
【0023】図6に示すように、昇降装置13は、第1
昇降手段としての第1昇降機構61、及び第2昇降手段
としての第2昇降機構62を備えている。第1昇降機構
61は主に空パレット供給装置11から搬入される空パ
レットPを受け取るための機構である。第2昇降機構6
2は第1昇降機構61上のパレットPを受け取り、この
パレットを後述のコンベア装置14に移載するための機
構である。 (第1昇降機構)図4及び図6に示すように、第1昇降
機構61はパレットPを載置する第1載置台63を備え
ている。第1載置台63は、X方向に延びる一対の角材
63a及びY方向に延びる一対の角材63bにて矩形枠
体状に形成されており、同第1載置台63の内方には開
口部64を有する。第1載置台63は機枠W3に沿う所
定区間内を昇降可能に設けられており、同機枠W3の反
Y側側面上部に固定された第1駆動モータ65に作動連
結されている。
【0024】図2及び図6に示すように、第1駆動モー
タ65には機枠W3の反X側上部に支持された第1駆動
軸66が連結されており、同第1駆動軸66の両端には
一対を一組とした2組のスプロケット67a, 67bが
所定の間隔を空けて装着されている。尚、第1駆動軸6
6の上方には第2駆動軸98が機枠W3に対して回動可
能に設けられている。また、図2に示すように、機枠W
3のX方向側上部には固定軸68が架設されており、そ
の両端には一対を一組とした2組のスプロケット69
a, 69bが回転可能に装着されている。
【0025】前記各スプロケット67aにはそれぞれチ
ェーン70が巻き掛けられている。各チェーン70の一
端は第1載置台63の反X側に位置する2つのコーナそ
れぞれ連結されており、他端は図9に示す一対のバラン
スウェイト71にそれぞれ連結されている。また、第1
駆動軸66の各スプロケット67bと固定軸68の各ス
プロケット69b間にはチェーン72がそれぞれ巻回さ
れている。各チェーン72の一端は第1載置台63のX
側に位置する2つのコーナにそれぞれ連結されており、
他端は前記バランスウェイト71にそれぞれ連結されて
いる。
【0026】即ち、第1載置台63は、その4コーナに
おいてチェーン70, 72及びスプロケット67a, 6
7b, 69bを介して第1駆動軸66及び固定軸68に
吊り下げ支持されている。従って、前記第1駆動モータ
65が駆動され、各チェーン70, 72が正逆回転され
ることにより、第1載置台63は図6に示す受入上昇位
置Qと受渡下降位置Rとの間を昇降する。
【0027】受入上昇位置Qは前記空パレット供給装置
11から供給されるパレットPを受取可能であると共
に、前記物品群供給装置12から供給される1段分の箱
群CをパレットP上に段積み可能となる位置である。受
渡下降位置Rは、第1載置台63上の実パレットPを後
述の第2昇降機構62へ受渡可能となる位置である。第
1載置台63は1段分の箱群Cが段積みされると、第1
駆動モータ65の駆動により、その1段分の箱群Cの高
さ分だけ下降される。 (移載手段)図4に示すように、第1載置台63は、前
記空パレット供給装置11からの空パレットPを受け取
ると共に、同空パレットPを後述の第2昇降機構62に
移載可能とする移載手段としての移載機構80を備えて
いる。移載機構80は前記一対の角材63aの下方にそ
れぞれ配置された連動軸81と、両連動軸81にそれぞ
れ連結部材82を介して連結された断面略L字状のレー
ル固定部材83とを備えている。
【0028】両連動軸81は前記一対の角材63b間に
回動可能に支持されていると共に、図4に示すように、
角材63aに対して固定されたエアシリンダ84のシリ
ンダロッド84aが作動連結されている。また、両レー
ル固定部材83は第1載置台63の一対の角材63aの
上方にそれぞれ配置されている。両レール固定部材83
のL字上面には下面案内レール85が設けられており、
同L字上面に直交するL字側面には、側面案内レール8
6がそれぞれ配設されている。
【0029】従って、エアシリンダ84が駆動される
と、レール固定部材83は連動軸81を支点に、図7に
示す支持位置Sと図8に示す非支持位置Tとの間を揺動
する。支持位置Sは、レール固定部材83の下面が第1
載置台63の角材63b上面に当接し、両下面案内レー
ル85上面間にパレットPが支持可能となる位置であ
る。このとき、第1載置台63が受入上昇位置Qにあれ
ば空パレット供給装置11からの空パレットPを受け取
り可能となる。非支持位置Tは、レール固定部材83が
前記角材63bから離間し、両レール固定部材83間を
パレットPが下方に通過可能となる位置である。
【0030】(第2昇降機構)図6及び図9に示すよう
に、第2昇降機構62は第1載置台63の下方に設けら
れた第2載置台91を備えている。第2載置台91はX
方向に延びる一対の角材91a、Y方向に延びる一対の
角材91bにて矩形状に形成されており、その内方には
開口部92を有している。開口部92は後述のコンベア
装置14が通過可能となる広さ(開口面積)に設定され
ている。
【0031】前記第2載置台91にはパレットPを載置
する載置部93を備えており、同載置部93は前記一対
の角材91aの内側面に対して上方へ突設された4本の
載置支柱94から構成されている。各載置支柱94は第
1載置台63の開口部64を通過可能であると共に、同
載置支柱94間に後述のコンベア装置14が位置可能と
なるように、互いに所定距離だけ離間して対向配置され
ている。
【0032】第2載置台91は機枠W3に沿う所定区間
内を昇降可能に設けられており、同機枠W3のY側側面
上部に固定された第2駆動モータ95に作動連結されて
いる。即ち、図2及び図6に示すように、第2載置台9
1は、前記第1載置台63と同様に、その4コーナにお
いてチェーン96、前記第2駆動軸98と固定軸68と
に各々設けられた複数のスプロケット97等を介して前
記第2駆動モータ95に連結された第2駆動軸98及び
前記固定軸68に吊り下げ支持されている。そして、前
記第2駆動モータ95が駆動され、各チェーン96が正
逆回転されることにより、第2載置台91は図6に示す
受取上昇位置V1及び最大下降位置V2の間を昇降す
る。
【0033】受取上昇位置V1は、受渡下降位置Rにあ
る第1載置台63の角材63b下面に第2載置台91の
角材91b上面が当接して重なり合うと共に、第1載置
台63上のパレットPを受け取り可能となる位置であ
る。このとき、第1載置台63上のパレットPは第2載
置台91の各置支柱94によりレール固定部材83の揺
動範囲外となる高さまで押し上げられる。最大下降位置
V2は、各載置支柱94の上端面が後述のコンベア装置
14上面よりも下方となり、段積みされたパレットPを
コンベア装置14へ移載可能となる位置である。第2載
置台91は第1載置台63から受け取ったパレットP上
に1段分の箱群Cが段積みされると、前記第2駆動モー
タ95の駆動により、その1段分の箱群Cの高さ分だけ
下降される。 (搬出手段)次に、搬出手段としてのコンベア装置14
について説明する。
【0034】図2に示すように、コンベア装置14は昇
降装置13の下方に配置されている。このコンベア装置
14は、駆動モータ(図示略)を駆動し、一対のスプロ
ケット99に巻回されたチェーン100を回転させるこ
とによって同コンベア装置14上に移載された実パレッ
トPを外部に搬出する公知の構成とされている。 (実施形態作用)次に、前記のように構成されたパレタ
イザ10による段積みの作用を説明する。尚、説明の便
宜上、第1載置台63は受入上昇位置Qにあり、同第1
載置台63の下面案内レール85の上面間には空パレッ
ト供給装置11から空パレットPが搬入されているもの
とする。また、第2載置台91は最大下降位置V2にあ
るものとする。
【0035】(1−1) この状態で、前記物品群供給
装置12から1段分の箱群(1段目の箱群)Cが払い出
され、第1載置台63上の空パレットPに段積みされる
と、第1駆動モータ65の駆動により、第1載置台63
は段積みされた1段分の箱群Cの高さ分だけ下降する。
このため、パレットP上の最上段の箱群(1段目の箱
群)Cの上面に物品群供給装置12から払い出される次
段の箱群(2段目の箱群)Cが段積み可能となる。
【0036】(1−2) 前記(1−1)の動作は、下
方に位置する第2載置台91が上昇し、第1載置台63
上の段積み途中のパレットPが第2載置台91に移載さ
れるまでの間、所定段数(規定段数未満)の箱群Cが段
積みされるまで同様に繰り返される。
【0037】(1−3) そして、前記第1載置台63
が受渡下降位置Rまで下降すると、第2駆動モータ95
の駆動により、待機していた第2載置台91が受取上昇
位置V1まで上昇される。すると、第1載置台63上の
段積み途中のパレットPは、レール固定部材83の揺動
範囲外となる高さまで押し上げられる。この後、エアシ
リンダ84の駆動により、レール固定部材83は支持位
置Sから非支持位置Tへと移動され、第2載置台91上
のパレットPは第1載置台63の開口部64を下方へ通
過可能となる。
【0038】(1−4) 第1載置台63から第2載置
台91へ移載されたパレットPへの段積みは第2載置台
91上にて継続され、前記第1載置台63と同様に、1
段分の箱群Cが段積みされると、第2駆動モータ95の
駆動により、段積みされた1段分の箱群Cの高さ分だけ
下降する。
【0039】(1−5) 前記(1−4)の動作は、第
2載置台91に載置されたパレットP上に規定段数の箱
群Cが段積みされるまで同様に繰り返される。尚、第2
載置台91上の最上段の箱群Cの上面が第1載置台63
の開口部64を下方に通過した時点で、前記エアシリン
ダ84の駆動により、レール固定部材83が非支持位置
Tから支持位置Sへ移動される。また、第1駆動モータ
65の駆動により、第1載置台63が受渡下降位置Rか
ら受入上昇位置Qへと上昇され、次の空パレットPの受
入準備が行われる。
【0040】(1−6) そして、第2載置台91上の
パレットPに最終段の箱群Cの段積みが完了すると、第
2載置台91は最大下降位置V2まで下降される。この
結果、所定段数の箱群Cが積載された実パレットPはコ
ンベア装置14上に移載され、同コンベア装置14の駆
動により外部に搬出される。
【0041】(1−7) 一方、第2載置台91上の実
パレットPがコンベア装置14上に移載されると同時
に、第1載置台63上には空パレット供給装置11から
次の空パレットPが供給され、以後、前記(1−1)〜
(1−6)までの動作が適宜繰り返される。
【0042】従って、本実施形態によれば以下の効果を
得ることができる。 (1) 昇降装置13を第1及び第2昇降機構か61,
62からなる2重エレベータ構造とし、段積み完了後の
実パレットPを第2昇降機構62から外部へ搬出してい
る最中に、第1昇降機構61へ次の空パレットPを供給
し、同空パレットPに次の箱群Cの段積みを開始するよ
うにした。即ち、第1昇降機構61に空パレットPを受
け取る機能と、第2昇降機構62上の実パレットPの搬
出中に一時的に箱群Cの段積みを行うバッファ(滞留
部)としての機能とを持たせた。このため、昇降機構が
1つの場合における実パレットPの外部搬出開始から次
の空パレットPの受入完了までの待ち時間が解消され
る。即ち、パレットPへの段積み完了から次の空パレッ
トセットまでの所要時間が短くなる。従って、パレット
Pへの段積み作業を高速化することができ、ひいてはパ
レタイザ10全体の処理速度を向上させることができ
る。
【0043】(2) 第2昇降機構62が実パレットP
をコンベア装置14に移載し、第1昇降機構61上にて
段積み途中のパレットPを受け取るまでの間、第1昇降
機構61にて箱群Cの段積みを行うようにした。このた
め、第2昇降機構62上の実パレットPの外部への搬出
終了を待つ必要がなく、この間、第1昇降機構61にて
次の空パレットPへの箱群Cの段積みを開始することが
できる。従って、箱群CのパレットPへの段積みを停滞
させることなく、箱群CをパレットP上に段積みするこ
とができる。
【0044】(3) 前記空パレット供給装置11は、
空パレットPを昇降装置13の上部側方から供給し、前
記第1昇降機構61に受け渡すように構成した。このた
め、第1昇降機構61における段積み途中のパレットP
が第2昇降機構62に移載されることにより、第1昇降
機構61上には次の空パレットPを供給することができ
る。従って、空パレットPの供給ロスタイムを短縮する
ことができる。
【0045】(4) 第1昇降機構61と第2昇降機構
62とを上下位置にそれぞれ重なり可能に配置した。こ
のため、昇降装置13の1台分の設置面積内に、第1昇
降機構61及び第2昇降機構62の2台の昇降機構を配
置することができる。従って、昇降装置13を大型化す
ることなく、段積み作業を高速化することができる。
【0046】尚、前記昇降装置13を次のように構成し
てもよい。即ち、図10及び図11に示すように、昇降
装置301は、駆動モータ302に連結された駆動回転
軸303を備えている。駆動回転軸303には一対の駆
動側かさ歯車304が所定の間隔を空けて装着されてい
る。また、昇降装置301の上方には、一対の従動回転
軸305a, 305bが前記駆動回転軸303に対して
それぞれ直角をなすように回転自在に支持されている。
従動回転軸305a, 305bの一端にはそれぞれ従動
側かさ歯車306が装着されており、同従動側かさ歯車
306は前記各駆動側かさ歯車304にそれぞれ噛合さ
れている。
【0047】両従動回転軸305a, 305bには、そ
れぞれ一対の上部スプロケット307a, 307bが所
定の間隔(パレットPのY方向幅に対応した間隔)を空
けて装着されている。また、昇降装置301の下方には
4つの下部スプロケット308a, 308bが回動自在
に配置されており、同各下部スプロケット308a,3
08bは各上部スプロケット307a, 307bにそれ
ぞれ対応している。
【0048】前記各上部スプロケット307a, 307
bとそれらに対応する下部スプロケット308a, 30
8bとの間にはそれぞれ無端状のチェーン309が巻き
掛けられている。そして、各チェーン309の外周には
パレット支持部材としての複数の載置爪310が所定の
間隔をおいて突出して固定されている。即ち、各チェー
ン309の外周面において、各載置爪310はパレット
Pの高さと同パレットP上に載置される規定段数の箱群
Cの高さとの合計の高さよりも若干長い距離だけ離間し
て配置されている。
【0049】また、X, Y方向において互いに離間した
チェーン309に設けられた載置爪310間の距離はパ
レットPのX, Y方向長さよりも短くなるように設定さ
れており、各載置爪310はパレットPが載置された
際、パレットPが水平になるように配置されている。各
載置爪310は、互いに対向する載置爪310によっ
て、パレットPを共働して水平に支持する第1昇降手段
としての群(図10における上方の載置爪310)Na
と、この群とは別の次のパレットPを支持するために準
備状態の第2昇降手段としての群(図10における下方
の載置爪310)Nbとに分類して前記チェーン309
に配置されている。各群を構成する各載置爪310の上
面はそれぞれ同一平面上に位置している。
【0050】尚、前記上部スプロケット307a, 30
7b、下部スプロケット308a ,308b、チェーン
309、及び載置爪310によりチェーン昇降機構Nが
構成されている。本実施形態においては4つのチェーン
昇降機構Nが互いに対向配置されている。また、各チェ
ーン309は、一方の第1昇降手段としての載置爪31
0の群Naが受入位置Eから受渡位置Fへ移動されたと
き、他方の第2昇降手段としての載置爪310の群Nb
が受入位置Eに位置するように回転制御される。
【0051】従って、前記駆動モータ302が駆動され
ると、各チェーン309は上下方向に回転駆動される。
このとき、各チェーン309の移動距離は全て同じとな
っており、この結果、各群Na, Nbを構成する複数の
載置爪310の上面は常に同一平面上に位置しながら移
動される。そして、各群Na, Nbを構成する載置爪3
10の上面にパレットPが載置された際、駆動モータ3
02の駆動により、パレットPはその下面を各載置爪3
10に支持された状態で下方に移動されることとなる。
【0052】さて、昇降装置301が前記空パレット供
給装置11から空パレットPを受け取る場合、各載置爪
310は受入位置Eまで移動される。そして、空パレッ
トPは受入位置Eにある各載置爪310の上面に搬入さ
れる。このとき、搬入された空パレットPの上面は、前
記物品群供給装置12から供給される箱群C(1段目)
が、各載置爪310上の空パレットP上面に段積み可能
な高さになっている。各載置爪310は1段分の箱群C
が段積みされる度にその1段分の箱群Cの高さ分だけ下
降され、次段の箱群Cが前段の箱群Cの上面に段積み可
能とされる。この動作は所定の段数の箱群Cが段積みさ
れるまで繰り返される。
【0053】パレットP上に最終段の箱群Cが積載され
ると、載置爪310は受渡位置Fまで下降される。この
結果、段積み完了後の実パレットPはコンベア装置14
に移載され外部へ搬出される。また、一方の載置爪31
0の群Na上の実パレットP(正確には載置爪310)
が受渡位置Fに移動されたとき、他方の載置爪310の
群Nbが受入位置Eに位置する。そして、実パレットP
の搬出と同時に、他方の載置爪310の群Nb上に次の
空パレットPが搬入され、これに箱群Cの積載が行われ
る。
【0054】従って、前記昇降装置301によれば、以
下の効果を得ることができる。 (1) パレットPを共働して水平に支持する載置爪3
10の群Na、及びこの群とは別の次のパレットPを支
持するために準備状態の載置爪310の群Nbのうち、
一方の群Na上のパレットPに箱群Cを段積みしている
際には、他方の載置爪310の群Nbは準備状態とされ
るようにした。また、一方の載置爪310の群Na上の
パレットPに所定段数の箱群Cが段積みされ、この段積
み完了後の実パレットPを前記コンベア装置14に対し
て移載している際には、他方の準備状態の載置爪310
の群Nb上にパレットPが供給され、このパレットPに
対して段積みが開始されるようにした。このため、一方
の載置爪310の群Naにおける段積み完了後の実パレ
ットPの搬出終了を待つことなく、他方の載置爪310
の群Nb上にて、次の空パレットPへ箱群Cの段積みを
開始することができる。従って、パレットPへの箱群C
の段積み作業を高速化することができ、(2) 単一の
駆動モータ302により回転駆動される複数のチェーン
309にそれぞれ複数の載置爪310を所定間隔おいて
設け、同載置爪310上にパレットPを載置することに
よってパレットPを昇降させるようにした。このため、
昇降装置301の構成を簡素化することができると共
に、設備コストを低減することができる。
【0055】尚、前記昇降装置301は以下のように変
更して実施してもよい。 ・ 前記昇降装置301においては、駆動モータ302
の駆動力を駆動側かさ歯車、従動側かさ歯車306を介
して従動回転軸305a, 305bに伝達し、これによ
りチェーン309を回転駆動させるようにしたが、駆動
モータ302を従動回転軸305a, 305bの一端そ
れぞれに連結し、各駆動モータ302を同調して駆動す
るようにしてもよい。このようにしても、チェーン30
9を回転駆動させることができる。
【0056】次に、前記実施形態から把握できる請求項
記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効
果と共に記載する。 ・ 上下方向に回転支持された無端状のチェーン(30
9)と、同チェーン(309)に設けられ、前記パレッ
ト(P)を支持可能な複数のパレット支持部材(31
0)とを含む互いに対向された少なくとも一対のチェー
ン昇降機構(N)を備え、前記第1昇降手段(Na)及
び第2昇降手段(Nb)の両手段は、互いに対向する前
記チェーン昇降機構(N)に設けられた前記パレット支
持部材(310)であって、前記パレット支持部材(3
10)のうち、パレット(P)を共働して水平に支持す
る群(Na)と、この群(Na)とは別の、次のパレッ
ト(P)を支持するために準備状態の群(Nb)とに分
類して前記チェーン(309)に配置されたものである
物品群の段積み装置。このようにすれば、一方のパレッ
ト支持部材の群における段積み完了後のパレットの搬出
終了を待つことなく、他方のパレット支持部材の群上に
て、次のパレットへ物品群の段積みが開始される。従っ
て、物品群をパレットへ高速に段積みすることができ
る。また、昇降手段の構成を簡素化することができ、ひ
いては設備コストを低減させることができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第2昇
降手段上の実パレットの搬出終了を待つ必要がなく、こ
の間、第1昇降手段上にて次のパレットへ物品群の段積
みが開始されることにより、実パレットの排出に妨げら
れることなく空パレットを供給し、高速積載に対応する
ことができる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、第1昇降手段における段
積み途中のパレットが第2昇降手段に移載されることに
より、第1昇降手段上には次の空パレットを供給するこ
とができる。従って、空パレットの供給ロスタイムを短
縮することができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、空パレット
が昇降手段の上部側方から供給されることにより、パレ
ット供給位置から段積みを開始することができる。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、第2昇降
手段上の段積み完了後のパレットの搬出終了を待つこと
なく、第1昇降手段上にて、次のパレットへ物品群の段
積みが開始されることにより、物品群のパレットへの段
積みを停滞させることなく、物品群をパレットへ高速に
段積みすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるパレタイザの要部平面
図。
【図2】 第1実施形態におけるパレタイザの要部正面
図。
【図3】 第1実施形態における空パレット供給装置の
右側面図。
【図4】 図2における1−1線断面図。
【図5】 第1実施形態における空パレット供給装置の
要部拡大側面図。
【図6】 第1実施形態における昇降装置の側面図。
【図7】 第1実施形態における昇降装置の要部拡大左
側面図。
【図8】 第1実施形態における昇降装置の要部拡大左
側面図。
【図9】 図2における2−2線要部断面図。
【図10】別の実施形態における昇降装置の概略斜視
図。
【図11】別の実施形態における昇降装置の概略平面
図。
【図12】従来における昇降装置の正面図。
【符号の説明】
10…パレタイザ、11…空パレット供給装置(空パレ
ット供給手段)、12…物品群供給装置(物品群供給手
段)、13…昇降装置(昇降手段)、14…コンベア装
置(搬出手段)、61…第1昇降機構(第1昇降手
段)、62…第2昇降機構(第2昇降手段)、80…移
載機構(移載手段)、301…昇降装置、P…パレッ
ト、B…箱(物品)、C…箱群(物品群)。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩司 岐阜県大垣市中曽根町520番地 株式会社 エヌテック内 Fターム(参考) 3F029 AA02 BA01 CA91 DA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空パレット(P)を供給する空パレット
    供給手段(11)と、 所定の配列パターンに整列した物品群(C)を前記空パ
    レット(P)上に供給する物品群供給手段(12)と、 空パレット(P)を昇降させる昇降手段(13)と、 規定段数の物品群(C)が段積みされた実パレット
    (P)を外部に搬出する搬出手段(14)とを備えた物
    品群(C)の段積み装置(10)において、 前記昇降手段(13)には、 前記空パレット供給手段(11)から供給される空パレ
    ット(P)を受け取り、同空パレット(P)上に前記物
    品群供給手段(12)から供給された物品群(C)が段
    積みされる毎に下降する第1昇降手段(61)と、 前記第1昇降手段(61)のパレット(P)上に規定段
    数の物品群(C)が段積みされる以前に、この段積み途
    中のパレット(P)を受け取り、以後、規定段数の物品
    群(C)が段積みされるまで、同物品群(C)が段積み
    される毎に下降し、規定段数の物品群(C)が段積みさ
    れると、この段積みされた実パレット(P)を前記搬出
    手段(14)に移載する第2昇降手段(62)とを備え
    た物品群の段積み装置。
  2. 【請求項2】 前記第1昇降手段(61)には、前記空
    パレット供給手段(11)から供給されたパレット
    (P)を第2昇降手段(62)に移載可能にする移載手
    段(80)を備えた請求項1に記載の物品群の段積み装
    置。
  3. 【請求項3】 前記空パレット供給手段(11)は、空
    パレット(P)を前記昇降手段(13)の上部側方から
    供給し、前記第1昇降手段(61)に受け渡すものであ
    る請求項1又は請求項2に記載の物品群の段積み装置。
  4. 【請求項4】 空パレット供給手段(11)により供給
    された空パレット(P)上に、物品群供給手段(12)
    により所定の配列パターンに整列された物品群(C)を
    供給し、昇降手段(13)により物品群(C)が段積み
    される毎にパレット(P)を下降し、搬出手段(14)
    により規定段数の物品群(C)が段積みされた実パレッ
    ト(P)を外部に搬出する物品群(C)の段積み方法に
    おいて、 第1昇降手段(61)により、前記空パレット供給手段
    (11)から供給される空パレット(P)を受け取り、
    同空パレット(P)上に前記物品群供給手段(12)か
    ら供給された物品群(C)が段積みされる毎に、この段
    積みされたパレット(P)を下降し、 第2昇降手段(62)により、前記第1昇降手段(6
    1)のパレット(P)上に規定段数の物品群(C)が段
    積みされる以前に、この段積み途中のパレット(P)を
    受け取り、以後、規定段数の物品群(C)が段積みされ
    るまで、同物品群(C)が段積みされる毎に下降し、規
    定段数の物品群(C)が段積みされると、この段積みさ
    れた実パレットを前記搬出手段(14)に移載する物品
    群の段積み方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004028933A1 (ja) * 2002-09-25 2004-04-08 Tsubaki Seiko Inc. ストッカ装置
KR20200102866A (ko) * 2019-02-22 2020-09-01 (주)제이에스아이 파렛트 승강작동에 의하여 제품 적재가 이루어지는 자동 적재장치

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KR102653523B1 (ko) 2019-02-22 2024-04-02 (주)제이에스아이 파렛트 승강작동에 의하여 제품 적재가 이루어지는 자동 적재장치

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