JPH0648402A - 缶箱詰め装置 - Google Patents

缶箱詰め装置

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JPH0648402A
JPH0648402A JP21551192A JP21551192A JPH0648402A JP H0648402 A JPH0648402 A JP H0648402A JP 21551192 A JP21551192 A JP 21551192A JP 21551192 A JP21551192 A JP 21551192A JP H0648402 A JPH0648402 A JP H0648402A
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JP
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cans
containers
container
aligning
box
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JP21551192A
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English (en)
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Toru Ishii
徹 石井
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Ishii Corp
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Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定箱詰め数の各缶容器を一定高さに揃えて箱
詰めすることのできる缶箱詰め装置を提供する。 【構成】多数個の各缶容器を2列に振分けながら缶送り
コンベア上に設定した缶整列位置に搬送し、同位置に整
列された6個の各缶容器を前後及び左右に分離して缶整
列台上に順次移載する。12個の各缶容器が缶整列台上
に整列された後、同缶整列台上に整列された12個の各
缶容器を缶吸着ユニットで吸着保持して、缶箱詰め位置
に供給された段ボール箱内に12個の各缶容器を複数段
箱詰めするので、缶整列時及び缶箱詰め時に於いて、シ
ーム加工された各缶容器が互いに重なり合うのを防止で
き、1段分の各缶容器を一定高さに揃えて箱詰めするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、魚介類や野
菜類等の食品が充填された缶容器の箱詰め作業を機械的
に行うときに用いられる缶箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような缶容器を機械的に箱
詰めする方法としては、例えば、図1に示すように、缶
送りコンベア2上に設定した缶整列位置に多数個の各缶
容器K…を連続搬送すると共に、同位置上部に配設した
缶吸着ユニット5を垂直昇降して所定個数の各缶容器K
…を吸着保持する。この後、同位置側部に設定した缶箱
詰め位置に缶吸着ユニット5を水平移動して所定個数の
各缶容器K…を段ボール箱B内に箱詰めする方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
缶送りコンベア2上の缶整列位置に向けて多数個の各缶
容器K…を連続搬送する場合、同位置に一時貯溜される
缶容器Kのストック数が多いと、缶送りコンベア2の搬
送力により先頭側の各缶容器K…が後続する各缶容器K
…で順次押され、先頭側の各缶容器K…に対して付加さ
れる加重が徐々に大きくなるため、缶整列位置に整列さ
れた前後及び左右の各缶容器K…が互いに押付けられ
て、シーム加工された各缶容器K…の各周縁部Ka…が
重なり合うことがある。
【0004】この結果、缶整列位置に整列された所定個
数の各缶容器K…を分離せずに缶吸着ユニット5で吸着
保持して箱詰めすると、図5に示すように、缶箱詰め位
置に供給された段ボール箱Bに対して一部の各缶容器K
…が傾いた状態のまま箱詰めされてしまい、隣合う各缶
容器K…の各周縁部Ka…が重なった分だけ段差がで
き、一部の各缶容器K…が段ボール箱Bの開放側周縁部
より食み出してしまうため、一つの段ボール箱B内に所
定箱詰め数分の各缶容器K…を機械的に箱詰めすること
ができない。且つ、缶箱詰め時に於いて、段ボール箱B
内に箱詰めされた各缶容器K…の箱詰め状態を作業者の
手で修正しなければならず、缶容器Kの箱詰め作業に手
間及び時間が掛るという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、缶送りコンベ
ア上の缶整列位置に整列された所定個数の各缶容器を前
後及び左右に分離して缶整列台上に移載することによ
り、所定箱詰め数の各缶容器を一定高さに揃えて箱詰め
することができる缶箱詰め装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、缶送りコン
ベア上に設定した缶整列位置の直上に、該位置に搬送さ
れる所定個数の各缶容器を左右に分離して整列する缶整
列手段を設け、前記缶整列位置の直前に、該位置に整列
された所定個数の各缶容器に対して後続の各缶容器を分
離した位置に一旦停止する缶停止手段を設け、前記缶整
列位置の一側部に、該位置に整列された所定個数の各缶
容器を前後及び左右に分離した状態に載置する缶整列台
を配設し、前記缶整列位置の他側部に、該位置に整列さ
れた所定個数の各缶容器を分離した状態のまま缶整列台
上に移載する缶移載手段を設けた缶箱詰め装置であるこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明は、缶送りコンベア上に設定した缶整
列位置に多数個の各缶容器を整列して連続搬送し、缶整
列手段を駆動して、缶整列位置に搬送される各缶容器を
左右に分離して整列する。同時に、缶停止手段を駆動し
て、缶整列位置に整列された各缶容器に対して後続の各
缶容器を分離した位置に一旦停止する。この後、缶移載
手段を駆動して、缶整列位置に整列された所定個数の各
缶容器を前後及び左右に分離した状態のまま缶整列台上
に順次移載する。1段分の各缶容器が缶整列台上に移載
された後、缶吸着ユニットを駆動して、缶整列台上に整
列された1段分の各缶容器を吸着保持し、同位置側部の
缶箱詰め位置に供給された製函ケース内に1段分の各缶
容器を一括して箱詰めする。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、缶送りコンベア上の
缶整列位置に整列された所定個数の各缶容器を前後及び
左右に分離した状態のまま缶整列台上に移載するので、
従来例のように作業者の手で缶容器の箱詰め状態を修正
するような手間及び作業が省けると共に、缶整列時及び
缶箱詰め時に於いて、シーム加工された各缶容器が互い
に重なり合うのを確実に防止でき、所定箱詰め数の各缶
容器を一定高さに揃えて機械的に箱詰めすることができ
る。しかも、合成樹脂製の保護キャップが嵌着された特
異な缶容器でも一定高さに揃えて箱詰めすることがで
き、製函ケース内の収納空間を有効に活用して箱詰する
ことができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は缶詰工場に於いて、魚介類や野菜類等の
食品が充填された多数個の各缶容器を機械的に箱詰めす
るときに用いられる缶箱詰め装置を示し、図1及び図2
に於いて、この缶箱詰め装置1は、例えば、魚介類や野
菜類等の食品が充填された金属製の各缶容器K…を2列
に振分けながら缶送りコンベア2上に設定した缶整列位
置に連続搬送し、缶整列機3を駆動して、缶整列位置に
整列された所定個数(例えば、6個)の各缶容器K…を
缶整列台4上に順次移載する。缶整列台4上に1段分
(例えば、12個)の各缶容器K…が整列された直後、
同位置上方に配設した缶吸着ユニット5を垂直降下し
て、缶整列台4上に整列された各缶容器K…を吸着保持
すると共に、同缶整列台4の一側部に設定した缶箱詰め
位置まで移動する。
【0010】且つ、箱送りコンベア6上に設定した箱昇
降位置に多数個の各段ボール箱B…を連続搬送し、同位
置に搬送された段ボール箱Bを上方の缶箱詰め位置に1
箱ずつ順次供給すると共に、箱開放機7を駆動して、缶
箱詰め位置に供給された段ボール箱Bの各フラップBa
…を四方に開放保持する。この後、缶吸着ユニット5で
吸着保持した12個の各缶容器K…を段ボール箱B内に
順次収納し、一つの段ボール箱B内に所定個数の各缶容
器K…を箱詰めした後、同段ボール箱Bを箱送りコンベ
ア6に載置して封函工程(図示省略)に搬送する装置で
ある。
【0011】上述の缶送りコンベア2は、搬送側始端部
及び終端部に軸支した各スプロケット8,8間にスラス
トベルト9を張架し、終端側下部に配設した減速機付き
送り用モータ10の駆動力により、スプロケット11,
12及びチェーン13を介してスラストベルト9を缶送
り方向(矢印方向)に周回させ、前工程から供給される
多数個の各缶容器K…を缶送りコンベア2の終端側搬送
面上に設定した缶整列位置に連続搬送する。
【0012】且つ、缶送りコンベア2の始端側搬送面上
に設定した缶振分け位置と、終端側搬送面上に設定した
缶整列位置との間に、同缶送りコンベア2の缶送り方向
と平行してセンタガイド14を搬送面中央部に架設し、
同センタガイド14と平行して各サイドガイド15,1
5を搬送面両側部に架設している。
【0013】上述の缶振分け位置には、缶送りコンベア
2の始端側搬送面上にセンタガイド14を中心として2
枚の各振分け板16,16を所定間隔に隔てて軸支し、
同各振分け板16,16の揺動側上端部を連結アーム1
7で平行連結すると共に、同位置上部に配設した振分け
用シリンダ18のピストンロッドを一方の振分け板16
側に連結している。且つ、センタガイド14の始端側垂
直部にガイド板19を揺動自在に枢着すると共に、同位
置側部に配設した揺動用シリンダ20のピストンロッド
をガイド板19に連結している。
【0014】すなわち、上述の各シリンダ18,20を
同期作動させ、センタガイド14を中心として左右の各
搬送ライン側に各振分け板16,16を揺動し、相反す
る方向にガイド板19を揺動して、連続的に搬送される
多数個の各缶容器K…を左右の各搬送ライン上に夫々振
分ける。
【0015】前述の缶整列位置には、図3に示すよう
に、缶送りコンベア2の終端側搬送面上にセンタガイド
14を中心として2本の各ストッパアーム21,21を
所定間隔に隔てて軸支し、同各ストッパアーム21,2
1の先端側対向面に各爪部材22,22を夫々固定する
と共に、同位置両側部に軸支した各支軸23,23の上
端部に各ストッパアーム21,21を連結し、同位置下
部に軸架した回転軸24の両端部と各支軸23,23の
下端部とを互いに各ギャ25,26で歯合し、同位置中
央部に配設した開閉用シリンダ27のピストンロッドを
回転軸24に連結して、同開閉用シリンダ27の作動に
より、左右に振分けられた各缶容器K…を缶整列位置直
前に一旦停止する閉位置と、同各缶容器K…の通過を許
容する開位置とに各ストッパアーム21,21を開閉動
作する。
【0016】前述の缶整列機3は、図3及び図4に示す
ように、缶送りコンベア2上に設定した缶整列位置に、
同位置に搬送される先頭の各缶容器K…と対向して缶整
列ストッパ28を配設し、同位置右側部に缶容器Kの右
側面と対向してL字形の缶放出プッシャ29を配設する
と共に、同位置右側部に設置した放出用シリンダ30の
ピストンロッドを缶放出プッシャ29に連結して、同放
出用シリンダ30の作動により、同位置左側部に配設さ
れたコ字形の缶整列台4上に6個分の各缶容器K…を移
載する前進位置と、同位置右側部に整列された3個の各
缶容器K…と対向する待機位置とに前後移動する。
【0017】且つ、缶送りコンベア2上に設定した缶整
列位置上方に、同位置に搬送される6個分の各缶容器K
…と対向して缶整列板31を配設し、同缶整列板31の
下面側中央部にセンタガイド14の終端側垂直部と対向
して缶仕切り板32を垂設し、同缶整列板31の下面側
左端部に、左側搬送ラインに整列された3個の各缶容器
K…と対向して缶規制板33を垂設すると共に、同位置
上方に配設した昇降用シリンダ34のピストンロッドを
缶整列板31に連結して、同昇降用シリンダ34の作動
により、缶送りコンベア2の終端側搬送面に対して所定
間隔に近接した降下位置と、缶放出プッシャ29の前後
動を許容する高さに上昇した上昇位置とに昇降停止す
る。
【0018】上述の缶整列台4は、缶送りコンベア2の
終端側搬送面に対して水平となる高さ位置に缶載置板4
aを配設し、同缶載置板4aの一辺を缶整列位置に向け
て開放すると共に、同缶載置板4aの三辺に各缶整列板
4b,4c,4dを夫々立設して、12個の各缶容器K
…が前後及び左右に若干分離される缶載置面積に設定し
ている。
【0019】前述の缶吸着ユニット5は、図1及び図4
に示すように、缶整列位置上方から缶箱詰め位置上方に
向けて架設した各ガイドレール35,35間に可動フレ
ーム36を水平移動可能に取付け、缶整列位置上方に配
設した移動用シリンダ37のピストンロッドを可動フレ
ーム36に連結固定して、同移動用シリンダ37の作動
により、缶整列位置上方と缶箱詰め位置上方とに可動フ
レーム36を水平移動する。且つ、可動フレーム36の
上面側中央部に配設した昇降用シリンダ38のピストン
ロッドを昇降フレーム39に連結固定して、同昇降用シ
リンダ38の作動により、缶整列位置と缶箱詰め位置と
で昇降フレーム39を垂直昇降する。
【0020】上述の昇降フレーム39には、1段分の箱
詰め個数(例えば、12個)の各缶容器K…と対応する
間隔に隔てて各吸着子40…を垂設している。すなわ
ち、缶整列位置の缶整列台4上に整列された12個の各
缶容器K…に各吸着子40…を夫々押付けたとき、同各
吸着子40…に接続された吸引用ブロワ(図示省略)の
負圧で各缶容器K…を吸着保持する。且つ、各吸着子4
0…で吸着保持した12個の各缶容器K…を段ボール箱
B内に収納したとき、吸引用ブロワ(図示省略)による
負圧を遮断又は停止して各缶容器K…の吸着保持を解除
する。
【0021】なお、缶整列台4上に整列された12個の
各缶容器K…を吸着保持する他の方法として、例えば、
永久磁石や電磁石等の磁力で各缶容器K…を吸着保持し
てもよい。
【0022】前述の箱開放機7は、缶箱詰め位置の前後
及び左右に段ボール箱Bの開放側周縁部と対向して4枚
の各開放板41…を開閉自在に軸支し、四方位置に配設
した各開放用シリンダ42…のピストンロッドを各開放
板41…の軸端部に連結して、同各開放用シリンダ42
…の作動により、缶箱詰め位置に供給された段ボール箱
Bの開放側周縁部と対向する水平位置と、同段ボール箱
Bの開放側周縁部に形成された各フラップBa…を四方
に開放する傾斜位置とに各開放板41…を上下回動す
る。
【0023】且つ、缶箱詰め位置の一側部に多数枚の各
仕切りシートC…を積層した状態のまま装填するシート
装填部43を配設し、同シート装填部43のシート繰出
し側に各繰出しローラ44,45を軸支し、同シート装
填部43に装填された仕切りシートCの後端面と対向し
てシート繰出し板46を配設すると共に、同位置後方に
配設した繰出し用シリンダ47のピストンロッドをシー
ト繰出し板46に連結している。すなわち、缶箱詰め位
置に供給された段ボール箱B内に1段分の各缶容器K…
を箱詰めしたとき、シート繰出し側に軸支した開放板4
1を水平位置に回動復帰させ、同時に、繰出し用シリン
ダ47を作動して、シート装填部43に装填された最下
面の仕切りシートCを1枚だけ繰出すと共に、シート繰
出し側に軸支した各繰出しローラ44,45を繰出し方
向に回転して、段ボール箱B内に箱詰めされる上下段の
各缶容器K…間に仕切りシートCを敷設する。
【0024】前述の箱送りコンベア6は、搬送側始端部
及び終端部に軸支した各スプロケット48,48間に箱
送りベルト49を2本平行して張架し、減速機付き送り
用モータ(図示省略)の駆動力により2本の各箱送りベ
ルト49,49を箱送り方向(矢印方向)に周回させ、
製函工程(図示省略)から連続供給される多数個の各段
ボール箱B…を箱送りコンベア6上に設定した箱昇降位
置に順次搬送する。
【0025】且つ、箱昇降位置に張架した各箱送りベル
ト49,49の間に箱昇降台50を配設し、同位置下部
に配設した昇降用シリンダ51のピストンロッドを箱昇
降台50に連結して、同昇降用シリンダ51の作動によ
り、同位置上方に設定した缶箱詰め位置に段ボール箱B
を供給する高さ位置と、箱送りコンベア6の搬送面より
も若干降下した高さ位置とに箱昇降台50を昇降停止す
る。
【0026】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、例えば、魚介類や野菜類等の食品が充填された多数
個の各缶容器K…を缶箱詰め装置1で箱詰めするときの
動作を説明する。先ず、図1及び図2に於いて、シーム
加工された多数個の各缶容器K…を缶送りコンベア2上
に順次載置し、同缶送りコンベア2上の缶振分け位置に
配設した各缶振分け板16,16とガイド板19とを左
右に揺動して、センタガイド14を中心とする左右の各
搬送ライン上に各缶容器K…を夫々振分けながら缶整列
位置まで連続搬送する。
【0027】次に、図3及び図4に示すように、缶整列
機3の昇降用シリンダ34を降下作動して、缶送りコン
ベア2の終端側搬送面上に缶整列板31を予め降下して
おき、左右に振分けられた各缶容器K…を缶整列板31
の下面側に順次搬入して、同缶整列板31に垂設した缶
仕切り板32で隣合う各缶容器K…を左右に分離すると
共に、右側部に配設した缶放出プッシャ29と、左側部
に配設した缶整列板31の缶規制板33とで左右の各缶
容器K…を整列させる。
【0028】同時に、先頭の各缶容器K…が缶整列スト
ッパ28に当接したとき、開閉用シリンダ27を作動し
て、左右の各ストッパアーム21,21を閉位置に水平
回動させ、同各ストッパアーム21,21の各爪部材2
2,22を3列目の各缶容器K…と4列目の各缶容器K
…との間に挿入して、3列目の各缶容器K…と4列目の
各缶容器K…とを前後方向に分離すると共に、同位置直
前に後続の各缶容器K…を一旦停止させる。
【0029】次に、昇降用シリンダ34を上昇作動し
て、缶整列位置上方に缶整列板31を垂直上昇させた
後、放出用シリンダ30を作動して、同位置に整列され
た6個分の各缶容器K…を缶放出プッシャ29により一
挙に押出し、同位置左側部に配設した缶整列台4上に6
個分の各缶容器K…を前後及び左右に若干分離して移載
する。この後、放出用シリンダ30を復帰作動して、缶
放出プッシャ29を待機位置に後退させ、昇降用シリン
ダ34を降下作動して、缶送りコンベア2の終端側搬送
面上に缶整列板31を降下する。
【0030】上述と同様にして、左右の各ストッパアー
ム21,21を開位置に水平回動させ、左右に振分けら
れた後続の各缶容器K…を缶整列位置まで搬送する。先
頭の各缶容器K…が缶整列ストッパ28に当接したと
き、左右の各ストッパアーム21,21を閉位置に水平
回動して、同位置直前に後続の各缶容器K…を一旦停止
させる。同時に、缶整列位置上方に缶整列板31を垂直
上昇させ、同位置に整列された6個分の各缶容器K…を
缶放出プッシャ29により一挙に押出し、同位置左側部
に配設した缶整列台4上に1段分(12個)の各缶容器
K…を整列する。この後、缶放出プッシャ29を待機位
置に後退させ、缶送りコンベア2の終端側搬送面上に缶
整列板31を降下して、次段分の缶整列動作を継続して
行う。
【0031】次に、1段分(12個)の各缶容器K…を
缶整列台4上に整列した後、図1及び図4に示すよう
に、缶吸着ユニット5の昇降用シリンダ38を降下作動
して、同位置上方に移動停止した缶吸着ユニット5を垂
直降下させ、同缶吸着ユニット5に垂設した各吸着子4
0…を各缶容器K…に密着させて吸着保持する。この
後、各シリンダ37,38を作動して、12個の各缶容
器K…を前後及び左右に若干分離した状態のまま缶箱詰
め位置上方に缶吸着ユニット5を移動させる。
【0032】この後、昇降用シリンダ38を降下作動し
て、缶箱詰め位置に供給された段ボール箱B内に1段分
の各缶容器K…を一括収納し、缶吸着ユニット5に垂設
した各吸着子40…の吸着を解除した後、各シリンダ3
7,38を復帰作動して、缶整列台4の上方に缶吸着ユ
ニット5を移動させる。
【0033】上述と同様にして、1段分(12個)の各
缶容器K…が缶整列台4上に整列される間に、同缶整列
台4上に整列された12個の各缶容器K…を吸着ユニッ
ト5の各吸着子40…で吸着保持して、缶箱詰め位置に
供給された段ボール箱B内に12個の各缶容器K…を所
定段数箱詰めする。且つ、1段分の各缶容器K…を箱詰
めする毎に、シート繰出し側に軸支した開放板41を水
平位置に回動復帰させ、同時に、シート装填部43の繰
出し用シリンダ47を作動して、多数枚積層された最下
面の仕切りシートCをシート繰出し板46で1枚だけ繰
出し、各繰出しローラ44,45の繰出し力により1枚
ずつ仕切りシートCを段ボール箱B内に投入して敷設す
る。
【0034】一つの段ボール箱B内に12個の各缶容器
K…を所定段数箱詰めした後、昇降用シリンダ51を降
下作動して、箱昇降台50上に載置された段ボール箱B
を箱送りコンベア6上に載置し、同段ボール箱Bを封函
工程(図示省略)に搬送すると共に、次の段ボール箱B
を箱昇降位置に搬送停止する。同時に、昇降用シリンダ
51を上昇作動して、同位置上方の缶箱詰め位置に段ボ
ール箱Bを供給する。同時に、箱開放機7の各開放用シ
リンダ42…を作動して、同位置に供給された段ボール
箱Bの各フラップBa…を各開放板41…により四方に
開放する。
【0035】以上のように、缶送りコンベア2上の缶整
列位置に整列された6個の各缶容器K…を前後及び左右
に分離した状態のまま缶整列台4上に順次移載するの
で、同缶整列台4上に整列された1段分(12個)の各
缶容器K…を分離した状態のまま一括して箱詰めするこ
とができ、従来例のように段ボール箱B内に箱詰めされ
た各缶容器K…の箱詰め状態を作業者の手で修正するよ
うな手間及び作業が省けると共に、缶整列時及び缶箱詰
め時に於いて、シーム加工された各缶容器K…が互いに
重なり合うのを確実に防止でき、所定箱詰め数の各缶容
器K…を一定高さに揃えて機械的に段箱詰めすることが
できる。
【0036】且つ、合成樹脂製の保護キャップ(図示省
略)が嵌着された特異な缶容器Kででも一定高さに揃え
て箱詰めすることができ、段ボール箱B内の収納空間を
有効に活用して箱詰めすることができる。
【0037】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の製函ケースは、実施例の段ボール
箱Bに対応し、以下同様に、缶整列手段は、缶整列板3
1に対応し、缶停止手段は、ストッパアーム21に対応
し、缶移載手段は、缶放出プッシャ29に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【0038】上述の実施例では、2列に振分けられた各
缶容器K…を缶送りコンベア2上の缶整列位置に整列し
た後、同位置左側部に配設した缶整列台4上に一括して
移載するが、例えば、3列、4列、5列等の複数列に振
分けられた各缶容器K…を缶整列台4上に一括して移載
するもよい。
【0039】また、1段分の各缶容器K…を千鳥状又は
升目状に整列させて段ボール箱B内に所定段数箱詰めす
るもよく、上述の実施例で述べた箱詰め状態及び箱詰め
個数のみに限定されるものではない。
【0040】さらにまた、缶整列位置の左側部に配設し
た缶整列台4を振動発生機(図示省略)で振動させて、
同缶整列台4上に移載された1段分(12個)の各缶容
器K…を前後及び左右に分離してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】缶箱詰め装置の缶箱詰め動作及び箱供給動作を
示す側面図。
【図2】缶箱詰め装置の缶振分け動作及び缶整列動作を
示す平面図。
【図3】缶整列機の缶整列動作と缶吸着ユニットの缶吸
着動作とを示す搬送側正面図。
【図4】缶整列機の缶整列動作を示す拡大平面図。
【図5】従来方法による段ボール箱内部の缶箱詰め状態
を示す縦断側面図。
【符号の説明】
K…缶容器 Ka…周縁部 B…段ボール箱 1…缶箱詰め装置 2…缶送りコンベア 3…缶整列機 4…缶整列台 5…缶吸着ユニット 21…ストッパアーム 28…缶整列ストッパ 29…缶放出プッシャ 31…缶整列板 32…缶仕切り板 33…缶規制板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶送りコンベア上に設定した缶整列位置に
    多数個の各缶容器を整列して連続搬送し、該位置に整列
    された所定個数の各缶容器を缶吸着ユニットで吸着保持
    して、該位置側部の缶箱詰め位置に供給された製函ケー
    スに複数段箱詰めする缶箱詰め装置であって、上記缶整
    列位置の直上に、該位置に搬送される所定個数の各缶容
    器を左右に分離して整列する缶整列手段を設け、前記缶
    整列位置の直前に、該位置に整列された所定個数の各缶
    容器に対して後続の各缶容器を分離した位置に一旦停止
    する缶停止手段を設け、前記缶整列位置の一側部に、該
    位置に整列された所定個数の各缶容器を前後及び左右に
    分離した状態に載置する缶整列台を配設し、前記缶整列
    位置の他側部に、該位置に整列された所定個数の各缶容
    器を分離した状態のまま缶整列台上に移載する缶移載手
    段を設けた缶箱詰め装置。
JP21551192A 1992-07-20 1992-07-20 缶箱詰め装置 Pending JPH0648402A (ja)

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