JP2606417Y2 - 長尺青果物投入装置 - Google Patents

長尺青果物投入装置

Info

Publication number
JP2606417Y2
JP2606417Y2 JP1993050468U JP5046893U JP2606417Y2 JP 2606417 Y2 JP2606417 Y2 JP 2606417Y2 JP 1993050468 U JP1993050468 U JP 1993050468U JP 5046893 U JP5046893 U JP 5046893U JP 2606417 Y2 JP2606417 Y2 JP 2606417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
cucumber
alignment
tray
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993050468U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0687205U (ja
Inventor
徹 石井
広綱 藤原
孝道 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1993050468U priority Critical patent/JP2606417Y2/ja
Publication of JPH0687205U publication Critical patent/JPH0687205U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606417Y2 publication Critical patent/JP2606417Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、胡瓜、人
参、長芋、長茄子等の長尺青果物を箱詰めする作業に用
いられる長尺青果物投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような胡瓜を箱詰めする
方法としては、例えば、図7に示すように、等階級別に
選別された多数本の各胡瓜K…をベルトコンベア62上
に順次載置して、同ベルトコンベア62の送り側終端部
に供給される整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対
して多数本の各胡瓜K…を長手方向に順次投入する。こ
の後、図4に示すように、胡瓜箱詰め機7を構成する各
吸着パッド32…で整列用トレイTの各凹状載置部Tb
…に載置された各胡瓜K…を吸着保持して段ボール箱B
内に箱詰めする方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のように
多数本の各胡瓜K…をベルトコンベア62で連続搬送す
る場合、生産者側から持込まれる各胡瓜K…を真っ直ぐ
に揃えてベルトコンベア62上に載置しても、搬送時に
生じる振動により、ベルトコンベア62上に載置された
各胡瓜K…の向きが乱雑となり、整列用トレイTの各凹
状載置部Tb…に対して各胡瓜K…を真っ直ぐに投入す
ることが困難である。且つ、整列用トレイTの各凹状載
置部Tb…に投入される各胡瓜K…の向きに不揃いが生
じたり、各胡瓜K…の本数に過不足が生じたりするた
め、作業者の手で各胡瓜K…の向き及び本数を修正しな
ければならず、投入作業に手間及び時間が掛かるという
問題点を有している。
【0004】この考案は上記問題に鑑み、搬送用コンベ
アの終段に前段より送り速度の速い加速用コンベアを設
けることにより、長尺青果物の姿勢を送り方向に対して
真っ直ぐに向き修正することができ、長尺青果物の投入
作業が適確に行える長尺青果物投入装置の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、等階級別に
選別された多数本の各長尺青果物を載置して搬送する搬
送用コンベアの送り側終端部に、長尺青果物を載置する
凹状載置部の複数を並列して形成したトレイを、その載
置方向を前記搬送コンベアの送り方向に向けて供給し、
前記搬送コンベアで搬送される多数本の各長尺青果物を
トレイの各凹状載置部に投入する長尺青果物投入装置で
あって、前記トレイと搬送用コンベアの送り側終端部と
の間に、前記搬送用コンベアの送り速度より速い送り速
度で各長尺青果物をトレイ側に送る加速用コンベアを設
けた長尺青果物投入装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案は、等階級別に選別された多数本の各
長尺青果物が搬送用コンベアの終端から加速用コンベア
に乗り移るときに、前段側の搬送用コンベア上に載置さ
れた各長尺青果物の先端側が後段側の加速用コンベアに
接触すると同時に、同後段側の加速用コンベアの送り力
により各長尺青果物の先端側を送り方向に加速して、各
長尺青果物の姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修
正し、その修正状態の姿勢でトレイの各凹状載置部に対
して各長尺青果物を長手方向に整列して投入することが
できる。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、等階級別に選別され
た多数本の各長尺青果物を搬送用コンベアから加速用コ
ンベアに乗り移らせるときに加速して、同各長尺青果物
の姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向きを修正し、次
いでトレイの各凹状載置部に投入するので、搬送用コン
ベアの送り側終端に供給されるトレイに並列形成した各
凹状載置部に対して多数本の各長尺青果物を長手方向に
整列して1本ずつ真っ直ぐに投入することができ、長尺
青果物の投入作業が適確に行えると共に、従来例のよう
に各長尺青果物の向きを真っ直ぐに揃えて整列載置する
ような手間及び作業が省け、且つ、各長尺青果物の向き
及び本数を投入時に修正する必要が無く、投入作業の省
力化及び能率アップを図ることができる。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は長尺青果物の一例として等階級別に選別
された多数本の各胡瓜を箱詰めする装置に備えられる第
1実施例の胡瓜投入装置を示し、図1に於いて、この胡
瓜投入装置1は、周回用コンベア2上に設定した投入位
置から整列位置に多数個の各整列用トレイT…を周回移
動すると共に、投入位置側部に配設した前段側のベルト
コンベア3と後段側の各加速用ローラ4,5とを回転し
て、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…を送り方
向に対して真っ直ぐに揃えて各整列用トレイT…に順次
移載する。この後、整列位置直前に配設した胡瓜揃え機
6を駆動して、後列側の整列用トレイTに載置された各
胡瓜K…の後端部を横一列に揃え、整列位置上部に配設
した胡瓜箱詰め機7を駆動して、二つの各整列用トレイ
T,Tに載置された所定本数(例えば、18本)の各胡
瓜K…を吸着保持して段ボール箱Bに箱詰めする。
【0009】上述の周回用コンベア2は、4本の各コン
ベア2a,2b,2c,2dを周回経路上に順次配設
し、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により各コ
ンベア2a,2b,2c,2dを回転駆動して、同各コ
ンベア2a,2b,2c,2d上に載置された多数個の
各整列用トレイT…を投入位置から整列位置に向けて順
次移動する。且つ、各コンベア2a,2b,2c,2d
の送り側終端部に配設した各プッシャ機構8a,8b,
8c,8dを駆動して、同各コンベア2a,2b,2
c,2dの送り側終端部に搬送される各整列用トレイT
…を次段側の各コンベア2a,2b,2c,2dに順次
移載する。
【0010】且つ、図3に示すように、周回用コンベア
2上の整列位置直前にストッパ9を出没自在に設け、同
位置下部に配設した出没用シリンダ10のピストンロッ
ドをストッパ9に連結固定して、同出没用シリンダ10
の作動によりストッパ9を搬送面上に出没させ、後続す
る各整列用トレイT…を整列位置直前に一旦停止し、先
行する二つの各整列用トレイT,Tを整列位置に搬送停
止する。
【0011】前述の整列用トレイTは、例えば、9本分
の各胡瓜K…が並列載置される大きさ及び形状に形成し
たトレイ本体Taの上面側短手方向に、1本分の胡瓜K
が載置される大きさ及び形状の凹状載置部Tbを形成
し、同トレイ本体Taの上面側長手方向に9本分の各胡
瓜K…を並列載置するための各凹状載置部Tb…を連続
形成すると共に、同トレイ本体Taの長手側両縁部に各
凹状載置部Tb…の前後端部と対向して各整列板Tc,
Tcを起立形成している。なお、く字形に変形した各胡
瓜K…を載置する場合、各凹状載置部Tb…の底面中央
部が長手方向に対して谷形又は山形に形成された整列用
トレイTを選択使用する。
【0012】前述のベルトコンベア3及び各加速用ロー
ラ4,5は、図2に示すように、周回用コンベア2上に
設定した投入位置側部に、例えば、合成ゴム又は合成樹
脂等の可撓部材で形成したベルトコンベア3を周回用コ
ンベア2の周回方向と直交して架設している。且つ、周
回用コンベア2の投入位置側部とベルトコンベア3の送
り側終端部との間に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等
の軟質部材を周設した2本の各加速用ローラ4,5をベ
ルトコンベア3の送り方向と直交して軸架している。
【0013】上述のベルトコンベア3は、送り側始端部
及び送り側終端部に軸架した各ローラ11,11の間に
送りベルト12を張架し、終端側ローラ11の左側軸端
部に固定した大径プーリ11aと、同側下部に配設した
減速機付き回転用モータ13の小径プーリ13aとの間
に駆動ベルト14を張架して、同回転用モータ13の駆
動力により、各プーリ11a,13a及び駆動ベルト1
4を介して送りベルト12を送り方向に向けて回転す
る。
【0014】各加速用ローラ4,5は、同各加速用ロー
ラ4,5の右側軸端部に固定した各小径プーリ4a,5
aと、同側下部に配設した減速機付き回転用モータ15
の大径プーリ15aとの間に駆動ベルト16を張架し
て、同回転用モータ15の駆動力により、各プーリ4
a,5a,15a及び駆動ベルト16を介して各加速用
ローラ4,5を送り方向に向けて同期回転する。
【0015】すなわち、ベルトコンベア3の送り速度よ
りも各加速用ローラ4,5を速く回転して、同ベルトコ
ンベア3から供給される多数本の各胡瓜K…を各加速用
ローラ4,5で加速搬送することで、同ベルトコンベア
3から各加速用ローラ4,5に乗り移るときに各胡瓜K
…の姿勢が送り方向に対して真っ直ぐに向き修正され
る。同時に、周回用コンベア2上の投入位置に各整列用
トレイT…を順次移動し、同整列用トレイTの各凹状載
置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方向に整
列して1本ずつ真っ直ぐに投入し、同整列用トレイTの
長手側前端部に形成した整列板Tcに各胡瓜K…の前端
部を当接して横一線に揃える。
【0016】前述の胡瓜揃え機6は、図3に示すよう
に、周回用コンベア2上に設定した整列位置直前の両側
部に受け板19と固定板20とを相対向して配設し、同
位置側部に配設した固定用シリンダ21のピストンロッ
ドを固定板20に連結固定している。且つ、同位置直前
の上部に配設した後退用シリンダ22のピストンロッド
を支持板23に連結固定し、同支持板23に垂直固定し
た押圧用シリンダ24のピストンロッドを押圧板25に
連結固定すると共に、同押圧板25の下面側に、例え
ば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材で形成した押圧
パッド26を貼着している。
【0017】すなわち、周回用コンベア2上に設定した
整列位置直前に二つの各整列用トレイT,Tを搬送停止
した後、固定用シリンダ21を作動して、後列側の整列
用トレイTを受け板19と固定板20とで位置固定す
る。同時に、後退用シリンダ22及び押圧用シリンダ2
4を作動して、後列側の整列用トレイTに載置された各
胡瓜K…を押圧パッド26で押圧して一括後退させ、同
整列用トレイTの長手側後端部に形成した整列板Tcに
各胡瓜K…の後端部を当接して横一線に揃える。前述の
胡瓜箱詰め機7は、図4に示すように、周回用コンベア
2上に設定した整列位置上方と、同位置側部に設定した
箱詰め位置上方との間に各ガイドレール27,27を架
設し、各ガイドレール27,27間に取付けた移動枠2
8と、同位置上部に水平配設した移動用シリンダ29の
ピストンロッドとを連結固定して、同移動用シリンダ2
9の作動により移動枠28を整列位置上方と箱詰め位置
上方とに水平移動する。且つ、移動枠28下部に垂設し
た昇降枠30と、同枠上部に立設した昇降用シリンダ3
1のピストンロッドとを連結固定して、同昇降用シリン
ダ31の作動により昇降枠30を整列位置直上と箱詰め
位置直上とで垂直昇降する。
【0018】上述の昇降枠30には、二つの各整列用ト
レイT,Tに載置された各胡瓜K…の上部周面と対向す
る位置に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材
で形成した18個の各吸着パッド32…を垂設してい
る。すなわち、周回用コンベア2上の整列位置に二つの
各整列用トレイT,Tを搬送停止した後、同各整列用ト
レイT,Tに載置された各胡瓜K…に各吸着パッド32
…を夫々密着し、同各吸着パッド32…に接続した吸引
用ブロワ(図示省略)の負圧で18本分の各胡瓜K…を
一括して吸着保持する。一方、各吸着パッド32…で吸
着保持した18本分の各胡瓜K…を段ボール箱B内に収
納したとき、吸引用ブロワ(図示省略)による負圧を遮
断又は停止して各胡瓜K…の吸着保持を解除する。
【0019】上述の箱詰め位置には、同位置の前後及び
左右に4枚の各開放板33…を開閉自在に軸支し、同各
板の軸端部に固定した傘形の各ギャ34…を互いに噛合
し、同位置側部に配設した開閉用シリンダ35のピスト
ンロッドを開放板33の軸端部に連結して、同開閉用シ
リンダ35の作動により、箱詰め位置に供給された段ボ
ール箱Bの各フラップBa…と対向する閉位置と、同段
ボール箱Bの各フラップBa…を開放する開位置とに各
開放板33…を連動開閉する。
【0020】且つ、同位置下部に配設した箱昇降台36
の底面側中央部にナット部37を固定し、同位置下部に
垂直軸受したネジ軸38上にナット部37を螺合して、
下部一側に配設した減速機付き昇降用モータ39の駆動
力により、各スプロケット40,41及び駆動チェーン
42を介してネジ軸38を正逆回転させ、後述する箱搬
入用コンベア43及び箱搬出用コンベア44と水平とな
る降下位置と、上面開放形態に組立てられた段ボール箱
Bを箱詰め位置に供給する上昇位置とに箱昇降台36を
垂直昇降する。
【0021】且つ、同位置下部の箱搬入側に、前工程
(例えば、箱製函工程、袋敷設工程)から供給される段
ボール箱Bを箱詰め位置下部に搬送供給する箱搬入用コ
ンベア43を配設し、同位置下部の箱搬出側に、箱詰め
済みの段ボール箱Bを後工程(例えば、袋封函工程、箱
封函工程)に搬送供給する箱搬出用コンベア44を配設
している。なお、上述の段ボール箱Bは、上面開放形態
に組立てられた段ボール箱Bの内部に、例えば、合成樹
脂製又は紙製等で形成された包装袋Pを上向きに開口し
て敷設すると共に、同段ボール箱Bの開口側縁部に起立
した各フラップBa…に包装袋Pの投入口Paを二つに
折返して被覆している。
【0022】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、胡瓜投入装置1により多数本の各胡瓜K…を
整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に投入するときの
動作を説明する。先ず、図1及び図2に示すように、各
回転用モータ13,15を駆動して、ベルトコンベア3
の送り速度よりも各加速用ローラ4,5を速く回転させ
ると共に、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…を
送り方向に対して真っ直ぐに揃えてベルトコンベア3上
に順次載置し、同各胡瓜K…をベルトコンベア3から各
加速用ローラ4,5に順次乗り移らせる。この時、ベル
トコンベア3上に載置された各胡瓜K…の先端側が各加
速用ローラ4,5の上部周面に接触すると同時に、同各
加速用ローラ4,5の回転力により各胡瓜K…の先端側
を送り方向に加速搬送して、各胡瓜K…の姿勢を送り方
向に対して真っ直ぐに向き修正する。
【0023】同時に、周回用コンベア2上の投入位置に
供給される整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対し
て多数本の各胡瓜K…を長手方向に整列して1本ずつ真
っ直ぐに順次投入し、同整列用トレイTの長手側前端部
に形成した整列板Tcに各胡瓜K…の前端部を当接して
横一線に揃える。仮に、整列用トレイT上に移載される
各胡瓜K…に不揃い及び過不足が生じたときには、作業
者の手で胡瓜Kの姿勢及び本数を修正する。
【0024】次に、図3に示すように、周回用コンベア
2上の整列位置直前に二つの各整列用トレイT,Tを搬
送停止したとき、胡瓜揃え機6を駆動して、後列側の整
列用トレイTに載置された各胡瓜K…の後端部を横一線
に揃える。同時に、箱搬入用コンベア43に載置された
段ボール箱Bを箱詰め位置下部に搬送供給し、箱昇降台
36を垂直上昇して、箱形態に組立てられた段ボール箱
Bを箱詰め位置に供給する。
【0025】次に、周回用コンベア2上の整列位置に二
つの各整列用トレイT,Tを搬送停止した後、図4に示
すように、胡瓜箱詰め機7を駆動して、二つの各整列用
トレイT,Tに載置された各胡瓜K…を各吸着パッド3
2…で吸着保持して整列位置から箱詰め位置に水平移動
する。箱詰め直前に於いて、4枚の各開放板33…で段
ボール箱Bの各フラップBa…を夫々開放し、各吸着パ
ッド32…で吸着保持した各胡瓜K…を段ボール箱B内
に一括収納して吸着解除することで、1段分の各胡瓜K
…の箱詰め作業が完了する。以下、上述と同様にして、
次の各整列用トレイT,Tに載置された各胡瓜K…を各
吸着パッド32…で吸着保持して段ボール箱B内に箱詰
めする。
【0026】所定本数分の胡瓜Kを箱詰めした後、箱昇
降台36を垂直降下して、箱詰め済の段ボール箱Bを箱
搬出用コンベア44に移載した後、同段ボール箱Bを次
工程(例えば、袋封函工程、箱封函工程)に搬送供給す
る。続いて、胡瓜揃え機6及び胡瓜箱詰め機7を駆動し
て、二つの各整列用トレイT,Tに載置された各胡瓜K
…を次の段ボール箱B内に順次箱詰めする。
【0027】以上のように、等階級別に選別された多数
本の各胡瓜K…をベルトコンベア3から各加速用ローラ
4,5に乗り移らせるときに加速して、同各胡瓜K…の
姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、
従来例のように各胡瓜K…の向きを真っ直ぐに揃えて整
列載置するような手間及び作業が省け、且つ、各胡瓜K
…の向き及び本数を投入時に修正する必要が無く、周回
用コンベア2上の投入位置に供給される整列用トレイT
の各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長
手方向に整列して1本ずつ真っ直ぐに投入することがで
き、胡瓜Kの投入作業が適確に行えると共に、投入作業
の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0028】図5はベルトコンベア3の後段側に1本の
加速用ベルト45を配設した第2実施例の胡瓜投入装置
1を示し、同装置は、周回用コンベア2の投入位置側部
とベルトコンベア3の送り側終端部との間に加速用ベル
ト45を張架し、後段側下部に配設した減速機付き回転
用モータ46の駆動力により、各プーリ47,48及び
駆動ベルト49を介してベルトコンベア3の送り速度よ
りも加速用ベルト45を速く回転させ、ベルトコンベア
3上に載置された各胡瓜K…を加速用ベルト45に乗り
移らせるとき、加速用ベルト45の送り力により各胡瓜
K…の先端側を送り方向に加速して、各胡瓜K…の姿勢
を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、上述
の第1実施例と同様に、周回用コンベア2上の投入位置
に供給される整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対
して多数本の各胡瓜K…を長手方向に整列して1本ずつ
真っ直ぐに投入することができ、投入作業が能率的に行
える。
【0029】図6はベルトコンベア3の後段側に2本の
各加速用ローラ50,51と1本の加速用ベルト52と
を配設した第3実施例の胡瓜投入装置1を示し、同装置
は、ベルトコンベア3の送り側終端部に近接して2本の
各加速用ローラ50,51を軸架し、後方側の加速用ロ
ーラ51に近接して加速用ベルト52を張架すると共
に、後段側下部に配設した減速機付き回転用モータ53
の駆動力により、各プーリ54,55,56及び駆動ベ
ルト57を介してベルトコンベア3の送り速度よりも各
加速用ローラ50,51を速く回転させる。且つ、後段
側下部に配設した減速機付き回転用モータ58の駆動力
により、各プーリ59,60及び駆動ベルト61を介し
てベルトコンベア3の送り速度よりも加速用ベルト52
を速く回転させ、ベルトコンベア3上に載置された各胡
瓜K…を各加速用ローラ50,51及び加速用ベルト5
2に順次乗り移らせるとき、各加速用ローラ50,51
の回転力及び加速用ベルト52の送り力により各胡瓜K
…の先端側を送り方向に加速して、各胡瓜K…の姿勢を
送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、上述の
第1実施例と同様に、周回用コンベア2上の投入位置に
供給される整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対し
て多数本の各胡瓜K…を長手方向に整列して1本ずつ真
っ直ぐに投入することができ、投入作業が能率的に行え
る。
【0030】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の長尺青果物投入装置は、実施例の
胡瓜投入装置1に対応し、以下同様に、長尺青果物は、
胡瓜Kに対応し、長尺物投入部は、整列用トレイTの凹
状載置部Tbに対応し、搬送用コンベアは、ベルトコン
ベア3に対応し、加速用コンベアは、加速用ローラ4,
5,50,51、加速用ベルト45,52に対応する
も、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【0031】上述の胡瓜投入装置1は、周回用コンベア
2上に載置した整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に
対して多数本の各胡瓜K…を1本ずつ投入する構成であ
るが、例えば、チェーンコンベア、ベルトコンベア等で
構成される適宜コンベア(図示省略)上に多数個の各整
列用トレイT…を一体的に連結固定して、同適宜コンベ
ア上に連結固定した整列用トレイTの各凹状載置部Tb
…に対して多数本の各胡瓜K…を1本ずつ真っ直ぐに投
入するもよく、また、ベルトコンベア(図示省略)上に
一体形成した多数個の各凹状載置部(図示省略)に対し
て多数本の各胡瓜K…を1本ずつ真っ直ぐに投入するも
よい。さらにまた、例えば、包装容器又は包装袋等の包
装体(図示省略)に対して多数本の各胡瓜K…を1本ず
つ真っ直ぐに投入する作業にも適用できる。
【0032】なお、上述の実施例では、各加速用ローラ
4,5と、各加速用ベルト45と、各加速用ローラ5
0,51及び加速用ベルト52で後段側コンベアを構成
しているが、1本のローラ又は2本のベルトで構成する
もよく、コンベアの本数及び構成は実施例に限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の胡瓜投入装置を示す全体構成
図。
【図2】 胡瓜投入装置による胡瓜投入動作を示す平面
図。
【図3】 胡瓜揃え機の胡瓜揃え動作を示す側面図。
【図4】 胡瓜箱詰め機の胡瓜箱詰め動作を示す側面
図。
【図5】 第2実施例の胡瓜投入装置による胡瓜投入動
作を示す平面図。
【図6】 第3実施例の胡瓜投入装置による胡瓜箱詰め
動作を示す平面図。
【図7】 従来装置による胡瓜投入動作を示す平面図。
【符号の説明】
B…段ボール箱 K…胡瓜 T…整列用トレイ Tb…凹状載置部 1…胡瓜投入装置 2…周回用コンベア 3…ベルトコンベア 4,5…加速用ローラ 6…胡瓜揃え機 7…胡瓜箱詰め機 45…加速用ベルト 50,51…加速用ローラ 52…加速用ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 下村 孝道 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−78658(JP,A) 特開 平5−132025(JP,A) 特開 昭61−61498(JP,A) 実開 昭52−167776(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/02 - 25/04 B65G 47/30 - 47/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】等階級別に選別された多数本の各長尺青果
    物を載置して搬送する搬送用コンベアの送り側終端部
    、長尺青果物を載置する凹状載置部の複数を並列して
    形成したトレイを、その載置方向を前記搬送コンベアの
    送り方向に向けて供給し、前記搬送コンベアで搬送され
    多数本の各長尺青果物をトレイの各凹状載置部に投入
    する長尺青果物投入装置であって、前記トレイ と搬送用コンベアの送り側終端部との間に、
    前記搬送用コンベアの送り速度より速い送り速度で各長
    尺青果物をトレイ側に送る加速用コンベアを設けた長尺
    青果物投入装置。
JP1993050468U 1993-04-07 1993-08-23 長尺青果物投入装置 Expired - Lifetime JP2606417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993050468U JP2606417Y2 (ja) 1993-04-07 1993-08-23 長尺青果物投入装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-23464 1993-04-07
JP2346493 1993-04-07
JP1993050468U JP2606417Y2 (ja) 1993-04-07 1993-08-23 長尺青果物投入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0687205U JPH0687205U (ja) 1994-12-22
JP2606417Y2 true JP2606417Y2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=26360823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993050468U Expired - Lifetime JP2606417Y2 (ja) 1993-04-07 1993-08-23 長尺青果物投入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606417Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0687205U (ja) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3868491B2 (ja) 多数個パックの包装装置
JP2606417Y2 (ja) 長尺青果物投入装置
JP2592514Y2 (ja) 長尺物箱詰め装置
CN210000669U (zh) 一种片状产品包装设备
CN210000670U (zh) 一种包装设备装袋机构
JP3628719B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JPH0648402A (ja) 缶箱詰め装置
JP3597549B2 (ja) 長尺物載置装置
JP2592873Y2 (ja) 長尺物集出荷施設
JP3538215B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JPH0511126Y2 (ja)
JP2598529Y2 (ja) 長尺青果物箱詰め装置
JP3409876B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JP2587625Y2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JP3017491U (ja) 長尺物箱詰め装置
JPH07300115A (ja) 長尺物箱詰め装置
JP3101161B2 (ja) 搬送供給装置
KR102365568B1 (ko) 포대 연속 급대장치
JP3538216B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JPH07300114A (ja) 長尺物箱詰め装置
JP2592874Y2 (ja) 長尺物集出荷施設
JP3404684B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JP2592887Y2 (ja) 長尺物吸着子
JP3538217B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
JPH08319017A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term