JPH0687205U - 長尺物投入装置 - Google Patents

長尺物投入装置

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JPH0687205U
JPH0687205U JP5046893U JP5046893U JPH0687205U JP H0687205 U JPH0687205 U JP H0687205U JP 5046893 U JP5046893 U JP 5046893U JP 5046893 U JP5046893 U JP 5046893U JP H0687205 U JPH0687205 U JP H0687205U
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cucumber
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feeding
acceleration
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徹 石井
広綱 藤原
孝道 下村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】胡瓜、人参、長芋、長茄子等の特異形状を有す
る長尺青果物の投入作業を適確に行うことのできる長尺
物投入装置を提供する。 【構成】前段側のベルトコンベアよりも後段側の各加速
用ローラを速く回転して、等階級別に選別された多数本
の各胡瓜をベルトコンベアから各加速用ローラに乗り移
らせるときに、同ベルトコンベア上に載置された各胡瓜
の先端側が各加速用ローラの上部周面に接触すると同時
に、各加速用ローラの回転力により各胡瓜の先端側を送
り方向に加速して、同各胡瓜の姿勢を送り方向に対して
真っ直ぐに向き修正するので、周回用コンベア上の投入
位置に供給される整列用トレイの各凹状載置部に対して
多数本の各胡瓜を長手方向に整列して1本ずつ真っ直ぐ
に投入することができ、各胡瓜の投入作業が適確に行え
ると共に、作業の省力化及び能率アップを図ることがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、胡瓜、人参、長芋、長茄子等の長尺青果物を箱詰めする 作業に用いられる長尺物投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のような胡瓜を箱詰めする方法としては、例えば、図7に示すよ うに、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…をベルトコンベア62上に順次 載置して、同ベルトコンベア62の送り側終端部に供給される整列用トレイTの 各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方向に順次投入する。こ の後、図4に示すように、胡瓜箱詰め機7を構成する各吸着パッド32…で整列 用トレイTの各凹状載置部Tb…に載置された各胡瓜K…を吸着保持して段ボー ル箱B内に箱詰めする方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のように多数本の各胡瓜K…をベルトコンベア62で連続搬送す る場合、生産者側から持込まれる各胡瓜K…を真っ直ぐに揃えてベルトコンベア 62上に載置しても、搬送時に生じる振動により、ベルトコンベア62上に載置 された各胡瓜K…の向きが乱雑となり、整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に 対して各胡瓜K…を真っ直ぐに投入することが困難である。且つ、整列用トレイ Tの各凹状載置部Tb…に投入される各胡瓜K…の向きに不揃いが生じたり、各 胡瓜K…の本数に過不足が生じたりするため、作業者の手で各胡瓜K…の向き及 び本数を修正しなければならず、投入作業に手間及び時間が掛かるという問題点 を有している。
【0004】 この考案は上記問題に鑑み、搬送用コンベアを構成する前段側コンベアよりも 後段側コンベアの送り速度を速くすることにより、長尺青果物の姿勢を送り方向 に対して真っ直ぐに向き修正することができ、長尺青果物の投入作業が適確に行 える長尺物投入装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記搬送用コンベアを送り方向に対して前段側コンベアと後段側 コンベアとに分割すると共に、該前段側コンベアの送り速度よりも後段側コンベ アの送り速度を速く設定した長尺物投入装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】
この考案は、搬送用コンベアを構成する前段側コンベアよりも後段側コンベア の送り速度を速くして、等階級別に選別された多数本の各長尺青果物を前段側コ ンベアから後段側コンベアに乗り移らせるときに、前段側コンベア上に載置され た各長尺青果物の先端側が後段側コンベアに接触すると同時に、同後段側コンベ アの送り力により各長尺青果物の先端側を送り方向に加速して、各長尺青果物の 姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、搬送用コンベアの送り側 終端部に供給される各長尺物投入部に対して多数本の各長尺青果物を長手方向に 整列して投入することができる。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、等階級別に選別された多数本の各長尺青果物を前段側コン ベアから後段側コンベアに乗り移らせるときに加速して、同各長尺青果物の姿勢 を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、従来例のように各長尺青果物 の向きを真っ直ぐに揃えて整列載置するような手間及び作業が省け、且つ、各長 尺青果物の向き及び本数を投入時に修正する必要が無く、搬送用コンベアの送り 側終端部に供給される各長尺物投入部に対して多数本の各長尺青果物を長手方向 に整列して1本ずつ真っ直ぐに投入することができ、長尺青果物の投入作業が適 確に行えると共に、投入作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は長尺青果物の一例として等階級別に選別された多数本の各胡瓜を箱詰め する装置に備えられる第1実施例の胡瓜投入装置を示し、図1に於いて、この胡 瓜投入装置1は、周回用コンベア2上に設定した投入位置から整列位置に多数個 の各整列用トレイT…を周回移動すると共に、投入位置側部に配設した前段側の ベルトコンベア3と後段側の各加速用ローラ4,5とを回転して、等階級別に選 別された多数本の各胡瓜K…を送り方向に対して真っ直ぐに揃えて各整列用トレ イT…に順次移載する。この後、整列位置直前に配設した胡瓜揃え機6を駆動し て、後列側の整列用トレイTに載置された各胡瓜K…の後端部を横一列に揃え、 整列位置上部に配設した胡瓜箱詰め機7を駆動して、二つの各整列用トレイT, Tに載置された所定本数(例えば、18本)の各胡瓜K…を吸着保持して段ボー ル箱Bに箱詰めする。
【0009】 上述の周回用コンベア2は、4本の各コンベア2a,2b,2c,2dを周回 経路上に順次配設し、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により各コンベア 2a,2b,2c,2dを回転駆動して、同各コンベア2a,2b,2c,2d 上に載置された多数個の各整列用トレイT…を投入位置から整列位置に向けて順 次移動する。且つ、各コンベア2a,2b,2c,2dの送り側終端部に配設し た各プッシャ機構8a,8b,8c,8dを駆動して、同各コンベア2a,2b ,2c,2dの送り側終端部に搬送される各整列用トレイT…を次段側の各コン ベア2a,2b,2c,2dに順次移載する。
【0010】 且つ、図3に示すように、周回用コンベア2上の整列位置直前にストッパ9を 出没自在に設け、同位置下部に配設した出没用シリンダ10のピストンロッドを ストッパ9に連結固定して、同出没用シリンダ10の作動によりストッパ9を搬 送面上に出没させ、後続する各整列用トレイT…を整列位置直前に一旦停止し、 先行する二つの各整列用トレイT,Tを整列位置に搬送停止する。
【0011】 前述の整列用トレイTは、例えば、9本分の各胡瓜K…が並列載置される大き さ及び形状に形成したトレイ本体Taの上面側短手方向に、1本分の胡瓜Kが載 置される大きさ及び形状の凹状載置部Tbを形成し、同トレイ本体Taの上面側 長手方向に9本分の各胡瓜K…を並列載置するための各凹状載置部Tb…を連続 形成すると共に、同トレイ本体Taの長手側両縁部に各凹状載置部Tb…の前後 端部と対向して各整列板Tc,Tcを起立形成している。なお、く字形に変形し た各胡瓜K…を載置する場合、各凹状載置部Tb…の底面中央部が長手方向に対 して谷形又は山形に形成された整列用トレイTを選択使用する。
【0012】 前述のベルトコンベア3及び各加速用ローラ4,5は、図2に示すように、周 回用コンベア2上に設定した投入位置側部に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等 の可撓部材で形成したベルトコンベア3を周回用コンベア2の周回方向と直交し て架設している。且つ、周回用コンベア2の投入位置側部とベルトコンベア3の 送り側終端部との間に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材を周設した 2本の各加速用ローラ4,5をベルトコンベア3の送り方向と直交して軸架して いる。
【0013】 上述のベルトコンベア3は、送り側始端部及び送り側終端部に軸架した各ロー ラ11,11の間に送りベルト12を張架し、終端側ローラ11の左側軸端部に 固定した大径プーリ11aと、同側下部に配設した減速機付き回転用モータ13 の小径プーリ13aとの間に駆動ベルト14を張架して、同回転用モータ13の 駆動力により、各プーリ11a,13a及び駆動ベルト14を介して送りベルト 12を送り方向に向けて回転する。
【0014】 各加速用ローラ4,5は、同各加速用ローラ4,5の右側軸端部に固定した各 小径プーリ4a,5aと、同側下部に配設した減速機付き回転用モータ15の大 径プーリ15aとの間に駆動ベルト16を張架して、同回転用モータ15の駆動 力により、各プーリ4a,5a,15a及び駆動ベルト16を介して各加速用ロ ーラ4,5を送り方向に向けて同期回転する。
【0015】 すなわち、ベルトコンベア3の送り速度よりも各加速用ローラ4,5を速く回 転して、同ベルトコンベア3から供給される多数本の各胡瓜K…を各加速用ロー ラ4,5で加速搬送することで、同ベルトコンベア3から各加速用ローラ4,5 に乗り移るときに各胡瓜K…の姿勢が送り方向に対して真っ直ぐに向き修正され る。同時に、周回用コンベア2上の投入位置に各整列用トレイT…を順次移動し 、同整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方 向に整列して1本ずつ真っ直ぐに投入し、同整列用トレイTの長手側前端部に形 成した整列板Tcに各胡瓜K…の前端部を当接して横一線に揃える。
【0016】 前述の胡瓜揃え機6は、図3に示すように、周回用コンベア2上に設定した整 列位置直前の両側部に受け板19と固定板20とを相対向して配設し、同位置側 部に配設した固定用シリンダ21のピストンロッドを固定板20に連結固定して いる。且つ、同位置直前の上部に配設した後退用シリンダ22のピストンロッド を支持板23に連結固定し、同支持板23に垂直固定した押圧用シリンダ24の ピストンロッドを押圧板25に連結固定すると共に、同押圧板25の下面側に、 例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材で形成した押圧パッド26を貼着し ている。
【0017】 すなわち、周回用コンベア2上に設定した整列位置直前に二つの各整列用トレ イT,Tを搬送停止した後、固定用シリンダ21を作動して、後列側の整列用ト レイTを受け板19と固定板20とで位置固定する。同時に、後退用シリンダ2 2及び押圧用シリンダ24を作動して、後列側の整列用トレイTに載置された各 胡瓜K…を押圧パッド26で押圧して一括後退させ、同整列用トレイTの長手側 後端部に形成した整列板Tcに各胡瓜K…の後端部を当接して横一線に揃える。
【0018】 前述の胡瓜箱詰め機7は、図4に示すように、周回用コンベア2上に設定した 整列位置上方と、同位置側部に設定した箱詰め位置上方との間に各ガイドレール 27,27を架設し、各ガイドレール27,27間に取付けた移動枠28と、同 位置上部に水平配設した移動用シリンダ29のピストンロッドとを連結固定して 、同移動用シリンダ29の作動により移動枠28を整列位置上方と箱詰め位置上 方とに水平移動する。且つ、移動枠28下部に垂設した昇降枠30と、同枠上部 に立設した昇降用シリンダ31のピストンロッドとを連結固定して、同昇降用シ リンダ31の作動により昇降枠30を整列位置直上と箱詰め位置直上とで垂直昇 降する。
【0019】 上述の昇降枠30には、二つの各整列用トレイT,Tに載置された各胡瓜K… の上部周面と対向する位置に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材で形 成した18個の各吸着パッド32…を垂設している。すなわち、周回用コンベア 2上の整列位置に二つの各整列用トレイT,Tを搬送停止した後、同各整列用ト レイT,Tに載置された各胡瓜K…に各吸着パッド32…を夫々密着し、同各吸 着パッド32…に接続した吸引用ブロワ(図示省略)の負圧で18本分の各胡瓜 K…を一括して吸着保持する。一方、各吸着パッド32…で吸着保持した18本 分の各胡瓜K…を段ボール箱B内に収納したとき、吸引用ブロワ(図示省略)に よる負圧を遮断又は停止して各胡瓜K…の吸着保持を解除する。
【0020】 上述の箱詰め位置には、同位置の前後及び左右に4枚の各開放板33…を開閉 自在に軸支し、同各板の軸端部に固定した傘形の各ギャ34…を互いに噛合し、 同位置側部に配設した開閉用シリンダ35のピストンロッドを開放板33の軸端 部に連結して、同開閉用シリンダ35の作動により、箱詰め位置に供給された段 ボール箱Bの各フラップBa…と対向する閉位置と、同段ボール箱Bの各フラッ プBa…を開放する開位置とに各開放板33…を連動開閉する。
【0021】 且つ、同位置下部に配設した箱昇降台36の底面側中央部にナット部37を固 定し、同位置下部に垂直軸受したネジ軸38上にナット部37を螺合して、下部 一側に配設した減速機付き昇降用モータ39の駆動力により、各スプロケット4 0,41及び駆動チェーン42を介してネジ軸38を正逆回転させ、後述する箱 搬入用コンベア43及び箱搬出用コンベア44と水平となる降下位置と、上面開 放形態に組立てられた段ボール箱Bを箱詰め位置に供給する上昇位置とに箱昇降 台36を垂直昇降する。
【0022】 且つ、同位置下部の箱搬入側に、前工程(例えば、箱製函工程、袋敷設工程) から供給される段ボール箱Bを箱詰め位置下部に搬送供給する箱搬入用コンベア 43を配設し、同位置下部の箱搬出側に、箱詰め済みの段ボール箱Bを後工程( 例えば、袋封函工程、箱封函工程)に搬送供給する箱搬出用コンベア44を配設 している。なお、上述の段ボール箱Bは、上面開放形態に組立てられた段ボール 箱Bの内部に、例えば、合成樹脂製又は紙製等で形成された包装袋Pを上向きに 開口して敷設すると共に、同段ボール箱Bの開口側縁部に起立した各フラップB a…に包装袋Pの投入口Paを二つに折返して被覆している。
【0023】 図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、胡瓜投入装置1により多 数本の各胡瓜K…を整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に投入するときの動作 を説明する。 先ず、図1及び図2に示すように、各回転用モータ13,15を駆動して、ベ ルトコンベア3の送り速度よりも各加速用ローラ4,5を速く回転させると共に 、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…を送り方向に対して真っ直ぐに揃え てベルトコンベア3上に順次載置し、同各胡瓜K…をベルトコンベア3から各加 速用ローラ4,5に順次乗り移らせる。この時、ベルトコンベア3上に載置され た各胡瓜K…の先端側が各加速用ローラ4,5の上部周面に接触すると同時に、 同各加速用ローラ4,5の回転力により各胡瓜K…の先端側を送り方向に加速搬 送して、各胡瓜K…の姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正する。
【0024】 同時に、周回用コンベア2上の投入位置に供給される整列用トレイTの各凹状 載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方向に整列して1本ずつ真っ直 ぐに順次投入し、同整列用トレイTの長手側前端部に形成した整列板Tcに各胡 瓜K…の前端部を当接して横一線に揃える。仮に、整列用トレイT上に移載され る各胡瓜K…に不揃い及び過不足が生じたときには、作業者の手で胡瓜Kの姿勢 及び本数を修正する。
【0025】 次に、図3に示すように、周回用コンベア2上の整列位置直前に二つの各整列 用トレイT,Tを搬送停止したとき、胡瓜揃え機6を駆動して、後列側の整列用 トレイTに載置された各胡瓜K…の後端部を横一線に揃える。同時に、箱搬入用 コンベア43に載置された段ボール箱Bを箱詰め位置下部に搬送供給し、箱昇降 台36を垂直上昇して、箱形態に組立てられた段ボール箱Bを箱詰め位置に供給 する。
【0026】 次に、周回用コンベア2上の整列位置に二つの各整列用トレイT,Tを搬送停 止した後、図4に示すように、胡瓜箱詰め機7を駆動して、二つの各整列用トレ イT,Tに載置された各胡瓜K…を各吸着パッド32…で吸着保持して整列位置 から箱詰め位置に水平移動する。箱詰め直前に於いて、4枚の各開放板33…で 段ボール箱Bの各フラップBa…を夫々開放し、各吸着パッド32…で吸着保持 した各胡瓜K…を段ボール箱B内に一括収納して吸着解除することで、1段分の 各胡瓜K…の箱詰め作業が完了する。以下、上述と同様にして、次の各整列用ト レイT,Tに載置された各胡瓜K…を各吸着パッド32…で吸着保持して段ボー ル箱B内に箱詰めする。
【0027】 所定本数分の胡瓜Kを箱詰めした後、箱昇降台36を垂直降下して、箱詰め済 の段ボール箱Bを箱搬出用コンベア44に移載した後、同段ボール箱Bを次工程 (例えば、袋封函工程、箱封函工程)に搬送供給する。続いて、胡瓜揃え機6及 び胡瓜箱詰め機7を駆動して、二つの各整列用トレイT,Tに載置された各胡瓜 K…を次の段ボール箱B内に順次箱詰めする。
【0028】 以上のように、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…をベルトコンベア3 から各加速用ローラ4,5に乗り移らせるときに加速して、同各胡瓜K…の姿勢 を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、従来例のように各胡瓜K…の 向きを真っ直ぐに揃えて整列載置するような手間及び作業が省け、且つ、各胡瓜 K…の向き及び本数を投入時に修正する必要が無く、周回用コンベア2上の投入 位置に供給される整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜 K…を長手方向に整列して1本ずつ真っ直ぐに投入することができ、胡瓜Kの投 入作業が適確に行えると共に、投入作業の省力化及び能率アップを図ることがで きる。
【0029】 図5はベルトコンベア3の後段側に1本の加速用ベルト45を配設した第2実 施例の胡瓜投入装置1を示し、同装置は、周回用コンベア2の投入位置側部とベ ルトコンベア3の送り側終端部との間に加速用ベルト45を張架し、後段側下部 に配設した減速機付き回転用モータ46の駆動力により、各プーリ47,48及 び駆動ベルト49を介してベルトコンベア3の送り速度よりも加速用ベルト45 を速く回転させ、ベルトコンベア3上に載置された各胡瓜K…を加速用ベルト4 5に乗り移らせるとき、加速用ベルト45の送り力により各胡瓜K…の先端側を 送り方向に加速して、各胡瓜K…の姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正 するので、上述の第1実施例と同様に、周回用コンベア2上の投入位置に供給さ れる整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方 向に整列して1本ずつ真っ直ぐに投入することができ、投入作業が能率的に行え る。
【0030】 図6はベルトコンベア3の後段側に2本の各加速用ローラ50,51と1本の 加速用ベルト52とを配設した第3実施例の胡瓜投入装置1を示し、同装置は、 ベルトコンベア3の送り側終端部に近接して2本の各加速用ローラ50,51を 軸架し、後方側の加速用ローラ51に近接して加速用ベルト52を張架すると共 に、後段側下部に配設した減速機付き回転用モータ53の駆動力により、各プー リ54,55,56及び駆動ベルト57を介してベルトコンベア3の送り速度よ りも各加速用ローラ50,51を速く回転させる。且つ、後段側下部に配設した 減速機付き回転用モータ58の駆動力により、各プーリ59,60及び駆動ベル ト61を介してベルトコンベア3の送り速度よりも加速用ベルト52を速く回転 させ、ベルトコンベア3上に載置された各胡瓜K…を各加速用ローラ50,51 及び加速用ベルト52に順次乗り移らせるとき、各加速用ローラ50,51の回 転力及び加速用ベルト52の送り力により各胡瓜K…の先端側を送り方向に加速 して、各胡瓜K…の姿勢を送り方向に対して真っ直ぐに向き修正するので、上述 の第1実施例と同様に、周回用コンベア2上の投入位置に供給される整列用トレ イTの各凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を長手方向に整列して1 本ずつ真っ直ぐに投入することができ、投入作業が能率的に行える。
【0031】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の長尺物投入装置は、実施例の胡瓜投入装置1に対応し、 以下同様に、 長尺青果物は、胡瓜Kに対応し、 長尺物投入部は、整列用トレイTの凹状載置部Tbに対応し、 搬送用コンベアは、ベルトコンベア3と、各加速用ローラ4,5と、加速用ベ ルト45と、各加速用ローラ50,51と、加速用ベルト52とに対応し、 前段側コンベアは、ベルトコンベア3に対応し、 後段側コンベアは、各加速用ローラ4,5と、加速用ベルト45と、各加速用 ローラ50,51及び加速用ベルト52とに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0032】 上述の胡瓜投入装置1は、周回用コンベア2上に載置した整列用トレイTの各 凹状載置部Tb…に対して多数本の各胡瓜K…を1本ずつ投入する構成であるが 、例えば、チェーンコンベア、ベルトコンベア等で構成される適宜コンベア(図 示省略)上に多数個の各整列用トレイT…を一体的に連結固定して、同適宜コン ベア上に連結固定した整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対して多数本の各 胡瓜K…を1本ずつ真っ直ぐに投入するもよく、 また、ベルトコンベア(図示省略)上に一体形成した多数個の各凹状載置部( 図示省略)に対して多数本の各胡瓜K…を1本ずつ真っ直ぐに投入するもよい。
【0033】 さらにまた、例えば、包装容器又は包装袋等の包装体(図示省略)に対して多 数本の各胡瓜K…を1本ずつ真っ直ぐに投入する作業にも適用できる。
【0034】 なお、上述の実施例では、各加速用ローラ4,5と、各加速用ベルト45と、 各加速用ローラ50,51及び加速用ベルト52で後段側コンベアを構成してい るが、1本のローラ又は2本のベルトで構成するもよく、コンベアの本数及び構 成は実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の胡瓜投入装置を示す全体構成図。
【図2】胡瓜投入装置による胡瓜投入動作を示す平面
図。
【図3】胡瓜揃え機の胡瓜揃え動作を示す側面図。
【図4】胡瓜箱詰め機の胡瓜箱詰め動作を示す側面図。
【図5】第2実施例の胡瓜投入装置による胡瓜投入動作
を示す平面図。
【図6】第3実施例の胡瓜投入装置による胡瓜箱詰め動
作を示す平面図。
【図7】従来装置による胡瓜投入動作を示す平面図。
【符号の説明】
B…段ボール箱 K…胡瓜 T…整列用トレイ Tb…凹状載置部 1…胡瓜投入装置 2…周回用コンベア 3…ベルトコンベア 4,5…加速用ローラ 6…胡瓜揃え機 7…胡瓜箱詰め機 45…加速用ベルト 50,51…加速用ローラ 52…加速用ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 下村 孝道 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】等階級別に選別された多数本の各長尺青果
    物を搬送用コンベア上に載置して、該搬送用コンベアの
    送り側終端部に供給される各長尺物投入部に対して多数
    本の各長尺青果物を投入する長尺物投入装置であって、 上記搬送用コンベアを送り方向に対して前段側コンベア
    と後段側コンベアとに分割すると共に、該前段側コンベ
    アの送り速度よりも後段側コンベアの送り速度を速く設
    定した長尺物投入装置。
JP1993050468U 1993-04-07 1993-08-23 長尺青果物投入装置 Expired - Lifetime JP2606417Y2 (ja)

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