JP2592874Y2 - 長尺物集出荷施設 - Google Patents

長尺物集出荷施設

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JP2592874Y2
JP2592874Y2 JP1993022822U JP2282293U JP2592874Y2 JP 2592874 Y2 JP2592874 Y2 JP 2592874Y2 JP 1993022822 U JP1993022822 U JP 1993022822U JP 2282293 U JP2282293 U JP 2282293U JP 2592874 Y2 JP2592874 Y2 JP 2592874Y2
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vegetables
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徹 石井
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、胡瓜、人
参、長芋、長茄子等の長尺青果物を供給する作業及び箱
詰めする作業を機械的に行うことのできる長尺物集出荷
施設に関する。
【従来の技術】従来、上述例のような胡瓜を箱詰めする
方法としては、例えば、生産者側から持込まれる多数本
の各胡瓜を等階級別に選別処理した後、同一等階級の各
胡瓜を複数人の作業者が手で1本ずつ保持して、上面開
放形態に組立てられた段ボール箱に箱詰めする方法があ
る。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のように
多数本の各胡瓜を作業者の手で箱詰めする場合、生産者
側から持込まれる多数本の各胡瓜を連続して箱詰めする
ので、箱詰め作業に複数人の作業者が必要であり、箱詰
め作業に手間及び時間が掛かる。且つ、作業者の熟練度
によって作業能力が異なるため、単位時間当りの作業能
率が不安定であるという問題点を有している。
【0003】また、多数本の各胡瓜を適宜吸着手段で吸
着保持して箱詰めする方法もあるが、例えば、各胡瓜の
向き及び間隔に不揃いがあると、同各胡瓜を適宜吸着手
段で吸着保持することが困難であり、吸着直前に於い
て、各胡瓜の向き及び間隔を作業者の手で揃えなければ
ならず、人為的作業の介入が必要であるため、箱詰め作
業を機械的に行うことが困難であるという問題点を有し
ている。
【0004】この考案は上記問題に鑑み、等階級別に選
別された各長尺青果物の供給から箱詰めに至るまでの全
作業が機械的に行え、箱詰め作業の省力化及び能率アッ
プを図ることができる長尺物集出荷施設の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の長尺物集出荷
施設は、上記多数本の各長尺青果物が同一方向に整列し
て投入された各コンテナを搬送経路上の長尺物放出位置
に搬送する荷受け用コンベアを設け、上記荷受け用コン
ベア上に設定した長尺物放出位置に、上記コンテナに投
入された各長尺青果物を同一方向に整列して放出する長
尺物放出手段を設け、上記長尺物放出手段の長尺物放出
側に、上記コンテナから放出された多数本の各長尺青果
物を適宜前後間隔に分離して整列搬送する分離用コンベ
アを設け、上記分離用コンベア上に設定した長尺物供給
位置に、上記長尺青果物が同一方向に整列載置される大
きさに形成した多数の各凹状載置部を周回移動する整列
用コンベアを設け、上記整列用コンベア上に設定した長
尺物整列位置に、該整列用コンベアの各凹状載置部に載
置された所定本数の各長尺青果物を箱詰め間隔に 着パ
ッドで吸着保持して箱体内部に箱詰めする長尺物箱詰め
手段を設けた長尺物集出荷施設であることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】この考案の長尺物集出荷施設は、荷受け用コン
ベア上の長尺物放出位置に多数本の各長尺青果物が投入
された各コンテナを順次搬送し、長尺物放出手段を駆動
して、同各コンテナに投入された多数本の各長尺青果物
を分離用コンベア上に順次放出する。分離用コンベア上
に放出された多数本の各長尺青果物を適宜前後間隔に分
離しながら整列搬送すると共に、同分離用コンベア上の
長尺物供給位置に整列用コンベアの各凹状載置部を周回
移動して、分離用コンベアから供給される所定本数の各
長尺青果物を整列用コンベアの各凹状載置部に順次移載
する。整列用コンベア上の長尺物整列位置に所定本数の
長尺青果物を整列搬送した後、長尺物箱詰め手段を駆動
して、整列用コンベアの各凹状載置部に載置された所定
本数の各長尺青果物を箱詰め間隔に吸着パッドで吸着保
持して箱体内部に箱詰めする。
【考案の効果】この考案によれば、生産者側から持込ま
れる同一等階級の各長尺青果物を分離用コンベア上に移
載する作業と、同分離用コンベア上に載置された各長尺
青果物を整列用コンベアの各凹状載置部に移載する作業
と、同整列用コンベアの各凹状載置部に載置された所定
本数の各長尺青果物を箱体内部に箱詰めする作業とを機
械的に行うので、従来例のように作業者の手で長尺青果
物を箱詰めするような手間及び作業が省け、且つ、作業
者の手で長尺青果物の向き及び間隔を揃える必要が無く
なる。供給時及び箱詰め時に於ける人為的作業の介入が
不要となるため、箱詰め作業の省力化及び能率アップを
図ることができる。しかも、整列用コンベアの各凹状載
置部に載置された所定本数の各長尺青果物のみを直接箱
詰めするため、所定本数の各長尺青果物を包装容器等で
一括包装する箱詰め方法よりも包装単価が安くなり、箱
詰め作業に要する時間及び包装コストを削減することが
できる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は長尺青果物の一例として等階級別に選別
された多数本の各胡瓜を機械的に供給及び箱詰めする胡
瓜集出荷施設を示し、図1に於いて、この胡瓜集出荷施
設1は、荷受け用コンベア2上の胡瓜放出位置に生産者
側から持込まれる多数個の各運搬用コンテナC…を順次
搬送し、同位置に配設したコンテナ横転機3を駆動して
各運搬用コンテナC…に投入された多数本の各胡瓜K…
を分離用コンベア4上に放出する。分離用コンベア4上
に放出された各胡瓜K…を適宜前後間隔に分離して各ロ
ーラコンベア5,5上に順次移載し、同各ローラコンベ
ア5,5上に載置された各胡瓜K…を所定等間隔に分離
して各整列用コンベア6,6上に順次移載する。各整列
用コンベア6,6上の胡瓜整列位置に各胡瓜K…を並列
搬送し、同位置直前に配設した胡瓜揃え機7を駆動して
各整列用コンベア6,6上に載置された各胡瓜K…の外
側端部を横一列に揃える。同位置に配設した胡瓜箱詰め
機8を駆動して各整列用コンベア6,6上に載置された
所定本数(例えば、18本)の各胡瓜K…を吸着保持し
て段ボール箱Bに箱詰めする。
【0008】上述の荷受け用コンベア2は、同荷受け用
コンベア2上に設定した胡瓜放出位置にコンテナ横転機
3を配設し、同位置側部のコンテナ横転側に分離用コン
ベア4を直交して配設している。すなわち、多数本の各
胡瓜K…を長手方向に揃えて各運搬用コンテナC…に夫
々投入しておき、荷受け用コンベア2の送り方向に対し
て胡瓜Kの長手方向が平行する状態に各運搬用コンテナ
C…を搬送する。且つ、コンテナ横転機3は、分離用コ
ンベア4の送り方向に対して胡瓜Kの長手方向が直交す
る状態に各運搬用コンテナC…を横転する。
【0009】前述の分離用コンベア4は、3本の各コン
ベア4a,4b,4cを搬送経路上に順次配設すると共
に、同各コンベア4a,4b,4cを送り方向に対して
上段、中段、下段となる高さ位置に夫々架設している。
すなわち、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力によ
り各コンベア4a,4b,4cを低速、中速、高速とな
る送り速度に夫々回転して、各コンベア4a,4b,4
cに移載された多数本の各胡瓜K…を適宜前後間隔に分
離しながら2列に整列搬送すると共に、同コンベア4c
の終端側下部に並設した各ローラコンベア5,5の各送
りローラ5d…間に対して各胡瓜K…を1本ずつ移載す
る。
【0010】前述のローラコンベア5は、図2に示すよ
うに、送り側始端部に軸支した各スプロケット5a,5
aと、送り側終端部に軸支した各スプロケット5b,5
bとの間に各周回用チェーン5c,5cを張架し、同各
周回用チェーン5c,5cの間に、例えば、合成ゴム又
は合成樹脂等の軟質部材を周設した多数本の各送りロー
ラ5d…を送り方向に対して所定等間隔に隔てて軸支し
ている。且つ、ローラコンベア5の送り側終端部に設定
した胡瓜投入位置に、後述する整列用コンベア6の各凹
状載置部6d…と対向してシュータ5eを配設してい
る。
【0011】すなわち、減速機付きモータ(図示省略)
の駆動力により後述する整列用コンベア6と同期してロ
ーラコンベア5を送り方向に回転させ、上述の分離用コ
ンベア4から供給される多数本の各胡瓜K…をローラコ
ンベア5の各送りローラ5d…間に順次移載する。且
つ、ローラコンベア5の胡瓜供給位置に後述する整列用
コンベア6の各凹状載置部6d…を順次移動して、上述
のローラコンベア5から供給される各胡瓜K…をシュー
タ5eで落下ガイドして整列用コンベア6の各凹状載置
部6d…に1本ずつ移載する。
【0012】前述の整列用コンベア6は、送り側始端部
に軸支した各スプロケット6a,6aと、送り側終端部
に軸支した各スプロケット6b,6bとの間に、例え
ば、合成ゴム又は合成樹脂等の可撓部材で形成した整列
ベルト6cを張架し、同整列ベルト6cの搬送面幅方向
に1本分の胡瓜Kが載置される大きさ及び形状の凹状載
置部6dを形成すると共に、同整列ベルト6cの搬送面
長さ方向に対して多数個の各凹状載置部6d…を連続形
成している。
【0013】且つ、整列ベルト6cの長手側両縁部に各
凹状載置部6d…の前後端部と対向して各凸状突起部6
e,6eを連続形成している。なお、く字形に変形した
胡瓜Kを載置する場合、各凹状載置部6d…の底面中央
部を谷形又は山形に形成した整列ベルト6cと交換す
る。すなわち、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力
により上述したローラコンベア5と同期して整列用コン
ベア6を送り方向に回転させ、ローラコンベア5の胡瓜
供給位置に整列用コンベア6の各凹状載置部6d…を順
次移動する。
【0014】前述の胡瓜揃え機7は、図3に示すよう
に、各整列用コンベア6,6上に設定した胡瓜整列位置
の直前上部に各後退用シリンダ7a,7aを送り方向と
直交して配設し、同各後退用シリンダ7a,7aのピス
トンロッドを各支持板7b,7bに連結固定し、同各支
持板7b,7bに垂直固定した各押圧用シリンダ7c,
7cのピストンロッドを各押圧板7d,7dに連結固定
し、同各押圧板7d,7dの下面側に、例えば、合成ゴ
ム又は合成樹脂等の軟質部材で形成した各押圧パッド7
e,7eを貼着している。
【0015】すなわち、各整列用コンベア6,6上に設
定した胡瓜整列位置直前に所定本数の各胡瓜K…を搬送
停止した後、同位置上部に配設した後退用シリンダ7a
及び押圧用シリンダ7cを夫々作動して、各整列用コン
ベア6,6上に載置された所定本数の各胡瓜K…を各押
圧パッド7e,7eで押圧して外側に向けて一括移動さ
せ、同各整列用コンベア6,6の外側縁部に形成した各
凸状突起部6e,6eに各胡瓜K…の外側端部を当接し
て横一線に揃える。
【0016】前述の胡瓜箱詰め機8は、図4、図5、図
6、図7に示すように、各整列用コンベア6,6上に設
定した胡瓜整列位置上方と、同位置側部に設定した胡瓜
箱詰め位置上方との間に各ガイドレール13,13を平
行架設し、各ガイドレール13,13間に取付けた移動
枠14と、同位置上部に水平配設した移動用シリンダ1
5のピストンロッドとを連結固定して、同移動用シリン
ダ15の作動により移動枠14を胡瓜整列位置上方と胡
瓜箱詰め位置上方とに水平移動する。且つ、移動枠14
下部に取付けた昇降枠16と、同枠上部に垂直配設した
昇降用シリンダ17のピストンロッドとを連結固定し
て、同昇降用シリンダ17の作動により昇降枠16を胡
瓜整列位置直上と胡瓜箱詰め位置直上とで垂直昇降す
る。
【0017】上述の昇降枠16には、同枠両側部に架設
した各ガイドレール18,18上に各スライダ19,1
9を夫々取付け、前後の各スライダ19,19間に架設
した各ガイド軸20…上に9個の各可動子21…を取付
け、同各可動子21…に垂設した各吸気管22…の下端
部に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の軟質部材で形
成した各吸着パッド23…を夫々固定している。且つ、
同枠後部に配設した各進退用シリンダ24,24のピス
トンロッドを後端側の各スライダ19,19に連結固定
して、同各進退用シリンダ24,24の作動により、前
端側に固定した各スライダ19,19を基準として、各
整列用コンベア6,6上に載置された2列の各胡瓜K…
を各吸着パッド23…で吸着保持する分離間隔と、同各
吸着パッド23…で吸着保持した2列の各胡瓜K…を上
下段違いに一部重合する集合間隔とに後端側の各スライ
ダ19,19を前後移動する。
【0018】且つ、一方のガイドレール18上に取付け
た各スライダ19,19と各可動子21…とを固定ネジ
25及び固定ナット26で夫々固定し、左右の各可動子
21…間を調節ネジ27及び調節ナット28で拡縮自在
に夫々連結して、他方に配設した各拡縮用シリンダ2
9,29のピストンロッドを同側各可動子21…に連結
固定して、同各拡縮用シリンダ29,29の作動によ
り、固定側の各可動子21…を基準として、各整列用コ
ンベア6,6上に載置された2列の各胡瓜K…を各吸着
パッド23…で吸着保持する分離間隔と、同各吸着パッ
ド23…で吸着保持した2列の各胡瓜K…を並列に相互
接触する集合間隔とに各可動子21…を左右移動する。
且つ、各吸気管22…の下端部に固定した各取付け板3
0…の前後端部に、例えば、合成ゴム又は合成樹脂等の
軟質部材で形成した各支持パッド31,32を夫々取付
けている。
【0019】上述の胡瓜箱詰め位置には、同位置の前後
及び左右に4枚の各開放板33…を開閉自在に軸支し、
同各板の軸端部に固定した傘形の各ギャ34…を互いに
噛合し、同位置側部に配設した開閉用シリンダ35のピ
ストンロッドを開放板33の軸端部に連結して、同開閉
用シリンダ35の作動により、胡瓜箱詰め位置に供給さ
れた段ボール箱Bの各フラップBa…と対向する閉位置
と、同段ボール箱Bの各フラップBa…を開放する開位
置とに各開放板33…を連動開閉する。
【0020】且つ、同位置下部に箱昇降台36を昇降自
在に設け、同台下部に固定したナット部37と、同位置
下部に垂直軸受したネジ軸38とを螺合して、同位置側
部に配設した減速機付き昇降用モータ39の駆動力によ
り、各スプロケット40,41及び駆動チェーン42を
介してネジ軸38を正逆回転させ、後述する箱搬入用コ
ンベア43及び箱搬出用コンベア44と水平となる降下
位置と、上面開放形態に組立てられた段ボール箱Bを胡
瓜箱詰め位置に供給する上昇位置とに箱昇降台36を垂
直昇降する。
【0021】且つ、胡瓜箱詰め機8下部の箱搬入側に配
設した箱搬入用コンベア43を介して、前工程(例え
ば、箱製函工程、袋敷設工程)から供給される段ボール
箱Bを胡瓜箱詰め位置下部に搬送供給し、同胡瓜箱詰め
機8下部の箱搬出側に配設した箱搬出用コンベア44を
介して、箱詰め済みの段ボール箱Bを後工程(例えば、
袋封函工程、箱封函工程)に搬送供給する。なお、上述
の段ボール箱Bは、上面開放形態に組立てられた段ボー
ル箱Bの内部に、例えば、合成樹脂製又は紙製等で形成
された包装袋Pを上向きに開口して敷設すると共に、同
段ボール箱Bの開口側縁部に起立した各フラップBa…
に包装袋Pの投入口Paを二つに折返して被覆してい
る。
【0022】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、胡瓜集出荷施設1による胡瓜Kの箱詰め動作
を説明する。先ず、図1、図2に示すように、生産者側
から持込まれる多数個の各運搬用コンテナC…を荷受け
用コンベア2上の胡瓜放出位置に順次搬送し、コンテナ
横転機3を駆動して、二つの各運搬用コンテナC,Cに
投入された多数本の各胡瓜K…を分離用コンベア4上に
一括放出する。なお、空の各運搬用コンテナC…は回収
工程(図示省略)に搬送供給する。
【0023】次に、分離用コンベア4上に放出された多
数本の各胡瓜K…を適宜前後間隔に分離しながら整列搬
送して、同分離用コンベア4から供給される各胡瓜K…
を各ローラコンベア5,5の各送りローラ5d…間に1
本ずつ移載する。同時に、各ローラコンベア5,5の胡
瓜供給位置に各整列用コンベア6,6の各凹状載置部6
d…を順次移動して、同各ローラコンベア5,5から供
給される各胡瓜K…を各整列用コンベア6,6の各凹状
載置部6d…上に1本ずつ移載する。
【0024】次に、図3に示すように、各整列用コンベ
ア6,6上の胡瓜整列位置直前に所定本数の各胡瓜K…
を搬送停止したとき、胡瓜揃え機7を駆動して、各整列
用コンベア6,6上に載置された各胡瓜K…の外側端部
を横一線に夫々揃える。一方、前工程(例えば、箱製函
工程、袋敷設工程)から供給される段ボール箱Bを箱搬
入用コンベア43で胡瓜箱詰め位置下部に搬送供給し、
箱昇降台36を垂直上昇して、上面開放形態に組立てら
れた段ボール箱Bを胡瓜箱詰め位置に供給する。 次
に、各整列用コンベア6,6上の胡瓜整列位置に所定本
数の各胡瓜K…を搬送停止した後、図4、図5、図6、
図7に示すように、胡瓜箱詰め機8を駆動して、各整列
用コンベア6,6上に載置された2列の各胡瓜K…を各
吸着パッド23…で吸着保持し、同各吸着パッド23…
で吸着保持した2列の各胡瓜K…を一旦持上げて胡瓜整
列位置から胡瓜箱詰め位置に水平移動すると共に、同各
吸着パッド23…で吸着保持した2列の各胡瓜K…を箱
詰め間隔に集合する。
【0025】箱詰め直前に於いて、4枚の各開放板33
…で段ボール箱Bの各フラップBa…を夫々開放した
後、各吸着パッド23…で吸着保持した2列の各胡瓜K
…を段ボール箱B内に一括収納して吸着解除すること
で、1段分の各胡瓜K…の箱詰め作業が完了する。上述
と同様に、胡瓜箱詰め機8を駆動して、各整列用コンベ
ア6,6上に載置された2列の各胡瓜K…を各吸着パッ
ド23…で吸着保持して段ボール箱B内に順次箱詰めす
る。
【0026】次に、箱詰め直後に於いて、箱昇降台36
を垂直降下して、適宜数箱詰めされた段ボール箱Bを箱
搬出用コンベア44で後工程(例えば、袋封函工程、箱
封函工程)に搬送供給する。以下同様に、コンテナ横転
機3を駆動して、各運搬用コンテナC…に投入された多
数本の各胡瓜K…を分離用コンベア4上に順次放出し、
同分離用コンベア4上に放出された多数本の各胡瓜K…
を適宜前後間隔に分離して各ローラコンベア5,5上に
順次移載し、同各ローラコンベア5,5上に移載された
多数本の各胡瓜K…を所定等間隔に分離して各整列用コ
ンベア6,6上に順次移載し、胡瓜箱詰め機8を駆動し
て、各整列用コンベア6,6上に載置された2列の各胡
瓜K…を吸着保持して段ボール箱Bに順次箱詰めする。
【0027】以上のように、予め運搬用コンテナC内に
投入された同一等階級の各胡瓜K…を分離用コンベア4
上に移載する作業と、同分離用コンベア4上に載置され
た各胡瓜K…を整列用コンベア6の各凹状載置部6d…
に移載する作業と、同整列用コンベア6の各凹状載置部
6d…に載置された所定本数の各胡瓜K…を段ボール箱
Bに箱詰めする作業とを機械的に行うので、従来例のよ
うに作業者の手で胡瓜Kを箱詰めするような手間及び作
業が省け、且つ、作業者の手で胡瓜Kの向き及び間隔を
揃える必要が無くなる。供給時及び箱詰め時に於ける人
為的作業の介入が不要となるため、箱詰め作業の省力化
及び能率アップを図ることができる。
【0028】しかも、整列用コンベア6の各凹状載置部
6d…に載置された所定本数の各胡瓜K…を各吸着パッ
ド23…で吸着保持して直接箱詰めするため、所定本数
の各胡瓜K…を包装容器等で一括包装する箱詰め方法よ
りも包装単価が安くなり、箱詰め作業に要する時間及び
包装コストを削減することができる。
【0029】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の長尺物集出荷施設は、実施例の胡
瓜集出荷施設に対応し、以下同様に、長尺青果物は、胡
瓜Kに対応し、箱体は、段ボール箱Bに対応し、コンテ
ナは、運搬用コンテナCに対応し、荷受け用コンベア
は、荷受け用コンベア2に対応し、長尺物放出手段は、
コンテナ横転機3に対応し、分離用コンベアは、分離用
コンベア4及びローラコンベア5に対応し、整列用コン
ベアは、整列用コンベア6に対応し、長尺物箱詰め手段
は、胡瓜箱詰め機8及び各吸着パッド23…に対応する
も、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【0030】上述の実施例では、整列用コンベア6を構
成する整列ベルト6c上に多数個の各凹状載置部6d…
を一体形成しているが、例えば、1本分の胡瓜Kが載置
される大きさに形成した長方形の載置台(図示省略)を
周回用チェーン(図示省略)で多数連結して、ローラコ
ンベア5から供給される各胡瓜K…を多数連結した各載
置台(図示省略)に1本ずつ移載するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 胡瓜集出荷施設の胡瓜搬送経路を示す全体構
成図。
【図2】 ローラコンベアと整列用コンベアとの胡瓜投
入動作を示す側面図。
【図3】 胡瓜揃え機の胡瓜揃え動作を示す送り側正面
図。
【図4】 胡瓜箱詰め機の胡瓜吸着動作及び胡瓜重合動
作を示す送り側正面図。
【図5】 胡瓜箱詰め機の胡瓜吸着動作を示す送り側側
面図。
【図6】 胡瓜箱詰め機の拡縮機構を示す底面図。
【図7】 胡瓜箱詰め機の胡瓜箱詰め動作を示す側面
図。
【符号の説明】
B…段ボール箱 C…運搬用コンテナ K…胡瓜 1…胡瓜集出荷施設 2…荷受け用コンベア 3…コンテナ横転機 4…分離用コンベア 5…ローラコンベア 6…整列用コンベア 6c…整列ベルト 6d…凹状載置部 6e…凸状突起部 7…胡瓜揃え機 8…胡瓜箱詰め機 23…吸着パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−58647(JP,A) 特開 平1−213111(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 25/00 - 25/24 B65B 35/00 - 35/56 B65G 47/00 - 47/96

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】等階級別に選別された多数本の各長尺青果
    物を整列して箱体内部に箱詰めする長尺物集出荷施設で
    あって、 上記多数本の各長尺青果物が同一方向に整列して投入さ
    れた各コンテナを搬送経路上の長尺物放出位置に搬送す
    る荷受け用コンベアを設け、 上記荷受け用コンベア上に設定した長尺物放出位置に、
    上記コンテナに投入された各長尺青果物を同一方向に整
    列して放出する長尺物放出手段を設け、 上記長尺物放出手段の長尺物放出側に、上記コンテナか
    ら放出された多数本の各長尺青果物を適宜前後間隔に分
    離して整列搬送する分離用コンベアを設け、 上記分離用コンベア上に設定した長尺物供給位置に、上
    記長尺青果物が同一方向に整列載置される大きさに形成
    した多数の各凹状載置部を周回移動する整列用コンベア
    を設け、 上記整列用コンベア上に設定した長尺物整列位置に、該
    整列用コンベアの各凹状載置部に載置された所定本数の
    各長尺青果物を箱詰め間隔に吸着パッドで吸着保持して
    箱体内部に箱詰めする長尺物箱詰め手段を設けた長尺物
    集出荷施設。
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