JPH07300115A - 長尺物箱詰め装置 - Google Patents

長尺物箱詰め装置

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Publication number
JPH07300115A
JPH07300115A JP12061294A JP12061294A JPH07300115A JP H07300115 A JPH07300115 A JP H07300115A JP 12061294 A JP12061294 A JP 12061294A JP 12061294 A JP12061294 A JP 12061294A JP H07300115 A JPH07300115 A JP H07300115A
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JP
Japan
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box
long
long object
cucumbers
cucumber
Prior art date
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Application number
JP12061294A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ishii
徹 石井
Takamichi Shimomura
孝道 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Ishii Corp
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Ishii Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd, Ishii Corp filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP12061294A priority Critical patent/JPH07300115A/ja
Publication of JPH07300115A publication Critical patent/JPH07300115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長尺物の箱詰め作業が簡単且つ容易に行え、作
業の省力化及び能率アップを図ることのできる長尺物箱
詰め装置を提供する。 【構成】周回用コンベア上に載置された多数の各整列用
トレイを箱詰め位置に順次移動すると共に、胡瓜投入機
を駆動して、各整列用トレイに載置された9本の各胡瓜
をプッシャ板により投入方向に水平移動させ、同各胡瓜
を並列した状態のまま段ボール箱内に一括投入する。同
時に、箱傾斜機を駆動して、胡瓜の投入本数及び投入重
量に応じて段ボール箱を適宜角度に傾動復帰させ、一つ
の段ボール箱内に対して適宜本数の各胡瓜を順次投入す
るので、従来例のように胡瓜を吸着保持する箱詰め方法
に比べて作業及び構成が簡単となり、胡瓜の箱詰め作業
が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、胡瓜、人
参、長芋、長茄子等の長尺物を箱詰めする作業に用いら
れる長尺物箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような胡瓜を箱詰めする
方法としては、例えば、等階級別に選別された複数本の
各胡瓜を並列した後、各胡瓜の上部周面に合成ゴム製の
各吸着パッドを夫々密着させて、各吸着パッドに接続し
た吸引用ブロワの負圧により吸着保持する。次に、各吸
着パッドで吸着保持した状態のまま複数本の各胡瓜を段
ボール箱上方に移動し、各吸着パッドで吸着保持した複
数本の各胡瓜を段ボール箱内に一括収納した後、吸引用
ブロワによる負圧を遮断又は停止して、各吸着パッドで
吸着保持した複数本の各胡瓜を分離し、複数本の各胡瓜
を段ボール箱内に箱詰めする方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
複数本の各胡瓜を吸着保持して箱詰めする場合、胡瓜の
上部周面には突起や皺等の凹凸があるため、胡瓜の上部
周面に対して吸着パッドを強く押し付けることで、胡瓜
の上部周面と吸着パッドの下部吸着面とが隙間無く密着
されるが、必要以上に強い力で吸着パッドを押し付ける
と、胡瓜が吸着部分で折れたり、胡瓜に吸着跡が付いた
りして商品価値が損なわれるため、胡瓜の上部周面に対
して吸着パッドを密着させることが難しい。
【0004】且つ、吸着パッドの押付け力を弱くする
と、胡瓜の上部周面と吸着パッドの下部吸着面との対向
面間に隙間ができ、その隙間から大気が吸引されるた
め、胡瓜を吸着保持するのに必要な気密性及び負圧力を
確保することが技術的に困難であり、胡瓜の箱詰め作業
が確実に行えないという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、長尺物載置部
に並列された適宜本数の各長尺物を投入方向に水平移動
して箱体内部に一括投入するので、従来方法に比べて作
業及び構成が簡単となり、長尺物の箱詰め作業が容易に
行えると共に、作業の省力化及び能率アップを図ること
ができる長尺物箱詰め装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記長尺物載置部に並列された適宜本数の各長尺物を投
入方向に水平移動し、該各長尺物を並列した状態のまま
箱体内に投入する長尺物投入手段を設けた長尺物箱詰め
装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記長尺物投入手段を、上記長尺物載
置部に並列された各長尺物の長手側後端部と当接する大
きさに形成したプッシャ板と、上記箱体内部に対して各
長尺物が投入される方向にプッシャ板を前後移動するプ
ッシャ移動手段とで構成した長尺物箱詰め装置であるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記長尺物投入手段を、上記長尺物載
置部に並列された各長尺物の長手側後端部と当接する大
きさに形成したプッシャ板と、上記箱体内部に対して各
長尺物が投入される方向にプッシャ板を周回移動するプ
ッシャ周回手段とで構成した長尺物箱詰め装置であるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記箱体を、上記長尺物投入手段によ
り投入される長尺物の投入量に応じて適宜角度に傾動す
る箱体傾動手段を設けた長尺物箱詰め装置であることを
特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の長尺物箱詰め装置は、長尺物投
入手段を駆動して、長尺物載置部に並列された適宜本数
の各長尺物を投入方向に水平移動させ、同各長尺物を並
列した状態のまま箱体内部に一括投入することで、従来
方法に比べて作業及び構成が簡単となり、長尺物の箱詰
め作業が容易に行える。
【0011】請求項2記載の長尺物箱詰め装置は、上記
請求項1記載の作用と併せて、プッシャ移動手段を駆動
して、長尺物載置部に並列された各長尺物の長手側後端
部と当接する方向にプッシャ板を移動させ、同プッシャ
板により各長尺物を並列した状態のまま投入方向に水平
移動して箱体内部に一括投入するので、長尺物の箱詰め
作業が容易に行える。
【0012】請求項3記載の長尺物箱詰め装置は、上記
請求項1記載の作用と併せて、プッシャ周回手段を駆動
して、長尺物載置部に並列された各長尺物の長手側後端
部と当接する方向にプッシャ板を周回させ、同プッシャ
板により各長尺物を並列した状態のまま投入方向に水平
移動して箱体内部に一括投入するので、長尺物の箱詰め
作業が容易に行える。
【0013】請求項4記載の長尺物箱詰め装置は、上記
請求項1記載の作用と併せて、箱体傾動手段を駆動し
て、上記長尺物投入手段により投入される長尺物の投入
量に応じて箱体を適宜角度に傾動するので、適宜本数の
各長尺物を箱体内部に対して整列投入することができ
る。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、長尺物載置部に並列
された適宜本数の各長尺物を投入方向に水平移動し、同
各長尺物を並列した状態のまま箱体内部に一括投入する
ので、従来例のように胡瓜や茄子等の長尺物を吸着保持
する箱詰め方法に比べて、作業及び構成が簡単となり、
長尺物の箱詰め作業が容易に行える。しかも、適宜本数
の各長尺物を並列した状態のまま投入方向に水平移動し
て一括投入するので、適宜本数の各長尺物を吸着保持し
たり、或いは、1本ずつ手作業により箱詰めするような
手間及び作業が省け、箱詰め作業に要する時間を短縮し
て、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は長尺物の一例として9本の各胡瓜を段ボ
ール箱内に箱詰めする第1実施例の胡瓜箱詰め装置を示
し、図1に於いて、この胡瓜箱詰め装置1は、周回用コ
ンベア2上に設定した投入位置に多数の各整列用トレイ
T…を周回移動し、等階級別に選別された多数本の各胡
瓜K…を投入用コンベア3に順次載置して、同投入用コ
ンベア3により向き修正された多数本の各胡瓜K…を各
整列用トレイT…に順次移載する。次に、周回用コンベ
ア2上に設定した箱詰め位置に各整列用トレイT…を順
次移動し、同位置に配設した胡瓜投入機4を駆動して、
整列用トレイTに載置された9本の各胡瓜K…を段ボー
ル箱B内に順次投入すると共に、箱傾斜機5を駆動し
て、胡瓜Kの投入本数及び投入重量に応じて段ボール箱
Bを適宜角度に傾動する構成である。
【0016】上述の整列用トレイTは、図4に示すよう
に、例えば、9本分の各胡瓜K…が並列載置される大き
さ及び形状にトレイ本体Taを形成し、同トレイ本体T
aの上面側短手方向に1本分の胡瓜Kを載置するための
凹状載置部Tbを形成すると共に、同トレイ本体Taの
上面側長手方向に対して9本の各胡瓜K…を載置するた
めの各凹状載置部Tb…を形成している。なお、く字形
に変形した各胡瓜K…を載置する場合、各凹状載置部T
b…の底面中央部が長手方向に対して谷形又は山形に形
成された整列用トレイTを選択使用する。
【0017】前述の周回用コンベア2は、4本の各コン
ベア2a,2b,2c,2dを周回経路上に順次配設
し、後述する投入用コンベア3の送り側終端部にコンベ
ア2aを直交して配設し、同コンベア2aの送り側終端
部にコンベア2bを直交して配設し、同コンベア2bの
送り側終端部にコンベア2cを直交して配設し、同コン
ベア2cの送り側側端部にコンベア2dを直交して配設
し、同コンベア2dの送り側終端部にコンベア2aを直
交して配設している。
【0018】つまり、減速機付き送り用モータ(図示省
略)の駆動力により、各コンベア2a,2b,2c,2
dを送り方向に回転駆動して、同各コンベア2a,2
b,2c,2d上に載置された多数の各整列用トレイT
…を投入位置と箱詰め位置に周回移動する。且つ、各コ
ンベア2a,2b,2c,2dの直交部分に配設した各
プッシャ機構6a,6b,6c,6dを駆動して、多数
の各整列用トレイT…を各コンベア2a,2b,2c,
2dに順次移載する。
【0019】前述の投入用コンベア3は、周回用コンベ
ア2上に設定した投入位置の一側部に、同周回用コンベ
ア2の一側端部に直交して送り用ベルト7と、各加速用
ローラ8,8と、加速用ベルト9とを投入方向に順次配
設し、減速機付き送り用モータ(図示省略)の駆動力に
より、送り用ベルト7の送り速度よりも各加速用ローラ
8,8及び加速用ベルト9を速く回転させて、送り用ベ
ルト7により搬送される多数本の各胡瓜K…を各加速用
ローラ8,8及び加速用ベルト9に乗り移らせるとき、
同各胡瓜K…の先端側を送り方向に加速して真っ直ぐと
なる姿勢に向き修正する。同時に、周回用コンベア2上
に設定した投入位置に多数の各整列用トレイT…を順次
移動して、同整列用トレイTの各凹状載置部Tb…に対
して多数本の各胡瓜K…を1本ずつ移載する。
【0020】前述の胡瓜投入機4は、図2、図3に示す
ように、周回用コンベア2上に設定した箱詰め位置にス
トッパ10を出没自在に設け、同位置下部に配設した出
没用シリンダ11のピストンロッドをストッパ10の下
端部に固定して、同出没用シリンダ11の作動により、
箱詰め位置に搬送される整列用トレイTと当接する突出
位置と、同整列用トレイTとの当接が回避される没入位
置とにストッパ10を出没動作する。
【0021】且つ、周回用コンベア2上に設定した箱詰
め位置の待機側に、同位置に搬送停止される整列用トレ
イTの長手側縁部と対向してプッシャ板12を配設し、
同プッシャ板12を整列用トレイTの各凹状載置部Tb
…に載置された各胡瓜K…の後端部と当接する大きさ及
び形状に形成し、同側後部に配設した投入用シリンダ1
3のピストンロッドをプッシャ板12の背面側中央部に
固定して、同投入用シリンダ13の作動により、整列用
トレイTの各凹状載置部Tb…に載置された9本分の各
胡瓜K…を後述する段ボール箱B内に対して一括投入す
る前進位置と、同整列用トレイTの各凹状載置部Tb…
に載置された各胡瓜K…との当接が回避される後退位置
とにプッシャ板12を前後動する。
【0022】且つ、周回用コンベア2上に設定した箱詰
め位置の排出側に、同位置に搬送停止される整列用トレ
イTの長手側縁部に近接して波形シュータ14を斜設
し、同波形シュータ14の傾斜側上面に9本の各ガイド
溝14a…を投入方向と平行して形成すると共に、同各
ガイド溝14a…を整列用トレイTの各凹状載置部Tb
…と対応する間隔に隔てて形成している。
【0023】前述の箱傾斜機5は、周回用コンベア2上
に設定した箱詰め位置の排出側下部に、一つの段ボール
箱Bが載置される大きさ及び形状に形成した載置台15
を上下揺動可能に配設し、同側下部に軸架した支持軸1
6上に載置台15の基端側を固定すると共に、同側下部
に配設した揺動用シリンダ17のピストンロッドを載置
台15の遊端側に連結して、同揺動用シリンダ17の作
動により、上述した波形シュータ14の下流側端部と対
向する方向に段ボール箱Bの開放面側を傾けた傾斜位置
と、後述する搬入用コンベア18及び搬出用コンベア1
9と水平となる水平位置とに載置台15を傾動すると共
に、同段ボール箱B内に投入される胡瓜Kの投入本数及
び投入重量に応じて適宜角度に載置台15を傾動復帰さ
せる。
【0024】且つ、同機の搬入側に、前工程(例えば、
箱製函工程、袋敷設工程)から供給される空の段ボール
箱Bを搬送するための搬入用コンベア18を配設し、同
機の搬出側に、箱詰め済みの段ボール箱Bを後工程(例
えば、袋封函工程、箱封函工程)に搬送するための搬出
用コンベア19を配設している。なお、上述の段ボール
箱Bには、例えば、合成樹脂製又は紙製の包装袋Pを上
向きに開口して敷設すると共に、同包装袋Pの投入口P
aをシングル折り又はダブル折りして段ボール箱Bの各
フラップBa…に被覆している。
【0025】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、胡瓜箱詰め装置1による胡瓜Kの箱詰め動作
を説明する。先ず、図1に示すように、周回用コンベア
2上に載置された空の各整列用トレイT…を投入位置に
順次移動し、等階級別に選別された多数本の各胡瓜K…
を投入用コンベア3上に順次載置して、同投入用コンベ
ア3により向き修正された多数本の各胡瓜K…を整列用
トレイTの各凹状載置部Tb…に対して1本ずつ移載す
る。なお、整列用トレイTに載置される胡瓜Kに不揃い
及び過不足が生じた場合、同位置に待機する作業者の手
で胡瓜Kの載置姿勢及び載置本数を補正する。
【0026】一方、図2、図3に示すように、前工程か
ら搬送供給される空の段ボール箱Bを搬入用コンベア1
8上に順次載置し、同搬入用コンベア18上に載置され
た空の段ボール箱Bを、予め水平位置に待機させた箱傾
斜機5の載置台15に移載する。箱傾斜機5の揺動用シ
リンダ17を作動して、載置台15上に載置された段ボ
ール箱Bを投入方向と対向する斜め姿勢に傾斜する。
【0027】次に、周回用コンベア2上に載置された一
つの整列用トレイTを箱詰め位置に一旦停止した後、胡
瓜投入機4の投入用シリンダ13を作動して、整列用ト
レイTの各凹状載置部Tb…に載置された各胡瓜K…の
後端部にプッシャ板12を当接し、同各胡瓜K…を並列
した状態のままプッシャ板12により投入方向に水平移
動して段ボール箱B内に一括投入する。投入直後、投入
用シリンダ13を復帰作動して、プッシャ板12を初期
位置に復帰させることで、1段分の各胡瓜K…の箱詰め
作業が完了する。
【0028】以下同様に、周回用コンベア2上に載置さ
れた各整列用トレイT…を箱詰め位置に順次移動し、胡
瓜投入機4の投入用シリンダ13を作動して、各整列用
トレイT…に載置された9本の各胡瓜K…をプッシャ板
12により段ボール箱B内に順次投入すると共に、箱傾
斜機5の揺動用シリンダ17を復帰作動して、段ボール
箱B内に投入される胡瓜Kの投入本数及び投入重量に応
じて載置台15を適宜角度に傾動復帰させる。
【0029】適宜本数の胡瓜Kを段ボール箱B内に投入
した後、箱傾斜機5の揺動用シリンダ17を復帰作動し
て、載置台15上に載置された段ボール箱Bを上向き姿
勢に完全復帰させ、同載置台15に載置された箱詰め済
みの段ボール箱Bを搬出用コンベア19に移載して後工
程に搬送供給する。
【0030】以上のように、整列用トレイTに載置され
た9本の各胡瓜K…をプッシャ板12により投入方向に
水平移動し、同各胡瓜K…を並列した状態のまま段ボー
ル箱B内に一括投入するので、従来例のように適宜本数
の各胡瓜K…を吸着保持する箱詰め方法に比べて、作業
及び構成が簡単となり、胡瓜Kの箱詰め作業が容易に行
える。しかも、9本の各胡瓜K…を並列した状態のまま
投入方向に水平移動して一括投入するので、適宜本数の
各胡瓜K…を吸着保持したり、或いは、1本ずつ手作業
により箱詰めするような手間及び作業が省け、箱詰め作
業に要する時間を短縮して、作業の省力化及び能率アッ
プを図ることができる。
【0031】図5は2枚の各プッシャ板23,23を投
入方向に周回移動して、整列用トレイTに載置された9
本の各胡瓜K…を段ボール箱B内に順次投入する第2実
施例の胡瓜投入機4を示し、同機は、周回用コンベア2
上に設定した箱詰め位置上部に各プーリ20,21を軸
支し、同各プーリ20,21間に張架した周回用ベルト
22上に2枚の各プッシャ板23,23を固定してい
る。つまり、周回用コンベア2上に載置された各整列用
トレイT…を箱詰め位置に順次移動し、減速機付き送り
用モータ(図示省略)の駆動力により周回用ベルト22
上に固定した各プッシャ板23,23を投入方向に周回
移動して、各整列用トレイT…に載置された9本の各胡
瓜K…を2枚の各プッシャ板23,23により投入方向
に水平移動させ、同各胡瓜K…を並列した状態のまま段
ボール箱B内に順次投入するので、第1実施例ではプッ
シャ板12が初期位置に復帰するまで、箱詰め位置直前
に次の整列用トレイTを待機させるが、2枚の各プッシ
ャ板23,23を投入方向に周回移動することにより、
各整列用トレイT…に載置された9本の各胡瓜K…を段
ボール箱B内に対して連続投入することができ、箱詰め
作業の能率アップを図ることができる。
【0032】図6は整列用コンベア24に載置された9
本の各胡瓜K…をプッシャ板12により投入方向に水平
移動して段ボール箱B内に投入する第3実施例の胡瓜投
入機4を示し、同機は、整列用コンベア24を構成する
ベルト本体24aの上面側短手方向に凹状載置部24b
を形成し、同各凹状載置部24b…をベルト本体24a
の上面側長手方向に対して連続形成している。つまり、
減速機付き送り用モータ(図示省略)の駆動力により整
列用コンベア24を送り方向に回転駆動して、同整列用
コンベア24の各凹状載置部24b…に載置された9本
の各胡瓜K…を箱詰め位置に順次搬送する。同時に、第
1実施例に示すように、胡瓜投入機4を構成するプッシ
ャ板12を投入方向に前後移動させ、整列用コンベア2
4の各凹状載置部24b…に載置された9本の各胡瓜K
…を並列した状態のまま段ボール箱B内に順次投入す
る。
【0033】或いは、第2実施例に示すように、胡瓜投
入機4を構成する各プッシャ板23,23を投入方向に
周回移動させ、整列用コンベア24の各凹状載置部24
b…に載置された9本の各胡瓜K…を並列した状態のま
ま段ボール箱B内に順次投入するので、第1実施例と同
様に、胡瓜Kを吸着保持する箱詰め方法に比べて、作業
及び構成が簡単となり、胡瓜Kの箱詰め作業が容易に行
える。
【0034】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の長尺物箱詰め装置は、実施例の胡
瓜箱詰め装置1に対応し、以下同様に、長尺物は、胡瓜
Kに対応し、箱体は、段ボール箱Bに対応し、長尺物載
置部は、整列用トレイTと、整列用コンベア24とに対
応し、長尺物投入手段は、胡瓜投入機4及び各プッシャ
板12,23と、投入用シリンダ13と、各プーリ2
0,21と、周回用ベルト22とに対応し、プッシャ移
動手段は、投入用シリンダ13に対応し、プッシャ周回
手段は、各プーリ20,21及び周回用ベルト22に対
応し、箱体傾動手段は、載置台15と、支持軸16と、
揺動用シリンダ17とに対応するも、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0035】上述の第1実施例では、周回用コンベア2
上に載置された各整列用トレイT…を箱詰め位置に周回
移動して、同各整列用トレイT…に載置された9本の各
胡瓜K…を段ボール箱B内に順次投入するが、例えば、
チェーンコンベア、ベルトコンベア等の適宜コンベア上
に連結又は固定した各整列用トレイT…を箱詰め位置に
回転移動して、各整列用トレイT…に載置された9本の
各胡瓜K…を段ボール箱B内に順次投入するもよく、第
1実施例の搬送手段のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の胡瓜箱詰め装置による箱詰め動作
を示す全体構成図。
【図2】第1実施例の胡瓜投入機による投入動作を示す
平面図。
【図3】胡瓜投入機による投入動作を示す側面図。
【図4】整列用トレイによる胡瓜の載置状態を示す斜視
図。
【図5】第2実施例の胡瓜投入機による投入動作を示す
側面図。
【図6】第3実施例の胡瓜投入機による投入動作を示す
側面図。
【符号の説明】
B…段ボール箱 K…胡瓜 T…整列用トレイ Tb…凹状載置部 1…胡瓜箱詰め装置 2…周回用コンベア 3…投入用コンベア 4…胡瓜投入機 5…箱傾斜機 12…プッシャ板 13…投入用シリンダ 14…波形シュータ 15…載置台 17…揺動用シリンダ 22…周回用ベルト 23…プッシャ板 24…整列用コンベア 24b…凹状載置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 57/32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺物載置部に並列された適宜本数の各長
    尺物を箱体内部に箱詰めする長尺物箱詰め装置であっ
    て、上記長尺物載置部に並列された適宜本数の各長尺物
    を投入方向に水平移動し、該各長尺物を並列した状態の
    まま箱体内部に投入する長尺物投入手段を設けた長尺物
    箱詰め装置。
  2. 【請求項2】上記長尺物投入手段を、上記長尺物載置部
    に並列された各長尺物の長手側後端部と当接する大きさ
    に形成したプッシャ板と、上記箱体内部に対して各長尺
    物が投入される方向にプッシャ板を前後移動するプッシ
    ャ移動手段とで構成した請求項1記載の長尺物箱詰め装
    置。
  3. 【請求項3】上記長尺物投入手段を、上記長尺物載置部
    に並列された各長尺物の長手側後端部と当接する大きさ
    に形成したプッシャ板と、上記箱体内部に対して各長尺
    物が投入される方向にプッシャ板を周回移動するプッシ
    ャ周回手段とで構成した請求項1記載の長尺物箱詰め装
    置。
  4. 【請求項4】上記箱体を、上記長尺物投入手段により投
    入される長尺物の投入量に応じて適宜角度に傾動する箱
    体傾動手段を設けた請求項1記載の長尺物箱詰め装置。
JP12061294A 1994-05-09 1994-05-09 長尺物箱詰め装置 Pending JPH07300115A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100833545B1 (ko) * 2007-05-15 2008-05-29 주식회사 선진엠앤에스 스푼자동포장기
CN104438145A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 天津市傲景农业科技发展有限公司 近红外光谱冬枣等级分拣装置
CN105109738A (zh) * 2015-08-24 2015-12-02 广西大学 一种自动推送包装平台
CN109279334A (zh) * 2018-10-09 2019-01-29 施成霞 一种环保药剂抽样检查机

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