JPH08319017A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH08319017A
JPH08319017A JP14696495A JP14696495A JPH08319017A JP H08319017 A JPH08319017 A JP H08319017A JP 14696495 A JP14696495 A JP 14696495A JP 14696495 A JP14696495 A JP 14696495A JP H08319017 A JPH08319017 A JP H08319017A
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JP
Japan
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box
article
case
external force
conveying
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JP14696495A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kamishioiri
伸之 上塩入
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を安定して搬入できるようにすること。 【構成】 内側搬送チェーン21に複数の固定把持部材
24が設置され、外側搬送チェーン22に複数の可動把
持部材25が設置され、これら一対の固定把持部材と可
動把持部材との間で箱3を把持して搬送する箱搬送装置
11において、搬入部57には、箱の搬送方向に対し直
角方向から箱が搬入され、更に、この搬入部には、搬入
された箱に搬送方向前方へ向うエア圧を付与してこの箱
を搬送方向前方側の可動把持部材に当接可能とするエア
吹出し装置58を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送装置に係り、特に包
装箱等の物品を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送装置には、実開昭59-153917
号公報記載の考案のように、チェーンに搬送方向前方へ
回倒可能なプッシャを一定ピッチで備え、搬入部におい
て、搬送方向前方向きの外力を物品に付与して、この物
品をプッシャに当接させながら搬入し、搬入後は、プッ
シャにて物品を係止して、物品を確実に搬送するものが
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の搬送装置では、
外力が強すぎて物品がプッシャに衝突しても、プッシャ
が搬送方向前方へ回倒してプッシャの破損等は防止でき
るものの、物品が搬送装置から飛び出してしまうおそれ
がある。
【0004】また、物品の搬入方向が搬送方向と同一で
あることから、物品の重心が著しく前方に偏っていた
り、また物品が短尺状であると、このような物品を良好
に搬入できない不具合がある。
【0005】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、物品を安定して搬入できる搬送装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無端搬送手段に複数の把持部材が設置され、一対の
把持部材間で物品を把持して搬送する搬送装置におい
て、搬入部には、物品搬送方向に対し直角方向から物品
が搬入され、更に、この搬入部には、搬入された物品に
搬送方向前方へ向う外力を付与して、この物品を搬送方
向前方側の上記把持部材に当接可能とする外力付与装置
を備えたものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、外力付与装置は、エアを吹き出してエ
ア圧を外力とするエア吹出し装置であるものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、外力付与装置は、アームを進退させ
て、このアームにて外力を付与する押出し装置であるも
のである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか一に記載の発明において、搬入部の下方に
は、搬入部に搬入された物品を吸引して搬送装置に吸着
可能とする吸引装置が設置されたものである。
【0010】
【作用】請求項1、2又は3に記載の発明には、次の作
用がある。搬入部に外力付与装置が設置され、この外力
付与装置により、搬入部に搬入された物品に搬送方向前
向きの外力を付与して、上記物品を搬送方向前方側の一
方の把持部材に当接させることから、搬入部において、
円弧軌跡の途中にある他方の把持部材が上記物品に衝突
して、この物品を蹴り上げることを防止できる。このた
め、物品を安定して搬入できる。
【0011】また、搬入部における物品搬入方向が物品
搬送方向に対し略直角方向であることから、物品が短尺
状であったり、物品の重心に偏りがあっても、この物品
を搬入部に良好に搬入できる。従って、この場合も、物
品を安定して搬入することができる。
【0012】更に、外力付与装置からの外力によって物
品を搬送方向前方側の一方の把持部材に当接させるの
で、上記外力が大きくても、物品は上記搬送方向前方側
の一方の把持部材に確実に支持され、搬送装置から飛び
出すことがない。この点からも、物品を安定して搬入で
きる。
【0013】請求項4に記載の発明には、次の作用があ
る。搬入部の下方に物品を吸引する吸引装置が設置され
たので、搬入時における物品の跳ね上がりを確実に防止
できる。このため、搬入部への高速搬入を良好に実施で
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1) 第1実施例 図1は、本発明に係る搬送装置の第1実施例が適用され
た箱搬送装置を備えた自動搬送設備を示す全体平面図で
ある。図2は、図1の自動搬送設備の全体側面図であ
る。図3は、図1のIII-III 線に沿う矢視図である。図
4は、図3のIV矢視図である。図5は図3のV 矢視図で
ある。図6は、図5の可動把持部材を示す斜視図であ
る。図7は、図4に示す箱搬送装置の作動を示す側面図
である。
【0015】図1及び図2に示すように、洗剤などの容
器1を段ボール箱などの箱3に自動的に詰込む自動包装
設備10は、箱3を把持して搬送する搬送装置としての
箱搬送装置11と、この箱搬送装置11へ箱3を投入し
て供給する箱供給装置12と、袴2に篏装された容器1
を2列搬送する容器搬送装置13と、箱搬送装置11上
における箱3のフラップを開口保持させ、容器搬送装置
13から所定数の容器1を取出して上記箱3内へ詰込む
充填装置14と、この充填装置14にて容器1が充填さ
れた箱3のフラップを折込んで圧着し包装する包装装置
15と、この包装装置15にて包装された箱3を2個接
着して集合包装箱(ペアケース)4を製造する集合箱製
造装置16と、を有して構成される。
【0016】箱供給装置12は、図3に示すように、物
品としての上記箱3を横倒し状態で供給するシュート装
置17と、このシュート装置17から供給された箱3を
横倒し状態で搬送した後反転させて正立し箱搬送装置1
1へ供給する反転搬送装置18と、シュート装置17に
設置されて箱3を箱搬送装置11へ1個づつ供給する切
出し装置19と、反転供給装置18と箱搬送装置11と
の間に設置されて、正立された箱3をセンタリングする
センタリング装置20と、を有して構成される。
【0017】箱搬送装置11は、図3、図4及び図5に
示すように、無端搬送手段としての2本1組の内側搬送
チェーン21と、2本1組の外側搬送チェーン22とが
同期して走行されるものであり、2本の内側搬送チェー
ン21間に箱3を載置する多数のベース板23が設置さ
れる。内側搬送チェーン21に複数本の固定把持部材2
4が固着され、外側搬送チェーン22に可動把持部材2
5が配設される。可動把持部材25は、内側搬送チェー
ン21及び外側搬送チェーン22の搬送方向に回動可能
に構成され、箱3の製箱精度にバラツキがあっても、こ
の箱3を固定把持部材24との間で把持可能とする。箱
搬送装置11は、このようにして箱3を把持させた状態
で、図4及び図5の矢印A方向に間欠搬送する。
【0018】反転搬送装置18は、図3及び図4に示す
ように、無端搬送手段としての2本の搬送ベルト26が
平行配置され、それぞれが駆動プーリ27及び従動プー
リ28に巻き掛けられたものであり、各搬送ベルト26
に吸引部材としての吸引パッド29が突設され、各搬送
ベルト26の裏面側に、負圧作動部としての負圧作動筒
30が配設されて構成される。
【0019】この反転搬送装置18によって、箱3は横
倒し状態で吸引パッド29に吸着され、搬送ベルト26
の矢印B方向(矢印Aと直角方向)への走行により、直
線搬送部31に沿って矢印B方向に直線搬送され、回転
搬送部32において反転して正立され、前記箱搬送装置
11のベース板23上に供給される。
【0020】前記シュート装置17は、平面視で四方に
固定ガイド板33、前方可動ガイド板34、左方可動ガ
イド板35及び右方可動ガイド板(図示せず)がそれぞ
れ配置されたものである。これらの固定ガイド板33、
前方可動ガイド板34及び左方可動ガイド板35及び右
方可動ガイド板に囲まれて、多数の箱3が、開口を横に
した横倒し状態で収納される。前方可動ガイド板34、
左方可動ガイド板35及び右方可動ガイド板は、箱3の
形状に応じて可動される。このシュート装置17内に収
納された複数の箱3が、切出し装置19によって反転搬
送装置18上へ1個づつ横倒し状態で供給される。
【0021】上記切出し装置19はシュート装置17に
設置され、ストッパ装置36及び送出し装置37を備え
て構成される。このストッパ装置36は、図3に示すよ
うに、シュート装置17内に鉛直方向に積み重ねられた
複数の箱3において、最初に反転搬送装置18へ供給す
べき箱3の上流の箱3、つまり最下位置から2番目の箱
3を左右両方向から把持して、この把持により、最下位
置の箱3以外の箱3が、反転搬送装置18へ供給される
ことを防止する。また、送出し装置37の受板41が、
シュート装置17内で反転搬送装置18へ最初に供給す
べき箱3を支持し、受板41の下降により、この最初に
供給すべき箱3を反転装置18における吸引パッド29
に載置させる。
【0022】図3及び図4に示すように、前述のセンタ
リング装置20は、位置決め部材としての位置決めプレ
ート42と、押出部材としての押出プレート43とを有
して構成される。位置決めプレート42は、箱搬送装置
11のフレーム44に固定されたモータ45からの駆動
力により、箱搬送装置11の搬送センタ46に対し進退
移動可能に構成される。この位置決めプレート42は、
正立した箱3の一側面に当接してその位置決めをなすも
のであり、正立した箱3のセンタが箱搬送装置11の搬
送センタ46と一致するように、箱3のサイズに応じて
位置決めプレート42の距離Lが変更される。
【0023】押出プレート43は、位置決めプレート4
2に対し進退移動して、反転搬送装置18から正立して
供給された箱3の他側面を押圧し、この箱3の一側面を
位置決めプレート42へ当接させて、箱3のセンタを箱
搬送装置11の搬送センタ46に一致させるものであ
る。この押出プレート43の駆動系は、駆動カム47、
駆動レバー48及び連結ロッド49を有して構成され
る。
【0024】駆動カム47の回転により、駆動レバー4
8及び連結ロッド49を介して、押出プレート43が上
述の進退運動を実施し、箱3が反転搬送装置18の回転
搬送部32から箱搬送装置11上へ落下し載置されたと
き、この箱3を位置決めプレート42側へ押圧し、この
箱3のセンタを箱搬送装置11の搬送センタ46と一致
させる。
【0025】ここで、箱搬送装置11の可動把持部材2
5は、図4、図5及び図6に示すように、丸棒形状の係
止部50が可動部51に固着され、外側搬送チェーン2
2に固定部52が固着され、上記可動部51がピン54
を介して固定部52に対し、図6の矢印M及びN方向に
回動可能に配設されたものである。そして、可動部51
及び固定部52間に圧縮スプリング55が介装され、係
止部50は上記M方向にばね付勢されている。従って、
この可動把持部材25により、固定把持部材24との間
で箱3が確実に把持可能とされる。
【0026】この可動把持部材25の可動部51には、
箱搬送装置11のフレーム44側にカムフォロア56A
が固着される。一方、フレーム44には、外側搬送チェ
ーン23の搬送方向所定箇所に板カム56が設置され
る。上記カムフォロア56Aは、外側搬送チェーン22
の矢印A方向への走行中に板カム56に当接可能とされ
る。これにより、可動部51及び係止部50が圧縮スプ
リング55のばね付勢力に抗してN方向に回動し、この
可動把持部材25と固定把持部材24とのピッチが拡大
して、箱3の搬出入が容易化される。
【0027】さて、箱搬送装置11は、図3及び図4に
示すように、搬入部57において反転搬送装置18から
箱3が搬入されるが、この搬入は、箱搬送装置11の搬
送方向に対し直角な上方からなされる。この搬入部57
では、図7に示すように、固定把持部材24及び可動把
持部材25は回転円弧の軌跡を描いて移動するが、これ
ら一対の固定把持部材24及び可動把持部材25間に箱
3が搬入(投入)された際にも、固定把持部材24は上
記回転軌跡の途中にある。
【0028】また、箱搬送装置11の搬入部57には、
この箱搬送装置11の搬送方向後方側に、外力付与装置
としてのエア吹出し装置58が設置されている。このエ
ア吹出し装置58は、搬入部57に搬入された箱3へエ
ア59を吹き出して、この箱3へ外力としてのエア圧を
作用し、箱3を箱搬送装置11の搬送方向前方側の可動
把持部材25へ当接可能とする(図7(C))。
【0029】ここで、箱搬送装置11の搬入部57に上
記エア吹出し装置58が設置されない場合には、図10
及び図11に示すように、箱3の安定搬入が阻害され
る。つまり、センタリング装置20の位置決めプレート
42と押出しプレート43との位置決めに際し、箱3と
位置決めプレート42或いは押出しプレート43とのク
リアランスtがt=1.5mm である場合(図10(C))
には、箱搬送装置11の搬入部57において回転軌跡の
途中にある固定把持部材24が、搬入され且つセンタリ
ング装置20にて位置決めされた箱3を斜め上方へ向っ
て蹴り上げてしまい(図10(A))、この箱3は傾い
て搬送されてしまうことがある(図10(B))。
【0030】この蹴り上げを防止するために、センタリ
ング装置20の位置決めプレート42或いは押出しプレ
ート43と箱3とのクリアランスtをt≒0 とした場合
には(図11(D))、箱搬送装置11の搬入部57に
搬入され、且つ位置決めプレート42及び押出しプレー
ト43にて位置決めされた箱3は(図11(A))、こ
れら位置決めプレート42及び押出しプレート43に把
持された状態で箱搬送装置11のベース板23にて搬送
されるため、搬送方向前方側が持ち上げられて傾き(図
11(B))、その後、この箱3が固定把持部材24に
当接して箱搬送装置11から飛び出してしまうことがあ
る(図11(C))。
【0031】これらに対し、本実施例においては、図4
に示すようにエア吹出し装置58が設置されたので、セ
ンタリング装置20の位置決めプレート42と押出しプ
レート43とのクリアランスtをt=1.5mm に設定した
場合でも、固定把持部材24による箱3の蹴り上げが防
止される。
【0032】つまり、箱搬送装置11の内側搬送チェー
ン21及び外側搬送チェーン22が停止状態にあるとき
に、反転搬送装置18から垂直下向きに搬入部57へ箱
3が搬入(投入)され(図7(A))、引き続き、セン
タリング装置20の押出しプレート43が進出作動し
て、この押出しプレート43と位置決めプレート42に
より箱3がセンタリングされる(図7(B))。その
後、エア吹出し装置58からエア59が吹き出されて箱
3にエア圧が作用し、この箱3を箱搬送装置11の搬送
方向前方側へ移動させて、可動把持部材25の係止部5
0に当接させる(図7(C))。
【0033】次に、箱搬送装置11の内側搬送チェーン
21及び外側搬送チェーン22が移動してベース板23
上の箱3を搬送させるが、この間にもエア吹出し装置5
8からエア59が吹き出され続けて、箱3は可動把持部
材25への当接状態が保持される(図7(D))。従っ
て、このとき、回転軌跡の途中にある固定把持部材24
と箱3の搬送方向後方側面60との間に隙間Tが確保さ
れて、箱3は固定把持部材24により蹴り上げられるこ
とが防止される。
【0034】エア吹出し装置58のエア59の吹き出し
は、固定把持部材24が箱搬送装置11の搬送方向に対
し直立状態となるまで実施され(図7(E))、センタ
リング装置20の押出しプレート43が後退作動すると
同時に停止される(図7(F))。このとき、ほぼ同時
に、可動把持部材25のカムフォロア56Aが板カム5
6から外れて、この可動把持部材25と固定把持部材2
4との間で箱3が挟持される。
【0035】上記実施例によれば、箱搬送装置11の搬
入部57にエア吹出し装置58が設置され、このエア吹
出し装置58により、搬入部57に搬入された箱3に搬
送方向前向きのエア圧を付与して、上記箱3を搬送方向
側の可動把持部材25に当接させることから、搬入部5
7において、円弧軌跡の途中にある固定把持部材24が
箱3に衝突して、この箱3を蹴り上げることを防止でき
る。このため、箱3を安定して搬入することができる。
【0036】また、搬入入部57における反転搬送装置
18からの箱搬入方向が、箱搬送装置11の搬送方向に
対し直角方向であることから、箱3が短尺状であった
り、箱3の重心に偏りがあっても、この箱3を搬入部5
7に良好に搬入できる。従って、この場合にも、箱3を
安定して搬入できる。
【0037】更に、エア吹出し装置58からのエア圧に
よって箱3を可動把持部材25に当接させるので、この
エア圧が大きくても、箱3は可動把持部材25に確実に
支持され、箱搬送装置11から飛び出すことがない。こ
の点からも、箱3を安定して搬入できる。
【0038】(2) 第2実施例 図8は、本発明に係る搬送装置の第2実施例が適用され
た箱搬送装置の作動を示す側面図である。この第2実施
例において、前記第1実施例と同様な部分は、同一の符
号を付すことにより説明を省略する。
【0039】この実施例における箱搬送装置61では、
外力付与装置として、前記実施例のエア吹出し装置58
の代わりに押出し装置62が設置されている。この押出
し装置62は、例えばサーボモータ等の可逆モータ63
にスクリューアーム64を連結し、可逆モータ63の正
逆回転によりスクリューアーム64を進退させるもので
ある。スクリューアーム64の進出時に箱3に外力が付
与される。
【0040】押出し装置62のスクリューアーム64の
進出による外力の付与は、センタリング装置20におけ
る押出しプレート43の進出作動(図8(B))後実施
され(図8(C))、箱搬送装置61の固定把持部材2
4が箱搬送装置61の搬送方向に対し直立するまで実施
される(図8(D))。上述の如く、固定把持部材24
が直立した段階で、押出し装置62の可逆モータ63を
逆転させてスクリューアーム64を後退させる(図8
(E))。このとき、センタリング装置20の押出しプ
レート43も後退させ、箱3は、固定把持部材24と可
動把持部材25に挟持されて搬送される。
【0041】上記実施例においても、押出し装置62
が、箱搬送装置61の搬入部57に搬入された箱3に、
箱搬送装置61の搬送方向前向きの外力を付与すること
から、前記第1実施例と同様な効果を奏する。
【0042】(3) 第3実施例 図9は、本発明に係る搬送装置の第3実施例が適用され
た箱搬送装置の作動を示す側面図である。この第3実施
例において、前記第1実施例と同様な部分は、同一の符
号を付すことにより説明を省略する。
【0043】この実施例における箱搬送装置71は、第
1実施例の搬入部57の下方に吸引装置72を設置した
ものである。この吸引装置72は、バケット73と図示
しない真空源を備え、バケット73が箱搬送装置71の
搬入部57におけるベース板23の下方に配置される。
真空源は、箱搬送装置71や反転搬送装置18の間欠搬
送のタイミングに拘らず常に作動し、バケット73内を
常時負圧状態に保つ。
【0044】従って、この箱搬送装置71においては、
第1実施例の箱搬送装置71の効果に加え、吸引装置7
2が搬入部57に搬入された箱3を直ちにベース板23
に吸着するので、搬入時における箱3の跳ね上がりを確
実に防止できる。このため、搬入部57への高速搬入、
つまり箱搬送装置71及び反転搬送装置18の高速搬送
を良好に実施できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る搬送装置に
よれば、物品を安定して搬入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る搬送装置の第1実施例が
適用された箱搬送装置を備えた自動搬送設備を示す全体
平面図である。
【図2】図2は、図1の自動搬送設備の全体側面図であ
る。
【図3】図3は、図1のIII-III 線に沿う矢視図であ
る。
【図4】図4は、図3のIV矢視図である。
【図5】図5は図3のV 矢視図である。
【図6】図6は、図5の可動把持部材を示す斜視図であ
る。
【図7】図7は、図4に示す箱搬送装置の作動を示す側
面図である。
【図8】図8は、本発明に係る搬送装置の第2実施例が
適用された箱搬送装置の作動を示す側面図である。
【図9】図9は、本発明に係る搬送装置の第3実施例が
適用された箱搬送装置の作動を示す側面図である。
【図10】図10は、箱搬送装置の他の例を示す側面図
である。
【図11】図11は、箱搬送装置の更に他の例を示す側
面図である。
【符号の説明】
11 箱搬送装置 18 反転搬送装置 21 内側搬送チェーン 22 外側搬送チェーン 24 固定把持部材 25 可動把持部材 57 搬入部 58 エア吹出し装置 59 エア 62 押出し装置 64 スクリューアーム 72 吸引装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端搬送手段に複数の把持部材が設置さ
    れ、一対の把持部材間で物品を把持して搬送する搬送装
    置において、 搬入部には、物品搬送方向に対し略直角方向から物品が
    搬入され、 更に、この搬入部には、搬入された物品に搬送方向前方
    へ向う外力を付与して、この物品を搬送方向前方側の上
    記把持部材に当接可能とする外力付与装置を備えたこと
    を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 外力付与装置は、エアを吹き出してエア
    圧を外力とするエア吹出し装置である請求項1に記載の
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 外力付与装置は、アームを進退させて、
    このアームにて外力を付与する押出し装置である請求項
    1に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 搬入部の下方には、搬入部に搬入された
    物品を吸引して搬送装置に吸着可能とする吸引装置が設
    置された請求項1ないし3のいずれか一に記載の搬送装
    置。
JP14696495A 1995-05-23 1995-05-23 搬送装置 Pending JPH08319017A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104418144A (zh) * 2013-09-10 2015-03-18 北新集团建材股份有限公司 一种板材的转向传输设备及其转向传输方法
JP2019038621A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 株式会社北上エレメック トレイの搬送装置

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JPS5436469U (ja) * 1977-08-18 1979-03-09

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