JP2019038621A - トレイの搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化することなく時間ロスも生じることなく、トレイを上側から支持テーブルに移送して容易に位置決めできるようにする。【解決手段】 製品供給機から供給される製品の受取位置XでトレイTを支持可能な支持テーブル1を設け、水平方向後方に空のトレイTを一時的に支持する中間テーブル2を設け、エアを噴射して中間テーブル2上の空のトレイTを支持テーブル1に移送する移送エアノズル40を設け、移送されたトレイTを支持テーブル1上の移送方向の所定位置に停止させる前方ストッパ43を設け、支持テーブル1の一側部側から他側部側へ向けてエアを噴射して支持テーブル1上のトレイTを他側部側に押す側部エアノズル50を設け、エアによって押されたトレイTを支持テーブル1上の幅方向の所定位置に停止させる側部ストッパ53を設けた。【選択図】 図1

Description

本発明は、製品供給機としての例えば射出成形機で成形された製品を受取って収納するトレイを搬送するトレイの搬送装置に関する。
従来、この種のトレイの搬送装置としては、例えば、特開2003−137433号公報に掲載されたものが知られている。これは、製品供給機としての射出成形機で成形されて供給される製品を受取って収納するトレイを搬送するもので、空のトレイを積層してなる積層体を設置し、この積層体の最下位にあるトレイに対して真空吸着機能のある載置板を昇降シリンダ装置により上昇させ、この状態で積層体の最下位にあるトレイを載置板に吸着して取出し、それから昇降シリンダ装置によりこの載置板を下降させる。
図24を用い、更に、この載置板201を昇降シリンダ装置200とともに射出成形機から供給される製品を受取る受取位置202の下側に搬送手段203により移動させる。この位置で、昇降シリンダ装置200により載置板201を上昇させ、載置板201に吸着したトレイTを受取位置202に位置させる。受取位置202においては、トレイTを左右一対の保持シリンダ装置204で挟んで保持するようにしている。そして、この受取位置202で図示外の射出成形機から供給される製品を空のトレイTに受取って収納させる。その後、製品が収納されたトレイTを別の搬送手段205のチャックにより保持して図示外の積層位置に搬送し、搬送手段205のチャックからトレイTを解除して順に積層し、所要数のトレイが積層したならば、この積層したトレイ群を移動して排出するようにしている。
特開2003−137433号公報
ところで、この従来のトレイの搬送装置Saにあっては、トレイTの受取位置202において、左右の保持シリンダ装置204によりトレイTを保持しているので、保持シリンダ装置204のストロークの設定が煩雑で保持がやりにくくなっており、位置決め調整が複雑化しているという問題があった。特に、大きさや形状の異なるトレイに変更する場合には、煩雑になる。
これを解決するために、例えば、支持テーブルにトレイを上側から載置して支持し、位置決め調整を容易にすることが考えられる。しかしながら、この従来のトレイの搬送装置Saにおいては、搬送手段203により下側からトレイTを移送するようにしているので、実質的に実現が難しい。そのため、上側からトレイを移送する機構を用いることも考えられるが、このトレイの移送の際に移送機構が受取位置の上方に進出するようになると、受取位置においては射出成形機からの製品がトレイの上側から供給されるので、製品の供給の際には、トレイの移送機構を退避させなければならないことから、進出及び退避させる分、それだけ装置が大型化してしまうとともに、時間ロスが生じ、製品の受取効率を損ねる。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、できるだけ大型化することなく、時間ロスも生じることなく、トレイを上側から移送して支持テーブルに支持して位置決めできるようにし、受取位置でのトレイの位置決め調整の簡略化を図ったトレイの搬送装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明のトレイの搬送装置は、製品供給機から供給される製品を空のトレイに受取って収納させる受取位置に該空のトレイを移送し、該トレイをこれに製品が収納されるまで該受取位置に滞在させ、その後、該製品が収納されたトレイを排出するトレイの搬送装置において、
上記受取位置で上記トレイを支持可能な支持テーブルを設け、上記受取位置の水平方向後方に上記移送する空のトレイを一時的に支持する中間テーブルを設け、該中間テーブルの後方から前方の上記受取位置にある支持テーブルに向けてエアを噴射し該噴射されるエアによって該中間テーブル上の空のトレイを該支持テーブルに移送する移送エアノズルを設け、該移送エアノズルから噴射されるエアによって移送されたトレイを該支持テーブル上の移送方向の所定位置に停止させる前方ストッパを設けた構成としている。
これにより、トレイに製品を収納させる際には、先ず、中間テーブルに空のトレイが移送される。この状態で、移送エアノズルからエアが噴射され、噴射されたエアによって中間テーブル上の空のトレイが押されて支持テーブルに移送される。移送されたトレイは前方ストッパによって停止させられるので、支持テーブル上の移送方向の所定位置に位置決めされる。この状態で、例えば射出成形機等の製品供給機から製品が供給され、この製品は支持テーブル上の空のトレイに受取られて収納させられる。
この場合、トレイを移送エアノズルのエア噴射により中間テーブルから支持テーブルに移送するので、トレイの移送機構を受取位置の上方に進出させてそれから退避させる必要がないことから、それだけ装置が大型化することを防止することができる。また、トレイをエア噴射により移送するので、移送機構を進出及び退避させる分の時間ロスが生じる事態を防止することができ、それだけ、製品の受取効率を損ねる事態を防止することができる。
また、トレイを前方ストッパによる停止によって位置決めすることができるので、従来のように、保持シリンダ装置で保持しなくても良いことから、位置決めが容易になる。特に、トレイには、製品の大きさや数等によって、大きさや形状の異なる種々のトレイがあり、供給される製品の種類によってトレイを変更する場合があるが、その場合でも、トレイを前方ストッパによる停止によって位置決めすることができるので、逐一トレイに合わせた複雑な位置調整を行なわなくても良く、作業性を大幅に向上させることができる。
更にまた、受取位置において、製品供給機から供給される製品を空のトレイに受取って収納させるが、この間に、次のトレイを中間テーブルに移送させておくことができる。そのため、製品が収納されたトレイを排出した後、すぐまた次のトレイを移送エアノズルのエア噴射により中間テーブルから支持テーブルに移送することができる。そのため、製品収納のインターバルを極めて短くすることができ、収納効率を向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記受取位置にある支持テーブルの一側部側から他側部側へ向けてエアを噴射し該噴射されるエアによって該支持テーブル上のトレイを該他側部側に押す側部エアノズルを設け、上記受取位置にある支持テーブルの他側部側で上記側部エアノズルから噴射されるエアによって押されたトレイを該支持テーブル上の幅方向の所定位置に停止させる側部ストッパを設けた構成としている。
これにより、支持テーブル上において前方ストッパに停止させられたトレイに対して、側部エアノズルからエアが噴射され、噴射されたエアによって支持テーブル上で空のトレイが押されて側部ストッパに停止させられ、この側部ストッパによって、トレイは、支持テーブル上の幅方向の所定位置に位置決めされる。そのため、トレイは、前方ストッパによる移送方向の位置決めに加えて、幅方向にも位置決めされるので、トレイの位置決めを確実にすることができる。また、この幅方向の位置決めにおいても、トレイを側部ストッパによる停止によって位置決めすることができるので、位置決めが容易になるとともに、トレイの変更の際にも、逐一トレイに合わせた複雑な位置調整を行なわなくても良く、作業性を大幅に向上させることができる。
また、必要に応じ、上記中間テーブルを、テーブル面に直交する軸を中心に回転可能にし、該中間テーブル上のトレイの該中間テーブルから支持テーブルへ移送される移送方向に沿う向きが180°反転するように、該中間テーブルを回転させる回転機構を設けた構成としている。
これにより、トレイの向きを180°反転させることができるので、例えば、トレイが、同方向積層時に下位のトレイに上位のトレイを収納することができ、反転方向積層時に下位のトレイと上位のトレイとの間に製品の収納空間を形成できる所謂入れ子型のトレイの場合、有用になる。例えば、同方向積層された入れ子型のトレイを、上から順に取出して支持テーブルに移送し、製品を収納した後は、これらのトレイを交互に反転方向積層させたい場合、取り出された空のトレイを中間テーブルで回転機構により1つおきに180°反転させることで、製品を収納した後に、容易にトレイを交互に反転方向積層させることができるようになる。
更に、必要に応じ、空のトレイを積層してストックするスタッカと、該スタッカの上部に設けられストックされた最上位のトレイを取出し上記中間テーブルに移送する取出し移送部とを設けた構成としている。スタッカにストックされ積層された空のトレイを取出し移送部で取出すので、省スペース化を図ることができる。
この構成においては、上記スタッカを、空のトレイを積層して支持可能なストックテーブルを備え、該ストックテーブルを上下動可能にし、該ストックテーブルを上下動させてストックテーブル上の最上位のトレイを取出し移送部による取出し位置に位置させる上下動機構を備えて構成し、
上記取出し移送部を、上記取出し位置にあるストックテーブル上の最上位のトレイを把持位置で把持するとともに中間テーブルに対峙した所定の把持解除位置で把持解除する把持ハンドと、該把持ハンドを把持位置及び把持解除位置の2位置に移動させる把持ハンド移動機構とを備えて構成することができる。
また、この場合、上記ストックテーブルを一対並設して設け、各ストックテーブルに夫々トレイを支持するようにし、上記取出し移送部を、一対のストックテーブル上にある最上位の一対のトレイを同時に取出して移送する構成にし、上記中間テーブル及び支持テーブルを一対のトレイを並置できる大きさに形成したことが有効である。一対のトレイを同時に搬送するので、受取位置での製品の受取個数を多くすることができ、特に、製品供給機から供給される製品が同時に複数ある場合、製品の受取効率を向上させることができる。また、製品供給機から供給される製品が同時に複数種供給される場合、これを一対のトレイ毎に分別して収納することができ、この点でも製品の受取効率を向上させることができる。例えば、製品供給機が射出成形機であって、1つの金型で2品種の製品を成形する場合、これを一対のトレイ毎に分別して収納することができる。
更に、必要に応じ、上記支持テーブルをトレイを支持する支持位置及び該トレイを上記前方ストッパに停止させた状態で該支持位置から退出し該トレイを下方に落下させる退出位置の2位置に移動可能にし、上記支持テーブルを支持位置及び退出位置の2位置に移動させる支持テーブル移動機構を備え、上記支持テーブルを退出位置にして該トレイを下方に落下させることにより排出する構成としている。
これにより、空のトレイを支持して製品供給機から供給される製品を空のトレイに受取って収納させるときは、支持テーブル移動機構により支持テーブルを支持位置に位置させ、トレイに製品を収納し終わったならば、支持テーブル移動機構により支持テーブルを退出位置に位置させる。この退出位置では、トレイは支持テーブルの支持を失うので、下方に落下して排出される。そのため、製品が収納されたトレイを受取位置から従来のチャックなどで保持して移動させなくても良く、それだけ、機構を簡略化することができる。
この場合、上記支持テーブルの排出位置で落下するトレイを受けて排出する排出部を設け、該排出部を、上記下方に落下したトレイを受けるとともに積層して支承可能な段積テーブルを備え、該段積テーブルを上下動可能にし、該段積テーブルを上下動させて段積テーブル上の最上位のトレイが可能な限り支持テーブルに近接した位置に位置させる昇降動機構を備えて構成したことが有効である。
これにより、トレイに製品を収納し終わったならば、支持テーブルを退出位置に位置させてトレイを下方に落下して排出させるが、排出部の昇降動機構が、段積テーブルを上下動させて段積テーブル上の最上位のトレイが可能な限り支持テーブルに近接した位置に位置させるので、落下したトレイの落下距離が極めて少なくなり、そのため、大きな衝撃を与えることなく、トレイを積層させて排出させることができる。
また、この場合、上記段積テーブル上のトレイが所定数に積層したとき、該段積テーブル上のトレイの積層体を、該段積テーブルから押出して移転する移転機構を備えることができる。移転機構により、所定数のトレイの積層体を順次移転できるので、排出後のトレイの搬送を容易にすることができる。
本発明によれば、空のトレイを移送エアノズルのエア噴射により移送するので、トレイの移送機構を受取位置の上方に進出させてそれから退避させる必要がないことから、それだけ装置が大型化することを防止することができる。また、移送機構を進出及び退避させる分の時間ロスが生じる事態を防止することができ、それだけ、製品の受取効率を損ねる事態を防止することができる。
また、トレイはエア噴射によって支持テーブル上に位置決めすることができるので、従来のように、保持シリンダ装置で保持しなくても良いことから、位置決め調整が容易になる。特に、トレイには、製品の大きさや数等によって、大きさや形状の異なる種々のトレイがあり、供給される製品の種類によってトレイを変更する場合があるが、その場合でも、トレイはエア噴射によって支持テーブル上に位置決めすることができるので、逐一トレイに合わせた複雑な位置調整を行なわなくても良く、作業性を大幅に向上させることができる。また、一対のトレイを同時に取出して移送する構成にした場合には、2種の製品を同時に混在させずに分別して積載することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置が取り扱うトレイの一例を示し、(a)(b)は同方向積層の状態を示す平面図及び正面図、(c)(d)は反転方向積層の状態を示す平面図及び正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置を示す要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置を示す別の要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置の移送エアノズル(側部エアノズル)をその取付け状態とともに示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、取出し移送部がスタッカからトレイを取出すときの状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、取出し移送部がスタッカからトレイを取出して移送するときの状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、取出し移送部の把持ハンドがトレイを中間テーブルに支持させるときの状態を示し、(a)は把持ハンドの把持解除時のる要部正面図、(b)は把持ハンドの把持解除後の要部正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、トレイが中間テーブルに支持された状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、トレイが中間テーブルに支持されて回転させられるときの状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、トレイが移送エアノズルから噴射されるエアによって中間テーブルから支持テーブルに移送された状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、支持テーブルに移送されたトレイを側部エアノズルから噴射されるエアによって押された状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、支持テーブルに移送されたトレイに製品が供給されて収納された状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、支持テーブルが支持位置から退出位置に移動した状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、支持テーブルが退出位置から支持位置に移動した状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、トレイが段積テーブルに積層された状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、段積テーブルに積層されたトレイの積層体が降下する状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、段積テーブルに積層されたトレイの積層体が移転機構により移転されるときの状態を示し、(a)は要部平面図、(b)は要部正面図である。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、スタッカの動作工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、取出し移送部がスタッカからトレイを取出して移送する工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、中間テーブルの動作工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、段積テーブルの動作工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置において、移転機構の動作工程を示すフローチャートである。 従来のトレイの搬送装置の一例を模式的に示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置について詳細に説明する。
図1乃至図18に示すように、本発明の実施の形態に係るトレイの搬送装置Sは、製品供給機としての射出成形機(図示せず)に付帯して設けられ、射出成形機で成形された例えば電子部品用のプラスチック製品W(図2,図13乃至15,図18)を収納するトレイTを搬送する。
図2に示すように、本実施の形態に係るトレイの搬送装置Sに適用されるトレイTは、図2(a)(b)に示すように、同方向積層時に下位のトレイTに上位のトレイTを収納することができ、図2(c)(d)に示すように、反転方向積層時に下位のトレイTと上位のトレイTとの間に製品Wの収納空間を形成できる所謂入れ子型のトレイTである。詳しくは、トレイTは、複数の製品Wが収納される上開口のセルTaを行列状(図では、3個×5個)に備え、全体が略直方体状に形成されている。そして、トレイTは、これを積層した際、図2(a)(b)に示すように、下位のトレイTの長手方向一端及び他端が上位のトレイTの長手方向一端及び他端と互いにその位置関係が同じになる同方向積層のとき下位のトレイTのセルに対して上位のトレイTのセルが収納され、図2(c)(d)に示すように、下位のトレイTの一端及び他端が上位のトレイTの一端及び他端と互いにその位置関係が逆になる反転方向積層のとき下位のトレイTのセルTaに収納空間ができるように上位のトレイTが下位のトレイTに支持されるように形成されている。トレイTの開口側には、反転方向積層のとき上位のトレイTの底部の一部が支持される段部Tbが形成されている。
実施の形態に係るトレイの搬送装置Sは、射出成形機から供給される製品Wを空のトレイTに受取って収納させる受取位置Xに、この空のトレイTを移送し、このトレイTをこれに製品Wが収納されるまで受取位置Xに滞在させ、その後、製品Wが収納されたトレイTを排出するものである。射出成形機は、受取位置Xにおいて、成形した製品Wを製品取出し機構(図示せず)によって取出して順に空のトレイTのセルに収納する。そして、本搬送装置Sは、受取位置XでトレイTを支持可能な支持テーブル1と、受取位置Xの水平方向後方に、移送する空のトレイTを一時的に支持する中間テーブル2を設けて構成されている。
詳しくは、実施の形態に係るトレイの搬送装置Sは、機台3を備えている。機台3は、図1及び図3に示すように、矩形状の下部ベース部4と、下部ベース部4の少なくとも4つのコーナー部から立設された複数の支柱5と、支柱5の上端に設けられた矩形状の上部ベース部6とを備えている。機台3の上部ベース部6の前方には、矩形枠状の支持フレーム7が突設されており、支持フレーム7の上部ベース部6に隣接する部位が、受取位置Xとして構成されている。この支持フレーム7に、受取位置XでトレイTを支持可能な支持テーブル1が設けられている。また、受取位置Xの水平方向後方の上部ベース部6に中間テーブル2が備えられている。
また、機台3には、空のトレイTを積層してストックするスタッカ10と、スタッカ10の上部に設けられストックされた最上位のトレイTを取出し、中間テーブル2に移送する取出し移送部20とが設けられている。スタッカ10は、図1及び図3に示すように、下部ベース部4の後方に連設された矩形状の下部枠11と、下部枠11の少なくとも4つのコーナ部から立設された複数の支柱12と、支柱12の上端に設けられた矩形状の上部枠13とを備えている。機台3の後部のコーナ部の支柱5はスタッカ10の支柱12としても用いられている。また、スタッカ10は、空のトレイTを積層して支持可能なストックテーブル14を備えている。ストックテーブル14は、4つのコーナ部の支柱に対してスライダ15を介して上下動可能に支持されている。ストックテーブル14は、一対並設して設けられており、各ストックテーブル14に夫々トレイTを支持するようにしている。トレイTは同方向積層されてストックテーブル14に支持される。
そして、図1,図3及び図6に示すように、スタッカ10は、各ストックテーブル14毎に設けられ、ストックテーブル14を上下動させてストックテーブル14上の最上位のトレイTを取出し移送部20による取出し位置E(図6)に位置させる上下動機構16を備えて構成されている。上下動機構16は、一端がストックテーブル14に結着された索体17a(図6)及び各部に支持された複数の滑車17b(図6)からなる滑車機構17と、索体17aの他端側を巻取り巻戻しするプーリ18aを有した電動モータ18とを備えて構成されている。電動モータ18は下部ベース部4に支持されている。上下動機構16は後述の制御部80により制御される。
取出し移送部20は、図1,図3,図6乃至図8に示すように、取出し位置Eにあるストックテーブル14上の最上位のトレイTを把持位置Ha(図6(b))で把持するとともに中間テーブル2に対峙した所定の把持解除位置Hb(図8(a))で把持解除する把持ハンド21と、把持ハンド21を把持位置Ha及び把持解除位置Hbの2位置に移動させる把持ハンド移動機構22とを備えて構成されている。把持ハンド21は、一対の各トレイT毎に、夫々対応して、一対ずつ設けられている。一方のトレイTを把持する一対の把持ハンド21は前後方向に配置され、他方のトレイTを把持する一対の把持ハンド21は前後方向に配置されて、上下動可能な取付体23に取付けられている。
把持ハンド移動機構22は、図3,図6及び図7に示すように、取付体23を上下動させるエアシリンダ装置24と、エアシリンダ装置24を支持するとともに前後方向に移動可能な移動体25と、移動体25をスライダ26を介して移動可能に支持し、スタッカ10に脚部を介して支持される支持レール27と、支持レール27の側部に設けられスライダ26を前後動させる周知のロッドレスエアシリンダ28とを備えて構成されている。ロッドレスエアシリンダ28は、スライダ26及び移動体25を介して把持ハンド21をスタッカ10のストックテーブル14に対向する位置(図6(b))及び中間テーブル2に対向する位置(図7(b))に移動させる。把持ハンド移動機構22のエアシリンダ装置24,ロッドレスエアシリンダ28の作動及び把持ハンド21の開閉により、取出し移送部20は、一対のストックテーブル14上にある最上位の一対のトレイTを同時に取出して移送可能に構成されている。把持ハンド移動機構22は後述の制御部80により制御される。
中間テーブル2は、図3に示すように、スタッカ10にストックされ取出し移送部20から取出されて移送され一対のトレイTを並置できる大きさに形成されており、幅方向両側にはトレイTの落下を阻止する側壁2aが立設されている。上部ベース部6の前部には、中間テーブル2から支持テーブル1に向けて移動するトレイTをスライド可能に支持するスライド板30が設けられている。スライド板30の支持面は、中間テーブル2よりも僅かに低い位置に設定されている。また、図6及び図10に示すように、中間テーブル2は、テーブル面に直交する軸を中心に回転可能になっており、回転機構31を介して上部ベース部6に設けられている。回転機構31は中間テーブル2を回転させる軸を有したエア式ロータリーアクチュエータ32で構成されており、このエア式ロータリーアクチュエータ32は、中間テーブル2上のトレイTの中間テーブル2から支持テーブル1へ移送される移送方向に沿う向きが180°反転するように、中間テーブル2を回転させる。回転機構31を構成するエア式ロータリーアクチュエータ32は、後述の制御部80により制御され、中間テーブル2を、トレイTが移送されて載置される1回おき毎に180°回転させる。制御部80は、トレイTのスタッカ10からの取出しをカウントしており、カウント値が偶数のとき回転機構31のエア式ロータリーアクチュエータ32を駆動して中間テーブル2を180°反転させる。後述もするが、トレイTはスタッカ10に同方向積層されているが、この回転機構31による回転により排出時に反転方向積層させられる。
また、図4,図14及び図15等に示すように、支持テーブル1は、トレイTを支持する支持位置Ya及びトレイTを後述の前方ストッパ43に停止させた状態でこの支持位置Yaから退出しトレイTを下方に落下させる退出位置Yb(図14)の2位置に移動可能に、支持フレーム7に支持されている。支持テーブル1は、網状に形成され、一対のトレイTを並置できる大きさに形成されており、中間テーブル2及びスライド板30よりも支持面が低い位置になるように、両側部がスライダ33を介して支持フレーム7の両側をレール34としてこれにスライド可能に支持されている。また、一方のレール34の外側には、支持テーブル1を支持位置Ya及び退出位置Ybの2位置に移動させる支持テーブル移動機構35が設けられている。支持テーブル移動機構35は、スライダ33を前後動させる周知のロッドレスエアシリンダ36で構成されている。これにより、支持テーブル1を退出位置Ybに移動させて、トレイTを下方に落下させることにより排出するようにしている。
そしてまた、本装置Sにおいては、図1,図3乃至図5,図9及び図11等に示すように、中間テーブル2の後方から前方の受取位置Xにある支持テーブル1に向けてエアを噴射し、噴射されるエアによって中間テーブル2上の空のトレイTを支持テーブル1に移送する移送エアノズル40が設けられている。移送エアノズル40は、中間テーブル2に並置された、一対のトレイTに夫々対応して、一対設けられており、図5に示すように、上部ベース部6の後端にトレイTの端面に対面するように立設した板体41に、ネジ手段42により固定されている。移送エアノズル40から噴射されるエアは板体41の表面から拡開してトレイTの端面を押して、トレイTを受取位置X側へ移動させる。
また、支持フレーム7の上方には、移送エアノズル40から噴射されるエアによって移送されたトレイTを、支持テーブル1上の移送方向の所定位置に停止させる前方ストッパ43が設けられている。図4に示すように、支持フレーム7の機台3側の両側上方には、支持フレーム7の両側に沿って支持テーブル1の略前後長さ分に対応する長さの一側部棒状体44及び他側部棒状体45が設けられている。一側部棒状体44及び他側部棒状体45は、夫々、機台3の上部ベース部6の前端に立設された立設杆46に支持されている。また、一側部棒状体44及び他側部棒状体45の前端間には、前方棒状体47が架設されている。前方ストッパ43は、この前方棒状体47及びこの前方棒状体47に垂下した垂下板48で構成されている。
更に、本装置Sにおいては、図1,図3乃至図5,図9及び図11等に示すように、受取位置Xにある支持テーブル1の一側部側から他側部側へ向けてエアを噴射し、噴射されるエアによって支持テーブル1上のトレイTを他側部側に押す側部エアノズル50が設けられている。側部エアノズル50は、支持テーブル1に並置された一側部側のトレイTに対応して設けられており、図5に示すように、一側部棒状体44に対してトレイTの側面に対面するように垂設した板体51に、ネジ手段52により固定されている。側部エアノズル50から噴射されるエアは板体51の面から拡開してトレイTの側面を押して、トレイTを受取位置Xの他側部側へ移動させる。
更にまた、本装置Sにおいては、図4,図11及び図12等に示すように、受取位置Xにある支持テーブル1の他側部側で側部エアノズル50から噴射されるエアによって押されたトレイTを支持テーブル1上の幅方向の所定位置に停止させる側部ストッパ53が設けられている。側部ストッパ53は、他側部棒状体45及びこの他側部棒状体45に垂下した垂下板49で構成されている。
また、本装置Sにおいて、図1,図4,図14及び図18等に示すように、支持テーブル1の退出位置Ybで落下するトレイTを受けて排出する排出部60が設けられている。排出部60は、下方に落下したトレイTを受けるとともに積層して支承可能な段積テーブル61を備えて構成されている。段積テーブル61は、トレイTを並置できる大きさに形成されている。段積テーブル61は、機台3の前側の支柱5間に亘る架体62に設けられており、架体62は支柱5に対してスライダ63を介して上下動可能に支持されている。
そして、排出部60は、段積テーブル61を上下動させて段積テーブル61上の最上位のトレイTが可能な限り支持テーブル1に近接した位置に位置させる昇降動機構64を備えている。詳しくは、昇降動機構64は、段積テーブル61を、最初のトレイTを支承する上端位置Za(図14(b))からトレイTが所定数積層された中間位置Zb(図16)を経た下端位置Zc(図17,図18)までの間において、昇降動させる。即ち、支持テーブル1直下であって支持テーブル1と上端位置Zaにある段積テーブル61との間には僅かな間隔が設けられ、及び、支持テーブル1直下であって段積テーブル61上の最上位のトレイTと支持テーブル1の下面との間に僅かな間隔が設けられるように、段積テーブル61の上端位置Zaから中間位置Zbまでの間は、トレイTが一段ずつ積層されるように段階的に降下させられる。昇降動機構64は、一端が架体62に結着された索体65a及び各部に支持された複数の滑車65bからなる滑車機構65と、索体65aの他端側を巻取り巻戻しするプーリ66aを有した電動モータ66とを備えて構成されている。電動モータ66は下部ベース部4に支持されている。昇降動機構64の電動モータ66は、後述の制御部80により制御される。
また、本装置Sは、図1,図4,図17及び図18等に示すように、段積テーブル61上のトレイTが所定数に積層したとき、段積テーブル61上のトレイTの積層体を、押出して排出ステージ74に移転する移転機構70を備えている。この移転機構70は、段積テーブル61の上面を前後方向に進退動可能に設けられ、進出時にトレイTの積層体を押出す押出し板71と、段積テーブル61の下方において架体62に支持され押出し板71を進退動させるロッドレスエアシリンダ72とから構成されている。
更に、本装置Sは、制御部80を備えている。制御部80は、スタッカ10の上下動機3構16の電動モータ18,取出し移送部20における把持ハンド移動機構22のエアシリンダ装置24,ロッドレスエアシリンダ28及び把持ハンド21,中間テーブル2の回転機構31のエア式ロータリーアクチュエータ32,支持テーブル移動機構35のロッドレスエアシリンダ36,移送エアノズル40のエア噴射,側部エアノズル50のエア噴射,排出部60の昇降動機構64の電動モータ66,移転機構70のロッドレスエアシリンダ72等を制御する。制御部80は、各種センサの検知に基づいて、あるいは、射出成形機の製品供給の終了信号等の各種信号に基づいて制御を行う。
センサとしては、スタッカ10においては、図示しないが、一方のストックテーブル14の上端を検知する一方上端リミットセンサK1,他方のストックテーブル14の上端を検知する他方上端リミットセンサK2が挙げられる。また、取出し移送部20においては、一方のストックテーブル14にあるトレイTの上端を検知する一方トレイ上端センサK3,他方のストックテーブル14にあるトレイTの上端を検知する他方トレイ上端センサK4が挙げられる。中間テーブル2においては、中間テーブル2上にトレイTがあるか否かを検知するトレイ有無検知センサK5が挙げられる。排出部60においては、支持テーブル1直下のトレイTの有無を検知する直下トレイ有無検知センサK6が挙げられる。更に、移転機構70においては、段積テーブル61の上端位置Zaを検知する上端位置リミットセンサK7,段積テーブル61の下端を検知する下端位置リミットセンサK8が挙げられる。その他、種々のセンサやスイッチ等が用いられている。
次に、図19乃至図23に示すフローチャートを用い、制御部80の制御フローに基づいて、本実施の形態に係るトレイの搬送装置Sの作用を説明する。
先ず、図6に示すように、スタッカ10においては、予め手作業で、一対のストックテーブル14上に夫々空のトレイTを積層してストックする。この場合、トレイTは同方向積層とする。そのため、多数のトレイTを積層することができる。図19に示すフローチャートを用い、この状態で、装置のスタートボタンを押釦すると(S101)、一方ストックテーブル14の場合、上下動機構16により一方ストックテーブル14が上昇する(S102)。そして、一方上端リミットセンサK1がストックテーブル14の上端を検出しない間は(S103NO)、一方トレイ上端センサK3が一方のストックテーブル14にあるトレイTの上端を検知すると(S104YES)、一方ストックテーブル14を停止する(S105)。この状態で、後述のトレイTの取出し移送が行われる。そして、一方トレイ上端センサK3が検知しなくなると(S106NO)、トレイTが取出されたとして、上記同様の処理を繰り返し行う(S102→S103NO→S104YES→S105(トレイT取出し)→S106NO)。そして、一方ストックテーブル14に積層したトレイTがなくなると、一方上端リミットセンサK1がストックテーブル14の上端を検出するので(S103YES)、一方ストックテーブル14を上下動機構16により自動で降下させ、トレイTの補充処理を行う。
この動作は、他方ストックテーブル14の場合も同様に行われる(S107→S108NO→S109YES→S110(トレイT取出し)→S111NO)。そして、他方ストックテーブル14に積層したトレイTがなくなると、他方上端リミットセンサK2がストックテーブル14の上端を検出するので(S108YES)、他方ストックテーブル14を自動で降下させ、トレイTの補充処理を行う。
次に、図6乃至図8に示すように、取出し移送部20における動作を説明する。把持ハンド移動機構22のロッドレスエアシリンダ28は、図6に示すように、スライダ26及び移動体25を介して把持ハンド21をスタッカ10のストックテーブル14に対向する位置に位置決めしている。図20に示すフローチャートを用い、一方トレイ上端センサK3が一方のストックテーブル14にあるトレイTの上端を検知し(S201YES)、他方トレイ上端センサK4が他方のストックテーブル14にあるトレイTの上端を検知すると(S202YES)、把持ハンド移動機構22のエアシリンダ装置24が取付体23を介して把持ハンド21を下降させて把持ハンド21を把持位置Haに位置させ(S203)、把持ハンド21により一対のストックテーブル14上にある最上位の一対のトレイTを同時に把持し(S204)、再び、エアシリンダ装置24が取付体23を介して把持ハンド21を上昇させる(S205)。
それから、図7に示すように、ロッドレスエアシリンダ28が移動体25を介して一対のトレイTを把持した把持ハンド21を、中間テーブル2に対向する位置に移動させる(S206,S207YES)。この位置で、図8に示すように、把持ハンド移動機構22のエアシリンダ装置24が取付体23を介して把持ハンド21を下降させて把持解除位置Hbに位置させ(S208)、把持ハンド21のトレイTの把持を解除してトレイTを中間テーブル2に載置する(S209)。その後、再び、エアシリンダ装置24が取付体23を介して把持ハンド21上昇させ(S210)、ロッドレスエアシリンダ28が、図9に示すように、スライダ26及び移動体25を介して把持ハンド21をスタッカ10のストックテーブル14に対向する位置に移動させ(S211,S212YES)、次に備える。
次に、図9乃至図12に示すように、中間テーブル2における動作を説明する。図21に示すフローチャートを用い、中間テーブル2上にトレイTがあることがトレイ有無検知センサK5で確認され(S301YES)、上記のエアシリンダ装置24による把持ハンド21の上昇が完了すると(S302YES)、制御部80は、トレイTのスタッカ10からの取出しをカウントしてそのカウント値が偶数か否かを判断しており(S303)、偶数と判断すると(S303YES)、図10に示すように、回転機構31のエア式ロータリーアクチュエータ32を駆動して中間テーブル2を180°反転させ(S304)、次へ移行する。一方、カウント値が偶数でないと判断したときも(S303NO)、次に移行する。この状態において、図示外のセンサにより、支持テーブル1上のトレイTの有無を検知しており(S305)、トレイT無しを検知すると(305NO)、移送エアノズル40からエアが噴射される(S306)。
これにより、図9及び図11に示すように、移送エアノズル40から噴射されたエアによって中間テーブル2上の空のトレイTが押されて支持テーブル1に移送され、移送されたトレイTは前方ストッパ43によって停止させられ、支持テーブル1上の移送方向の所定位置に位置決めされる。この場合、トレイTを移送エアノズル40のエア噴射により移送するので、従来仮定したトレイの移送機構を受取位置Xの上方に進出させてそれから退避させる必要がないことから、それだけ装置が大型化することを防止することができる。また、トレイTをエア噴射により移送するので、従来仮定した移送機構を進出及び退避させる分の時間ロスも生じる事態を防止することができ、それだけ、製品Wの受取効率を損ねる事態を防止することができる。
その後、図12に示すように、支持テーブル1上において前方ストッパ43に停止させられたトレイTに対して、側部エアノズル50からエアが噴射される(S307)。これにより、噴射されたエアによって支持テーブル1上で空のトレイTが押されて側部ストッパ53に停止させられ、この側部ストッパ53によって、トレイTは、支持テーブル1上の幅方向の所定位置に位置決めされる。そのため、トレイTは、前方ストッパ43による移送方向の位置決めに加えて、幅方向にも位置決めされるので、トレイTの位置決めを確実にすることができる。また、この幅方向の位置決めにおいても、トレイTを側部ストッパ53による停止によって位置決めすることができるので、位置決めが容易になる。
また、トレイTを前方ストッパ43による停止及び側部ストッパ53による停止によって位置決めすることができるので、従来のように、保持シリンダ装置で保持しなくても良いことから、位置決めが容易になる。特に、トレイTには、製品Wの大きさや数等によって、大きさや形状の異なる種々のトレイTがあり、供給される製品Wの種類によってトレイTを変更する場合があるが、その場合でも、トレイTを前方ストッパ43による停止によって位置決めすることができるので、逐一トレイTに合わせた複雑な位置調整を行なわなくても良く、作業性を大幅に向上させることができる。
次に、支持テーブル1における動作を説明する。図13に示すように、支持位置Yaにある支持テーブル1上のトレイTには、所定のタイミングで、射出成形機から製品Wが供給され、トレイTのセルに順次収納されていく。このとき、排出部60の段積テーブル61は、上端位置Zaに位置決めされている。そして、図22に示すフローチャートを用い、支持テーブル1上のトレイTへの製品Wの収納が完了すると、収納完了信号が送出されるが、制御部80は、この収納完了信号の送出の有無を見ている(S401)。収納完了信号が有ると(S401YES)、支持テーブル移動機構35のロッドレスエアシリンダ36により支持テーブル1が支持位置Yaから退出位置Ybに移動させられる(S402)。
また、図13及び図14に示すように、受取位置Xにおいて、射出成形機から供給される製品Wを空のトレイTに受取って収納させるが、この間に、次のトレイTを中間テーブル2に移送させておくことができる。そのため、製品Wが収納されたトレイTを排出した後、すぐまた次のトレイTを移送エアノズル40のエア噴射により中間テーブル2から支持テーブル1に移送することができる。そのため、製品収納のインターバルを極めて短くすることができ、収納効率を向上させることができる。
これにより、図14に示すように、支持テーブル1は、トレイTを前方ストッパ43に停止させた状態で、支持位置Yaから退出するので、トレイTは支持テーブル1の支持を失い、下方に落下して排出される。そのため、製品Wが収納されたトレイTを受取位置Xから従来のチャックなどで保持して移動させなくても良く、それだけ、機構を簡略化することができる。
支持テーブル1が支持位置Yaから退出位置Ybに移動させられると、昇降動機構64が段積テーブル61を降下させる(S403)。排出部60においては、直下トレイ有無検知センサK6が支持テーブル1直下のトレイTの有無を検知しており、トレイTの落下により直下トレイ有無検知センサK6が有を検知してから無を検出すると(S404YES)、段積テーブル61を停止させ(S405)、図15に示すように、再び、支持テーブル移動機構35のロッドレスエアシリンダ36により支持テーブル1を退出位置Ybから支持位置Yaに移動させ(S405)、次に備える。そして、段積テーブル61に積層されたトレイTはカウンタにより計数され(S406)、設定数(所定数の積層)になるまで(S407YES)、上記を繰り返す(S401→S402→S403→S404→S405→S406→S407NO)。この結果、段積テーブル61は中間位置Zbに位置する。
この場合、排出部60の昇降動機構64が、段積テーブル61を上下動させて段積テーブル61上の最上位のトレイTが可能な限り支持テーブル1に近接した位置に位置させるので、落下したトレイTの落下距離が極めて少なくなり、そのため、大きな衝撃を与えることなく、トレイTを積層させて排出させることができる。そして、中間テーブル2の回転機構31により、トレイTの向きが一つおきに180°反転させられているので、トレイTは、交互に反転方向積層させられる。図16に示すように、このようにして、トレイTが設定数(所定数の積層)になって、段積テーブル61が中間位置Zbに位置するまで、製品Wが収納されたトレイTが積層される。
次に、図17及び図18に示すように、移転機構70の動作について説明する。図23に示すフローチャートを用い、設定数(所定数の積層)になると、段積テーブル61は、昇降動機構64により、中間位置Zbから下端位置まで下降させられる(S501,S502YES,S503)。この状態で、移転機構70のロッドレスエアシリンダ72により押出し板71が進出させられる(S504,S505)。これにより、押出し板71によりトレイTの積層体が押出され、排出ステージ74に移転させられる。押出し板71が進出端に至ると(S505YES)、ロッドレスエアシリンダ72により押出し板71が後退させられる(S506,S507)。そして、押出し板71が後退端に至ると(S507YES)、後退が停止させられるとともに、段積テーブル61は、再び、上昇させられて上端位置Zaに位置させられ(S508,S509YES)、次に備える。この場合、移転機構70により、所定数のトレイTの積層体を順次移転できるので、排出後のトレイTの搬送を容易にすることができる。
また、実施の形態に係るトレイの搬送装置Sおいては、ストックテーブル14を一対並設して設け、各ストックテーブル14に夫々トレイTを支持するようにし、取出し移送部20を、一対のストックテーブル14上にある最上位の一対のトレイTを同時に取出して移送する構成にし、中間テーブル2及び支持テーブル1を一対のトレイTを並置できる大きさに形成したので、一対のトレイTを同時に搬送して受取位置Xでの製品の受取個数を多くすることができる。そのため、製品供給機としての射出成形機において、1つの金型で2品種の製品Wを成形し、同時に複数種供給される場合、これを一対のトレイT毎に分別して収納することができ、この点でも製品の受取効率を向上させることができる。
尚、上記実施の形態に係るトレイの搬送装置Sおいて、取扱うトレイTの形状や大きさ等は上述したものに限定されず、適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、射出成形機で成形された製品をトレイTに収納する場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、射出成形機以外の別の製品供給機から供給される製品について本発明を適用しても良く、適宜変更して差支えない。本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されず、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。
S トレイの搬送装置
W 製品
T トレイ
Ta セル
Tb 段部
X 受取位置
1 支持テーブル
2 中間テーブル
2a 側壁
3 機台
4 下部ベース部
5 支柱
6 上部ベース部
7 支持フレーム
10 スタッカ
14 ストックテーブル
E 取出し位置
16 上下動機構
17 滑車機構
18 電動モータ
20 取出し移送部
Ha 把持位置
Hb 把持解除位置
21 把持ハンド
22 把持ハンド移動機構
24 エアシリンダ装置
25 移動体
28 ロッドレスエアシリンダ
30 スライド板
31 回転機構
32 エア式ロータリーアクチュエータ
34 レール
Ya 支持位置
Yb 退出位置
35 支持テーブル移動機構
36 ロッドレスエアシリンダ
40 移送エアノズル
41 板体
42 ネジ手段
43 前方ストッパ
44 一側部棒状体
45 他側部棒状体
46 立設杆
47 前方棒状体
48 垂下板
49 垂下板
50 側部エアノズル
51 板体
52 ネジ手段
53 側部ストッパ
60 排出部
61 段積テーブル
64 昇降動機構
Za 上端位置
Zb 中間位置
Zc 下端位置
65 滑車機構
66 電動モータ
70 移転機構
71 押出し板
72 ロッドレスエアシリンダ
74 排出ステージ
80 制御部
K1 一方上端リミットセンサ
K2 他方上端リミットセンサ
K3 一方トレイ上端センサ
K4 他方トレイ上端センサ
K5 トレイ有無検知センサ
K6 直下トレイ有無検知センサ
K7 上端位置リミットセンサ
K8 下端位置リミットセンサ

Claims (9)

  1. 製品供給機から供給される製品を空のトレイに受取って収納させる受取位置に該空のトレイを移送し、該トレイをこれに製品が収納されるまで該受取位置に滞在させ、その後、該製品が収納されたトレイを排出するトレイの搬送装置において、
    上記受取位置で上記トレイを支持可能な支持テーブルを設け、上記受取位置の水平方向後方に上記移送する空のトレイを一時的に支持する中間テーブルを設け、該中間テーブルの後方から前方の上記受取位置にある支持テーブルに向けてエアを噴射し該噴射されるエアによって該中間テーブル上の空のトレイを該支持テーブルに移送する移送エアノズルを設け、該移送エアノズルから噴射されるエアによって移送されたトレイを該支持テーブル上の移送方向の所定位置に停止させる前方ストッパを設けたことを特徴とするトレイの搬送装置。
  2. 上記受取位置にある支持テーブルの一側部側から他側部側へ向けてエアを噴射し該噴射されるエアによって該支持テーブル上のトレイを該他側部側に押す側部エアノズルを設け、上記受取位置にある支持テーブルの他側部側で上記側部エアノズルから噴射されるエアによって押されたトレイを該支持テーブル上の幅方向の所定位置に停止させる側部ストッパを設けたことを特徴とする請求項1記載のトレイの搬送装置。
  3. 上記中間テーブルを、テーブル面に直交する軸を中心に回転可能にし、該中間テーブル上のトレイの該中間テーブルから支持テーブルへ移送される移送方向に沿う向きが180°反転するように、該中間テーブルを回転させる回転機構を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のトレイの搬送装置。
  4. 空のトレイを積層してストックするスタッカと、該スタッカの上部に設けられストックされた最上位のトレイを取出し上記中間テーブルに移送する取出し移送部とを設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のトレイの搬送装置。
  5. 上記スタッカを、空のトレイを積層して支持可能なストックテーブルを備え、該ストックテーブルを上下動可能にし、該ストックテーブルを上下動させてストックテーブル上の最上位のトレイを取出し移送部による取出し位置に位置させる上下動機構を備えて構成し、
    上記取出し移送部を、上記取出し位置にあるストックテーブル上の最上位のトレイを把持位置で把持するとともに中間テーブルに対峙した所定の把持解除位置で把持解除する把持ハンドと、該把持ハンドを把持位置及び把持解除位置の2位置に移動させる把持ハンド移動機構とを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のトレイの搬送装置。
  6. 上記ストックテーブルを一対並設して設け、各ストックテーブルに夫々トレイを支持するようにし、上記取出し移送部を、一対のストックテーブル上にある最上位の一対のトレイを同時に取出して移送する構成にし、上記中間テーブル及び支持テーブルを一対のトレイを並置できる大きさに形成したことを特徴とする請求項4または5記載のトレイの搬送装置。
  7. 上記支持テーブルをトレイを支持する支持位置及び該トレイを上記前方ストッパに停止させた状態で該支持位置から退出し該トレイを下方に落下させる退出位置の2位置に移動可能にし、上記支持テーブルを支持位置及び退出位置の2位置に移動させる支持テーブル移動機構を備え、上記支持テーブルを退出位置に移動させて該トレイを下方に落下させることにより排出することを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載のトレイの搬送装置。
  8. 上記支持テーブルの排出位置で落下するトレイを受けて排出する排出部を設け、該排出部を、上記下方に落下したトレイを受けるとともに積層して支承可能な段積テーブルを備え、該段積テーブルを上下動可能にし、該段積テーブルを上下動させて段積テーブル上の最上位のトレイが可能な限り支持テーブルに近接した位置に位置させる昇降動機構を備えて構成したことを特徴とする請求項7記載のトレイの搬送装置。
  9. 上記段積テーブル上のトレイが所定数に積層したとき、該段積テーブル上のトレイの積層体を、該段積テーブルから押出して移転する移転機構を備えたことを特徴とする請求項8記載のトレイの搬送装置。
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