JP3864803B2 - 格納設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなり、物品を格納し保管するのに使用される格納設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の設備としては、たとえば特開2000−238905号公報の構成が提供されている。すなわち、この従来構成は、横方向に隣合う支柱に支持されて、それらの間に位置する物品載置用部材上に複数の物品を横方向に並べて収納する収納棚と、物品載置用部材上との間で物品の移載を行う物品移載装置と、この物品移載装置を横方向に移動駆動する搬送装置(スタッカクレーン)と、物品移載装置を、収納棚との間の物品移載のために物品移載位置に位置させるように、搬送装置の作動を制御する搬送制御手段とが設けられて構成されている。
【0003】
前記搬送装置は、走行台車と、走行台車に立設された一対のマストと、一対のマストに昇降案内される昇降台とからなる。そして昇降台に設けられる物品移載装置は、互いに接近離間方向に移動自在で物品の側面をクランプする一対の搬送用ベルトが備えられている。
【0004】
このような従来構成によると、物品移載装置における搬送用ベルトの収納棚側に対する出退移動、搬送用ベルトによるクランプ作用、搬送用ベルトの搬送駆動との組み合わせ動作によって、物品載置用部材上に、寸法の異なる複数の物品を横方向に並べて効率よく収納でき、また収納されている物品を取り出すことができる。また搬送装置により物品移載装置を横方向に移動駆動させることで、荷受け台との間で物品の移載を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成においては、搬送用ベルトによりクランプしての移載であることから、たとえばリブ付きのバケットなど、その被クランプ面が凹凸状の物品の場合には、移載が不可能になったり、あるいは移載姿勢が乱れたりしていた。また、物品移載装置は通常、収納棚側に対して出退移動する可動部材に搬送用ベルトを配設する構成であることから、収納棚側への挿入部分は厚い構成となる。したがって、物品載置用部材上に複数の物品を横方向に並べて収納する際に、厚さに対応した隙間を置いて横方向に並べなければならず、その結果、収納棚の格納効率が低下することになる。
【0006】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、被クランプ面が凹凸状の特殊な物品にも対応し得、しかも格納効率を向上し得る格納設備を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の格納設備は、クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上から前記格納空間内に亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に1段式に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段とにより構成され、前記出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を接近動させて棚装置内の物品をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させて物品を機台上に入れ、この物品の先端を第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動するように構成されていることを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項1の発明によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行える。その際に出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を互いに接近動させて棚装置内の物品をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させて物品を機台上に入れ、この物品の先端を、中央部に設けた第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動することによって、時間を短縮して能率良く行える。このように、両クランプ部によりクランプしての出し入れであることから、たとえばリブ付きのバケットなど、その被クランプ面が凹凸状の特殊形状の物品の場合でも出し入れを行える。しかも、板状のクランプ部の突出移動は1段であることから、格納空間側への挿入部分は薄い構成となり、したがって、たとえば格納空間に複数の物品を横方向に並べて収納する際に、薄いクランプ部に対応した隙間を置いて横方向に並べればよい。
【0009】
また本発明の請求項2記載の格納設備は、クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上に設けられた駆動されるコンベヤと、前記機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段と、前記可動部の中間部に設けられた先端在荷検出用の第2検出手段とからなり、前記クランプ部による物品のクランプ位置が、棚装置に対して物品出し入れ手段側の先端部分であり、前記出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を接近動させて棚装置内の物品の先端部分をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させてコンベア上に入れた物品が所定位置にきたとき、その先端を第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動し、そして、物品の先端を第2検出手段により検出してから設定時間後にコンベヤを停止させるように構成されていることを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項2の発明によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動と、コンベヤの搬送動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行える。その際に、出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を互いに接近動させて棚装置内の物品の先端部分をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させてコンベア上に入れた物品が所定位置にきたとき、その先端を、中央部に設けた第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動し、そして、物品の先端を第2検出手段により検出してから設定時間後にコンベヤを停止させることによって、時間を短縮して能率良く行える。このように、コンベヤの搬送動が組み合わされることで、物品の出し入れ作用は、クランプ部による押し出し力や引き入れ力と、コンベヤによる出し搬送力や入れ搬送力とによって行える。
【0011】
そして本発明の請求項3記載の格納設備は、クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上に設けられた駆動されるコンベヤと、前記機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段と、前記可動部の両外端部に設けられたはみ出し検出用の第3検出手段とからなり、前記出し入れ体による棚装置への物品入れは、両可動部を互いに離間動させてクランプ部をコンベア上の物品に対向させた状態で、コンベアを出し方向に駆動してコンベア上の物品を所定の位置まで出し、物品の後端が第1検出手段の部分を通過して、この第1検出手段が非検出になってから設定時間後に両可動部を互いに接近移動させて、両クランプ部によって物品をクランプすることにより、クランプ部による押し出し力とコンベヤによる出し搬送力によって物品を棚装置側へ出し、そして物品の後端が第3検出手段の部分を通過して、この第3検出手段が非検出になることで、両可動部を互いに離間移動させるとともに、コンベヤを減速させたのち停止させることにより、物品を棚装置へ出すように構成されていることを特徴としたものである。
【0012】
したがって請求項3の発明によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動と、コンベヤの搬送動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行える。その際に、出し入れ体による棚装置への物品入れは、両可動部を互いに離間動させてクランプ部をコンベア上の物品に対向させた状態で、コンベアを出し方向に駆動し、その搬送力によってコンベア上の物品を搬送させる。そして物品を所定の位置まで出したとき、物品の後端が第1検出手段の部分を通過して、この第1検出手段が非検出になり、この非検出になってから設定時間後に両可動部を互いに接近移動させて、両クランプ部によって物品をクランプする。これにより物品の棚装置側への出し作用は、クランプ部による押し出し力とコンベヤによる出し搬送力によって行える。そして物品の後端が第3検出手段の部分を通過して、この第3検出手段が非検出になることで、両可動部を互いに離間移動させるとともに、コンベヤを減速させたのち停止させることになり、以て物品を棚装置へ出す作業は、時間を短縮して能率良く行える。
さらに本発明の請求項4記載の格納設備は、クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプするクランプ部とにより構成され、前記出し入れ体による棚装置への物品入れは、離間状のクランプ部を、入れ方向とは反対側に位置させてからクランプすることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項4の発明によると、物品の出し入れ作用は、常に物品の先端部分をクランプした状態で、クランプ部を介しての押し出し力や引き入れ力によって行える。
【0014】
しかも本発明の請求項5記載の格納設備は、上記した請求項4記載の構成において、クランプ部による物品のクランプ位置が、棚装置に対して物品出し入れ手段側の先端部分であることを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項5の発明によると、物品の出し入れ作用は、クランプ部の出し入れ方向への移動ストロークを短くした状態で行える。
また本発明の請求項6記載の格納設備は、上記した請求項4または5記載の構成において、出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、離間状のクランプ部を、入れ方向とは反対側に移動させている間に、コンベヤによる送り出し動作が行われるように構成されていることを特徴としたものである。
【0016】
したがって請求項6の発明によると、物品の出し入れ作用を、より時間を短縮して能率良く行えることになる。
そして本発明の請求項7記載の格納設備は、上記した請求項4または5記載の構成において、出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、コンベヤによる送り動作が行われている状態の物品に対して、出し入れ体の接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成されていることを特徴としたものである。
【0017】
したがって請求項7の発明によると、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れは、コンベヤによる送り動作中に、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより行える。
【0018】
さらに本発明の請求項8記載の格納設備は、上記した請求項4または5記載の構成において、出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、コンベヤによる送り動作が行われたのちに、出し入れ体による接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成されていることを特徴としたものである。
【0019】
したがって請求項8の発明によると、それぞれの動作を的確に行える。
しかも本発明の請求項9記載の格納設備は、上記した請求項1〜8のいずれか1項に記載の構成において、クランプ部は、物品の下部に作用するように構成されていることを特徴としたものである。
【0020】
したがって請求項9の発明によると、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れは、安定して行える。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。
図1〜図5に示すように、格納設備1は、たとえばコンテナやダンボール箱などの物品Aを収納保管するための設備であり、一対の棚装置10と、これら棚装置10に挟まれる空間を走行通路とする物品出し入れ手段20と、一対の棚装置10における長手方向の一側部に配置されて、棚装置10に対して入出庫する物品Aを載置する一対の荷受け台2と、物品出し入れ手段20に対する入出庫の指示並びに収納している物品Aの管理などを行う棚管理装置3などにより構成されている。
【0022】
前記棚装置10は、鉛直方向に立設された長尺状の複数本の支柱11と、これら支柱11間に亘って連結固定された横梁12、並びに、必要に応じて配設された複数本のブレース13、ビーム14などによって枠組み構成されている。そして、前記横梁12上に物品載置用部材としての物品載置板15が固定されるとともに、各支柱11の下端に脚装置16が取り付けられている。
【0023】
さらに、隣合う支柱11間の物品載置板15上に形成される格納空間17には、横方向に複数の物品Aを並べて格納できるように構成されている。具体的には、図5において模式的に示すように、一つの格納空間17に3〜6個の物品Aを並べて収納でき、一つの格納空間17には、棚装置10の横方向でほぼ同サイズの物品Aを並べて収納する。
【0024】
前記物品出し入れ手段20は、車輪21を介して床側レール5に支持案内される走行機体22と、この走行機体22の前後部から立設された一対のポスト23と、これらポスト23の上端部を連結しかつ天井側レール6に案内される上部フレーム24と、前記走行機体22に搭載された走行駆動装置25、ならびに制御装置26と、両ポスト23間に設けたクランプ形式の出し入れ装置30などにより構成されている。そして物品出し入れ手段20は、床側レール5に支持案内されるとともに天井側レール6に案内されることで、両棚装置10に挟まれる空間内の一定経路8上で往復走行自在に構成されている。
【0025】
前記物品出し入れ手段20の出し入れ装置30は、棚装置10の格納空間17に作用可能であって、機台31と、この機台31上に設けられた駆動されるコンベヤ41と、前記機台31上から前記格納空間17内に亘って作用可能な出し入れ体51などにより構成されている。
【0026】
すなわち、機台31の前後端からは上方への被ガイド部材32が連設され、これら被ガイド部材32が前記ポスト23側に案内されることで、機台31は昇降自在に構成されている。そして被ガイド部材32が、前記走行機体22に搭載された昇降駆動装置33にチェーン(図示せず。)などにより連動されることで、機台31の昇降が行われるように構成されている。
【0027】
前記コンベヤ41はローラコンベヤ形式であって、そのコンベヤフレーム42は、長さ方向を前記格納空間17に対する出し入れ方向Dとし、かつ一定経路8の方向で一対として、機台31上に設けられている。そして両コンベヤフレーム42間に多数のローラ43が回転自在に配設され、各ローラ43の一端部にはそれぞれ受動歯輪44が一体状に設けられている。
【0028】
前記機台31側には、モータや減速機などからなるコンベヤ駆動装置45が設けられ、その正逆駆動される出力軸46には駆動歯輪47が設けられている。そして駆動歯輪47から前記受動歯輪44群に亘って伝動チェーン48が掛けられている。なお、コンベヤフレーム42の適所には案内歯輪49が設けられている。以上の42〜49などによってコンベヤ41の一例が構成される。
【0029】
前記出し入れ体51は、機台31上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部52と、これら可動部52に対して出し入れ方向Dに1段式に移動可能に設けられ、かつ物品Aをクランプするクランプ部60などにより構成されている。なおクランプとは、両クランプ部60を相対的に接近移動させて、物品Aの両側面である被クランプ面に当て付け、以て物品Aを両側から挟み持つことである。
【0030】
すなわち、機台31上における出し入れ方向Dの中央部分の2箇所には、一定経路8に沿ったガイドレール53が配設され、これらガイドレール53に摺動体54を介して支持案内される1対の移動台55が設けられている。そして、両移動台55の相対向される内面側に前記可動部52が取り付けられている。ここで、両可動部52は型レール状であって、その長さ方向を出し入れ方向Dとして、前記機台31と同様の長さとされている。
【0031】
また前記機台31における一方のポスト23側には、モータや減速機などからなる接近離間動装置56が設けられ、その正逆駆動される下向きの出力軸には駆動輪体57が設けられている。さらに他方のポスト23側には受動輪体58が遊転自在に設けられ、この受動輪体58と前記駆動輪体57とに亘って無端伝動体59が掛けられている。そして無端伝動体59の両経路部分が両移動台55に振り分けて連結されている。
【0032】
したがって、接近離間動装置56の正逆駆動によって無端伝動体59を正逆回動させることで、ガイドレール53に支持案内されて両移動台55を互いに接近離間移動させ、以て両可動部52を相対的に接近離間移動し得る。
【0033】
前記クランプ部60は板状であって、相対向される内面がクランプ面60aに形成され、そして外面に設けられた四角棒状の被ガイド体61が可動部52内に設けられたガイド体62に支持案内されることで、出し入れ方向Dに移動可能に構成されている。前記機台31側には、モータや減速機などからなる出退動装置63が設けられ、その正逆駆動される横向きの出力軸64は、出退駆動軸65に巻き掛け連動装置66を介して連動連結されている。ここで出退駆動軸65は、両移動台55を貫通して配設されるとともに、所定部分はスプライン軸部とされている。
【0034】
そして出退駆動軸65には1対の駆動歯輪67がスプライン嵌合され、これら駆動歯輪67は対応される移動台55に回転自在に支持されて、両移動台55の接近離間移動に一体状で移動するように構成されている。前記可動部52の内部でかつ長さ方向の両端には、それぞれ受動歯輪68が遊転自在に設けられ、これら受動歯輪68と前記駆動歯輪67とに亘って無端チェーン69が掛けられている。なお、可動部52の適所には案内歯輪70が設けられている。そして無端チェーン69の所定箇所が、対応したクランプ部60に連結されている。
【0035】
したがって、出退動装置63の正逆駆動によって、巻き掛け連動装置66や出退駆動軸65などを介して両無端チェーン69を正逆に同期回動させることで、両クランプ部60を、ガイド体62に支持案内されて出し入れ方向Dに移動し得る。
【0036】
前記クランプ部60は薄い板状であり、その出し入れ方向Dの長さは、前記可動部52(機台31)の長さに対して、半分よりも少し長い短尺とされている。そしてクランプ部60は、その下面がコンベヤ41による搬送面41aに接近して位置され、さらに高さが短くされており、以て物品Aの下部に作用するように構成されている。
【0037】
なお可動部52の部分には、中央部の2箇所にクランプタイミング用の第1検出手段71A,71Bが設けられ、中間部の2箇所に先端在荷検出用の第2検出手段72A,72Bが設けられ、両外端部の2箇所にはみ出し検出用の第3検出手段73A,73Bが設けられている。これら検出手段71A,71B、72A,72B、73A,73Bとしては、たとえば光電管形式が採用される。以上の52〜73A,73Bなどによって出し入れ体51の一例が構成される。
【0038】
物品出し入れ手段20の出し入れ装置30には、棚装置10を構成する支柱11の存否を検出する支柱検出手段としての光学式の支柱検出センサ35が、棚装置10のそれぞれの支柱11を検出できるように一対に備えられている。これら支柱検出センサ35の検出情報は、図6に示すように、走行機体22に備えられた走行駆動装置25および昇降駆動装置33を制御して、物品出し入れ手段20の走行、ならびに出し入れ装置30の昇降の制御を行う制御装置26に入力されている。
【0039】
前記制御装置26には、支柱検出センサ35の検出情報の他に、物品出し入れ手段20の走行量を検出するロータリエンコーダ36の検出情報も入力されている。すなわちロータリエンコーダ36は、物品出し入れ手段20の移動駆動による、出し入れ装置30の横方向への移動量を検出する移動量検出手段として機能する。
【0040】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
まず、上述のように構成される格納設備1における制御装置26の搬送制御について概略的に説明する。制御装置26は、物品出し入れ手段20の走行制御、ならびに出し入れ装置30の昇降制御を実行して、この出し入れ装置30を物品載置板15に対する物品出し入れ位置(物品移載位置)に位置させるのであるが、実際の物品Aの入出庫のための制御に先立って、物品出し入れ位置の設定のための学習を行う。この学習のために、棚管理装置3が実行する処理として,図7の(a)に示すフローチャートのような出し入れ位置学習モードが設定されている。
【0041】
出し入れ位置学習モードにおける処理は、格納設備1の設置時において、格納設備1の稼動開始前に、あるいは、格納設備1の稼動後に必要に応じて、作業者などの棚管理装置3への作業指示入力によって実行される。具体的には、まず、物品出し入れ手段20をホームポジション、すなわち荷受け台2の存在側の端部まで移動させ(ステップ#1)たのち、ロータリエンコーダ36の検出パルスをカウントしつつ、ホームポジションと反対側の端部へ向けて移動を開始する(ステップ#2)。
【0042】
この移動の途中において、支柱検出センサ35が支柱11の存在を検出すると(ステップ#3)、支柱11の両端縁検出時のカウント値を記憶する(ステップ#4)。物品出し入れ手段20をホームポジションと反対側の端部まで移動させて、棚装置10の全ての支柱11についての上記カウント値の記憶を終了すると(ステップ#5)、物品出し入れ用位置を設定するためのデータを登録する(ステップ#6)。具体的には、各支柱11の中心位置と、隣合う支柱11それぞれの中心間の間隔とを求めて、それらを制御装置26のメモリに記憶しておく。
【0043】
一つの格納空間17には、支柱11の中心間の間隔を一つの格納空間17に載置する物品Aの数、すなわち3〜6で割ったものを、その格納空間17における物品Aの並びのピッチとして、そのピッチで格納空間17内で均等に並ぶように載置されるので、支柱11の中心位置と、隣合う支柱11の中心間の間隔を求めることによって、実質的に物品出し入れ用位置が設定されたことになる。
【0044】
次に、上述の出し入れ位置学習モードで求めた情報に基づく、実際の稼動時における物品出し入れ手段20の走行制御について、図7の(b)に示すフローチャートに基づいて概略的に説明する。図7の(b)のフローチャートは、物品出し入れ手段20の走行制御のみを示しており、この制御は、図示しない出し入れ装置30の昇降制御と平行して実行される。
【0045】
制御装置26に対する入出庫は、棚管理装置3から指令され、入庫の場合は、最初の目的位置として荷受け台2が指定されるとともに、二番目の目的位置として棚装置10における特定位置が指定される。また出庫の場合は、最初の目的位置として棚装置10における特定位置が指定されると共に、二番目の目的位置として荷受け台2が指定される。
【0046】
棚装置10における特定位置の指定は、物品出し入れ手段20の走行制御に関するものとしては、ホームポジションから何番目の格納空間17であるか、その格納空間17においてホームポジション側の端から何番目であるか,および物品Aの収納パターンのうち、何れの収納パターンを選択するかの指示により行われる。この収納パターンには、一つの格納空間17に何個の物品Aを並べて収納するかによって、たとえば図5に示す4つのパターンがあり、棚管理装置3が収納する物品Aの寸法情報に基づいて何れかの収納パターンを選択する。制御装置26は、上述のように指定された最初の目的位置、および二番目の目的位置への移動処理が未処理で残っているときは(ステップ#12)、その目的位置に応じた「目的カウント値」を求める(ステップ#13)。
【0047】
このようにして「目的カウント値」を設定すると、物品出し入れ手段20の走行を開始し(ステップ#14)、ロータリエンコーダ36の出力パルスのカウント値が、「目的カウント値」よりも設定カウント値だけ手前の「減速カウント値」に達すると減速を開始し(ステップ#15,#16)、「目的カウント値」に達すると停止する(ステップ#17,#18)。
【0048】
以上のような物品出し入れ手段20の走行制御、ならびに出し入れ装置30の昇降制御を実行して、この出し入れ装置30を物品載置板15に対する物品出し入れ位置に位置させ、以て棚装置10に対する物品Aの入出庫作業が行われる。その際に物品出し入れ手段20の走行は、床側レール5に支持案内されるとともに天井側レール6に案内されることで、一定経路8上で行われる。なお、出し入れ装置30の昇降停止位置は、物品Aの入庫時と出庫時とにおいて異なるものであり、以下において入出庫作業と合わせて説明する。
【0049】
すなわち物品Aの出庫作業を行うに、出し入れ装置30を昇降させ、図1の実線に示すように、物品載置板15の載置面15aに対してコンベヤ41の搬送面41aを少し下方として出し入れ装置30の昇降を停止させる。このとき、図8の(a)に示すように、両可動部52は互いに離間するとともに、クランプ部60は、機台31内に納まった状態で出庫しようとする物品Aの側に移動している。
【0050】
この状態で出退動装置63の作動によって、クランプ部60を出限にまで突出移動させる。この突出移動により図1や図8の(b)に示すように、クランプ部60を、載置面15aの上方でかつ物品Aの両側外方に位置させる。その際にクランプ部60の突出移動は1段であることから、棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分に両クランプ部60が対向することになる。
【0051】
この前後に、コンベヤ駆動装置45によってコンベヤ41を入れ方向に高速駆動させる。この状態で、接近離間装置56の作動によって両可動部52を互いに接近移動させ、以て図8の(c)に示すように、両クランプ部60のクランプ面60aによって物品Aをクランプすることになる。その際に、クランプ部60による物品Aのクランプ位置は、前述したように棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分で、かつ物品Aの下部となる(図1参照。)。
【0052】
次いで、出退動装置63の逆作動によってクランプ部60を退入移動させ、その際に退入速度は、コンベヤ41の高速駆動と同様にして行われる。これにより図8の(d)に示すように、物品載置板15の載置面15a上の物品Aをコンベヤ41の搬送面41a上に入れることができ、このとき物品Aの入れは、クランプ部60による引き入れ力と、コンベヤ41による入れ搬送力によって、円滑かつ確実に行える。
【0053】
そして所定の位置まで入れたとき、物品Aの先端を第1検出手段71Aにより検出することになり、この検出から設定時間後に、接近離間装置56を逆作動させて両可動部52を互いに中心から外れた位置に離間移動させ、以て図8の(e)に示すように、両クランプ部60によるクランプを開放させるとともに、出退動装置63の逆作動によるクランプ部60の退入移動を減速させる。
【0054】
このように両クランプ部60によるクランプを開放させることで、クランプ部60による引き入れ力はなくなるが、このとき物品Aの先端側の下面にコンベヤ41による入れ搬送力が作用していることで、物品Aの入れは、図8の(e)に示すように、引き続いて円滑かつ確実に行える。この間に、出退動装置63の逆作動によるクランプ部60の退入移動は停止し、その入れ方向側の端部を可動部52の端部に揃えた状態になる。
【0055】
そして、物品Aの先端を第2検出手段72Bにより検出することにより、この検出から設定時間後にコンベヤ41を減速させ、以てコンベヤ41を停止させることで、図8の(f)に示すようにコンベヤ41上に物品Aを位置し得る。なお、何らかの事情で物品Aの先端が機台31からはみ出たとき、これを第3検出手段73Bにより検出することによって、修正動作(逆動作)が行われる。
【0056】
また物品Aの入庫作業を行うに、出し入れ装置30を昇降させ、図1の仮想線イに示すように、物品載置板15の載置面15aに対してコンベヤ41の搬送面41aを少し上方として出し入れ装置30の昇降を停止させる。このとき、図9の(a)に示すように、両可動部52は互いに離間し、そしてクランプ部60は、機台31内に納まった状態で、かつ入れようとする格納空間17から離れた側に移動して、物品Aに対向している。
【0057】
この状態で、コンベヤ駆動装置45によってコンベヤ41を出し方向に低速駆動させる。これにより、物品Aの下面側にコンベヤ41による出し搬送力が作用し、以て物品Aの低速の出しは円滑かつ確実に行える。このような出し搬送によって、図9の(b)に示すように、物品Aを所定の位置まで出したとき、物品Aの後端が第1検出手段71Bの部分を通過して、この第1検出手段71Bは非検出になる。
【0058】
すると、この非検出から設定時間後に、接近離間装置56を作動させて両可動部52を互いに接近移動させ、以て図9の(c)に示すように、両クランプ部60のクランプ面60aによって物品Aをクランプすることになる。その際に、クランプ部60による物品Aのクランプ位置は、前述したように棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分で、かつ物品Aの下部となる。この前後に、コンベヤ駆動装置45によってコンベヤ41を出し方向に高速駆動させる。
【0059】
これにより図9の(d)に示すように、コンベヤ41の搬送面41a上の物品Aを物品載置板15の載置面15a上に出すことができ、このとき物品Aの出し作用は、クランプ部60による押し出し力と、コンベヤ41による出し搬送力によって、円滑かつ確実に行える。
【0060】
そして、物品Aの後端が第3検出手段73Aの部分を通過して、この第3検出手段73Aが非検出になることで、接近離間装置56の逆作動によって両可動部52を互いに離間移動させるとともに、コンベヤ41を減速させたのち停止させる。これにより図9の(e)に示すように、物品Aを物品載置板15の載置面15a上に完全に出すことができる。その後に、出退動装置63の逆作動によりクランプ部60を退入移動させ、そして図8の(f)に示すように、入れ方向側の端部を可動部52の端部に揃えた状態で、クランプ部60の退入移動を停止させる。
【0061】
また物品Aの入庫作業を行う際に、図10の(a)に示すように、両クランプ部60が、機台31内に納まった状態で、かつ入れようとする格納空間17に近づいた側に移動して、物品Aに対向していたとき、まず離間状のクランプ部60を、入れ方向とは反対側に位置させる。すなわち、出退動装置63の逆作動によりクランプ部60を退入移動させ、これにより図10の(b)に示すように、機台31内に納まった状態で、かつ入れようとする格納空間17から離れた側に移動して物品Aに対向させる。
【0062】
この後は、前述した図9と同様に動作させることで、すなわち、図10の(b)≒図9の(a)、図10の(c)≒図9の(b)、図10の(d)≒図9の(c)、図10の(e)≒図9の(d)、図10の(f)≒図9の(e)として動作させることで、両クランプ部60による物品Aのクランプ位置を、棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分でかつ下部として、コンベヤ41の搬送面41a上の物品Aを物品載置板15の載置面15a上に出すことができる。
【0063】
上記した実施の形態のように、物品出し入れ手段20は、棚装置10の格納空間17に作用可能な出し入れ装置30を有し、出し入れ装置30は、機台31と、機台31上から格納空間17内に亘って作用可能な出し入れ体51とにより構成され、出し入れ体51は、機台31上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部52と、これら可動部52に対して、出し入れ方向Dに1段式に移動可能に設けられ物品Aをクランプするクランプ部60とにより構成されていることによって、目的とする格納空間17に出し入れ装置30を対向させた状態で、一対の可動部52の接近離間移動と、両クランプ部60の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより、機台31上と格納空間17内との間で物品Aの出し入れを行える。
【0064】
このように、両クランプ部60によりクランプしての出し入れであることから、たとえばリブ付きのバケットなど、その被クランプ面が凹凸状の特殊形状の物品の場合でも、その出し入れは容易に確実に、しかも姿勢が乱れたりすることなく行える。しかも、クランプ部60の突出移動は1段であることから、格納空間17側への挿入部分は薄い構成となり、したがって、たとえば格納空間17に複数の物品Aを横方向に並べて収納する際に、薄いクランプ部60に対応した隙間を置いて横方向に並べればよく、その結果、物品A間の隙間を狭くして、棚装置10の格納効率を向上できる。
【0065】
上記した実施の形態のように、物品出し入れ手段20は、棚装置10の格納空間17に作用可能な出し入れ装置30を有し、出し入れ装置30は、機台31と、機台31上に設けられた駆動されるコンベヤ41と、機台31上と格納空間17内とに亘って作用可能な出し入れ体51とにより構成され、出し入れ体51は、機台31上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部52と、可動部52に対して、出し入れ方向Dに移動可能に設けられ物品Aをクランプするクランプ部60とからなり、クランプ部60による物品Aのクランプ位置が、棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分である構成によって、目的とする格納空間17に出し入れ装置30を対向させた状態で、一対の可動部52の接近離間移動と、両クランプ部60の出し入れ移動と、コンベヤ41の搬送動との組み合わせ動作を行うことにより、機台31上と格納空間17内との間で物品の出し入れを行える。
【0066】
その際に、コンベヤ41の搬送動が組み合わされることで、物品Aの出し入れ作用は、クランプ部60による押し出し力や引き入れ力と、コンベヤ41による出し搬送力や入れ搬送力とによって、物品Aの先端部分をクランプしながらも円滑かつ確実に行えるとともに、コンベヤ41のみの場合の位置の乱れをクランプ部60の動作により補正できる。
【0067】
上記した実施の形態のように、クランプ部60は、クランプ動している物品Aがコンベヤ41上の所定位置にきたのち、開放動するように構成されていることによって、物品Aの出し入れ作用は、時間を短縮して能率良く行える。
【0068】
上記した実施の形態のように、物品出し入れ手段20は、棚装置10の格納空間17に作用可能な出し入れ装置30を有し、出し入れ装置30は、機台31と、機台31上と格納空間17内とに亘って作用可能な出し入れ体51とにより構成され、出し入れ体51は、機台31上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部52と、これら可動部52に対して、出し入れ方向Dに移動可能に設けられ物品Aをクランプするクランプ部60とにより構成され、出し入れ体51による棚装置10への物品入れは、離間状のクランプ部60を、入れ方向とは反対側に位置させてからクランプするように構成したことによって、物品Aの出し入れ作用は、常に物品Aの先端部分をクランプした状態で、クランプ部60を介しての押し出し力や引き入れ力によって、円滑かつ確実に行える。
【0069】
上記した実施の形態のように、クランプ部60による物品Aのクランプ位置が、棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分である構成によって、物品Aの出し入れ作用は、クランプ部60の出し入れ方向Dへの移動ストロークを短くした状態で、円滑かつ確実に行える。
【0070】
上記した実施の形態のように、出し入れ装置30は、機台31上に駆動されるコンベヤ41が設けられ、コンベヤ41による送り動作が行われている状態の物品Aに対して、出し入れ体51の接近動と出し入れ動とが行われるように構成されていることにより、機台31上と格納空間17内との間で物品Aの出し入れは、コンベヤ41による送り動作中に、一対の可動部52の接近離間移動と、両クランプ部60の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより、円滑に確実にかつ能率良く行える。
【0071】
上記した実施の形態のように、クランプ部60は、物品Aの下部に作用するように構成されていることにより、機台31上と格納空間17内との間で物品Aの出し入れは、安定して円滑かつ確実に行える。
【0072】
上記した実施の形態では、機台31上に設けられたコンベヤ41による送り動作が行われている状態の物品Aに対して、出し入れ体51の接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成された形式が示されているが、これは、離間状のクランプ部60を、入れ方向とは反対側に移動させている間に、コンベヤ41による送り出し動作が行われるように構成された形式であってもよい。この場合には、物品Aの出し入れ作用を、より時間を短縮して能率良く行えることになる。
【0073】
上記した実施の形態では、機台31上に設けられたコンベヤ41による送り動作が行われている状態の物品Aに対して、出し入れ体51の接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成された形式が示されているが、これは、コンベヤ41による送り動作が行われたのちに、出し入れ体51による接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成された形式であってもよい。この場合には、それぞれの動作を的確に行えることになる。
【0074】
上記した実施の形態では、機台31上にコンベヤ41が設けられた形式が示されているが、請求項1や請求項4においては、コンベヤ41が省略された形式などであってもよい。
【0075】
上記した実施の形態では、コンベヤ41としてローラコンベヤ形式が示されているが、請求項2においては、ベルトコンベヤ形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、両可動部52ともに接近離間移動される形式が示されているが、請求項1や請求項2や請求項4においては、片側が固定状で他側のみ接近離間移動される形式などであってもよい。
【0076】
上記した実施の形態では、1段式に移動可能なクランプ部60が設けられた形式が示されているが、請求項2や請求項4においては、多段式に移動可能なクランプ部60が設けられた形式などであってもよい。
【0077】
上記した実施の形態では、クランプ部60が、物品Aの下部に作用する形式が示されているが、これはクランプ部60が、物品Aの上部や中間部に作用する形式などであってもよい。
【0078】
上記した実施の形態では、クランプ部60による物品Aのクランプ位置が、棚装置10に対して物品出し入れ手段20側の先端部分をクランプする形式が示されているが、これは物品Aの任意の位置をクランプする形式などであってもよい。
【0079】
上記した実施の形態では、一つの格納空間17に3〜6個の物品Aを並べて収納でき、一つの格納空間17には、棚装置10の横方向でほぼ同サイズの物品Aを並べて収納する形式が示されているが、格納空間17に対する格納数(格納状態)や、取り扱われる物品Aの形状などは任意に設定されるものである。
【0080】
上記した実施の形態では、物品出し入れ手段20として、床側レール5に支持案内されかつ天井側レール6に案内されて一定経路8上で往復走行可能なクレーン形式が示されているが、これはレール体を棚装置10の前面側で昇降自在とし、このレール体に対して左右方向に移動自在とした可動台に出し入れ体51が設けられた形式などであってもよい。
【0081】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行うことができる。その際に出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を互いに接近動させて棚装置内の物品をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させて物品を機台上に入れ、この物品の先端を、中央部に設けた第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動することによって、時間を短縮して能率良く行うことができる。このように、両クランプ部によりクランプしての出し入れであることから、たとえばリブ付きのバケットなど、その被クランプ面が凹凸状の特殊形状の物品の場合でも、その出し入れは容易に確実に、しかも姿勢が乱れたりすることなく行うことができる。
【0082】
しかも、板状のクランプ部の突出移動は1段であることから、格納空間側への挿入部分は薄い構成となり、したがって、たとえば格納空間に複数の物品を横方向に並べて収納する際に、薄いクランプ部に対応した隙間を置いて横方向に並べればよく、その結果、物品間の隙間を狭くして、棚装置の格納効率を向上できる。
【0083】
また上記した本発明の請求項2によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動と、コンベヤの搬送動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行うことができる。その際に、出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を互いに接近動させて棚装置内の物品の先端部分をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させてコンベア上に入れた物品が所定位置にきたとき、その先端を、中央部に設けた第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動し、そして、物品の先端を第2検出手段により検出してから設定時間後にコンベヤを停止させることによって、時間を短縮して能率良く行うことができる。このように、コンベヤの搬送動が組み合わされることで、物品の出し入れ作用は、クランプ部による押し出し力や引き入れ力と、コンベヤによる出し搬送力や入れ搬送力とによって、物品の先端部分をクランプしながらも円滑かつ確実に行うことができるとともに、コンベヤのみの場合の位置の乱れをクランプ部の動作により補正できる。
【0084】
そして上記した本発明の請求項3によると、目的とする格納空間に出し入れ装置を対向させた状態で、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動と、コンベヤの搬送動との組み合わせ動作を行うことにより、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れを行うことができる。その際に、出し入れ体による棚装置への物品入れは、両可動部を互いに離間動させてクランプ部をコンベア上の物品に対向させた状態で、コンベアを出し方向に駆動することで、その搬送力によってコンベア上の物品を搬送できる。そして物品を所定の位置まで出したとき、物品の後端が第1検出手段の部分を通過して、この第1検出手段が非検出になり、この非検出になってから設定時間後に両可動部を互いに接近移動させて、両クランプ部によって物品をクランプできる。これにより物品の棚装置側への出し作用は、クランプ部による押し出し力とコンベヤによる出し搬送力によって行うことができる。そして物品の後端が第3検出手段の部分を通過して、この第3検出手段が非検出になることで、両可動部を互いに離間移動できるとともに、コンベヤを減速させたのち停止させることができ、以て物品を棚装置へ出す作業は、時間を短縮して能率良く行うことができる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、物品の出し入れ作用は、常に物品の先端部分をクランプした状態で、クランプ部を介しての押し出し力や引き入れ力によって、円滑かつ確実に行うことができる。
【0085】
しかも上記した本発明の請求項5によると、物品の出し入れ作用は、クランプ部の出し入れ方向への移動ストロークを短くした状態で、円滑かつ確実に行うことができる。
【0086】
また上記した本発明の請求項6によると、物品の出し入れ作用を、より時間を短縮して能率良く行うことができる。
そして上記した本発明の請求項7によると、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れは、コンベヤによる送り動作中に、一対の可動部の接近離間移動と、両クランプ部の出し入れ移動との組み合わせ動作を行うことにより、円滑に確実にかつ能率良く行うことができる。
【0087】
さらに上記した本発明の請求項8によると、それぞれの動作を的確に行うことができる。
しかも上記した本発明の請求項9によると、機台上と格納空間内との間で物品の出し入れは、安定して円滑かつ確実に行うことができるとともに、小さい物品にも容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、格納設備における出し入れ装置部分の縦断正面図である。
【図2】同格納設備の一部切り欠き斜視図である。
【図3】同格納設備における出し入れ装置部分の側面図である。
【図4】同格納設備における出し入れ装置部分の平面図である。
【図5】同格納設備における物品の収納パターンを示す模式図である。
【図6】同格納設備におけるブロック構成図である。
【図7】同格納設備におけるフローチャートである。
【図8】同格納設備における物品出し作業を説明する概略平面図である。
【図9】同格納設備における物品入れ作業を説明する概略平面図である。
【図10】同格納設備における別の物品入れ作業を説明する概略平面図である。
【符号の説明】
1 格納設備
8 一定経路
10 棚装置
11 支柱
15 物品載置板
15a 載置面
17 格納空間
20 物品出し入れ手段
22 走行機体
23 ポスト
25 走行駆動装置
26 制御装置
30 出し入れ装置
31 機台
33 昇降駆動装置
41 コンベヤ
41a 搬送面
43 ローラ
45 コンベヤ駆動装置
48 伝動チェーン
51 出し入れ体
52 可動部
55 移動台
56 接近離間動装置
59 無端伝動体
60 クランプ部
60a クランプ面
63 出退動装置
69 無端チェーン
70 案内歯輪
71A 第1検出手段
71B 第1検出手段
72A 第2検出手段
72B 第2検出手段
73A 第3検出手段
73B 第3検出手段
A 物品
D 出し入れ方向

Claims (9)

  1. クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上から前記格納空間内に亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に1段式に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段とにより構成され、前記出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を接近動させて棚装置内の物品をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させて物品を機台上に入れ、この物品の先端を第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動するように構成されていることを特徴とする格納設備。
  2. クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上に設けられた駆動されるコンベヤと、前記機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段と、前記可動部の中間部に設けられた先端在荷検出用の第2検出手段とからなり、前記クランプ部による物品のクランプ位置が、棚装置に対して物品出し入れ手段側の先端部分であり、前記出し入れ体による棚装置からの物品出しは、両可動部を接近動させて棚装置内の物品の先端部分をクランプ部によりクランプしたのち、クランプ部を退入移動させてコンベア上に入れた物品が所定位置にきたとき、その先端を第1検出手段により検出してから設定時間後に両可動部を互いに離間移動させてクランプ部を開放動し、そして、物品の先端を第2検出手段により検出してから設定時間後にコンベヤを停止させるように構成されていることを特徴とする格納設備。
  3. クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上に設けられた駆動されるコンベヤと、前記機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプする板状のクランプ部と、前記可動部の中央部に設けられたクランプタイミング用の第1検出手段と、前記可動部の両外端部に設けられたはみ出し検出用の第3検出手段とからなり、前記出し入れ体による棚装置への物品入れは、両可動部を互いに離間動させてクランプ部をコンベア上の物品に対向させた状態で、コンベアを出し方向に駆動してコンベア上の物品を所定の位置まで出し、物品の後端が第1検出手段の部分を通過して、この第1検出手段が非検出になってから設定時間後に両可動部を互いに接近移動させて、両クランプ部によって物品をクランプすることにより、クランプ部による押し出し力とコンベヤによる出し搬送力によって物品を棚装置側へ出し、そして物品の後端が第3検出手段の部分を通過して、この第3検出手段が非検出になることで、両可動部を互いに離間移動させるとともに、コンベヤを減速させたのち停止させることにより、物品を棚装置へ出すように構成されていることを特徴とする格納設備。
  4. クランプ形式の物品出し入れ手段と棚装置とからなる格納設備であって、物品出し入れ手段は、棚装置の格納空間に作用可能な出し入れ装置を有し、出し入れ装置は、機台と、この機台上と前記格納空間内とに亘って作用可能な出し入れ体とにより構成され、この出し入れ体は、機台上の両側に振り分けて配設されて相対的に接近離間可能な一対の可動部と、これら可動部に対して、出し入れ方向に移動可能に設けられ物品をクランプするクランプ部とにより構成され、前記出し入れ体による棚装置への物品入れは、離間状のクランプ部を、入れ方向とは反対側に位置させてからクランプすることを特徴とする格納設備。
  5. クランプ部による物品のクランプ位置が、棚装置に対して物品出し入れ手段側の先端部分であることを特徴とする請求項4記載の格納設備。
  6. 出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、離間状のクランプ部を、入れ方向とは反対側に移動させている間に、コンベヤによる送り出し動作が行われるように構成されていることを特徴とする請求項4または5記載の格納設備。
  7. 出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、コンベヤによる送り動作が行われている状態の物品に対して、出し入れ体の接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成されていることを特徴とする請求項4または5記載の格納設備。
  8. 出し入れ装置は、機台上に駆動されるコンベヤが設けられ、コンベヤによる送り動作が行われたのちに、出し入れ体による接近移動と出し入れ移動とが行われるように構成されていることを特徴とする請求項4または5記載の格納設備。
  9. クランプ部は、物品の下部に作用するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の格納設備。
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