JP2834668B2 - 物品の搬送装置 - Google Patents

物品の搬送装置

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JP2834668B2
JP2834668B2 JP6081704A JP8170494A JP2834668B2 JP 2834668 B2 JP2834668 B2 JP 2834668B2 JP 6081704 A JP6081704 A JP 6081704A JP 8170494 A JP8170494 A JP 8170494A JP 2834668 B2 JP2834668 B2 JP 2834668B2
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泰夫 常見
功 平松
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の内部でゴミや
郵便物等の物品を昇降させるための搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高層ビル等においては、各階フロアで収
集されたゴミや郵便物などの物品を、建物内部を昇降す
るケージを用いて搬送する方法がとられている。
【0003】このような物品の搬送では、各階フロアに
おいて物品を収集するための複数のボックスを用意し、
その各ボックスを各階フロアとケージの間で受渡しする
構造がとられる。
【0004】図15は、従来考えられているボックスの
受渡し構造を示しており、建物A内部を上下方向に貫通
する通路51に、ケージ52を昇降可能に設け、通路5
1に設けた出入口53に、ボックス54の受け台56を
複数個上下に積層して備えるボックスマガジン55を設
置している。
【0005】また、ケージ52の内部に、出入口53に
向かって水平方向に伸縮するボックスの移載装置57を
設け、伸長させた状態の移載装置57を、ボックスマガ
ジン55の受け台56の下方から上方に上昇させてボッ
クス54を受取り、逆に、ボックス54を載せた状態の
移載装置57を、受け台56の上方から下方に下降させ
てボックス54をボックスマガジン55に引渡すように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造において、
移載装置57と受け台56との間でボックス54を受渡
しする際、移載装置57の上下動を、ケージ52を直接
昇降させて行なわせる場合、建物の各階フロアごとに昇
降と停止を行なうケージ52を、約10cm程度の小さ
い距離範囲で起動停止させる構造が必要になるため、ケ
ージを昇降させる制御構造が極めて複雑になる問題があ
る。
【0007】例えば、30階分の昇降を行なうケージに
対して、ボックス受渡しのための小距離の起動停止を行
なわせるためには、倍以上の昇降量、すなわち60階分
以上の昇降を行なう機構に匹敵する制御構造が必要にな
り、設備コストが著しく上昇する問題がある。
【0008】また、超高層ビル等においては、ケージ5
2を吊り下げるワイヤロープの長さが100mを越える
場合があるが、このような長さのワイヤロープの先端で
数10cm程度の昇降を行なわせると、ワイヤロープの
伸び縮み等の影響によって正確な昇降量の確保が難し
く、ボックス受渡しの際の移載装置57の動きの精度が
悪くなる問題もある。
【0009】そこでこの発明は、上記の問題を解決し、
ボックス受渡しのための移載装置の上下動を簡単な構
で精度良く行なうことができる物品の搬送装置を提供す
ることを目的とる。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、建物内部を上下方向に貫通する通路に
物品搬送用のケージを昇降可能に設け、上記通路に設け
た出入口に物品収集ボックスの受け台を備えるボックス
マガジンを設置し、上記ケージに水平方向に伸縮するボ
ックスの移載装置を設け、伸長させた移載装置をボック
スマガジンの受け台の下方から上昇させてボックスをケ
ージに受取り、上記移載装置を受け台の上方から下降さ
せてボックスをボックスマガジンに引渡す物品の搬送装
置において、上記ケージにそのケージの昇降とは独立し
てボックスの移載装置を上下動させる昇降装置を設け、
上記ケージに移載装置上のボックスの有無を検出する検
出器を設け、昇降装置と移載装置に接続した制御装置に
より移載装置上にボックスが有るときケージの停止信号
によって移載装置をボックスマガジンの受け台の上方に
伸長させた後引渡し位置まで下降させてケージ内に収縮
させ、移載装置上にボックスが無いときはケージの停止
信号により移載装置を上記受け台の下方に伸長させた後
受取り位置まで上昇させてケージ内に収縮させるサイク
ル運動を行なわせるようにした物品の搬送装置としたの
である。
【0011】
【0012】なお、上記の構において、ボックスマガ
ジンに複数の受け台を上下に積層して設け、その各受け
台に対応させてケージ内に複数のボックスの移載装置を
上下に積層して設け、この各移載装置を昇降装置により
一体で上下動させるようにしてもよい。
【0013】
【作用】上記の構においては、ケージが建物の所定の
階フロアに停止すると、ケージを静止させた状態で、昇
降装置によりボックスの移載装置だけを所定量上下動さ
せ、ボックスマガジンの受け台に対してボックスを受渡
しする。
【0014】また、上記第2の手段では、ケージが停止
すると、移載装置上のボックスの有無により、移載装置
がボックスの受取り又は引渡しのための伸縮と上下動の
サイクル運動を行なうため、ボックスの受渡しを自動的
に行なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1乃至図10は、高層ビルにおいて、各
階フロアから出るゴミを、種類別に分別収集して地階フ
ロアに搬送するための搬送装置を示したものである。
【0016】図1及び図2において、1は建物Aの内部
を上下に貫通する通路であり、その通路1の内部に、ロ
ープ巻上機等を備えたケージ駆動機構2を介しケージ3
が昇降自在に設けられている。上記建物の各階フロアB
1 、B2 、……、Bnには、搬送通路1に開口する出入
口4が形成され、上記ケージ3は、ケージ駆動機構2の
作動により各出入口4に対応した搬送通路1の所定の位
置に昇降又は停止される。
【0017】なお、各出入口4には、ケージ3が出入口
の前に停止した時にそれを検知する停止検知器(図示
略)がそれぞれ設けられている。
【0018】上記各出入口4は、スライド式の扉5によ
り開閉自在とされており、その各出入口4の外側に、そ
れぞれボックスマガジン6が設置されている。
【0019】このボックスマガジン6は、図5及び図6
に示すように、上下に積層した3個の受け台7a、7
b、7cと、その各受け台7a、7b、7cを昇降させ
る受け台昇降機構8と、その昇降機構8の外側を覆うボ
ックス状のケース9とから形成され、ケース9の下面に
取付けた車輪10と伸縮脚11により、任意位置への移
動と固定が出来るようになっている。
【0020】上記受け台昇降機構8は、両側に上下方向
に延びる一対のガイドレール12、13を備え、そのガ
イドレール12、13の間に3個の受け台7a、7b、
7cが収納されている。この各受け台のうち、下側の受
け台7cは固定され、上側の受け台7a、7bは、両側
面に取付けた案内ロール14がガイドレール12、13
に嵌合することにより上下動できるようになっている。
【0021】上記各受け台7a、7b、7cは、図6に
示すように、両側に収集ボックス15を水平に支持する
受け部16、16を備え、その受け部16、16の間に
下側に屈曲する凹部17を設けており、図6の鎖線で示
すように各受け台7a、7b、7cが最下限まで下降す
ると、各受け台の凹部17が互いに嵌まり込み、各受け
台7a、7b、7cは互いに接近した状態で積み重なる
ようになっている。また、この各凹部17と受け部1
6、16との間に形成されるすき間18は、収集ボック
ス15の積込み用フォークリフトのフォークや、後述す
るボックス移載装置20の移載テーブル24が入り込む
だけの大きさに形成されている。
【0022】一方、ケージ3の内部には、図2及び図4
に示すように、支持枠19と、その支持枠19の内部に
上下に配列される3個のボックス移載装置20と、上記
支持枠19を各ボックス移載装置20と共に上下動させ
る昇降装置21とが設置されている。
【0023】上記ボックス移載装置20は、図7乃至図
9に示すように、基台22の上に中間テーブル23をガ
イドレール25と案内ローラ26の嵌合によって、中間
テーブル23の上に移載テーブル24をガイドレール2
5と案内ローラ27との嵌合によってそれぞれスライド
可能に取付けている。また、中間テーブル23の下面に
設けたラックギヤ28に、基台22に取付けた一対のピ
ニオンギヤ29、29を噛み合うようにし、その両ピニ
オンギヤ29、29に複数のギヤを介して駆動モータ3
0を連結している。
【0024】さらに、中間テーブル23に2個のスプロ
ケット31、32を回動可能に取付け、その両スプロケ
ット31、32に掛け回したチェーン33、34の一端
を基台22に連結し、他端を移載テーブル24に連結し
ている。
【0025】このボックス移載装置20では、駆動モー
タ30が回転すると、ピニオンギヤ29、29とラック
ギヤ28の噛み合いにより中間テーブル23がスライド
し、このスライドの動きが、チェーン33、34を介し
て移載テーブル24を水平に引張り、移載テーブル24
を中間テーブル23と基台22に対して水平方向にスラ
イドさせる。
【0026】上記昇降装置21は、図4に示すように、
ケージ3の内部両側で上下方向に延びる一対のガイドレ
ール35、36を備え、そのガイドレール35、36
に、支持枠19の両側面に取付けた案内ローラ37、3
8を回動可能に嵌合させ、この嵌合により支持枠19の
上下動を案内している。
【0027】また、ケージ3の底面に、昇降用モータ3
9と、その昇降用モータ39に連結する下部スプロケッ
ト軸40とを設け、この下部スプロケット軸40と、ガ
イドレール35、36の上端部に設けた上部スプロケッ
ト軸41との間にチェーン42を回動可能にかけ渡し、
そのチェーン42の端部を支持枠19に連結している。
【0028】この昇降装置21では、昇降用モータ39
が作動し、チェーン42が回動すると、その回動量だけ
支持枠19がケージ3に対して上下動する。この場合、
ガイドレール35、36には、各ボックス移載装置20
がボックスマガジン6に対してボックス15の受渡しを
するために上下動した場合、その受渡しのための上昇と
下降の各位置で、支持枠19の接近を検出するリミット
スイッチ(図示略)が取付けられており、このリミット
スイッチの信号により昇降用モータ39の作動が制御さ
れるようになっている。
【0029】また、上記3個のボックス移載装置20の
両側には、それぞれ各移載テーブル24上のボックス1
5の有無を検出する非接触式のボックス検出器43が設
けられている。
【0030】この各ボックス検出器43の検出信号は、
図10に示すように上記ケージ駆動機構2の動きを制御
する制御装置44に入力され、この制御装置44から各
ボックス移載装置20の駆動モータ30と、昇降装置2
1の昇降用モータ39に制御信号が出力されるようにな
っている。また、上記制御装置44には、建物の各階フ
ロアの出入口4に設けたケージ3の停止検知器から信号
が入力されるようになっており、制御装置44内には、
その停止検知器やケージ駆動機構2等からケージ3の各
出入口4に対する停止の完了信号が入力されると、ボッ
クス検出器43からの信号に基づいて、ボックス受渡し
のためのサイクル運動を各ボックス移載装置20と昇降
装置21に行なわせる制御回路(図示略)が組込まれて
いる。この制御回路の制御内容については後で説明す
る。
【0031】この実施例は上記のような構造であり、次
にその作用を説明する。先ず、朝の始業時においては、
各階フロアのボックスマガジン6の内部には、空の収集
ボックス15が収納された状態にあり、その各収集ボッ
クス15を各階フロアに取り出す。
【0032】ゴミの収集は、建物の各階フロアにおい
て、複数の収集ボックス15にゴミを種類別に分別収集
して行ない、この各ボックス15を出入口4に設置した
ボックスマガジン6に収納させる。
【0033】この作業は、各受け台7a、7b、7cを
最下限位置まで下降した状態でボックスマガジン6の上
側の受け台7a上にボックス15を収納し、次にその受
け台7aを上昇させて中央の受け台7b上にボックス1
5を収納し、ついで、上側と中央の両受け台7a、7b
を上昇させ、下側の受け台7c上にボックス15を収納
する。
【0034】このようにボックスマガジン6の各受け台
7a、7b、7cがボックス15で満載されると、作業
者が各出入口4やボックスマガジン6に設けたボタンを
押し、ボックス満載の信号を制御装置44に出す。これ
により、制御装置44は、上記ボックスを満載した階フ
ロアを順に登録する。
【0035】一方、建物内の業務が終了し、夜間になる
と、制御装置44が登録された階フロアを順番に選択
し、その各階フロアと地階フロアBnとの間でケージ3
を繰り返し昇降させて、各階フロアのボックスマガジン
6内のゴミを地階フロアBnの貯留場所45へ搬送す
る。このとき、各階フロアへ上昇してくるケージ3内部
では、各ボックス移載装置20の上にボックスが無い状
態にあり、昇降装置21の下降した位置で各移載テーブ
ル24が基台22の上方に引き込まれた収縮状態にあ
る。
【0036】上記ケージ3が出入口4に停止し、停止検
知器とケージ駆動機構2等からケージ停止完了の信号が
制御装置44に入力されると、制御装置44内部の制御
回路が、図11に示すような処理フローに基づいてボッ
クス受渡しのためのサイクル運動を制御する。
【0037】この処理では、先ず、ステップ1(S1)
においてボックス検出器43の信号により各ボックス移
載装置20上にボックス15が有るか無しかを検出す
る。このときは、ケージにボックスを受取る場合移載テ
ーブル上にボックスが無いため、ステップ1からステッ
プ5(S5)に移行し、各ボックス移載装置20の移載
テーブル24をボックスマガジン6に向かって前進スラ
イドさせる(図12(a))。
【0038】各移載テーブル24のスライドが終了し、
各受け台7a、7b、7cの受け部16と凹部17間の
すき間18に各移載テーブル24が入り込むと、次に、
ステップ6(S6)により昇降装置21を作動して各ボ
ックス移載装置20を10cmだけ上昇させる(図12
(b)参照)。
【0039】これにより、各移載テーブル24が各受け
台7a、7b、7cの受け部16より上方に上昇し、各
ボックス15が各移載テーブル20上に移し替えられ
る。
【0040】ついで、ステップ7(S7)により各移載
テーブル24をケージ2に向かって後退スライドさせ、
各ボックス15をケージ3の内部に収納する(図12
(c)参照)。
【0041】上記ボックスの受渡しが終了すると、ゴミ
を貯留場所45に搬送するため、ケージ3が地階フロア
Bnの出入口4まで下降する。このケージ3の下降中、
各ボックス移載装置20の移載テーブル24は、昇降装
置21の上昇した位置に保持される。
【0042】ケージ3が地階フロアBnの出入口4に停
止すると、今度は図13の処理フローに基づいてサイク
ル運動が制御される。この時はケージ3の各ボックス移
載装置20上にボックス15が存在するので、図13に
おいてステップ1からステップ2(S2)に移行する。
この場合、最初はN=1であるため、ステップ3からス
テップ4に移行し、最下段の移載装置(この最下段の移
載装置を(N=1)番目の移載装置に設定し、以下、中
央の移載装置を(N=2)番目、上段の移載装置を、
(N=3)番目の移載装置に設定する)の移載テーブル
24が伸長・下降・後退を行ない(図14(a))、貯
留場所45のトラバース46にボックス15を受渡す。
次に、図14(b)に示すようにトラバース46が前進
後退し、ボックス15を所定のゴミ貯留位置に向かう搬
送コンベヤ47に受渡しする(S7)。
【0043】ついで、ステップ8(S8)においてケー
ジ3が各移載装置20の高さ間隔分だけ下降し、中央の
移載装置とトラバース46の高さを一致させる(図14
(c))。
【0044】上記の動作が終了すると、S9でNに1を
加算してNの値を2に変換し、S3に戻り、S4からS
8を経て中央の移載装置20とトラバース46の間でボ
ックスの受渡しを行なう。このようにボックスの受渡し
を繰り返し、上段の移載装置に対して受渡し作業が終了
すると、N=4となるため、S10に至り、貯留場所に
対するボックスの受渡しを完了する。
【0045】一方、逆に空のボックス15を各階フロア
に搬送する場合は、貯留場所45から空ボックスを受取
る際移載装置20上にボックスが無いため、図13にお
いてステップ1からステップ13〜16を経てケージ3
の最下段のボックス移載装置20の上に空のボックスを
収納する。それを中央と上段の移載装置20に対し繰り
返してケージ3にボックスを満載し、その後所要の階フ
ロアまでケージ3を上昇させる。
【0046】上記ケージ3が所要の階フロアの出入口4
前に停止すると、この場合、各移載テーブル20上にボ
ックス15が存在するため、今度は図11に示す処理フ
ローおいてステップ1からステップ2に移行し、ステッ
プ3と4を経て階フロアのボックスマガジン6にボック
ス15を引渡す。
【0047】なお、上記の実施例において、ボックスマ
ガジン6やケージ3に設ける受け台やボックス移載装置
20の数は、1個又は2個、或いは4個以上としてもよ
い。
【0048】また、上記の例ではゴミの搬送について説
明したが、郵便物やその他の物品の搬送にも同様に利用
することができる。
【0049】
【効果】以上のように、この発明の物品の搬送装置は、
ボックスの移載装置をケージ内部に設けた昇降装置で上
下動させてボックスの受渡しをし、ケージは階フロア間
の昇降だけを行なわせ、ケージの停止からボックスの受
渡しまでを自動的にサイクル運転できるため、ケージの
昇降の制御構造を複雑化することなく、ボックス受渡し
のための移載装置の上下動を正確に効率よく行なわせる
ことができ、物品の搬送作業を効率よく行なうことがで
きる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の搬送装置を示す断面図
【図2】同上の要部を拡大した断面図
【図3】図2のIII −III 線の断面図
【図4】図2のIV−IV線の断面図
【図5】同上のボックスマガジンの縦断正面図
【図6】ボックスマガジンの縦断側面図
【図7】同上のボックス移載装置を示す縦断正面図
【図8】ボック移載装置の一縦断側面図
【図9】ボック移載装置の一部横断平面図
【図10】実施例の制御構造を示すブロック図
【図11】制御装置のケージと出入口間のボックス受渡
しを行なう場合の処理フローを示すブロック図
【図12】(a)(b)(c)はボックス受取りのサイ
クル運動を示す図
【図13】制御装置のケージと貯留場所間のボックス受
渡しを行なう場合の処理フローを示すブロック図
【図14】(a)(b)(c)はボックス受渡しのサイ
クル運動を示す図
【図15】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 通路 2 ケージ駆動機構 3 ケージ 4 出入口 6 ボックスマガジン 7a、7b、7c 受け台 8 昇降機構 15 収集ボックス 19 支持枠 20 ボックス移載装置 21 昇降装置 24 移載テーブル 30 駆動モータ 35、36 ガイドレール 37、38 案内ローラ 39 昇降用モータ 43 ボックス検出器 44 制御装置 45 貯留場所 46 トラバース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−301601(JP,A) 特開 平3−297701(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/04 561

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内部を上下方向に貫通する通路に物
    品搬送用のケージを昇降可能に設け、上記通路に設けた
    出入口に物品収集ボックスの受け台を備えるボックスマ
    ガジンを設置し、上記ケージに水平方向に伸縮するボッ
    クスの移載装置を設け、伸長させた移載装置をボックス
    マガジンの受け台の下方から上昇させてボックスをケー
    ジに受取り、上記移載装置を受け台の上方から下降させ
    てボックスをボックスマガジンに引渡す物品の搬送装置
    において、上記ケージにそのケージの昇降とは独立して
    ボックスの移載装置を上下動させる昇降装置を設け、
    記ケージに移載装置上のボックスの有無を検出する検出
    器を設け、上記昇降装置と移載装置に接続した制御装置
    により移載装置上にボックスが有るときケージの停止信
    号によって移載装置をボックスマガジンの受け台の上方
    に伸長させた後引渡し位置まで下降させてケージ内に収
    縮させ、移載装置上にボックスが無いときはケージの停
    止信号により移載装置を上記受け台の下方に伸長させた
    後受取り位置まで上昇させてケージ内に収縮させるサイ
    クル運動を行なわせるようにしたことを特徴とする物品
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記ボックスマガジンに複数の受け台を
    上下に積層して設け、その各受け台に対応させてケージ
    内に複数のボックスの移載装置を上下に積層して設け、
    この各移載装置を昇降装置により一体で上下動させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の物品の搬送
    装置。
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