JP2923531B2 - 高層建物用ダムウエイターの移載装置 - Google Patents
高層建物用ダムウエイターの移載装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、高層建物用ダムウエイターの移載装置に関
するものである。
するものである。
「従来の技術」 従来、高層建物におけるごみ処理施設の例として、ダ
ストシュートや、特開昭59−149201号公報に記載される
ようなダムウエイターが考えられている。
ストシュートや、特開昭59−149201号公報に記載される
ようなダムウエイターが考えられている。
ダムウエイターによるごみ処理施設の例を説明する
と、ビル(高層建物)の各階を上下に貫く昇降路の中
に、巻き上げ装置のワイヤによって吊持されるごみケー
ジが昇降可能に設けられ、昇降路の各階の壁部にごみ投
入口が設けられ、さらに、昇降路の下部にごみケージの
中のごみを一時的に貯留するごみ貯留装置が設けられる
構造とされている。
と、ビル(高層建物)の各階を上下に貫く昇降路の中
に、巻き上げ装置のワイヤによって吊持されるごみケー
ジが昇降可能に設けられ、昇降路の各階の壁部にごみ投
入口が設けられ、さらに、昇降路の下部にごみケージの
中のごみを一時的に貯留するごみ貯留装置が設けられる
構造とされている。
そして、ごみを投入する場合には、ごみケージをごみ
投棄者のいる階に呼び出し、ごみケージの到着後に、ご
みをごみ投入口からごみケージの中に投入することによ
り、ごみ投棄が可能となるものである。なお、ごみケー
ジは、呼び出しに応じて各階の間を移動し、内部のごみ
が満杯状態となった場合に、昇降路を下降してごみ貯留
装置に内部のごみを排出するようになっている。
投棄者のいる階に呼び出し、ごみケージの到着後に、ご
みをごみ投入口からごみケージの中に投入することによ
り、ごみ投棄が可能となるものである。なお、ごみケー
ジは、呼び出しに応じて各階の間を移動し、内部のごみ
が満杯状態となった場合に、昇降路を下降してごみ貯留
装置に内部のごみを排出するようになっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、上述したダムウエイター式のごみ処理施設で
あると、ごみ投棄者がごみを投棄しようとする都度、ご
みケージを呼び出すことが必要であり、ごみケージ到着
までの待機時間が長くかかるとともに、他の階でごみ投
棄を行っている場合には、待機時間が非常に長くなって
しまうことになる。
あると、ごみ投棄者がごみを投棄しようとする都度、ご
みケージを呼び出すことが必要であり、ごみケージ到着
までの待機時間が長くかかるとともに、他の階でごみ投
棄を行っている場合には、待機時間が非常に長くなって
しまうことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、次の目
的を有するものである。
的を有するものである。
(1) ダムウエイター式ごみ処理施設における長所を
生かすこと。
生かすこと。
(2) 任意時におけるごみ投棄を可能とすること。
(3) ごみケージ内スペースの有効利用を図り、昇降
部分の小型化を達成すること。
部分の小型化を達成すること。
「課題を解決するための手段」 本発明は、これらの課題を解決するための手段を提案
しており、高層建物の各階に設けられたみ投入部の内部
とダムウエイターのごみケージ内との間でごみ収納用コ
ンテナの移載を行う高層建物用ダムウエイターの移載装
置であって、前記ごみケージ内の後部に収納され昇降可
能に支持される昇降フレームと、前記ごみケージ内の上
部に設けられ前記昇降フレームを吊持状態で昇降させる
昇降手段と、前記昇降フレームに取り付けられごみケー
ジの前方開口部近傍が各階における前記ごみ投入部内部
に載置されたごみ収納用コンテナに位置合わせされた状
態でごみ収納用コンテナの底部に係合してごみ収納用コ
ンテナを前後進させる水平移送部とを具備する構成の高
層建物用ダムウエイターの移載装置としている。
しており、高層建物の各階に設けられたみ投入部の内部
とダムウエイターのごみケージ内との間でごみ収納用コ
ンテナの移載を行う高層建物用ダムウエイターの移載装
置であって、前記ごみケージ内の後部に収納され昇降可
能に支持される昇降フレームと、前記ごみケージ内の上
部に設けられ前記昇降フレームを吊持状態で昇降させる
昇降手段と、前記昇降フレームに取り付けられごみケー
ジの前方開口部近傍が各階における前記ごみ投入部内部
に載置されたごみ収納用コンテナに位置合わせされた状
態でごみ収納用コンテナの底部に係合してごみ収納用コ
ンテナを前後進させる水平移送部とを具備する構成の高
層建物用ダムウエイターの移載装置としている。
「作用」 各階においてごみを投棄する場合は、ごみ収納用コン
テナの中に随時投入される。ごみ収納用コンテナの入れ
替え時または内部ごみの排出時には、ダムウエイターを
作動させることにより、ごみケージを対応する階まで昇
降移動させ、ごみケージの前方開口部近傍とごみ収納用
コンテナの設置位置とを合わせた状態として、水平移送
部を作動させることにより、ごみケージの内部とごみ収
納用コンテナの設置位置との間で、ごみ収納用コンテナ
の水平移動を行ない、かつ、上下位置の調整は、昇降手
段の作動によって行なわれる。
テナの中に随時投入される。ごみ収納用コンテナの入れ
替え時または内部ごみの排出時には、ダムウエイターを
作動させることにより、ごみケージを対応する階まで昇
降移動させ、ごみケージの前方開口部近傍とごみ収納用
コンテナの設置位置とを合わせた状態として、水平移送
部を作動させることにより、ごみケージの内部とごみ収
納用コンテナの設置位置との間で、ごみ収納用コンテナ
の水平移動を行ない、かつ、上下位置の調整は、昇降手
段の作動によって行なわれる。
また、昇降フレームがごみケージの後部で吊持される
ことにより、ごみケージ内に搭載したごみ収納用コンテ
ナと、昇降手段とが前後方向に配され、ごみケージ内の
スペースの有効利用が図られるものである。
ことにより、ごみケージ内に搭載したごみ収納用コンテ
ナと、昇降手段とが前後方向に配され、ごみケージ内の
スペースの有効利用が図られるものである。
「実施例」 以下、本発明に係る高層建物用ダムウエイターの移載
装置の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
装置の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
各図において、符号1はビル(高層建物)、2は昇降
路、3はダムウエイター、4は巻き上げ装置、5はワイ
ヤ、6はごみケージ、7はバランスウエイト、8は移載
装置、9は昇降フレーム、10は昇降手段、11は水平移送
部、12はごみ収納用コンテナ、13はコンテナ出入り口、
14は開閉扉(防火扉)、15は扉開閉駆動部、16はごみ投
入部、17はごみ投入口、18は非常用ごみ投入部、19はご
み収集車、20はコンベア部である。
路、3はダムウエイター、4は巻き上げ装置、5はワイ
ヤ、6はごみケージ、7はバランスウエイト、8は移載
装置、9は昇降フレーム、10は昇降手段、11は水平移送
部、12はごみ収納用コンテナ、13はコンテナ出入り口、
14は開閉扉(防火扉)、15は扉開閉駆動部、16はごみ投
入部、17はごみ投入口、18は非常用ごみ投入部、19はご
み収集車、20はコンベア部である。
そして、ごみケージ6は、例えば高さが1.2m、面積が
1m2程度の大きさの空間を有するもので、巻き上げ装置
4に、1基または複数基が吊持状態に取り付けられる。
1m2程度の大きさの空間を有するもので、巻き上げ装置
4に、1基または複数基が吊持状態に取り付けられる。
また、移載装置8において、前記昇降フレーム9の部
分は、ごみケージ6の中の後部に上下方向に配されたガ
イド軸21と、該ガイド軸21を上下方向に摺動する昇降ブ
ラケット22とによって昇降可能に支持され、かつ、昇降
手段(例えば油圧シリンダからなるアクチュエータ)10
によって吊持状態で昇降させられるものとなっており、
ごみケージ6の内底部には、昇降フレーム9の下降を制
限するストッパ23が設けられている。
分は、ごみケージ6の中の後部に上下方向に配されたガ
イド軸21と、該ガイド軸21を上下方向に摺動する昇降ブ
ラケット22とによって昇降可能に支持され、かつ、昇降
手段(例えば油圧シリンダからなるアクチュエータ)10
によって吊持状態で昇降させられるものとなっており、
ごみケージ6の内底部には、昇降フレーム9の下降を制
限するストッパ23が設けられている。
前記水平移送部11は、固定部24、中間繰り出し部25、
フォーク部26を水平移動可能に上下に積み重ねた3段階
構造であり、固定部24が前記昇降フレーム9に搭載さ
れ、該固定部24の上の中間繰り出し部25及びフォーク部
26が、ごみケージ6における前方開口部27から前方に突
出させられるもので、突出手段または後退手段として、
第2図に示すように、固定部24と中間繰り出し部25との
前後端部に、スプロケット28〜31が取り付けられ、中間
繰り出し部25の前端部と後端部とに両端を固定した第1
のローラチェーン32が、固定部24の後端部のスプロケッ
ト28と固定部24の前端部のスプロケット29とに巻回さ
れ、固定部24の前端部とフォーク部26の前端部とに両端
を固定した第2のローラチェーン33が、スプロケット30
に巻回され、固定部24の後端部とフォーク部26の後端部
とに両端を固定した第3のローラチェーン34が、スプロ
ケット31に巻回されるとともに、固定部24の内部または
昇降フレーム9にモータ35が設けられて、ローラチェー
ン36を介して前記スプロケット29を正逆両方向に回転さ
せることにより、中間繰り出し部25及びフォーク部26を
第2図に示す繰り出す作動、または後退作動を行なうよ
うにしている。
フォーク部26を水平移動可能に上下に積み重ねた3段階
構造であり、固定部24が前記昇降フレーム9に搭載さ
れ、該固定部24の上の中間繰り出し部25及びフォーク部
26が、ごみケージ6における前方開口部27から前方に突
出させられるもので、突出手段または後退手段として、
第2図に示すように、固定部24と中間繰り出し部25との
前後端部に、スプロケット28〜31が取り付けられ、中間
繰り出し部25の前端部と後端部とに両端を固定した第1
のローラチェーン32が、固定部24の後端部のスプロケッ
ト28と固定部24の前端部のスプロケット29とに巻回さ
れ、固定部24の前端部とフォーク部26の前端部とに両端
を固定した第2のローラチェーン33が、スプロケット30
に巻回され、固定部24の後端部とフォーク部26の後端部
とに両端を固定した第3のローラチェーン34が、スプロ
ケット31に巻回されるとともに、固定部24の内部または
昇降フレーム9にモータ35が設けられて、ローラチェー
ン36を介して前記スプロケット29を正逆両方向に回転さ
せることにより、中間繰り出し部25及びフォーク部26を
第2図に示す繰り出す作動、または後退作動を行なうよ
うにしている。
なお、符号37はごみ収納用コンテナ12の下部に設けら
れる脚部、38は脚部37の近傍に設けられるフォーク挿入
口である。
れる脚部、38は脚部37の近傍に設けられるフォーク挿入
口である。
以下、ダムウエイター3及び移載装置8を使用したご
みの投棄及び収集について説明する。
みの投棄及び収集について説明する。
ごみの投棄は、各階に設置されたごみ投入部16のごみ
投入口17から、ダムウエイター3の位置とは無関係に、
ごみ収納用コンテナ12の中にごみを投入することによっ
て行なわれる。
投入口17から、ダムウエイター3の位置とは無関係に、
ごみ収納用コンテナ12の中にごみを投入することによっ
て行なわれる。
そして、ごみ収納用コンテナ12が満杯状態となった場
合等において、ごみ回収を必要とする階に、ごみケージ
6が呼び出される。前述したように、ダムウエイター3
に1基のみのごみケージ6が設けられている場合は、
[空]の状態となっているごみケージ6が呼び出され、
ダムウエイター3に2基以上のごみケージ6が設けられ
ている場合は、[空]となっている方のごみケージ6が
呼び出され、ごみケージ6の前部開口部27が、コンテナ
出入り口13に位置合わせされた状態となるようにごみケ
ージ6が停止し、該ごみケージ6の停止後に、扉開閉駆
動部15の作動によって開閉扉14が引き上げられて、コン
テナ出入り口13が開放される。なお、ごみ回収作業が実
施される期間は、対応する箇所のごみ投入口17が閉寒さ
れて、ごみの投棄が行なわれないように配慮される。
合等において、ごみ回収を必要とする階に、ごみケージ
6が呼び出される。前述したように、ダムウエイター3
に1基のみのごみケージ6が設けられている場合は、
[空]の状態となっているごみケージ6が呼び出され、
ダムウエイター3に2基以上のごみケージ6が設けられ
ている場合は、[空]となっている方のごみケージ6が
呼び出され、ごみケージ6の前部開口部27が、コンテナ
出入り口13に位置合わせされた状態となるようにごみケ
ージ6が停止し、該ごみケージ6の停止後に、扉開閉駆
動部15の作動によって開閉扉14が引き上げられて、コン
テナ出入り口13が開放される。なお、ごみ回収作業が実
施される期間は、対応する箇所のごみ投入口17が閉寒さ
れて、ごみの投棄が行なわれないように配慮される。
このコンテナ出入り口13の開放により、ごみケージ6
の内部とごみ収納用コンテナ12とが、コンテナ出入り口
13及び前部開口部27を介して、水平方向に対向させられ
た状態となり、移載装置8が作動させられる。
の内部とごみ収納用コンテナ12とが、コンテナ出入り口
13及び前部開口部27を介して、水平方向に対向させられ
た状態となり、移載装置8が作動させられる。
即ち、昇降手段10によって昇降フレーム9を下降させ
て、水平移送部11におけるフォーク部26の先端の高さ
を、ごみ収納用コンテナ12のフォーク挿入口38に合わ
せ、次いで、水平移送部11を作動させて、中間繰り出し
部25及びフォーク部26を前方開口部27及びコンテナ出入
り口13から突出させ、フォーク部26をフォーク挿入口38
に挿入した状態とし、この状態で昇降手段10を作動させ
て昇降フレーム9を上昇させることにより、第1図に実
線で示すように、ごみ収納用コンテナ12をごみ投入部16
の内底部から若干浮き上がらせた状態とする。
て、水平移送部11におけるフォーク部26の先端の高さ
を、ごみ収納用コンテナ12のフォーク挿入口38に合わ
せ、次いで、水平移送部11を作動させて、中間繰り出し
部25及びフォーク部26を前方開口部27及びコンテナ出入
り口13から突出させ、フォーク部26をフォーク挿入口38
に挿入した状態とし、この状態で昇降手段10を作動させ
て昇降フレーム9を上昇させることにより、第1図に実
線で示すように、ごみ収納用コンテナ12をごみ投入部16
の内底部から若干浮き上がらせた状態とする。
さらに、水平移送部11の作動により、中間繰り出し部
25及びフォーク部26を後退させて、第1図の鎖線で示す
ように、こみ収納用コンテナ12をごみケージ6の中に収
容した状態とする。フォーク部26等の後退終了後、コン
テナ出入り口13は開閉扉14によって閉寒される。
25及びフォーク部26を後退させて、第1図の鎖線で示す
ように、こみ収納用コンテナ12をごみケージ6の中に収
容した状態とする。フォーク部26等の後退終了後、コン
テナ出入り口13は開閉扉14によって閉寒される。
次いで、ダムウエイター3の作動により、ごみ収納用
コンテナ12を収容したごみケージ6を、第3図に示す昇
降路2の下部まで下降させて、ごみ収納用コンテナ12を
コンベア部20に引き出し、引き出されたごみ収納用コン
テナ12の中のごみのみが、コンテナ反転装置39を介して
貯留排出設備40に移載され、ごみの移載によって[空]
となった状態のごみ収納用コンテナ12が、再び、ごみケ
ージ6に戻されて収容される。
コンテナ12を収容したごみケージ6を、第3図に示す昇
降路2の下部まで下降させて、ごみ収納用コンテナ12を
コンベア部20に引き出し、引き出されたごみ収納用コン
テナ12の中のごみのみが、コンテナ反転装置39を介して
貯留排出設備40に移載され、ごみの移載によって[空]
となった状態のごみ収納用コンテナ12が、再び、ごみケ
ージ6に戻されて収容される。
[空]のごみ収納用コンテナ12を収容したごみケージ
6は、ダムウエイター3を作動させることにより、元の
階まで戻され、第1図に鎖線で示す位置から実線で示す
位置への移載が行なわれる。つまり、ごみケージ6の前
部開口部27がコンテナ出入り口13に位置合わせされた状
態とされ、扉開閉駆動部15の作動によって開閉扉14が引
き上げられて、コンテナ出入り口13が開放され、移載装
置8の作動により、ごみ収納用コンテナ12を支持したま
ま、フォーク部26を突出させて、ごみ収納用コンテナ12
をコンテナ出入り口13からごみ投入部16の内部に挿入
し、この状態で昇降手段10を作動させて昇降フレーム9
を下降させることにより、ごみ収納用コンテナ12をごみ
投入部16の底部に降ろす。次いで、移載装置8の逆作動
により、フォーク部26を後退させてごみケージ6の中に
収容し、開閉扉14を閉ざすことにより当初の状態に戻
し、ごみ投入口17を開放して、ごみの投棄が再開可能な
状態に戻すものである。
6は、ダムウエイター3を作動させることにより、元の
階まで戻され、第1図に鎖線で示す位置から実線で示す
位置への移載が行なわれる。つまり、ごみケージ6の前
部開口部27がコンテナ出入り口13に位置合わせされた状
態とされ、扉開閉駆動部15の作動によって開閉扉14が引
き上げられて、コンテナ出入り口13が開放され、移載装
置8の作動により、ごみ収納用コンテナ12を支持したま
ま、フォーク部26を突出させて、ごみ収納用コンテナ12
をコンテナ出入り口13からごみ投入部16の内部に挿入
し、この状態で昇降手段10を作動させて昇降フレーム9
を下降させることにより、ごみ収納用コンテナ12をごみ
投入部16の底部に降ろす。次いで、移載装置8の逆作動
により、フォーク部26を後退させてごみケージ6の中に
収容し、開閉扉14を閉ざすことにより当初の状態に戻
し、ごみ投入口17を開放して、ごみの投棄が再開可能な
状態に戻すものである。
なお、第3図においては、開閉扉14が昇降路2の側に
設けられているが、位置を特に限定するものではなく、
また、開閉扉14の開閉方向は、横開き等とすることもで
きる。
設けられているが、位置を特に限定するものではなく、
また、開閉扉14の開閉方向は、横開き等とすることもで
きる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係る高層建物用ダムウ
エイターの移載装置によると、以下のような優れた効果
を奏する。
エイターの移載装置によると、以下のような優れた効果
を奏する。
ごみ収納用コンテナに投入されたごみを、移載装置
の作動により水平に移動させて、ダムウエイターのごみ
ケージ内に搭載してコンテナ詰め状態のまま回収するも
のであるから、ごみの飛散を防止して環境を汚染するこ
とがない。
の作動により水平に移動させて、ダムウエイターのごみ
ケージ内に搭載してコンテナ詰め状態のまま回収するも
のであるから、ごみの飛散を防止して環境を汚染するこ
とがない。
ごみの投棄は、ごみ収納用コンテナへの投入によっ
て行なわれるので、ごみ収納用コンテナが設定されてい
る間は、ダムウエイターの作動に関係なく、任意時にご
みの投棄を行なうことができる。
て行なわれるので、ごみ収納用コンテナが設定されてい
る間は、ダムウエイターの作動に関係なく、任意時にご
みの投棄を行なうことができる。
ごみケージの背部に、昇降手段とこれに吊持された
昇降フレームとを設けて、昇降フレームにごみ収納用コ
ンテナを搭載して昇降させるものであるから、昇降フレ
ーム及びごみ収納用コンテナの下部にデッドスペースが
生じることが少なく、ごみケージ内部を有効に利用し
て、ごみケージ等の小型化を図ることができる。
昇降フレームとを設けて、昇降フレームにごみ収納用コ
ンテナを搭載して昇降させるものであるから、昇降フレ
ーム及びごみ収納用コンテナの下部にデッドスペースが
生じることが少なく、ごみケージ内部を有効に利用し
て、ごみケージ等の小型化を図ることができる。
第1図ないし第3図は本発明に係る高層建物用ダムウエ
イターの移載装置の一実施例を示すもので、第1図は要
部の正断面図、第2図は水平移送部とごみ収納用コンテ
ナとの係合状態の正面図、第3図は高層建物におけるダ
ムウエイター式ごみ処理施設の全体構成を示す正断面図
である。 1……ビル(高層建物)、2……昇降路、3……ダムウ
エイター、4……巻き上げ装置、5……ワイヤ、6……
ごみケージ、7……バランスウエイト、8……移載装
置、9……昇降フレーム、10……昇降手段、11……水平
移送部、12……ごみ収納用コンテナ、13……コンテナ出
入り口、14……開閉扉(防火扉)、15……扉開閉駆動
部、16……ごみ投入部、17……ごみ投入口、18……非常
用ごみ投入部、19……ごみ収集車、20……コンベア部、
21……ガイド軸、22……昇降ブラケット、23……ストッ
パ、24……固定部、25……中間繰り出し部、26……フォ
ーク部、27……前方開口部、28〜31……スプロケット、
32……第1のローラチェーン、33……第2のローラチェ
ーン、34……第3のローラチェーン、35……モータ、36
……ローラチェーン、37……脚部、38……フォーク挿入
口、39……コンテナ反転装置、40……貯留排出設備。
イターの移載装置の一実施例を示すもので、第1図は要
部の正断面図、第2図は水平移送部とごみ収納用コンテ
ナとの係合状態の正面図、第3図は高層建物におけるダ
ムウエイター式ごみ処理施設の全体構成を示す正断面図
である。 1……ビル(高層建物)、2……昇降路、3……ダムウ
エイター、4……巻き上げ装置、5……ワイヤ、6……
ごみケージ、7……バランスウエイト、8……移載装
置、9……昇降フレーム、10……昇降手段、11……水平
移送部、12……ごみ収納用コンテナ、13……コンテナ出
入り口、14……開閉扉(防火扉)、15……扉開閉駆動
部、16……ごみ投入部、17……ごみ投入口、18……非常
用ごみ投入部、19……ごみ収集車、20……コンベア部、
21……ガイド軸、22……昇降ブラケット、23……ストッ
パ、24……固定部、25……中間繰り出し部、26……フォ
ーク部、27……前方開口部、28〜31……スプロケット、
32……第1のローラチェーン、33……第2のローラチェ
ーン、34……第3のローラチェーン、35……モータ、36
……ローラチェーン、37……脚部、38……フォーク挿入
口、39……コンテナ反転装置、40……貯留排出設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−88601(JP,A) 実開 昭58−167158(JP,U) 特公 昭64−1337(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 5/00 B65F 9/00 B65G 1/00 - 47/52 B66B 10/00 - 17/20
Claims (1)
- 【請求項1】高層建物の各階に設けられたごみ投入部の
内部とダムウエイターのごみケージ内との間でごみ収納
用コンテナの移載を行う高層建物用ダムウエイターの移
載装置であって、 前記ごみケージ内の後部に収納され昇降可能に支持され
る昇降フレームと、 前記ごみケージ内の上部に設けられ前記昇降フレームを
吊持状態で昇降させる昇降手段と、 前記昇降フレームに取り付けられごみケージの前方開口
部近傍が各階における前記ごみ投入部内部に載置された
ごみ収納用コンテナに位置合わせされた状態でごみ収納
用コンテナの底部に係合してごみ収納用コンテナを前後
進させる水平移送部とを具備することを特徴とする高層
建物用ダムウエイターの移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123090A JP2923531B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 高層建物用ダムウエイターの移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123090A JP2923531B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 高層建物用ダムウエイターの移載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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