JP2002173203A - パレット授受装置 - Google Patents

パレット授受装置

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JP2002173203A
JP2002173203A JP2000373680A JP2000373680A JP2002173203A JP 2002173203 A JP2002173203 A JP 2002173203A JP 2000373680 A JP2000373680 A JP 2000373680A JP 2000373680 A JP2000373680 A JP 2000373680A JP 2002173203 A JP2002173203 A JP 2002173203A
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pallets
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lifting
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Kazuya Nishinaka
一也 西中
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットを荷台へ引き込んだり、荷台から押
し出す際、引込・押出具からパレットが外れてしまうの
を防止する。また、2種以上のパレットの取り扱いを可
能にする。 【解決手段】 昇降台17と、昇降台17に載るパレッ
ト45Aと、昇降台17に前後動自在に設けられたパレ
ット用の引込・押出具21とを有するパレット授受装置
16において、パレット45Aの下面に、パレット45
Aとの間にローラー用通路51を形成するようにして前
後方向に長い水平張出片52及び前後方に開放した前後
方向に長いガイド溝54が形成され、前記水平張出片5
2の上面に当接する浮き上がり防止ローラー39及びガ
イド溝54に嵌まってパレット45Aの左右のずれを防
止するずれ防止ローラー42が昇降台17に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫のスタッ
カークレーンの昇降台として好適なパレット授受装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパレット授受装置として以下の如
きものは知られている。荷台と、荷台に載るパレット
と、荷台に前後動自在に設けられたパレット用の引込・
押出具と、荷台の左右部に設けられた、パレットの上面
に当接する軸心を左右方向に向けたパレットの浮き上が
りを防止する複数の押えローラーと、荷台の左右部に設
けられたパレットの左右の側面に当接する左右一対のガ
イドレールと有するものは知られている。前記押えロー
ラーは、パレットを荷台へ引き込んだり、荷台から押し
出す際、パレットが上下に大きく傾く(荷台側が浮き上
がる)のを防止し、引込・押出具からパレットが外れて
しまうのを防止する作用を有するものである。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のパレット授受装置には以
下の如き欠点があった。取り扱う1つのパレットの左右
幅に対応して、押えローラー及び左右一対のガイドレー
ルが荷台の左右部に設けられたものであったため、即
ち、1つのパレットに専用のものであったため、当該パ
レットと、そのパレットより左右幅の短いパレットとを
同時に取り扱うことが出来ないという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、荷台と、荷台に載るパレットと、
荷台に前後動自在に設けられたパレット用の引込・押出
具とを有するパレット授受装置において、パレットの下
面又は荷台の上面のいずれか一方に浮き上がり防止部材
用通路を形成するようにして前後方向に長い水平張出片
が設けられ、同他方に水平張出片に係合する浮き上がり
防止部材が設けられ、パレットの下面又は荷台の上面の
いずれか一方に前後方に開放した前後方向に長いガイド
溝が形成され、同他方にガイド溝に嵌まってパレットの
左右のずれを防止するずれ防止部材が設けられているも
のである。 請求項2の発明は、前記浮き上がり防止部材が軸心を
左右方向に向けた浮き上がり防止ローラーであり、ずれ
防止部材が軸心を上下方向に向けたずれ防止ローラーで
ある請求項1記載のものである。 請求項3の発明は、前記荷台の左右部にパレットの上
面に当接する軸心を左右方向に向けたパレットの浮き上
がりを防止する押えローラーが設けられている請求項2
記載のものである。 なお、本発明は、前記欠点を解消するためになされたも
のではあるが、本発明の装置において、1種類のパレッ
トを取り扱うことも出来る。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、パレットを荷台へ引き込ん
だり、荷台から押し出す際、パレットが浮き上がるのを
防止し、引込・押出具からパレットが外れてしまうのを
防止することが出来ると共に、パレットの左右のずれな
くスムーズにパレットを荷台から押し出すことが出来
る。また、左右幅が相違する2種以上の各パレットの同
一位置に水平張出片又は浮き上がり防止部材を設け、ま
た、各パレットの同一位置にガイド溝又はずれ防止部材
を設けることにより、1つのパレット授受装置で2種以
上のパレットの取り扱いを実現することが出来る。 請求項2の発明によれば、浮き上がり防止部材が軸心
を左右方向に向けた浮き上がり防止ローラーであり、ず
れ防止部材が軸心を上下方向に向けたずれ防止ローラー
であるので、パレットの水平移動をスムーズに行なうこ
とが出来る。 請求項3の発明によれば、荷台の左右部に設けられた
押えローラーによってもパレットの浮き上がりを防止す
るようにしたので、左右幅の大きなパレットの浮き上が
りをより確実に防止することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1上側を、後
とは同図下側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右
側をいう。
【0007】スタッカークレーン通路1をあけるように
して前後一対のラック装置3が床面に立設されている。
前記ラック装置3は、所定間隔で左右に並ぶ前側の多数
の支柱4と、これら前側の支柱4の後方にそれとの間に
所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱4と、これら前後の支
柱4に高さ方向に所定間隔で設けられた多数のパレット
支承部材5とを有しており、支柱4を介することなく対
向する左右一対のパレット支承部材5によってパレット
収納棚6が構成されている。前記前後のラック装置3の
パレット収納棚6の出し入れ口7は相互に対向してい
る。
【0008】前記パレット収納棚6各々には、後で詳述
する2種類のパレット45A、45Bのいずれかが収納
されるようになされている。
【0009】前記後側のラック装置3の右側方にはパレ
ット45A用の入出庫台8Aが設けられ、前側のラック
装置3の右側方にはパレット45B用の入出庫台8Bが
設けられている。いずれの入出庫台8A、8Bも、構造
はパレット収納棚6と同様のものである。
【0010】前記スタッカ−クレーン通路1に上下一対
のガイドレール11が長手方向を左右方向に向けるよう
にして配され、これらガイドレール11にスタッカーク
レーン12が左右動自在に案内されるようになされてい
る。
【0011】前記スタッカークレーン12は、走行台車
13と、この走行台車13に設けられたマスト14に昇
降自在に設けられたパレット授受装置16とを有してい
る。
【0012】前記パレット授受装置16は、昇降台17
(請求項1でいう荷台)と、昇降台17に設けられた、
左右一対のパレット移動装置18とを有している。
【0013】図5及び図6に示すごとく、パレット移動
装置18は、昇降台17に設けられた、長手方向を前後
方向に向けた案内部材20と、この案内部材20に沿っ
て前後動自在に設けられると共に、前後部に係合フック
22(係合溝23を有している)を有する引込・押出具
21と、この引込・押出具21を前後動させる公知の作
動装置(図示略)とを有している。
【0014】前記昇降台17の左右部にはパレット45
Aの左右の側面に当接する左右一対のガイドレール26
が設けられ、これらガイドレール26の上面にパレット
45Aのための、所要個の押え具27が設けられてい
る。
【0015】図8及び図9に示すごとく、押え具27
は、ガイドレール26に設けられた軸受28と、この軸
受28に回転自在に設けられた、軸心を左右方向に向け
た回転軸29と、この回転軸29に側面から見て所定角
度をなすようにして固定された第1アーム30及び第2
アーム31と、第1アーム30の自由端にパレット45
Aの端部の上方に位置するようにして回転自在に設けら
れた押えローラー32と、第2アーム31の自由端に設
けられた錘33とを有している。前記錘33は回転軸2
9に一定の向きの回転力を与えるものであり、その力に
従って回転軸29が回転して第1アーム30が垂下位置
を僅かに越えた位置で、回転軸29(第1アーム30)
の回転を阻止するストッパー34が軸受28に設けられ
ている。
【0016】昇降台17の前後部に、案内部材20の外
側部に位置するようにして搬送方向を前後方向に向け
た、3本のローラーを有するフリーローラーコンベア3
6が設けられている。
【0017】図4及び図7に示すごとく、昇降台17の
前後部各々の中央部に支持板37が設けられ、この支持
板37にブラケット38を介して軸心を左右方向に向け
た、前側2個、後側2個の浮き上がり防止ローラー39
(請求項1で云う浮き上がり防止部材)が、前後方向に
並ぶようにして、左右2組設けられている。即ち、1組
の前後方向に並ぶ浮き上がり防止ローラー39の群は、
合計4つの浮き上がり防止ローラー39により構成され
ている。
【0018】前記支持板37にブラケット41を介して
軸心を上下方向に向けた、前側2個、後側2個のずれ防
止ローラー42(請求項1で云うずれ防止部材)が、前
後方向に並ぶようにして、左右2組設けられている。即
ち、1組の前後方向に並ぶずれ防止ローラー42の群
は、合計4つのずれ防止ローラー42により構成されて
いる。
【0019】次に、パレット収納棚6に収納されるパレ
ットの内、先ず、左右幅の大きなパレット45A(図示
略の物品が載せられている)について説明する。パレッ
ト45Aは、左右幅が「L」で、前後長さが「M」であ
り、前後左右に軸心を左右方向に向けたローラー46を
有している。図4に示す状態で、パレット45Aは、前
側のフリーローラーコンベア36に支持されると共に、
係合フック22によって支持されている。この説明から
明らかなごとく、フリーローラーコンベア36の搬送面
と係合フック22の係合溝23の底面とは、同一又はほ
ぼ同一の水平面内に位置し、パレット45Aの、後述の
被係合部49の下面とコンベア対向部材47の下面と
は、同一又はほぼ同一の水平面内に位置するようになさ
れている。また、パレット45Aは、フリーローラーコ
ンベア36に載る前後方向に長いコンベア対向部材47
及び後で詳述するコンベア57に載る前後方向に長いコ
ンベア対向部材48(下面がコンベア対向部材47の下
面と同一又はほぼ同一となされている。)を有してい
る。また、パレット45Aは、前後部に係合フック22
が係合する板からなる被係合部49を有している。更
に、図7に示すごとく、パレット45Aは、その下部
に、パレット45Aとの間にローラー用通路51(浮き
上がり防止ローラー39が入り込む)(請求項1で云う
浮き上がり防止部材用通路)を形成するようにして前後
方向に長い左右一対の水平張出片52を有している。水
平張出片52の上面の前部は、図示は省略しているが、
前側に向かって下り傾斜の傾斜面となされ、水平張出片
52の上面の後部は後側に向かって下り傾斜の傾斜面と
なされている。また、水平張出片52の前後長さは、
「N」であり、図4に示す状態では、浮き上がり防止ロ
ーラー39の位置から外れているが、正面から見た状態
では、水平張出片52の上面に浮き上がり防止ローラー
39の下端が当接したように見える位置にある。この説
明から明らかなごとく、昇降台17上でパレット45A
が前後に移動して水平張出片52と浮き上がり防止ロー
ラー39とが平面から見た状態で重なった状態となると
(但し、浮き上がり防止ローラー39が前記傾斜面と重
なる位置は除く。)、浮き上がり防止ローラー39は水
平張出片52の上面に当接することになる。
【0020】パレット45Aは、下方及び前後方に開放
した前後方向に長い左右一対のガイド溝54を有してい
る。左右のガイド溝54の内側側面の前部は、平面から
見て前端に向かうほど中央側に近付く傾斜面となされ、
左右のガイド溝54の内側側面の後部は、平面から見て
後端に向かうほど中央側に近付く傾斜面となされてい
る。そして、図7に示すごとく、正面から見た状態で
は、ずれ防止ローラー42は、ガイド溝54の内側側面
(前記傾斜面を除く。)に当接した状態に見える位置に
ある。この説明から明らかなごとく、パレット45Aが
昇降台17上に位置する状態では、パレット45Aの前
後位置にかかわらず、多くの場合、左右のずれ防止ロー
ラー42の組の内、少なくとも左右1個づつのずれ防止
ローラー42がガイド溝54の内側側面に当接した状態
にある。
【0021】パレット45B(図1参照)(図示略の物
品が載せられている)は、左右幅が「Q」(QはLより
短い)で、前後長さが「M」であり、中央部の構造及び
左右端部の構造は、パレット45Aと同一である。即
ち、浮き上がり防止ローラー39、ずれ防止ローラー4
2による浮き上がり防止作用や左右のずれ防止作用を受
け得る構造となされていると共に、ローラー46及びコ
ンベア対向部材47、48を有している。
【0022】図11及び図12に示すごとく、スタッカ
ークレーン12の走行台車13の、マスト14より内側
の部分に、搬送方向を前後方向に向けた正逆駆動自在な
コンベア57が設けられている。そして、昇降台17が
最下位置に下降すると、前記コンベア57に昇降台17
上のパレット45A(又はパレット45B)が乗り移
り、且つ、係合フック22がパレット45A(又はパレ
ット45B)の下面より下に沈み込んだ状態となるよう
に、コンベア57の高さ位置が設定されている。なお、
昇降台17にはコンベア57の通過を許容する空間が形
成されている。また、コンベア57に載ったパレット4
5A(パレット45B)が、下降する昇降台17から離
れ得るように、水平張出片52は、図4の状態では、浮
き上がり防止ローラー39と平面から見て重ならないよ
うになされているのである。
【0023】平面から見て、前記第2アーム31に重な
る位置に位置するようにして、走行台車13に取付材5
8を介して垂直な押し上げ棒59が立設されている。こ
れら押し上げ棒59の通過を許容する開口60(図4及
び図8参照)がガイドレール26に形成されている。
【0024】このような構成により、昇降台17が最下
位置に下降すると、第2アーム31が押し上げ棒59に
より押し上げられるので、第2アーム31は図8に示す
矢印の方向に回転して押えローラー32はパレット45
Aより外れる。即ち、そのことにより、前記したごと
く、コンベア57によるパレット45Aの持ち上げが可
能となる。そして、昇降台17が最下位置から上昇する
と、押し上げ棒59が第2アーム31を押し上げなくな
るので、錘33の作用により押えローラー32は図8の
位置に戻る。
【0025】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。まず、パレット45Aを前側のラック装
置3のパレット収納棚6から搬出する場合について説明
する。なお、その作動は公知であるので、簡単に説明す
る。 (1)走行台車13が左右に走行すると共に昇降台17
が昇降して、係合フック22を搬出するパレット45A
の僅かに下に位置させる。 (2)その後、前側の係合フック22の係合溝23をパ
レット45Aの被係合部49に対向させるように前側の
係合フック22が突出する(図3参照)。 (3)その後、昇降台17が上昇して、係合フック22
を被係合部49に係合させると共に、パレット45Aを
水平とする。図3に示すごとく、スタッカ−クレーン通
路1側の、パレット45Aのローラー46はパレット支
承部材5に載っておらず、スタッカ−クレーン通路1と
逆側のローラー46のみがパレット支承部材5に載った
状態であるので、パレット45Aは、パレット収納棚6
に載った状態では、スタッカ−クレーン通路1側に少し
下り傾斜した状態にある。 (4)その後、引込・押出具21が昇降台17にパレッ
ト45Aを引き込む(図4参照)。
【0026】(5)その後、走行台車13はパレット4
5A用の入出庫台8Aに向かって走行する。そして、昇
降台17は最下位置まで下降する。そうすると、パレッ
ト45Aはコンベア57に移載されるので、コンベア5
7が駆動して入出庫台8A側にパレット45Aを、パレ
ット45Aの後端が昇降台17の後端よりやや前側に位
置するように移動させる。その間に、パレット45Aの
下面より下に沈み込んだ係合フック22が前側に移動し
て、後側の係合フック22の係合溝23をパレット45
Aの前側の被係合部49に対向させる。 (6)その後、昇降台17が上昇して、後側の係合フッ
ク22の係合溝23をパレット45Aの前側の被係合部
49に係合させる。(この状態を示す図は、図4を上下
逆転させたような図となる。) (7)その後、パレット収納棚6からパレット45Aを
引き出した時と逆の作動で、パレット45Aを入出庫台
8Aに降ろすことが出来る。
【0027】そして、前記と逆の作動によって、入出庫
台8Aのパレット45Aを前側のラック装置3のパレッ
ト収納棚6に搬入することが出来る。
【0028】また、後側のラック装置3に対する、パレ
ット45Aの搬出・搬入も、前記と同様に行なうことが
出来る。なお、入出庫台8Aが後側のラック装置3に並
んでいるので、前記(5)、(6)における、コンベア
57を利用したパレット45Aの移動は行なう必要はな
い。
【0029】また、前後のラック装置3に対する、パレ
ット45Bの搬出・搬入も、前記と同様に行なうことが
出来る。ここでご注目戴きたいのは、パレット45Bを
入出庫台8Bやパレット収納棚6から昇降台17へ引き
込んだり、昇降台17から押し出す際、特に昇降台17
が入出庫台8Bやパレット収納棚6より高い位置にあ
り、パレット45Bを引き上げる、あるいは押し下げる
ような状態となると、パレット45Bの昇降台17側の
端部が浮き上がろうとして、係合フック22からパレッ
ト45Bが外れることになるが、本発明では、浮き上が
り防止ローラー39があるので、そのようなことがない
ということである。また、ずれ防止ローラー42の存在
により、パレット45Bを入出庫台8Bに搬出したり、
パレット収納棚6に収納したりする際、パレット45B
の左右のずれなくスムーズにパレット45Bを押し出す
ことが出来る。
【0030】なお、パレット45Bが相当量入出庫台8
B(又はパレット収納棚6)に突出した後、浮き上がり
防止ローラー39の働きがなくなっても、パレット45
Bが相当量入出庫台8B(又はパレット収納棚6)に突
出しているので、パレット45Bの、押し出された端側
が下がっても、パレット45Bは僅かに傾くだけである
ので、係合フック22からパレット45Bが外れること
はなく、実用的に問題はないということである。また、
パレット45Bが相当量入出庫台8B(又はパレット収
納棚6)に突出した後、ずれ防止ローラー42の働きが
なくなっても、パレット45Bが相当量入出庫台8B
(又はパレット収納棚6)に突出しているので、その後
のパレット45Bの移動に際しては、実用的に問題はな
いということである。
【0031】前記の説明はパレット45Aにおいても同
じように云えるものであるから、パレット45Aのため
の、ガイドレール26及び押えローラー32を無くして
も何ら支障がないということである。即ち、浮き上がり
防止ローラー39及びずれ防止ローラー42は、大きさ
の相違するパレット45A及びパレット45Bのいずれ
にも、有効に機能しているということである。
【0032】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)入出庫台8A、入出庫台8Bに代えて、入出庫コ
ンベアを設けるようにしてもよい。 (2)パレット授受装置16を自動倉庫以外に使用し得
ることは云うまでもない。 (3)取り扱うパレットは、1種類でも、2種類以上で
あってもよい。 (4)浮き上がり防止部材及びずれ防止部材の形状は任
意である。 (5)ガイド溝及び水平張出片は、少なくとも1つあれ
ばよい。 (6)水平張出片を荷台に設け、浮き上がり防止部材を
パレットに設けるようにしてもよい。 (7)ガイド溝を荷台に設け、ずれ防止部材をパレット
に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す中間省略の簡略水平
断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う中間省略の断面
図である。
【図4】図1のA部分の、一部省略の拡大図である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿う中間省略の拡大
断面図である。
【図8】図4のVIII−VIII線拡大断面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX線拡大断面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】図1のXI−XI線に沿うスタッカークレー
ン下部の拡大断面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面図である。
【符号の説明】
16 パレット授受装置 17 昇降台(荷台) 21 引込・押出具 22 係合フック 23 係合溝 39 浮き上がり防止ローラー(浮き上がり防止部材) 42 ずれ防止ローラー(ずれ防止部材) 51 ローラー用通路(浮き上がり防止部材用通路) 52 水平張出片 54 ガイド溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台と、荷台に載るパレットと、荷台に
    前後動自在に設けられたパレット用の引込・押出具とを
    有するパレット授受装置において、パレットの下面又は
    荷台の上面のいずれか一方に浮き上がり防止部材用通路
    を形成するようにして前後方向に長い水平張出片が設け
    られ、同他方に水平張出片に係合する浮き上がり防止部
    材が設けられ、パレットの下面又は荷台の上面のいずれ
    か一方に前後方に開放した前後方向に長いガイド溝が形
    成され、同他方にガイド溝に嵌まってパレットの左右の
    ずれを防止するずれ防止部材が設けられているパレット
    授受装置。
  2. 【請求項2】 前記浮き上がり防止部材が軸心を左右方
    向に向けた浮き上がり防止ローラーであり、ずれ防止部
    材が軸心を上下方向に向けたずれ防止ローラーである請
    求項1記載のパレット授受装置。
  3. 【請求項3】 前記荷台の左右部にパレットの上面に当
    接する軸心を左右方向に向けたパレットの浮き上がりを
    防止する押えローラーが設けられている請求項2記載の
    パレット授受装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114291472A (zh) * 2021-12-31 2022-04-08 西安航天动力研究所 一种自动上下料的多层转运装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114291472A (zh) * 2021-12-31 2022-04-08 西安航天动力研究所 一种自动上下料的多层转运装置
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