JP2016062836A - コネクタ端子の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ端子同士の挿抜力の軽減を図りつつ、コネクタ端子同士の接触信頼性を向上させることができるコネクタ端子の接続構造を提供する。【解決手段】雄コネクタ端子210のタブ部211は、雌コネクタ端子110の鞘部111に挿入され、板ばね部112の膨出部112cに接触する。タブ部211には、雄コネクタ端子210の挿入方向に沿って形成された2以上の凸部214が形成されている。凸部214は、鞘部111の中で、板ばね部112の幅方向に変位したとしても、常に、板ばね部112に接触している。このように構成されることで、雌コネクタ端子110と雄コネクタ端子210とは、コネクタ端子同士の挿抜力の軽減を図りつつ、コネクタ端子同士の接触信頼性を向上させることができる。【選択図】図8

Description

本発明は、雌コネクタ端子と、この雌コネクタ端子に挿入される雄コネクタ端子とを備えたコネクタ端子の接続構造に関するものである。
雄側電気コネクタの雄コネクタ端子は、雌側の電気コネクタの雌コネクタ端子に挿入されて、電気的に接続される。雌コネクタ端子には、雄コネクタ端子の針状のタブ部が挿入される鞘部が形成されている。雄コネクタ端子のタブ部が鞘部に挿入されると、鞘部に設けられた板ばね部に接触する。
タブ部の挿抜には、板ばね部に対する摺動が生じるため、例えば、平坦面なタブ部の接触面と、平坦面な板ばね部の接触面同士が擦れ合うと大きな摩擦となる。端子数の多い電気コネクタであれば、この摩擦が大きくなるため、過大な挿抜力が必要となる。そのため、雄側の電気コネクタと雌側の電気コネクタとによる嵌合または離脱の操作が難くなる。また、タブ部と板ばね部の接触面同士が摺動することで、接触面に削れが生じるおそれがある。
そこで、雄コネクタ端子と雌コネクタ端子の接触に対する充分な信頼性を確保しつつ接触面を削れ難くしたコネクタ構造が、特許文献1に記載されている。
図15に示す特許文献1に記載のコネクタ構造1010は、オス型端子1022と、メス型端子1014とが接続する。オス型端子1022は、差込み方向から見て、断面形状が波状に形成されている。メス型端子1014がオス型端子1022に向けて付勢されることによりオス型端子1022に2箇所で接触する。このようにコネクタ構造1010が構成されていることで、接触部位に過度の負荷を加えなくても、接触不良が生じない。
特開2007−18803号公報
特許文献1に記載のコネクタ構造1010では、オス型端子1022が波状に形成されているため、メス型端子1014に2点で接触する。
しかし、オス型端子1022がメス型端子1014に対して、相対的に横ずれした場合には、オス型端子1022の波状の出っ張り部分の位置がずれ、オス型端子1022の一つの出っ張りがメス型端子1014に接触することになる。そのため、オス型端子1022は、メス型端子1014に接触の安定を図ることができない。そうなると、オス型端子1022は、メス型端子1014に対する接触信頼性が確保できない。
そこで本発明は、コネクタ端子同士の挿抜力の軽減を図りつつ、コネクタ端子同士の接触信頼性を向上させることができるコネクタ端子の接続構造を提供することを目的とする。
本発明のコネクタ端子の接続構造は、雌コネクタ端子と、前記雌コネクタ端子に挿入される雄コネクタ端子とを備えたコネクタ端子の接続構造であって、前記雌コネクタ端子は、前記雄コネクタ端子のタブ部と接触する板ばね部と、前記板ばね部を挟んで対向する一対の側壁を有する雌端子本体とを備え、前記雄コネクタ端子のタブ部は、前記雄コネクタ端子の挿入方向に沿って形成された2以上の凸部が形成され、前記一対の側壁の間で、常に、少なくも2つの凸部が前記板ばね部に接触するようにしたことを特徴とする。
本発明のコネクタ端子の接続構造によれば、雄コネクタ端子のタブ部に、雄コネクタ端子の挿入方向に沿って形成された凸部が2以上形成されている。従って、雄コネクタ端子の挿抜力を低下させることができる。雄コネクタ端子は、一対の側壁の間で、タブ部が鞘部の中で変位したとしても、少なくも2つの凸部が、常に、板ばね部に接触しているので、安定した接触を維持することができる。
前記雌端子本体は、前記一対の側壁を繋ぐ天井部と床部とを備え、前記タブ部は、前記板ばね部と接触する接触面と反対側の面に、前記天井部に接触する凸部が形成されていることが望ましい。タブ部が板ばね部と接触するだけでなく、天井部とも接触することで、更に、タブ部の接触面積を増加させ、挿入力が増加するが、この天井部に接触するタブ部の接触面にも凸部が形成されているため、雄コネクタ端子の挿抜力を軽減することができる。
前記板ばね部には、前記2以上の凸部と接触する膨出部が形成されていることが望ましい。これにより、膨出部がない平板状の板ばね部としたときよりも膨出部が接触する凸部の数が少なくなるため、安定した接触を維持しつつも、挿抜力を減少させることができる。
前記板ばね部は、中央部が膨らむ弓状に形成され、前記膨出部は、前記中央部に形成されていることが望ましい。雄コネクタ端子のタブ部が挿入されると、タブ部を、弓状に形成された板ばね部の膨出部に接触させることができる。
前記膨出部が、前記板ばね部に複数形成されていることが望ましい。これにより、膨出部が、複数箇所でタブ部を支持するため、タブ部への接触の安定性を向上させることができる。
前記複数の膨出部のそれぞれは、前記2以上の凸部と接触することが望ましい。複数の膨出部のそれぞれに、2以上の凸部が接触することで、タブ部による複数の膨出部への接触を、更に、安定したものとすることができる。
前記凸部は、前記雄コネクタ端子の挿入方向に直交する方向の断面が円弧状に形成されていることが望ましい。凸部が円弧状に形成されていることで、雌コネクタ端子に挿入したときに、板ばね部を傷つけにくい。
前記凸部は、プレス加工により形成されていることが望ましい。これにより、一枚の金属板から雄コネクタ端子を作製するときに、容易に凸部を形成することができる。
本発明は、板ばね部が、常に、タブ部の2以上の凸部に接触するため、雄コネクタ端子の挿抜力を低下させることができると共に、安定した接触を維持することができるので、コネクタ端子同士の挿抜力の軽減を図りつつ、コネクタ端子同士の接触信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造により接続された雌側の電気コネクタと雄側の電気コネクタとを示す断面図である。 図1に示す雌側の電気コネクタにおける雌コネクタ端子の斜視図である。 図1に示す雄側の電気コネクタにおける雄コネクタ端子の斜視図である。 図3に示す雄コネクタ端子のタブ部を拡大した斜視図である。 図1に示す雌コネクタ端子の鞘部に雄コネクタ端子のタブ部を挿入したときに、タブ部が板ばね部の膨出部に当接した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部が鞘部の奥部まで進行した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が板ばね部の中心に位置した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の一側に変位した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の他側に変位した状態の断面図である。 本発明の実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造を説明するための図であり、雌コネクタ端子の鞘部に雄コネクタ端子のタブ部を挿入したときに、タブ部が板ばね部の複数の膨出部に当接した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部が鞘部の奥部まで進行した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が板ばね部の中心に位置した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の一側に変位した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の他側に変位した状態の断面図である。 特許文献1に記載のコネクタ構造を説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においての「前後」という表現は、電気コネクタ同士を嵌合させる側を「前」とし、その反対方向を「後」として表現したものである。
本実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造は、図1に示す雌側の電気コネクタC1の雌コネクタ端子110と、雄側の電気コネクタC2の雄コネクタ端子210とによるものである。
雌側の電気コネクタC1は、モールド成形により形成された雌ハウジング100と、接続相手となる雄側の電気コネクタC2の雄コネクタ端子210が挿入される雌コネクタ端子110とを備えている。
雌ハウジング100は、ハウジング本体101と、ロックアーム102とを備えている。ハウジング本体101は、外形が直方体状に形成され、前後方向に沿って端子収容室101aが上下2段に相互に対向して3つずつ形成されている。
ハウジング本体101の天面には、ハウジング本体101の後端から端子収容室101aに挿入された雌コネクタ端子110にランス部101bが係止して、ハウジング本体101の雌コネクタ端子110の抜けを防止する抜け止め部101cが形成されている。
図2に示すように、雌コネクタ端子110は、雌側の電気コネクタC1の雌ハウジング100に収容される雌端子本体である鞘部111と、鞘部111と導通した状態で鞘部111内に設けられた板ばね部112とを備えている。また、雌コネクタ端子110は、鞘部111の後部に、ケーブル(図示せず)を圧着固定するための結束部113を備えている。
鞘部111、板ばね部112および結束部113などは、導電性の良好な金属板を曲げ加工することにより、一体的に形成されている。ただし、本発明の実施形態に係る雌コネクタ端子110においては、板ばね部112と鞘部111とが別体の部品で構成されている。
鞘部111は、一枚の金属板を打ち抜いて、床部111aと、板ばね部112を挟んで対向する一対の側壁111b,111cと、天井部111dとをそれぞれ折り曲げることで、挿入口111eを有する矩形の筒状に形成されている。
鞘部111は、板ばね部112を挟んで対向する一対の側壁111b,111cを、床部111aと天井部111dとが繋いでいる。これにより、板ばね部112が配置されると共に、板ばね部112と接触する雄コネクタ端子210のタブ部が挿入される空間が確保されている。
鞘部111の一方の側壁111bには、雌ハウジング100への上下逆挿入を防止すると共に、雌コネクタ端子110を雌ハウジング100へ挿入した後の姿勢を安定させるためのスタビライザ111fが、起立した状態で突出している。
また、鞘部111の両方の側壁111b,111cには、板ばね部112の耳部112bが嵌る切り欠き部111gが形成されている。
更に、鞘部111の両方の側壁111b,111cには、雄コネクタ端子210が挿入される鞘部111内で、板ばね部112の幅内に雄コネクタ端子210のタブ部が収まるように、突起部111hが形成されている。この突起部111hは、鞘部111の側壁111b,111cに外側から凹部111jを形成することで内側に突出させている。
板ばね部112は、雄コネクタ端子210のタブ部が挿入される挿入方向F1(板ばね部112および鞘部111の長手方向と同じ方向)の中央部が天井部111d側に膨らむ弓状に形成され、鞘部111の長手方向に沿って床部111a側に配置された弾性接触片である。板ばね部112は、図5に示すように、弓なりに湾曲した板ばね本体112aと、板ばね本体112aの中央部の両縁部から側方に突出した耳部112bと、耳部112bが形成された板ばね部112の中央部に位置して、雄コネクタ端子210と接触する接触部として機能する膨出部112cとを備えている。
板ばね部112は、先端部112dと後端部112eとが鞘部111の床部111aに支持され、中央部に位置する耳部112bが鞘部111の両方の側壁111b,111cに形成された切り欠き部111gに嵌り、天井部111d側への変位が抑止されることで、先端部112dと後端部112eとが自由端であっても弓型の板ばねとして機能している。
膨出部112cは、板ばね本体112aの接触面とは反対側となる裏面から打ち出すことで膨出した円弧面に形成されている。膨出部112cは、板ばね部112の幅方向F3の中心部に形成されることで、鞘部111の床部111aまたは天井部111dの面方向に沿った筒幅の中心部に位置している。
膨出部112cの挿入方向F1の両端部(前端部と後端部)の輪郭形状は、天井部111d側から見たときに、それぞれが円弧状に形成されている。膨出部112cの両端部の間に位置する中央部は、両端部の円弧状部分を結ぶ直線状に形成されている。膨出部112cは、挿入方向F1に平行な方向(板ばね部112の長手方向)の長さが、挿入方向F1に直交する方向の長さ(板ばね部112の幅方向F3)よりも長く形成されている。
また、膨出部112cの両端部は、円弧状部分から円中心部に向かう上り傾斜の曲面に形成されている。膨出部112cの中央部は、板ばね部112の幅方向F3に沿った断面が、円弧状に形成されている。
このような雌コネクタ端子110は、まず、一枚の金属板を打ち抜いて、雌コネクタ端子110の輪郭が形成されると共に、切り欠き部111gが形成された展開状態の鞘部111を形成する。次に、板ばね部112を床部111aに配置する。
次に、板ばね部112の耳部112bが切り欠き部111gに嵌るように両方の側壁111b,111cを床部111aから引き起こす。
次に、他方の側壁111cから床部111a上方に折り曲げて天井部111dを形成すると共に、ランス部101bに係合させるための凹部となる領域を除いた一部を天井部111d側に折り曲げる。このようにして雌コネクタ端子110を作製することができる。
図1に示すように、雄側の電気コネクタC2は、モールド成形により形成された雄ハウジング200と、接続相手となる雌コネクタ端子110に挿入される雄コネクタ端子210とを備えている。
雄ハウジング200は、外形が直方体状に形成され、雄コネクタ端子210が突出していると共に、雌ハウジング100が挿入される嵌合穴201が形成されている。
雄コネクタ端子210は、雌コネクタ端子110に対応させて、上下2段に3本ずつ、嵌合穴201に形成されている。
図3に示すように、雄コネクタ端子210は、針状のタブ部211を備えている。また、雄コネクタ端子210には、雄ハウジング200に圧入される圧入部212と、プリント配線基板の金属パッドに接合する外部リード部213とを備えている。
タブ部211は、雌側の電気コネクタC2の雌コネクタ端子110に挿入されて、雌コネクタ端子110と接触する。タブ部211は、雌コネクタ端子110の板ばね部112と接触する接触面211aと、接触面211aと反対側の接触面211bであって、鞘部111の天井部111dに接触する接触面211bとに、雄コネクタ端子210の挿入方向F1に沿って、凸部214が形成されている。
凸部214は、タブ部211の先端部に形成された先細り部211cから基端側に向かって形成された直線状の突起である。凸部214は、挿入方向F1に直交する板厚方向F2の断面が円弧状に形成されている。本実施の形態1では、凸部214は半円状に形成されている。この凸部214は、板厚方向F2に並んで配列されており、本実施の形態では、6つの凸部214が並んでいる。
圧入部212は、段々に雄コネクタ端子210の幅方向の突出度合いが大きくなる係止部212aと、雄コネクタ端子210を雄ハウジング200に圧入する際の押圧位置を確保するためのショルダー部212bとが形成されている。圧入部212は、雄ハウジング200に圧入されて係止される。
外部リード部213は、雄ハウジング200の後端部から突出している。外部リード部213の先端部には、プリント基板の信号端子である金属パッドと接合材料である半田により接合する半田接続部213aが形成されている。
この雄コネクタ端子210は、タブ部211の凸部214の形状をプレス加工した一枚の金属板を打ち抜いて雄コネクタ端子210の輪郭を形成した後に、外部リード部213を折り曲げ加工することにより作製される。凸部214がプレス加工により形成されていることで、一枚の金属板を切削により形成するよりも、凸部214を容易に形成することができる。なお、凸部214を切削加工により形成したり、タブ部211と凸部214を引き抜き加工や押し出し加工により形成したりしてもよいが、圧入部212や外部リード部213を形成するためにプレス加工が必要であり、製造工程が複雑になってしまうため、凸部214をプレス加工により形成することが好ましい。
図7に示すように、板ばね部112に接触するタブ部211の接触面211aに横並びする凸部214のうち、両端の凸部214は、円弧面から連続した傾斜面214aが形成されている。
これは、金属板を接触面211bから接触面211aの方向に剪断したときに、横並びした凸部214のうち、接触面211a側における両端の凸部214の外側にバリが発生する。このバリを押圧して潰すことで、傾斜面214aが形成される。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造の使用状態について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、雌コネクタ端子110に雄コネクタ端子210の位置を合わせて、雄側の電気コネクタC2の雄ハウジング200の嵌合穴201に、雌側の電気コネクタC1の雌ハウジング100を挿入させる。
雄コネクタ端子210のタブ部211が、雌コネクタ端子110の鞘部111に進入するときに、鞘部111の開口部分の側壁111b,111cに突起部111h(図2参照)が形成されているため、タブ部211の挿入が鞘部111の軸線に対して傾斜していると、タブ部211の進入姿勢が板ばね部112の幅内に矯正される。
図5に示すように、雄コネクタ端子210が、雌コネクタ端子110に相対的に進行して、タブ部211が鞘部111に挿入されると、まず、雄コネクタ端子210のタブ部211の先端部に位置する先細り部211cが、板ばね部112に接触する。
さらに、雄コネクタ端子210が進行すると、板ばね部112が弓状に形成され、膨出部112cが中央部に形成されているため、タブ部211を、板ばね部112の接触部である膨出部112cに接触させることができる。
そして、タブ部211が膨出部112cに接触して、タブ部211の挿入による押圧により、板ばね部112の板ばね本体112aが弾性変形する。タブ部211は、接触面211aが膨出部112cに摺動すると共に、接触面211bが鞘部111の天井部111dに摺動しながら進行して、図6に示すように、鞘部111の奥部に至る。
板ばね部112の弾性復帰による押圧力がタブ部211の接触面211aに掛かっても、接触面211aに凸部214が形成されているため、接触面211aを単なる平坦面としたときと比較して、板ばね部112の接触部との接触面積を減少させることができる。従って、凸部214は、タブ部211の挿抜力を減少させることができる。また、凸部214が円弧状に形成されているので、雌コネクタ端子110に挿入したときに、板ばね部112を傷つけにくい。
図7に示すように、板ばね部112には、接触部として膨出部112cが形成されているため、凸部214は、この膨出部112cと接触している。膨出部112cは、横並びに形成されたタブ部211の凸部214全部に接触しているのではなく、2つの凸部214と接触する。従って、タブ部211を膨出部112cに接触させることにより、膨出部がない平板状の板ばね部としたときよりも膨出部112cが接触する凸部214の数を少なくすることができる。そのため、安定した接触を維持しつつも、タブ部211の挿抜力を減少させることができる。また、膨出部112cの挿入方向F1の長さが、板ばね部112の幅方向F3よりも長く形成されており、2つの凸部214と接触することにより、タブ部211の接触面211aが、膨出部112cの接触面に対して傾斜することなく、タブ部211は安定した状態で膨出部112cと接触する。
更に、タブ部211の接触面211bも鞘部111の天井部111dと接触する。従って、タブ部211が板ばね部112dだけでなく、天井部111dにも接触することより、タブ部211の雌コネクタ端子110に対する接触面積を増加させることができる。
しかし、タブ部211の接触面211bにも、凸部214が形成されている。そのため、接触面211bを単なる平坦面としたときと比較して、鞘部111の天井部111dとの接触面積を減少させることができる。
従って、タブ部211は、板ばね部112に接触するだけでなく、鞘部111にも接触することで、接触信頼性を向上させることができると共に、接触面211bの凸部214により、タブ部211の天井部111dへの摩擦を減少させることができるので、挿抜力を軽減させることができる。
図7に示す雌コネクタ端子110と雄コネクタ端子210との位置関係は、幅方向F3において雄コネクタ端子210のタブ部211が、雌コネクタ端子110の板ばね部112の中心に位置している。タブ部211が、板ばね部112の中心に位置することで、膨出部112cが、タブ部211の中心部に位置する2つの凸部214と接触している。
図1に示すように、雌コネクタ端子110の鞘部111は、雌ハウジング100の端子収容室101aに、ランス部101bにより係止した状態で収容されている。従って、雌コネクタ端子110の結束部113に接続されたケーブルの引っ張りなどにより、雌コネクタ端子110が端子収容室101aの中で移動することがある。
また、雌ハウジング100および雌コネクタ端子110と、雄ハウジング200と雄コネクタ端子210とのそれぞれの公差により、互いの位置関係がずれることがある。
図7に示すように、タブ部211と鞘部111との位置関係が、接触面211a,211bと直交するタブ部211の板厚方向F2にずれても、タブ部211は、板ばね部112と天井部111dとにより挟持されているため、しっかりと、タブ部211の凸部214は、板ばね部112に接触した状態を維持することができる。
図8に示すように、タブ部211が鞘部111の中で、挿入方向F1と直交する接触面211a,211bに平行な板ばね部112の幅方向F3のうち、一方側にずれたとする(図8に示す例では、タブ部211が板ばね部112の中心に対して左側にずれている。)。
本実施の形態1では、隣り合う2つの凸部214間の距離L0が、タブ部211が板ばね部112の中心に位置した状態から、タブ部211が一方の側壁111bに接触するまで、タブ部211のずれが許容される距離L1(図7におけるタブ部211の左端面と側壁111bとの隙間)と、略同寸法となるように形成されている。
このように、タブ部211は、鞘部111の一方の側壁111bに当接した状態で、側壁111bとは反対側の端部に位置する凸部214の少なくとも2つが、膨出部112cに接触するような幅に形成されている。ここでの幅とは、タブ部211の挿入方向F1(図3参照)に直交する接触面211aの面方向に沿った長さである。
従って、2つの凸部214が、板ばね部112の接触部である膨出部112cに接触しているため、安定した接触を維持することができる。
また、図9に示すように、タブ部211が鞘部111の中で、幅方向F3の他方側にずれたとする(図9に示す例では、タブ部211が板ばね部112の中心に対して右側にずれている。)。
隣り合う2つの凸部214間の距離L0が、タブ部211が板ばね部112の中心に位置した状態から、タブ部211が他方の側壁111cに接触するまで、タブ部211のずれが許容される距離L2(図7におけるタブ部211の右端面と側壁111cとの隙間)と、略同寸法となるように形成されている。
従って、この場合においても、タブ部211が鞘部111の側壁111cに当接した状態で、側壁111cとは反対側の端部に位置する凸部214の少なくとも2つが、膨出部112cに接触することができる。
このように、タブ部211が、鞘部111の一対の側壁111b,111cの間で、板ばね部112の幅方向に変位したとしても、2つの凸部214が、常に、板ばね部112に接触しているので、安定した接触を維持することができる。従って、本実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造は、雌コネクタ端子110と雄コネクタ端子210とによるコネクタ端子同士の挿抜力の軽減を図りつつ、コネクタ端子同士の接触信頼性を向上させることができる。
また、接触面211a側における両端の凸部214の外側に発生するバリを圧潰して傾斜面214aとすることで、タブ部211が板ばね部112の幅方向に変位して、膨出部112cにバリが引っ掛かり、タブ部211の変位が妨げられることが防止できる。また、バリを圧潰して傾斜面214aとすることで、バリにより膨出部112cを傷つけてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態1では、バリが発生する両端の凸部214を、タブ部211が鞘部111の中で、板ばね部112の幅方向に移動する範囲の外側としている。そうすることで、凸部214に形成した傾斜面214aにバリが残っていても、両端の凸部214が膨出部112cに接触しないため、バリにより膨出部112cを傷つけてしまうことを確実に防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るコネクタ端子の接続構造について、図面に基づいて説明する。なお、図10から図11においては、図5から図8と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図10に示す雌コネクタ端子110xでは、板ばね部112xの膨出部112cが、板ばね部112xの幅方向F3に並んで複数形成されている。本実施の形態2では、膨出部112cが、2つ形成されている。
雄コネクタ端子210が、雌コネクタ端子110に相対的に進行すると、実施の形態1と同様に、まず、雄コネクタ端子210のタブ部211の先細り部211cが、板ばね部112xの2つの膨出部112cに接触する。
そして、タブ部211が膨出部112cに接触して、タブ部211の挿入による押圧により、板ばね部112xの板ばね本体112aが弾性変形する。タブ部211は、接触面211aが膨出部112cに摺動すると共に、接触面211bが鞘部111の天井部111dに摺動しながら進行して、図11に示すように、鞘部111の奥部に至る。
板ばね部112xに膨出部112cが複数形成されているため、板ばね部112xとタブ部211との接触面積は、実施の形態1と比較して増加する。しかし、複数の膨出部112cが隙間を挟んで板ばね部112xに形成されて、2つの凸部214を2箇所で支持するため、タブ部211への接触の安定性を向上させることができる。
図12および図13に示すように、本実施の形態2では、隣り合う2つの凸部214間の距離L0が、タブ部211が板ばね部112の中心に位置した状態から、タブ部211が一対の側壁111b,111cのそれぞれに接触するまで、タブ部211のずれが許容される距離L1,L2(図12におけるタブ部211の左右の端面と側壁111bまたは側壁111cとの隙間)と、略同寸法となるように形成されている。
また、2つの膨出部112c間の距離L3は、隣り合う2つの凸部214間の距離L0の略2倍になるように形成されている。
このようにタブ部211が形成されていることで、タブ部211が、鞘部111の中で、板ばね部112xの幅方向F3に変位しても、タブ部211は、鞘部111の側壁111b,111cのいずれかに当接した状態で、当接した側壁111b,111cの反対側の端部に位置する凸部214の少なくとも2つが、それぞれの膨出部112cと接触する。
従って、2つの凸部214が、一対の側壁111b,111cの間で、常に、板ばね部112xに接触しているので、安定した接触を維持することができる。また、膨出部112c,112cのそれぞれに、2以上の凸部214が接触することで、タブ部211による膨出部112c,112cへの接触を、更に、安定したものとすることができる。
本実施の形態2では、2つの膨出部112cが板ばね部112xに形成され、タブ部211が変位しても、常に、両方の膨出部112cに凸部214が接触している。しかし、少なくとも2つの凸部214が膨出部112cに接触していればよいので、タブ部211が寄った側壁111b,111c側の膨出部112cに凸部214が接触し、その反対側の膨出部112cは、凸部214と非接触状態であってもよい。
しかし、タブ部211の4つの凸部214が、鞘部111の中で、常に、2つずつ、2つの膨出部112cのそれぞれに接触することで、タブ部211への接触の安定性を向上させることができる。
なお、本実施の形態2では、膨出部112cが2つ板ばね本体112aに設けられていたが、挿抜力の度合いと、タブ部211の膨出部112cに対する接触信頼性とから、膨出部112cを3つ以上板ばね本体112aに設けていてもよい。
また、膨出部112cは、挿入方向F1に平行な方向(長手方向)の長さが、挿入方向F1に直交する方向の長さ(幅方向)よりも長く形成されているが、膨出部112cの平面視円形状で、板ばね部112,112xの長手方向と幅方向F3の長さが等しい形状でもよい。
更に、本実施の形態1,2では、雄コネクタ端子210のタブ部211が挿入される雌端子本体として、筒状に形成された鞘部111を例に説明したが、雌端子本体は、一対の側壁111b,111cを備えたものであればよい。
本発明のコネクタ端子の接続構造は、電気信号を導通する電線の接続手段として、自動車産業、電気電子機器産業あるいは各種機械産業などの分野において広く利用される電気コネクタに好適である。
C1 雌側の電気コネクタ
100 雌ハウジング
101 ハウジング本体
101a 端子収容室
101b ランス部
101c 抜け止め部
102 ロックアーム
110,110x 雌コネクタ端子
111 鞘部
111a 床部
111b,111c 側壁
111d 天井部
111e 挿入口
111f スタビライザ
111g 切り欠き部
111h 突起部
111j 凹部
112,112x 板ばね部
112a 板ばね本体
112b 耳部
112c 膨出部
112d 先端部
112e 後端部
113 結束部
C2 雄側の電気コネクタ
200 雄ハウジング
201 嵌合穴
210 雄コネクタ端子
211 タブ部
211a,211b 接触面
211c 先細り部
212 圧入部
212a 係止部
212b ショルダー部
213 外部リード部
213a 半田接続部
214 凸部
214a 傾斜面
F1 挿入方向
F2 板厚方向
F3 幅方向
L0〜L3 距離
本発明のコネクタ端子の接続構造は、雌コネクタ端子と、前記雌コネクタ端子に挿入される雄コネクタ端子とを備えたコネクタ端子の接続構造であって、前記雌コネクタ端子は、対向する一対の側壁を床部と天井部とが繋いで矩形筒状に形成された雌端子本体と、
前記一対の側壁同士の間に、前記雌端子本体の長手方向に沿って前記床部側に配置され、前記雄コネクタ端子の挿入方向における中央部が前記天井部側に膨らむ弓状に形成された弾性部材からなり、前記雄コネクタ端子のタブ部と接触する板ばね部とを備え、前記雄コネクタ端子の前記タブ部は、前記板ばね部と接触する接触面に、前記雄コネクタ端子の挿入方向に沿った直線状の凸部が、前記タブ部の幅方向全体に等間隔で並んで形成され、 前記板ばね部の前記中央部には、前記雄コネクタ端子の挿入方向と直交する前記板ばね部の幅方向に沿った断面が円弧状の膨出部が形成され、前記一対の側壁の間で、少なくも2つの前記凸部が前記板ばね部の前記膨出部に接触するようにしたことを特徴とする。
本発明のコネクタ端子の接続構造によれば、雄コネクタ端子のタブ部に、雄コネクタ端子の挿入方向に沿って形成された直線状の凸部がタブ部の幅方向全体に等間隔で並んで形成されている。従って、雄コネクタ端子の挿抜力を低下させることができる。雄コネクタ端子は、一対の側壁同士の間で、タブ部が雌端子本体の中で変位したとしても、少なくも2つの凸部が、板ばね部に接触しているので、安定した接触を維持することができる。
前記板ばね部には、前記2以上の凸部と接触する膨出部が、前記中央部に形成され、前記膨出部は、前記雄コネクタ端子の挿入方向と直交する前記板ばねの幅方向に沿った断面が円弧状に形成されている。これにより、膨出部がない平板状の板ばね部としたときよりも膨出部が接触する凸部の数が少なくなるため、安定した接触を維持しつつも、挿抜力を減少させることができる。
また、前記板ばね部は、中央部が膨らむ弓状に形成され、前記膨出部は、前記中央部に形成されている。そのため、雄コネクタ端子のタブ部が挿入されると、タブ部を、弓状に形成された板ばね部の膨出部に接触させることができる。
本発明の実施の形態1に係るコネクタ端子の接続構造により接続された雌側の電気コネクタと雄側の電気コネクタとを示す断面図である。 図1に示す雌側の電気コネクタにおける雌コネクタ端子の斜視図である。 図1に示す雄側の電気コネクタにおける雄コネクタ端子の斜視図である。 図3に示す雄コネクタ端子のタブ部を拡大した斜視図である。 図1に示す雌コネクタ端子の鞘部に雄コネクタ端子のタブ部を挿入したときに、タブ部が板ばね部の膨出部に当接した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部が鞘部の奥部まで進行した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が板ばね部の中心に位置した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の一側に変位した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の他側に変位した状態の断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ端子の接続構造を説明するための図であり、雌コネクタ端子の鞘部に雄コネクタ端子のタブ部を挿入したときに、タブ部が板ばね部の複数の膨出部に当接した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部が鞘部の奥部まで進行した状態の鞘部の一部を切り欠いた斜視図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が板ばね部の中心に位置した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の一側に変位した状態の断面図である。 タブ部と鞘部との位置関係を説明するための図であり、タブ部が、板ばね部の中心から、板ばね部の幅方向の他側に変位した状態の断面図である。 特許文献1に記載のコネクタ構造を説明するための図である。
凸部214は、タブ部211の先端部に形成された先細り部211cから基端側に向かって形成された直線状の突起である。凸部214は、挿入方向F1に直交する板厚方向F2の断面が円弧状に形成されている。本実施の形態1では、凸部214は半円状に形成されている。この凸部214は、板幅方向F3に並んで配列されており、本実施の形態では、6つの凸部214が並んでいる。

Claims (8)

  1. 雌コネクタ端子と、前記雌コネクタ端子に挿入される雄コネクタ端子とを備えたコネクタ端子の接続構造であって、
    前記雌コネクタ端子は、前記雄コネクタ端子のタブ部と接触する板ばね部と、前記板ばね部を挟んで対向する一対の側壁を有する雌端子本体とを備え、
    前記雄コネクタ端子のタブ部は、前記雄コネクタ端子の挿入方向に沿って形成された2以上の凸部が形成され、
    前記一対の側壁の間で、常に、少なくも2つの凸部が前記板ばね部に接触するようにしたコネクタ端子の接続構造。
  2. 前記雌端子本体は、前記一対の側壁を繋ぐ天井部と床部とを備え、
    前記タブ部は、前記板ばね部と接触する接触面と反対側の面に、前記天井部に接触する凸部が形成されている請求項1記載のコネクタ端子の接続構造。
  3. 前記板ばね部には、前記2以上の凸部と接触する膨出部が形成されている請求項1記載のコネクタ端子の接続構造。
  4. 前記板ばね部は、中央部が膨らむ弓状に形成され、
    前記膨出部は、前記中央部に形成されている請求項3記載のコネクタ端子の接続構造。
  5. 前記膨出部は、前記板ばね部に複数形成されている請求項3または4記載のコネクタ端子の接続構造。
  6. 前記複数の膨出部のそれぞれは、前記2以上の凸部と接触する請求項5記載の電気コネクタ端子の接続構造。
  7. 前記凸部は、前記雄コネクタ端子の挿入方向に直交する方向の断面が円弧状に形成されている請求項1記載のコネクタ端子の接続構造。
  8. 前記凸部は、プレス加工により形成された請求項1記載のコネクタ端子の接続構造。
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