JP2015504896A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2015504896A5
JP2015504896A5 JP2014552273A JP2014552273A JP2015504896A5 JP 2015504896 A5 JP2015504896 A5 JP 2015504896A5 JP 2014552273 A JP2014552273 A JP 2014552273A JP 2014552273 A JP2014552273 A JP 2014552273A JP 2015504896 A5 JP2015504896 A5 JP 2015504896A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
seq
domain
immunoglobulin
derived
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014552273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6684490B2 (ja
JP2015504896A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2013/020903 external-priority patent/WO2013106485A2/en
Publication of JP2015504896A publication Critical patent/JP2015504896A/ja
Publication of JP2015504896A5 publication Critical patent/JP2015504896A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6684490B2 publication Critical patent/JP6684490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

上記又は下記に言及された実施形態の各々又は何れかの幾つかの実施形態において、抗体又はその結合フラグメントは、キメラ、ヒト操作(human engineered)、又はヒト化である。
上記又は下記に言及された実施形態の各々又は何れかの幾つかの実施形態において、抗体又はその結合フラグメントは、キメラ、ヒト操作、又はヒト化である。
上記又は下記に言及された実施形態の各々又は何れかの幾つかの実施形態において、抗体又はその結合フラグメントは、キメラ、ヒト操作、又はヒト化である。
本明細書に開示される抗体は、キメラ、ヒト操作、又はヒト化の抗体でもよい。本明細書に開示される抗体は、ウシ操作(bovine engineered)、ウシ化、又は完全にウシの抗体でもよい。本明細書に開示される抗体は、Fab、scFv、dsFv、二重特異性抗体、(dsFv)2、ミニボディフレックスミニボディ(flex minibody)、又は二重特異性のフラグメントを含み得る。本明細書に開示される抗体は、分離した抗体でもよい。
超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部、超長CDR3のストークドメインの少なくとも一部、又はそれらの組み合わせを含み得る。CDR3のノブドメインの位置は、超長CDR3のノブドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。CDR3のストークドメインの位置は、超長CDR3のストークドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。そのような抗体は、超長CDR3内に少なくとも3つのシステイン残基(例えば、4以上、6以上、8以上)を含み得る。抗体は1つ以上のシステインモチーフを含み得る。抗体は超長CDR3内に非抗体配列を含み得る。代替的に又は付加的に、抗体は非ウシ配列を含み得る。非ウシ配列は超長CDR3配列に結合され得る。抗体はさらにリンカーを含み得る。リンカーは、(GGGGS)(配列番号499)のアミノ酸配列を含み得、ここで、n=1乃至5である。代替的に、リンカーは、(GSG)n(配列番号342)、GGGSGGGGS(配列番号337)、又はGGGGSGGGS(配列番号338)のアミノ酸配列を含む。抗体は、超長CDR3内に非ウシ配列を含み得る。抗体はさらに抗体配列を含み得、ここで、抗体配列は超長CDR3配列を含まない。抗体はさらに抗体配列を含み得、ここで、超長CDR3ペプチド配列への抗体ペプチド配列のアミノ酸配列同定は、約40%以下(例えば、約35%以下、約30%以下、約25%以下、約20%以下、約15%以下、10%以下、約5%以下、約3%以下、約1%以下)である。抗体は細胞毒性薬剤又は治療用ポリペプチドを含み得る。細胞毒性薬剤又は治療用ポリペプチドは、超長CDR3に共役され得る。抗体は標的に結合し得る。標的はタンパク質標的でもよい。タンパク質標的は膜貫通型タンパク質標的でもよい。抗体は、BLV1H12及び/又はBLVCV1抗体の少なくとも一部を含み得る。代替的に又は付加的に、抗体は、BLV5D3、BLV8C11、BF1H1、BLV5B8、及び/又はF18抗体の少なくとも一部を含む。抗体は、ヒト抗体の少なくとも一部を含み得る。抗体は、キメラ、組み換え、設計された、合成、ヒト化、完全にヒト、又はヒト操作の抗体でもよい。抗体は2以上の異なる抗体の抗体配列を含み得る。2つ以上の異なる抗体は同じ種のものでもよい。例えば、種は、ウシ種、ヒト種、又はネズミ種でもよい。2つ以上の異なる抗体は同じタイプの動物のものでもよい。例えば、2つ以上の異なる抗体は雌牛のものでもよい。2つ以上の異なる抗体はヒトのものでもよい。代替的に、2つ以上の異なる抗体は異なる種のものである。例えば、2つ以上の異なる抗体は、ヒト種及びウシ種のものである。別の例において、2つ以上の異なる抗体は、ウシ種及び非ウシ種のものである。別の例において、2つ以上の異なる抗体は、ヒト種及び非ヒト種のものである。
幾つかの例において、抗体又はそのフラグメントが、本明細書で提供される。抗体又はそのフラグメントは、少なくとも1つの免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメント;及び治療用ポリペプチド又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は免疫グロブリンドメインに結合することができる。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、Moka1、Vm24、GLP−1、エキセンジン−4、ヒトEPO、ヒトFGF21、ヒトGMCSF、ヒトインターフェロン−ベータ、又はそれらの誘導体或いは変異体である。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMである。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体由来である。他の例において、免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全にヒトの抗体に由来する。特定の実施形態において、哺乳動物抗体はウシ抗体である。他の実施形態において、哺乳動物抗体はヒト抗体である。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは、相補性決定領域3(CDR3H)又はそのフラグメントにおいてノブドメインを含む重鎖領域である。治療用ポリペプチドはノブドメインに結合することができる。代替的に又は付加的に、免疫グロブリンドメインは、相補性決定領域3(CDR3H)又はそのフラグメントにおいてストークドメインを含む重鎖領域である。幾つかの例において、治療用ポリペプチドはストークドメインに結合される。幾つかの例において、抗体又はそのフラグメントはさらにリンカーを含む。リンカーは、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに治療用ポリペプチドを結合することができる。CDR3のノブドメインは、超長CDR3のノブドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。CDR3のストークドメインは、超長CDR3のストークドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。
本明細書には、免疫グロブリンコンストラクトが提供され、該免疫グロブリンコンストラクトは、少なくとも1つの免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメント;及び、前記免疫グロブリンドメインに結合されるG−CSFポリペプチド又はその誘導体或いは変異体を含む。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMである。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントである。実施形態において、免疫グロブリンドメインは、哺乳動物抗体又はキメラ抗体由来である。他の例において、免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全にヒトの抗体に由来する。特定の実施形態において、哺乳動物抗体ウシは抗体である。幾つかの実施形態において、哺乳動物抗体はヒト抗体である。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。実施形態において、免疫グロブリンドメインは、相補性決定領域3(CDR3H)又はそのフラグメントにおいてノブドメインを含む重鎖領域である。実施形態において、G−CSFポリペプチドはノブドメインに結合される。免疫グロブリンドメインは、相補性決定領域3(CDR3H)又はそのフラグメントにおいてストークドメインを含む重鎖領域であり得る。G−CSFポリペプチドはストークドメインに付けられ得る。CDR3のノブドメインは、超長CDR3のノブドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。CDR3のストークドメインは、超長CDR3のストークドメインに由来する1以上の保存モチーフを含み得る。
「ポリペプチド」、「ペプチド」、「タンパク質」、及び「タンパク質フラグメント」は、アミノ酸残基のポリマーを指すよう互換的に使用され得る。用語は、1つ以上のアミノ酸残基が、自然発生のアミノ酸ポリマー及び非自然発生のアミノ酸ポリマーと同様に、対応する自然発生のアミノ酸のヒト操作の化学的模倣体である、アミノ酸ポリマーに適用する。
「抗体」、「免疫グロブリン」、及び「免疫グロブリンコンストラクト」は、最も広い意味で互換的に使用され、モノクローナル抗体(例えば、完全な又は無傷のモノクローナル抗体)、ポリクローナル抗体、多価抗体、多重特異性抗体(例えば、それらが所望の生物活性を示す限り、二重特異性抗体)を含み、また、特定の抗体フラグメント(本明細書おいてより詳しく記載されるような)を含み得る。用語「抗体」は、完全な抗体又はその一部を指し得る。抗体は、少なくとも1つの抗体配列を含むペプチドを指し得る。抗体配列は、抗体配列の5つ以上のアミノ酸を含み得る。例えば、抗体配列は、抗体配列の6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、又はそれ以上のアミノ酸を含み得る。5以上のアミノ酸は、抗体配列の連続するアミノ酸でもよい。代替的に、5以上のアミノ酸は、抗体配列の連続しないアミノ酸である。例えば、5以上のアミノ酸は、抗体配列内に保存モチーフを含み得る。例えば、5以上のアミノ酸は、超長CDR3配列内に保存モチーフを含み得る。抗体は、ヒト、ヒト化、完全なヒト、及び/又は親和性成熟したものでもよい。抗体はキメラ抗体でもよい。抗体は、組み換え、設計された、又は合成の抗体でもよい。抗体は、ウシ、ウシ操作の、完全なウシ、及び/又は親和性成熟したものでもよい。ウシ操作の抗体は、ウシ抗体配列に由来する1つ以上のヌクレオチド又はペプチドを含み得る。完全なウシ抗体は、ウシ抗体配列に基づく1以上のヌクレオチド又はペプチドを伴う、非ウシの抗体配列から置換した1以上のヌクレオチド又はペプチドを含み得る。生成された組み換えなど、部分的又は全体的に合成であるかにもかかわらず、抗体は免疫グロブリン及び免疫グロブリン部分を指すこともあり、抗原結合部位を形成するのに十分な免疫グロブリン分子の可変領域の一部を含んでいる、その任意の部分を含む。従って、抗体又はその一部は、免疫グロブリン抗原結合部位に相同する又はほぼ相同する結合ドメインを有する任意のタンパク質を含む。例えば、抗体は、2つの重鎖(提示されたH及びH’である)及び2つの軽鎖(提示されたL及びL’である)を含む抗体を指し得、ここで、各重鎖は、抗原結合部位を形成するのに十分な、完全な免疫グロブリン重鎖又はその一部でもよく(例えば、重鎖は限定されないが、VH、鎖VH−CH1鎖、及びVH−CH1−CH2−CH3鎖を含む)、各軽鎖は、抗原結合部位を形成するのに十分な、完全な軽鎖又はその一部でもよい(例えば、軽鎖は限定されないが、VL鎖及びVL−CL鎖を含む)。各重鎖(H及びH’)は、1つの軽鎖(それぞれL及びL’)と対になる。典型的に、抗体は最小で、可変性の重(VH)鎖及び/又は可変性の軽(VL)鎖のすべて又は少なくとも一部を含む。抗体はまた、不変領域のすべて又は一部を含むことができる。例えば、完全な抗体は、B細胞を分泌する抗体、及び合成的に生成される同じドメインを有する抗体によって生成された抗体など、2つの完全な重鎖(例えば、VH−CH1−CH2−CH3又はVH−CH1−CH2−CH3−CH4)並びに2つの完全な軽鎖(VL−CL)を有する抗体である。加えて、「抗体」は、非共有的に、可逆的に、及び特異的な方法で、対応する抗原に結合することができる、免疫グロブリンファミリーのタンパク質、又は有能な免疫グロブリンのフラグメントを含むポリペプチドを指す。典型的な抗体構造単位は、四量体を含む。各四量体は、ジスルフィド結合によって結合される、同一の2組のポリペプチド鎖(各対は、1つの「軽」鎖(約25kD)及び1つの「重」鎖(約50−70kD)で構成される。認識された免疫グロブリン遺伝子は、無数の免疫グロブリン可変部領域遺伝子と同様に、κ、λ、α、γ、δ、ε、及びμの不変領域遺伝子を含む。軽鎖は、κ又はλの何れかとして分類される。重鎖は、次に免疫グロブリンクラス、IgG、IgM、IgA、IgD、及びIgEを定義する、γ、μ、α、δ、又はεとして分類される。各鎖のN末端は、抗原認識の主な要因である約100乃至110以上のアミノ酸の可変領域を定義する。用語、可変性の軽鎖(VL)及び可変性の重鎖(VH)は、軽鎖及び重鎖のそれぞれの領域を指す。幾つかの例において、本明細書で提供される抗体は、鳥類の抗体、爬虫類の抗体、両生類の抗体、昆虫の抗体、又はそれらのキメラ的な組み合わせから、少なくとも1つの免疫グロブリンドメインを含む。抗体は、キメラ抗体から少なくとも1つの免疫グロブリンドメインを含有し得る。キメラ抗体は、2つ以上の異なる種(例えば、マウスとヒト、ウシとヒト)に由来し得る。抗体は、設計された、組み換え、又は合成の抗体から少なくとも1つの免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの例において、設計された、組み換え、又は合成の抗体は、研究所で作られた、又は細胞から採取した抗体遺伝子を使用して生成される。抗体遺伝子は、1以上の哺乳動物に由来し得る。例えば、抗体遺伝子はヒト由来である。抗体遺伝子はウシ由来でもよい。代替的に又は付加的に、本明細書に開示される抗体は、ヒト化、ヒト操作の、又は完全なヒトの抗体から、少なくとも1つの免疫グロブリンドメインを含む。抗体は2以上の異なる抗体の抗体配列を含み得る。2つ以上の異なる抗体は同じ種のものでもよい。例えば、種は、ウシ種、ヒト種、又はネズミ種でもよい。2つ以上の異なる抗体は同じタイプの動物のものでもよい。例えば、2つ以上の異なる抗体は雌牛のものでもよい。2つ以上の異なる抗体はヒトのものでもよい。代替的に、2つ以上の異なる抗体は異なる種のものである。例えば、2つ以上の異なる抗体は、ヒト種及びウシ種のものである。別の例において、2つ以上の異なる抗体は、ウシ種及び非ウシ種のものである。別の例において、2つ以上の異なる抗体は、ヒト種及び非ヒト種のものである。2つ以上の異なる抗体は、異なる動物由来でもよい。例えば、2つの異なる動物は、ヒト及びウシである。異なる動物は同じ種に由来し得る。例えば、異なる動物は雌牛と水牛でもよい。
「抗体フラグメント」は、無傷の抗体の一部のみを含み、ここで、一部は、無傷の抗体に存在する時、好ましくはその一部に通常関連する機能の少なくとも1つ、好ましくはその大半又は全てを保持する。抗体フラグメントの例は、抗体フラグメントから形成される、Fab、Fab’、F(ab’)2、単一鎖Fvs(scFv)、Fv、dsFv、二重特異性抗体(例えば、(ds Fv)2)、Fd及びFd’フラグメント、Fabフラグメント、Fdフラグメント、scFvフラグメント、直線状の抗体、単一鎖抗体分子、ミニボディフレックスミニボディ、二重特異性フラグメント、及び多重特異性抗体を含む(例えば、Methods in Molecular Biology, Vol 207: Recombinant Antibodies for Cancer Therapy Methods and Protocols (2003); Chapter 1; p 3−25, Kipriyanovを参照)。他の既知のフラグメントは、限定されないが、scFabフラグメントを含む(Hust et al., BMC Biotechnology (2007), 7:14)。1つの実施形態において、抗体フラグメントは、無傷の抗体の抗原結合部位を含み、故に抗原を結合する能力を保持する。別の実施形態において、抗体フラグメント(例えば、Fc領域を含むもの)は、FcRn結合、抗体半減期調節、ADCC機能、及び補体結合などの、無傷の抗体に存在する時にFc領域に通常関連する生物学的機能の少なくとも1つを保持する。1つの実施形態において、抗体フラグメントは、無傷の抗体に十分に類似するインビボの半減期を有する一価抗体である。例えば、そのような抗体フラグメントは、フラグメントにインビボの安定性を与えることができるFc配列に結合される、抗原結合アームを含み得る。別の例に関して、抗体フラグメント又は抗体部分は、完全ではないが、抗原結合部位(例えば、1以上のCDR)を形成するのに十分な抗体の可変領域の少なくとも一部を含む、完全な抗体の任意の部分を指し、故に、完全な抗体の結合特異性及び/又は活性を保持し;抗体フラグメントは、完全な抗体の酵素処理により精製される抗体の誘導体、同様に合成的に(例えば組み換えにより)生成された誘導体を含む。
非ヒト(例えばマウス、ウシ)抗体の「ヒト化」又は「ヒト操作」の形態は、例えば、最小の配列が非ヒト免疫グロブリンに由来する物を含む、ヒト免疫グロブリン配列で表わされるアミノ酸を含むキメラ抗体である。例えば、ヒト化抗体は、幾つかの超可変領域残基及び恐らくは幾つかのFR残基が非ヒト(例えば、げっ歯類)抗体におけるアナログの部位の残基によって置換されるヒト化抗体でもよい。代替的に、ヒト化又はヒト操作の抗体は、幾つかの残基がヒト抗体におけるアナログの部位の残基により置換される非ヒト(例えば、げっ歯類)抗体でもよい(例えば、米国特許第5,766,886号を参照)。ヒト化抗体は、レシピエントの超可変領域の残基が、所望の特異性、親和性、及び容量を有するマウス、ラット、ウサギ、又は非ヒト霊長類等の非ヒト種(ドナー抗体)の超可変領域の残基により置換される、ヒト免疫グロブリン(レシピエント抗体)を含む。幾つかの例において、ヒト免疫グロブリンのフレームワーク領域(FR)残基は、対応する非ヒト残基により置換される。更に、ヒト化抗体は、例えば、ケモカイン、成長因子、ペプチド、サイトカイン、細胞表面タンパク質、血清タンパク質、トキシン、細胞外マトリックスタンパク質、凝固因子、又は分泌タンパク質配列などの非抗体配列を含む、レシピエント抗体、又はドナー抗体に見出されない残基を含み得る。これら修飾は、抗体パフォーマンスをさらに洗練するため行われ得る。ヒト化抗体は、例えば、修飾した抗体可変性ドメインを調製する方法を含む、米国特許第5,766,886号に記載されるような、ヒト操作抗体を含む。ヒト化抗体は、少なくとも1つの、及び典型的に2つの可変性ドメインのほぼ全てを含むことができ、そこでは、非ヒト免疫グロブリンのものに対応する超可変ループの全て又はほぼ全て、及びFRの全て又はほぼ全ては、ヒト免疫グロブリン配列のものである。ヒト化抗体はまた、典型的にヒト免疫グロブリンのものである免疫グロブリン不変領域(Fc)の少なくとも一部を随意に含み得る。さらなる詳細については、Jones et al., Nature 321:522−525 (1986); Riechmann et al., Nature 332:323−329 (1988); 及び Presta, Curr. Op. Struct. Biol. 2:593−596 (1992)を参照。以下の評論記事及びその中で引用される文献:Vaswani and Hamilton, Ann. Allergy, Asthma & Immunol. 1: 105−115 (1998); Harris, Biochem. Soc. Transactions 23:1035−1038 (1995); Hurle and Gross, Curr. Op. Biotech. 5:428−433 (1994)も参照。
ヒト化抗体
本開示は、超長CDR3を含む、ヒト化抗体を提供する。ヒト化抗体は、ヒト操作抗体を含み得る(例えば、Studnicka et al. (1994) Protein Eng. 7(6) 805−814; 及び米国特許第5,766,886号を参照)。非ヒト抗体をヒト化する様々な方法は当該技術分野にて既知である。例えば、ヒト化抗体は、ヒト又は非ヒトであるソースから導入される1以上のアミノ酸残基を有し得る。ヒト化は、修飾した抗体の可変性ドメインの調製を含む、Studnickaの方法(例えば、Studnicka et al. (1994) Protein Eng. 7(6) 805−814; 及び米国特許第5,766,886号を参照)に従って実行され得る。ヒト化は、ヒト化抗体の対応する配列についての超可変領域配列を置換することにより、Winter及びその同僚の方法(Jones et al. (1986) Nature 321:522−525; Riechmann et al. (1988) Nature 332:323−327; Verhoeyen et al. (1988) Science 239:1534−1536)に従って代替的に実行され得る。従って、「ヒト化」又は「ヒト操作」抗体は、キメラ抗体であり、ここで、無傷のヒト可変性ドメインよりもかなり少ないものは、非ヒト種からの対応する配列によって置換され、又はそれに組み込まれてきた。例えば、ヒト化抗体は、幾つかの超可変領域残基及び恐らくは幾つかのFR残基が、げっ歯類抗体における同族性の部位の残基によって置換される、ヒト抗体でもよい。代替的に、ヒト化又はヒト操作の抗体は、幾つかの残基がヒト抗体における同族性の部位の残基により置換される非ヒト(例えば、げっ歯類)抗体でもよい(例えば、Studnicka et al. (1994) Protein Eng. 7(6) 805−814;及び米国特許第5,766,886号を参照)。
ウシ抗体
本開示は、超長CDR3を含む、ウシ抗体を提供する。ウシ抗体は、組み換え抗体、設計された抗体、合成抗体、ウシ化抗体、又は完全なウシ抗体でもよい。ウシ化抗体は、ウシ操作抗体を含み得る。ウシ化抗体を生成する方法は、ウシであるソースから、1つ以上のアミノ酸残基を導入する工程を含み得る。幾つかの例においては、ウシ化抗体を生成する方法は、非ウシであるソースから、1つ以上のアミノ酸残基を導入する工程を含み得る。ウシ化は、修飾した抗体の可変性ドメインを調製することにより行なわれ得る。代替的に、ウシ化は、ウシ抗体の対応する配列のため超可変領域配列を置換することにより行なわれ得る。従って、そのような「ウシ化」又は「ウシ操作」抗体は、キメラ抗体である。キメラ抗体は、無傷のウシの可変性ドメインよりもかなり少ないものが、非ウシ種から対応する配列によって置換される又はそれに組み込まれてきた抗体を含み得る。ウシ化又はウシ操作の抗体は、幾つかの超可変領域残基及び不変領域残基が、非ウシ抗体における同族性の部位の残基によって置換される、ウシ抗体でもよい。代替的に、ウシ化、ウシ操作、又は完全なウシの抗体は、幾つかの残基がウシ抗体における同族性の部位の残基によって置換される、非ウシ(例えば、ヒト)抗体でもよい。例えば、ウシの免疫グロブリン領域は、完全なウシの、ウシ化、又はウシ操作抗体を生成するため、非ウシ(例えば、ヒト、げっ歯類)免疫グロブリン領域を置換するために使用することができる。
幾つかの実施形態において、超長CDR3を含む抗体を含む医薬組成物;及び薬学的に許容可能な担体が開示される。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ペプチドは、非抗体配列でもよい。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、Moka1、Vm24、GLP−1、エキセンジン−4、ヒトEPO、ヒトFGF21、ヒトGMCSF、ヒトインターフェロン−ベータ、ヒトGCSF、ウシGCSF、又はそれらの誘導体或いは変異体である。代替的に、本明細書に記載されるように、抗体は本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMである。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体由来である。他の例において、免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来する。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含み得る。治療用ポリペプチドはノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、CDR3Hのストークドメインの少なくとも一部を含む。治療用ポリペプチドはストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体はさらにリンカーを含む。リンカーは超長CDR3の中にあってもよい。リンカーは、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに治療用ポリペプチドを結合することができる。他の例において、リンカーは、治療用ポリペプチドをノブドメイン又はストークドメインに結合させる。特定の実施形態において、必要とする被験体の疾患を予防又は処置するための方法が開示され、該方法は、被験体に本医薬組成物を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンコンストラクトを含む医薬組成物が開示され、該免疫グロブリンコンストラクトは、重鎖ポリペプチドであって、該重鎖ポリペプチドは、配列番号24−44の何れか1つから選択される配列に基づく又は由来する配列を含み、該ポリペプチド配列は、配列番号2−22の何れか1つのDNAによりコード化される、重鎖ポリペプチド;及び、軽鎖ポリペプチドであって、該軽鎖ポリペプチドは、配列番号23から選択される配列を含み、ポリペプチド配列が配列番号1のDNAによりコード化される、軽鎖ポリペプチド;及び、薬学的に許容可能な担体、を含む。特定の実施形態において、必要とする哺乳動物の疾患を予防又は処置する組成物ための方法が開示され、該方法は、哺乳動物に本医薬組成物を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、疾患は、乳腺炎などの感染症である。特定の実施形態において、必要において哺乳動物は、雌牛、ラクダ、ロバ、ヤギ、ウマ、トナカイ、ヒツジ、水牛、オオジカ、及びヤクを含むリストから選択された酪農動物である。幾つかの実施形態において、必要において哺乳動物はウシである。
処置の方法
本明細書にはさらに、必要とする被験体の疾患又は疾病を予防又は処置する方法が開示され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、Moka1、Vm24、ヒトGLP−1、エキセンジン−4、ヒトEPO、ヒトFGF21、ヒトGMCSF、ヒトインターフェロン−ベータ、又はそれらの誘導体或いは変異体である。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含み得る。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内の保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。治療用ポリペプチドはノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。治療用ポリペプチドはストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに治療用ポリペプチドを結合することができる。他の例において、リンカーは、治療用ポリペプチドをノブドメイン又はストークドメインに結合させる。幾つかの例において、疾患又は疾病は、自己免疫疾患、異種免疫の疾患又は疾病、炎症性疾患、病原性の感染、血栓塞栓障害、呼吸器疾患又は疾病、代謝疾患、中枢神経系(CNS)障害、骨疾患、又は癌である。他の例において、疾患又は疾病は血液障害である。幾つかの例において、疾患又は疾病は、肥満症、糖尿病、骨粗鬆症、貧血、又は疼痛である。
本明細書には、幾つかの実施形態において、必要とする被験体の自己免疫疾患を予防又は処置する方法が開示され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、Moka1、VM−24、又はベータ−インターフェロン、或いはそれらの誘導体又は変異体である。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内の保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。Moka1、VM−24、ベータ−インターフェロン、又はそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。Moka1、VM−24、ベータ−インターフェロン、又はそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、Moka1、VM−24、ベータ−インターフェロン、又はそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、Moka1、VM−24、ベータ−インターフェロン、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。幾つかの例において、自己免疫疾患は、T細胞媒介性の自己免疫疾患である。T細胞媒介性の自己免疫疾患は、限定されないが、多発性硬化症、1型糖尿病、及び乾癬を含む。他の例において、自己免疫疾患は、狼瘡、シェーグレン症候群、強皮症、関節リウマチ、皮膚筋炎、橋本甲状腺炎、アジソン病、セリアック病、クローン病、悪性貧血、尋常性天疱瘡、尋常性白斑、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、重症筋無力症、オルド(Ord’s)甲状腺炎、グレーブス病、ギラン−バレー症候群、急性散在性脳脊髄膜炎、眼球クローヌスミオクローヌス症候群、強直性脊椎炎、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、自己免疫性肝炎、グッドパスチャー症候群、ライター症候群、高安動脈炎、側頭動脈炎、ヴェグナー肉芽腫症、全身性脱毛症、ベーチェット病、慢性疲労、自律神経異常症、子宮内膜症、間質性膀胱炎、神経性筋緊張病、強皮症、及び外陰部痛を含む。狼瘡は、限定されないが、急性皮膚紅斑性狼瘡、亜急性皮膚紅斑性狼瘡、慢性皮膚紅斑性狼瘡、円板状紅斑性狼瘡、小児期円板状紅斑性狼瘡、全身性円板状紅斑性狼瘡、限局性円板状紅斑性狼瘡、凍瘡状紅斑性狼瘡(hutchinson)、紅斑性狼瘡扁平苔癬オーバーラップ症候群、紅斑性狼瘡脂肪織炎(深在性紅斑性狼瘡)、誇大の紅斑性狼瘡、疣贅性紅斑性狼瘡(肥厚性紅斑性狼瘡)、補体欠損症症候群、薬剤誘発性紅斑性狼瘡、新生児紅斑性狼瘡、及び全身性紅斑性狼瘡を含み得る。
本明細書にはさらに、必要とする被験体のカリウム電位型チャネル(potassium voltage−gated channel)の調節から利益を得る疾患又は疾病を予防又は処置する方法が開示され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。幾つかの例において、カリウム電位型チャネルはKCNA3又はKv1.3のチャネルである。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、Moka1、VM−24、或いはそれらの誘導体又は変異体である。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内の保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。Moka1、VM−24、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。Moka1、VM−24、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、Moka1、VM−24、或いはそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、Moka1、VM−24、ベータ−インターフェロン、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。幾つかの例において、疾患又は疾病は自己免疫疾患である。自己免疫疾患は、T細胞媒介性の自己免疫疾患であり得る。幾つかの例において、カリウム電位型チャネルの調節は、カリウム電位型チャネルを阻害又は閉鎖する工程を含む。幾つかの例において、疾患又は疾病は、発作性運動失調症、発病、又は神経性筋緊張病である。
本明細書には、必要とする被験体の代謝疾患又は疾病を予防又は処置する方法が提供され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、或いはそれらの誘導体又は変異体である。GLP−1はヒトGLP−1でもよい。幾つかの例において、FGF21は、ヒトFGF21である。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内の保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、或いはそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。代謝疾患及び/又は疾病は、糖質代謝異常、アミノ酸代謝、有機酸代謝(有機酸性尿症)、脂肪酸酸化及びミトコンドリア代謝、ポルフィリン代謝、プリン又はピリミジンの代謝、ステロイド代謝、ミトコンドリア作用、ペルオキシゾーム作用、尿素サイクル異常症、尿素回路欠陥、又はリソソーム蓄積症を含み得る。幾つかの例において、代謝疾患又は疾病は糖尿病である。他の例において、代謝疾患又は疾病は、糖原蓄積病、フェニルケトン尿症、メープルシロップ尿症、1型グルタル酸血症、カルバモイル燐酸シンテターゼI欠乏症、アルカプトン尿症、中鎖アシルコエンザイムA脱水素酵素欠乏症(MCADD)、急性間欠性ポルフィリア、レッシュ−ナイハン症状群、リポイド様の先天性副腎皮質過形成、先天性副腎皮質過形成、カーンズ−セイヤ症候群、ツェルウェガー症候群、ゴーシェ病、又はニーマンピック病である。
本明細書には、必要とする被験体の中枢神経系(CNS)障害を予防又は処置する方法が提供され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体である。GLP−1はヒトGLP−1でもよい。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。幾つかの例において、CNS障害はアルツハイマー病(AD)である。更なるCNS障害は、限定されないが、脳炎、髄膜炎、熱帯性痙性脊髄麻痺、クモ膜嚢胞、ハンチントン病、閉込め症候群、パーキンソン病、トゥーレット症候群(Tourette’s)、及び多発性硬化症を含む。
本明細書には、必要とする被験体のGLP−1R及び/又はグルカゴン受容体(GCGR)アゴニストから利益を得る疾患又は疾病を予防又は処置する方法が開示され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体である。GLP−1はヒトGLP−1でもよい。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、或いはそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。疾患又は疾病は、代謝疾患又は障害であり得る。幾つかの例において、疾患又は疾病は糖尿病である。他の例において、疾患又は疾病は肥満症である。GLP−1R及び/又はGCGRアゴニストから利益を得る更なる疾患及び/又は疾病は、限定されないが、脂質異常症、心臓血管の疾患、及び脂肪肝疾患を含む。
本明細書には、必要とする被験体の血液障害を予防又は処置する方法が提供され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、エリスロポエチン、GMCSF、或いはそれらの誘導体又は変異体である。エリスロポエチンはヒトエリスロポエチンでもよい。GMCSFはヒトGMCSFでもよい。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。エリスロポエチン、GMCSF、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。エリスロポエチン、GMCSF、或いはそれらの誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、エリスロポエチン、GMCSF、或いはそれらの誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、エリスロポエチン、GMCSF、又はそれらの誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。幾つかの例において、皮膚障害は貧血症である。貧血症の例は、限定されないが、herditary xerocytosis、先天性赤血球生成不全性貧血、Rhヌル疾患(Rh null disease)、伝染性単核症に関連する貧血症、薬物に関連する貧血症、再生不良性貧血、小球性貧血、大赤血球性貧血症、正球性貧血、溶血性貧血、変形赤血球性貧血、球状赤血球性貧血、鎌状赤血球性貧血、正色素性貧血、高色素性貧血、低色素性貧血、大赤血球性正色素性貧血、小赤血球低色素性貧血、正球性正色素性貧血、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、葉酸欠乏性貧血、サラセミア、鉄芽球性貧血、出血後貧血、鎌状赤血球貧血、慢性貧血、非利用性貧血、自己免疫溶血性貧血、クーリー貧血、薬物誘発性免疫溶血性貧血、赤芽球性貧血、再生不良性貧血、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ピアソン貧血、一時的な貧血、ファンコーニ貧血、レデラー貧血、骨髄障害性(myelpathic)貧血、栄養性貧血、棘細胞性貧血、Von Jaksh貧血、鉄芽球性(sideroblatic)貧血、鉄欠乏性貧血、アルファサラセミア、ベータ地中海貧血、ヘモグロビンh疾患、急性後天性溶血性貧血、温暖自己免疫溶血性貧血、寒冷自己免疫溶血性貧血、初期の寒冷自己免疫溶血性貧血、二次的な寒冷自己免疫溶血性貧血、続発性自己免疫性溶血性貧血、初期の自己免疫溶血性貧血、xが連結した鉄芽球性貧血、ピリドキシン反応性貧血、栄養上の鉄芽球性貧血、ピリドキシン欠乏症誘発性鉄芽球性貧血、銅欠乏症誘発性鉄芽球性貧血、シクロセリン誘発性鉄芽球性貧血、クロラムフェニコール誘発性鉄芽球性貧血、エタノール誘発性鉄芽球性貧血、イソニアジド誘発性鉄芽球性貧血、薬物誘発性鉄芽球性貧血、トキシン誘発性鉄芽球性貧血、小赤血球高色素性貧血、大赤血球性高色素性貧血、巨赤血球正色素性貧血、薬物誘発性溶血性貧血、非遺伝性球状赤血球性貧血、遺伝性球状赤血球性貧血、及び先天性球状赤血球性貧血を含む。他の例において、血液障害はマラリアである。代替的に、血液障害は、リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、又は骨髄異形成症候群である。幾つかの例において、血液障害は、好中球減少症、シュワヒマン−ダイアモンド症候群、コストマン症候群、慢性肉芽腫症、白血球接着不全症、ミエロペルオキシダーゼ欠乏症、又はチェディアック−東症候群である。
本明細書には、必要とする被験体の白血球細胞の産生の刺激又は増加から利益を得る疾患又は障害を予防又は処置する方法が提供され、該方法は、前記被験体に、本明細書に開示されるような超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体をさらに含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは、非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、その誘導体或いは変異体は、CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、GMCSF、或いはその誘導体又は変異体である。GMCSFはヒトGMCSFでもよい。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体である。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントでもよい。幾つかの実施形態において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物抗体由来である。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体由来である。免疫グロブリンドメインは、設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒトの抗体に由来し得る。哺乳動物抗体は、ウシ抗体を含み得る。哺乳動物抗体は、ウシを含み得る。他の実施形態において、哺乳動物抗体はネズミ抗体である。超長CDR3は、長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は、少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は、1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、超長CDR3のノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは、本明細書に開示されるシステインモチーフを含み得る。GMCSF、或いはその誘導体又は変異体は、ノブドメインに結合され得る。代替的に又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択される第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択される第2配列を含み得る。本明細書に開示される抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフを含み得る。GMCSF、或いはその誘導体又は変異体は、ストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトはさらにリンカーを含む。リンカーは、GMCSF、或いはその誘導体又は変異体を、免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合させることができる。他の例において、リンカーは、GMCSF、又はその誘導体又は変異体を、ノブドメイン又はストークドメインに結合させることができる。幾つかの例において、疾患又は障害は、好中球減少症、シュワヒマン‐ダイアモンド症候群、コストマン症候群、慢性肉芽腫症、白血球接着不全症、ミエロペルオキシダーゼ欠乏症、又はチェディアック−東症候群である。
本明細書には、必要とする被験体における赤血球生産の刺激又は増加による疾患又は疾病を防ぐ或いは処置する方法が提供され、該方法は、被験体に本明細書に開示された1以上の超長CDR3を含む抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は更に薬学的に許容可能な担体を含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に哺乳動物はウシである。抗体は治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3内にあってもよい。代替的に、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドはエリスロポエチン、又はその誘導体或いは変異体である。エリスロポエチンはヒトエリスロポエチンでもよい。抗体は、本明細書に記載されるような免疫複合体でもよい。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントであり得る。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物の抗体に由来する。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体に由来する。免疫グロブリンドメインは設計された抗体又は組み換え抗体でもよい。免疫グロブリンドメインは、ヒト化、ヒト操作、又は完全なヒト抗体でもよい。哺乳動物の抗体はウシの抗体であり得る。哺乳動物の抗体はヒト抗体でもよい。他の例において、哺乳動物抗体はマウス抗体である。超長CDR3は長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、又は配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、又は配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、又は配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、又は配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、ノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは本明細書に開示されたシステインモチーフを含み得る。エリスロポエチン、又はその誘導体或いは変異体はノブドメインに結合され得る。代替的に、又は付加的に、超長CDR3は、ストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303由来するものから選択された第一配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列の基礎グループ及び、及び配列番号235−307及び配列番号:333−336を含むグループから選択された第2配列を含み得る。本明細書に開示された抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインは、T(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。エリスロポエチン、又はその誘導体或いは変異体はストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント又は免疫グロブリンコンストラクトは更にリンカーを含む。リンカーは、エリスロポエチン、又はその誘導体或いは変異体を免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合し得る。他の例において、リンカーはエリスロポエチン、又はその誘導体或いは変異体をノブドメイン又はストークドメインに結合する。幾つかの例において、疾病又は疾患は貧血症である。
本明細書には、必要とする被験体における肥満を防ぐ又は処置する方法が提供され、該方法は、被験体に本明細書に開示された超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は、薬学的に許容可能な担体を更に含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、超長CDR3内にあり得る。代替的に、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、又はその誘導体或いは変異体である。GLP−1はヒトGLP−1でもよい。幾つかの実施形態において、FGF21は、ヒトFGF21である。抗体は本明細書に記載されるような免疫複合体でもよい。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントであり得る。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物の抗体に由来する。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体に由来する。免疫グロブリンドメインは設計された抗体又は組み換え抗体に由来しても良い。免疫グロブリンドメインはヒト化、ヒト操作又は完全にヒト抗体でもよい。哺乳動物の抗体はウシ抗体であり得る。哺乳動物抗体はヒト抗体でもよい。他の例において、哺乳動物の抗体はマウスの抗体である。超長CDR3は長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、ノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは本明細書に開示されたシステインモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、FGF21又はその誘導体或いは変異体はノブドメインに結合され得る。代替的に、又は付加的に、超長CDR3はストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。ストークドメインの超長CDR3内の保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号223−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を有する保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。ストークドメインの超長CDR3を伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来する配列から選択される第一配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含むポリペプチド配列基礎グループ、及び配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択された第2配列を含み得る。本明細書に開示された抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する、2以上、3以上、4以上、5つ以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフを含み得る。GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、又はその誘導体或いはその変異体はストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント又は免疫グロブリンコンストラクトは更にリンカーを含む。リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、又はその誘導体或いは変異体を免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合し得る。他の例において、リンカーは、GLP−1、エキセンジン−4、FGF21、又はその誘導体或いは変異体をノブドメイン又はストークドメインに結合する。
本明細書には、必要とする被験体における病原性の感染を防ぐ又は処置する方法が提供され、該方法は、被験体に本明細書に開示された超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は更に薬学上許容可能な担体を含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3内にあってもよい。代替的に、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は、超長CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドはベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体である。抗体は本明細書に記載されるような免疫複合体でもよい。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含むことができる。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG、又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントであり得る。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物の抗体に由来する。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体に由来する。免疫グロブリンドメインは設計された抗体又は組み換え抗体に由来し得る。免疫グロブリンドメインはヒト化、ヒト操作、又は完全にヒト抗体でもよい。哺乳動物の抗体はウシの抗体であり得る。哺乳動物の抗体はヒト抗体でもよい。他の例において、哺乳動物の抗体はマウスの抗体である。超長CDR3は長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは、配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、ノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは本明細書に開示されたシステインモチーフを含み得る。ベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体はノブドメインに結合され得る。代替的に、又は付加的に、超長CDR3はストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号157−224に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−161に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号222−234に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号235−239に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号296−299に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来するものから選択された第1配列に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234を含む基礎配列グループ、及び、配列番号235−307及び配列番号333−336を含むグループから選択された第2配列を含み得る。本明細書に開示された抗体は、配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来する2以上、3以上、4以上、5以上の配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。ベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体はストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント、又は免疫グロブリンコンストラクトは更にリンカーを含む。リンカーは、ベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体を免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合し得る。他の例において、リンカーはベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体をノブドメイン又はストークドメインに結合する。幾つかの例において、病原性の感染はウィルス、細菌、菌類又は寄生虫の感染である。幾つかの例において、ウィルス感染はヘルペスウィルスである。
本明細書には、必要とする被験体における癌を防ぐ又は処置する方法が提供され、該方法は、被験体に本明細書に開示された超長CDR3を含む1以上の抗体を含む組成物を投与する工程を含む。組成物は更に薬学的に許容可能な担体を含み得る。被験体は哺乳動物でもよい。哺乳動物はヒトでもよい。代替的に、哺乳動物はウシである。抗体は治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体を含み得る。治療用ポリペプチドは非抗体配列によってコード化され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は免疫グロブリンドメインに結合され得る。治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3内にあってもよい。代替的に、治療用ポリペプチド、又はその誘導体或いは変異体は超長CDR3に共役される。幾つかの例において、治療用ポリペプチドはベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体である。抗体は本明細書に記載されるような免疫複合体でもよい。抗体は1以上の免疫グロブリンドメインを含み得る。免疫グロブリンドメインは、免疫グロブリンA、免疫グロブリンD、免疫グロブリンE、免疫グロブリンG又は免疫グロブリンMでもよい。免疫グロブリンドメインは免疫グロブリン重鎖領域又はそのフラグメントであり得る。幾つかの例において、免疫グロブリンドメインは哺乳動物の抗体に由来する。代替的に、免疫グロブリンドメインはキメラ抗体に由来する。免疫グロブリンドメインは設計された抗体又は組み換え抗体に由来しても良い。免疫グロブリンドメインはヒト化、ヒト操作、又は完全にヒト抗体でもよい。哺乳動物の抗体はウシ抗体であり得る。哺乳動物の抗体はヒト抗体でもよい。他の例において、哺乳動物の抗体はマウス抗体である。超長CDR3は長さが35以上のアミノ酸でもよい。超長CDR3は少なくとも3以上のシステイン残基を含み得る。超長CDR3は1以上のシステインモチーフを含み得る。1以上のシステインモチーフは配列番号45−156に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号45−99に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号100−135に基づく又は由来し得る。1以上のシステインモチーフは配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3は、ノブドメインの少なくとも一部を含む。ノブドメインは、超長CDR3のノブドメイン内に保存モチーフを含み得る。例えば、ノブドメインは本明細書に開示されたシステインモチーフを含み得る。ベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体はノブドメインに結合され得る。代替的に、又は付加的に、超長CDR3はストークドメインの少なくとも一部を含む。ストークドメインは、超長CDR3のストークドメイン内に保存モチーフを含み得る。超長CDR3のストークドメイン内の保存モチーフは配列番号157−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号157−224に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号157−161に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号223−234に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号235−239に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号296−299に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは配列番号136−156に基づく又は由来し得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号300−303に由来する配列から選択される第一の配列に基づくか、由来するポリペプチド配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号157−234及び配列番号235−307と配列番号333−336を含むグループから選択された第2配列から選択されたポリペプチド配列基礎グループを含み得る、本明細書に開示された抗体は、2以上、3以上、4以上、5以上の配列番号157−307配列及び配列番号333−336に基づく又は由来する配列を含み得る。超長CDR3のストークドメインを伴う保存モチーフは、配列番号304−307及び配列番号333−336に基づく又は由来するポリペプチド配列を含み得る。例えば、ストークドメインはT(S/T)VHQモチーフ(配列番号508)を含み得る。ベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体はストークドメインに結合され得る。幾つかの例において、抗体、抗体フラグメント又は免疫グロブリンコンストラクトは更にリンカーを含む。リンカーはベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体を免疫グロブリンドメイン又はそのフラグメントに結合され得る。他の例において、リンカーはベータインターフェロン、又はその誘導体或いは変異体をノブドメイン又はストークドメイン結合される。幾つかの例において、がんは血液悪性腫瘍である。血液悪性腫瘍は白血病又はリンパ腫であり得る。幾つかの例において、血液悪性腫瘍は、B細胞リンパ腫、T細胞性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、有毛細胞白血病、慢性骨髄性白血病、マントル細胞リンパ腫、結節型リンパ腫、バーキットリンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病又は小リンパ球性白血病である。

Claims (14)

  1. 抗体又はそのフラグメントであって、(a)第1抗体配列であって、第1抗体配列の少なくとも一部は、配列番号157−227及び235−295から選択される第1ストーク配列の3以上の連続するアミノ酸を含む、第1抗体配列;及び(b)サイトカイン配列、リンホカイン配列、ケモカイン配列、成長因子配列、ホルモン配列、及びトキシン配列から選択される、非抗体配列を含む、抗体又はそのフラグメント。
  2. 配列番号157−227及び235−295から選択される第2ストーク配列の3以上の連続するアミノ酸をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の抗体。
  3. 抗体又はそのフラグメントは、キメラ抗体、ヒト操作(human engineered)抗体、ヒト化抗体、ウシ抗体、ウシ化抗体、ウシ操作(bovine engineered)抗体、完全にウシの抗体、又はそれらのフラグメントであることを特徴とする、請求項1に記載の抗体。
  4. 抗体は、Fab、scFv、dsFv、二重特異性抗体、(dsFv)2、ミニボディフレックスミニボディ(flex minibody)、又は二重特異性のフラグメントを含むことを特徴とする、請求項1に記載の抗体。
  5. リンカー配列を更に含み、リンカー配列は、(GGGGS)n(配列番号339)、GGGSGGGGS(配列番号337)、GGGGSGGGS(配列番号338)、及び(GSG)n(配列番号342)、あるいはこれらの組み合わせから選択される配列を含み、nは1以上であることを特徴とする、請求項1に記載の抗体。
  6. リンカー配列は、第1抗体配列に非抗体配列を結合することを特徴とする、請求項5に記載の抗体。
  7. 1以上のプロテアーゼ切断部位を更に含む、請求項に記載の抗体。
  8. 第1抗体配列と非抗体配列の間にある部位、リンカーと非抗体配列の間にある部位、及びリンカーと第1抗体配列の間にある部位から選択される、切断部位を含む、請求項に記載の抗体。
  9. ストーク配列と第ストーク配列は異ることを特徴とする請求項に記載の抗体。
  10. 抗体又はその結合フラグメントのライブラリであって、抗体又はその結合フラグメントは、配列番号157−227及び235−295から選択される第1ストークドメインの3以上の連続するアミノ酸、及びサイトカイン配列、リンホカイン配列、ケモカイン配列、成長因子配列、ホルモン配列、及びトキシン配列から選択される非抗体配列を含むことを特徴とする、ライブラリ。
  11. 抗体又はその結合フラグメントは、キメラ抗体、ヒト操作(human engineered)抗体、ヒト化抗体、ウシ抗体、ウシ化抗体、ウシ操作(bovine engineered)抗体、完全にウシの抗体、又はそれらのフラグメントを含む、ことを特徴とする請求項10に記載のライブラリ。
  12. 抗体又はその結合フラグメントは、Fab、scFv、dsFv、二重特異性抗体、(dsFv)2、ミニボディフレックスミニボディ(flex minibody)、又は二重特異性のフラグメントを含むことを特徴とする、請求項10に記載のライブラリ。
  13. 抗体又はその結合フラグメントの何れか1つはリンカーを更に含み、リンカーは、(GGGGS)n(配列番号339)、GGGSGGGGS(配列番号337)、GGGGSGGGS(配列番号338)、及び(GSG)n(配列番号342)から選択される配列を含み、及びリンカーは非抗体配列のC末端、N末端、又はC末端とN末端の両方に結合される、ことを特徴とする請求項10に記載のライブラリ。
  14. 抗体又はそのフラグメントは請求項1乃至9の何れかに記載されるものと同じである、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のライブラリ。
JP2014552273A 2012-01-09 2013-01-09 超長相補性決定領域及びその使用 Active JP6684490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261584680P 2012-01-09 2012-01-09
US61/584,680 2012-01-09
US201261671629P 2012-07-13 2012-07-13
US61/671,629 2012-07-13
PCT/US2013/020903 WO2013106485A2 (en) 2012-01-09 2013-01-09 Ultralong complementarity determining regions and uses thereof

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018081901A Division JP2018140992A (ja) 2012-01-09 2018-04-20 超長相補性決定領域及びその使用

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015504896A JP2015504896A (ja) 2015-02-16
JP2015504896A5 true JP2015504896A5 (ja) 2017-08-24
JP6684490B2 JP6684490B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=48782074

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014552273A Active JP6684490B2 (ja) 2012-01-09 2013-01-09 超長相補性決定領域及びその使用
JP2018081901A Pending JP2018140992A (ja) 2012-01-09 2018-04-20 超長相補性決定領域及びその使用

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018081901A Pending JP2018140992A (ja) 2012-01-09 2018-04-20 超長相補性決定領域及びその使用

Country Status (7)

Country Link
US (3) US10774132B2 (ja)
EP (1) EP2802603A4 (ja)
JP (2) JP6684490B2 (ja)
CN (1) CN104520321A (ja)
AU (2) AU2013208003B2 (ja)
CA (1) CA2863224A1 (ja)
WO (1) WO2013106485A2 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013106485A2 (en) * 2012-01-09 2013-07-18 The Scripps Research Institute Ultralong complementarity determining regions and uses thereof
JP2015509091A (ja) 2012-01-09 2015-03-26 ザ スクリプス リサーチ インスティテュート ヒト化抗体
WO2014016673A1 (en) * 2012-07-27 2014-01-30 Purdue Pharma L.P. Sodium channel blocking peptides and the use thereof
CN105073781A (zh) * 2013-01-11 2015-11-18 加州生物医学研究所 牛融合抗体
KR102240329B1 (ko) 2013-06-07 2021-04-14 더 스크립스 리서치 인스티튜트 섬유증의 소분자 억제제
CN105593242B (zh) 2013-07-11 2020-11-06 斯克利普斯研究所 卷曲螺旋免疫球蛋白融合蛋白及其组合物
CN111518199A (zh) * 2013-07-18 2020-08-11 图鲁斯生物科学有限责任公司 具有超长互补决定区的人源化抗体
US20170210818A1 (en) * 2014-06-06 2017-07-27 The California Institute For Biomedical Research Constant region antibody fusion proteins and compositions thereof
EA201790946A8 (ru) * 2014-12-01 2018-10-31 Зе Скриппс Рисёрч Инститьют Способы и композиции, связанные с функциональными полипептидами, встроенными в гетерологичные белковые каркасы
AU2015360583B2 (en) 2014-12-10 2020-01-23 The Scripps Research Institute Small molecule inhibitors of fibrosis
WO2016115218A1 (en) * 2015-01-14 2016-07-21 The California Institute For Biomedical Research Antibody drug conjugates for the treatment of immune conditions
WO2016177651A1 (en) * 2015-05-01 2016-11-10 Medimmune Limited Novel phage display library, members thereof and uses of the same
US10144768B2 (en) * 2015-12-04 2018-12-04 Novartis Ag Antibody cytokine engrafted compositions and methods of use for immunoregulation
EP4011919A3 (en) 2015-12-09 2022-10-12 The Scripps Research Institute Relaxin immunoglobulin fusion proteins and methods of use
CN108473987B (zh) * 2016-01-08 2024-01-02 马可讯治疗有限公司 具有改变的多样性支架结构域的结合成员
WO2018067198A1 (en) 2016-10-03 2018-04-12 The Regents Of The University Of California Inhibitory antibodies and methods of use thereof
CN112717135A (zh) * 2016-11-22 2021-04-30 上海交通大学医学院 酸敏感离子通道调控剂的用途
EP3630162A1 (en) * 2017-05-24 2020-04-08 Novartis AG Antibody-cytokine engrafted proteins and methods of use
JOP20190271A1 (ar) 2017-05-24 2019-11-21 Novartis Ag بروتينات مطعّمة بسيتوكين- الجسم المضاد وطرق الاستخدام للاضطرابات المتعلقة بالمناعة
WO2018215937A1 (en) * 2017-05-24 2018-11-29 Novartis Ag Interleukin-7 antibody cytokine engrafted proteins and methods of use in the treatment of cancer
EP3630813A1 (en) * 2017-05-24 2020-04-08 Novartis AG Antibody-cytokine engrafted proteins and methods of use in the treatment of cancer
GB201711208D0 (en) 2017-07-12 2017-08-23 Iontas Ltd Ion channel inhibitors
JP2021510697A (ja) 2018-01-12 2021-04-30 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company がん処置のための坑il−8抗体及び坑pd−1抗体を用いる組合せ治療
KR20210021002A (ko) * 2018-06-13 2021-02-24 크리스탈 바이오사이언스 주식회사 다중 이황화 브릿지에 의해 안정화되고 유전자 변환에 의해 다양화되는 긴 cdr-h3s로 항체를 만드는 트랜스제닉 닭
CA3097443A1 (en) * 2018-11-12 2020-05-22 I-Mab Biopharma Us Limited Fusion proteins containing cd47 antibodies and cytokines
US11332546B2 (en) 2019-05-21 2022-05-17 The Regents Of The University Of California Protease inhibitory antibodies and methods of use thereof
US20220380487A1 (en) * 2019-10-24 2022-12-01 Minotaur Therapeutics, Inc. Chimeric cytokine modified antibodies and methods of use thereof
CN115667298A (zh) 2020-03-27 2023-01-31 Ucb生物制药有限责任公司 自主凸起结构域肽
CN112034169A (zh) * 2020-08-27 2020-12-04 华威特(江苏)生物制药有限公司 用于检测牛病毒性腹泻病毒1型的直接免疫荧光试剂及其试剂盒
EP4329887A1 (en) * 2021-04-28 2024-03-06 Minotaur Therapeutics, Inc. Humanized chimeric bovine antibodies and methods of use
IL308087A (en) * 2021-05-12 2023-12-01 Applied Biomedical Science Inst Methods for the screening and expression of disulfide-bonded polypeptides
WO2022241057A1 (en) * 2021-05-12 2022-11-17 Applied Biomedical Science Institute Binding polypeptides against sars cov-2 and uses thereof
WO2023192478A1 (en) 2022-04-01 2023-10-05 Bristol-Myers Squibb Company Combination therapy with anti-il-8 antibodies and anti-pd-1 antibodies for treating cancer

Family Cites Families (235)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US30985A (en) 1860-12-18 Thomas l
US3887699A (en) 1969-03-24 1975-06-03 Seymour Yolles Biodegradable polymeric article for dispensing drugs
US3854480A (en) 1969-04-01 1974-12-17 Alza Corp Drug-delivery system
US3773919A (en) 1969-10-23 1973-11-20 Du Pont Polylactide-drug mixtures
US3896111A (en) 1973-02-20 1975-07-22 Research Corp Ansa macrolides
US4151042A (en) 1977-03-31 1979-04-24 Takeda Chemical Industries, Ltd. Method for producing maytansinol and its derivatives
US4137230A (en) 1977-11-14 1979-01-30 Takeda Chemical Industries, Ltd. Method for the production of maytansinoids
FR2413974A1 (fr) 1978-01-06 1979-08-03 David Bernard Sechoir pour feuilles imprimees par serigraphie
US4265814A (en) 1978-03-24 1981-05-05 Takeda Chemical Industries Matansinol 3-n-hexadecanoate
US4307016A (en) 1978-03-24 1981-12-22 Takeda Chemical Industries, Ltd. Demethyl maytansinoids
US4263428A (en) 1978-03-24 1981-04-21 The Regents Of The University Of California Bis-anthracycline nucleic acid function inhibitors and improved method for administering the same
JPS5562090A (en) 1978-10-27 1980-05-10 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid compound and its preparation
JPS5566585A (en) 1978-11-14 1980-05-20 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid compound and its preparation
JPS55164687A (en) 1979-06-11 1980-12-22 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid compound and its preparation
US4256746A (en) 1978-11-14 1981-03-17 Takeda Chemical Industries Dechloromaytansinoids, their pharmaceutical compositions and method of use
JPS55102583A (en) 1979-01-31 1980-08-05 Takeda Chem Ind Ltd 20-acyloxy-20-demethylmaytansinoid compound
JPS55162791A (en) 1979-06-05 1980-12-18 Takeda Chem Ind Ltd Antibiotic c-15003pnd and its preparation
JPS55164685A (en) 1979-06-08 1980-12-22 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid compound and its preparation
JPS55164686A (en) 1979-06-11 1980-12-22 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid compound and its preparation
US4309428A (en) 1979-07-30 1982-01-05 Takeda Chemical Industries, Ltd. Maytansinoids
JPS5645483A (en) 1979-09-19 1981-04-25 Takeda Chem Ind Ltd C-15003phm and its preparation
EP0028683A1 (en) 1979-09-21 1981-05-20 Takeda Chemical Industries, Ltd. Antibiotic C-15003 PHO and production thereof
JPS5645485A (en) 1979-09-21 1981-04-25 Takeda Chem Ind Ltd Production of c-15003pnd
WO1982001188A1 (en) 1980-10-08 1982-04-15 Takeda Chemical Industries Ltd 4,5-deoxymaytansinoide compounds and process for preparing same
US4450254A (en) 1980-11-03 1984-05-22 Standard Oil Company Impact improvement of high nitrile resins
EP0052322B1 (de) 1980-11-10 1985-03-27 Gersonde, Klaus, Prof. Dr. Verfahren zur Herstellung von Lipid-Vesikeln durch Ultraschallbehandlung, Anwendung des Verfahrens und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
PH19942A (en) 1980-11-18 1986-08-14 Sintex Inc Microencapsulation of water soluble polypeptides
US4675189A (en) 1980-11-18 1987-06-23 Syntex (U.S.A.) Inc. Microencapsulation of water soluble active polypeptides
US4419446A (en) 1980-12-31 1983-12-06 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Recombinant DNA process utilizing a papilloma virus DNA as a vector
US4313946A (en) 1981-01-27 1982-02-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Chemotherapeutically active maytansinoids from Trewia nudiflora
US4315929A (en) 1981-01-27 1982-02-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Method of controlling the European corn borer with trewiasine
IE52535B1 (en) 1981-02-16 1987-12-09 Ici Plc Continuous release pharmaceutical compositions
JPS57192389A (en) 1981-05-20 1982-11-26 Takeda Chem Ind Ltd Novel maytansinoid
US4485045A (en) 1981-07-06 1984-11-27 Research Corporation Synthetic phosphatidyl cholines useful in forming liposomes
EP0088046B1 (de) 1982-02-17 1987-12-09 Ciba-Geigy Ag Lipide in wässriger Phase
DE3218121A1 (de) 1982-05-14 1983-11-17 Leskovar, Peter, Dr.-Ing., 8000 München Arzneimittel zur tumorbehandlung
EP0102324A3 (de) 1982-07-29 1984-11-07 Ciba-Geigy Ag Lipide und Tenside in wässriger Phase
US4601978A (en) 1982-11-24 1986-07-22 The Regents Of The University Of California Mammalian metallothionein promoter system
US4452775A (en) 1982-12-03 1984-06-05 Syntex (U.S.A.) Inc. Cholesterol matrix delivery system for sustained release of macromolecules
US4560655A (en) 1982-12-16 1985-12-24 Immunex Corporation Serum-free cell culture medium and process for making same
US4657866A (en) 1982-12-21 1987-04-14 Sudhir Kumar Serum-free, synthetic, completely chemically defined tissue culture media
US4816567A (en) 1983-04-08 1989-03-28 Genentech, Inc. Recombinant immunoglobin preparations
US4544545A (en) 1983-06-20 1985-10-01 Trustees University Of Massachusetts Liposomes containing modified cholesterol for organ targeting
HUT35524A (en) 1983-08-02 1985-07-29 Hoechst Ag Process for preparing pharmaceutical compositions containing regulatory /regulative/ peptides providing for the retarded release of the active substance
DE3486459D1 (de) 1983-09-26 1997-12-11 Udo Dr Med Ehrenfeld Mittel und Erzeugnis für die Diagnose und Therapie von Tumoren sowie zur Behandlung von Schwächen der zelligen und humoralen Immunabwehr
US4767704A (en) 1983-10-07 1988-08-30 Columbia University In The City Of New York Protein-free culture medium
EP0143949B1 (en) 1983-11-01 1988-10-12 TERUMO KABUSHIKI KAISHA trading as TERUMO CORPORATION Pharmaceutical composition containing urokinase
DE3413608A1 (de) 1984-04-11 1985-10-24 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Implantierbare zubereitungen von regulatorischen peptiden mit gesteuerter freisetzung und verfahren zu ihrer herstellung
US4965199A (en) 1984-04-20 1990-10-23 Genentech, Inc. Preparation of functional human factor VIII in mammalian cells using methotrexate based selection
US4970198A (en) 1985-10-17 1990-11-13 American Cyanamid Company Antitumor antibiotics (LL-E33288 complex)
GB8516415D0 (en) 1985-06-28 1985-07-31 Celltech Ltd Culture of animal cells
US4980286A (en) 1985-07-05 1990-12-25 Whitehead Institute For Biomedical Research In vivo introduction and expression of foreign genetic material in epithelial cells
US4676980A (en) 1985-09-23 1987-06-30 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Target specific cross-linked heteroantibodies
US5618920A (en) 1985-11-01 1997-04-08 Xoma Corporation Modular assembly of antibody genes, antibodies prepared thereby and use
US6548640B1 (en) 1986-03-27 2003-04-15 Btg International Limited Altered antibodies
US4927762A (en) 1986-04-01 1990-05-22 Cell Enterprises, Inc. Cell culture medium with antioxidant
IL85035A0 (en) 1987-01-08 1988-06-30 Int Genetic Eng Polynucleotide molecule,a chimeric antibody with specificity for human b cell surface antigen,a process for the preparation and methods utilizing the same
US5079233A (en) 1987-01-30 1992-01-07 American Cyanamid Company N-acyl derivatives of the LL-E33288 antitumor antibiotics, composition and methods for using the same
WO1988007089A1 (en) 1987-03-18 1988-09-22 Medical Research Council Altered antibodies
US4975278A (en) 1988-02-26 1990-12-04 Bristol-Myers Company Antibody-enzyme conjugates in combination with prodrugs for the delivery of cytotoxic agents to tumor cells
US5053394A (en) 1988-09-21 1991-10-01 American Cyanamid Company Targeted forms of methyltrithio antitumor agents
US5770701A (en) 1987-10-30 1998-06-23 American Cyanamid Company Process for preparing targeted forms of methyltrithio antitumor agents
US5606040A (en) 1987-10-30 1997-02-25 American Cyanamid Company Antitumor and antibacterial substituted disulfide derivatives prepared from compounds possessing a methyl-trithio group
JP3095168B2 (ja) 1988-02-05 2000-10-03 エル. モリソン,シェリー ドメイン‐変性不変部を有する抗体
AU632065B2 (en) 1988-09-23 1992-12-17 Novartis Vaccines And Diagnostics, Inc. Cell culture medium for enhanced cell growth, culture longevity and product expression
GB8823869D0 (en) 1988-10-12 1988-11-16 Medical Res Council Production of antibodies
JP2919890B2 (ja) 1988-11-11 1999-07-19 メディカル リサーチ カウンスル 単一ドメインリガンド、そのリガンドからなる受容体、その製造方法、ならびにそのリガンドおよび受容体の使用
US5175384A (en) 1988-12-05 1992-12-29 Genpharm International Transgenic mice depleted in mature t-cells and methods for making transgenic mice
US5530101A (en) 1988-12-28 1996-06-25 Protein Design Labs, Inc. Humanized immunoglobulins
US5133974A (en) 1989-05-05 1992-07-28 Kv Pharmaceutical Company Extended release pharmaceutical formulations
DE3920358A1 (de) 1989-06-22 1991-01-17 Behringwerke Ag Bispezifische und oligospezifische, mono- und oligovalente antikoerperkonstrukte, ihre herstellung und verwendung
EP0739904A1 (en) 1989-06-29 1996-10-30 Medarex, Inc. Bispecific reagents for aids therapy
US5208020A (en) 1989-10-25 1993-05-04 Immunogen Inc. Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use
CA2026147C (en) 1989-10-25 2006-02-07 Ravi J. Chari Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use
US5959177A (en) 1989-10-27 1999-09-28 The Scripps Research Institute Transgenic plants expressing assembled secretory antibodies
DE69133566T2 (de) 1990-01-12 2007-12-06 Amgen Fremont Inc. Bildung von xenogenen Antikörpern
WO1992000373A1 (en) 1990-06-29 1992-01-09 Biosource Genetics Corporation Melanin production by transformed microorganisms
US5633425A (en) 1990-08-29 1997-05-27 Genpharm International, Inc. Transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies
US5661016A (en) 1990-08-29 1997-08-26 Genpharm International Inc. Transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies of various isotypes
US5545806A (en) 1990-08-29 1996-08-13 Genpharm International, Inc. Ransgenic non-human animals for producing heterologous antibodies
KR100272077B1 (ko) 1990-08-29 2000-11-15 젠팜인터내셔날,인코포레이티드 이종 항체를 생산할 수 있는 전이유전자를 가진 인간이외의 동물
US5625126A (en) 1990-08-29 1997-04-29 Genpharm International, Inc. Transgenic non-human animals for producing heterologous antibodies
US5122469A (en) 1990-10-03 1992-06-16 Genentech, Inc. Method for culturing Chinese hamster ovary cells to improve production of recombinant proteins
US5264365A (en) 1990-11-09 1993-11-23 Board Of Regents, The University Of Texas System Protease-deficient bacterial strains for production of proteolytically sensitive polypeptides
US5508192A (en) 1990-11-09 1996-04-16 Board Of Regents, The University Of Texas System Bacterial host strains for producing proteolytically sensitive polypeptides
CA2405246A1 (en) 1990-12-03 1992-06-11 Genentech, Inc. Enrichment method for variant proteins with alterred binding properties
US5571894A (en) 1991-02-05 1996-11-05 Ciba-Geigy Corporation Recombinant antibodies specific for a growth factor receptor
US6565841B1 (en) 1991-03-15 2003-05-20 Amgen, Inc. Pulmonary administration of granulocyte colony stimulating factor
IT1247472B (it) 1991-05-31 1994-12-17 Fidia Spa Processo per la preparazione di microsfere contenenti componenti biologicamente attivi.
CA2103059C (en) 1991-06-14 2005-03-22 Paul J. Carter Method for making humanized antibodies
GB9114948D0 (en) 1991-07-11 1991-08-28 Pfizer Ltd Process for preparing sertraline intermediates
CA2116774C (en) 1991-09-19 2003-11-11 Paul J. Carter Expression in e. coli antibody fragments having at least a cysteine present as a free thiol. use for the production of bifunctional f(ab') 2 antibodies
US5362852A (en) 1991-09-27 1994-11-08 Pfizer Inc. Modified peptide derivatives conjugated at 2-hydroxyethylamine moieties
US5587458A (en) 1991-10-07 1996-12-24 Aronex Pharmaceuticals, Inc. Anti-erbB-2 antibodies, combinations thereof, and therapeutic and diagnostic uses thereof
US6146850A (en) * 1991-11-04 2000-11-14 Xoma Corporation Proteins encoding gelonin sequences
WO1993008829A1 (en) 1991-11-04 1993-05-13 The Regents Of The University Of California Compositions that mediate killing of hiv-infected cells
DK1136556T3 (da) 1991-11-25 2005-10-03 Enzon Inc Fremgangsmåde til fremstilling af multivalente antigen-bindende proteiner
US5407686A (en) 1991-11-27 1995-04-18 Sidmak Laboratories, Inc. Sustained release composition for oral administration of active ingredient
JP4157160B2 (ja) 1991-12-13 2008-09-24 ゾーマ テクノロジー リミテッド 改変抗体可変領域の調製のための方法
US5667988A (en) 1992-01-27 1997-09-16 The Scripps Research Institute Methods for producing antibody libraries using universal or randomized immunoglobulin light chains
CA2129663C (en) 1992-02-06 2005-07-05 James S. Huston Biosynthetic binding protein for cancer marker
WO1993015722A1 (en) 1992-02-07 1993-08-19 Syntex (Usa) Inc. Controlled delivery of pharmaceuticals from preformed porous microparticles
GB9207479D0 (en) * 1992-04-06 1992-05-20 Scotgen Ltd Novel antibodies for treatment and prevention of respiratory syncytial virus infection in animals and man
ZA932522B (en) 1992-04-10 1993-12-20 Res Dev Foundation Immunotoxins directed against c-erbB-2(HER/neu) related surface antigens
ATE149570T1 (de) 1992-08-17 1997-03-15 Genentech Inc Bispezifische immunoadhesine
US20080152586A1 (en) 1992-09-25 2008-06-26 Avipep Pty Limited High avidity polyvalent and polyspecific reagents
NZ258392A (en) 1992-11-13 1997-09-22 Idec Pharma Corp Chimeric and radiolabelled antibodies to the b lymphocyte cellsurface antigen bp35 (cd-20) and their use in the treatment of b cell lymphona
DK0674506T3 (da) 1992-12-02 2001-01-08 Alkermes Inc Væksthormonholdige mikrosfærer med styret frigivelse
US5635483A (en) 1992-12-03 1997-06-03 Arizona Board Of Regents Acting On Behalf Of Arizona State University Tumor inhibiting tetrapeptide bearing modified phenethyl amides
US5780588A (en) 1993-01-26 1998-07-14 Arizona Board Of Regents Elucidation and synthesis of selected pentapeptides
US6955900B1 (en) 1993-02-02 2005-10-18 The Scripps Research Institute Methods for producing polypeptide binding sites, monoclonal antibodies and compositions thereof
AU691811B2 (en) 1993-06-16 1998-05-28 Celltech Therapeutics Limited Antibodies
US6372716B1 (en) 1994-04-26 2002-04-16 Genetics Institute, Inc. Formulations for factor IX
US5773001A (en) 1994-06-03 1998-06-30 American Cyanamid Company Conjugates of methyltrithio antitumor agents and intermediates for their synthesis
ES2151079T3 (es) 1994-09-09 2000-12-16 Takeda Chemical Industries Ltd Preparacion de liberacion sostenida que contiene una sal metalica de un peptido.
US5789199A (en) 1994-11-03 1998-08-04 Genentech, Inc. Process for bacterial production of polypeptides
US5663149A (en) 1994-12-13 1997-09-02 Arizona Board Of Regents Acting On Behalf Of Arizona State University Human cancer inhibitory pentapeptide heterocyclic and halophenyl amides
GB9501079D0 (en) 1995-01-19 1995-03-08 Bioinvent Int Ab Activation of T-cells
US5840523A (en) 1995-03-01 1998-11-24 Genetech, Inc. Methods and compositions for secretion of heterologous polypeptides
WO1996029998A1 (en) 1995-03-28 1996-10-03 Fidia Advanced Biopolymers S.R.L. Nanospheres comprising a biocompatible polysaccharide
US5641870A (en) 1995-04-20 1997-06-24 Genentech, Inc. Low pH hydrophobic interaction chromatography for antibody purification
US6096871A (en) 1995-04-14 2000-08-01 Genentech, Inc. Polypeptides altered to contain an epitope from the Fc region of an IgG molecule for increased half-life
US5869046A (en) 1995-04-14 1999-02-09 Genentech, Inc. Altered polypeptides with increased half-life
US6121022A (en) 1995-04-14 2000-09-19 Genentech, Inc. Altered polypeptides with increased half-life
EP0739981A1 (en) * 1995-04-25 1996-10-30 Vrije Universiteit Brussel Variable fragments of immunoglobulins - use for therapeutic or veterinary purposes
KR20050085971A (ko) 1995-04-27 2005-08-29 아브게닉스, 인크. 면역화된 제노마우스 유래의 인간 항체
AU2466895A (en) 1995-04-28 1996-11-18 Abgenix, Inc. Human antibodies derived from immunized xenomice
AU708756B2 (en) 1995-06-07 1999-08-12 Alkermes Controlled Therapeutics, Inc. Composition for sustained release of human growth hormone
US5712374A (en) 1995-06-07 1998-01-27 American Cyanamid Company Method for the preparation of substantiallly monomeric calicheamicin derivative/carrier conjugates
US5714586A (en) 1995-06-07 1998-02-03 American Cyanamid Company Methods for the preparation of monomeric calicheamicin derivative/carrier conjugates
ZA965368B (en) 1995-07-14 1997-01-14 Novo Nordisk As A pharmaceutical formulation
US6685940B2 (en) 1995-07-27 2004-02-03 Genentech, Inc. Protein formulation
US5736152A (en) 1995-10-27 1998-04-07 Atrix Laboratories, Inc. Non-polymeric sustained release delivery system
DE19544393A1 (de) 1995-11-15 1997-05-22 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Synergistische herbizide Mischungen
GB9603256D0 (en) 1996-02-16 1996-04-17 Wellcome Found Antibodies
CA2249195A1 (en) 1996-03-18 1997-09-25 Board Of Regents, The University Of Texas System Immunoglobin-like domains with increased half lives
AU2660397A (en) 1996-04-05 1997-10-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Methods for producing soluble, biologically-active disulfide bond-containing eukaryotic proteins in bacterial cells
EP2314625B1 (en) 1996-12-03 2014-05-07 Amgen Fremont Inc. Transgenic mammals having human Ig loci including plural VH and Vkappa regions and antibodies produced therefrom
US6083715A (en) 1997-06-09 2000-07-04 Board Of Regents, The University Of Texas System Methods for producing heterologous disulfide bond-containing polypeptides in bacterial cells
DE69830315T2 (de) 1997-06-24 2006-02-02 Genentech Inc., San Francisco Galactosylierte glykoproteine enthaltende zusammensetzungen und verfahren zur deren herstellung
GB9714680D0 (en) 1997-07-11 1997-09-17 Medical Res Council Recombinant production of proteins
US6040498A (en) 1998-08-11 2000-03-21 North Caroline State University Genetically engineered duckweed
WO1999022764A1 (en) 1997-10-31 1999-05-14 Genentech, Inc. Methods and compositions comprising glycoprotein glycoforms
DK1034298T3 (da) 1997-12-05 2012-01-30 Scripps Research Inst Humanisering af murint antistof
AUPP221098A0 (en) 1998-03-06 1998-04-02 Diatech Pty Ltd V-like domain binding molecules
US6194551B1 (en) 1998-04-02 2001-02-27 Genentech, Inc. Polypeptide variants
JP2002510481A (ja) 1998-04-02 2002-04-09 ジェネンテック・インコーポレーテッド 抗体変異体及びその断片
ATE458007T1 (de) 1998-04-20 2010-03-15 Glycart Biotechnology Ag Glykosylierungs-engineering von antikörpern zur verbesserung der antikörperabhängigen zellvermittelten zytotoxizität
ES2694002T3 (es) 1999-01-15 2018-12-17 Genentech, Inc. Polipéptido que comprende una región Fc de IgG1 humana variante
US6737056B1 (en) 1999-01-15 2004-05-18 Genentech, Inc. Polypeptide variants with altered effector function
WO2000048971A1 (en) 1999-02-22 2000-08-24 Symyx Technologies, Inc. Compositions comprising nickel and their use as catalyst in oxidative dehydrogenation of alkanes
CA2704600C (en) 1999-04-09 2016-10-25 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. A method for producing antibodies with increased adcc activity
GB9912350D0 (en) * 1999-05-26 1999-07-28 European Molecular Biology Lab Embl Modified cytokine
US6566329B1 (en) 1999-06-28 2003-05-20 Novo Nordisk A/S Freeze-dried preparation of human growth hormone
JP4944324B2 (ja) 1999-07-13 2012-05-30 ボルダー バイオテクノロジー, インコーポレイテッド 免疫グロブリン融合タンパク質
DE60022369T2 (de) 1999-10-04 2006-05-18 Medicago Inc., Sainte Foy Verfahren zur regulation der transkription von fremden genen in gegenwart von stickstoff
US7125978B1 (en) 1999-10-04 2006-10-24 Medicago Inc. Promoter for regulating expression of foreign genes
JP4668498B2 (ja) 1999-10-19 2011-04-13 協和発酵キリン株式会社 ポリペプチドの製造方法
EP1289564B1 (en) 2000-06-05 2018-07-18 Altor BioScience Corporation T cell receptor fusions and conjugates and methods of use thereof
EP1366077B1 (en) 2000-09-15 2011-05-25 Coley Pharmaceutical GmbH PROCESS FOR HIGH THROUGHPUT SCREENING OF CpG-BASED IMMUNO-AGONIST/ANTAGONIST
US7064191B2 (en) 2000-10-06 2006-06-20 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Process for purifying antibody
US6946292B2 (en) 2000-10-06 2005-09-20 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Cells producing antibody compositions with increased antibody dependent cytotoxic activity
US7196185B2 (en) 2001-04-20 2007-03-27 Azad Kumar Kaushik Bovine germline D-genes and their application
US6740747B2 (en) 2001-04-20 2004-05-25 Azad Kaushik Bovine VDJ cassette, BF1H1, suitable for antigenization
US6884869B2 (en) 2001-04-30 2005-04-26 Seattle Genetics, Inc. Pentapeptide compounds and uses related thereto
US6441163B1 (en) 2001-05-31 2002-08-27 Immunogen, Inc. Methods for preparation of cytotoxic conjugates of maytansinoids and cell binding agents
FI117667B (fi) * 2001-07-05 2007-01-15 Univ Zuerich Farmaseuttinen koostumus, joka soveltuu käytettäväksi ortopediassa ja hammaslääketieteessä
CA2838062C (en) 2001-08-03 2015-12-22 Roche Glycart Ag Antibody glycosylation variants having increased antibody-dependent cellular cytotoxicity
WO2003030821A2 (en) 2001-10-05 2003-04-17 Human Genome Sciences, Inc. Albumin fusion proteins
HUP0600342A3 (en) 2001-10-25 2011-03-28 Genentech Inc Glycoprotein compositions
EP1463751B1 (en) 2001-12-21 2013-05-22 Human Genome Sciences, Inc. Albumin fusion proteins
US20040093621A1 (en) 2001-12-25 2004-05-13 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd Antibody composition which specifically binds to CD20
US8491896B2 (en) 2002-06-14 2013-07-23 Immunomedics, Inc. Anti-pancreatic cancer antibodies
US7736652B2 (en) 2002-03-21 2010-06-15 The Regents Of The University Of California Antibody fusion proteins: effective adjuvants of protein vaccination
AU2003236020B2 (en) 2002-04-09 2009-03-19 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Cell with depression or deletion of the activity of protein participating in GDP-fucose transport
WO2003084570A1 (fr) 2002-04-09 2003-10-16 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Medicament contenant une composition d'anticorps appropriee au patient souffrant de polymorphisme fc$g(g)riiia
BR0309145A (pt) 2002-04-09 2005-02-01 Kyowa Hakko Kogyo Kk Células das quais o genoma é modificado
JPWO2003085118A1 (ja) 2002-04-09 2005-08-11 協和醗酵工業株式会社 抗体組成物の製造方法
US20040259150A1 (en) 2002-04-09 2004-12-23 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Method of enhancing of binding activity of antibody composition to Fcgamma receptor IIIa
US7939641B2 (en) * 2002-04-09 2011-05-10 The Scripps Research Institute Motif-grafted hybrid polypeptides and uses thereof
JPWO2003084569A1 (ja) 2002-04-09 2005-08-11 協和醗酵工業株式会社 抗体組成物含有医薬
ATE386810T1 (de) 2002-06-14 2008-03-15 Dyax Corp Rekombination von nukleinsäurebibliotheksmitgliedern
CA2490007C (en) 2002-07-19 2011-05-24 Omeros Corporation Biodegradable triblock copolymers, synthesis methods therefor, and hydrogels and biomaterials made there from
EP1391213A1 (en) 2002-08-21 2004-02-25 Boehringer Ingelheim International GmbH Compositions and methods for treating cancer using maytansinoid CD44 antibody immunoconjugates and chemotherapeutic agents
US7361740B2 (en) 2002-10-15 2008-04-22 Pdl Biopharma, Inc. Alteration of FcRn binding affinities or serum half-lives of antibodies by mutagenesis
TWI335821B (en) 2002-12-16 2011-01-11 Genentech Inc Immunoglobulin variants and uses thereof
WO2004065417A2 (en) 2003-01-23 2004-08-05 Genentech, Inc. Methods for producing humanized antibodies and improving yield of antibodies or antigen binding fragments in cell culture
EP1635872A4 (en) 2003-05-30 2008-01-02 Alexion Pharma Inc ANTIBODIES AND FUSION PROTEINS COMPRISING MODIFIED CONSTANT REGIONS
DE602004007924T2 (de) 2003-06-26 2008-04-10 Merck Patent Gmbh Thrombopoietinproteine mit verbesserten eigenschaften
US20080241884A1 (en) 2003-10-08 2008-10-02 Kenya Shitara Fused Protein Composition
EP1705251A4 (en) 2003-10-09 2009-10-28 Kyowa Hakko Kirin Co Ltd PROCESS FOR PRODUCING ANTIBODY COMPOSITION BY RNA INHIBITION OF FUNCTION OF $ G (A) 1,6-FUCOSYLTRANSFERASE
SI1725249T1 (sl) 2003-11-06 2014-04-30 Seattle Genetics, Inc. Spojine monometilvalina, sposobne konjugacije na ligande
CN103212084B (zh) 2003-11-13 2018-07-13 韩美科学株式会社 含有免疫球蛋白fc区作为载体的药物组合物
JPWO2005053742A1 (ja) 2003-12-04 2007-06-28 協和醗酵工業株式会社 抗体組成物を含有する医薬
AU2004303585B2 (en) * 2003-12-22 2010-12-23 Glaxo Group Limited NOGO-a neutralising immunoglobulins for treatment of neurological diseases
WO2005082353A2 (en) 2004-02-20 2005-09-09 Arqule, Inc. Use of beta-lapachone for treating or preventing cancer
EP1576952A1 (en) 2004-03-18 2005-09-21 OctoPlus Technologies B.V. Hydrogel microspheres with improved release profile
AU2005230848B9 (en) 2004-03-31 2011-06-02 Genentech, Inc. Humanized anti-TGF-beta antibodies
ES2403055T3 (es) 2004-04-13 2013-05-13 F. Hoffmann-La Roche Ag Anticuerpos anti-P-selectina
US7977071B2 (en) 2004-06-02 2011-07-12 Adalta Pty Ltd. Binding moieties based on shark ignar domains
TWI380996B (zh) 2004-09-17 2013-01-01 Hoffmann La Roche 抗ox40l抗體
CA2580796C (en) 2004-09-24 2013-03-26 Amgen Inc. Modified fc molecules having peptides inserted in internal loop regions
US7947839B2 (en) 2004-12-01 2011-05-24 Genentech, Inc. Heterocyclic-substituted bis-1,8 naphthalimide compounds, antibody drug conjugates, and methods of use
ES2605380T3 (es) 2005-05-06 2017-03-14 Providence Health & Services - Oregon Proteina de fusión OX40-inmunoglobulina trimérica y métodos de uso
AU2006262231B2 (en) 2005-06-20 2013-01-24 Psma Development Company, Llc PSMA antibody-drug conjugates
JP4616237B2 (ja) 2006-11-07 2011-01-19 日本電信電話株式会社 シリコン化合物薄膜の形成方法
ES2361595T3 (es) 2007-05-07 2011-06-20 Novartis Ag Compuestos orgánicos.
US9040666B2 (en) * 2007-07-13 2015-05-26 Bac Ip B.V. Single-domain antigen-binding proteins that bind mammalian IgG
DK2185719T3 (en) 2007-08-02 2014-02-17 Novimmune Sa ANTI-RANTES ANTIBODIES AND PROCEDURES FOR USE THEREOF
ES2566957T3 (es) 2007-09-26 2016-04-18 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Región constante de anticuerpo modificado
ES2528963T3 (es) * 2008-04-24 2015-02-13 Dyax Corp. Bibliotecas de paquetes genéticos que comprenden nuevos diseños de CDR1, CDR2, y CDR3 de HC y nuevos diseños de CDR1, CDR2, y CDR3 de LC
EP2113255A1 (en) 2008-05-02 2009-11-04 f-star Biotechnologische Forschungs- und Entwicklungsges.m.b.H. Cytotoxic immunoglobulin
JP5346507B2 (ja) 2008-06-30 2013-11-20 公益財団法人東京都医学総合研究所 抗体複合体、抗原検出方法、及び抗体複合体製造方法
EP2316031B1 (en) * 2008-08-19 2016-09-14 Merck Sharp & Dohme Corp. IL-8 biomarker for monitoring cancer treatment
US8735331B2 (en) * 2008-09-10 2014-05-27 Philochem Ag Display library for antibody selection
WO2010040175A1 (en) 2008-10-06 2010-04-15 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Amyloid-beta peptide crystal structure
CA2742969A1 (en) 2008-11-07 2010-05-14 Fabrus Llc Anti-dll4 antibodies and uses thereof
AU2010203698B2 (en) * 2009-01-06 2016-07-21 C3 Jian, Inc. Targeted antimicrobial moieties
CN102448494B (zh) 2009-02-13 2016-02-03 免疫医疗公司 具有胞内可裂解的键的免疫共轭物
JP5873003B2 (ja) * 2009-03-18 2016-03-01 アーメイゲン・テクノロジーズ・インコーポレイテッドArmagen Technologies, Inc. IgGデコイ受容体融合タンパク質の血液脳関門送達のための組成物および方法
CA2758378A1 (en) 2009-04-14 2010-10-21 Trojan Technologies Ltd. Therapeutic antennapedia-antibody molecules and methods of use thereof
WO2011034605A2 (en) 2009-09-16 2011-03-24 Genentech, Inc. Coiled coil and/or tether containing protein complexes and uses thereof
DK2485761T3 (da) 2009-10-09 2019-05-06 Armagen Inc Fremgangsmåder og sammensætninger til øgning af iduronat-2-sulfatase-aktivitet i CNS
US9023996B2 (en) * 2009-12-23 2015-05-05 Synimmune Gmbh Anti-FLT3 antibodies
EP2407487A1 (en) 2010-07-14 2012-01-18 F-Star Biotechnologische Forschungs - und Entwicklungsges. M.B.H. Multispecific modular antibody
US8481038B2 (en) 2010-11-15 2013-07-09 Five Prime Therapeutics, Inc. Treatment of cancer with elevated dosages of soluble FGFR1 fusion proteins
WO2012170977A1 (en) 2011-06-10 2012-12-13 President And Fellows Of Harvard College Modulation of pancreatic beta cell proliferation
WO2012169822A2 (ko) 2011-06-10 2012-12-13 강원대학교산학협력단 암세포 증식 억제와 혈관신생 억제를 위한 융합 단백질 및 이를 포함한 항암 조성물
WO2013106485A2 (en) 2012-01-09 2013-07-18 The Scripps Research Institute Ultralong complementarity determining regions and uses thereof
JP2015509091A (ja) 2012-01-09 2015-03-26 ザ スクリプス リサーチ インスティテュート ヒト化抗体
US8956000B2 (en) 2012-07-20 2015-02-17 Stephane Martinez System and method for illumination of a rain gutter
CN105073781A (zh) * 2013-01-11 2015-11-18 加州生物医学研究所 牛融合抗体
CN105593242B (zh) 2013-07-11 2020-11-06 斯克利普斯研究所 卷曲螺旋免疫球蛋白融合蛋白及其组合物
WO2015017146A2 (en) 2013-07-18 2015-02-05 Fabrus, Inc. Antibodies with ultralong complementarity determining regions
US20150192971A1 (en) 2014-01-08 2015-07-09 Bhavesh Ramesh Shah High power portable device and docking station

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015504896A5 (ja)
JP7453206B2 (ja) 改良された血清アルブミン結合剤
CN108779179B (zh) Cd47抗体、其抗原结合片段及其医药用途
RU2742691C2 (ru) Cd3-связывающий домен
JP5681482B2 (ja) 二重特異性抗体およびその作製方法
JP7460819B2 (ja) ヒト抗セマフォリン4d抗体
JP2022526595A (ja) Psmaに結合する重鎖抗体
JP2016531100A5 (ja)
JP5725508B2 (ja) Lh型二重特異性抗体
TR201809743T4 (tr) Kan beyin bariyerinden terapötik moleküllerin taşınmasının arttırılması.
KR20210032311A (ko) Cd19에 결합하는 중쇄 항체
CN107207588A (zh) 针对tau的抗体和其用途
US20210214434A1 (en) Variants with fc fragment having an increased affinity for fcrn and an increased affinity for at least one receptor of the fc fragment
KR20200104342A (ko) Cd22에 결합하는 중쇄 항체
WO2022166728A1 (zh) 双特异性抗体
WO2022262859A1 (zh) 抗人msln人源化抗体及其应用
JP2020533362A (ja) エクト酵素に結合する重鎖抗体
WO2022121941A1 (zh) 抗人msln的抗体及其用途
WO2022105811A1 (zh) Cd19人源化抗体及其应用
US11760810B2 (en) Modified immunoglobulin hinge regions to reduce hemagglutination
WO2023274183A1 (zh) Cd16抗体及其应用
TW202336035A (zh) 治療自體免疫疾病及癌症之方法及組成物
JP2023541816A (ja) 自己免疫性疾患および癌を治療するための方法および組成物
WO2022171113A1 (zh) 人cd33抗体及其用途
CN117043192B (zh) 针对IL-13Rα2的抗体及其应用