JP2015212813A - 画像形成装置 - Google Patents

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Kazumi Sato
和美 佐藤
乙黒 康明
Yasuaki Otoguro
康明 乙黒
広高 関
Hirotaka Seki
広高 関
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Takehiro Ishidate
毅洋 石館
雄一郎 今井
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雄一郎 今井
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Abstract

【課題】光ビームの受光ユニットへの入射タイミングを特定する。
【解決手段】画像形成装置100は、感光体50と、感光体を帯電する帯電手段12と、光走査装置40と、静電潜像を現像するための電圧をトナー担持体に付与する現像手段13と、を備え、光走査装置は、光ビームLを出射する光源17と、光ビームが感光体を走査するように偏向する複数の反射面を有する回転多面鏡42と、複数の反射面により偏向された光ビームを受光して光ビームの出射タイミングを決定するための第一信号を生成する受光手段97と、回転多面鏡の回転位相に応じて第二信号を生成する信号生成手段207と、を備え、感光体を帯電しトナー担持体へ電圧を付与する前の第一信号と第一信号との間に生成される第二信号の数に基づいて、感光体を帯電しトナー担持体へ電圧を付与した後の複数の反射面によって偏向される光ビームの受光ユニットへの入射タイミングを特定する。
【選択図】図10

Description

本発明は、光走査装置を有する画像形成装置に関する。
従来、デジタル複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ装置などの電子写真方式の画像形成装置は、光走査装置を備えている。光走査装置は、感光体の表面を光ビームで走査して静電潜像を形成する。光走査装置は、回転多面鏡によって偏向された光ビームを受光する受光素子を備える。受光素子は、光ビームを受光することによって同期信号を生成する。画像形成装置は、同期信号を基準に画像データに基づく光ビームの出射を行うことによって各走査における光ビームの走査方向における走査開始位置を一致させる。上記受光素子に入射させるための光ビームの出射タイミングを決定するために、回転多面鏡の回転位相を検出して回転位相信号を出力する検出手段を有する光走査装置が提案されている。
検出手段は、回転多面鏡がばねの押圧力により固定されたロータフランジ上に設けられたマークと、マークへ光を照射し反射光を検知するセンサとを有する。ロータフランジが回転してマークがセンサの検知域に到達すると、センサは、マークを検出したことを示す検出信号を生成するように構成されている。CPUは、ウォームアップ時のプレ回転処理中に、センサの検出信号から受光素子の同期信号までの時間tpをCPUの内部カウンタにより測定し、メモリに格納する。尚、ウォームアップ時のプレ回転処理中にビーム検知器から同期信号を得るために光ビームを出射しても、画像形成中ではないので記録媒体の裏汚れを発生しない。通常の画像形成時に、回転多面鏡の速度が一定になった状態で初めての回転位置信号から時間(tp−α)の経過後に光源から光ビームを出射してビーム検知器により同期信号を生成する。ここで、αは、有効走査期間率を考慮して同期が確実に入ると共に光ビームが感光体には到達しない時間として見積もられた余裕である。このように、同期信号を生成するための光ビームは、感光体の露光に影響しないタイミングで出射されるので、記録媒体の裏汚れを発生させずに同期信号を生成するための光ビームの発光タイミングを決定することができる(特許文献1)。
特許第3694164号公報
しかし、特許文献1によれば、回転多面鏡の回転位置を検出するために、ロータフランジに設けられたマークと、マークからの反射光を検知する光反射型センサを光走査装置内に別途供える必要がある。これは、光走査装置を構成する部品点数を増やし、コストの増大を招くことになる。
そこで、本発明は、記録媒体の裏汚れを発生せずに回転多面鏡の反射面よって偏向される光ビームの受光ユニットへの入射タイミングを特定することができる画像形成装置を提供する。
本発明の一実施例による画像形成装置は、
感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段によって帯電された前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体に光ビームを照射する光走査装置であって、
前記光ビームを出射する光源と、
前記光源から出射された前記光ビームが前記感光体を走査するように前記光ビームを偏向する複数の反射面を有する回転多面鏡と、
前記光ビームの走査経路上であって、前記感光体を走査する期間以外の期間に前記光源から出射され、前記複数の反射面により偏向された前記光ビームを受光する位置に配置された受光手段であって、前記光ビームの走査周期における画像データに基づく前記光ビームの出射タイミングを決定するための第一信号を生成する受光手段と、
前記回転多面鏡を回転させるモータと、前記回転多面鏡の一回転中の回転位相に応じて複数の第二信号を生成する信号生成手段と、を含む駆動手段と、を備え、
前記回転多面鏡の一回転中に生成される前記第二信号の数は、前記第一信号の数と異なり、各第二信号は、前記回転多面鏡の一回転中に生成される各第一信号の間に生成されるように設定されている光走査装置と、
前記光ビームに走査されることによって前記感光体の上に形成される静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段であって、トナーを担持するトナー担持体を備え、前記静電潜像を現像するための電圧を前記トナー担持体に付与する現像手段と、
前記回転多面鏡の一回転中の前記第一信号と前記第二信号との位相差情報を記憶する記憶手段と、
前記光走査装置、前記帯電手段、および前記現像手段を制御する制御手段であって、前記帯電手段により前記感光体を帯電させ前記現像手段により前記トナー担持体に前記電圧を付与させるより前に前記回転多面鏡を回転させかつ前記光源から前記光ビームを出射させることによって生成された前記第一信号と前記第一信号との間に生成される前記第二信号の数と前記位相差情報とに基づいて、前記帯電手段が前記感光体の帯電を開始し、前記現像手段が前記トナー担持体に前記電圧の付与を開始した後の前記複数の反射面によって偏向される前記光ビームの前記受光手段への入射タイミングを特定する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の裏汚れを発生せずに回転多面鏡の反射面よって偏向される光ビームの受光ユニットへの入射タイミングを特定することができる。
画像形成装置の断面図。 光走査装置を示す図。 比較例としてのBDサーチのタイミング図。 裏汚れが発生する過程を説明する模式図。 回転多面鏡を回転させるモータの説明図。 本実施例の制御部のブロック図。 本実施例のBD信号とFG信号の関係を示す説明図。 本実施例のCPUの反射面特定シーケンスを示す流れ図。 本実施例の反射面の数とFG信号の数との関係を示す図。 本実施例の反射面特定シーケンスのタイミング図。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
[画像形成装置]
本実施例の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)100を説明する。図1は、画像形成装置100の断面図である。画像形成装置100の一例として、タンデム型カラーレーザービームプリンタを示す。画像形成装置100は、電子写真方式により記録媒体(以下、シートという。)Pに画像を形成する。画像形成装置100は、4つの画像形成部10(10Y、10M、10C、10Bk)を有する。参照符号の添え字Y、M、C及びBkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックを表す。以下の説明において、添え字Y、M、C及びBkを省略することがある。
画像形成部10のそれぞれは、像担持体としての感光ドラム(以下、感光体という。)50(50Y、50M、50C、50Bk)を有する。それぞれの感光体50の周りには、感光体50に作用するプロセス手段が配置されている。具体的には、感光体50の周りに、帯電手段としての帯電ローラ(帯電器)12、現像手段としての現像装置13、及び一次転写ローラ(一次転写部材)15(15Y、15M、15C、15Bk)が配置されている。4つの画像形成部10の下には、光走査装置(露光装置)40が配置されている。
帯電ローラ(帯電部材)12(12Y、12M、12C、12Bk)は、帯電バイアスが印加されて、感光体50の表面を均一に帯電する。現像装置13(13Y、13M、13C、13Bk)は、それぞれの色の現像剤(トナー)を担持する現像ローラ(現像剤担持体あるいはトナー担持体)94(94Y、94M、94C、94Bk)を有する。現像ローラ94は、現像バイアスが印加されて、感光体50の表面上の静電潜像をトナーで現像してトナー像にする。
画像形成装置100は、画像形成部10から複数色のトナー像が一次転写される中間転写ベルト(中間転写体)20を有する。中間転写ベルト20は、4つの画像形成部10の上に配置されている。中間転写ベルト20は、一対のベルト搬送ローラ21および22に掛け回された無端状ベルトである。中間転写ベルト20は、矢印Rで示す方向に回転する。
一次転写ローラ15は、中間転写ベルト20を挟んで画像形成部10の感光体50と対向して配置されて、中間転写ベルト20と感光体50との間に一次転写部PT(PTY、PTM、PTC、PTBk)を形成する。一次転写ローラ15に転写電圧を印加することにより、感光体50上のトナー像は、中間転写ベルト20へ一次転写される。
4つの画像形成部10Y、10M、10C及び10Bkは、中間転写ベルト20の下に並列に配設されている。中間転写ベルト20の回動方向Rに沿って、イエロー画像形成部10Y、マゼンタ画像形成部10M、シアン画像形成部10C、及びブラック画像形成部10Bkの順に配置されている。画像形成部10は、それぞれの色のトナーでイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、及びブラックトナー像を形成する。
二次転写ローラ65は、中間転写ベルト20を挟んでベルト搬送ローラ21と対向して配置されて、中間転写ベルト20と二次転写ローラ65との間に二次転写部STを形成する。
画像形成装置100の本体1の下部に、シートPを収納する給紙カセット2が設けられている。給紙カセット2は、本体1の側面から本体1の下部に着脱可能に装着されている。給紙カセット2の上方に、ピックアップローラ24及び給紙ローラ25が設けられている。ピックアップローラ24及び給紙ローラ25は、給紙カセット2に収納されたシートPを一枚ずつ給送する。シートPの重送を防止するために、リタードローラ26は、給紙ローラ25に対向して配設されている。
本体1の内部におけるシートPの搬送経路27は、図1に示す本体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。搬送経路27には、レジストレーションローラ対29、二次転写部ST、定着装置3及び排出ローラ28が設けられている。
[画像形成プロセス]
以下、画像形成装置100における画像形成プロセスを説明する。帯電ローラ12は、感光体50の表面を均一に帯電する。光走査装置40は、均一に帯電された感光体50の表面を、それぞれの色の画像情報(画像データ)に従って変調されたレーザ光(以下、光ビームという。)L(LY、LM、LC、LBk)で露光して感光体50の表面に静電潜像を形成する。現像装置13は、それぞれの色のトナーで静電潜像を現像して感光体50の上にそれぞれの色のトナー像を形成する。4つの画像形成部10により形成された4色のトナー像は、回転方向Rに回転する中間転写ベルト20へ一次転写ローラ15により一次転写されて、中間転写ベルト20の上に重ね合わされる。一次転写後に感光体50上に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニング装置14(14Y、14M、14C、14Bk)により回収される。
一方、シートPは、給紙カセット2からピックアップローラ24及び給紙ローラ25によりレジストレーションローラ対29へ給送される。レジストレーションローラ対29は、中間転写ベルト20上に重ね合わされたトナー像とタイミングを合わせて、シートPを二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間の二次転写部STへ搬送する。
中間転写ベルト20上に重ね合わされたトナー像は、二次転写部STにおいて、シートP上へ一括して二次転写される。二次転写時に転写されずに中間転写ベルト20上に残ったトナーは、中間転写ベルト20のクリーニング機構(不図示)により回収される。トナー像が転写されたシートPは、二次転写部STの上方に設けられた定着装置3へ搬送経路27に沿って搬送される。
定着装置3は、シートPを加熱および加圧して、トナー像をシートPに定着する。このようにして、シートPにフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成されたシートPは、排出ローラ対28によって、本体1の上部に設けられた排紙トレイ1a上に排出される。
[光走査装置の構成]
上述したように、画像形成装置100のフルカラー画像形成において、光走査装置40は、それぞれの色の画像情報に従って画像形成部10のそれぞれの感光体50Y、50M、50C及び50Bkをそれぞれの所定のタイミングで露光する。それによって、感光体50上に、それぞれの色の画像情報に従ったそれぞれの色のトナー像が形成される。高品質なフルカラー画像を得るために、光走査装置40により形成されるそれぞれの静電潜像の形成位置は、高精度に再現される必要がある。本実施例において、光走査装置40は、4つの画像形成部10Y、10M、10C及び10Bkに共用されている。
図2は、本実施例の光走査装置40を示す図である。図2(a)は、光走査装置40の縦断面図である。図2(b)は、光源ユニット93(93a、93b)と反対の側から見た光走査装置40の斜視図である。図2(c)は、光源ユニット93の側から見た光走査装置40の斜視図である。以下、図1及び図2を用いて、本実施例の光走査装置40を説明する。
光走査装置40は、光学箱(以下、筐体という。)85を有する。筐体85には、光源ユニット93(93a、93b)、回転多面鏡42、レンズ60(60a、60b、60c、60d)及び反射ミラー62(62a、62b、62c、62d、62e、62f、62g、62h)が設けられている。光走査装置40は、それぞれの色の画像情報に従って変調された光ビームを出射する4つの半導体レーザ(以下、光源という。)17(17Y、17M、17C、17Bk)を備えている。光源ユニット93aは、イエローの画像情報に従って変調された光ビームLYを出射する光源17Y及びマゼンタの画像情報に従って変調された光ビームLMを出射する光源17Mを保持している。光源ユニット93bは、シアンの画像情報に従って変調された光ビームLCを出射する光源17C及びブラックの画像情報に従って変調された光ビームLBkを出射する光源17Bkを保持している。
光走査装置40は、筐体85の中央部に、光ビームLを偏向する偏向ユニット(偏向器)45が設けられている。偏向ユニット45は、回転多面鏡42、回転多面鏡42を回転させるモータ41及びモータ41を駆動する回路基板43を有する。光源17から出射された光ビームLは、回転多面鏡42に向けて出射される。光ビームLは、回転する回転多面鏡42により偏向される。回転多面鏡42によって偏向された光ビームLは、光走査装置40内に設置されたレンズ60及び反射ミラー62などの光学部材により案内されて感光体50へ導かれる。光ビームLは、図2(b)の矢印Yで示す主走査方向(感光体50の回転軸線方向)に沿って感光体50の表面上を走査する。
以下、光ビームLBk、LC、LM及びLYのそれぞれの光路について説明する。感光体50Yに対応する光源17Yから出射された光ビームLYは、回転多面鏡42により偏向され、レンズ60cに入射する。レンズ60cを通過した光ビームLYは、レンズ60dに入射し、レンズ60dを通過した後、反射ミラー62aにより反射される。反射ミラー62aにより反射された光ビームLYは、透明窓42Yを通過して感光体50Yを走査する。
感光体50Mに対応する光源17Mから出射された光ビームLMは、回転多面鏡42により偏向され、レンズ60cに入射する。レンズ60cを通過した光ビームLMは、レンズ60dに入射し、レンズ60dを通過した後、反射ミラー62b、反射ミラー62c、反射ミラー62dによって反射される。反射ミラー62dにより反射された光ビームLMは、透明窓42Mを通過して感光体50Mを走査する。
感光体50Cに対応する光源17Cから出射された光ビームLCは、回転多面鏡42により偏向され、レンズ60aに入射する。レンズ60aを通過した光ビームLCは、レンズ60bに入射し、レンズ60bを通過した光ビームLCは、反射ミラー62e、反射ミラー62f、反射ミラー62gにより反射される。反射ミラー62gにより反射された光ビームLCは、透明窓42Cを通過して感光体50Cを走査する。
感光体50Bkに対応する光源17Bkから出射された光ビームLBkは、回転多面鏡42により偏向され、レンズ60aに入射する。レンズ60aを通過した光ビームLBkは、レンズ60bに入射し、レンズ60bを通過した後、反射ミラー62hにより反射される。反射ミラー62hにより反射された光ビームLBkは、透明窓42Bkを通過して感光体50Bkを走査する。
[BD]
光走査装置40は、光ビームLの各走査において感光体50上の画像書き込み開始位置をいつも同じにするために、主走査方向Yの同期信号(以下、BD信号という。)を生成するビーム検知器(以下、BDという。)97を有する。BD(受光手段)97は、光源ユニット93bの光源制御基板92b上に設けられている。BD97は、光ビームLBkの主走査方向Yの画像書き出し側に配置されている。BD97は、光ビームLBkの走査経路上であって、感光体50を走査する期間以外の期間に光源17Bkから出射され、複数の反射面により偏向された光ビームLBkを受光する位置に配置されている。本実施例において、BD97は、回転多面鏡42の反射面により偏向された光ビームLBkを受光して、感光体50に対する光ビームLBkの主走査方向Yの画像書き出し位置を示すBD信号(第一信号)を生成する。すなわち、BD97は、光ビームLBkの走査周期における画像データに基づく光ビームLBkの出射タイミングを決定するためのBD信号を生成する。回転多面鏡42により偏向された光ビームLBkは、主走査方向Yの画像書き出し側端部で光路91を通りBDレンズ90によりBD97上に結像される。BD97上を光ビームLBkが通過することにより、BD97からBD信号が出力される。後述するCPU(制御装置)600は、回転多面鏡42の反射面毎に光ビームLBkにより感光体50Bk上に静電潜像の書き込みを開始する出射タイミングすなわち位置(走査開始位置)を、BD信号に基づいて決定する。よって、画像形成時には、走査毎に光ビームLBkがBD97に入射する入射タイミングで光源17Bkを点灯させる必要がある。
なお、CPU600は、光ビームLY、LM及びLCにより画像書き込みを開始する出射タイミングも、光ビームLBkのBD信号に基づいて決定する。しかし、光ビームLY、LM及びLCのそれぞれにBDを設けてもよい。あるいは、光ビームLY及びLMに一つのBDを設け、光ビームLC及びLBkに別のBDを設けてもよい。
[比較例としてのBDサーチ]
BD97からBD信号を得るために、光源17から光ビームLが出射される。しかし、不要な光ビームLの出射は、光走査装置40内にフレア光を発生させる。フレア光は、画像劣化の原因となる。そこで、BD信号を得るための光源17の点灯時間をできるだけ短くする必要がある。光源17の点灯時間を短くするためには、光ビームLがBD97上を通過するタイミングで光源17を点灯すればよい。そのためには、CPU600が光源17を点灯するタイミングを特定する必要がある。光源17から出射された光ビームLがBD97上を通過して一旦BD信号が得られれば、モータ41が一定速度で定常回転している限り光源17の点灯時期を保持することができる。しかし、一旦、モータ41が停止すると、改めて、光源17の点灯時期を求める必要がある。以下に、BD信号を生成するための光源17の点灯時期を求める比較例を説明する。
一般に、停止状態にあるモータ41の回転を開始したときに、BD97へ入射する光ビームLの点灯時期を決定するために、画像形成装置100は、同期検知特定シーケンス(以下、BDサーチという。)を行う。従来のBDサーチにおいて、まず、モータ41を画像形成時の所定回転速度で定常回転させる。モータ41が所定回転速度で定常回転している状態において、光源17を点灯し、BD97からBD信号が出力されるまで光源17を点灯状態のままとする。BD信号を検知したら、光源17を消灯する。BD信号の検知から所定時間後に光源17を点灯し、再びBD信号を検知したら、光源17を消灯する。このようなタイミングで光源17の点灯及び消灯を制御することにより、走査毎にBD信号を得ることができる。
BDサーチは、例えば、一つのジョブの中で1枚目の画像形成のための画像書き込みの前に行なわれる。感光体50の軸線方向(主走査方向Y)における画像書き込み開始位置は、BD信号が検知された時点での回転多面鏡42の回転位置から求めることができる。例えば、BD信号の検知から予め求めた所定時間後に、画像情報に従って変調された光ビームLの出射を開始すれば、各走査における感光体50上の画像書き込み開始位置を同じにすることができる。回転多面鏡42が所定回転速度で定常回転している限り、BD信号に基づいて回転多面鏡42の回転位置を常時把握することができる。BD信号に基づいてモータ駆動部202を制御することにより、各走査の画像書き込み開始位置を同じにすることができる。
ところで、比較例としてのBDサーチにおいて、モータ41の回転開始から最初のBD信号を得るために光源17を点灯させたまま光ビームを出射するので、光ビームが最大一走査ライン分、感光体50上を露光してしまう。このような感光体50の露光は、感光体50の劣化及び不要なトナー像の形成を生じる。不要なトナー像の形成は、トナー消費量を増大させる。また、不要なトナー像の形成は、シートPの裏汚れを発生させることがある。以下、比較例におけるBDサーチによる裏汚れの発生メカニズムを説明する。
[比較例におけるBDサーチによる裏汚れ発生メカニズム]
以下、図3及び図4を用いて、比較例におけるBDサーチによるシートPの裏汚れ発生メカニズムを説明する。図3は、比較例におけるBDサーチのタイミング図である。図4は、裏汚れが発生する過程を説明する模式図である。
図3において、ユーザが画像形成装置100にプリントまたはコピーを開始させるプリント/コピー信号S0を発生させる(時間T0)。感光体50の回転速度が画像形成時の所定回転速度Vdに達すると、帯電ローラ12へ帯電バイアスが印加される。また、現像ローラ94の回転速度が画像形成時の所定回転速度Vrに達すると、現像ローラ94へ現像バイアスが印加される。モータ41の回転速度が光書き込み時の回転速度である所定回転速度Vmに達したときに(時間T11)、感光体50及び現像ローラ94は、所定回転速度Vd及びVrで安定して回転しており、帯電バイアス及び現像バイアスが印加されている。
モータ41が、所定回転速度Vmで安定して回転している状態において、光源17が点灯される(時間T12)。光源17は、BD97からBD信号が出力されるまで点灯状態を維持する。この例では、BD信号が2回出力される(時間T13)まで光源17の点灯状態が維持されている。ノイズなどによる誤検知防止のために、通常は、BD信号が複数回出力されるまで光源17の点灯状態を継続させるのが一般的である。
ここで、図3に示した時間T12から時間T13までの光源17の点灯期間が裏汚れ発生期間である。裏汚れ発生期間において、感光体50及び現像ローラ94は、所定回転速度Vd及びVrで安定して回転しており、帯電バイアス及び現像バイアスが帯電ローラ12及び現像ローラ94に印加されている。従って、回転する感光体50の表面は、帯電ローラ12により帯電されている。帯電された感光体50の表面は、BDサーチ時の光源17からの光ビームLにより露光されて、感光体50上に潜像が形成される。現像ローラ94にも現像バイアスが印加されているので、潜像は、現像装置13によりトナーでトナー像に現像される。
特に、この例のように、回転多面鏡42で反射された光ビームLが感光体50へ複数回到達して感光体50上に複数の主走査方向Yに延びる線状潜像が形成された場合、エッジ効果などにより現像されやすい。図4(1)は、この時、トナー95が感光体50Bk上に付着した状態を示す。後工程で裏汚れとなるトナー95(以下、裏汚れトナーという。)は、感光体50Bk上に付着している。感光体50Bk上の裏汚れトナー95は、感光体50Bkの回転により、一次転写部PTBkへ搬送される。一次転写ローラ15Bkに所定の一次転写バイアスが印加されているので、図4(2)に示すように、感光体50Bk上の裏汚れトナー95は、一次転写ローラ15Bkにより中間転写ベルト20へ転写される。ここで、感光体50Bk上には、形成すべき所望のトナー像96が現像装置13によりトナーで現像され始めている。さらに、図4(3)に示すように、中間転写ベルト20上の裏汚れトナー95は、二次転写部STへ搬送される。二次転写ローラ65に所定の二次転写バイアスが印加されているので、図4(4)に示すように、中間転写ベルト20上の裏汚れトナー95は、二次転写ローラ65に直接吸引され付着してしまう。図4(5)に示すように、シートPは、中間転写ベルト20上の所望のトナー像96とタイミングを合わせて二次転写部STへ搬送される。図4(6)に示すように、二次転写部STにおいて、シートPの表面に所望のトナー像96が転写されるのとともに、二次転写ローラ65上の裏汚れトナー95がシートPの裏面に付着する。このようにして、比較例におけるBDサーチにおいて、シートPに裏汚れが発生する。
二次転写ローラ65に裏汚れトナー95が付着した場合、シートPに裏汚れを発生させたいためには、裏汚れトナー量が、シートPの裏汚れが発生しない程度に減るまで二次転写ローラ65を空回しする必要がある。そのため、1枚目のコピーを出力するまでの時間(ファーストコピー時間)が遅くなってしまう。また、ファーストコピー時間の短縮化は、画像形成装置100の商品性を大きく左右する。ファーストコピー時間を短縮するために、BDサーチが完了するとすぐに所望のトナー像96の書き込みが開始される。よって、図4に示すように、裏汚れトナー95と所望のトナー像96とは、非常に近い位置にある。そのため、裏汚れトナー95と所望のトナー像96との間で、各種バイアスを切り替えて裏汚れトナー95を後工程に流さないようにすることは困難である。
また、BDサーチにおいて感光体50が露光されても感光体50に裏汚れトナー95が付着しないように、帯電ローラ12への帯電バイアスの印加及び現像装置13への現像バイアスの印可を遅らせることも考えられる。しかし、ファーストコピー時間の短縮化を追求すると、モータ41の回転開始から画像形成開始までの時間をできるだけ短くする必要がある。その場合、モータ41の回転開始とほぼ同時に、帯電ローラ12への帯電バイアスの印加及び現像装置13への現像バイアスの印可を開始する必要が生じる。そのため、感光体50に裏汚れトナー95が付着して、シートPの裏汚れが発生する。
そこで、本実施例においては、シートPの裏汚れの発生を防止することができるBDサーチを実行する。以下、本実施例によるBDサーチを実行するための構成を説明する。
[モータ]
図5は、回転多面鏡42を回転させるモータ41の説明図である。図5(a)は、モータ41の断面図である。図5(b)は、モータ41の回路図である。図5(c)は、ロータ磁石108の磁極配置とFG信号との関係を示す図である。
図5(a)に示すように、モータ41は、回転軸101、軸受103、ロータ磁石(回転子)108、ステータコイル(固定子)109、ホールIC(回転位相検知部)110、及び周波数発生器(以下、FGという。)(速度検知部)207を有する。基板102は、光走査装置40の筐体85に固定されている。軸受103は、基板102に加締めなどで固定されている。回転軸101は、軸受103の内径孔103aに挿入されて軸受103により回転可能に支持されている。なお、モータ41及びFG207は、駆動手段を構成する。
ロータボス104は、回転軸101に固定されている。ロータボス104は、座面部111を有する。回転多面鏡42は、回転多面鏡42の下面がロータボス104の座面部111に接触するように、ロータボス104の上に配置されている。押さえ板105は、回転多面鏡42の上面に接触して配置されている。グリップリング106は、押さえ板105の上に配置されて回転軸101の環状溝101aに係止されている。回転多面鏡42は、ロータボス104と押さえ板105とに挟まれてグリップリング106によりロータボス104すなわち回転軸101に固定されている。
ロータボス104の下部には、金型により絞り加工されたカップ形状のロータフレーム107が固定されている。ロータフレーム107の内周に、ロータ磁石108が固定されている。ロータフレーム107は、高精度な絞り加工が可能な薄肉の鉄板により形成されている。ロータ磁石108は、ゴム製磁石からなる。ステータコイル109は、基板102上に固定されている。ステータコイル109は、回転軸101の軸線Xに垂直な方向にロータ磁石108と対向してロータフレーム107内に配置されている。
ホール素子を有するホールIC110は、基板102上に配置されている。ホールIC110は、回転軸101の軸線Xに平行な方向にロータ磁石108と対向して配置されている。FG207は、基板102上に配置されている。FG207は、回転軸101の軸線Xに平行な方向にロータ磁石108と対向して配置されている。
回転多面鏡42は、ロータフレーム107、ロータ磁石108、ロータボス104、押さえ板105及びグリップリング106と一体的に、回転軸101に保持されている。回転多面鏡42は、ロータフレーム107、ロータ磁石108、ロータボス104、押さえ板105、グリップリング106及び回転軸101と一体的に回転および停止する。
図5(b)に示すように、モータ41は、モータ駆動部202に電気的に接続されている。モータ駆動部202は、CPU600、ホールIC110及びFG207に電気的に接続されている。モータ41のロータ磁石108は、複数の磁極(S極、N極)を有する。本実施例において、ロータ磁石108は、5つのN極204と5つのS極205を有する。ロータ磁石108は、N極とS極が交互に着磁された環状磁石である。9つのステータコイル109は、コイルU、コイルV及びコイルWからなる。ホールIC110は、ロータ磁石108の回転に従って変化する電圧を出力する。
モータ駆動部202とCPU600は、モータ41の回転速度制御を行っている。モータ駆動部202は、ホールIC110から出力される電圧の変化に基づいてロータ磁石108の位置を検出してステータコイル109のコイルU、コイルV及びコイルWへ流れる電流を切り替えることによりモータ41を回転させる。モータ駆動部202は、CPU600のAcc/Dec信号(加減速信号)に従ってステータコイル109にかける電圧を変えることにより、モータ41の回転速度を制御する。CPU600は、FG(信号生成手段)207から出力されるFG信号(第二信号)を用いて実際に回転しているモータ41の回転速度を検知する。又は、CPU600は、ホールIC(信号生成手段)110から出力される信号(第二信号)に基づいてモータ駆動部202が得た回転信号を用いて実際に回転しているモータ41の回転速度を検知してもよい。CPU600は、モータ41の回転速度が目標回転速度(画像形成時の所定回転速度Vm)になるようにAcc/Dec信号をモータ駆動部202へ出力し、モータ41の回転速度を制御する。
FG207は、回転多面鏡42が一回転する間に複数のFG信号が等しい時間間隔(一定の同じ時間間隔)で生成されるように、回転多面鏡42の回転位相に応じて(同じ回転角度間隔で)FG信号を生成する。即ち、FG207は、回転多面鏡42の仮想の基準位置に対して回転多面鏡42が所定の回転角度に回転することによってFG信号を生成する。図5(c)に示すように、モータ41の一回転中に発生するFG信号のパルス数は、ロータ磁石108のN極とS極の数によって決まる。図5(c)に示す本実施例においては、ロータ磁石108は、5対のN極とS極を有するので、モータ41の一回転中に発生するFG信号のパルス数は、5つである。回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数は、BD信号の数と異なり、FG信号は、回転多面鏡42の一回転中に生成される各BD信号の間に生成されるように設定されている。
ホールIC110も、回転多面鏡42が一回転する間に複数の信号が等しい時間間隔(一定の同じ時間間隔)で生成されるように、回転多面鏡42の回転角度に応じて(同じ回転角度間隔で)信号を生成するようにしてもよい。
[回転多面鏡の反射面候補の特定]
本実施例は、BD信号を生成するための光源17の点灯時期を決定するために、回転多面鏡42の反射面候補の特定を行う。FG信号に基づいて光源17の点灯時期を制御する場合、FG信号とBD信号との間の時間間隔が回転多面鏡42の反射面によって異なることがある。そこで、回転多面鏡42の回転中にBD信号を生成するための光ビームが入射すべき反射面を特定する必要がある。反射面毎のFG信号とBD信号との間の時間間隔は、予め記憶装置に記憶されている。反射面を特定し、特定した反射面についてのFG信号とBD信号との間の時間間隔と、FG信号とにもとづいて、光源17の点灯時期を制御する。以下、本実施例の回転多面鏡42の反射面候補の特定を説明する。
図6は、本実施例の制御部700のブロック図である。図7は、本実施例のBD信号とFG信号の関係を示す説明図である。図7(a)は、回転多面鏡42におけるBD信号の出力位置とロータフレーム107におけるFG信号の出力位置を模式的に示す説明図である。図7(b)は、BD信号とFG信号の関係を示すタイミング図である。図6及び図7を参照して、回転多面鏡42の反射面A、B、C及びDを特定するための構造を説明する。
図6に示すように、制御部(制御手段)700は、CPU(制御装置)600、ROM(記憶手段)601、RAM(記憶手段)602、第一カウンタ603、第二カウンタ604、BD97、FG207、モータ駆動部202及び光源駆動部607を有する。さらに、制御部700は、帯電ローラ12へ画像形成のための帯電バイアス(電圧)を印加(付与)する帯電バイアス印加装置(電圧印加装置)608を有する。また、制御部700は、現像装置13の現像ローラ94へ画像形成のための現像バイアス(電圧)を印加(付与)する現像バイアス印加装置(電圧印加装置)609を有する。CPU600は、ROM601、RAM602、第一カウンタ603、第二カウンタ604、BD97、FG207、モータ駆動部202、光源駆動部607、帯電バイアス印加装置608及び現像バイアス印加装置609に電気的に接続されている。
光源駆動部607は、光走査装置40の光源制御基板92(92a、92b)に設けられている。モータ駆動部202は、回路基板43に設けられている。CPU600は、光源駆動部607及びモータ駆動部202を制御する。また、CPU600は、定着装置3の温度、現像装置13の現像ローラ94へ印加される現像バイアス、及び帯電ローラ12へ印加される帯電バイアスを制御する。
制御部700は、帯電ローラ12が感光体50の帯電を開始し、現像装置13が現像ローラ94に現像バイアスの付与を開始した後の光ビームの一走査周期中における光ビームがBD97へ入射する入射タイミングを特定する。入射タイミングは、回転多面鏡42の一回転中に第一カウンタ603及び第二カウンタ604から出力される複数のカウント値に基づいて、特定される。
本実施例において、回転多面鏡42は、4つの反射面A、B、C及びDを有する(図7(a))。回転多面鏡42が一回転する間に、光ビームLは、4つの反射面A、B、C及びDにより反射されてBD97へ入射するので、BD97は、回転多面鏡42が一回転する間に4つのBD信号(パルス信号)を出力する。FG207は、ロータ磁石108を有するロータフランジ107とともに回転多面鏡42が一回転する間に5つのFG信号を出力する。回転多面鏡42の4つの反射面A、B、C及びDの期間は、実質的に、隣り合うBD信号の間にそれぞれある(図7(b))。すなわち、回転多面鏡42が一回転する間に、BD信号間に一つのFG信号が出力される反射面とBD信号間に二つのFG信号が出力される反射面がある。本実施例においては、図7(b)に示すように、反射面A、B及びDに対応するBD信号間でそれぞれ一つのFG信号が出力され、反射面Cに対応するBD信号間で二つのFG信号が出力される。ここで、後の説明を簡易にするために、図7(b)に示すように、複数のBD信号にBD_A、BD_B、BD_C、BD_Dの符号を付す。また、図7(b)に示すように、複数のFG信号にFG_1、FG_2、FG_3、FG_4、FG_5の符号を付す。なお、これらの符号は、CPU600がBD信号およびFG信号の順番を特定した結果ではなく、便宜的に付した符号である。
第一カウンタ603は、BD97から出力されるBD信号間に、FG207から出力されるFG信号のパルス数をカウントする。第一カウンタ603は、BD信号を検出する毎にリセットされる。即ち、第一カウンタ603のカウント値は、「0」、「1」、「2」の3種類である。本実施例において、第一カウンタ603は、反射面A、反射面B及び反射面Dによって光ビームを偏向する期間のカウント値は「1」、反射面Cによって光ビームを偏向する期間のカウント値は「2」である(図7(b))。
ROM601には、回転多面鏡42が一回転する間に出力されるBD信号とFG信号の間の位相関係が格納されている。回転多面鏡42は、組立時にモータ41の回転軸101に固定される。モータ41の回転軸101には、ロータ磁石108が固定されたロータフランジ107も固定されている。したがって、図7(b)に示すような回転多面鏡42が一回転する間に出力されるBD信号とFG信号の位相関係は、回転多面鏡42の回転動作中に変動することは無い。ROM601は、位相関係を示す位相差情報(位相差データ)として、例えば、画像形成時の所定の回転速度における反射面毎のFG信号とBD信号との間の時間間隔を記憶してもよい。
CPU600は、回転多面鏡42が一回転する間に、第一カウンタ603から4つのカウント値を求める。4つのカウント値の数は、回転多面鏡42の反射面の数「4」と同じである。CPU600は、第一カウンタ603によりカウントされたFG信号の4つのカウント値と、予めROM601に記憶されているFG信号のカウントパターン(後述)とを比較し、比較結果に基づいて回転多面鏡42の各反射面A、B、C及びDを特定する。カウントパターンは、4つのカウント値と4つの反射面との対応関係を示す。
第二カウンタ604は、FG207から出力されるFG信号をカウントする。第二カウンタ604は、5つのFG信号をカウントする毎にリセットされる。即ち、第二カウンタ604のカウント値は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」の5種類である。第二カウンタ604のカウントの起点は、5つのFG信号のうちのいずれのFG信号でも良い。従って、回転多面鏡の回転中の第二カウンタ604のカウントパターンは、図7(b)の(i)、(ii)、(iii)、(iv)および(v)に示すいずれかのパターンとなる。
CPU600は、第一カウンタ603のカウント値と第二カウンタ604とのカウント値とを対応付ける。例えば、第二カウンタ604が(i)に示すカウントパターンを示す場合、CPU600は、FG_1をカウント値「1」に対応付け、その後のFG_2、FG_3、FG_4、FG_5をそれぞれカウント値「2」、「3」、「4」、「0」に対応付ける。
上述したとおり、ROM601には、FG信号とBD信号の位相関係を示す位相情報が記憶されている。例えば、位相情報は、回転多面鏡42が上記所定の回転速度で回転した状態において光ビームを点灯させ続けた場合における、図7(b)に示すFG_1とBD_Bの生成タイミング差の情報を含む。この位相情報は、FG_2とBD_Cの生成タイミング差の情報、FG_3あるいはFG_4とBD_Dの生成タイミング差の情報、FG_5とBD_Aの生成タイミング差の情報を含む。各FG信号と各FG信号に対応するBD信号の生成タイミング差に基づいて光ビームを出射させることによって、感光体を露光することなく、BD_B、BD_C、BD_D、BD_Aを生成するためのBD97への光ビームの出射タイミングを特定することができる。即ち、FG信号の生成タイミングから各FG信号に対応する生成タイミング差よりも微小に早いタイミングで光ビームを出射させることによって当該光ビームがBD97上を走査することになる。
なお、位相情報は、回転多面鏡42が上記所定の回転速度で回転している場合において、図7(b)に示すFG_1の生成タイミングに対してX1秒遅延させて光ビームを出射させるかを示す情報であっても良い。FG_1の生成タイミングに対してX1秒遅延させて光ビームを出射させることによって当該光ビームがBD97上を走査するため、BD97は、BD_Bを生成する。この位相情報には、FG_2の生成タイミングに対してX2秒遅延させて光ビームを出射させるかを示す情報を含む。また、この位相情報は、FG_3の生成タイミングに対してX3秒遅延させて光ビームを出射させるかを示す情報、またはFG_4の生成タイミングに対してX4秒(X3>X4)遅延させて光ビームを出射させるかを示す情報を含む。さらに、この位相情報は、FG_5の生成タイミングに対してX5秒遅延させて光ビームを出射させるかを示す情報を含む。これらの位相情報に基づいて光源を制御することによって、感光体を露光することなく、BD_C、BD_D、BD_Aを生成するためのBD97への光ビームの出射タイミングを特定することができる。
[CPUの反射面特定シーケンス]
次に、図8を参照して、回転多面鏡42の反射面を特定するCPU600の反射面特定シーケンスを説明する。図8は、本実施例のCPU600の反射面特定シーケンスを示す流れ図である。制御プログラムは、ROM601に格納されている。CPU600は、ROM601から制御プログラムを読み出し、制御プログラムに基づいて、図8の流れ図に示す処理を実行する。
反射面特定シーケンスが開始されると、CPU600は、ROM601から情報を読み出す(S701)。情報は、回転多面鏡42の一回転あたりのFG信号のカウントパターンを含む。CPU600は、モータ41により回転多面鏡42の回転を開始させる(S702)。回転多面鏡42が回転を開始した後、CPU600は、光源駆動部607を制御して光源17を点灯して光ビームを射出させる(S703)。光源17は、少なくとも回転多面鏡42の一回転の間、光ビームを連続して出射する。光源17から射出された光ビームは、回転多面鏡42の反射面により反射(偏向)されて、感光体50上を走査するとともに、BD97へ入射する。このとき、感光体50及び現像ローラ94は、回転していない。また、帯電バイアス及び現像バイアスは、帯電ローラ12及び現像ローラ94へ印加されていない。よって、感光体50上の静電潜像が現像されることはない。
BD97から出力されるBD信号は、CPU600へ入力される。CPU600は、BD信号を受信したか否かを判断する(S704)。BD信号を受信した場合(S704でYES)、第一カウンタ603のカウント値を0にクリアする(S705)。CPU600は、第一カウンタ603にFG信号のカウントを開始させる(S706)。FG207から出力されるFG信号は、第一カウンタ603へ入力され、第一カウンタ603は、FG信号のカウントを行う。第一カウンタ603は、FG信号の立ち上がり又は立下りもしくは立ち上がり及び立ち下がりをカウントすればよい。
CPU600は、BD信号を受信したか否かを判断する(S707)。BD信号を受信していない場合(S707でNO)、CPU600は、第一カウンタ603にFG信号のカウントを継続させる。BD信号を受信した場合(S707でYES)、CPU600は、第一カウンタ603によるFG信号のカウントを終了させる。CPU600は、第一カウンタ603のカウント値をRAM602に保存する(S709)。
CPU600は、回転多面鏡42が一回転したか否かを判断する(S710)。回転多面鏡42が一回転したか否かの判断は、BD97から出力されるBD信号の数が回転多面鏡42の反射面の数に到達したか否かを判断すれば良い。本実施例において、回転多面鏡42の反射面の数は、4つであるので、BD信号を4回受信したか否かを判断する。CPUは、回転多面鏡42が一回転していないと判断した場合(S710でNO)、S705へ戻る。CPU600は、S705からS710を回転多面鏡42の反射面の数だけ繰り返して、反射面の数だけFG信号のカウント値をRAM602に保存する。
CPU600は、回転多面鏡42が一回転したと判断した場合(S710でYES)、光源駆動部607を制御して光源17を消灯する(S711)。FG207から出力されるFG信号は、第二カウンタ604へも入力される。CPU600は、第二カウンタ604にFG信号をカウントさせる(S712)。
続いて、CPU600は、S701でROM601から読み出したFG信号のカウントパターンと、S709でRAM602に保存したFG信号のカウント値とから回転多面鏡42の反射面候補を特定し、反射面情報を生成する(S713)。なお、回転多面鏡42の反射面情報生成方法は、後述する。CPU600は、生成した反射面情報をRAM602に保存する(S714)。CPU600は、反射面特定シーケンスを終了する。
引き続き、CPU600は、モータ駆動部202を制御してモータ41を回転し、回転多面鏡42の回転を継続する。第二カウンタ604は、FG207から出力されるFG信号のカウントを継続する。FG信号のカウントを継続することにより、S713で生成した回転多面鏡42の反射面情報の有効性を維持することができる。本実施例において、回転多面鏡42の一回転で5つのFG信号が出力される。よって、FG信号のカウントを継続することにより、生成した反射面情報とFG信号との関係を維持することができる。
[反射面情報生成方法の説明]
以下に、図8のS713において回転多面鏡42の反射面情報を生成する方法を説明する。本実施例においては、回転多面鏡42が4つの反射面を有し、回転多面鏡42の一回転で5つのFG信号が出力される場合を説明した。しかし、回転多面鏡42の反射面の数及び回転多面鏡42の一回転あたりのFG信号の数は、これに限定されるものではない。図9は、本実施例の反射面の数とFG信号の数との関係を示す図である。図9を参照して、回転多面鏡42の反射面情報を生成する方法を説明する。
図9(a)、図9(b)及び図9(c)は、回転多面鏡42の反射面の数が4個で、回転多面鏡42の一回転あたりのFG信号の数がそれぞれ4、5及び6の場合を示している。図9(d)、図9(e)及び図9(f)は、回転多面鏡42の反射面の数が5個で、回転多面鏡42の一回転あたりのFG信号の数がそれぞれ4、5及び6の場合を示している。図9(g)、図9(h)及び図9(i)は、回転多面鏡42の反射面の数が6個で、回転多面鏡42の一回転あたりのFG信号の数がそれぞれ4、5及び6の場合を示している。図9(j)、図9(k)及び図9(l)は、回転多面鏡42の反射面の数が8個で、FG信号の数がそれぞれ4、5及び6の場合を示している。
CPU600は、図8のS709でRAM602に保存したFG信号のカウント値と、ROM601から読み出したFG信号のカウントパターンとを比較する。本実施例のROM601に予め格納されているカウントパターンは、以下の表に示すような回転多面鏡42の反射面毎のFG信号のカウント値である。
図9(a)に示すようにFG信号の数が4で反射面の数が4個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表1の通りである。
Figure 2015212813
FG信号の数と反射面の数が同じ場合、FG信号とBD信号の同一位相関係が繰り返されるため、回転多面鏡42の反射面の特定は、不要である。
図9(b)に示すようにFG信号の数が5で反射面の数が4個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表2の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が2となる反射面Cを有する。FG信号のカウント値が2である回転多面鏡42の反射面は、反射面Cであると決定できる。ゆえに、FG信号のカウント値が2である回転多面鏡42の反射面は、反射面C、その次は、反射面D、その次は、反射面A、その次は、反射面Bであると全て特定できる。表2は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧4)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN+1個である一例である。
図9(c)に示すようにFG信号の数が6で反射面の数が4個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表3の通りである。
Figure 2015212813
BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が2となる反射面と、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が1となる反射面とが繰り返される。カウント値が1である回転多面鏡42の反射面は、反射面A又は反射面Cと特定できる。カウント値が2である回転多面鏡42の反射面は、反射面B又は反射面Dと特定できる。表3は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧4)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN+2個である一例である。
図9(d)に示すようにFG信号の数が4で反射面の数が5個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表4の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる反射面を有する。FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面Dであると決定できる。ゆえに、FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面D、その次は、反射面E、その次は、反射面A、その次は、反射面B、その次は反射面Cであると全て特定できる。表4は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧4)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN-1個である一例である。
図9(e)に示すようにFG信号の数が5で反射面の数が5個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表5の通りである。
Figure 2015212813
FG信号の数と反射面の数が同じ場合、FG信号とBD信号の同一位相関係が繰り返されるため、回転多面鏡42の反射面の特定は、不要である。
図9(f)に示すようにFG信号の数が6で反射面の数が5個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表6の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が2となる反射面を有する。FG信号のカウント値が2となる回転多面鏡42の反射面は、反射面Dであると決定できる。ゆえに、FG信号のカウント値が2となる回転多面鏡42の反射面は、反射面D、その次は、反射面E、その次は、反射面A、その次は、反射面B、その次は、反射面Cであると全て特定できる。表6は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧4)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN+1個である一例である。
図9(g)に示すようにFG信号の数が4で反射面の数が6個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表7の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる二つの反射面を有する。FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面C又は反射面Fであると決定できる。また、FG信号のカウント値は、“1、1、0”が繰り返えされるカウントパターンを有する。ゆえに、カウントパターン“1、1、0”における最初の1に対応する回転多面鏡42の反射面は、反射面A又はD面、2番目の1に対応する反射面は、反射面B又は反射面E、カウント値が0である反射面は、反射面C又は反射面Fであると特定できる。表7は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧6)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN−2個である一例である。
図9(h)に示すようにFG信号の数が5で反射面の数が6個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表8の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる反射面を有する。FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面Bであると決定できる。ゆえに、FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面B、その次は、反射面C、その次は、反射面D、その次は、反射面E、その次は、反射面F、その次は、反射面Aであると全て特定できる。表8は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧4)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN−1個である一例である。
図9(i)に示すようにFG信号の数が6で反射面の数が6個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表9の通りである。
Figure 2015212813
FG信号の数と反射面の数が同じ場合、FG信号とBD信号の同一位相関係が繰り返されるため、回転多面鏡42の反射面の特定は、不要である。
図9(j)に示すようにFG信号の数が4で反射面の数が8個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表10の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる反射面と、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が1となる反射面とを有する。カウント値が0となる反射面とカウント値が1となる反射面とは、FG信号とBD信号の同一位相関係を有して交互に繰り返される。FG信号のカウント値が1となる回転多面鏡42の反射面は、反射面A、反射面C、反射面E又は反射面Gであり、FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面B、反射面D、反射面F又は反射面Hであると特定できる。表10は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧8)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN−4個である一例である。
図9(k)に示すようにFG信号の数が5で反射面の数が8個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表11の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる反射面とBD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が1となる反射面とを有する。また、FG信号のカウント値は、“1、1、0、1、0、1、1、0”が繰り返えされるカウントパターンを有する。ゆえに、カウントパターン“1、1、0、1、0、1、1、0”における最初の1に対応する回転多面鏡42の反射面は、反射面A、その次は、反射面B、反射面C、反射面D、反射面E、反射面F、反射面G、反射面Hであると全て特定できる。表11は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧7)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN−3個である一例である。
図9(l)に示すようにFG信号の数が6で反射面の数が8個の場合、カウントパターンとしてのFG信号のカウント値と面番号との関係は、表12の通りである。
Figure 2015212813
回転多面鏡42は、BD信号とBD信号の間にFG信号のカウント値が0となる二つの反射面を有する。FG信号のカウント値が0となる回転多面鏡42の反射面は、反射面A又は反射面Eであると決定できる。また、FG信号のカウント値は、“0、1、1、1”が繰り返えされるカウントパターンを有する。ゆえに、カウントパターン“0、1、1、1”における0に対応する反射面は、反射面A又は反射面E、その次は、反射面B又は反射面F、その次は、反射面C又は反射面G、その次は、反射面D又は反射面Hであると特定できる。表12は、回転多面鏡42の反射面がN個(N≧6)であるのに対して、回転多面鏡42の一回転中に生成されるFG信号の数がN−2個である一例である。
FG信号のカウント値と回転多面鏡42の反射面との対応関係を表すカウントパターンは、予めROM601に格納されている。よって、CPU600は、図8のS709でRAM602に保存したFG信号のカウント値と、ROM601から読み出したカウントパターンとを比較することにより、回転多面鏡42の反射面を特定し、反射面情報を生成することができる。
[反射面特定を回転多面鏡の加速中に実施することで裏汚れを回避できるタイミングチャートの説明]
次に、上記構成の光走査装置40を有する画像形成装置100のコピーまたはプリント出力時の動作における反射面特定シーケンスSRの時期を、図10を参照しながら、詳細に説明する。
図10は、本実施例の反射面特定シーケンスSRのタイミング図である。図10において、ユーザが画像形成装置100の操作部(不図示)又は外部機器(不図示)から画像形成装置100へプリントまたはコピーを開始させる指示を与えると、CPU600は、プリント/コピー信号S0を受ける(時間T0)。CPU600は、プリント/コピー信号S0を受けると、定着装置3の昇温と、モータ駆動部202を介してモータ41の駆動とを開始する。モータ駆動部202は、CPU600からの加速信号ACCに従ってモータ41を加速する。
CPU600は、モータ41の加速中に回転多面鏡42の反射面を特定する反射面特定シーケンスSRを実行する。図8のステップ703からステップ711までの反射面特定シーケンスSRは、帯電ローラ12へ帯電バイアスを印加する前及び現像装置13へ現像バイアスを印加する前に実行される。図3に示すように、帯電ローラ12へ帯電バイアスを印加または現像装置13へ現像バイアスを印加中に感光体50の画像形成領域に光ビームを照射すると記録媒体の裏汚れを発生する。そこで、本実施例では、帯電バイアス及び現像バイアスを印加する前に光源17を点灯して反射面特定シーケンスSRを実行する。よって、記録媒体の裏汚れを防止することができる。
CPU600は、モータ41の回転を開始してから画像形成のための所定回転速度Vmになるまでの間(加速中)に、光源17を点灯して(時間T1)反射面特定シーケンスSRを開始する。反射面特定シーケンスSRにおいて、光源17は、回転多面鏡42が一回転する間にわたり発光状態を維持して感光体50の全幅にわたって光ビームを出射する。光ビームがBD97へ入射すると、BD97は、BD信号をCPU600へ出力する。CPU600は、BD97からのBD信号と、FG207からのFG信号とから、複数の反射面のそれぞれに対応するFG信号のカウント値を求める。CPU600は、求めた複数のカウント値と、ROM601に予め格納されているカウントパターンとを比較して、回転多面鏡42の複数の反射面を特定して反射面特定情報をRAM(記憶手段)602に保存する。CPU600は、反射面特定情報の有効性を維持するために、第二カウンタ604にFG信号のカウントを継続させる。
モータ41が画像形成のための所定回転速度Vmに達し所定回転速度Vmで定常回転しても、画像形成装置100は、すぐに画像形成をすることができず、定着装置3の昇温待ち状態となる。図10において、定着装置3の温度が感光体回転許可温度Tまで達すると(時間T2)、CPU600は、画像形成装置100の画像形成部10の動作を開始する。CPU600は、画像形成動作のために感光体50及び現像装置13の現像ローラ94の回転を開始する。
感光体50の回転速度が画像形成時の所定回転速度Vdに達すると、CPU600は、帯電ローラ12へ帯電バイアスの印加を開始する。また、現像ローラ94の回転速度が画像形成時の所定回転速度Vrに達すると、CPU600は、現像ローラ94への現像バイアスの印加を開始する。
以上のように、回転多面鏡42の反射面を特定するための光ビームの発光を帯電バイアスまたは現像バイアスの印加前に実施しているので、記録媒体の裏汚れの発生を防止することができる。また、回転多面鏡42の反射面特定シーケンス後もFG信号の数をカウントし続けるので、光ビームを発光せずに回転多面鏡42の反射面を特定し続けることができる。CPU600は、BD信号を生成するための光ビームの発光時期を決定するために、画像形成直前にBDエリア発光サーチシーケンスを実行する。BDエリア発光サーチシーケンスにおいて、CPU600は、第二カウンタ604のFG信号のカウント値、反射面特定情報及びROM601に記憶されたBD信号とFG信号の間の位相関係に基づいて、光源17の点灯及び消灯を制御する。これにより、感光体50を露光せずにBD信号が生成される領域へ光ビームを発光することができる。従って、BDエリア発光サーチシーケンス時に帯電バイアスや現像バイアスが印加されていても記録媒体への裏汚れの発生を防止することができる。
本実施例によれば、記録媒体の裏汚れを発生せずに回転多面鏡の反射面を特定することができる。特定した反射面に基づいて、同期信号を得るための光源の点灯時期を決定することができる。
12・・・帯電ローラ(帯電手段)
13・・・現像装置(現像手段)
17・・・光源
40・・・光走査装置
41・・・モータ
42・・・回転多面鏡
50・・・感光体
94・・・現像ローラ(トナー担持体)
97・・・BD(受光手段)
100・・・画像形成装置
207・・・FG(信号生成手段)
601・・・ROM(記憶手段)
700・・・制御部(制御手段)
A、B、C、D・・・反射面
L・・・光ビーム

Claims (13)

  1. 画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を帯電させる帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体に光ビームを照射する光走査装置であって、
    前記光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射された前記光ビームが前記感光体を走査するように前記光ビームを偏向する複数の反射面を有する回転多面鏡と、
    前記光ビームの走査経路上であって、前記感光体を走査する期間以外の期間に前記光源から出射され、前記複数の反射面により偏向された前記光ビームを受光する位置に配置された受光手段であって、前記光ビームの走査周期における画像データに基づく前記光ビームの出射タイミングを決定するための第一信号を生成する受光手段と、
    前記回転多面鏡を回転させるモータと、前記回転多面鏡の一回転中の回転位相に応じて複数の第二信号を生成する信号生成手段と、を含む駆動手段と、を備え、
    前記回転多面鏡の一回転中に生成される前記第二信号の数は、前記第一信号の数と異なり、各第二信号は、前記回転多面鏡の一回転中に生成される各第一信号の間に生成されるように設定されている光走査装置と、
    前記光ビームに走査されることによって前記感光体の上に形成される静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段であって、トナーを担持するトナー担持体を備え、前記静電潜像を現像するための電圧を前記トナー担持体に付与する現像手段と、
    前記回転多面鏡の一回転中の前記第一信号と前記第二信号との位相差情報を記憶する記憶手段と、
    前記光走査装置、前記帯電手段、および前記現像手段を制御する制御手段であって、前記帯電手段により前記感光体を帯電させ前記現像手段により前記トナー担持体に前記電圧を付与させるより前に前記回転多面鏡を回転させかつ前記光源から前記光ビームを出射させることによって生成された前記第一信号と前記第一信号との間に生成される前記第二信号の数と前記位相差情報とに基づいて、前記帯電手段が前記感光体の帯電を開始し、前記現像手段が前記トナー担持体に前記電圧の付与を開始した後の前記複数の反射面によって偏向される前記光ビームの前記受光手段への入射タイミングを特定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第一信号の間に生成される前記第二信号の数をカウントする第一カウンタと、前記回転多面鏡の一回転中に生成された前記第二信号の数を特定するために前記第二信号をカウントする第二カウンタとを備え、
    前記制御手段は、前記回転多面鏡の一回転中に前記第一カウンタおよび前記第二カウンタから出力される複数のカウント値に基づいて、前記帯電手段が前記感光体の帯電を開始し、前記現像手段が前記トナー担持体に電圧の付与を開始した後の前記光ビームの一走査周期中における光ビームが前記受光手段へ入射する入射タイミングを特定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向するN個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中にNより多い数の第二信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する4個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に5つの第二信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する5個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に6つの第二信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する4個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に6つの第二信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向するN個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中にNより少ない数の第二信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  8. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する4個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に3つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する5個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に4つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する6個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に5つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する8個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に4つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  12. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する8個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に5つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  13. 前記回転多面鏡は、前記光ビームを偏向する8個の反射面を備え、
    前記信号生成手段は、前記回転多面鏡の一回転中に6つの第二信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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JP2018032000A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置、画像形成装置、反射面識別方法

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