JP6452380B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特にその画像形成装置に用いられる光走査装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる光走査装置としては、次のような構成を備える光走査装置が周知である。即ち、光源から出射される光ビームを回転多面鏡により偏向し、偏向された光ビームをレンズやミラーなどの光学部品により感光体の感光面上に導くことによって、感光体上に潜像画像を形成する光走査装置である。結像光学系は、1枚以上のfθレンズで構成される。fθレンズは、走査特性の向上を目的として、非球面に代表される特殊なレンズ有効面を有している。また、光学系の部材を支持固定するための筐体(以下、光学箱)は、形状の自由度確保や軽量化、価格低減などの利点から、樹脂性の成形品で構成される。特に、タンデム式の画像形成装置では、使用する光学部品の数が多く、更に、光学部品を支持固定するための取り付け方向及び取り付け手段が一様ではないことから、樹脂製の光学箱使用による利点は大きい。その反面、樹脂製の光学箱は、金属製の光学箱と比較して、温度が上昇した場合の膨張率が大きい。更に、樹脂製の光学箱は、金属製の光学箱と比較して、熱伝導率が低いため、熱源を内部に備える光走査装置では、光学箱自体の温度分布が一様でなくなり、熱い箇所や冷たい箇所が部分的に発生する。これにより、光学箱のソリや局所的に方向が異なる歪みが発生してしまう。
光走査装置は、回転多面鏡を回転させる際、モータ等の駆動部分の発熱で昇温する。モータによる回転多面鏡の駆動が長時間連続して行われるときには、モータや回転多面鏡を駆動するために光走査装置内部に搭載されたICチップ等は、昇温する。また、モータによる回転多面鏡の駆動が短い時間である場合でも、モータの回転開始直後のモータやICチップの温度は対数関数的に変動して上昇する。このため、光走査装置の偏昇温により光学箱が大きく歪められ変形してしまう。光走査装置を構成するレンズや回転多面鏡、ミラー等は光学箱の内部に収納されるため、光学箱が変形することで、レンズやミラーなどの光学部品の姿勢が変化し、結果として光線が通過する経路や、反射方向が光学箱の変形によって変化してしまう。
このように、光学箱が変形することによって、各色のステーションの光線が異なる方向に、且つ、異なる量の変動をすることで、被走査面上の集光位置が変わってしまい、画像のラインの水平、垂直又は倍率を変動させ、画像劣化を発生させてしまう。特に、タンデム型の画像形成装置においては、各色の光線位置変動が起こることで、各色のトナー像を重畳する際に、色がずれてしまうといった課題が生じる。このような課題を解決するために、ハウジング本体の底部から垂直に設けられていたリブを、傾斜して構成し、回転多面鏡等から発生する熱風を傾斜面に沿わせて拡散させる光走査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、光走査装置内に温度検知手段を配置し、温度検知手段によって温度を検知し、検知した温度に基づいて色ずれ量を予測し、予測された色ずれ量に基づき色ずれを補正する方法が提案されている。
特許第4170736号公報
しかし、光走査装置内の温度を温度検知手段によって検知し、検知した温度に基づき色ずれ量を予測して補正する方法においては、画像形成装置の高画質化に伴って、更なる高精度な色ずれ量の予測制御が求められている。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、光走査装置内の適切な位置に温度検知手段を配置し、色ずれを低減することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)第1の感光体と、第2の感光体と、前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体を走査するように前記第1の光ビームを偏向し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体を走査するように前記第2の光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させるモータと、前記モータを駆動する駆動ユニットと、前記モータおよび前記駆動ユニットが取り付けられた基板と、を備え、前記回転多面鏡が前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとを前記回転多面鏡を挟んで互いに異なる側に偏向する偏向手段と、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームを前記第1の感光体に導くレンズおよび反射ミラーのうち、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームが最初に入射する第1のレンズと、前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームを前記第2の感光体に導くレンズおよび反射ミラーのうち、前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームが最初に入射する第2のレンズと、前記第1のレンズと前記第2のレンズとの間に前記偏向手段が位置するように、前記偏向手段、前記第1のレンズ、及び前記第2のレンズを内部に収容する光学箱と、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビーム又は前記第2の光ビームの走査方向において前記偏向手段に対して前記第1の光源及び前記第2の光源とは反対側の前記光学箱内部に配置され、かつ前記第1のレンズ又は前記第2のレンズの光軸方向において前記第1のレンズと前記第2のレンズとの間に配置され、前記光学箱内部の温度を検知する温度検知素子と、前記温度検知素子の検知結果に基づいて、画像データに応じた前記第1の光源からの光ビームと前記第2の光源からの光ビームとの相対的な出射タイミングを制御する制御手段と、を備え、前記光学箱は、前記偏向手段が設置された設置面と、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームを前記第1の感光体に導く複数の前記反射ミラーのうちの少なくとも一つの反射ミラーを支持する支持部と前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームを前記第2の感光体に導く複数の前記反射ミラーのうちの少なくとも一つの反射ミラーを支持する支持部とが形成された、前記回転多面鏡よりも前記第1の感光体および前記第2の感光体側に位置する支持面と、を備え、前記設置面と前記支持面との間に複数の段を有する段差部が形成され、前記温度検知素子は、前記段差部の上部に配設され、前記第1の光源が実装された基板を備え、前記偏向手段は、前記基板に第一の信号線によって接続され、前記温度検知素子は、前記基板に第二の信号線によって接続され、前記第二の信号線は、前記第一の信号線と同一の経路で配線されていることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、光走査装置内の適切な位置に温度検知手段を配置し、色ずれを低減することができる。
実施例の画像形成装置及び光走査装置の構成を示す図 実施例の光走査装置の構成を示す図 実施例の光走査装置の偏向器の気流と遮光壁の構成を示す図 実施例の光走査装置の周囲温度と色ずれ量の関係を示す図 実施例の画像形成装置のブロック図 実施例の光走査装置を上から見た図 実施例の色ずれ検出用トナー像を示す図 実施例の色ずれ補正処理を示すフローチャート 実施例の各色の画像データの転送タイミングを示す図 実施例の光走査装置の温度測定箇所を示す図 実施例の異なる測定箇所での温度と色ずれ量を示すグラフ 実施例のサーミスタ及び偏向器への電線経路を示す図、サーミスタの固定方法を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
以下の説明において、後述する偏向器43の回転多面鏡42の回転軸方向をZ軸方向、光ビームの走査方向である主走査方向又は後述する光学レンズ60や反射ミラー62の長手方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に直交する方向をX軸方向とする。
[画像形成装置の構成]
実施例の画像形成装置の構成を説明する。図1(a)は、本実施例のタンデム型のカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザービームプリンタ(以下、単にプリンタという)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色毎にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される中間転写ベルト20を備えている。そして、中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録媒体である記録シートPに転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。なお、色を示すY、M、C、Bkの符号は、以降、必要な場合を除き省略する。
中間転写ベルト20は、無端状に形成され、一対のベルト搬送ローラ21、22にかけ回されており、矢線B方向に回転動作しながら各作像エンジン10で形成されたトナー像が転写されるように構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には、二次転写ローラ65が配設されている。記録シートPは、互いに圧接する二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間に挿通されて、中間転写ベルト20からトナー像が転写される。中間転写ベルト20の下側には前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に転写するようになっている(以下、一次転写という)。これら4基の作像エンジン10は、中間転写ベルト20の回動方向(矢印B方向)に沿って、イエロー用の作像エンジン10Y、マゼンタ用の作像エンジン10M、シアン用の作像エンジン10C及びブラック用の作像エンジン10Bkの順に配設されている。
また、作像エンジン10の下方には、各作像エンジン10に具備された感光体である感光ドラム50を画像情報に応じて露光する光走査装置40が配設されている。なお、図1(a)では光走査装置40の詳細な図示及び説明は省略し、図1(b)を用いて後述する。光走査装置40は全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画像情報に応じて変調された光ビームを出射する図示しない4基の半導体レーザーを備えている。また、光走査装置40は、高速回転してこれら4光路の光ビームを感光ドラム50の回転軸方向(Y軸方向)に沿って走査するように各光ビームを偏向する回転多面鏡42及び回転多面鏡42を回転させるモータユニット41からなる偏向器43を備えている。偏向器43は、回転多面鏡42と、回転多面鏡42を回転させるモータと、モータを駆動する駆動ユニットであるモータユニット41と、モータ及びモータユニット41が取り付けられた基板64(図10等参照)と、を備える。偏向器43によって偏向された各光ビームは、光走査装置40内に設置された光学部材に案内されながら所定の経路を進む。そして、所定の経路を進んだ各光ビームは、光走査装置40の上部に設けられた不図示の各照射口を通して、各作像エンジン10の各感光ドラム50を露光する。
また、各作像エンジン10は、感光ドラム50と、感光ドラム50を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、を備える。更に、各作像エンジン10は、光ビームの露光によって感光ドラム50上(感光体上)に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13を備えている。現像器13は、感光体である感光ドラム50上に各色の画像情報に応じたトナー像を形成する。
各作像エンジン10の感光ドラム50に対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ローラ15が配設されている。一次転写ローラ15は、所定の転写電圧が印加されることにより、感光ドラム50上のトナー像が中間転写ベルト20に転写される。
一方、記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と二次転写ローラ65とが当接する二次転写位置へ供給される。給紙カセット2の上部には、給紙カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ25が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には、記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27は、プリンタ筐体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPは、搬送経路27を上昇し、二次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラ29へと送られる。その後、記録シートPは、二次転写位置においてトナー像が転写された後、搬送方向の下流側に設けられた定着器3(破線で図示)へと送られる。そして、定着器3によってトナー像が定着された記録シートPは、排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排紙トレイ1aに排出される。
中間転写ベルト20上の回転方向において、第2の感光体である感光ドラム50Bkよりも下流側かつ二次転写ローラ65よりも上流側に、センサ30が配置されている。センサ30は、中間転写ベルト20上に形成される後述する色ずれ検出用トナー像(トナーパターン)を検出する。
更に、中間転写ベルト20上の回転方向において、二次転写ローラ65よりも下流側かつ第1の感光体である感光ドラム50Yよりも上流側に、クリーニング装置31が配置されている。クリーニング装置31は、記録シートPに転写されずに中間転写ベルト20上に残留したトナー及びセンサ30によって検出された色ずれ検出用トナー像を回収する。
このように構成されたカラーレーザービームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっては、まず、各色の画像情報に応じて光走査装置40が各作像エンジン10の感光ドラム50を所定のタイミングで露光する。これによって各作像エンジン10の感光ドラム50上には画像情報に応じたトナー像が形成される。ここで、良質な画質を得るためには、光走査装置40によって形成される潜像画像は、高精度に位置を再現したものでなければならない。
[光走査装置の構成]
図1(b)は光学部品取付けの全体像を示した概略図、図2は、本実施例の光走査装置40の構成を示す図である。なお、光走査装置40は、光学箱105と、光学箱105の上部の開口を覆うカバー70とを備える。光走査装置40の内部及び外周部には、光ビームを射出する光源が搭載された光源ユニット61と、光ビームを偏向する回転多面鏡42及びモータユニット41を有する偏向器43とが設置されている。更に光走査装置40には、各光ビームを感光ドラム50上へ案内し、結像させるための複数の光学レンズ60(60a〜60d)、複数の反射ミラー62(62a〜62h)が設置されている。光学箱105は、偏向器43が設置される設置面と、反射ミラー62a〜62hのうちの少なくとも一つの反射ミラーを支持する支持部が形成された、回転多面鏡42よりも感光ドラム50側(感光体側)に位置する支持面と、を有する。
光源ユニット61から出射された感光ドラム50Yに対応する光ビームLYは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aは、光ビームLYの光路上に配置されたレンズ、及びミラーのうち光ビームLYが最初に入射する光学部材である。光学レンズ60aの光軸は、図1に示したX軸に略平行な方向である。光学レンズ60aを通過した光ビームLYは、光学レンズ60bに入射し、光学レンズ60bを通過した後、反射ミラー62aによって反射される。反射ミラー62aによって反射された光ビームLYは、不図示の透明窓を通過して感光ドラム50Yを走査する。
光源ユニット61から出射された感光ドラム50Mに対応する光ビームLMは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aは、光ビームLMの光路上に配置されたレンズ、及びミラーのうち光ビームLMが最初に入射する光学部材である。光学レンズ60aを通過した光ビームLMは、光学レンズ60bに入射し、光学レンズ60bを通過した後、反射ミラー62b、反射ミラー62c、反射ミラー62dによって反射される。反射ミラー62dによって反射された光ビームLMは、不図示の透明窓を通過して感光ドラム50Mを走査する。
光源ユニット61から出射された感光ドラム50Cに対応する光ビームLCは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cは、光ビームLCの光路上に配置されたレンズ、及びミラーのうち光ビームLCが最初に入射する光学部材である。光学レンズ60cの光軸は、図1に示したX軸に略平行な方向である。なお、本実施例の光走査装置における光学レンズ60cの光軸は光学レンズ60aの光軸と平行になるように、光学レンズ60a及び光学レンズ60cは光学箱に設置されている。光学レンズ60cを通過した光ビームLCは、光学レンズ60dに入射し、光学レンズ60dを通過した光ビームLCは、反射ミラー62e、反射ミラー62f、反射ミラー62gによって反射される。反射ミラー62gによって反射された光ビームLCは、不図示の透明窓を通過して感光ドラム50Cを走査する。
光源ユニット61から出射された感光ドラム50Bkに対応する光ビームLBkは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cは、光ビームLBkの光路上に配置されたレンズ、及びミラーのうち光ビームLBkが最初に入射する光学部材である。光学レンズ60cを通過した光ビームLBkは、光学レンズ60dに入射し、光学レンズ60dを通過した後、反射ミラー62hによって反射される。反射ミラー62hによって反射された光ビームLBkは、不図示の透明窓を通過して感光ドラム50Bkを走査する。
図2は、カバー70を取り外して光学箱105の内部が見えるように図示したものであり、本実施例の構成を説明するための図である。光走査装置40の内部及び外周部には、光ビームを出射する光源が搭載された光源ユニット61、光ビームを反射、偏向する偏向器43が設置されている。また、光走査装置40の内部には、光ビームを感光ドラム50面上へ案内し、結像するために必要な光学レンズ60及び反射ミラー62が設置されている。
回転多面鏡42により偏向された光ビームは、主走査方向(Y軸方向)に強くパワーを有する第一の光学レンズ60a、60cを通過した後、副走査方向(X軸方向)に強くパワーを有する第二の光学レンズ60b、60dに案内されるよう構成されている。第一の光学レンズ60a、60c及び第二の光学レンズ60b、60dを通過した光ビームは、反射ミラー62により少なくとも1回反射され、被走査体である感光ドラム50へと案内され、結像される。
本実施例の画像形成装置は、便宜的に解像度600dpiの画像を形成することができる装置として説明する。光走査装置40(特に回転多面鏡42の回転速度)は、回転多面鏡42の隣り合う反射面で反射されて、感光ドラム50上を走査する走査線の間隔が600dpi相当(≒42.3μm)となるように設定されている。つまり、光ビームの出射タイミングを回転多面鏡42の反射面1面分早める、あるいは遅延させることによって、画像の位置を副走査方向に±42.3μm移動させることができる。
(段差部のリブについて)
本実施例の段差部68Bの傾斜は、光ビームを偏向する偏向点を通り、偏向面(Z軸に平行な面)に対して垂直な面(XY平面に平行な面)と、下方から上方へ向かって交差するように構成されている。このように構成することで、偏向器43の回転多面鏡42の高速回転により吹き出した熱風を確実に案内し、周囲へ送ることが可能となる。そして、これとともに、段差部68Bの高低差により生まれた空間を利用してリブを形成することで、光学箱105の剛性を上げることが可能となる。
更に、本実施例の段差部68は、偏向器43と光源ユニット61の間にある段差部68Aよりも、偏向器43に対して光源ユニット61と反対方向にある段差部68Bの方が、光学箱105の底面からの高さが高くなるように構成される。即ち、光ビームの入射光側で高さ制限のある方向に設けられた段差部68Aより、その反対側に設けられた段差部68Bを高くする構成とする。これにより、光ビームが通過しない空間(断面スペースともいう)を有効に使うことが可能となり、光学箱105の剛性を更に上げることができる。また、光学箱105は樹脂製であり、段差部68は光学箱105と一体に形成される。
(遮光壁について)
ここで、偏向器43と第一の光学レンズ60a、60cとの間には、フレア光が他の作像エンジン10へと入射し、他の感光ドラム50上に照射されないように、フレア光を防止するための第1及び第2の壁である遮光壁66が設けられている。遮光壁66には、回転多面鏡42によって偏向された光ビームを通過させる光ビーム通過部(スリット)が形成されている。ここで、フレア光とは、各レンズ表面により反射した意図しない光をいう。遮光壁66は、図2に示すように、YZ平面に平行に設けられている。より詳細には、遮光壁66は、偏向器43により偏向された光ビームと交わる面に平行に設けられ、偏向器43が設置される設置面から立設して設けられている。遮光壁66の一部には、第一の光学レンズ60a、60cの光軸方向の位置を決めるための座面が設けられている。一般的には、このように構成することで走査画角を広くとり、光走査装置40の小型化を可能にするよう設計される。
ここで、図3(a)は、カバー70を外して光学箱105の中を斜め上方から見た図である。また、図3(b)は、図3(a)の図で主要部のみを記載した図である。図3(a)に示すように、遮光壁66が偏向器43の近傍に存在することで、光学箱105を上方からみた場合に偏向器43が時計回り方向(図中、白抜きの矢印方向)に回転することで発生した気流は、矢印Jの方向へ強く吹き出す。即ち、本実施例の光走査装置のように、対向方向に光ビームを偏向するタイプの装置では、段差部68方向へ熱風が多く流れるため、熱変形の吸収効率が良くなる。ここで、遮光壁66は、Z軸方向への立ち壁形状であるため、それ自体が変形しても光学箱105全体のソリ等には影響しない。
また、偏向器43が動作することで生じた熱によって光学箱105が変形し、反射ミラー62や光学レンズ60の光学部品の姿勢が変動する。そして、光学部品の姿勢が変動することで、各作像エンジン10の感光ドラム50上に照射される光ビームがずれて結像してしまい、色ずれを招いてしまう。従来、光走査装置内の温度を計測し、計測した温度から色ずれ量を予測して補正する方法が提案されている。しかし、高画質化に伴って更なる高精度な色ずれ量の予測制御が求められている。そこで、本実施例では、図3(b)に示すように、遮光壁66の間の偏向器43により発生する図中黒丸で示す気流部73の温度を測定することで、光走査装置40内部の昇温時の光ビームの照射位置の変動を低減する構成を説明する。
[周囲温度の変化と色ずれ量の関係]
図4は、遮光壁66の間の温度を検知し、光ビームの照射位置が変動することによって発生する色ずれ量を計測した結果を示す。図4(a)は、横軸は時間、縦軸は光走査装置40の周囲温度であり、より詳細には、光走査装置40の側壁の外部側に配設された光源ユニット61が実装された制御基板72の温度である。光源ユニット61の制御基板72の温度は、画像形成装置内の温度とみなすことができる。また、図4(a)は、所定の温度を基準として、区間t1で光走査装置40の周囲温度が上昇し、区間t2では安定し、区間t3で周囲温度が低下し、所定の温度に戻った場合を示している。図4(b)は、図4(a)に示すように光走査装置40の周囲温度が変化した場合に、図3(b)の気流部73において、サーミスタ75により温度を測定(検知)した場合の温度変化量と色ずれ量の関係を示した図である。サーミスタ75は、光ビームの走査方向(Y軸方向)において偏向器43に対して光源とは反対側の光学箱内部に配置される。かつ、サーミスタ75は、光学レンズ60a又は光学レンズ60cの光軸方向(X軸方向)において、光学レンズ60aと光学レンズ60cとの間に配置され、光学箱内部の温度を検知するもので、詳細は後述する。図4(b)は横軸に色ずれ量(mm)、縦軸に周囲温度が所定の温度(例えば、20℃)の際にサーミスタ75によって測定した温度を基準とした、測定温度との温度差(℃)をプロットしている。
図4(b)で、区間t1で周囲温度が上昇している間には、測定温度も上昇し、気流部73における温度上昇に伴って色ずれ量も徐々に大きくなる。周囲温度が定温状態となっている区間t2では、区間t1での温度上昇の影響を受けており、測定温度もそのまま上昇を続けて色ずれ量は大きくなる。周囲温度が低下していく区間t3では、測定温度も低下し、測定温度の低下に伴って色ずれ量も減少していく。図4(b)に示すように、測定温度と色ずれ量が比例関係にある場合には、測定した温度によって色ずれ量を予測することが可能となる。
[色ずれ量の補正]
(画像形成装置のブロック図)
ここで、本実施例の色ずれ補正処理について説明する。図5は、本実施例の画像形成装置のブロック図である。コントローラユニット800は、画像形成装置各部の制御を行うCPU801を備えている。CPU801は、ROM802に記憶された各種プログラムに従って、各種プログラムを実行する際の作業領域としてRAM803を使用しながら、画像形成装置各部を制御する。CPU801は、入力された画像データに基づいて、光走査装置40や作像エンジン10を制御して、記録シートPに画像形成を行う。
光走査装置40は、ASIC804を有しており、ASIC804は、レーザドライバ805や駆動制御IC809を制御する。具体的には、ASIC804は、レーザダイオード(以下、LDとする)807の発光又は非発光を、レーザドライバ805を介して制御する。ここで、LD807は、光ビームLY、LMを出射するLD807(Y、M)と、光ビームLC、LBkを出射するLD807(C、Bk)のことをいう(図6参照)。また、ASIC804は、モータユニット41から入力されたFG(Frequency Generator)信号に基づいて、駆動制御IC809に加速信号(ACCと図示)又は減速信号(DECと図示)を出力する。駆動制御IC809は、入力された加速信号又は減速信号に基づいてモータユニット41を制御することで、回転多面鏡42の駆動を制御する。
光走査装置40は、BDセンサ808を有している。本実施例のBDセンサ808は、図6に示すように、シアン色及びブラック色のLD807(C、Bk)が搭載された制御基板72上に搭載されている。ここで、図6は、光走査装置40をZ軸の+方向から見た主要な構成のみを示した図である。図6には、光ビームの光路を一点鎖線で示している。本実施例では、BDセンサ808には、ブラック色の光ビームLBkが入射される。ASIC804は、BDセンサ808から出力されるBD信号に基づいて、シアン色の光ビームLCの出射のタイミング及びブラック色の光ビームLBkの出射のタイミングをそれぞれ制御する。これらの出射タイミングを制御することによって、Y軸方向におけるイエローのトナー像の書き出し位置、マゼンタのトナー像の書き出し位置、シアンのトナー像の書き終わり位置、及びブラックのトナー像の書き終わり位置を互いに略一致させることができる。また、これらの出射タイミングを制御することによって、Y軸方向におけるイエローのトナー像の書き終わり位置、マゼンタのトナー像の書き終わり位置、シアンのトナー像の書き出し位置、及びブラックのトナー像の書き出し位置を略一致させることができる。また、CPU801からASIC804に転送されるシアン色及びブラック色の画像データの転送タイミングもBD信号に基づき開始されるため、BD信号は、CBk用転送信号ともいえる。
また、ASIC804は、BDセンサ808から出力されたBD信号をCPU801に出力し、CPU801は、ASIC804から入力されたBD信号に基づいて、YM用転送信号を生成してASIC804に出力する。ASIC804は、入力されたYM用転送信号に基づいて、イエロー色の光ビームLYの出射タイミング及びマゼンタ色の光ビームLMの出射タイミングをそれぞれ制御する。また、CPU801からASIC804に転送されるイエロー色及びマゼンタ色の画像データの転送タイミングもYM用転送信号に基づき開始される。ここで、YM用転送信号は、ASIC804がBD信号に基づいて生成する構成としてもよい。なお、図6に示すように、光ビームLY、LMは回転多面鏡42に対して斜めに入射するため、光ビームLBkが入射するBDセンサ808から出力されるBD信号に同期して光ビームY、Mを出射するとずれが生じてしまう。このため、光ビームY、Mの出射タイミングは、BD信号に基づいて生成されるYM用転送信号に同期させている。イエロー色及びマゼンタ色の画像データの転送タイミングについても同様である。Y、Mの回転多面鏡42への入射角は設計上決まっているため、YM用転送信号の生成タイミングも予め決定される。センサ30については後述する。
(色ずれ検出用トナー像)
図7は、本実施例の色ずれ検出用トナー像を示す図であり、図1のZ軸−方向から見た中間転写ベルト20を示す図である。CPU801は、色ずれ補正を行う際には、中間転写ベルト20上に図7に示す色ずれ検出用トナー像を形成する。なお、色ずれ検出用トナー像の情報は、予めROM802に記憶されているものとする。中間転写ベルト20上に形成された色ずれ検出用トナー像は、センサ30により検出される。
色ずれ検出用トナー像は、例えば、中間転写ベルト20の主走査方向(Y軸方向)における両端部と中央部に形成され、色ずれ検出用トナー像が形成された位置に対向して設けられたセンサ30により検出される。センサ30は、より詳細には、中間転写ベルト20の両端部に形成された色ずれ検出用トナー像を検出するセンサ30F、30Rと、中央部に形成された色ずれ検出用トナー像を検出するセンサ30Cを有している。
色ずれ検出用トナー像は、例えば、中間転写ベルト20の搬送方向先頭から、イエロー色のパッチ100Y、マゼンタ色のパッチ100M、シアン色のパッチ100C、ブラック色のパッチ100Bkから構成されている。これらのパッチ100Y〜100Bkが主走査方向に対して所定の傾きをもって形成されたパターン100が、中間転写ベルト20の搬送方向に所定の長さ分繰り返し形成される。
センサ30は、各パッチ100Y〜100Bkのエッジを検出し、検出結果をCPU801に出力する。CPU801は、例えば、イエロー色のパッチ100Yを基準として、他の色のパッチ100M〜100Bkまでのエッジをそれぞれ検出し、イエロー色に対する各色の色ずれ量を求める。CPU801は、求めた色ずれ量に基づいて、イエロー色に対する各色の補正量(以下、色ずれ補正基準値という)を設定する。なお、色ずれ検出用トナー像をセンサ30により検出することによってCPU801が設定した色ずれ補正基準値には、光走査装置40内の温度変化に起因する色ずれの情報は考慮されていない。
(色ずれ補正処理)
図8(a)は、CPU801が実行する本実施例の色ずれ補正処理を示すフローチャートである。CPU801は、画像形成装置の電源が投入されると以下の処理を開始する。ステップ(以下、Sとする)111でCPU801は、画像形成装置の各ユニットの動作を開始させる。S112でCPU801は、画像形成を行うことが可能となったか否かを判断し、可能となっていないと判断した場合はS112の処理を繰り返す。S112でCPU801は、画像形成を行うことが可能になったと判断した場合、S113で中間転写ベルト20上に図7に示す色ずれ検出用トナー像を形成する。S114でCPU801は、上述したように、センサ30により色ずれ検出用トナー像を検出した結果に基づいて、色ずれ補正基準値を設定する。S115でCPU801は、画像形成を行う。なお、S115の処理は後述する。
S116でCPU801は、色ずれ検出用トナー像の画像形成が必要か否かを判断する。S116でCPU801は、色ずれ検出用トナー像の画像形成が必要であると判断した場合には、S113の処理に戻る。例えば、CPU801は、不図示のカウンタによりカウントした画像形成が行われた記録シートPの枚数が、1000枚等、所定の枚数に達した場合に、色ずれ検出用トナー像の画像形成が必要であると判断する。また、CPU801は、サーミスタ75とは異なる画像形成装置内に設置された温度検知手段による検知結果に基づいて、色ずれ検出用トナー像の画像形成が必要であると判断する。S116でCPU801は、色ずれ検出用トナー像の画像形成が必要ではないと判断した場合には、S117の処理に進む。S117でCPU801は、次の画像形成のジョブがないか否かを判断し、次のジョブがあると判断した場合はS115の処理に戻る。S117でCPU801は、次のジョブがないと判断した場合は処理を終了する。
図8(b)は、CPU801が図8(a)のS115の処理で実行する画像形成処理を示すフローチャートである。S115−1でCPU801は、図4(b)で説明したように、サーミスタ75の検知結果に基づいて、光走査装置40内の温度変化に起因する色ずれ量を算出する。例えば、サーミスタ75の検知結果から温度変化量が4℃であった場合、図4(b)から色ずれ量は0.1mmとなる。なお、図5では、サーミスタ75の検知結果は、ASIC804を介してCPU801に出力されているが、サーミスタ75の検知結果を直接CPU801に出力する構成としてもよい。
S115−2でCPU801は、S114で求めた色ずれ補正基準値と、S115−1で算出したサーミスタ75の検知結果に基づく色ずれ量と、に基づいて、色ずれ補正条件を決定する。S115−3でCPU801は、S115−2で決定された色ずれ補正条件に基づいて、ASIC804への画像データの出力のタイミング(転送タイミングともいう)を設定する。
ここで、図9を用いて、CPU801からASIC804への各色の画像データの転送タイミングの制御について説明する。図9(a)は、図8(a)のS114の処理を実行して得られた色ずれ補正基準値に基づく補正後の各色の画像データの転送タイミングを示す図である。即ち、図9(a)では、光走査装置40内の温度変化に起因する色ずれ量は考慮されていない。図9(a)(i)は、BDセンサ808が出力するBD信号(CBk用転送信号)を示す。図9(a)(ii)は、CPU801が生成するYM用転送信号を示す。
図9(a)(iii)は、CPU801からASIC804に出力される各色の画像データの転送タイミングを示す図である。より詳細には、DATA_Yはイエロー色の画像データ、DATA_Mはマゼンタ色の画像データ、DATA_Cはシアン色の画像データ、DATA_Bkはブラック色の画像データをそれぞれ示す。六角形は各色用転送信号に応じてCPU801からASIC804に転送される1走査分のデータを示す。「scan1」等は記録シートPに形成される画像に対応する画像データを示し、「D」は記録シートPに形成される画像に対応する画像データがないことを示す。
例えば、CPU801は、S114で色ずれ補正基準値に基づいて、マゼンタ色の画像データの転送を、イエロー色の画像データの転送開始から2走査分遅らせて開始させている。また、CPU801は、シアン色の画像データの転送を、イエロー色の画像データの転送開始から10走査分、ブラック色の画像データの転送を15走査分遅らせて、それぞれ開始させている。なお、図9(a)(i)、図9(a)(ii)の「Y書き出し開始周期」等は、各色の光ビームの照射を開始するタイミングを示している。図9(a)(iii)の画像データの転送を開始するタイミングは、画像データの転送における時間遅延等を考慮して、各色の書き出し開始周期よりも少なくとも1周期前に開始されるようにしている。
図9(b)は、S115−3で設定された画像データの出力タイミングを示す図であり、図9(b)(i)〜図9(b)(iii)は、図9(a)(i)〜図9(a)(iii)に対応している。例えば、所定温度からの温度変化量が4℃のとき、図4(b)に示すように、色ずれ量は約0.1mmとなる。上述したように600dpiの画像形成装置を想定している場合、色ずれ量0.1mmは約2走査分に相当する。このため、図9(b)(iii)に示すように、マゼンタ色の画像データの転送は、図9(a)(iii)から更に2走査分遅らせて、イエロー色の画像データの転送開始から4走査分後のタイミングで開始される。
なお、シアン色、ブラック色の走査方向は、図6に示すようにイエロー色、マゼンタ色の走査方向とは逆向きであるため、マゼンタ色をずらす方向と、シアン色、ブラック色をずらす方向は逆になる。このため、シアン色、ブラック色の画像データの転送は、図9(a)(iii)からそれぞれ2走査分早くして開始される。具体的には、シアン色の画像データの転送は、図9(a)(iii)から2走査分早くして、イエロー色の画像データの転送開始から8走査分後のタイミングで開始される。ブラック色の画像データの転送は、図9(a)(iii)から2走査分早くして、イエロー色の画像データの転送開始から13走査分後のタイミングで開始される。なお、図9では、説明を簡易にするために、各感光ドラム50間の距離を差し引いて記載している。
S115−4でCPU801は、図9(b)(iii)で説明したように、センサ30により色ずれ検出用トナー画像を検出した結果と、サーミスタ75により温度を検知した結果とに基づく色ずれ補正量に基づいて、ASIC804に画像データを出力する。
[温度測定箇所の選定]
次に本実施例では、図10に示すように遮光壁66の間で温度測定を行う箇所(以下、単に温度測定箇所という)は、偏向器43に対して光源ユニット61とは反対側に配置している。具体的には、本実施例における温度測定箇所は、偏向器43に対していずれも光源ユニット61とは反対側に位置する、温度測定箇所A、温度測定箇所B、温度測定箇所Cとする。光走査装置40における発熱源は、偏向器43の軸受部69や偏向器43を制御するIC67である。このため、温度測定箇所は、光源ユニット61から照射された光ビームを遮らず、且つ軸受部69及びIC67の2つの熱源の影響を正しく測定でき、光ビームの照射位置の変動を正確に把握できる箇所でなければならない。
図11に、図4(a)と同様の周囲温度の変化に対し、図10に示す遮光壁66の間の温度測定箇所A、B、Cにおける測定温度と色ずれ量の関係を示す。なお、図11のグラフの縦軸は、図4(b)と同様に、周囲温度が所定の温度の際にサーミスタ75によって測定した温度を基準とした測定温度との温度差を示す。図11(a)は、温度測定箇所Aにおける結果を示しており、温度測定箇所Aは、熱源である軸受部69やIC67に近いが、偏向器43の回転により発生した気流を受けにくい箇所である。図11(a)に示すように、温度測定箇所Aでは、周囲温度が上昇している区間t1と区間t2では、色ずれ量と測定温度が比例関係にある。しかし、周囲温度が低下する区間t3では、区間t1及び区間t2の特性から大きくずれてしまい、色ずれ量と測定温度の間に比例関係が成り立たない。このため、図11に実線で示す、色ずれ量を予測する場合に許容される所定の誤差の範囲(以下、許容誤差範囲という)を超えてしまう。
一方、図11(b)は、温度測定箇所Bにおける結果を示しており、温度測定箇所Bは、熱源である軸受部69やIC67の近くで、且つ光学箱105の段差部68の上部に配置され、偏向器43の回転により発生した気流が通る箇所である。温度測定箇所Bでは、区間t1、区間t2、区間t3の全区間にわたって、測定温度と色ずれ量とが比例関係となり、且つプロットした値が色ずれ量を予測する場合の所定の許容誤差範囲内に入る。このため、温度測定箇所Bで計測した温度から色ずれ量を高精度に予測することが可能となる。
次に、図11(c)は、温度測定箇所Cにおける結果を示している。温度測定箇所Cは、光学箱105の段差部68の上段の平らな部分の上部に配置され、熱源である軸受部69やIC67からも遠く、偏向器43の回転により発生した気流の影響を温度測定箇所Bよりも受けにくい箇所である。温度測定箇所Cでは、周囲温度が上昇している区間t1と区間t2では色ずれ量と測定温度が比例関係となっているが、区間t3では、区間t1及び区間t2の特性からずれてしまう。このため、色ずれ量と測定温度の間に比例関係が成り立たず、色ずれ量を予測する場合の所定の許容誤差範囲を超えてしまう。以上の結果から、本実施例では、色ずれ量を予測するために温度を測定する場合、温度測定箇所として、熱源である軸受部69やIC67の近くで、且つ偏向器43の回転によって発生した気流が通る箇所である、温度測定箇所Bを選択する。
[サーミスタの設置]
図12は、本実施例のサーミスタ75の配置を示す図である。図10、図11で説明したように、3つの温度測定箇所のうち、温度を測定する箇所を温度測定箇所Bに決定する。温度測定箇所Bは、段差部68BのZ軸方向の上方に位置するため、温度を検知する温度検知素子であるサーミスタ75は、次のようにして配置する。まず、光学箱105の段差部68Bの上部に配置される第二の信号線(以下、単に電線とする)74(図12(b)参照)と、第一の信号線(以下、単に電線とする)71(図12(b)参照)を、同一の経路を通して制御基板72に接続する。ここで、電線71は偏向器43に基板64を介して電力を供給し、偏向器43を制御するための電線であり、電線74はサーミスタ75に電力を供給し、サーミスタ75の検知結果である信号を送信するための電線である。
制御基板72に接続された電線71、74は、図12(a)に示すように、光学箱105の側壁に設けられた電線を配線するための溝部106に沿って配線される。なお、本実施例では、光学箱105の溝部106を図中右側半分に設けたが、図中左側半分に設けてもよい。これにより、サーミスタ75の電線74と、偏向器43の電線71を同一経路で溝部106に配線することで、別々の配線のための経路を設ける必要がない。また、図12(b)に示すように、光学箱105の段差部68Bの上部に配置されるサーミスタ75を安定的に配置するために、サーミスタ75を、偏向器43を制御する電線71に固定する。
以上のことから、遮光壁66の間で温度を測定する箇所は、熱源である軸受部69やIC67の近くで、且つ光学箱105の段差部68の上部で偏向器43の回転により発生された気流の通る箇所、即ち、温度測定箇所Bとする。そして、温度測定箇所Bに安定的にサーミスタ75を配置するために、偏向器43の電線71にサーミスタ75を固定する。このように、温度測定箇所Bにサーミスタ75を配置して温度測定を行うことで、光走査装置40の周囲温度の変化による光ビームの照射位置の変動による色ずれ量を、正確に予測することができる。そして、予測された色ずれ量に基づいて色ずれを補正することができ、色ずれによる画質劣化を低減することができる。なお、色ずれ量を予測して色ずれを補正する方法は公知であるため、説明を省略する。
以上、本実施例によれば、光走査装置内の適切な位置に温度検知手段を配置し、色ずれを低減することができる。
42 回転多面鏡
60 レンズ
61 光源
62 反射ミラー
70 サーミスタ

Claims (5)

  1. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、
    前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、
    前記第1の光ビームが前記第1の感光体を走査するように前記第1の光ビームを偏向し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体を走査するように前記第2の光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させるモータと、前記モータを駆動する駆動ユニットと、前記モータおよび前記駆動ユニットが取り付けられた基板と、を備え、前記回転多面鏡が前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとを前記回転多面鏡を挟んで互いに異なる側に偏向する偏向手段と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームを前記第1の感光体に導くレンズおよび反射ミラーのうち、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームが最初に入射する第1のレンズと、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームを前記第2の感光体に導くレンズおよび反射ミラーのうち、前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームが最初に入射する第2のレンズと、
    前記第1のレンズと前記第2のレンズとの間に前記偏向手段が位置するように、前記偏向手段、前記第1のレンズ、及び前記第2のレンズを内部に収容する光学箱と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビーム又は前記第2の光ビームの走査方向において前記偏向手段に対して前記第1の光源及び前記第2の光源とは反対側の前記光学箱内部に配置され、かつ前記第1のレンズ又は前記第2のレンズの光軸方向において前記第1のレンズと前記第2のレンズとの間に配置され、前記光学箱内部の温度を検知する温度検知素子と、
    前記温度検知素子の検知結果に基づいて、画像データに応じた前記第1の光源からの光ビームと前記第2の光源からの光ビームとの相対的な出射タイミングを制御する制御手段と、
    を備え
    前記光学箱は、前記偏向手段が設置された設置面と、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームを前記第1の感光体に導く複数の前記反射ミラーのうちの少なくとも一つの反射ミラーを支持する支持部と前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームを前記第2の感光体に導く複数の前記反射ミラーのうちの少なくとも一つの反射ミラーを支持する支持部とが形成された、前記回転多面鏡よりも前記第1の感光体および前記第2の感光体側に位置する支持面と、を備え、
    前記設置面と前記支持面との間に複数の段を有する段差部が形成され、
    前記温度検知素子は、前記段差部の上部に配設され、
    前記第1の光源が実装された基板を備え、
    前記偏向手段は、前記基板に第一の信号線によって接続され、
    前記温度検知素子は、前記基板に第二の信号線によって接続され、
    前記第二の信号線は、前記第一の信号線と同一の経路で配線されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光学箱内部には、前記第1のレンズの光軸方向において前記回転多面鏡と前記第1のレンズとの間に、前記回転多面鏡によって偏向された前記第1の光ビームを通過させる光ビーム通過部が形成された第1の壁が設けられ、かつ前記第2のレンズの光軸方向において前記回転多面鏡と前記第2のレンズとの間に、前記回転多面鏡によって偏向された前記第2の光ビームを通過させる光ビーム通過部が形成された第2の壁が設けられ、
    前記第1のレンズ又は前記第2のレンズの光軸方向において前記第1の壁と前記第2の壁との間に前記温度検知素子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記温度検知素子は、前記第一の信号線の前記段差部の上部に該当する部分に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記段差部の複数の段は、前記設置面から前記支持面に向かうほど前記設置面からの高さが高くなることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記光学箱は、樹脂製であり、前記段差部は、前記光学箱と一体に形成されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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