JP4170736B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザープリンタ等に用いられる光走査装置(所謂書き込みユニット)で、fθレンズ等の光学素子に温度変動があると熱膨張により光学特性が変化して像面での走査速度が変動し画像の倍率が変化する。複数の感光体に対して複数のfθレンズ等の光学素子を用いて多色画像を形成する所謂タンデム型のレーザープリンタ等の画像形成装置においては、光路中にあるfθレンズ等の光学素子の温度が各々変化すると熱膨張により主走査方向の倍率がそれぞれ異なってしまうため色ずれが発生する。fθレンズ等の光学素子が温度変化する原因としては、ポリゴンスキャナーの回転に伴って発生する高温の熱流がfθレンズ等の光学素子に当たることが考えられる。
【0003】
以下、具体例で説明する。
図4において、光走査装置10'は平たい箱型をした密閉状の光学ハウジング20内に収められている。光学ハウジング20の略中央位置にポリゴンスキャナー3が設けられている。この例では、ポリゴンスキャナー3を構成する回転ミラーは2段構成となっていて、回転軸O上に第1ミラー3uと、第2ミラー3dとが重ねられた如き状態で一体的に高速回転するようになっている。
【0004】
光光学装置10'と対向するようにして、画像形成装置の一部たる感光体が4つ並列に位置されている。左側からブラック用の感光体1BK、イエロー用の感光体1Y、シアン用の感光体1C、マゼンタ用の感光体1Mである。
【0005】
これら4つの感光体に対して走査光としてのレーザー光を照射し走査するため、光学ハウジング20内には、ポリゴンスキャナー3のまわりに多数の光学素子が配置されている。
【0006】
ポリゴンスキャナー3を間にして、左側の光学素子のグループは感光体1BKと感光体1Yとを照射するための光学素子群であり、右側の光学素子のグループは感光体1Cと感光体1Mとを照射するための光学素子群である。
【0007】
左側の光学素子のグループは、感光体1BKに対して走査光を導くための光学素子群と、感光体1Yに対して走査光を導くための光学素子群とからなる。感光体1BKに対して走査光を導くための光学素子群は、fθレンズ4−BK、ミラー5−1BK、トロイダルレンズ6−BK、ミラー5−2BK、5−3BK等であり、この順に進行して防塵ガラス7−BKを経て感光体1BKに達する。
【0008】
感光体1Yに対して走査光を導くための光学素子群は、fθレンズ4−Y、ミラー5−1Y、トロイダルレンズ6−Y、ミラー5−2Y、5−3Y等であり、この順に進行して防塵ガラス7−Yを経て感光体1Yに達する。
【0009】
感光体1BK、1Y、fθレンズ4−BK、4−Y、ミラー5−1BK、5−2BK、5−1Y、5−2Y等および防塵ガラス7−BK、7−Yは紙面の奥行き方向に長さを有する長尺のミラーからなる。fθレンズ4−BKとfθレンズ4−Yは一体的に構成されているので、fθ光学素子4と総称する。
【0010】
なお、感光体に対する書込み開始のタイミングを定めるために走査開始端側には、検知センサ9−1が配置されている。この検知センサ9−1は感光体1BK、1Yの夫々に向かう走査光Lbを共に検知するものとして共用されており、ミラー5−2BKの一端側で反射された光ビームLbをミラー5−2'BK、8−1BKの順に反射させて検知センサ9−1へ導いている。同様に、ミラー5−2Yの一端側で反射された光ビームLbをミラー8−1Yの順に反射させて検知センサ9−1へ導いている。つまり、検知センサ9−1は共用されている。
【0011】
これらミラー5−2'BK、8−1BK、8−1Y等は検知センサ9−1へ走査光Lbを導くためのミラーであるから、長尺である必要はなく小型のミラーが使用されている。これらのミラーも光学素子を構成している。
【0012】
右側の光学素子のグループは、前記左側の光学素子グループと対称に構成されていて、感光体1Mに対して走査光を導くための光学素子群と、感光体1Cに対して走査光を導くための光学素子群とからなる。感光体1Mに対して走査光を導くための光学素子群は、fθレンズ4−M、ミラー5−1M、トロイダルレンズ6−M、ミラー5−2M、5−3M等であり、この順に進行して防塵ガラス7−Mを経て感光体1Mに達する。
【0013】
感光体1Cに対して走査光を導くための光学素子群は、fθレンズ4−C、ミラー5−1C、トロイダルレンズ6−C、ミラー5−2C、5−3C等であり、この順に進行して防塵ガラス7−Cを経て感光体1Cに達する。
【0014】
感光体1M、1C、fθレンズ4−M、4−C、ミラー5−1M、5−2M、5−1C、5−2C等および防塵ガラス7−M、7−Cは紙面の奥行き方向に長さを有する長尺のミラーからなる。fθレンズ4−Mとfθレンズ4−Cは一体的に構成されているので、fθ光学素子4'と総称する。
【0015】
なお、感光体に対する書込み開始のタイミングを定めるために走査開始端側には、検知センサ9−2が配置されている。この検知センサ9−2は感光体1M、1Cの夫々に向かう走査光Lbを共に検知するものとして共用されており、ミラー5−2Mの一端側で反射された光ビームLbをミラー5−2'M、8−1Mの順に反射させて検知センサ9−2へ導いている。同様に、ミラー5−2Cの一端側で反射された光ビームLbをミラー8−1Mの順に反射させて検知センサ9−2へ導いている。つまり、検知センサ9−2は共用されている。
【0016】
これらミラー5−2'M、8−1M、8−1C等は検知センサ9−2へ走査光Lbを導くためのミラーであるから、長尺である必要はなく小型のミラーが使用されている。これらのミラーも光学素子を構成している。
【0017】
これらの光学素子を立体的に示したのが図5、図6であり、図5は図4における構成の中、イエロー用感光体1Yを走査するための走査光Lbについての光学素子を取り出して示したものであり、図6は全体の光学素子を示したものである。これらの図において、図4で省略していた、左側の光学素子グループに導くためにポリゴンスキャナー3へレーザー光を出射するレーザー光源10−Y、10BK及びシリンドリカルレンズ20−Y、20BKが示されている。また、右側の光学素子グループに導くためにポリゴンスキャナー3へレーザー光を出射するレーザー光源10―C、10―M及びシリンドリカルレンズ20−C、20―Mが示されている。
【0018】
図7にこれらの光学素子を光学ハウジング上に配置装着した状態を示す。図7において、合成樹脂製の光学ハウジング本体20aの中央部にポリゴンスキャナー3が回転軸Oをハウジング20aの底面部に垂直となるように配置されている。
【0019】
回転軸Oと直交する任意の平面を仮想するとき、この仮想平面内において回転軸Oを間にして、x方向に対向するようにして、前記右側の光学素子のグループと、左側の光学素子のグループとが配置されている。
【0020】
図中の表示が繁雑となるので、代表的な光学素子や部品のみ示すと、回転軸Oを間にして、上記仮想平面内においてx方向と直交するy方向上にfθ光学素子4とfθ光学素子4'とが対向して位置しており、これらfθ光学素子4、4'よりもポリゴンスキャナー3寄りの内側部位には多数の補強用のリブ30が光学ハウジング20aの底部から回転軸O方向に立ち上がるようにして立設されており、ポリゴンスキャナー3は、これらのリブ30に囲まれた状態になっている。
【0021】
これらのリブ30の上部は同じ高さに揃えられていて、ユニット内に塵埃が侵入し、光学部品に付着するのを防ぐためカバー20b(図8参照)が被せられて固定されることにより光学ハウジング20は密閉された構造体となり、光走査装置10'を構成する。
【0022】
なお、図7において、円形の開口部40a、40bが形成されているが、開口部40aには図6に示したレーザー光線10―Y、10―BK及びシリンドリカルレンズ20−Y、20―BKを一体的に組み合わせた構成物が装着される。同様に、開口部40bには図6に示したレーザー光線10―C、10―M及びシリンドリカルレンズ20−C、20―Mを一体的に組み合わせた構成物が装着される。そのほか、光学ハウジング本体20aには、図4乃至図6に示した光学素子、部品などが全て装着されている。
【0023】
かかる構成において、ポリゴンスキャナー3が多数のリブ30で囲まれた構成となっているのは、軽量化、量産化等の要請から光学ハウジング本体20aが合成樹脂製であり、その機械的強度を保つためである。特に、ポリゴンスキャナー3は高速回転するものであるから、機械的な強度が弱いと振動を生じて画質に影響を与えてしまうので、これを回避するため、ポリゴンスキャナー3のまわりは、多数のリブで囲んだ状態になっている。但し、fθ光学素子4、4'が対向しているx方向については、リブ30が立ち上がっていると、走査光がリブ30により遮断されてしまうので、これを避けるため、リブ30の一部を凹状に切り欠くことで開口30a、30bを形成している。
【0024】
図7及び図7におけるz'―z'矢視部分断面を示した図8において、ポリゴンスキャナ3の回転に伴い発生する高温の空気流である熱流A−1、A−2は、y方向においてポリゴンスキャナーを囲むように対向しているリブ30により進路を阻まれて還流するため、開口30a、30bを経てfθ光学素子4、4'に向かう流量(図7に矢印で示す)が多くなる。
【0025】
このため本例では特に、fθ光学素子4、4'の温度が上昇して熱膨張により感光体1BK、1Y、1C、1M等に結像される走査光の主走査方向での倍率がそれぞれ異なってしまうため色ずれが発生する。
【0026】
その対策としては、これらの画像形成装置において光学的な倍率の変動を検知して、それぞれの画素クロックを変更したり光路中のミラーを変位させて画像の倍率を補正する技術が特開平08−146319号公報に開示されるように一般化している。
【0027】
しかし、これらの補正をページ毎に動作させることは困難であり、通常はジョブの間に実施される。しかし、一連のジョブの中での倍率変化をその都度補正することは繁雑であり、多くの困難を伴う。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、光走査装置内の発熱要素であるポリゴンスキャナーによる影響を低減し位置(色)ずれの急激な変化を防止することのできる光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を達成するため以下の構成とした。
(1). レーザー光を偏向走査するポリゴンスキャナーと、ポリゴンスキャナー近傍に配置された光学素子と、これらポリゴンスキャナー及び光学素子を支持する光学ハウジングと、前記光学ハウジングを覆うカバー部材とを備えた光走査装置において、前記ポリゴンスキャナーの近傍にポリゴンスキャナーの回転軸に対して傾けて設けられ、且つ走査光がなす仮想平面と交わるような案内面を具備した放熱ガイドを備え、前記放熱ガイドの傾きは、前記ポリゴンスキャナーから離れるに従って前記放熱ガイドと前記カバー部材との間隔が小さくなるように前記光学ハウジングの底部から立ち上がるように高くなる傾きであって、前記放熱ガイドにおける前記ポリゴンスキャナーから最も離れた位置に形成された頂部は、前記カバー部材と一定の隙間が設けられ、この隙間を介して前記ポリゴンミラーの回転による熱流を前記光学ハウジングに拡散させる前記放熱ガイドを、前記光学ハウジングと一体または別体に設けた(請求項1)。
(2). (1)に記載の光走査装置において、前記光学素子に対向する位置であって、前記光学素子よりも前記ポリゴンスキャナー寄りの内側の位置に、前記光学ハウジングの底部から前記ポリゴンスキャナーの回転軸方向に立ち上がるようにして立設された立設部を有し、前記立設部は、前記ポリゴンスキャナーの周囲において前記放熱ガイドが設けられた位置以外の位置で前記ポリゴンスキャナーの周囲を囲み、前記立設部位は、前記ポリゴンスキャナーによって走査された走査光が通過する位置に切り欠きを有することとした(請求項2)。
(3). (1)又は(2)に記載の光走査装置において、前記光学素子は、前記ポリゴンスキャナーを間にして互いに対向する位置に配置され、前記放熱ガイドは、前記ポリゴンスキャナーの中心軸を中心にして、前記光学素子が設けられた方向に対して直交する方向で、かつ前記ポリゴンスキャナーを間にして対向する位置関係で設けた(請求項3)。
(4). (1)乃至(3)の何れかに記載の光走査装置において、前記放熱ガイドが前記光学素子と対向する位置に設けられ、該放熱ガイドは透明な材質で形成されていることとした(請求項4)。
(5). (1)乃至(4)の何れかに記載の光走査装置において、前記光学素子は樹脂製とした(請求項5)。
(6). (1)乃至(5)の何れかに記載の光走査装置において、前記光学ハウジングは樹脂製とした(請求項6)。
(7). (1)乃至(6)の何れかに記載の光走査装置において、前記ポリゴンスキャナーの近傍には前記光学素子として複数のfθ光学素子が配置され、これらのfθ光学素子がそれぞれ別の光路を構成することとした(請求項7)。
(8). 光走査装置から出射される走査光を感光体に導いて露光することにより潜像を形成し、この潜像を可視像化してシート状媒体に転写、定着して画像を得る画像形成装置において、前記光走査装置が(1)乃至(7)のうちの何れか一つに記載されたものであることとした(請求項8)。
【0030】
【発明の実施の形態】
光走査装置について本発明の実施の形態を示した図1、図2において、光学ハウジング本体については、ポリゴンスキャナー3の周辺構造を除いては前記図7に示したものと同じである。また、この光学ハウジング本体に取付けられたfθ光学素子などの光学部品及びその配置については、従来例にかかる前記図7、図8におけるものと同じである。よって、以下の図1、図2においても、従来と異ならない構成については、前記図4乃至図8に示した符号と同じ符号を付して説明する。
【0031】
図1、図2に示すように、ポリゴンスキャナー3の近傍にポリゴンスキャナー3の回転軸Oに対して傾いており、且つ、走査光がなす仮想平面3U、3Dと交わるような案内面60a、60bを具備した放熱ガイド60A、60Bを、光学ハウジング本体20aと一体に設けた。或いは、傾斜した面を有するプレートを光学ハウジング本体20aと別体でつくり、これを光学ハウジングに取付ける構成とすることもできる。
【0032】
リブ30にはポリゴンスキャナー3の中心軸Oを中心にして、切り欠き状の開口30a、30bが形成されている。放熱ガイド60 A 、60 B は、fθ光学素子4、4'が設けられたx方向に対して90°ずれた方向で、ポリゴンスキャナー3を間にして対向する位置関係で設けられている。案内面60a、60bの頂部は、図1に示すようにカバー20bとの間に隙間ができるように構成してある。
【0033】
このように、案内面60a、60bは回転軸Oに対して傾いているので、ポリゴンスキャナーの回転による熱流A−1'、A−2'は、これらの案内面60a、60bに案内されて、カバー20bとの隙間を通り、光学ハウジング内に拡散される。
【0034】
このように、ポリゴンスキャナー3の回転に伴って発生する高温の空気は、案内面60a、60bに沿ってポリゴンスキャナー3から離間した光学ハウジング10内に流出するので、その分、開口30a、30bから流出してfθ光学素子4、4'を加熱していた熱流B−1、B−2が減少し、fθ光学素子4、4'の熱変形を画質に影響が出ない程度まで減少させることができる。これにより、画像に表れる倍率変動を低減することができる。
なお、本例では案内面60a、60bは直線的な傾きを持った平面であるが、連続して傾きが変わるような曲面で構成することもできる。
【0035】
図1において、ポリゴンスキャナー3の第1ミラー3uの走査光による仮想平面を符号3U、第1ミラー3dの走査光による仮想平面を符号3D示すとき、案内面60a、60bは共に、仮想平面3U、3Dと交わるように配置している。第1ミラー3u、第2ミラー3dの回転による熱流はこれらの仮想平面3U、3D上で強い流れとなる。よって、仮想平面3U、3D上に案内面60a、60bを構成することにより、ポリゴンスキャナ―3周辺の高温の空気を第1ミラー3u、第2ミラー3dにより生じた空気の流れに乗せて効率的にポリゴンスキャナー3の周辺外へと導くことが可能となる。最も流れの激しいミラーの高さで斜面が形成されていることで最も流れやすくなるのである。
【0036】
こうして、ポリゴンスキャナー3の回転に伴って発生する高温気流を的確に案内面に当てて当該案内面を経て熱流を拡散させfθ光学素子に伝わるのを効率的に低減させることができる。本例においては、放熱ガイド60A、60Bは光源からの光ビーム(走査光)がfθ光学素子4、4'を通過する領域以外の箇所、即ちfθ光学素子4、4'の配置位置と対応しない位置(対向している対応位置からずれた位置)に設けたが、これに限らず、例えば、案内面が仮想平面と交わるようにしてfθ光学素子の配置位置と対応(対向)する位置に設けてもよい。その場合には、光ビームが放熱ガイドを通過する必要があるため、該放熱ガイドは透明な材質とすることが必要になる。この場合、放熱ガイドの材質は限定されるものの、最も熱流の流れが激しい領域での空気がfθ光学素子に到達しないので、熱の伝導を効率的に低減させることができる。本例では、放熱ガイド60A、60Bはその案内面が、光ビームがなす仮想平面3U、3Dと交わらないように配置しているが、放熱ガイドを光学ハウジングと一体又は別体で光学素子の配置位置と対応しない位置に設ける態様の発明の効果を達成させるだけであるならば、特に仮想平面と交わらない構成にしてもよい。該「放熱ガイドを光学ハウジングと一体又は別体で光学素子の配置位置と対応しない位置に設ける態様」の発明の趣旨は、光学素子が配置されていない領域では温度が上昇してもかまわないので、そちらに熱流を導くことにある。「前記ポリゴンスキャナーの近傍にポリゴンスキャナーの回転軸に対して傾いており、且つ走査光がなす仮想平面と交わるような案内面を具備した放熱ガイドを、前記光学ハウジングと一体または別体に設ける態様」の発明では、案内面が仮想平面と交わるため、放熱ガイド60A、60Bをfθ光学素子と対応する位置に配置する場合には、放熱ガイド60A、60Bを透明にする必要が生じる。放熱ガイド60A、60Bをfθ光学素子と対応しない位置(対応する位置からずれた位置)に配置する場合には、放熱ガイド60A、60Bを透明にする必要は必ずしもない。放熱ガイドを光学ハウジングと一体又は別体で光学素子の配置位置と対応しない位置に設ける態様では、放熱ガイド60A、60Bをfθ光学素子と対応しない位置(対応する位置からずれた位置)に配置するのであるから、放熱ガイド60A、60Bを透明にする必要は必ずしもない。そして、案内面を仮想平面と交わるような配置することで、熱流は案内に当たって案内面に案内されて上方或いは下方に流れる。fθ光学素子など、光学素子は仮想平面上に位置するので、光学素子に直接当たることなく、光学素子の上方或いは、下方に流れる。その場合、光学素子はゆっくり温度上昇するが、急激な変化でないので、実用上では問題を生じない。放熱ガイドを光学素子の配置位置と対応しない位置に配置した場合には、光走査装置内の発熱要素であるポリゴンスキャナーによる光学素子に対する熱による影響を低減し、位置(色)ずれの急激な変化を防止することができる。つまり、書込みユニット内の光学素子が配置されない領域(空間)への熱流を増すことで、該領域(空間)やその近傍の光学ハウジング等の部品温度は上昇する。ここで、ポリゴンスキャナーで発生する熱流の流れが一定とすると、光学素子に至る流れは減少する(無しではない)と考えられる。こうして、書込みユニット内の光学素子が配置されていない領域(空間)に熱流を導くことで、書込みユニット内に積極的に温度分布を生じさせ、光学素子の温度上昇を抑制することができる。光学ハウジングや光学素子が樹脂で製作されている場合には、それぞれの熱伝導率が低いため特に有効である。
【0037】
ポリゴンスキャナー3に近接して配置されているfθ光学素子4、4'はコスト面及び量産化の観点から合成樹脂製のものが使用される。しかし、合成樹脂製だと温度変化による倍率変化の影響が大きい。この点、案内面60a、60bを設け、また、これらの案内面60a、60bを仮想平面3U、3Dと交わるようにしたので、温度変化を低減し熱膨張の大きい合成樹脂製光学素子を使用しても画質への影響を最小限にとどめることができる。装置全体のコストも低減可能となる。
【0038】
光学ハウジング本体20aはコスト面及び量産化の観点から合成樹脂製のものが使用される。しかし、合成樹脂製だと温度変化による変形が大きくなる。また、特に、ポリゴンスキャナー3が装着される部位は、高温となるので熱変形を防止する観点から多数のリブが集中している。このため、リブがポリゴンスキャナー3の回転による放熱を邪魔する壁になり熱流を還流させる。
【0039】
本例では、ハウジング本体20aの底部から垂直に起こされた如きリブを回転軸Oに対して傾斜状にした如き態様となし、熱流をこの案内面に沿わせて拡散させるので、光学ハウジングを樹脂製としても、ポリゴンスキャナー3の熱をfθ光学素子4、4'等に影響を与えることなく拡散させることができる。よって、熱膨張の大きい合成樹脂製光学ハウジングを使用しても光学素子の熱変形による画質への影響を最小限にとどめることができる。装置全体のコストも低減可能となる。
【0040】
ポリゴンスキャナー3の近傍には光学素子としてポリゴンスキャナー3を間に対向して2つのfθ光学素子4、4'が配置され、これらのfθ光学素子4、4'がそれぞれ別の光路を構成する前記図1図2の構成例では、これらの光路それぞれの倍率変動が低減されることになる。つまり、走査方向への走査線の相対位置変動を低減することができることとなり、画質の低下を防止することができる。
【0041】
前記例にかかる本発明による光走査装置10を使用したタンデム型の画像形成装置について説明する。図3において、転写紙を保持する保持機能を有するベルト70は水平方向に対向して配置された2つの支持部材としてのローラー71、72間に展張されている。
【0042】
ベルト70の上側ベルトに沿って矢印で示す回転方向順に、上流側から、BK(ブラック)、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)の各トナー像を担持する感光体1BK、1Y、1C、1Mがベルト70に接するようにして並んでいる。
【0043】
これらの各感光体1BK、1Y、1C、1Mの各まわりには、各回転方向順に、コロナ放電ワイヤを使用した非接触型の帯電装置72BK、72Y、72C,72M、現像装置73BK、73Y、73C、73M、クリーニング手段74BK、74Y、74C、74Mなどが配置されている。各現像装置74BK、74Y、74C、74Mに設けられた現像ローラー75はそれぞれ対応する感光体に近接して配置されている。
【0044】
これら各感光体及びこれら感光体のまわりに配置された帯電装置、現像装置、クリーニング手段などにより画像形成手段が構成されている。つまり、BK、Y、C、Mの各色による画像形成のための手段として、画像形成手段76BK、76Y、76C、76Mがベルト70に対向して順に配置されている。
【0045】
これら画像形成手段76BK、76Y、76C、76Mにおける各感光体1BK、1Y、1C、1Mに対向してベルト70を介して放電ワイヤを使用した非接触型の転写装置77BK、77Y、77C、77Mが配置されている。
【0046】
また、各感光体1BK、1Y、1C、1Mの上方には光書き込み手段10が配置されていて、カラー画像信号に応じて変調された露光光Lbが出射され、各感光体1BK、1Y、1C、1Mにおける帯電装置と現像装置との間の露光部に照射されるようになっている。
【0047】
ベルト10は矢印で示すように反時計回りの向きに回転駆動されるようになっている。ベルト10の上側ベルトの上流端のさらに上流側の位置には一対のレジストローラー78が設けられている。このレジストローラー78に向けて、転写紙Pが給紙コロ79から送り出されるようになっている。
【0048】
ベルト70の上側ベルトの下流端のさらに下流の位置には、定着装置79が配置されている。ベルト70の上側ベルトの上流端部において該ベルト70を支持しているローラー71bの上方には、該ベルト70に転写紙が静電吸着するように転写紙吸着手段としてのコロナ放電ワイヤを使用した非接触型の帯電器80が設けられている。ベルト70の上側ベルトの下流端であってローラー71aと対向する部位には転写紙Pを除電してベルト70から容易に離脱させるべく、除電手段81が設けられている。
【0049】
ベルト70の下側ベルトには、ベルト70の除電を行なうコロナ放電ワイヤを使用した非接触型の除電手段82が設けられ、さらにローラー71b部にはベルト70を介して該ローラー71bに接離可能なクリーニングブレード83が設けられている。接離する理由は、ベルト70の繋ぎ目を回避するためである。
【0050】
これら、ベルト70のまわりに設けられた画像形成手段76BK、76Y、76C、光書き込み手段10、転写装置77BK、77Y、77C、77M、帯電器80、クリーニングブレード83、除電手段81、82などは、画像形成のためのプロセス手段を実行する手段である。
【0051】
この画像形成装置において、画像形成は次のようにして行われる。各感光体1BK、1Y、1C、1Mが回転を始めると、この回転中に暗中においてこれら感光体は帯電装置72BK、72Y、72C,72Mにより均一に帯電され、同一の転写紙P上に重ね転写されるように、書込みのタイミングをずらして走査光Lbが感光体の露光部に照射、走査されて作成すべき画像に対応した潜像が形成され、それぞれ現像装置73BK、73Y、73C、73Mによりトナー像が形成される。
【0052】
一方、給紙部に収納された転写紙Pが給紙コロ79により送り出され、破線で示す搬送経路を経て一対のレジストローラー78の位置で一旦停止し、感光体1BK、1Y、1C、1M上のトナー像と転写部で合致するように送り出しのタイミングを待ち、タイミングが到来するとレジストローラー78に停止していた転写紙Pはレジストローラー78から送り出され、帯電器78によってベルト70に吸着されて搬送される。
【0053】
このときベルト70は繋ぎ目上に転写紙が乗らないようにマークなどで位置制御される。そして、各感光体ドラムのそれぞれのトナー像が、各感光体との当接位置である上記転写部において該転写紙P上に順次転写され、色重ねされて、フルカラートナー画像が形成される。
【0054】
各感光体1BK、1Y、1C、1Mとベルト70とが接している部位は転写部を構成し、これらの転写部には各転写装置77BK、77Y、77C、77Mが位置している。
【0055】
フルカラートナー画像が転写された転写紙Pは除電手段81で除電されてからベルト70より分離され、そのまま定着装置79に搬送され、定着されて排紙トレイ84に排出される。
【0056】
一方、感光体1BK、1Y、1C、1M上に残った残留トナーは感光体の回転と共にクリーニング手段74BK、74Y、74C、74Mに至り、該クリーニング手段を通過する間に清掃されて次の画像形成に備えられる。また、転写紙Pを分離した後のベルト70についても、除電手段82で除電されてからクリーニング手段としてのクリーニングブレード83に至り、クリーニングされて次の転写紙の搬送に備えられる。
【0057】
クリーニングブレード83によりベルト70上をクリーニングするのは、感光体1BK、1Y、1C、1Mからトナー像の一部がベルト70上に転写されることがあり、また、転写紙の紙粉が付着し、これら転写トナーや紙粉などが次の転写紙の裏汚れとなるのを防止するためである。そしてベルト70の繋ぎ目がクリーニングブレード83に到達する直前にクリーニングブレード83を離間し、通り過ぎ次第、当接させる。
【0058】
このようなタンデム型のレーザープリンタによる画像形成装置において、光路中にあるfθ光学素子等の光学素子の温度が各々変化すると熱膨張により主走査方向の倍率がそれぞれ異なってしまう問題があるが、本例のように、本発明が適用された光走査装置10を用いるため、fθ光学素子などの熱変形に起因する色ずれが解消される。
【0059】
なお、カバー20bを熱伝導性の良い材質(たとえばアルミニューム)とし、周囲にファンを配置してポリゴンスキャナー3の回転に同期して冷却を行うようにしたり、光学ハウジング本体20aを金属製にして放熱性を向上させる等のことを行なうことも考えられる。
【0060】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、ポリゴンスキャナーの回転に伴って発生する高温気流を的確に案内面に当ててfθ光学素子に伝わるのを効率的に低減させることができる。
【0062】
請求項5記載の発明では、コスト面で有利な合成樹脂製光学素子を使用しても画質への影響を最小限にとどめることができる。
【0063】
請求項6記載の発明では、コスト面で有利な合成樹脂製光学ハウジングを使用しても画質への影響を最小限にとどめることができる。
【0064】
請求項7記載の発明では、複数の光路それぞれの倍率変動が低減されることになり、走査方向への走査線の相対位置変動が低減されて画質の低下を防止することができる。
【0065】
請求項8記載の発明では、光学素子の熱変形による画質の低下を低減した画像形成装置を提供することができる。
を減少し高画質化が可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光走査装置の要部断面図(図2におけるz―z矢視断面相当)である。
【図2】本発明にかかる光学ハウジングの斜視図である。
【図3】本発明にかかる画像形成装置の要部構成を説明した正面図である。
【図4】光走査装置の光路を説明した本発明、従来技術共通の説明図である。
【図5】イエロー系の光走査手段を説明した本発明、従来技術共通の説明図である。
【図6】光走査装置の光路を説明した本発明、従来技術共通の斜視図である。
【図7】従来技術にかかる光学ハウジングの斜視図である。
【図8】従来技術にかかる光走査装置の要部断面図(図7におけるz'―z'矢視断面相当)である。
【符号の説明】
3ポリゴンスキャナー
4、4' fθ光学素子
60a、60b 案内面
60A、60B 放熱ガイド
O ポリゴンスキャナーの回転軸
Claims (8)
- レーザー光を偏向走査するポリゴンスキャナーと、ポリゴンスキャナー近傍に配置された光学素子と、これらポリゴンスキャナー及び光学素子を支持する光学ハウジングと、前記光学ハウジングを覆うカバー部材とを備えた光走査装置において、
前記ポリゴンスキャナーの近傍にポリゴンスキャナーの回転軸に対して傾けて設けられ、且つ走査光がなす仮想平面と交わるような案内面を具備した放熱ガイドを備え、前記放熱ガイドの傾きは、前記ポリゴンスキャナーから離れるに従って前記放熱ガイドと前記カバー部材との間隔が小さくなるように前記光学ハウジングの底部から立ち上がるように高くなる傾きであって、前記放熱ガイドにおける前記ポリゴンスキャナーから最も離れた位置に形成された頂部は、前記カバー部材と一定の隙間が設けられ、この隙間を介して前記ポリゴンミラーの回転による熱流を前記光学ハウジングに拡散させる前記放熱ガイドを、前記光学ハウジングと一体または別体に設けたことを特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
前記光学素子に対向する位置であって、前記光学素子よりも前記ポリゴンスキャナー寄りの内側の位置に、前記光学ハウジングの底部から前記ポリゴンスキャナーの回転軸方向に立ち上がるようにして立設された立設部を有し、前記立設部は、前記ポリゴンスキャナーの周囲において前記放熱ガイドが設けられた位置以外の位置で前記ポリゴンスキャナーの周囲を囲み、
前記立設部位は、前記ポリゴンスキャナーによって走査された走査光が通過する位置に切り欠きを有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1又は2に記載の光走査装置において、
前記光学素子は、前記ポリゴンスキャナーを間にして互いに対向する位置に配置され、
前記放熱ガイドは、前記ポリゴンスキャナーの中心軸を中心にして、前記光学素子が設けられた方向に対して直交する方向で、かつ前記ポリゴンスキャナーを間にして対向する位置関係で設けられたことを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の光走査装置において、
前記放熱ガイドが前記光学素子と対向する位置に設けられ、
該放熱ガイドは透明な材質で形成されていることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の光走査装置において、
前記光学素子は樹脂製であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の光走査装置において、
前記光学ハウジングは樹脂製であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の光走査装置において、
前記ポリゴンスキャナーの近傍には前記光学素子として複数のfθ光学素子が配置され、これらのfθ光学素子がそれぞれ別の光路を構成することを特徴とする光走査装置。 - 光走査装置から出射される走査光を感光体に導いて露光することにより潜像を形成し、この潜像を可視像化してシート状媒体に転写、定着して画像を得る画像形成装置において、前記光走査装置が請求項1乃至7のうちの何れか一つに記載されたものであることを特徴とする画像形成装置。
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