JP2002196269A - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書込装置及び画像形成装置

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JP2002196269A
JP2002196269A JP2000362370A JP2000362370A JP2002196269A JP 2002196269 A JP2002196269 A JP 2002196269A JP 2000362370 A JP2000362370 A JP 2000362370A JP 2000362370 A JP2000362370 A JP 2000362370A JP 2002196269 A JP2002196269 A JP 2002196269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの光偏向器で複数の光ビームを対称な2
方向に振り分けて偏向走査する光書込装置において、光
偏向器を挟んで対向する光学系によるフレア光が発生し
ても、そのフレア光が反対側の光学系に進入することを
防止する。 【解決手段】 複数の光源ユニット52〜55と、光源
ユニット52〜55からの光ビームL1〜L4を対称な
2方向に振り分けて偏向する光偏向器62と、光偏向器
62を中心にして前記2方向に対称に配置され光偏向器
62により偏向走査される複数の光ビームL1〜L4を
それぞれ対応する像担持体に導き結蔵する光学系63〜
68を備えた光書込装置において、光偏向器62の周辺
であって光偏向器62による光ビームL1〜L4の偏向
走査領域外に遮光部材89,90を設け、この遮光部材
89,90により、前記2方向に配置され互いに対向す
る光学系63〜68からの反射・散乱光(フレア光)を
遮光する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並設された複数の
像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き
込む光書込装置、及びその光書込装置を備え多色画像を
形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ等
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の光源から出射される光ビー
ムを、並設された4つの像担持体(例えば、感光体ドラ
ム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に
形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ
現像して可視像化した後、転写搬送ベルト等に担持され
た記録用紙等の転写材を各像担持体の転写部に順次搬送
し、各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に
重ね合わせて転写した後、転写材上に転写された画像を
定着して多色画像を得るタンデム式のカラー画像形成装
置が知られている。
【0003】このようなタンデム式のカラー画像形成装
置において、従来から各像担持体への潜像書き込みを像
担持体毎に個別的に設けた光書込装置により別個に行う
ものが知られているが、ポリゴンミラーとその駆動用モ
ータからなる光偏向器を用いた光書込装置は比較的高価
であり、各像担持体毎に個別に光書込装置を設けること
は部品コストや製造コストの点で問題がある。また、光
偏向器を有する光書込装置を像担持体の数に対応して複
数設置するためには大きな設置スペースを必要とするた
め、画像形成装置全体が大型化するという問題もある。
【0004】そこで、タンデム式のカラー画像形成装置
の低コスト化、小型化を図るために、複数の像担持体へ
光書込みを行う手段として、光偏向器を複数の光源で共
通化し、一つの光偏向器で複数の光源からの光ビームを
同時に偏向走査して複数の像担持体に照射して光書込み
を行う光書込装置が知られている。そして、この光書込
装置の一例としては、図12に示すように、複数の光源
ユニット101,102,103,104と、その複数
の光源ユニット101,102,103,104からの
光ビームL1,L2,L3,L4を対称な2方向に振り
分けて偏向する光偏向器105と、該光偏向器105を
中心にして前記2方向に対称に配置され、光偏向器10
5により偏向走査される複数の光ビームL1,L2,L
3,L4をそれぞれ対応する被走査面上に導き結像する
光学系106,107,108,109,110,11
1を備えた構成のものがある。
【0005】この光書込装置では、4つの光源ユニット
101,102,103,104はそれぞれ半導体レー
ザ光源とコリメートレンズとを備えた構成であり、この
4つの光源ユニット101,102,103,104か
らの光ビームL1,L2,L3,L4は、例えば、ポリ
ゴンミラーとその駆動用モータからなる光偏向器105
により対称な2方向に2光束ずつ振り分けて偏向走査さ
れる。そして、この偏向走査される4つの光ビームL
1,L2,L3,L4は、光偏向器105を中心にして
前記2方向に対称に配置された結像用レンズ106,1
07や光路折り返し用ミラー108,109,110,
111などからなる光学系を介して図示しない4つの像
担持体の被走査面上に結像され、被走査面上を主走査方
向に等速走査して潜像を書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12に示すような構
成の光書込装置では、4つの光源ユニット101,10
2,103,104からの光ビームL1,L2,L3,
L4を一つの光偏向器105により対称な2方向に2光
束ずつ振り分けて偏向走査し、4つの像担持体に潜像を
書き込む構成なので、光書込装置は一つで済み、タンデ
ム式のカラー画像形成装置の低コスト化、小型化を図る
ことができる。
【0007】しかしながら、図12に示すような光偏向
器105を中心にして光学系106,107,108,
109,110,111を対称に配置し、一つの光偏向
器105で4つの光ビームL1,L2,L3,L4を対
称な2方向に2光束ずつ振り分けて偏向走査する構成の
場合、互いに対向する光学系からのフレア光が問題とな
る。例えば、光偏向器105を挟んで互いに対向する結
像用レンズ106,107の入射面側で光ビームが反射
・散乱された場合に、その反射・散乱された光(フレア
光)が逆方向に進み、反対側の光学系に進入し、その進
入したフレア光が光学系を介して像担持体に照射される
という問題がある。そして、フレア光が像担持体に照射
された場合、画像上に筋状の汚れやゴースト像が発生し
たり、あるいは、フレア光のカブリによる地肌汚れや色
ぼけが発生し、画像品質を劣化させる原因となる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、一つの光偏向器で複数の光ビームを対称な2方向
に振り分けて偏向走査し、光学系を介して複数の像担持
体の被走査面上に照射する構成の光書込装置において、
光偏向器を挟んで互いに対向する光学系によるフレア光
が発生しても、そのフレア光が反対側の光学系に進入す
ることを防止し、フレア光が像担持体の被走査面上に照
射されることを防止することができる手段を提供するこ
とを目的とする。
【0009】また、本発明では、光書込装置内で発生す
るフレア光に起因する画像品質の劣化を防止し、高品質
な多色画像を形成することのできる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の光源と、該複数の光源からの光
ビームを対称な2方向に振り分けて偏向する光偏向器
と、該光偏向器を中心にして前記2方向に対称に配置さ
れ、前記光偏向器により偏向走査される複数の光ビーム
をそれぞれ対応する被走査面上に導き結像する光学系を
備え、複数の前記光源、前記光偏向器及び前記光学系を
一つのハウジングに収納した光書込装置において、前記
ハウジング内の前記光偏向器の周辺であって該光偏向器
による光ビームの偏向走査領域外に、前記2方向に配置
され互いに対向する前記光学系からの反射・散乱光(フ
レア光)を遮光する遮光部材を設けたことを特徴とす
る。
【0011】ここで、図1に一例を示すと、本発明で
は、複数の光源ユニット52,53,54,55と、該
複数の光源ユニットからの光ビームL1,L2,L3,
L4を対称な2方向に振り分けて偏向する光偏向器62
と、この光偏向器62を中心にして前記2方向に対称に
配置され、光偏向器62により偏向走査される複数の光
ビームL1,L2,L3,L4をそれぞれ対応する図示
しない被走査面上に導き結像する光学系(結像用レンズ
63,64や光路折り返し用ミラー65,66,67,
68等)を備えた光書込装置において、光偏向器62の
周辺であって光偏向器62による光ビームL1,L2,
L3,L4の偏向走査領域外に遮光部材89,90を設
け、この遮光部材89,90により前記2方向に配置さ
れ互いに対向する光学系からの反射・散乱光(フレア
光)を遮光する構成としたものである。
【0012】さらに、本発明に係る光書込装置において
は、上記の請求項1記載の発明の構成に加えて、前記遮
光部材は前記光学系が配置される前記ハウジングの基盤
と一体に形成されまたは該基盤に取り付けられ、且つ前
記遮光部材の前記光偏向器の反射面と対向する位置より
前記基盤側には、前記光偏向器の回転によって生じた気
流が逃げる通路となる隙間または切欠きを有する構成と
することが望ましい(請求項2)。
【0013】また、本発明に係る光書込装置において
は、上記の請求項1記載の発明の構成に加えて、前記光
学系が配置される前記ハウジングの基盤に対向する位置
に配置されて少なくとも前記光偏向器を覆うカバーを有
し、前記遮光部材は前記カバーに一体に形成されまたは
該カバーに取り付けられ、且つ前記遮光部材の前記光偏
向器の反射面と対向する位置より前記カバー側には、前
記光偏向器の回転によって生じた気流が逃げる通路とな
る隙間または切欠きを有する構成とすることが望ましい
(請求項3)。
【0014】また、本発明に係る光書込装置において
は、上記の請求項1ないし3のいずれか一記載の発明の
構成に加えて、前記遮光部材は、前記光偏向器の回転中
心軸と対向する位置から該光偏向器の回転方向下流側に
ずらして設置する構成とすることが望ましい(請求項
4)。
【0015】また、本発明に係る光書込装置において
は、上記の請求項1ないし3のいずれか一記載の光書込
装置において、前記遮光部材は、前記光偏向器の回転中
心軸と前記光学系の配置方向とに直交する線上の位置か
ら該光偏向器の回転方向下流側にずらして設置する構成
とすることが望ましい(請求項5)。
【0016】また、本発明に係る光書込装置において
は、上記の請求項4または5記載の発明の構成に加え
て、前記遮光部材は、前記光偏向器の回転によって生じ
た気流を回転方向下流側へ抜けるように導く壁面を有す
る構成とすることが望ましい(請求項6)。
【0017】さらに、本発明では、並設された複数の像
担持体と、その複数の像担持体の被走査面上に光ビーム
を照射して潜像を書き込む光書込手段と、各像担持体に
形成された潜像を異なる色の現像剤で現像して可視像化
する現像手段と、各像担持体の位置に順次転写材を搬送
し各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に重
ね合わせて転写する転写手段と、転写材上に転写された
画像を定着する定着手段を備えた画像形成装置におい
て、前記光書込手段として、請求項1〜6のうちの何れ
か一つに記載の光書込装置を備えた構成としたものであ
り(請求項7)、これにより、光書込装置内で発生する
フレア光が像担持体の被走査面上に照射されることが防
止され、画像品質の劣化が防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。図2は画像形成装置の
概略構成図、図3及び図4は図2に示す画像形成装置に
装備される光書込装置の一構成例を示す図であり、図3
は光書込装置のハウジング内の基盤上面側の構成を示す
平面図、図4は図3のAーA´線部分の断面図である。
また、図3に示す構成から光源ユニット、光偏向器及び
光学系を抜き出してその配置構成を示したものが図1で
あり、図5は図4に示す構成から光偏向器及び光学系を
抜き出してその配置構成を示したものである。図6は遮
光部材周辺の要部断面図、図7は遮光部材の配置位置と
その作用の説明図である。
【0019】図2に示す画像形成装置は、複数の像担持
体として、複数のドラム状の光導電性感光体(以下、感
光体ドラム)1,2,3,4を並設したフルカラー画像
形成装置であり、この4つの感光体ドラム1,2,3,
4は、例えば、図に対して右から順に、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の各色に対応した画像を形成するものである(尚、
色の順はこの限りではなく任意に設定することができ
る)。その4つの感光体ドラム1,2,3,4の各々の
周囲には、電子写真プロセスにより画像形成を行うため
の部材として、各感光体ドラム1,2,3,4において
共通する光書込手段である光書込装置5、帯電部(帯電
ローラ、帯電ブラシ、帯電チャージャ等)6,7,8,
9、現像手段である現像部(Y,M,C,Bkの各色現
像装置)10,11,12,13、転写搬送ベルト22
a及びその裏面に配置された転写手段(転写ローラ、転
写ブラシ等)14,15,16,17を備えた転写搬送
装置22、クリーニング部(クリーニングブレード、ク
リーニングブラシ等)18,19,20,21などが配
設されており、それぞれの感光体ドラム1,2,3,4
に各色の画像形成を行うことが可能になっている。
【0020】光書込装置5は、図1,図3,図4,図5
に示すように、4つの光源ユニット52,53,54,
55と、各光源ユニット52,53,54,55からの
光ビームL1,L2,L3,L4を対称な2方向に振り
分けて偏向走査する光偏向器62と、この光偏向器62
を中心にして前記2方向に対称に配置され、光偏向器6
2により偏向走査される複数の光ビームL1,L2,L
3,L4をそれぞれ対応する感光体ドラム1,2,3,
4の被走査面上に導き結像する光学系(結像用レンズ6
3,64,69,70,71,72、光路折り返し用ミ
ラー65,66,67,68,73,74,75,7
6,77,78,79,80等)を備えており、これら
の構成部材は一つのハウジング50内に収納されてい
る。より具体的には、4つの光源ユニット52,53,
54,55はハウジング50の側壁に設置され、光偏向
器62はハウジング50の基盤51の略中央部に配置さ
れ、光学系は基盤51の上面側と下面側とに分けて配設
されている(図4参照)。また、ハウジング50の上部
と下部とにはカバー87,88が設けられており、下部
側のカバー87には光ビームが通過する開口が設けら
れ、その開口には防塵ガラス83,84,85,86が
取り付けられている。
【0021】この光書込装置5では、図示しない原稿読
取装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置(パ
ーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファクシミ
リの受信部等)から入力される色分解された画像データ
を光源駆動用の信号に変換し、それに従い各光源ユニッ
ト52,53,54,55内の光源(半導体レーザ(L
D))を駆動して光ビームL1,L2,L3,L4を出
射する。各光源ユニット52,53,54,55から出
射された光ビームL1,L2,L3,L4は、面倒れ補
正用のシリンドリカルレンズ56,57,58,59、
反射ミラー60,61(但し、光ビームL1,L4に関
してのみ)を介して光偏向器62に至り、ポリゴンモー
タ62cで等速回転されている2段のポリゴンミラー6
2a,62bで対称な2方向に偏向走査される。尚、図
4,図5の構成では、ポリゴンミラー62a,62bは
L2,L3の光ビーム用と、L1,L4の光ビーム用の
上下2段に分けた構成となっているが、1つの厚めのポ
リゴンミラーで偏向走査する構成としてもよい。
【0022】光偏向器62のポリゴンミラー62a,6
2bで2ビームずつ2方向に偏向走査された光ビームL
1,L2,L3,L4は、例えば、上下2層構成のfθ
レンズ等からなる第1の結像用レンズ63,64をそれ
ぞれ通過し、第1折り返しミラー65,66,67,6
8により折り返されて基盤51の開口部を通過した後、
例えば、長尺トロイダルレンズ等からなる第2の結像用
レンズ69,70,71,72を通過し、第2折り返し
ミラー73,75,77,79、第3折り返しミラー7
4,76,78,80、防塵ガラス83,84,85,
86を介して各色用の感光体ドラム1,2,3,4の被
走査面上に照射され静電潜像を書き込む。
【0023】尚、上記の光書込装置5において、4つの
光源ユニット52,53,54,55は、光源である半
導体レーザ(LD)とその半導体レーザの出射光束をコ
リメートするコリメートレンズから構成され、これらが
ホルダーに一体に組み込まれた構成であるが、白黒画像
形成時に多用されるブラック用の光源ユニット(例え
ば、符号54の光源ユニット)は、高速書込を可能とす
るために、2つ以上の光源(LD)とコリメートレンズ
を備えたマルチビーム構成としてもよい。また、マルチ
ビーム構成とした場合には、ハウジング50の側壁に対
して光学ユニットを光軸中心に回転可能に構成すれば、
副走査方向のビームピッチを調整することができ、白黒
画像形成時に画素密度(例えば、600dpi、120
0dpi等)を切り替えることが可能となる。
【0024】さらに、各光ビームL1,L2,L3,L
4の光路には、主走査方向の走査開始位置の光束を取り
出すための図示しない同期検知用ミラーが設けられてお
り、同期検知用ミラーで反射された光束は、図5中に破
線で示すように同期検知器81,82で受光されて走査
開始の同期信号が出力される。また、図5に示すよう
に、L1,L2,L3の光ビームの光路上に配置された
第3折り返しミラー74,76,78にはスキュー調整
用のステッピングモータ92.93,94が設けられて
おり、L4の光ビームの走査線位置を基準にして、L
1,L2,L3の光ビームの走査線位置のずれを補正し
ている。
【0025】尚、光偏向器62によって偏向走査される
光ビームL1,L2,L3,L4の走査方向が主走査方
向であり、これは各感光体ドラム1,2,3,4の軸方
向である。また、この主走査方向に直交する方向が副走
査方向であり、これは感光体ドラム1,2,3,4の回
転方向(感光体ドラム表面の移動方向)であり、さらに
は後述する転写搬送ベルト22aの搬送方向である。す
なわち、転写搬送ベルト22aの幅方向が主走査方向、
搬送方向が副走査方向となる。
【0026】図2に示すように、併設された4つの感光
体ドラム1,2,3,4の下には、駆動ローラと複数の
従動ローラに張架された転写搬送ベルト22aが配設さ
れており、駆動ローラにより図中に矢印で示す方向に搬
送されている。また、画像形成装置の本体下部には記録
用紙等の転写材を収納した複数の給紙部23,24が設
置されており、これらの給紙部23,24に収納された
転写材が、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラ2
5を介して転写搬送ベルト22aに給紙され、転写搬送
ベルト22aにより担持され搬送される。
【0027】光書込装置5により各感光体ドラム1,
2,3,4に形成された各潜像は、各現像部10,1
1,12,13のY,M,C,Bkの各色のトナーで現
像されて顕像化され、その顕像化されたY,M,C,B
kの各色のトナー画像は、転写搬送装置22の各転写手
段14,15,16,17により転写搬送ベルト22a
上に担持された転写材に順次重ね合わせて転写される。
そして、4色の画像が転写された転写材は定着手段であ
る定着部26に搬送され、定着部26で画像が定着され
た後、排紙ローラ27により排紙トレイ28上に排出さ
れる。
【0028】以上、本発明に係る光書込装置及び画像形
成装置の基本的な構成・動作について説明したが、図1
に示すように光偏向器62を中心にして光学系を対称に
配置し、一つの光偏向器62で4つの光ビームL1,L
2,L3,L4を対称な2方向に2光束ずつ振り分けて
偏向走査する構成の場合、互いに対向する光学系からの
フレア光が問題となる。例えば、光偏向器62を挟んで
互いに対向する第1の結像用レンズ63,64の入射面
で光ビームが反射・散乱された場合に、その反射・散乱
された光(フレア光)が逆方向に進み、反対側の光学系
に進入し、その進入したフレア光が光学系を介して感光
体ドラム1,2,3,4に照射されるという問題があ
る。そして、フレア光が感光体ドラム1,2,3,4に
照射された場合、画像上に筋状の汚れやゴースト像が発
生したり、あるいは、フレア光のカブリによる地肌汚れ
や色ぼけが発生し、画像品質を劣化させる原因となる。
【0029】そこで本発明では、図1,図3に示すよう
に、光偏向器62の周辺であって光偏向器62による光
ビームL1,L2,L3,L4の偏向走査領域外に板状
の遮光部材89,90を設け、この遮光部材89,90
により上述した2方向に配置され互いに対向する光学系
からの反射・散乱光(フレア光)を遮光する構成とし
た。これにより、対向する光学系からのフレア光が感光
体ドラム1,2,3,4に照射されるということが防止
されるので、画像品質の劣化が防止される。
【0030】ここで、光書込装置5のハウジング50の
基盤51及びその周囲の側壁は、樹脂一体成型により形
成されるが、この際、遮光部材89,90は、基盤51
と一体で形成することができる。また、図6に遮光部材
89(90)周辺の断面図を示すが、遮光部材89(9
0)のポリゴンミラー62a,62bの反射面と対向す
る位置より下側(基盤51側)には、ポリゴンミラー6
2a,62bの回転によって生じた気流が逃げる通路と
なる隙間または切欠き91を設けるとよい。
【0031】すなわち、光偏向器62のポリゴンミラー
62a,62bは高速で回転しており、ポリゴンミラー
62a,62bの周囲には気流が発生しているので、ポ
リゴンミラー62a,62bの近傍に遮光部材89,9
0を設けた場合には、遮光部材89,90に気流が当た
り、騒音や振動が発生する場合がある。しかし、図6に
示すように、遮光部材89(90)のポリゴンミラー6
2a,62bの反射面と対向する位置より下側(基盤5
1側)に隙間または切欠き91を設けた場合には、この
隙間または切欠き91の部分が気流の逃げ道となるの
で、遮光部材89(90)に対する気流の当たりが弱く
なり、騒音や振動の発生を大幅に低減させることができ
る。
【0032】なお、遮光部材89とカバー88との間に
形成される隙間部分も、ポリゴンミラー62a,62b
の回転によって生じた気流が逃げる通路とされている。
【0033】ところで、遮光部材89,90は光偏向器
62の周辺であって光偏向器62による光ビームL1,
L2,L3,L4の偏向走査領域外に設けられている
が、図7(a)、(b)に示すように、光偏向器62の
ポリゴンミラー62a(62b)の回転中心軸62dと
光学系の配置方向とに直交する線“A”上に配置した場
合、気流が遮光部材89(90)の壁面95に略直交す
る方向から当たることになるので、気流の乱れが大きく
なり、騒音や振動が発生し易くなる。また、この配置位
置では、ポリゴンミラー62a(62b)の回転位置が
図7(b)の位置になったときに、遮光部材89(9
0)とポリゴンミラー62a(62b)の反射面との間
の隙間が広くなるので、一部のフレア光がこの隙間から
洩れてしまい、遮光効果が低減するという問題がある。
【0034】そこで、これらの問題を解決する手段とし
て、図7(c)、(d)に示すように、遮光部材89
(90)は、光偏向器62のポリゴンミラー62a(6
2b)の回転中心軸62dと対向する位置から、ポリゴ
ンミラー62a(62b)の回転方向下流側にずらして
設置する構成、言い換えると、光偏向器62のポリゴン
ミラー62a(62b)の回転中心軸62dと光学系の
配置方向とに直交する線“A”上の位置から、ポリゴン
ミラー62a(62b)の回転方向下流側にずらして配
置する構成とする。遮光部材89(90)の壁面95
は、ポリゴンミラー62a(62b)の回転によって生
じた気流を回転方向下流側へ抜けるように導く向きに向
けられている。
【0035】このような位置に遮光部材89(90)を
配置した場合には、気流は遮光部材89(90)の壁面
95に沿って進行するとともに遮光部材89(90)の
先端側へ抜けるように流れるので、遮光部材89(9
0)を設けても気流の乱れが発生しにくくなり、遮光部
材89(90)に対する気流の当たりが非常に弱くな
る。また、この場合にも、図6に示したように、遮光部
材89(90)の下部側(基盤51側)に隙間または切
欠き91を設けておくことにより、基盤51側における
気流の逃げ道もできるので、騒音や振動の発生をさらに
低減させることができる。
【0036】さらに、この配置位置にした場合には、光
学系側からみて遮光部材89(90)の先端をポリゴン
ミラー62a(62b)にかかるように迫り出させるこ
とができるので、ポリゴンミラー62a(62b)の回
転位置が図7(d)の位置になった時にもフレア光が洩
れる隙間が発生しないので、良好な遮光効果が得られ
る。
【0037】なお、本実施の形態では、遮光部材89,
90をハウジング50の基盤51に一体形成した場合を
例に挙げて説明したが、遮光部材89,90をハウジン
グ50とは別体に形成し、ビス止め、接着等により基盤
51に取り付けてもよい。
【0038】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図8
に基づいて説明する。なお、図1ないし図7において説
明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略す
る(以下の実施の形態でも同じ)。図8は光書込装置に
おける光源ユニット、光偏向器及び光学系を抜き出して
その配置構成を示した平面図である。
【0039】本実施の形態の光書込装置5aの基本的な
構成は第1の実施の形態の光書込装置5と同じであり、
異なる点は、遮光部材90に換えて遮光部材96を設け
た点である。遮光部材96は、光偏向器62による光ビ
ームL1,L2,L3,L4の偏向走査領域外であっ
て、ポリゴンミラー62a(62b)における光源ユニ
ット52,53,54,55に対向する側の反対側を囲
む弧状に形成されている。また、この遮光部材96はハ
ウジング50の基盤51に一体に形成されている。遮光
部材89は第1の実施の形態の遮光部材89と同じもの
である。
【0040】遮光部材96は、ポリゴンミラー62a
(62b)を囲む弧状に形成されているので、フレア光
に対する遮光効果を充分に高めることができる。
【0041】また、遮光部材96がポリゴンミラー62
a(62b)を囲む弧状に形成されているので、ポリゴ
ンミラー62a(62b)の回転によって生じた気流が
遮光部材96の内周面に沿って滑らかに回転し、気流が
遮光部材96に強く当たるということがなく、気流が遮
光部材96に当たることが原因となる騒音や振動の発生
が低減される。
【0042】つぎに、本発明の第3の実施の形態を図9
ないし図11に基づいて説明する。図9は断面図、図1
0はカバーを外した状態を示す平面図、図11は遮光部
材89aの周辺を示す断面図である。
【0043】実施の形態の光書込装置5bの基本的な構
成は第2の実施の形態の光書込装置5aと同じであり、
異なる点は、第2の実施の形態では遮光部材89をハウ
ジング50の基盤51に一体に形成したのに対し、この
遮光部材89と同じ働きをする遮光部材89aをカバー
88aに取り付けた点である。カバー88aは、ハウジ
ング50内の温度を均一に維持するために熱伝導性の良
い金属で形成され、カバー88aへの遮光部材89aの
取り付けは、ビス止め又は接着により行われている。な
お、遮光部材89aをカバー88aと一体に形成しても
よい。
【0044】また、図11に遮光部材89a周辺の断面
図を示すが、遮光部材89aのポリゴンミラー62a,
62bの反射面と対向する位置より上側(カバー88a
側)には、ポリゴンミラー62a,62bの回転によっ
て生じた気流が逃げる通路となる隙間または切欠き91
aを設けるとよい。このような隙間または切欠き91a
を設けることにより、遮光部材89aに対する気流の当
たりが弱くなり、騒音や振動の発生を大幅に低減させる
ことができる。なお、遮光部材89aとハウジング50
の基盤51との間の隙間部分も、ポリゴンミラー62
a,62bの回転によって生じた気流が逃げる通路とさ
れている。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、複数の複数の
光源と、該複数の光源からの光ビームを対称な2方向に
振り分けて偏向する光偏向器と、該光偏向器を中心にし
て前記2方向に対称に配置され、前記光偏向器により偏
向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応する被走査
面上に導き結像する光学系を備え、複数の光源、光偏向
器及び光学系を一つのハウジングに収納した光書込装置
において、前記ハウジング内の光偏向器の周辺であって
該光偏向器による光ビームの偏向走査領域外に、前記2
方向に配置され互いに対向する光学系からの反射・散乱
光(フレア光)を遮光する遮光部材を設けたことによ
り、光偏向器を挟んで互いに対向する光学系によるフレ
ア光が発生しても、そのフレア光が反対側の光学系に進
入することを防止することができ、フレア光が像担持体
の被走査面上に照射されることを防止することができ
る。
【0046】また、請求項2記載の発明に係る光書込装
置においては、上記の請求項1記載の発明の構成に加え
て、前記遮光部材は前記光学系が配置されるハウジング
の基盤と一体に形成されまたは該基盤に取り付けられ、
且つ前記遮光部材の前記光偏向器の反射面と対向する位
置より前記基盤側には、前記光偏向器の回転によって生
じた気流が逃げる通路となる隙間または切欠きを有する
構成とすることにより、この隙間または切欠きの部分が
気流の逃げ道となるので、遮光部材に対する気流の当た
りが弱くなり、騒音や振動の発生を低減させることがで
きる。
【0047】また、請求項3記載の発明に係る光書込装
置においては、上記の請求項1記載の発明の構成に加
え、前記光学系が配置される前記ハウジングの基盤に対
向する位置に配置されて少なくとも前記光偏向器を覆う
カバーを有し、前記遮光部材は前記カバーに一体に形成
されまたは該カバーに取り付けられ、且つ前記遮光部材
の前記光偏向器の反射面と対向する位置より前記カバー
側には、前記光偏向器の回転によって生じた気流が逃げ
る通路となる隙間または切欠きを有する構成とすること
により、この隙間または切欠きの部分が気流の逃げ道と
なるので、遮光部材に対する気流の当たりが弱くなり、
騒音や振動の発生を低減させることができる。
【0048】また、請求項4記載の発明に係る光書込装
置においては、上記の請求項1ないし3のいずれか一記
載の発明の構成に加え、前記遮光部材は、前記光偏向器
の回転中心軸と対向する位置から該光偏向器の回転方向
下流側にずらして設置する構成とすることにより、気流
は遮光部材の壁面に沿って先端へ抜けるような流れとな
るので、気流の乱れが発生しにくくなり、遮光部材に対
する気流の当たりを非常に弱くすることができ、騒音や
振動の発生をさらに低減させることができる。また、こ
の配置位置にした場合には、光学系側から見て遮光部材
の先端を光偏向器の反射面にかかるように迫り出させる
ことが可能となるので、フレア光が洩れる隙間が発生し
にくくなり、良好な遮光効果が得られる。
【0049】また、請求項5記載の発明に係る光書込装
置においては、上記の請求項1ないし3のいずれか一記
載の発明の構成に加え、前記遮光部材は、前記光偏向器
の回転中心軸と前記光学系の配置方向とに直交する線上
の位置から該光偏向器の回転方向下流側にずらして設置
する構成とすることにより、光学系側から見て遮光部材
の先端を光偏向器の反射面にかかるように迫り出させる
ことが可能となるので、フレア光が洩れる隙間が発生し
にくくなり、良好な遮光効果が得られる。
【0050】また、請求項6記載の発明に係る光書込装
置においては、上記の請求項5記載の発明の構成に加
え、前記遮光部材は、前記光偏向器の回転によって生じ
た気流を回転方向下流側へ抜けるように導く壁面を有す
る構成とすることにより、光変更器の回転により生じた
気流は遮光部材の壁面に沿って先端へ抜けるような流れ
となるので、気流の乱れが発生しにくくなり、遮光部材
に対する気流の当たりを非常に弱くすることができ、騒
音や振動の発生をさらに低減させることができる。
【0051】さらに、請求項7記載の発明では、並設さ
れた複数の像担持体と、その複数の像担持体の被走査面
上に光ビームを照射して潜像を書き込む光書込手段と、
各像担持体に形成された潜像を異なる色の現像剤で現像
して可視像化する現像手段と、各像担持体の位置に順次
転写材を搬送し各像担持体上に形成された各色の可視像
を転写材に重ね合わせて転写する転写手段と、転写材上
に転写された画像を定着する定着手段を備えた画像形成
装置において、前記光書込手段として、上述した構成の
光書込装置を備えたことにより、光書込装置内で発生す
るフレア光が像担持体の被走査面上に照射されることが
防止されるので、画像品質の劣化が防止される。したが
って、光書込装置内で発生するフレア光に起因する画像
品質の劣化を防止でき、高品質な多色画像を形成するこ
とができる画像形成装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光書込装置におけ
る、光源ユニット、光偏向器、光学系及び遮光部材の配
置構成を示す概略平面図である。
【図2】画像形成装置の概略構成図である。
【図3】図2に示す画像形成装置に装備される光書込装
置のハウジング内の基盤上面側の構成を示す平面図であ
る。
【図4】図3に示す光書込装置のA−A´線断面図であ
る。
【図5】図4に示す光書込装置の構成から光偏向器及び
光学系を抜き出してその配置構成を示した図である。
【図6】遮光部材周辺の要部断面図である。
【図7】光偏向器に対する遮光部材の配置位置とその作
用の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の光書込装置におけ
る、光源ユニット、光偏向器、光学系及び遮光部材の配
置構成を示す概略平面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の光書込装置を示す
断面図である。
【図10】カバーを外した状態を示す平面図である。
【図11】遮光部材周辺の要部断面図である。
【図12】従来例の光書込装置における、光源ユニッ
ト、光偏向器及び光学系の配置構成を示す概略平面図で
ある
【符号の説明】
1,2,3,4 像担持体 5,5a,5b 光書込装置、光書込手段 10,11,12,13 現像手段 14,15,16,17 転写手段 26 定着装置 52,53,54,55 光源 50 ハウジング 51 基盤 62 光偏向器 63〜80 光学系 88a カバー 89,89a,90,96 遮光部材 91,91a 隙間または切欠き 95 壁面 L1,L2,L3,L4 光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA51 BA90 CA39 DA12 DA22 DA27 DA29 DA33 2H045 AA01 BA22 BA34 CB63 DA02 DA04 5C072 AA03 BA15 BA20 DA15 DA21 DA30 HA02 HA06 XA01 XA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源と、該複数の光源からの光ビ
    ームを対称な2方向に振り分けて偏向する光偏向器と、
    該光偏向器を中心にして前記2方向に対称に配置され、
    前記光偏向器により偏向走査される複数の光ビームをそ
    れぞれ対応する被走査面上に導き結像する光学系を備
    え、複数の前記光源、前記光偏向器及び前記光学系を一
    つのハウジングに収納した光書込装置において、 前記ハウジング内の前記光偏向器の周辺であって該光偏
    向器による光ビームの偏向走査領域外に、前記2方向に
    配置され互いに対向する前記光学系からの反射・散乱光
    (フレア光)を遮光する遮光部材を設けたことを特徴と
    する光書込装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光書込装置において、 前記遮光部材は前記光学系が配置される前記ハウジング
    の基盤と一体に形成されまたは該基盤に取り付けられ、
    且つ前記遮光部材の前記光偏向器の反射面と対向する位
    置より前記基盤側には、前記光偏向器の回転によって生
    じた気流が逃げる通路となる隙間または切欠きを有する
    ことを特徴とする光書込装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光書込装置において、 前記光学系が配置される前記ハウジングの基盤に対向す
    る位置に配置されて少なくとも前記光偏向器を覆うカバ
    ーを有し、前記遮光部材は前記カバーに一体に形成され
    または該カバーに取り付けられ、且つ前記遮光部材の前
    記光偏向器の反射面と対向する位置より前記カバー側に
    は、前記光偏向器の回転によって生じた気流が逃げる通
    路となる隙間または切欠きを有することを特徴とする光
    書込装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一記載の光
    書込装置において、 前記遮光部材は、前記光偏向器の回転中心軸と対向する
    位置から該光偏向器の回転方向下流側にずらして設置す
    ることを特徴とする光書込装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか一記載の光
    書込装置において、 前記遮光部材は、前記光偏向器の回転中心軸と前記光学
    系の配置方向とに直交する線上の位置から該光偏向器の
    回転方向下流側にずらして設置することを特徴する光書
    込装置。
  6. 【請求項6】 前記遮光部材は、前記光偏向器の回転に
    よって生じた気流を回転方向下流側へ抜けるように導く
    壁面を有することを特徴とする請求項4または5記載の
    光書込装置。
  7. 【請求項7】 並設された複数の像担持体と、その複数
    の像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書
    き込む光書込手段と、各像担持体に形成された潜像を異
    なる色の現像剤で現像して可視像化する現像手段と、各
    像担持体の位置に順次転写材を搬送し各像担持体上に形
    成された各色の可視像を転写材に重ね合わせて転写する
    転写手段と、転写材上に転写された画像を定着する定着
    手段を備えた画像形成装置において、 前記光書込手段として、請求項1〜6のうちの何れか一
    つに記載の光書込装置を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
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