JP6156072B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

シートに画像を形成するための画像形成位置を補正するための技術に関する。
従来から、シートに画像を形成するための画像形成位置を補正する位置補正機能を有する画像形成装置がある(特許文献1参照)。この画像形成装置は、画像形成部、搬送体、および、センサを備え、画像形成部により、位置検出用のマークを搬送体に形成し、センサにより、そのマークの位置を検出し、その検出されたマークの位置に基づき、画像形成位置を補正する。
特開2008−225192号公報
ところで、画像形成装置は、例えばポリゴンミラーや定着器などの稼働部を有し、この稼働部が稼働することによって熱を発することがあり、その熱の影響によっても画像形成位置がずれることがある。そして、その熱の影響は、先回以前の画像形成時と今回の画像形成時とで異なる場合があり、この場合、今回の画像形成において、先回以前の画像形成時と同じ画像形成位置で画像を形成すると、画像形成位置が理想の位置からずれてしまうおそれがある。
本明細書では、稼働部が発する熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像形成装置は、稼働部を有する形成部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記形成部に画像を形成させる形成処理と、先回以前の画像形成から今回の画像形成までの期間における前記稼働部の稼働量に応じた調整量を決定する決定処理と、前記先回以前の画像形成における前記形成部の画像形成位置を、前記決定処理で決定した前記調整量に基づき調整し、その調整後の画像形成位置を、前記今回の画像形成における画像形成位置とする調整処理と、を実行する。
先回以前の画像形成から今回の画像形成の開始までの期間における稼働部の稼働量から、上記期間における稼働部が発した熱による画像形成位置のずれ量を予測することが可能である。そこで、この画像形成装置は、上記期間における稼働部の稼働量に応じた調整量を決定し、先回以前の画像形成位置を、その調整量に基づき調整し、その調整後の画像形成位置を、今回の画像形成における画像形成位置とする。これにより、稼働部が発する熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、搬送体と、検出部と、を備え、前記制御部は、前記形成部が形成し前記搬送体が搬送するマークの位置を、前記センサからの信号に基づき検出する検出処理を実行し、前記先回以前の画像形成が前記マークの形成である場合、前記調整処理では、前記先回以前の画像形成位置に代えて、前記検出処理で検出した前記マークの位置に対応する画像形成位置を前記調整量に基づき調整してもよい。
この画像形成装置は、先回以前の画像形成がマークの形成である場合、先回以前の画像形成位置に代えて、前記検出処理で検出した前記マークの位置に対応する画像形成位置を調整量に基づき調整する。これにより、先回以前の画像形成位置が、マークの位置に対応する比較的正確な画像形成位置に変更されるため、先回以前の調整誤差等により画像形成位置のずれが増大することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記決定処理では、前記期間における単位時間当たりの前記稼働部の稼働量である単位稼働量に応じた係数を、当該期間の長さに乗算した量に基づき、前記調整量を決定してもよい。
この画像形成装置は、当該期間における単位時間当たりの稼働部の稼働量である単位稼働量に応じた係数を、上記期間の長さに乗算した量に基づき、調整量を決定する。
上記画像形成装置では、前記制御部は、先回の画像形成から前記今回の画像形成までの経過時間をカウントするカウント処理を実行し、前記決定処理では、前記カウント処理でカウントした前記経過時間に応じた値を、前記係数としてもよい。
先回の画像形成から今回の画像形成までの経過時間が短いほど、稼働部の単位稼働量が大きい可能性が高い。そこで、この画像形成装置は、先回の画像形成から今回の画像形成までの経過時間に応じた値を、係数とする。これにより、稼働部の単位稼働量を直接に測定することなく、調整量を決定することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記決定処理では、前記稼働量が基準量より大きいことに応じて、前記調整量を大きくし、前記稼働量が基準量より小さいことに応じて、前記調整量を小さくしてもよい。
この画像形成装置は、稼働部の稼働量が基準量より大きいことに応じて、調整量を大きくし、稼働量が基準量より小さいことに応じて、調整量を小さくする。これにより、稼働部の発熱量の増加により画像形成位置のずれ量が大きくなった場合だけでなく、稼働部の発熱量の減少により画像形成位置のずれ量が小さくなった場合でも、画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記形成部は、光源、ポリゴンミラー、ポリゴンモータ、および、感光体を有し、光源からの光を、前記ポリゴンモータによって回転するポリゴンミラーで反射させて前記感光体を露光する構成であり、前記稼働部の稼働量は、前記ポリゴンモータの稼働量でもよい。
この画像形成装置によれば、ポリゴンモータが発する熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、第1回転速度で回転する動作と、前記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転する動作とを、前記ポリゴンモータに実行させる回転処理を実行し、前記決定処理では、前記第2回転速度で前記ポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合、前記第1回転速度で前記ポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合に比べて、前記調整量を小さくしてもよい。
ポリゴンモータの回転速度が遅いほど、シートに画像形成を行っている間におけるポリゴンモータの発熱量が小さくなり、その分だけ、画像形成位置のずれ量が小さくなり得る。そこで、この画像形成装置は、第1回転速度でポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合に比べて、当該第1回転速度よりも遅い第2回転速度でポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合、調整量を小さくする。これにより、ポリゴンモータの回転速度の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記形成部は、前記ポリゴンミラーで反射した光を前記感光体に導く第1光学系、および、当該第1光学系よりも前記ポリゴンモータに近い位置に配置され前記ポリゴンミラーで反射した光を前記感光体に導く第2光学系を有し、前記決定処理では、前記第2光学系を用いてシートに画像形成を行う場合、前記第1光学系を用いてシートに画像形成を行う場合に比べて、前記調整量を大きくしてもよい。
ポリゴンモータに近い位置に配置された光学系ほど、ポリゴンモータからの熱の影響により大きく変形や変位し、画像形成位置のずれ量が大きくなり得る。そこで、この画像形成装置は、第1光学系を用いてシートに画像形成を行う場合に比べて、当該第1光学系よりもポリゴンモータに近い位置に配置された第2光学系を用いてシートに画像形成を行う場合、調整量を大きくする。これにより、ポリゴンモータから光学系までの距離の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、第1搬送速度でシートを搬送する動作と、当該第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度でシートを搬送する動作とを、前記搬送体に行わせる搬送処理を実行し、前記決定処理では、前記第2搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合、前記第1搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合に比べて、前記調整量を大きくしてもよい。
シートの搬送速度が遅いほど、シートに画像形成を行っている間における稼働部の発熱量が多くなり、その分だけ、画像形成位置のずれ量が大きくなり得る。そこで、この画像形成装置は、第1搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合に比べて、当該第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合、調整量を大きくする。これにより、シートの搬送速度の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
上記画像形成装置では、前記制御部は、前記決定処理では、前記稼働量に応じた調整量が、予め定められた規定範囲外になったことに応じて、当該調整量を前記規定範囲以内の量にしてもよい。
この画像形成装置は、稼働量に応じた調整量が、予め定められた規定範囲外になったことに応じて、当該調整量を規定範囲以内の量にする。これにより、画像形成位置が、実際のずれ量とは全く乖離した位置に補正されることを抑制することができる。
なお、この発明は、画像形成装置、画像形成方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した不揮発性の記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、稼働部が発する熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することが可能である。
一実施形態に係るプリンタの機械的構成を示す概要図 マークセンサの配置および位置ずれ検知用のマークの例を示す図 プリンタの電気的構成を示すブロック図 印刷時処理を示すフローチャート ずれ量と画像形成の速度との関係を示すグラフ ずれ取得処理を示すフローチャート 電源オン時処理を示すフローチャート
一実施形態のプリンタ1について図1〜図7を参照しつつ説明する。プリンタ1は、例えば4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)を用いて画像を形成する直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタである。プリンタ1は、画像形成装置の一例である。なお、以下の説明では、図1の紙面右側をプリンタ1の前側Fとし、紙面奥側をプリンタ1の右側Rとし、紙面上側をプリンタ1の上側Uとする。また、プリンタ1の各構成部品や用語を色毎に区別する場合、その構成部品等の符号の末尾に各色を意味するK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付すものとする。図1では、各色間で同一の構成部品については、適宜符号が省略されている。
プリンタ1は、本体ケース2、シート供給部3、ベルトユニット4、画像形成部5、および、排出ローラ6を備える。本体ケース2の上面には、排出トレイ2Aが設けられている。
シート供給部3は、供給トレイ11、送り出しローラ12、レジストローラ13、および、レジセンサ14を有する。供給トレイ11は、本体ケース2の底部に設けられ、複数のシートWを積載可能である。送り出しローラ12は、供給トレイ11内のシートWを1枚ずつレジストローラ13へ送り出す。
レジストローラ13は、シートWを、次述するベルトユニット4上へ搬送する。レジセンサ14は、レジストローラ13とベルトユニット4との間に検出領域を有し、当該検出領域内におけるシートWの有無に応じた検出信号を出力する。なお、このレジセンサ14によるシートW先端の検知タイミングに基づいて、シートWに対する画像の書き出しタイミングが決定される。
ベルトユニット4は、支持ローラ21と駆動ローラ22との間に、環状のベルト23を張架した構成になっている。ベルト23は搬送体の一例である。ベルトユニット4は、ベルト23が図示反時計周り方向に循環移動し、ベルト23上面に静電吸着されたシートWが後方の定着部33へ搬送される。ベルト23の内側には、転写ローラ54が設けられている。なお、ベルトユニット4の下方には、ベルト23表面に付着したトナーや紙粉等を回収するクリーナ24が設けられている。
画像形成部5は、形成部の一例であり、スキャナ部31、プロセス部32K〜32C、定着部33などを備える。
スキャナ部31は、各色の画像データに基づいたレーザ光LK,LY,LM,LCを、各色の感光ドラム52K〜52Cの表面にそれぞれ照射して露光する。具体的には、スキャナ部31は、箱形のケース40内に、光源41(図3参照)、ポリゴンミラー42、ポリゴンモータ43、光学系44K〜44Cを備えて構成されている。
光源41は、各色に対応した4つのレーザ発光部を有する。ポリゴンミラー42は、複数の反射面を有する回転多面鏡であり、ケース40の略中央位置において、上下方向に沿った軸を中心に回転可能に設けられている。以下、反射面は6つであるものとする。ポリゴンモータ43は、稼働部の一例であり、ポリゴンミラー42を回転駆動させる。
ブラックに対応するレーザ発光部は、ブラックの画像データに基づいて変調されたレーザ光LKを出射する。ポリゴンミラー42は、そのレーザ光LKを、一反射面により前側に反射させる。ブラックの光学系44Kは、ポリゴンミラー42で反射されたレーザ光LKを、ブラックに対応する感光ドラム52Kに導く。具体的には、ブラックの光学系44Kは、レーザ光LKを、第1走査レンズ45A及びハーフミラー46を通過させ、反射ミラー47A,47Bにより下向きに向きを変え、第2走査レンズ48Kを通過させて、ブラックの感光ドラム52K上に照射させる構成である。
イエローに対応するレーザ発光部は、イエローの画像データに基づいて変調されたレーザ光LYを出射する。ポリゴンミラー42は、このレーザ光LYを、一反射面により前側に反射させる。イエローの光学系44Yは、ポリゴンミラー42で反射されたレーザ光LYを、イエローに対応する感光ドラム52Yに導く。具体的には、イエローの光学系44Yは、レーザ光LYを、第1走査レンズ45Aを通過させ、ハーフミラー46及び反射ミラー47C,47Dにより下向きに向きを変え、第2走査レンズ48Yを通過させて、イエローに対応する感光ドラム52Y上に照射させる構成である。
マゼンタに対応するレーザ発光部は、マゼンタの画像データに基づいて変調されたレーザ光LMを出射する。ポリゴンミラー42は、そのレーザ光LMを、一反射面により後側に反射させる。マゼンタの光学系44Mは、ポリゴンミラー42で反射されたレーザ光LMを、マゼンタに対応する感光ドラム52Mに導く。具体的には、マゼンタの光学系44Mは、レーザ光LMを、第1走査レンズ45Bを通過して、反射ミラー47E,47F,47Gにより下向きに向きを変え、第2走査レンズ48Mを通過させて、マゼンタに対応する感光ドラム52M上に照射させる構成である。
シアンに対応するレーザ発光部は、シアンの画像データに基づいて変調されたレーザ光LCを出射する。ポリゴンミラー42は、そのレーザ光LCを、一反射面により後側に反射させる。シアンの光学系44Cは、ポリゴンミラー42で反射されたレーザ光LCを、シアンに対応する感光ドラム52Cに導く。具体的には、シアンの光学系44Cは、レーザ光LCを、第1走査レンズ45Bを通過させ、反射ミラー47H,47Iにより下向きに向きを変え、第2走査レンズ48Cを通過させて、シアンに対応する感光ドラム52C上に照射させる構成である。
そして、各色に対応するレーザ光LK〜LCは、ポリゴンミラー42の回転により、各色に対応する感光ドラム52K〜52Cの表面上を左右方向に沿って1ライン毎に走査されることで、各感光ドラム52K〜52Cが露光される。なお、各第1走査レンズ45A,45Bは、例えばfθレンズなどの収束レンズであり、第1走査レンズ45Aと第1走査レンズ45Bとは、ポリゴンミラー42を中心に対向する位置に配置されている。4つの第2走査レンズ48K〜48Cは、各色に対応しており、ベルト23の搬送方向に沿って並んで配置されている。各第2走査レンズ48K〜48Cは、例えばトーリックレンズである。
ここで、イエローおよびマゼンタの光学系44Y、44Mは、ブラックおよびシアンの光学系44K、44Cに比べて、全体として、ポリゴンモータ43に近い位置に配置されているため、このポリゴンモータ43の回転によって発生する熱の影響に起因して大きく変形や変位する可能性が高い。なお、ブラックおよびシアンの光学系44K、44Cは第1光学系の一例であり、イエローおよびマゼンタの光学系44Y、44Mは第2光学系の一例である。
ブラックに対応するプロセス部32Kは、現像部51、感光ドラム52K、帯電部53、および、転写ローラ54を有する。現像部51は、現像ローラ51Aを有し、ブラックのトナーを、感光ドラム52K上に供給する。
感光ドラム52Kの表面は、帯電部53により帯電され、その帯電された部分がスキャナ部31によるレーザ光LKの走査により露光されることにより静電潜像が形成される。そして、その静電潜像に現像部51からトナーが供給されることで、感光ドラム52K上にブラックのトナー像が形成される。
感光ドラム52K上に担持されたトナー像は、感光ドラム52Kと転写ローラ54Kとの間で、ベルト23、または、当該ベルト23上のシートW上に転写される。イエロー、マゼンタ、シアンに対応するプロセス部32Y〜32Cは、トナーの色以外は、ブラックに対応するプロセス部32Kと同様の構成であるものとし、具体的構成の説明は省略する。感光ドラム52K〜52Cは感光体の一例である。
こうして各色のトナー像が転写されたシートWは、次いで定着部33に搬送される。定着部33は、シートW上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。定着部33を通過したシートWは、排出ローラ6により上方へ搬送され、排出トレイ2A上に排出される。
プリンタ1は、更に、マークセンサ7を備える。マークセンサ7は、検出部の一例であり、ベルト23上におけるマーク80の有無に応じた検出信号を出力する。具体的には、マークセンサ7は,図2に示すように、ベルト23の横幅方向、同図では左右方向の右側に配置されたセンサ7Rと,左側に配置されたセンサ7Lとによって構成されている。
各センサ7R,7Lは、例えばLED等の発光素子61と、例えばフォトトランジスタ等の受光素子62とを有する反射型の光学センサである。マークセンサ7は,発光素子61にてベルト23の表面上の検出領域Eに対して光を照射し,その光を受光素子62が受光する構成になっている。そして、マークセンサ7は、プロセス部32K〜32Cによって形成され、ベルト23上に転写されたマーク80が検出領域E内に有る場合と無い場合との受光素子62での受光量の違いに応じた検出信号を出力する。
図3に示すように、プリンタ1は、上述したシート供給部3,ベルトユニット4,および、画像形成部5、マークセンサ7に加え、中央処理装置(以下、CPU)71、ROM72、RAM73、不揮発性メモリ74、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)75、表示部76、操作部77、ネットワークインターフェース78を有する。
ROM72には、各種のプログラムが記憶されており、各種のプログラムには、例えば、後述する印刷時処理等を実行するためのプログラムや、画像形成部5等の各部の動作を制御するためのプログラムが含まれる。RAM73は、CPU71が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。
不揮発性メモリ74には、後述する経過時間テーブル、係数テーブル等が予め記憶されている。不揮発性メモリ74は、NAVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EPPROMなどの書き換え可能なメモリであればよい。
CPU71は、制御部の一例である。CPU71は、ROM72やRAM73等と接続されており、ROM72から読み出したプログラムに従って、プリンタ1の各部を制御する。表示部76は、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部77は、複数のボタンを有し、ユーザによる各種の入力指示を受け付け可能である。ネットワークインターフェース78は、無線通信方式または有線通信方式により、図示しない外部装置と通信を行うためのインターフェースである。
以下、図4から図7を参照して、CPU71が実行する制御内容を説明する。なお、図5のグラフ上の白抜きの丸印は、1枚のシートWへの画像形成を意味する。
CPU71は、プリンタ1が電源オンされているとき、1枚のシートに対する印刷開始条件を満たすか否かを判断する。印刷開始条件は、例えば、操作部77がユーザによる印刷指示を受け付けたこと、ネットワークインターフェース78が外部機器から印刷指示を受け付けたこと、先回のシートWに対する画像形成が終了したことや、後述するずれ取得処理が終了したことなどである。CPU71は、印刷開始条件を満たしていないと判断した場合、待機し、当該印刷開始条件を満たすと判断したことに対応して、図4に示す印刷時処理を実行する。
ここで、ポリゴンモータ43は、先回の画像形成から今回の画像形成までの期間における回転量に応じた熱量を発する。そして、その熱量の大小によって、スキャナ部31内の温度が増減し、光学系44が変形や変位し得る。その結果、今回の画像形成において、先回の画像形成時と同じ画像形成位置で画像を形成すると、画像形成位置が理想の位置からずれてしまうおそれがある。この印刷時処理は、ポリゴンモータ43からの熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制しつつ、シートWへの画像形成を行うための処理である。
なお、ここでいう画像形成位置のずれには、主走査方向のずれと、副走査方向のずれが含まれる。但し、以下の説明では、本プリンタ1は、印刷時処理では、主走査方向の画像形成位置に対して調整量に基づく調整を行い、副走査方向の画像形成位置に対しては調整量に基づく調整を行わないものとする。また、画像形成位置のずれは、基準色の画像形成位置に対する補正色の画像形成位置の相対的なずれ、即ち、色ずれであり、基準色はブラック、補正色はイエロー、マゼンタ、シアンであるものとする。
まず、CPU71は、補正色ごとに、先回の画像形成から今回の画像形成までの経過時間ΔTにおけるポリゴンモータ43の回転量に応じた調整量を決定する(S1〜S9)。この各補正色の調整量は、この経過時間ΔTにおけるポリゴンモータ43からの熱による画像形成位置のずれ量を相殺する量である。S1〜S9までの処理は決定処理の一例である。
具体的には、この決定処理では、CPU71は、上記経過時間ΔT内におけるポリゴンモータ43の単位時間当たりの回転量である単位回転量に応じたずれ予測係数Fを、経過時間ΔTに乗算した量に基づき、調整量を決定する。
ずれ予測係数Fは、ポリゴンモータ43からの熱による画像形成位置の単位時間当たりのずれ量である。以下、このずれ量を、熱による単位ずれ量という。ポリゴンモータ43の単位稼働量が大きいほど、その分だけ、ポリゴンモータ43からの発熱量も増大し、熱による単位ずれ量は大きくなる傾向があるため、ずれ予測係数Fも大きい値に設定される。なお、この単位回転量は単位稼働量の一例であり、ずれ予測係数Fが係数の一例である。
より具体的には、CPU71は、ポリゴンモータ43の単位回転量が、高速範囲、中速範囲、低速範囲のいずれの稼働範囲に含まれるかを確認する(S1)。ここで、ポリゴンモータ43の単位回転量は、単位時間当たりのシートWの印刷枚数との間でほぼ相関関係を有する。以下、この単位時間当たりのシートの印刷枚数を、単に単位印刷枚数という。そして、高速範囲は、ポリゴンモータ43が連続的に回転駆動されているときの単位印刷枚数の範囲であり、例えば10ページ/分以上の範囲である。例えば図5の高速形成期間のように、画像形成部5が短時間ΔT1の時間間隔で複数枚のシートWに連続して画像形成する場合、ポリゴンモータ43の単位回転量は高速範囲に含まれる。
低速範囲は、ポリゴンモータ43が比較的に長い休止期間を挟んで間欠的に回転駆動されているときの単位印刷枚数の範囲である。低速範囲は、上記高速範囲よりも低い範囲であり、例えば1ページ/分以下の範囲である。例えば図5の低速形成期間のように、画像形成部5が比較的に長い時間ΔT3だけ待機した後にシートWへ画像形成を開始する場合、ポリゴンモータ43の単位回転量は低速範囲に含まれる。
中速範囲は、ポリゴンモータ43が比較的に短い休止期間を挟んで間欠的に回転駆動されているときの単位印刷枚数の範囲である。中速範囲は、上記高速範囲と低速範囲との間の範囲であり、例えば2〜9ページ/分の範囲である。例えば図5の中速形成期間に示すように、画像形成部5が上記時間ΔT3よりも短い時間ΔT2だけ待機した後にシートWへ画像形成を開始する場合、ポリゴンモータ43の単位回転量は中速範囲に含まれる。
ここで、CPU71は、例えば、先回の画像形成から今回のシートWへの印刷開始前までの経過時間ΔTに基づき、ポリゴンモータ43の稼働範囲を確認することができる。この経過時間ΔTは、ベルトユニット4によって順次搬送されるシートW同士の距離、即ち、シート間隔を意味し、このシート間隔から、上記単位印刷枚数、単位回転量を推定することが可能である。
例えば、図5の高速形成期間のように、経過時間ΔTが比較的に短い場合、ポリゴンモータ43の単位回転量は相対的に大きく、高速範囲に含まれている可能性が高い。一方、図5の低速形成期間のように、経過時間ΔTが比較的に長い場合、ポリゴンモータ43の単位回転量は相対的に小さく、低速範囲に含まれている可能性が高い。従って、経過時間ΔTの長短に基づき、ポリゴンモータ43の稼働範囲を確認することが可能である。なお、先回の画像形成には、後述するマークの形成、シートWへの画像形成の両方が含まれる。
CPU71は、次のように、経過時間ΔTをカウントする。CPU71は、プリンタ1が電源オンしている間、常に時間をカウントしており、後述するS11のシートWへの画像形成の終了時や、図6のS21のマークの形成の終了時に、カウント時間を0にリセットしてカウントを再開する。CPU71は、S1において、現時点のカウント時間を読み取ることで、先回の画像形成から今回のシートWへの画像形成の開始前までの経過時間ΔTを取得する。この処理は、カウント処理の一例である。また、不揮発性メモリ74には、予め、経過時間ΔTの範囲と、各稼働範囲との対応関係を示す経過時間テーブルが記憶されている。CPU71は、取得した経過時間ΔT、および、稼働範囲テーブルに基づき、ポリゴンモータ43の稼働範囲を確認する。
S2では、CPU71は、確認した稼働範囲に応じた係数Dを選択する。具体的には、不揮発性メモリ74には、予め、補正色ごとに、各稼働範囲と各係数D1,D2,D3との対応関係を示す係数テーブルが記憶されている。CPU71は、この係数テーブルを参照して、確認した稼働範囲が、高速範囲であれば高速係数D1を選択し、中速範囲であれば中速係数D2を選択し、低速範囲であれば低速係数D3を選択する。高速係数D1、中速係数D2および低速係数D3は、D1>D2>D3の大小関係を有し、以下、D1,D2が正の値、D3が負の値であるものとする。
図5では、高速係数D1は高速形成期間のグラフの傾きであり、中速係数D2は中速形成期間のグラフの傾きであり、低速係数D3は低速形成期間のグラフの傾きである。このように正の係数D1,D2だけでなく負の係数D3も利用することにより、ポリゴンモータ43からの発熱量の増加により画像形成位置のずれ量が大きくなった場合だけでなく、ポリゴンモータ43からの発熱量の減少により画像形成位置のずれ量が小さくなった場合でも、画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。なお、これらの係数D1,D2,D3は例えばプリンタ1を稼働させて実際のずれ量を取得する実験等によって定めることができる。
ここで、ポリゴンモータ43に近い位置に配置された光学系44ほど、ポリゴンモータ43からの熱の影響により大きく変形や変位し、画像形成位置のずれ量が大きくなる可能性が高い。前述したように、イエローおよびマゼンタの光学系44Y、44Mは、シアンの光学系44Cに比べて、全体として、ポリゴンモータ43に近い位置に配置されている。このため、イエローおよびマゼンタの各係数D1,D2,D3は、シアンの各係数D1,D2,D3よりも大きい値に設定されている。
これにより、イエローおよびマゼンタの光学系44Y、44Mを用いてシートWに画像形成を行う場合、シアンの光学系44Cを用いてシートWに画像形成を行う場合に比べて、調整量が大きくなる。その結果、ポリゴンモータ43から光学系44までの距離の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。なお、イエローおよびマゼンタの光学系44Y、44Mは、ポリゴンモータ43から等距離の位置に配置されているため、イエローおよびマゼンタの各係数D1,D2,D3は同じ値に設定されている。
S3では、CPU71は、シートWの搬送速度が高速であるか否かを判断する。CPU71は、例えばシートWが普通紙である場合、ベルトユニット4を高速で回転駆動してシートWを搬送させる。このときの搬送速度が第1搬送速度の一例である。一方、CPU71は、例えばシートWが厚紙である場合、ベルトユニット4を低速で回転駆動してシートWを搬送させる。厚紙に対してトナー像を十分に熱定着させるためである。このときの搬送速度が第2搬送速度の一例であり、CPU71がベルトユニット4を高速または低速で回転駆動する処理は、搬送処理の一例である。
CPU71は、シートWの搬送速度が高速であると判断したことに対応して(S3:YES)、S2で選択した係数D1,D2,D3を、そのまま、ずれ予測係数Fに決定する(S7)。これに対して、CPU71は、シートWの搬送速度が低速であると判断したことに対応して(S3:NO)、ポリゴンモータ43の回転速度が高速であるか否かを判断する(S4)。
CPU71は、例えば操作部77がユーザによる静音モードの指定を受け付けていないことに対応して、ポリゴンモータ43を高速で回転駆動する。このときのポリゴンモータ43の回転速度が第1回転速度の一例である。一方、CPU71は、上記静音モードの指定を受け付けたことに対応して、ポリゴンモータ43を低速で回転駆動する。このときのポリゴンモータ43の回転速度が第2回転速度の一例であり、CPU71がポリゴンモータ43を高速または低速で回転駆動する処理は、回転処理の一例である。
CPU71は、シートWの搬送速度が高速でないと判断し、且つ、ポリゴンモータ43の回転速度が高速であると判断したことに対応して(S3:NO、S4:YES)、S5に進む。ここで、シートWの搬送速度が低速である場合(S3:NO)、シートWの搬送速度が高速である場合(S3:YES)に比べて、1枚のシートWに画像形成している間におけるポリゴンモータ43からの発熱量が多くなり、その分だけ、画像形成位置のずれ量が大きくなる可能性が高い。
そこで、S5では、CPU71は、S2で選択した係数D1、D2、D3に対して、予め定めた値を加算したり、1よりも大きい値を乗算したりすることにより、大きい値に変更し、その変更後の値を、ずれ予測係数Fに決定する(S7)。これにより、高速で搬送されるシートWに画像形成を行う場合に比べて、低速で搬送されるシートWに画像形成を行う場合、調整量が大きくなるため、シートWの搬送速度の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
S4で、CPU71は、ポリゴンモータ43の回転速度が高速でないと判断したことに対応して(S4:NO)、S6に進む。ここで、ポリゴンモータ43の回転速度が低速である場合(S4:NO)、ポリゴンモータ43の回転速度が高速である場合(S4:YES)に比べて、1枚のシートWに画像形成している間におけるポリゴンモータ43からの発熱量が少なくなり、その分だけ、画像形成位置のずれ量が小さくなる可能性が高い。
そこで、S6では、CPU71は、S2で選択した係数D1、D2、D3に対して、予め定めた値を減算したり、1よりも大きい値で除算したりすることにより、小さい値に変更し、その変更後の値を、ずれ予測係数Fに決定する(S7)。これにより、高速でポリゴンモータ43を回転させてシートWに画像形成を行う場合に比べて、低速でポリゴンモータ43を回転させてシートWに画像形成を行う場合、調整量が小さくなるため、ポリゴンモータ43の回転速度の相違によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
S8では、CPU71は、補正色ごとに、今回の色ずれ予測量Y(N)を求める。この今回の色ずれ予測量Y(N)は、今回の画像形成までにおける画像形成位置のずれの予測量であり、次の式で求めることができる。
Y(N)=Y(N−1)+F×ΔT
ここで、Y(N−1)は、先回の色ずれ予測量であり、F×ΔTは、先回の画像形成から今回の画像形成までの熱によるずれの予測量である。
S9では、CPU71は、補正色ごとに、上限下限処理を実行する。具体的には、CPU71は、S8で求めた今回の色ずれ予測量Y(N)が、予め定めた上限量YU以下、且つ、下限量YL以上である場合、今回の色ずれ予測量Y(N)を変更しない。一方、CPU71は、今回の色ずれ予測量Y(N)が、上限量YUを超える場合、今回の色ずれ予測量Y(N)を当該上限量YUに変更し、下限量YLを下回る場合、今回の色ずれ予測量Y(N)を当該下限量YLに変更する。
例えば図5において、高速形成期間が時間T3以降も継続し、今回の色ずれ予測量Y(N)が上限量YUを超える場合、今回の色ずれ予測量Y(N)が当該上限量YUに変更される。これにより、画像形成位置が、実際のずれ量とは全く乖離した位置に補正されることを抑制することができる。なお、上限量YU以下、且つ、下限量YL以上の間の範囲が規定範囲の一例である。また、上限量YUは、ポリゴンモータ43を回転させたときのスキャナ部31の最高温度時のずれ量を測定する実験等により求めることができる。また、下限量YLは、スキャナ部31の最低温度、例えば室温時のずれ量を測定する実験等により求めることができる。
S10では、CPU71は、補正色ごとに、補正量YRを求める。この補正量YRは、次の式で求められるずれ量を相殺する量である。
ずれ量=Y(N)−YW
YWは、後述するずれ取得処理で先回、取得したずれ量であり、以下、取得ずれ量YWという。
S11では、CPU71は、補正色ごとに、主走査方向については、S10で求めた補正量YRにより調整した画像形成位置で、副走査方向については、先回のずれ取得処理で取得したずれ量に基づく画像形成位置で、画像形成部5に、シートWへの画像形成を行わせる。なお、CPU71は、補正色のプロセス条件、例えば露光タイミング、ベルトユニット4や感光ドラム52の速度等を適宜変更することにより、画像形成位置を調整する。このS11の処理は調整処理の一例である。これにより、ポリゴンモータ43からの熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制しつつ、シートWへの画像形成を行うことができる。
次に、S12で、CPU71は、更新処理を実行する。具体的には、CPU71は、今回の色ずれ予測量Y(N)を、先回の色ずれ予測量Y(N−1)として設定し、不揮発性メモリ74に記憶する。また、CPU71は、カウント時間をゼロに初期化し、ゼロから時間カウントを再開し、本印刷時処理を終了する。なお、CPU71は、本印刷時処理が終了すると、次のシートWに対する印刷開始条件を満たすと判断した場合、図4に示す印刷時処理を再び実行する。
CPU71は、プリンタ1が電源オンされているとき、ずれ取得条件を満たすか否かを判断する。ずれ取得条件は、例えば、先回のずれ取得処理の実行時からのシートWの印刷枚数が規定枚数に達したこと、プリンタ1の通電時間が規定時間に達したことなどである。CPU71は、ずれ取得条件を満たしていないと判断した場合、待機し、当該ずれ取得条件を満たすと判断したことに対応して、図6に示すずれ取得処理を実行する。以下、図4の印刷時処理と同じ処理については同一符号を付して説明を省略する。
まず、CPU71は、上述したS1〜S10の処理を実行する。但し、CPU71は、S3〜S6の係数Dの変更に関する処理は実行しない。このプリンタ1では、後述するマーク80の形成において、常に、シートWの搬送速度およびポリゴンモータ43の回転速度を高速にするからである。
S21では、CPU71は、画像形成部5に、S10で求めた補正量YRにより調整した画像形成位置で、位置ずれ補正用のマーク80をベルト23上に形成させる。具体的には、画像形成部5は、図2に示すように、位置ずれ補正用のパターンを、ベルト23の両端の位置、即ち、センサ7R、7Lの各検出領域Eを通過する位置に形成する。このパターンは、ブラックのマーク80、イエローのマーク80Y、マゼンタのマーク80M、シアンのマーク80Cが副走査方向に沿って並べられたマーク群である。各マーク80は、一対の棒状マークからなり、その少なくとも一方が主走査方向に対して所定の角度だけ傾いた形状をなす。
S22では、CPU71は、マーク80の形成開始後、マークセンサ7からの検出信号に基づいて、各色のマーク80の棒状マークの位置を検出する。このS22の処理は検出処理の一例である。そして、CPU71は、各マーク80の一対の棒状マークの中心位置を、当該マーク80の副走査方向の位置とし、基準色のマーク80Kに対する各補正色のマーク80Y、80M、80Cの副走査方向における間隔をそれぞれ算出する。基準色と補正色のマーク間の間隔は、副走査方向の色ずれ量に応じて変化する。このため、CPU71は、補正色ごとに、副走査方向における色ずれ量を取得することができる。
また、CPU71は、各マーク80の一対の棒状マーク同士の間隔を算出し、基準色のマーク80Kに対する各補正色のマーク80Y、80M、80Cの棒状マーク同士の間隔の差をそれぞれ算出する。この棒状マーク同士の間隔の差は、主走査方向の色ずれ量に応じて変化する。このため、CPU71は、補正色ごとに、主走査方向における色ずれ量を取得することができる。なお、検出領域Eを通過したマーク80は、クリーナ24によって回収される。
S23では、CPU71は、S22で取得した主走査方向における色ずれ量を、上記図4のS10で使用する取得ずれ量YWに設定し、不揮発性メモリ74に記憶する。これにより、取得ずれ量YWが最新の色ずれ量に更新される。次に、CPU71は、更新処理を実行し(S24)、本ずれ取得処理を終了する。具体的には、CPU71は、S22で取得した主走査方向における色ずれ量を、先回の色ずれ予測量Y(N−1)として設定し、不揮発性メモリ74に記憶する。即ち、CPU71は、S1〜S10で求めた色ずれ予測量Y(N)ではなく、マーク80の検出結果から実際に取得した取得ずれ量YWを、先回の色ずれ予測量Y(N−1)として設定する。
これにより、CPU71は、このずれ取得処理の実行後、最初に実行される印刷時処理のS8では、先回の色ずれ予測量に基づく画像形成位置に代えて、実際に取得ずれ量YWに基づく画像形成位置を、調整量に基づき調整する。これにより、先回の画像形成位置が、マークの位置に対応する比較的正確な画像形成位置に変更されるため、先回までの調整誤差等により画像形成位置のずれが増大することを抑制することができる。
CPU71は、プリンタ1が電源オンされると、図7に示す電源オン時処理を実行する。CPU71は、不揮発性メモリ74に記憶されている先回の色ずれ予測量Y(N−1)を、Y(N−1)/2に変更し(S31)、カウント時間をゼロに初期化し、ゼロから時間カウントを再開し(S32)、本電源オン時処理を終了する。
ここで、経過時間ΔTは、RAM73上のカウンタ記憶領域を用いてカウントしているため、プリンタ1が電源オフされると、カウント時間がクリアされ、その後、プリンタ1が電源オンされると、ゼロから時間カウントを再開される。従って、例えば図5のT5の直前でプリンタ1の電源がオフされ、直ぐに電源オンされた場合、経過時間ΔTは、本来、ΔT3であるにもかかわらず、電源オン後、ΔT1に近い値に変更されてしまう。
その結果、図4のS2で高速範囲であると間違うおそれがある。そこで、CPU71は、先回の色ずれ予測量Y(N−1)を、Y(N−1)/2に変更した上で、S8において色ずれ測定量Y(N)を求める。これにより、プリンタ1の電源オフによって、補正量YRが本来の値から大きく外れることを抑制することができる。なお、CPU71は、S31において、Y(N−1)/2に限らず、要するにY(N−1)よりも小さい値に変更すればよい。
上述した本実施形態によれば、先回の画像形成から今回の画像形成の開始までの期間におけるポリゴンモータ43の回転量から、上記期間におけるポリゴンモータ43が発した熱による画像形成位置のずれ量を予測することが可能である。そこで、本実施形態によれば、上記期間におけるポリゴンモータ43の回転量に応じた調整量を決定し、先回の画像形成位置を、その調整量に基づき調整し、その調整後の画像形成位置を、今回の画像形成における画像形成位置とする。これにより、ポリゴンモータ43が発する熱によって画像形成位置の精度が低下することを抑制することができる。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
「画像形成装置」は、直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタに限らず、例えば中間転写方式や、4サイクル方式など他の方式の画像形成装置でもよい。また、画像形成装置は、カラーの画像形成装置のみならず、モノクロ専用の画像形成装置でもよい。また、画像形成装置は、ポリゴンスキャニング方式に限らず、LED方式など、他の電子写真方式の画像形成装置でもよい。
「稼働部」は、ポリゴンモータ43に限らず、例えば定着部33でもよい。要するに、稼働部は、回転体や発熱体など、稼働することで発熱するものであればよい。
「制御部」は、1つのCPU71により図4、6,7の各処理を実行する構成であった。しかし、これに限らず、制御部は、複数のCPUにより図4等の各処理を実行する構成、ASIC75などの専用のハード回路のみにより図4等の各処理を実行する構成や、CPUおよびハード回路により図4等の各処理を実行する構成でもよい。
調整量による調整処理を、主走査方向のずれだけでなく、副走査方向のずれに対しても適用してもよい。この場合、主走査方向のずれに対する調整量と、副走査方向のずれに対する調整量とが同じ量でも異なる量でもよい。
図4の決定処理において、CPU71は、先回の画像形成から今回の画像形成までの期間におけるポリゴンモータ43の回転量に応じた調整量を決定した。ここで、「先回の画像形成から」は、先回の画像形成の終了時からでも、先回の画像形成の開始時からでもよい。また、「今回の画像形成」は、今回の画像形成開始時点でも、今回の画像形成開始の直前でも、今回の画像形成開始時点から所定時間前でもよい。また、CPU71は、先回よりも前の回の画像形成から今回の画像形成までの期間におけるポリゴンモータ43の回転量に応じた調整量を決定してもよい。
上記実施形態では、CPU71は、ポリゴンモータ43の回転量が大きいほど、画像形成位置のずれ量が増大するため、調整量を大きくしたが、これに限らず、ポリゴンモータ43の回転量が大きいほど、画像形成位置のずれ量が減少する場合、調整量を小さくしてもよい。
決定処理では、係数Dを利用せずに、経過時間ΔTにおけるポリゴンモータ43の回転量と、調整量との対応テーブルを予め不揮発性メモリ74に記憶しておいて、CPU71は、この対応テーブルを参照して、調整量を決定してもよい。
決定処理において、CPU71は、上記経過時間ΔT全体に亘ってポリゴンモータ43の回転量を測定し、その測定結果に応じた調整量を決定してもよい。
図4のS1,S2において、不揮発性メモリ74には、予め、経過時間ΔTの範囲と、各係数D1,D2,D3との対応関係を示すテーブルが記憶されており、CPU71は、取得した経過時間ΔTから、直接、係数D1,D2,D3のいずれかを選択してもよい。また、CPU71は、単位印刷枚数をカウントし、その単位印刷枚数から係数D1,D2,D3のいずれかを選択してもよい。この場合、CPU71は、レジセンサ14からの検出信号に基づき、単位印刷枚数をカウントしてもよい。
図4のS2では、CPU71は、補正色によって、各係数Dを異ならせることにより、ポリゴンモータ43に近い光学系44を用いて画像形成する補正色ほど、その調整量を大きくした。しかし、これに限らず、CPU71は、経過時間ΔTに、補正色に応じた値を乗算または加算してもよい。
S5において、CPU71は、係数D1〜D3ではなく、経過時間ΔTに対して、予め定めた値を加算したり、1よりも大きい値を乗算[0]したりすることにより、大きい値に変更してもよい。また、S6において、CPU71は、係数D1〜D3ではなく、経過時間ΔTに対して、予め定めた値を減算したり、1よりも大きい値で除算[0]したりすることにより、小さい値に変更してもよい。
S9において、CPU71は、規定範囲外になった場合、上限量YUと下限量YLとの間の値にしてもよい。また、CPU71は、上限量YUに対する処理は実行しなくてもよい。この場合、上限量YU以下の範囲が規定範囲の一例である。また、CPU71は、下限量YLに対する処理は実行しなくてもよい。この場合、下限量YL以上の範囲が規定範囲の一例である。
図4において、CPU71は、S2の処理の実行後、S3〜S6の実行をせずに、S7に進んでもよい。CPU71は、S3でNOになった場合、S4を実行せずに、S5に進んでもよい。また、CPU71は、S2の処理の実行後、S3を実行せずに、S4に進んでもよい。更に、CPU71は、S8の処理の実行後、S9を実行せずに、S10に進んでもよい。
1:プリンタ 23:ベルト 41:光源 42:ポリゴンミラー 43:ポリゴンモータ 45:ハーフミラー 46:ポリゴンモータ 44K〜44C:光学系 80:マーク W:シート

Claims (9)

  1. 稼働部を有する形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記形成部に画像を形成させる形成処理と、
    先回以前の画像形成から今回の画像形成までの経過時間を揮発性メモリのカウンタ記憶領域を用いてカウントするカウント処理であって、画像形成を終了した際および電源オンされた際にゼロからカウントを行うカウント処理と、
    先回以前の画像形成から今回の画像形成までの期間における前記稼働部の稼働量に応じた調整量である今回の調整量であって、前記カウント処理によってカウントされた経過時間が、短い場合は正、長い場合は負の調整量である今回の調整量を決定する決定処理と、
    前記先回以前の画像形成における前記形成部の画像形成位置の調整量であって、不揮発性メモリに記憶された調整量である先回の調整量を、前記決定処理で決定した前記今回の調整量である正または負の調整量に基づき調整し、その調整後の画像形成位置を、前記今回の画像形成における画像形成位置とする調整処理と、
    電源オンされた際に、前記不揮発性メモリに記憶された前記先回の調整量を小さい値に変更する変更処理と、
    を実行する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    搬送体と、
    検出部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記形成部が形成し前記搬送体が搬送するマークの位置を、前記センサからの信号に基づき検出する検出処理を実行し、
    前記先回以前の画像形成が前記マークの形成である場合、前記調整処理では、前記先回以前の画像形成位置に代えて、前記検出処理で検出した前記マークの位置に対応する画像形成位置を前記今回の調整量に基づき調整する、画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記決定処理では、前記期間における単位時間当たりの前記稼働部の稼働量である単位稼働量に応じた係数を、当該期間の長さに乗算した量に基づき、前記今回の調整量を決定する、画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    記決定処理では、前記カウント処理でカウントした前記経過時間に応じた値を、前記係数とする、画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記決定処理では、前記稼働量が基準量より大きいことに応じて、前記今回の調整量を大きくし、前記稼働量が基準量より小さいことに応じて、前記今回の調整量を小さくする、画像形成装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記形成部は、光源、ポリゴンミラー、ポリゴンモータ、および、感光体を有し、光源からの光を、前記ポリゴンモータによって回転するポリゴンミラーで反射させて前記感光体を露光する構成であり、
    前記稼働部の稼働量は、前記ポリゴンモータの稼働量である、画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    第1回転速度で回転する動作と、前記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転する動作とを、前記ポリゴンモータに実行させる回転処理を実行し、
    前記決定処理では、前記第2回転速度で前記ポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合、前記第1回転速度で前記ポリゴンモータを回転させてシートに画像形成を行う場合に比べて、前記今回の調整量を小さくする、画像形成装置。
  8. 請求項6または7に記載の画像形成装置であって、
    前記形成部は、前記ポリゴンミラーで反射した光を前記感光体に導く第1光学系、および、当該第1光学系よりも前記ポリゴンモータに近い位置に配置され前記ポリゴンミラーで反射した光を前記感光体に導く第2光学系を有し、
    前記決定処理では、
    前記第2光学系を用いてシートに画像形成を行う場合、前記第1光学系を用いてシートに画像形成を行う場合に比べて、前記今回の調整量を大きくする、画像形成装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    第1搬送速度でシートを搬送する動作と、当該第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度でシートを搬送する動作とを、前記搬送体に行わせる搬送処理を実行し、
    前記決定処理では、前記第2搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合、前記第1搬送速度で搬送されるシートに画像形成を行う場合に比べて、前記今回の調整量を大きくする、画像形成装置。
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