JP6366349B2 - 画像形成装置のコントローラ、およびカラー画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置のコントローラ、およびカラー画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式により画像形成を行う複写機、プリンタ、記録画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装置の動作を制御するコントローラに関する。
電子写真方式の画像形成装置は、光走査装置を用いて画像の形成を行う。光走査装置は、入力された画像データに応じてレーザ光源を駆動し、光ビームを感光ドラム等の感光体に照射する。光ビームは、光走査装置に備えられる複数の反射面を有する回転多面鏡により反射されて感光体を走査する。光ビームによって繰り返し走査されることによって、感光体上に静電潜像が形成される。
光走査装置は、構成する部品を組み付ける際の部品同士の摺擦によって粉塵が生じることがある。そのために、工場における光走査装置の組立工程において光走査装置内の粉塵を除去する清掃工程が組み入れられている。清掃工程では、粉塵をエアブラシなどによって除去する。しかしながら、清掃工程においてこれらの粉塵を100%除去することは難しく、微量の粉塵が光走査装置に残留することがある。また、昨今、大気汚染物質が微粒子化しており、市場に設置された画像形成装置に設けられる光走査装置の密閉構造の隙間を微粒子が通り抜けて、光走査装置内に粉塵が浸入するという課題が生じている。
光走査装置内の粉塵は、高速回転する回転多面鏡の反射面の汚れ等の原因となる。特許文献1は、このような回転多面鏡の汚れ位置を検出する発明を開示する。特許文献1では、回転多面鏡の汚れを検出するための画像パターン(トナーパターン)を形成し、形成したトナーパターンを読み取ることで、汚れの有無や位置を特定する。
特開2010−145848号公報
電子写真方式のカラー画像形成装置には、複数の感光体に異なる色のトナー像を形成し、それらのトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体に転写されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写することによって、記録媒体に画像を形成する方式の装置がある。中間転写体には、各感光体から、トナー像が重畳して転写される。このようなカラー画像形成装置は、各色のトナー像間のずれ量を検出するために、中間転写体上に色ずれ検出用トナーパターンを形成する。色ずれ検出用トナーパターンは、主走査方向において中間転写体上の少なくとも2つの位置に形成される。画像形成装置には、色ずれ検出用トナーパターンを検出するために、検出手段としての複数の光学センサが上記中間転写体上の少なくとも2つの位置に対応して設けられている。
上記電子写真方式の画像形成装置には、画像形成装置の状態によって出力画像の濃度が変化しないように、各色の濃度検出用トナーパターンを中間転写体上に形成する装置がある。画像形成装置は、濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、現像器へのトナー補給量を制御する。あるいは、画像形成装置は、濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、入力画像データの変換テーブルを補正する。各色の濃度検出用トナーパターンの濃度は、色ずれ検出用トナーパターンを検出する複数の光学センサを用いて検出される。
光走査装置に設けられる回転多面鏡の各反射面は、その長手方向において、一方の端部が他方の端部に対して相対的に汚れやすい。どちらの端部が汚れ易いかは、回転多面鏡の反射面の数、画像形成時の回転多面鏡の回転速度、光走査装置の構成などの画像形成装置の仕様によって設計時に把握することができる。回転多面鏡の反射面の一方の端部が汚れることによって、出力画像において視覚的に認識できないが、光学センサの検出レベルでは反射面の一方の端部に対応する側の画像濃度が反射面の他方の端部に対応する側の画像濃度よりも低下するという問題が生じる。このような問題のもとで各色の濃度検出用トナーパターンそれぞれを複数の光学センサによって検出すると、トナー補給量の精度や出力画像の階調精度の低下をもたらすことになる。
本発明は、上記の問題に鑑み、回転多面鏡の反射面が汚れても、濃度検出用トナーパターンの検出精度の低下を抑制することができる画像形成装置のコントローラおよびカラー画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の画像形成装置のコントローラは、第1の感光体と、第2の感光体と、前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体上を走査し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体上を走査するように、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを反射する複数の反射面を有する回転多面鏡と、を備え、前記回転多面鏡が当該回転多面鏡を挟んで前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとを互いに異なる側に反射する光走査装置と、前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第1の光ビームにより走査されることで第1の感光体上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像する第1の現像手段と、前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第2の光ビームにより走査されることで第2の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第2の現像手段と、を備える像形成手段と、前記第1の感光体上に現像されたトナー像と前記第2の感光体上に現像されたトナー像とが転写される中間転写体を備え、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第1の検出手段と、前記回転多面鏡によって反射された光ビームの走査方向において前記第1の検出手段と異なる位置に配置され、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第2の検出手段と、を有して前記第1の検出手段と前記第2の検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を制御するカラー画像形成装置に備えられ、前記第1の感光体および前記第2の感光体それぞれから前記中間転写体上に転写されるトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターンが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によって検出されるように、前記像形成手段に前記色ずれ検出用トナーパターンを前記第1の感光体上および前記第2の感光体上それぞれに形成させ、前記第1の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第1の濃度検出用トナーパターンと前記第2の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第2の濃度検出用トナーパターンとが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段のうち互いに異なる検出手段に検出されるように、前記像形成手段に前記第1の感光体上に前記第1の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第2の感光体上に前記第2の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記第1の検出手段および第2の検出手段の検出位置に対応する前記複数の感光体上それぞれの位置の中から前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置と前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置とをそれぞれ選択可能であり、前記画像形成装置に備えられる前記回転多面鏡の反射面の数に基づいて、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置および前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されることを特徴とする。
本発明によれば、回転多面鏡の反射面が汚れても、濃度検出用トナーパターンの検出精度の低下を抑制することができる。
(a)、(b)は画像形成装置の構成図。 コントローラの構成図。 (a)、(b)はレーザスキャナユニットの説明図。 画像形成処理を表すフローチャート。 ポリゴンミラーの汚染の説明図。 汚染されたポリゴンミラーにより形成された画像の説明図。 (a)、(b)は汚染箇所の説明図。 画像パターンの形成位置の説明図。 画像パターンの形成位置の説明図。 転写ベルトとパッチ検出センサとの位置関係を表す図。 (a)〜(c)は画像パターンの例示図。
以下、添付の図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
<画像形成装置の全体構成>
図1(a)、(b)は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置は、画像形成処理のために、プロセスユニット120、一次転写部121、転写ベルト130、二次転写部140、レーザスキャナユニット122、及び定着器170を備える。また画像形成装置は、画像が形成される用紙等の記録媒体を二次転写部140まで搬送するために、給紙カセット61、搬送ローラ155、161、及び搬送センサ160を備える。さらに画像形成装置は、搬送経路181を介して記録媒体を排紙トレイ196に排紙するために搬送ローラ191を備える。
プロセスユニット120は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して、感光ドラム145〜148及び4個の現像器を有する。プロセスユニット120とレーザスキャナユニット122とは、感光ドラム145〜148へ像形成を行う。
一例として、図1(b)により、イエローの感光ドラム145への像形成を説明する。プロセスユニット120は、他の色についても同様の構成で同様の処理により像形成を行う。感光ドラム145の周囲には、帯電ローラ101、現像器102、転写ローラ103、クリーナ104、及び前露光部105が設けられる。
帯電ローラ101は、感光ドラム145の表面を帯電する。表面が帯電された感光ドラム145は、レーザスキャナユニット122から出射される光ビームにより露光されて、表面に静電潜像が形成される感光体である。レーザスキャナユニット122は光走査装置であり、発光素子であるレーザダイオード及び回転多面鏡であるポリゴンミラー123を備える。レーザダイオードから出射される光ビームは、ポリゴンミラー123により反射されて、感光ドラム145を露光する。ポリゴンミラー123の回転により、光ビームは、感光ドラム145上(感光体上)を走査する。レーザスキャナユニット122は、形成する画像を表す画像データに応じて光ビームを出射する。
現像器102は、トナー収容容器106からイエローのトナーが供給されるようになっている。トナーは、現像器102内のトナー濃度の低下が検出されると供給される。現像器102は、感光ドラム145の表面に形成された静電画像にトナーを付着させて現像する。これにより感光ドラム145にトナー像が形成される。転写ローラ103は、一次転写部121を構成する。転写ローラ103は、感光ドラム145との間に転写ベルト130を挟むように配置されており、感光ドラム145に形成されたトナー像を転写ベルト130に転写する。クリーナ104は、転写後に感光ドラム145に残留するトナーを回収する。前露光部105は、残留したトナーが回収された感光ドラム145の表面を照射することで、感光ドラム145表面の帯電状態を安定化し、その後の帯電工程で均一な帯電を行えるようにする。
同様に、感光ドラム146にマゼンタのトナー像が形成され、感光ドラム147にシアンのトナー像が形成され、感光ドラム148にブラックのトナー像が形成される。これら各色のトナー像は、それぞれに設けられる転写ローラにより転写ベルト130に転写される。
転写ベルト130は回転駆動されており、一次転写部121により各感光ドラム145〜148に形成されたトナー像が重畳して転写される中間転写体である。転写ベルト130上(中間転写体上)には、トナー像の転写によりフルカラーのトナー像が形成される。転写ベルト130は、回転することで、転写されたトナー像を二次転写部140まで搬送する。二次転写部140では、転写ベルト130から記録媒体にトナー像が転写される。なお、転写ベルト130の近傍には、転写ベルト130に形成されたトナーパターンを検出するパッチ検出センサ208が設けられる。
記録媒体は、給紙カセット61内に収納される。給紙カセット61から供給される記録媒体は、搬送ローラ155、161により二次転写部140まで搬送される。搬送ローラ155と搬送ローラ161との間には搬送センサ160が設けられる。搬送センサ160が記録媒体を検出するタイミングを考慮して、搬送ローラ161は、記録媒体の先端と転写ベルト130上のトナー像の先端とが二次転写部140で一致するように、記録媒体を二次転写部140に搬送する。例えば搬送ローラ161は、転写ベルト130のトナー像に対して記録媒体が早く搬送される場合、記録媒体の搬送を一時停止して記録媒体の搬送タイミングを合わせる。
記録媒体は、二次転写部140でトナー像が転写された後に、定着器170に搬送される。定着器170は、記録媒体に転写されたトナー像を加熱定着する。トナー像が定着した記録媒体は、搬送経路181を介して排紙トレイ196に排紙される。なお、定着器170の搬送方向下流側には、搬送センサ171が設けられる。両面印刷を行う場合、記録媒体は、片面の画像形成が終了した後に、搬送経路181とは逆方向の図中下側の経路を介して搬送センサ160まで搬送されて、裏面に画像形成される。このように画像形成装置は、カラー画像を記録媒体に形成するカラー画像形成装置である。
図2は、このような画像形成装置の動作を制御するためのコントローラの構成図である。コントローラは、画像形成装置に搭載されており、操作部204、レーザドライバ210、制御部211、画像データ処理部212、及びI/O部203を備える。制御部211は、CPU(Central Processing Unit)200、ROM(Read Only Memory)201、及びRAM(Random Access Memory)202を備える。制御部211には、操作部204、画像データ処理部212、及びI/O部203が接続される。画像データ処理部212には、レーザドライバ210が接続される。I/O部203には、ポリゴンモータ207、パッチ検出センサ208、及びトナー補給モータ213が接続される。ポリゴンモータ207にはポリゴンミラー123が接続される。
制御部211は、CPU200がコンピュータプログラムをROM201から読み込み、RAM202をワークエリアとして実行することで、画像形成装置の全体の動作を制御する。操作部204は、表示パネル等を備えた入出力デバイスであり、ユーザによる画像形成処理に関する設定や動作開始の指示等を受け付けて制御部211に入力する。
画像データ処理部212は、入力される画像データ(入力画像データ)を処理する。入力画像データは、画像形成装置に設けられるスキャナユニットにより読み取られた原稿画像から生成されたり、或いは外部装置から入力される。画像データ処理部212は、階調補正テーブルのようなデータ変換テーブルを有し、データ変換テーブルにより、入力画像データをレーザスキャナユニット122から出射される光ビームの光源を駆動するための階調データに変換する。レーザドライバ210は、画像データ処理部212による画像データの処理結果に応じてレーザスキャナユニット122を制御して、レーザスキャナユニット122から出射される光ビームの発光タイミングや光量を調整する。これにより、形成する画像の階調や濃度が調整される。
I/O部203は、制御部211の制御により、ポリゴンモータ207、トナー補給モータ213等の各種モータの駆動制御を行う。また、I/O部203は、パッチ検出センサ208等の各種センサによる検出結果を取得して、制御部211に入力する。なお、ポリゴンモータ207は、ポリゴンミラー123の回転制御を行う。トナー補給モータ213は、トナー収容容器106を駆動制御して現像器へのトナー補給を行う。
このような構成のコントローラは、操作部204から画像形成動作の開始指示を受け付けると、ポリゴンモータ207、トナー補給モータ213等の各種モータを駆動して画像形成処理を行う。
<レーザスキャナユニット>
図3は、レーザスキャナユニット122の説明図である。図3(a)は、画像形成装置の上部側(図1の上側)から見たレーザスキャナユニット122及び感光ドラム145〜148の構成を表す。図3(b)は、画像形成装置の正面側(図1の正面側)から見たレーザスキャナユニット122及び感光ドラム145〜148の構成を表す。レーザスキャナユニット122は、レーザダイオード401〜404、ポリゴンミラー123、反射鏡420〜425を備える。
レーザダイオード401〜404は、レーザドライバ210により点灯、消灯の動作が制御され、階調データに応じて変調された光ビームをポリゴンミラー123に向けて出射する光源である。レーザダイオード401は、イエローの画像を形成するための光ビームを出射する。レーザダイオード402は、マゼンタの画像を形成するための光ビームを出射する。レーザダイオード403は、シアンの画像を形成するための光ビームを出射する。レーザダイオード404は、ブラックの画像を形成するための光ビームを出射する。
ポリゴンミラー123は、複数の反射面を有する回転多面鏡である。図3では、ポリゴンミラー123が5面の反射面を有する。ポリゴンミラー123は、ポリゴンモータ207により矢印Aの方向に回転制御される。反射面は、ポリゴンミラー207の回転方向が長手方向となる。レーザダイオード401〜404から出射される光ビームは、ポリゴンミラー123の反射面で反射される。ポリゴンミラー123は、同時に2つの反射面により光ビームを反射する。ポリゴンミラー123が回転するために、反射面で反射された光ビームは、連続的に反射角が変化する反射光となる。
レーザダイオード401の光ビームによる反射光は、反射鏡420により反射され、感光ドラム145を主走査方向に走査する。感光ドラム145の近傍にはPDセンサ410が設けられており、反射光は、感光ドラム145の走査前にPDセンサ410を照射する。PDセンサ410が照射された反射光を検出することで、感光ドラム145への走査タイミングが決められる。
レーザダイオード402の光ビームによる反射光は、反射鏡421、422により反射され、感光ドラム146を主走査方向に走査する。感光ドラム146の近傍には、PDセンサ411が設けられており、反射光は、感光ドラム146の走査前にPDセンサ411を照射する。PDセンサ411が照射された反射光を検出することで、感光ドラム146への走査タイミングが決められる。
レーザダイオード403の光ビームによる反射光は、反射鏡424、423により反射され、感光ドラム147を主走査方向に走査する。感光ドラム147の近傍には、PDセンサ412が設けられており、反射光は、感光ドラム147の走査前にPDセンサ412を照射する。PDセンサ412が照射された反射光を検出することで、感光ドラム147への走査タイミングが決められる。
レーザダイオード404の光ビームによる反射光は、反射鏡425により反射され、感光ドラム148を主走査方向に走査する。感光ドラム148の近傍には、PDセンサ413が設けられており、反射光は、感光ドラム148の走査前にPDセンサ413を照射する。PDセンサ413が照射された反射光を検出することで、感光ドラム148への走査タイミングが決められる。
このように感光ドラム145、146と感光ドラム147、148とでは、走査方向が異なる。これは、ポリゴンミラー123で光ビームを反射する反射面が、イエロー及びマゼンタと、シアン及びブラックとで異なるためである。なお、図3では、1個のポリゴンミラー123を用いる構成を説明したが、2個以上備えた構成、例えば、各色に応じてポリゴンミラーを備えた構成であってもよい。また、ポリゴンミラー123の回転方向についても、矢印Aの逆方向であってもよい。この場合、走査方向が逆向きになる。
<画像形成処理>
画像形成装置は、光ビームの出射タイミングやトナー濃度等の画像形成条件をフィードバック制御しつつ画像形成を行う。光ビームの出射タイミング制御は、各色のトナー像の形成位置を調整して色ずれを補正するために行われる。また、トナー収容容器106を備える2成分補給系の画像形成装置では、現像器内のトナー濃度を所定の範囲内に収めるために、トナー濃度制御は重要である。トナー濃度制御には、形成された画像(トナーパターン)のビデオカウントをトナー補給量に換算する方式、現像器内にトナー濃度を検出するためのセンサを設ける方式等がある。本実施形態では、色ずれを補正するために各色のトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターン及び各色のトナー像のトナー濃度を検出するための濃度検出用トナーパターンを、転写ベルト130に形成する。画像形成装置は、これらトナーパターンをパッチ検出センサ208により検出して、その検出結果を画像形成条件にフィードバックする。これにより光ビームの出射タイミング及びトナー補給量が調整される。図4は、このようなフィードバック制御を含む画像形成処理を表すフローチャートである。
コントローラのCPU200は、色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンを、転写ベルト130に形成する(S101)。上記の通り、画像形成装置は、色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンの静電潜像を感光ドラム145〜148に形成し、これを現像してトナー像を形成する。色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンのトナー像が転写ベルト130に転写されることで、転写ベルト130に色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンが形成される。
転写ベルト130に形成された色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンがパッチ検出センサ208の検出位置に到達すると、パッチ検出センサ208は、これらを検出する。検出結果は、I/O部203を介してCPU200に送られる。CPU200は、パッチ検出センサ208の検出結果に応じて画像形成条件を設定する(S102)。CPU200は、色ずれ検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、光ビームの出射タイミング条件を設定する。CPU200は、濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、階調補正条件を生成する。階調補正条件は、例えば階調補正テーブルの補正に用いられる。また、CPU200は、濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、トナー収容容器106から現像器に補給するトナーの補給量を設定する。画像形成条件には、このように、光ビームの出射タイミング、階調補正条件、トナー補給量等がある。
画像形成条件を設定したCPU200は、該画像形成条件に応じて画像形成処理を行う(S103)。CPU200は、設定したトナー補給量に応じて、I/O部203を介してトナー補給モータ213を制御して、トナー収容容器106から現像器にトナーを補給する。CPU200は、光ビームの出射タイミング条件及び階調補正条件を画像データ処理部212に送信する。画像データ処理部212は、光ビームの出射タイミング及び階調補正条件に応じて、画像データの処理を行う。画像データ処理部212は、階調補正条件により階調補正テーブル等のデータ変換テーブルを補正し、補正したデータ変換テーブルを用いて画像データを階調データに変換する。レーザドライバ210は、画像データ処理部212の処理結果に応じて、レーザスキャナユニット122のレーザダイオード401〜404の発光制御を行う。また、CPU200は、画像形成処理を行うために、ポリゴンモータ207等の各種モータ等の画像形成処理に用いる各種モータ等の動作を制御する。
画像形成処理が終了すると、CPU200は、画像形成処理を終了するか否かを判断する(S104)。CPU200は、例えばユーザにより指示された枚数の記録媒体への画像形成処理が終了したか否かにより、画像形成処理を終了するか否かを判断する。画像形成処理を終了する場合(S104:Y)、CPU200は、そのまま処理を終了する。画像形成処理を終了しない場合(S104:N)、CPU200は、所定枚数の画像形成処理を行ったか、或いは温度や湿度といった画像形成装置の環境条件が変化したかを判断する(S105)。画像形成装置は、所定枚数の画像形成処理を行う毎に、或いは環境条件が変化するタイミングで、画像形成条件を更新する。画像形成装置は、環境条件の変化の検出のために温度センサや湿度センサを備える。
画像形成処理を所定枚数行っておらず、環境条件の変化もない場合(S105:N)、CPU200は、画像形成処理を継続する(S103)。所定枚数の画像形成処理又は環境条件の変化がある場合(S105:Y)、CPU200は、色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンを、転写ベルト130に形成して画像形成条件の設定を開始する(S101)。
このように画像形成装置は、色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターンにより画像形成条件を設定して色ずれ及びトナー濃度を調整して画像形成処理を行う。画像形成条件の設定を、所定枚数の画像形成処理の実行毎、或いは画像形成装置の環境条件の変化時に行うことで、色ずれ及びトナー濃度を最適に調整しつつ画像形成処理が行われる。
<ポリゴンミラーの汚れ>
濃度検出用トナーパターンを用いたフィードバック制御では、適切なトナー補給を行うために濃度検出用トナーパターンの画質の劣化を防止する必要がある。濃度検出用トナーパターンの画質の劣化の原因の一つに、ポリゴンミラー123の汚れがある。図5は、ポリゴンミラー123の汚れの説明図である。
5面の反射面を有するポリゴンミラー123は、方向Aに回転する場合、方向Aとは逆方向の気流Bが頂点(反射面の角)付近に発生する。これは、反射面の角が回転中心から最も遠くに位置し、角の、方向Aとは逆方向側が負圧になるためである。レーザスキャナユニット122内の粉塵は、反射面の角付近に発生する気流Bに巻き込まれて、ポリゴンミラー123の汚れ箇所Cに付着する。このようにして汚れ箇所Cが粉塵により汚される。このように汚れたポリゴンミラー123では、図6に示すような画像が形成される。
レーザスキャナユニット122から出射される光ビーム301の走査により形成されるトナー像302は、ポリゴンミラー123の汚れにより、領域303で他の領域よりも薄く形成される。濃度検出用トナーパターン304は、この領域303に形成される。そのために、この位置に形成される濃度検出用トナーパターン304は画質が劣化して薄くなってしまう。薄い濃度検出用トナーパターン304により、コントローラは現像器内のトナー量が少ないと判断してしまう。そのために、トナー補給量が過多になり適切なトナー補給ができなくなる。
画像の階調を補正する場合にも、同様に、濃度検出用トナーパターン304をパッチ検出センサ208で検出してフィードバック制御を行う。そのために、ポリゴンミラー123の汚れは、階調制御にも影響を与える。このように、濃度検出用トナーパターン304を検出してフィードバック制御を行うような構成では、ポリゴンミラー123の汚れが適切なフィードバック制御を妨害して、画像形成装置の使用に影響を与える。
ポリゴンミラー123の汚れ箇所は、ポリゴンミラー123の反射面の数やポリゴンミラー123の回転速度(回転数)に応じて決まる。ポリゴンミラー123の反射面の数が5面以上になると、ポリゴンミラー123が円形に近くなる。そのために反射面の角から反射面の距離が近づき、図5に示すように、レーザスキャナユニット122内の粉塵が気流Bにより回転方向(方向A)の下流側である汚れ箇所Cに付着する。反射面の数が5面以上のポリゴンミラー123では、回転速度による汚れ箇所Cの変化は生じない。
図7は、4面の反射面を有するポリゴンミラーに生じる汚れ箇所の説明図である。反射面の数が4面以下のポリゴンミラー123では、5面以上の場合よりも回転速度の汚れ箇所Cへの影響が大きくなる。図7(a)は、回転速度が低速の場合(例えば、回転数が15000[rpm]未満)を表す。図7(b)は、回転速度が高速の場合(例えば、回転数が15000[rpm]以上)を表す。
図7(a)に示すように、反射面が4面で回転速度が低速の場合も、反射面の角の回転方向の下流側が負圧になる。しかし、回転速度が低速であるために、負圧が小さく、生じる渦も巻き込みが小さくなる。そのために、発生する気流Dの曲率が大きくなる。反射面の気流Dがぶつかる位置が汚れ箇所Cとなり、粉塵が付着する。図7(a)では、粉塵が反射面の角の回転方向の上流側の汚れ箇所Cに付着する。
図7(b)に示すように、回転速度が速くなると、汚れ箇所Cが反射面が5面の場合と同様に、回転方向の下流側になる。この場合、回転速度が高速であるために、負圧が大きく、発生する気流Bの曲率が小さくなる。反射面の気流Bがぶつかる位置が汚れ箇所Cとなり、粉塵が付着する。図7(b)では、粉塵が反射面の角の回転方向の下流側の汚れ箇所Cに付着する。このように反射面の数が4面以下のポリゴンミラー123では、回転速度により汚れ箇所Cが変化する。
以上のようにポリゴンミラー123の回転速度(回転数)及び反射面の数に応じて、継続使用時に、反射面の長手方向に、相対的に汚れやすい方の端部と、汚れにくい方の端部とが決まる。
<トナーパターンの形成位置>
以上のようにポリゴンミラー123の汚れ箇所Cは、反射面の数や回転速度により変化する。そのためにフィードバック制御に用いるトナーパターン(色ずれ検出用トナーパターン及び濃度検出用トナーパターン)の形成位置を1カ所に固定すると、上記の通り、適切なフィードバック制御の妨げになる。本実施形態では、トナーパターンを、ポリゴンミラー123の汚れ箇所Cに影響を受けない位置に形成する。
図8、図9は、ポリゴンミラー123の反射面の数及び回転速度に応じたトナーパターンの形成位置の説明図である。図8は、低速で回転する場合のトナーパターンの形成位置を表し、図9は、高速で回転する場合のトナーパターンの形成位置を表す。
反射面が5面で回転速度が低速のポリゴンミラー123では(図8(a))、上記の通り、汚れ箇所Cが反射面の角の回転方向Aの下流側になる。逆に、反射面の角の回転方向Aの上流側603は汚されない。そのために、トナーパターン601は、主走査方向の上流側の端部に形成される。この位置にトナーパターン601を形成することで、ポリゴンミラー123の汚れによるフィードバック制御への影響を抑止することができる。
反射面が4面で回転速度が低速のポリゴンミラー123では(図8(b))、上記の通り、汚れ箇所Cが反射面の角の回転方向Aの上流側になる。逆に、反射面の角の回転方向Aの下流側604は汚されない。そのために、トナーパターン602は、主走査方向の下流側の端部に形成される。この位置にトナーパターン602を形成することで、ポリゴンミラー123の汚れによるフィードバック制御への影響を抑止することができる。
反射面が5面で回転速度が高速のポリゴンミラー123では(図9(a))、上記の通り、汚れ箇所Cが反射面の角の回転方向Aの下流側になる。逆に、反射面の角の回転方向Aの上流側603は汚されない。そのために、トナーパターン601は、主走査方向の上流側の端部に形成される。この位置にトナーパターン601を形成することで、ポリゴンミラー123の汚れによるフィードバック制御への影響を抑止することができる。
反射面が4面で回転速度が高速のポリゴンミラー123では(図9(b))、上記の通り、汚れ箇所Cが反射面の角の回転方向Aの下流側になる。逆に、反射面の角の回転方向Aの上流側603は汚されない。そのために、トナーパターン601は、主走査方向の上流側の端部に形成される。この位置にトナーパターン601を形成することで、ポリゴンミラー123の汚れによるフィードバック制御への影響を抑止することができる。
このように、ポリゴンミラー123の反射面の数及び回転速度に応じて、トナーパターン601、602は、主走査方向の一方(上流側)の端部又は他方(下流側)の端部に形成される。
画像形成装置は、使用するレーザスキャナユニット122を決定する段階で、ポリゴンミラー123の反射面の数及び回転速度が判明する。そのために、ポリゴンミラー123の汚される可能性のある汚れ箇所Cの位置がこの段階で判明する。画像形成装置は、上記のように、汚れ位置に応じてトナーパターンの形成位置を主走査方向の両端部のいずれかに決めることができる。コントローラは、例えばROM201に、このようにして決められたトナーパターンの形成位置を記憶しておき、フィードバック制御の際には、ROM201から読み出したトナーパターンの形成位置に応じて、トナーパターンを形成する。
トナーパターンは、転写ベルト130上に形成(転写)された後にパッチ検出センサ208により検出される。図10は、転写ベルト130とパッチ検出センサ208との位置関係を表す図である。フィードバック制御のためのトナーパターンは、図8、図9で説明した通り、走査方向の上流側の端部又は下流側の端部に形成される。これは、転写ベルト130上では、幅方向の両端部になる。そのためにパッチ検出センサ208は、転写ベルト130の幅方向の両端部の各々の近傍に設けられる(パッチ検出センサ208F、パッチ検出センサ208R)。パッチ検出センサ208F、208Rは、転写ベルト130の回転方向で一次転写部121の下流側に設けられる。そのために、パッチ検出センサ208F、208Rは、一次転写部121で転写ベルト130に形成(転写)された直後のトナーパターンを、検出することができる。
図11は、トナーパターンの例示図である。図11(a)は色ずれ検出用トナーパターンを表す。図11(b)、(c)は濃度検出用トナーパターンを表す。
色ずれ検出用トナーパターン53は、転写ベルト130の両端部に形成される。色ずれ検出用トナーパターン53は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像53Y、53M、53C、53Kが、連続して転写ベルト130の回転方向に並んで構成される。色ずれ検出用トナーパターン53は、転写ベルト130の幅方向の両端部に並ぶために、パッチ検出センサ208F、208Rのいずれでも検出可能である。色ずれ補正は、色ずれ検出用トナーパターン53に含まれる各色の画像53Y、53M、53C、53Kの画像形成位置に応じて行われる。そのために、色ずれ検出用トナーパターン53の濃度変化が色ずれ補正に影響することは少ない。つまり、ポリゴンミラー123の反射面が汚されることで色ずれ検出用トナーパターン53の濃度が変化しても、色ずれ補正への影響は少ない。また、ポリゴンミラー123の各反射面の略同じ位置が一様に汚されるために、色ずれ検出用トナーパターン53の検出精度は許容範囲内に収まる。
トナーの濃度検出用トナーパターンは、転写ベルト130の幅方向の両端部に色毎に分けて形成される。図3に示す通り、イエロー及びマゼンタの画像は、図3中の下から上に向かって走査される。また、シアン及びブラックは、図3中の上から下に向かって走査される。各感光ドラム145〜148で走査方向が異なるために、ポリゴンミラー123に生じた汚れの影響は、イエロー及びマゼンタとシアン及びブラックとで、転写ベルト130の幅方向の異なる端部に現れる。そのために図11(b)、(c)では、イエロー及びマゼンタの濃度検出用トナーパターン52Y、52Mと、シアン及びブラックの濃度検出用トナーパターン52C、52Kとが、転写ベルト130の幅方向の両端部に分けて形成される。両端部のいずれに形成されるかは、選択可能になっている。濃度検出用トナーパターン52Y、52Mと、濃度検出用トナーパターン52C、52Kとは、互いに異なるパッチ検出センサ208F、208Rに検出される。
濃度検出用トナーパターン52Y、52Mと、濃度検出用トナーパターン52C、52Kとが転写ベルト130のいずれの端部に形成されるかは、ポリゴンミラー123の反射面の数及び回転速度に応じて決められる。そのために、ポリゴンミラー123の反射面が汚れた場合であっても、パッチ検出センサ208F、208Rのいずれかがトナーパターン52を正確に検出することができる。
なお、各色の濃度検出用トナーパターン52Y、52M、52C、52Kを、色ずれ検出用トナーパターン53と同様に、転写ベルト130の両端部に形成するようにしてもよい。この場合、コントローラは、パッチ検出センサ208F、208Rの検出結果から、例えば濃度の高い検出結果を優先してフィードバック制御に用いる。
以上説明したように、ポリゴンミラー123の反射面の数及び回転速度に応じて、フィードバック制御用のトナーパターンを形成することで、ポリゴンミラー123の汚れの影響を受けずにフィードバック制御を行うことが可能となる。トナーパターンを検出し、その検出結果に応じて制御を行うフィードバック制御であれば、どのような制御であっても本実施形態を応用できる。
パッチ検出センサ208は、転写ベルト130に形成されたトナーパターンを検出する配置の他に、感光ドラム145〜148に形成されたトナーパターンを検出するように配置されていてもよい。この場合、パッチ検出センサ208、感光ドラム145〜148の各々に一つずつ設けられ、各々の検出結果に応じてフィードバック制御が行われることになる。
122…レーザスキャナユニット、123…ポリゴンミラー、130…転写ベルト、145〜148…感光ドラム、207…ポリゴンモータ、208…パッチ検出センサ、213…トナー補給モータ、401〜404…レーザダイオード、420〜425…反射鏡

Claims (22)

  1. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体上を走査し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体上を走査するように、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを反射する複数の反射面を有する回転多面鏡と、を備え、前記回転多面鏡が当該回転多面鏡を挟んで前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとを互いに異なる側に反射する光走査装置と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第1の光ビームにより走査されることで第1の感光体上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像する第1の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第2の光ビームにより走査されることで第2の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第2の現像手段と、
    を備える像形成手段と、
    前記第1の感光体上に現像されたトナー像と前記第2の感光体上に現像されたトナー像とが転写される中間転写体を備え、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第1の検出手段と、
    前記回転多面鏡によって反射された光ビームの走査方向において前記第1の検出手段と異なる位置に配置され、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第2の検出手段と、
    を有して前記第1の検出手段と前記第2の検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を制御するカラー画像形成装置に備えられ、
    前記第1の感光体および前記第2の感光体それぞれから前記中間転写体上に転写されるトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターンが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によって検出されるように、前記像形成手段に前記色ずれ検出用トナーパターンを前記第1の感光体上および前記第2の感光体上それぞれに形成させ、
    前記第1の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第1の濃度検出用トナーパターンと前記第2の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第2の濃度検出用トナーパターンとが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段のうち互いに異なる検出手段に検出されるように、前記像形成手段に前記第1の感光体上に前記第1の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第2の感光体上に前記第2の濃度検出用トナーパターンを形成させ、
    前記第1の検出手段および第2の検出手段の検出位置に対応する前記複数の感光体上それぞれの位置の中から前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置と前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置とをそれぞれ選択可能であり、
    前記画像形成装置に備えられる前記回転多面鏡の反射面の数に基づいて、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置および前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されることを特徴とするコントローラ。
  2. 前記回転多面鏡を回転させる駆動手段を備え、
    画像データに基づくトナー像を形成する際の前記回転多面鏡の回転数に基づいて、前記回転多面鏡反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置および前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されることを特徴とする請求項1に記載のコントローラ。
  3. 請求項1または2に記載のコントローラを搭載するカラー画像形成装置であって、
    前記複数の現像手段にトナーを補給する補給手段を備え、
    前記補給手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記複数の現像手段それぞれへのトナーの補給量を決定することを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載のコントローラを搭載するカラー画像形成装置であって、
    各色に対応するデータ変換テーブルに基づいて入力画像データを各色の前記光源を駆動するための階調データに変換するデータ処理手段を備え、
    前記データ処理手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記データ変換テーブルを補正することを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 前記濃度検出用トナーパターンは、複数の濃度のパターンを含むことを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
  6. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    第3の感光体と、
    第4の感光体と、
    前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第3の感光体を露光するための第3の光ビームを出射する第3の光源と、前記第4の感光体を露光するための第4の光ビームを出射する第4の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体上を走査し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体上を走査し、前記第3の光ビームが前記第3の感光体上を走査し、前記第4の光ビームが前記第4の感光体上を走査するように、前記第1の光ビーム、前記第2の光ビーム、前記第3の光ビーム、および前記第4の光ビームを反射する複数の反射面を有する回転多面鏡と、を備え、前記回転多面鏡が、当該回転多面鏡を挟んで、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームと、前記第3の光ビームおよび前記第4の光ビームと、を互いに異なる側に反射する光走査装置と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第1の光ビームにより走査されることで第1の感光体上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像する第1の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第2の光ビームにより走査されることで第2の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第2の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第3の光ビームにより走査されることで第3の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段および前記第2の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第3の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第4の光ビームにより走査されることで第4の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段、前記第2の現像手段、および第3の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第4の現像手段と、
    を備える像形成手段と、
    前記第1の感光体上に現像されたトナー像と前記第2の感光体上に現像されたトナー像と前記第3の感光体上に現像されたトナー像と前記第4の感光体上に現像されたトナー像とが転写される中間転写体を備え、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第1の検出手段と、
    前記回転多面鏡によって反射された光ビームの走査方向において前記第1の検出手段と異なる位置に配置され、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第2の検出手段と、
    を有して
    前記第1の検出手段と前記第2の検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を制御するカラー画像形成装置に備えられ、
    前記第1の感光体、前記第2の感光体、前記第3の感光体、前記第4の感光体それぞれから前記中間転写体上に転写されたトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターンが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によって検出されるように、前記像形成手段に前記色ずれ検出用トナーパターンを前記第1の感光体上、前記第2の感光体上、前記第3の感光体上、前記第4の感光体上それぞれに形成させ、
    前記第1の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第1の濃度検出用トナーパターンおよび前記第2の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第2の濃度検出用トナーパターンと、前記第3の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第3の濃度検出用トナーパターンおよび前記第4の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第4の濃度検出用トナーパターンと、が前記第1の検出手段および前記第2の検出手段のうち互いに異なる検出手段に検出されるように、前記像形成手段に前記第1の感光体上に前記第1の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第2の感光体上に前記第2の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第3の感光体上に前記第3の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第4の感光体上に前記第4の濃度検出用トナーパターンを形成させ、
    前記第1の検出手段および第2の検出手段の検出位置に対応する前記複数の感光体上それぞれの位置の中から前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置をそれぞれ選択可能であり、
    画像形成装置に備えられる前記回転多面鏡の反射面の数に基づいて、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されることを特徴とするコントローラ。
  7. 前記回転多面鏡を回転させる駆動手段を備え、
    画像データに基づくトナー像を形成する際の前記回転多面鏡の回転数に基づいて、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されることを特徴とする請求項に記載のコントローラ。
  8. 請求項6または7に記載のコントローラを搭載するカラー画像形成装置であって、
    前記複数の現像手段にトナーを補給する補給手段を備え、
    前記補給手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記複数の現像手段それぞれへのトナーの補給量を決定することを特徴とするカラー画像形成装置。
  9. 請求項6または7に記載のコントローラを搭載するカラー画像形成装置であって、
    各色に対応するデータ変換テーブルに基づいて入力画像データを各色の前記光源を駆動するための階調データに変換するデータ処理手段を備え、
    前記データ処理手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記データ変換テーブルを補正することを特徴とするカラー画像形成装置。
  10. 前記濃度検出用トナーパターンは、複数の濃度のパターンを含むことを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
  11. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体上を走査し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体上を走査するように、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを反射する複数の反射面を有する回転多面鏡と、を備え、前記回転多面鏡が当該回転多面鏡を挟んで前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとを互いに異なる側に反射する光走査装置と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第1の光ビームにより走査されることで第1の感光体上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像する第1の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第2の光ビームにより走査されることで第2の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第2の現像手段と、
    を備える像形成手段と、
    前記第1の感光体上に現像されたトナー像と前記第2の感光体上に現像されたトナー像とが転写される中間転写体を備え、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第1の検出手段と、
    前記回転多面鏡によって反射された光ビームの走査方向において前記第1の検出手段と異なる位置に配置され、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第2の検出手段と、
    を有し、
    前記第1の検出手段と前記第2の検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を制御するカラー画像形成装置であって、
    前記第1の感光体および前記第2の感光体それぞれから前記中間転写体上に転写されたトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターンが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によって検出されるように、前記像形成手段に前記色ずれ検出用トナーパターンを前記第1の感光体上および前記第2の感光体上それぞれに形成させ、前記第1の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第1の濃度検出用トナーパターンと前記第2の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第2の濃度検出用トナーパターンとが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段のうち互いに異なる検出手段に検出されるように、前記像形成手段に前記第1の感光体上に前記第1の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第2の感光体上に前記第2の濃度検出用トナーパターンを形成させるコントローラを備え、
    前記コントローラには、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置を設定することを特徴とするカラー画像形成装置。
  12. 画像形成装置に備えられる前記回転多面鏡の反射面の数に基づいて、前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置および前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されていることを特徴とする請求項11に記載のカラー画像形成装置。
  13. 前記回転多面鏡を回転させる駆動手段を備え、
    画像データに基づくトナー像を形成する際の前記回転多面鏡の回転数に基づいて、前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置および前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されていることを特徴とする請求項11または12に記載のカラー画像形成装置。
  14. 前記複数の現像手段にトナーを補給する補給手段を備え、
    前記補給手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記複数の現像手段それぞれへのトナーの補給量を決定することを特徴とする請求項11乃至13いずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  15. 各色に対応するデータ変換テーブルに基づいて入力画像データを各色の前記光源を駆動するための階調データに変換するデータ処理手段を備え、
    前記データ処理手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記データ変換テーブルを補正することを特徴とする請求項11乃至14いずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  16. 前記濃度検出用トナーパターンは、複数の濃度のパターンを含むことを特徴とする請求項15に記載のカラー画像形成装置。
  17. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    第3の感光体と、
    第4の感光体と、
    前記第1の感光体を露光するための第1の光ビームを出射する第1の光源と、前記第2の感光体を露光するための第2の光ビームを出射する第2の光源と、前記第3の感光体を露光するための第3の光ビームを出射する第3の光源と、前記第4の感光体を露光するための第4の光ビームを出射する第4の光源と、前記第1の光ビームが前記第1の感光体上を走査し、前記第2の光ビームが前記第2の感光体上を走査し、前記第3の光ビームが前記第3の感光体上を走査し、前記第4の光ビームが前記第4の感光体上を走査するように、前記第1の光ビーム、前記第2の光ビーム、前記第3の光ビーム、および前記第4の光ビームを反射する複数の反射面を有する回転多面鏡と、を備え、前記回転多面鏡が、当該回転多面鏡を挟んで、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームと、前記第3の光ビームおよび前記第4の光ビームと、を互いに異なる側に反射する光走査装置と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第1の光ビームにより走査されることで第1の感光体上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像する第1の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第2の光ビームにより走査されることで第2の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第2の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第3の光ビームにより走査されることで第3の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段および前記第2の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第3の現像手段と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射された前記第4の光ビームにより走査されることで第4の感光体上に形成された静電潜像を、前記第1の現像手段、前記第2の現像手段、および第3の現像手段とは異なる色のトナーを用いて現像する第4の現像手段と、
    を備える像形成手段と、
    前記第1の感光体上に現像されたトナー像と前記第2の感光体上に現像されたトナー像と前記第3の感光体上に現像されたトナー像と前記第4の感光体上に現像されたトナー像とが転写される中間転写体を備え、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第1の検出手段と、
    前記回転多面鏡によって反射された光ビームの走査方向において前記第1の検出手段と異なる位置に配置され、複数の前記感光体から前記中間転写体上に転写されたトナーパターンを検出する第2の検出手段と、
    を有し、
    前記第1の検出手段と前記第2の検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を制御するカラー画像形成装置であって、
    前記第1の感光体、前記第2の感光体、前記第3の感光体、前記第4の感光体それぞれから前記中間転写体上に転写されたトナー像間のずれ量を検出するための色ずれ検出用トナーパターンが前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によって検出されるように、前記像形成手段に前記色ずれ検出用トナーパターンを前記第1の感光体上、前記第2の感光体上、前記第3の感光体上、前記第4の感光体上それぞれに形成させ、前記第1の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第1の濃度検出用トナーパターンおよび前記第2の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第2の濃度検出用トナーパターンと、前記第3の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第3の濃度検出用トナーパターンおよび前記第4の感光体上に形成するトナー像の濃度を検出するための第4の濃度検出用トナーパターンと、が前記第1の検出手段および前記第2の検出手段のうち互いに異なる検出手段に検出されるように、前記像形成手段に前記第1の感光体上に前記第1の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第2の感光体上に前記第2の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第3の感光体上に前記第3の濃度検出用トナーパターンを形成させ、前記像形成手段に前記第4の感光体上に前記第4の濃度検出用トナーパターンを形成させるコントローラを備え、
    前記コントローラには、前記回転多面鏡の反射面の長手方向において継続使用時に当該反射面が相対的に汚れにくい方の端部に対応する前記走査方向における位置に前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されていることを特徴とするカラー画像形成装置。
  18. 画像形成装置に備えられる前記回転多面鏡の反射面の数に基づいて、前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されていることを特徴とする請求項17に記載のカラー画像形成装置。
  19. 前記回転多面鏡を回転させる駆動手段を備え、
    画像データに基づくトナー像を形成する際の前記回転多面鏡の回転数に基づいて、前記第1の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第2の濃度検出用トナーパターンの形成位置、前記第3の濃度検出用トナーパターンの形成位置、および前記第4の濃度検出用トナーパターンの形成位置が設定されていることを特徴とする請求項17または18に記載のカラー画像形成装置。
  20. 前記複数の現像手段にトナーを補給する補給手段を備え、
    前記補給手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記複数の現像手段それぞれへのトナーの補給量を決定することを特徴とする請求項17乃至19いずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  21. 各色に対応するデータ変換テーブルに基づいて入力画像データを各色の前記光源を駆動するための階調データに変換するデータ処理手段を備え、
    前記データ処理手段は、各色の前記濃度検出用トナーパターンの検出結果に基づいて、前記データ変換テーブルを補正することを特徴とする請求項17乃至20いずれか1項に記載のカラー画像形成装置。
  22. 前記濃度検出用トナーパターンは、複数の濃度のパターンを含むことを特徴とする請求項21に記載のカラー画像形成装置。
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