JP2008068509A - 画像形成装置及び光量制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び光量制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ光のシェーディング特性を出荷時の値に固定せず、汚れ・サビなどによりポリゴンミラー2のレーザ光反射率が不均一となっても、シェーディング特性を変化させて感光体像面上の光量及び同期検知光量を一定とする画像形成装置及び光量制御方法を提案する。
【解決手段】光量可変特性制御部8は、データに基づき、その時々に最適な可変特性を算出もしくは選択し、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する。光量制御部7は、光量可変特性制御部8から送信された可変特性制御信号に基づき、光量制御信号を生成し、LD変調部1に送信する。LD変調部1は、送信された光量制御信号に従い、LDユニット9内のLDの発光量を設定し、点灯信号に応じてLDを点灯する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び光量制御方法に関し、特に光量制御部の制御曲線を調整する画像形成装置及び光量制御方法に関する。
画像形成装置内の光ビーム走査部は、防塵のため通常は密閉されているが、完全密閉ではないため、埃などが光走査ユニットに入り込むことを完全に防止することは出来ない。また、環境の変化等により偏向手段としてのポリゴンミラー2や反射ミラー表面上にサビなどが発生する可能性がある。偏向手段としてのポリゴンミラー2は、ポリゴンモータにより回転駆動されているため、上記埃やサビの付着量が均一でなく、画像形成装置が長時間駆動印字されると、レーザ光の反射率に大きなバラツキを生じる。
このため、像担持体である感光体上へのレーザビームの照射量に差が生じ、濃度ムラや画像カスレが発生する。特にカラー画像形成装置の場合は、少量の濃度ムラにより色ムラとなるため、より顕著に現われる。またレーザビームの照射量の差は、同期検知精度にも影響を及ぼし、同期検知精度が悪化する。この同期検知精度の悪化は、特にカラー画像形成装置などに影響し、色ズレなどの画像劣化の原因となる。また更に光量が変化すると、同期検知異常の発生なども考慮される。
従来、感光体上の照射パワーや同期検知入射光の補正を行い、感光体像面上及び同期検知光量を一定にして、画像劣化および同期検知精度悪化を防止する装置を検討されている。例えば、画像の最大濃度を変更するために最大パルス幅を変調した場合でも安定した階調特性を維持することが可能な画像形成装置(例えば、特許文献1参照)、測定部分での光量条件を常に一定にすることで、倍率誤差の補正を正確に行うことが出来る光ビーム走査装置(例えば、特許文献2参照)、LDの温度上昇等による光量の低下を防ぐため、LDの光パワーが主走査方向に走査するに従って増大するように像坦持体面上の光パワーを有効に補正し、高品質画像を生成する光ビーム走査装置(例えば、特許文献3参照)が提案されている。また、濃度センサ等により画像濃度を検知して光量レベルやプロセス条件を変更する方式が知られている。
特開2000−127499号公報 特開2005−208071号公報 特開2003−121775号公報
しかしながら、上記のような技術では、いずれも初期状態に対してのみ行われており、経時による光量の変化に対応して、光量を補正することが出来ず、経時により光量が変化した際の対処が十分ではないという問題を有する。また、上記濃度センサ等により画像濃度を検知して光量レベルやプロセス条件を変更する方式は、光量のばらつきを補正することができず、濃度ムラとなる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、レーザ光のシェーディング特性を出荷時の値に固定せず、汚れ・サビなどによりポリゴンミラー2のレーザ光反射率が不均一となっても、シェーディング特性を変化させて感光体像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、光ビームを発光する光ビーム発生手段と、前記光ビーム発生手段より発光された光ビームを、1次元方向にスキャンする光走査手段と、前記1次元方向の光量を1次元走査内で可変する光量制御手段と、を有し、前記光量制御手段により光量を制御し、像担持体上への照射光量を一定とすることを特徴とする画像形成装置であって、前記光量制御手段により光量を可変する際に従う命令信号である可変特性制御信号を生成する光量可変特性制御手段を有し、前記光量制御手段は、前記光量可変特性制御手段から送信された可変特性制御信号に従い、制御曲線を変更することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記制御曲線は、前記光量制御手段が像担持体上への照射光量が一定となるように、光ビーム発光量を制御する際の発光量曲線であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の装置において、印字枚数をカウントする印字枚数カウント手段を有し、前記可変特性制御信号は、前記カウントされた印字枚数に基づき生成することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の装置において、稼動時間を計測する稼働時間計測手段を有し、前記可変特性制御信号は、前記計測された稼動時間に基づき生成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の装置において、前記像担持体上の画像濃度を検知する画像濃度検知手段を有し、前記可変特性制御信号は、前記検知された画像濃度検知に基づき生成することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の装置において、前記画像濃度検知手段は、複数個配置され、前記光ビームのスキャン方向において複数箇所の画像濃度検知を行うことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5又は6記載の装置において、前記画像濃度検知手段は、前記像担持体上で光量が最も低下する箇所の画像濃度を検知することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、光ビームを発光する工程と、前記発光された光ビームを、1次元方向にスキャンするよう走査する工程と、前記1次元方向の光量を1次元走査内で可変する光量制御工程と、を有し、前記光量制御工程により光量を制御することにより、像担持体上への照射光量を一定とすることを特徴とする光量制御方法であって、前記光量制御工程により光量を可変する際に従う命令信号である可変特性制御信号を生成し、送信する光量可変特性制御工程を有し、前記光量制御工程は、前記送信された可変特性制御信号に従い、制御曲線を変更することを特徴とする光量制御方法である。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の方法において、前記制御曲線は、前記光量制御工程が像担持体上への照射光量が一定となるように、光ビーム発光量を制御する際の発光量曲線であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の方法において、印字枚数をカウントする工程を有し、前記可変特性制御信号は、前記カウントされた印字枚数に基づき生成することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項8又は9記載の方法において、稼動時間を計測する工程を有し、前記可変特性制御信号は、前記計測された稼動時間に基づき生成することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項8又は9記載の方法において、前記像担持体上の画像濃度を検知する工程を有し、前記可変特性制御信号は、前記検知された画像濃度検知に基づき生成することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の方法において、前記画像濃度を検知する工程は、前記光ビームのスキャン方向において複数箇所の画像濃度検知を行うことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項12又は13記載の方法において、前記画像濃度を検知する工程は、前記像担持体上で光量が最も低下する箇所の画像濃度を検知することを特徴とする。
本発明によれば、シェーディング特性を出荷時で固定せず、変更可能な構成とし、経時の汚れ等に関わらず感光体像面上の光量及び同期検知光量を一定とするため、光量不均一による画像濃度不均一やかすれ、色ムラなどの画像劣化及び光量変化による同期精度の悪化による位置ずれ、画像劣化がなく信頼性を向上することができる。
以下に本発明に係る実施形態について図を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施の形態であるため、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
まず、以下に光ビーム走査装置を用いた画像形成装置について図を用いて説明する。光ビーム走査装置の一例として、レーザビーム走査装置を用いた実施形態を説明する。図1は、レーザビーム走査装置を備えた画像形成装置の模式図である。ポリゴンミラー2、ポリゴンモータ31、fθレンズ3、BTL(バレル・トロイダル・レンズ)32及び折り返しミラー33から構成されるレーザビーム走査装置30と、感光体4、帯電器44、現像ユニット40、転写器41、クリーニングユニット42、除電器43から構成される。
レーザビーム走査装置30においては、画像信号に合わせて点灯する光ビーム発生手段としてのLDユニット9(図2参照)内のLDから出射されたレーザビームが、コリメートレンズ(図示せず)により平行光束化されてシリンダレンズ(図示せず)を通り、偏向手段としてのポリゴンミラー2によって偏向され、fθレンズ3及びBTL32を通って、像担持体としての感光体4上を走査する。
ポリゴンミラー2は駆動手段としてのポリゴンモータ31により回転駆動される。感光体4には、例えばドラム状感光体やベルト状感光体等が用いられる。fθレンズ3は、主にポリゴンミラー2により等角速度で走査しているレーザビームを、感光体4上を等速度で走査するように速度変換を行う。BTL(バレル・トロイダル・レンズ)32は、主に副走査方向のピント合わせ、即ち集光機能と副走査方向の面倒れ等の位置補正を行う。
感光体4の周りには、帯電手段としての帯電器44、現像手段としての現像ユニット40、転写手段としての転写器41、クリーニング手段としてのクリーニングユニット42、除電手段としての除電器43等が配置されており、通常の電子写真プロセスにより転写材としての記録紙上に画像が形成される(図1参照)。
すなわち、感光体4は、駆動機構により回転駆動され、帯電器44により一様に帯電された後に、レーザビーム走査装置30からのレーザビームにより走査されることで露光されて静電潜像が形成される。この感光体4上の静電潜像は、現像ユニット40により現像されて(顕像化されて)トナー像となり、また、給紙ユニット(図示せず)から転写材としての記録紙が給紙される。この記録紙は、転写器41により感光体4上のトナー像が転写され、定着ユニット(図示せず)によりトナー像が定着されて外部へ排出される。感光体4は、トナー像転写後にクリーニングユニット42によりクリーニングされて残留トナーが除去され、除電器43により除電されて次の電子写真プロセスに備える。
なお、カラー画像形成装置の場合は、複数色を重ね合わせる必要があるため、各色でタイミングを合わせて静電潜像を形成し、各色毎の現像ユニットにより現像されて、記録紙上もしくは色重ね用に用意された中間転写体上に転写される。中間転写体上のカラートナー像は、第2転写器により記録紙上に転写される。
図2は、本実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。LD変調部1、ポリゴンスキャナ2、fθレンズ3、感光体4、同期検知センサ5、書込クロック生成部6、光量制御部7、光量可変特性制御部8、LD(レーザダイオード)ユニット9から構成されている。
図1は画像書込部としてのレーザビーム走査装置30およびその周辺の制御系を示す。レーザビーム走査装置30は、主走査方向先端にレーザビームを検知するビーム検出手段としての同期検知センサ5が備えられており、fθレンズ3を透過したレーザビームが同期検知センサ5に入射し検知されるような構成となっている。
なお、fθレンズ3を透過せずに同期検知センサ5に入射する方式も考え得る。また、後端にもセンサを配置する構成も考え得る。図2においては、複数あるレンズの代表としてfθレンズ3のみを示している。また、BTL32、折り返しミラーは図示していない。
レーザビーム走査装置30の周辺の制御系は、画像書込み制御系として機能する、光量可変特性制御部8、光量制御部7、LD変調部1、書込クロック生成部6から構成されている。
画像書込み制御系の動作を以下説明する。レーザビームが走査されることにより、同期検知センサ5がレーザビームを検知してレーザビーム検知信号DETPを出力し、このレーザビーム検知信号DETPが書込クロック生成部6へ送られる。書込クロック生成部6は、図に示されていない発振器からの基準クロックを受けて書込クロックVCLKのn倍の内部クロックを生成し、入力されたレーザビーム検知信号DETPのタイミングに併せて、内部クロックをn分周して書込クロックVCLKを生成する。
さらに書込クロック生成部6は、入力された画像データを書込クロックVCLKに同期させて点灯信号とし、かつレーザビーム検知信号DETP用の同期命令も上記点灯信号に重畳させて、光ビーム発生手段駆動部としてのLD変調部1へ送る。同期命令は書込クロックVCLKに同期させない場合もある。
LD変調部1は、レーザビーム走査装置30におけるLDユニット9内のLDの点灯を上記点灯信号に応じて制御する。従ってLDユニット9内のLDから画像データ及び同期命令に応じて変調されたレーザビームが出射され、このレーザビームがポリゴンミラー2により偏向されてfθレンズ3を介して感光体4及び同期検知センサ5上を走査することになる。
図3、図4は、本実施形態に係る感光体4の像面上の光量を示す。まず、1走査内でLD発光量を一定とした場合、感光体4像面上の光量は、ミラー反射率やレンズ透過率などの影響により一定でなくなる(図3参照)。このため、光量制御部7によりLD発光量を制御して(図4参照)、感光体4像面上の光量が一定となるようにする。ただし、長時間の使用により書込ユニット内に入ってきた埃や、ミラー面の汚れ、環境変化によるミラー面のサビ等の影響で、ミラー面にくもりが見られるようになる。ポリゴンミラー2は、回転駆動されているため、くもりが均一でなくなる。図5は、本実施形態に係るポリゴンミラー2の中の1面のくもり概念を示す図である。
くもりの結果、1走査内でLD発光量を一定とした場合の感光体4像面上の光量は、ミラー面にくもりがない状態の図3と大きく異なり、図6に示すようになる。図6は、感光体4の像面上の光量を示す図である。図6の状態では、LD発光量を制御して図4の状態としても、感光体4像面上の光量は、一定とならない。同期検知精度も光量にあわせて最適な定数を設定しているため、光量変化により悪化してしまう。
従って、上記のような事態を考慮し、レーザ光のシェーディング特性を出荷時の値に固定せず、埃や汚れ、サビ等によりポリゴンミラーのレーザ光反射率が不均一となっても、シェーディング特性を変化させて感光体像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることが必要となる。
ここで、LD変調部1は、光量制御部7から送信される光量制御信号に従い、LDユニット9内のLDの発光量を設定する。本発明に係る実施形態は、シェーディング特性を変化させて感光体像面上の光量及び同期検知光量を一定とするため、光量制御部7に送信する可変特性制御信号を生成する光量可変特性制御部8を備える。
ただし、図7に示す実施形態においては、CPUにて最適な可変特性を算出もしくは選択し、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する構成であるが、これについては後述する。いずれにせよ、「光量制御手段」である光量制御部7が、可変特性制御信号に従い、制御曲線を変更することを特徴とする。「制御曲線」は、光量制御手段が、像担持体上への照射光量が一定となるように、光ビーム発光量を制御する際の発光量曲線である。
また、最適な可変特性を算出若しくは選択する際に基準とするデータは種々考え得るため、以下かかるデータ毎(CPUのデータや印字枚数データ等)に各実施形態を説明する。
次に、本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御について図2及び図13を用いて説明する。図13は、本実施形態に係る光量制御の動作処理を示すフローチャートである。図2に示す光量可変特性制御部8は、CPUからのデータ情報に基づき(ステップS1)、その時々に最適な可変特性を算出もしくは選択し(ステップS2)、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する(ステップS3)。また光量制御部7は、光量可変特性制御部8から送信された可変特性制御信号に基づき(ステップS4)、光量制御信号を生成し(ステップS5)、LD変調部1に送信する(ステップS6)。LD変調部1は、送信された光量制御信号に従い、LDユニット9内のLDの発光量を設定し、点灯信号に応じてLDを点灯する(ステップS7)。
なお図2では、光量可変特性制御部8において、最適な可変特性を算出もしくは選択することとしているが、本発明に係る他の実施形態として、図7に示すように、光量可変特性制御部8を有さず、CPUにて最適な可変特性を算出もしくは選択し、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する構成も考え得る。CPUが「光量可変特性制御手段」である光量可変特性制御部8と同等の働きをすることも考え得るためである。
上記実施形態により、レーザ光のシェーディング特性を出荷時で固定せず、変更可能な構成とし、経時の汚れ等に関わらず感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とするため、光量不均一による画像濃度不均一やかすれ、色ムラなどの画像劣化及び光量変化による同期精度の悪化による位置ズレ・画像劣化がなく信頼性を向上することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係るレーザ光の光量制御について図8及び図14を用いて説明する。ポリゴンミラー2の汚れ・サビなどの分布は、主にミラー形状やポリゴンミラー2回転速度などで決定されるため、同一機種では、ほぼ同一の分布となる。また光量低下率も概略印字枚数に比例するため、本実施形態は、印字枚数から汚れ・サビなどの分布及び光量低下率を推察し、シェーディング特性を変化させて感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。
図8は、本実施形態に係る印字枚数カウント部10を備えた場合の、レーザビーム走査装置30およびその周辺の制御系を示す図である。上記説明した図1に対して、印字枚数カウント部10を追加した点が異なる。図14は、本実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
印字枚数カウント部10は、画像形成装置の印字枚数を計測し、計測結果(印字枚数)を光量可変特性制御部8に送信する(ステップS10)。光量可変特性制御部8は、印字枚数カウント部10から送信された印字枚数に基づき(ステップS11)、その枚数に応じた可変特性を算出もしくは選択し(ステップS12)、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する(ステップS13)。以降、ステップS14から17は、図13のステップS4からS7と同様である。なお印字枚数は、実際の印字枚数をカウントする方式、カラー又はモノクロの違い、又は記録紙サイズなどによりカウント値が変更される方式等が考え得る。
上記実施形態により、印字枚数から光量変化を推察しているため、特定の装置を必要とせず、安価にシステムを構築することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置について図9及び図15を用いて説明する。光量低下率が概略稼動時間に比例するため、本実施形態は、稼働時間から汚れ・サビ等の分布及び光量低下率を推察し、シェーディング特性を変化させて感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。図9は、図8の印字枚数カウント部10を稼働時間計測部11に変更した場合の、レーザビーム走査装置30およびその周辺の制御系を示す図である。図15は、本実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
稼働時間計測部11は、画像形成装置の稼働時間を計測し、計測結果(稼動時間)を光量可変特性制御部8に送信する(ステップS20)。光量可変特性制御部8は、稼動時間のデータを受信し(ステップS21)、これに応じた可変特性を算出、選択する(ステップS22)。以降ステップ23からS27は、図13のステップS4からS7と同様である。なお稼働時間は、画像形成装置の稼動時間とする方式、ポリゴンモータ31の稼働時間とする方式等が考え得る。
上記実施形態により、稼動時間から光量変化を推察しているため、特定の装置を必要とせず、安価にシステムを構築することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態に係るレーザ光の光量制御について図10及び図16を用いて説明する。ポリゴンミラー2の汚れ・サビなどの分布は、主にミラー形状やポリゴンミラー2回転速度などで決定されるため、同一機種では、ほぼ同一の分布となる。本実施形態は、画像濃度から光量を算出することにより、シェーディング特性を変化させて感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。
図10は、図8の印字枚数カウント部10を濃度検知部12に変更した場合の、レーザビーム走査装置30およびその周辺の制御系を示す図である。なお、図10では、濃度検知部12を1つ示しているが、複数個有する構成等も考え得る。濃度検知部を複数有する実施形態については後述する。図16は、本実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
濃度検知は、感光体4上に取り決めた濃度・パターンで濃度検知用画像を生成し、かかる濃度検知用画像を所定の現像ユニット40で現像し、現像されたトナー像を濃度検知部12(フォトセンサなど)で読み取り、画像濃度検知を実施する(ステップS30)。
上記濃度検知により得られた濃度信号が、濃度検知部12から光量可変特性制御部8に送信される。光量可変特性制御部8は、濃度検知部12より送信された濃度信号(ステップS31)に基づき、最適な可変特性を算出もしくは選択し(ステップS32)、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する(ステップS33)。以降ステップ34からS37は、図13のステップS4からS7と同様である。
上記実施形態により、画像濃度を測定し、光量変化を算出するため、より正確に光量変化を算出・推察することができ、より画像劣化を防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る光ビームの光量制御について図11及び図17を用いて説明する。本実施形態は、上記濃度検知部12が複数ある実施形態で、主走査方向の複数箇所の画像濃度から、光量及び光量の不均一さを算出することにより、シェーディング特性を変化させて感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。
図11は、本実施形態に係る各濃度検知部(濃度検知部20、21及び22)の配置位置を、像面上の光量を示すグラフと共に示し、感光体4のポリゴンスキャナ走査方向の位置関係を示している。法線方向位置は任意である。また、参考として図5に示したポリゴンミラー2面の概念図を示す。なお図11では、濃度検知部を3箇所示しているが、個数はシステムにより異なる。図17は、本実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
図11に示す実施形態においては、各濃度検知部20、21及び22それぞれで、濃度検知を実施し(ステップS38〜S40)、濃度信号を光量可変特性制御部8(図10参照)に送信する。光量可変特性制御部8は、送信された複数の濃度信号から(ステップS41)、光量カーブを推察し、それを元に最適な可変特性を算出もしくは選択し(ステップS42)、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する(ステップS43)。以降ステップ44からS47は、図13のステップS4からS7と同様である。
上記実施形態により、複数位置の画像濃度を測定し、光量の不均一状態を把握するため、さらに正確に正確に光量変化を算出・推察することができ、より画像劣化を防止することができる。また画像濃度検知部を有している画像形成装置では、安価にシステムを構築することが出来る。
次に、本発明に係る他の実施形態について図12及び図18を用いて説明する。ポリゴンミラー2の汚れ・サビなどの分布は、主にミラー形状やポリゴンミラー2回転速度などで決定されるため、同一機種では、ほぼ同一の分布となる。そこで、本実施形態では光量低下の大きい箇所の光量を算出することにより、シェーディング特性を変化させて感光体4像面上の光量及び同期検知光量を一定とすることを目的とする。
図12は、本実施形態に係る各濃度検知部の配置位置を、像面上の光量を示すグラフと共に示す図である。また、参考として図5に示したポリゴンミラー2面の概念図も併せて示す。図12に示す実施形態では、濃度検知部20、21及び22のうち一つ(本実施形態では濃度検知部20)が光量の低下が大きい位置に配置される構成とする。図18は、本実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
濃度検知部20、21及び22は、濃度信号を光量可変特性制御部8に送信する(ステップS48〜S50)。光量可変特性制御部8は、送信された濃度検知信号から(ステップS51)、光量低下の大きい箇所の光量を算出することにより、光量カーブを推察し、それを元に最適な可変特性を算出もしくは選択し(ステップS52)、可変特性制御信号を光量制御部7に送信する(ステップ53)。以降ステップS54からS57は、図13のステップS4からS7と同様である。
上記実施形態により、光量低下が大きい位置の画像濃度を測定し、光量変化が大きいデータを得ることが出来るため、さらに正確に光量変化を算出・推察することができ、より画像劣化を防止することができる。
尚、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置を備えた画像形成装置の模式図である。 本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る感光体4の像面上の光量を示す図である。 本発明の実施形態に係る感光体4の像面上の光量を示す図である。 本発明の実施形態に係るポリゴンミラー2の中の1面のくもり概念を示す図である。 本発明の実施形態に係る感光体4の像面上の光量を示す図である。 本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るレーザビーム走査装置30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る濃度検知部の配置位置を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る濃度検知部の配置位置を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレーザ光の光量制御の動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 LD変調部
2 ポリゴンミラー
3 fθレンズ
4 感光体
5 同期検知センサ
6 書込クロック生成部
7 光量制御部
8 光量可変特性制御部
9 LD(レーザダイオード)ユニット
10 印字枚数カウント部
11 稼動時間計測部
12、20、21、22 濃度検知部
30 レーザビーム走査装置
31 ポリゴンモータ
32 BTL(バレル・トロイダル・レンズ)
33 折り返しミラー
40 現像ユニット
41 転写器
42 クリーニングユニット
43 除電器
44 帯電器

Claims (14)

  1. 光ビームを発光する光ビーム発生手段と、
    前記光ビーム発生手段より発光された光ビームを、1次元方向にスキャンする光走査手段と、
    前記1次元方向の光量を1次元走査内で可変する光量制御手段と、を有し、
    前記光量制御手段により光量を制御し、像担持体上への照射光量を一定とすることを特徴とする画像形成装置であって、
    前記光量制御手段により光量を可変する際に従う命令信号である可変特性制御信号を生成する光量可変特性制御手段を有し、
    前記光量制御手段は、前記光量可変特性制御手段から送信された可変特性制御信号に従い、制御曲線を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御曲線は、前記光量制御手段が像担持体上への照射光量が一定となるように、光ビーム発光量を制御する際の発光量曲線であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 印字枚数をカウントする印字枚数カウント手段を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記カウントされた印字枚数に基づき生成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 稼動時間を計測する稼働時間計測手段を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記計測された稼動時間に基づき生成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体上の画像濃度を検知する画像濃度検知手段を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記検知された画像濃度検知に基づき生成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 前記画像濃度検知手段は、複数個配置され、前記光ビームのスキャン方向において複数箇所の画像濃度検知を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記画像濃度検知手段は、前記像担持体上で光量が最も低下する箇所の画像濃度を検知することを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 光ビームを発光する工程と、
    前記発光された光ビームを、1次元方向にスキャンするよう走査する工程と、
    前記1次元方向の光量を1次元走査内で可変する光量制御工程と、を有し、
    前記光量制御工程により光量を制御することにより、像担持体上への照射光量を一定とすることを特徴とする光量制御方法であって、
    前記光量制御工程により光量を可変する際に従う命令信号である可変特性制御信号を生成し、送信する光量可変特性制御工程を有し、
    前記光量制御工程は、前記送信された可変特性制御信号に従い、制御曲線を変更することを特徴とする光量制御方法。
  9. 前記制御曲線は、前記光量制御工程が像担持体上への照射光量が一定となるように、光ビーム発光量を制御する際の発光量曲線であることを特徴とする請求項8記載の光量制御方法。
  10. 印字枚数をカウントする工程を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記カウントされた印字枚数に基づき生成することを特徴とする請求項8又は9記載の光量制御方法。
  11. 稼動時間を計測する工程を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記計測された稼動時間に基づき生成することを特徴とする請求項8又は9記載の光量制御方法。
  12. 前記像担持体上の画像濃度を検知する工程を有し、
    前記可変特性制御信号は、前記検知された画像濃度検知に基づき生成することを特徴とする請求項8又は9記載の光量制御方法。
  13. 前記画像濃度を検知する工程は、前記光ビームのスキャン方向において複数箇所の画像濃度検知を行うことを特徴とする請求項12記載の光量制御方法。
  14. 前記画像濃度を検知する工程は、前記像担持体上で光量が最も低下する箇所の画像濃度を検知することを特徴とする請求項12又は13記載の光量制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015215485A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 キヤノン株式会社 画像形成装置のコントローラ、およびカラー画像形成装置
JP2017209968A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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