JP2015211108A - 半導体装置 - Google Patents

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    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Abstract

【課題】互いに隣り合うキャパシタの短絡を効果的に防止する。【解決手段】半導体装置SDは、基板SUB、層間絶縁膜ILD4、複数のキャパシタCP、及び分離絶縁膜DIF1を備えている。層間絶縁膜ILD4は、基板SUB上に位置している。複数のキャパシタCPは、複数の凹部RECそれぞれに形成されている。凹部RECは、層間絶縁膜ILD4の表面に開口を有している。分離絶縁膜DIF1は、層間絶縁膜ILD4に形成されている。また分離絶縁膜DIF1は、平面視で互いに隣り合う凹部RECの間に位置している。さらに分離絶縁膜DIF1は、層間絶縁膜ILD4と異なる材料により形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置に関し、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)に適用可能な技術である。
DRAMは、複数のトランジスタ及び複数のキャパシタによって形成される。DRAMの性能を高いものにするには、各キャパシタの静電容量を大きくする必要がある。そしてキャパシタは表面積が大きいほどその静電容量が大きくなる。一方で半導体チップの面積を小さくすることが現在要請されている。そこで現在、例えば特許文献1,2に記載されているように、層間絶縁膜の表面に開口を有する凹部にキャパシタを形成することがある。このようなキャパシタは、下部電極、容量絶縁膜、及び上部電極が凹部の底面及び側面に沿った形状となる。これにより、半導体チップの面積が大きくなることを抑制しつつキャパシタの表面積を大きくすることができる。
特開2003−229497号公報 特開2007−134654号公報
上記したように、DRAMでは、凹部にキャパシタを形成することがある。このような凹部は複数形成され、複数の凹部それぞれにキャパシタが形成される。そして現在、半導体チップの面積を小さくことが要請されている。この場合、互いに隣り合う凹部の間隔を狭くする必要がある。一方、この間隔を狭くすると、凹部を隔てる層間絶縁膜の形状が崩れやすくなる。そして層間絶縁膜の形状が崩れると、互いに隣り合う凹部(キャパシタ)の下部電極同士が接触しやすくなる。下部電極が接触すると、互いに隣り合うキャパシタが短絡してしまう。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体装置は、基板、第1層間絶縁膜、第1キャパシタ、第2キャパシタ、及び第1分離絶縁膜を備えている。第1層間絶縁膜は、基板上に位置している。第1キャパシタは、第1層間絶縁膜の表面に開口を有する第1凹部に形成されている。第2キャパシタは、第1層間絶縁膜の表面に開口を有する第2凹部に形成されている。また第2キャパシタは、第1キャパシタと隣り合っている。第1分離絶縁膜は、第1層間絶縁膜に形成されている。また第1分離絶縁膜は、平面視で第1凹部と第2凹部の間に位置している。さらに第1分離絶縁膜は、第1層間絶縁膜と異なる材料により形成されている。
他の例によれば、半導体装置は、基板、トランジスタ、層間絶縁膜、キャパシタ、及びビット線を備えている。トランジスタは、基板に形成されている。層間絶縁膜は、トランジスタ上に位置している。キャパシタは、トランジスタのソース及びドレインの一方に電気的に接続されている。一方、ビット線は、トランジスタのソース及びドレインの他方に電気的に接続されている。そしてキャパシタは、層間絶縁膜の表面に開口を有する凹部に形成されている。一方、ビット線は、層間絶縁膜の厚さ方向に垂直な方向から見て凹部と重なる領域に位置している。
前記一実施の形態によれば、互いに隣り合うキャパシタの短絡を効果的に防止することができる。
(a)は、実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図であり、(b)は、DRAM領域のレイアウトを示す平面図である。 実施形態に係る半導体装置のDRAM領域の概略を示す回路図である。 実施形態に係る半導体装置のDRAM領域の一部を示す平面図である。 図3のA−A´断面図である。 図3のB−B´断面図である。 図3のC−C´断面図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図3〜図6に示した半導体装置の製造方法を説明するための図である。 変形例1に係る半導体装置のDRAM領域の一部を示す平面図である。 変形例2に係る半導体装置のDRAM領域の一部を示す平面図である。 変形例3に係る半導体装置のDRAM領域の一部を示す平面図である。 図20のA−A´断面図である。 図20のB−B´断面図である。 変形例4に係る半導体装置の断面図である。 変形例5に係る半導体装置の断面図である。 変形例6に係る半導体装置のDRAM領域の一部を示す平面図である。 図25のA−A´断面図である。 図25のB−B´断面図である。 図25〜図27に示した半導体装置を製造する方法を説明するための図である。 図25〜図27に示した半導体装置を製造する方法を説明するための図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1(a)は、実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す平面図である。半導体装置SDは、ロジック領域LGC、DRAM領域DR、SRAM領域SR、及びI/O領域IOを有している。ロジック領域LGCは、ロジック回路を有している。DRAM領域DRは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を有している。SRAM領域SRは、SRAM(Static Random Access Memory)を有している。I/O領域IOは、I/O(Input/Output)回路を有している。半導体装置SDの信号の入出力及び電源供給は、I/O回路を介して行われる。図1(a)に図示したI/O領域IOは、半導体装置SDの縁に沿って配置されており、ロジック領域LGC、DRAM領域DR、及びSRAM領域SRを囲んでいる。ただし、半導体装置SDのレイアウトがこのレイアウトに限定されるものでないことは勿論である。なお、半導体装置SDには、SRAM領域SR及びロジック領域LGCのうち少なくとも一方が設けられていなくてもよい。
図1(b)は、DRAM領域DRのレイアウトを示す平面図である。DRAM領域DRは、複数のメモリセルアレイDRSLと、周辺回路CRとを有している。メモリセルアレイDRSLは、詳細を後述するように、キャパシタCP(本図には図示せず)、及びトランジスタTR(本図には図示せず)を有している。トランジスタTRは、キャパシタCPへの書き込み及び読み出しを行うためのトランジスタである。
図2は、本実施形態に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの概略を示す回路図である。半導体装置SDは、複数のセルCL、複数のビット線BL、及び複数のワード線WLを含んでいる。各セルCLは、1つのトランジスタTR及び1つキャパシタCPによって構成されている。複数のビット線BLは、列(Column)に沿って並んでいる。複数のワード線WLは、行(Row)に沿って並んでいる。
各セルCLのトランジスタTRは、ソース、ドレイン、及びゲートを含んでいる。ソース及びドレインの一方は、キャパシタCPを介して接地している。これに対して、ソース及びドレインの他方はビット線BLに接続している。ゲートはワード線WLに接続している。そして複数のセルCLは、複数のビット線BL及び複数のワード線WLに沿って2次元マトリクス状に配列されている。この場合、各セルCLが接続しているビット線BL及びワード線WLの組み合わせが互いに異なる。このため、適当なビット線BL及びワード線WLの組み合わせを選択することで、所望のセルCLの読み出し又は書き込みを行うことができる。
図3は、本実施形態に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの一部を示す平面図である。図4は、図3のA−A´断面図である。図5は、図3のB−B´断面図である。図6は、図3のC−C´断面図である。
図3に示すように、半導体装置SDは、図2と同様に、複数のトランジスタTR、複数のキャパシタCP、複数のビット線BL、及び複数のワード線WLを含んでいる。さらに半導体装置SDは、基板SUB及び配線層ILを含んでいる(図4〜図6)。基板SUBは、半導体基板である。具体的には、基板SUBは、例えば、シリコン基板又はSOI(Silicon on Insulator)基板である。配線層ILは、基板SUB上に形成されている。本図に示す例において、配線層ILは、層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4,ILD5を含んでいる。層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4,ILD5は、基板SUB側からこの順に並んでいる。層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4,ILD5は、例えば、シリコン酸化膜(SiO)又はlow−k材料(例えば、多孔質シリカ膜)により形成されている。
各ビット線BLは、平面視で第1方向(図3中x軸方向)に延伸している。そして複数のビット線BLは、平面視で第1方向に直交する第2方向(図3中x軸方向と直交するy軸方向)に沿って並んでいる。各ワード線WLは、第2方向に延伸している。そして複数のワード線WLは、第1方向に沿って並んでいる。このようにして複数のビット線BL及び複数のワード線WLは、平面視で格子を構成している。なお、ビット線BLは導電材料(例えば、銅又はアルミニウムといった金属)により形成されている。ワード線WLも同様に導電材料(例えば、ポリシリコン又は金属)により形成されている。さらに詳細を後述するように、複数のビット線BL及び複数のワード線WLは、基板SUB上に位置している(図4〜図6)。そして各ビット線BLは、配線層ILの一部を介して各ワード線WLよりも上側に位置している。
基板SUBの表面には、複数の活性領域ARが形成されている。さらに基板SUBの表層にはフィールド酸化膜FOX(素子間分離層)が形成されている。フィールド酸化膜FOXは、例えば、STI(Shallow Trench Isolation)又はLOCOS(Local Oxidation of Silicon)によって形成されている。フィールド酸化膜FOXは平面視で各活性領域ARを囲んでいる。これにより、各活性領域ARがフィールド酸化膜FOXによって互いに分離されている。
各活性領域ARの平面形状は、長手方向及び短手方向を有する島状である。本図に示す例において、各活性領域ARの平面形状は楕円となっている。各活性領域ARの平面形状は、長手方向が同じ方向を向いており、平面視で第1方向(図3中x軸方向)に対して傾いている。そして活性領域ARは、隣り合う2本のワード線WLによって平面視で3つの領域に区分されている。この場合にこれらの3つの領域のうちの中央の領域には、ビット線BLが平面視で重なっている。
活性領域ARとビット線BLが平面視で重なる領域には、コンタクトBCON1,BCON2が設けられている。コンタクトBCON1は、層間絶縁膜ILD1を貫通する接続孔に形成されたコンタクトである。コンタクトBCON2は、層間絶縁膜ILD2,ILD3を貫通する接続孔に形成されたコンタクトである。活性領域ARは、コンタクトBCON1,BCON2を介してビット線BLと接続している。
上記した3つの領域のうち両端の領域の各々には、コンタクトCCON1,CCON2が設けられている。コンタクトCCON1は、層間絶縁膜ILD1を貫通する接続孔に形成されたコンタクトである。コンタクトCCON2は、層間絶縁膜ILD2を貫通する接続孔に形成されたコンタクトである。活性領域ARは、コンタクトCCON1,CCON2を介してキャパシタCPと接続している。
なお、コンタクトBCON1,BCON2,CCON1,CCON2は、導電材料(例えば、銅又はタングステンといった金属)により形成されている。そして各コンタクト(コンタクトBCON1,BCON2,CCON1,CCON2)の底面及び側面には、バリアメタル膜(例えば、窒化チタン(TiN)又は窒化タンタル(TaN))を形成してもよい。
各活性領域ARには、トランジスタTRが形成されている。トランジスタTRは、ゲート電極GE、ソース・ドレイン領域SDR、ゲート絶縁膜GI(図4及び図6)、及びサイドウォールSW(図4及び図6)を有している。
詳細には、図3に示すように、ワード線WLの一部がゲート電極GEとなっている。この場合ワード線WLは、平面視で活性領域ARと重なる領域でゲート電極GEとして機能している。これにより、トランジスタTRは、活性領域ARが平面視でワード線WLと斜交する領域に形成される。言い換えると、活性領域ARでは、互いに隣り合う2本のワード線WLによって2つのトランジスタTRが形成されている。なお、ゲート電極GE(ワード線WL)の表面にはシリサイド膜(例えば、Niシリサイド、Ptシリサイド、Coシリサイド、又はTiシリサイド)を形成してもよい。
ソース・ドレイン領域SDRは、活性領域ARの表面に形成されている。各活性領域ARのソース・ドレイン領域SDRは、平面視でワード線WLによって3つの領域に区分されている。3つの領域のうち中央のソース・ドレイン領域SDRは、上記した2つのトランジスタTRが共通して使用するソース・ドレイン領域である。そしてこの中央のソース・ドレイン領域SDRが、コンタクトBCON1,BCON2を介してビット線BLに電気的に接続している。一方残りの2つのソース・ドレイン領域SDRは、上記した2つのトランジスタTRが別々に使用するソース・ドレイン領域である。そしてこれら2つのソース・ドレイン領域SDRは、コンタクトCCON1,CCON2を介して別々のキャパシタCPに電気的に接続している。
なお、ソース・ドレイン領域SDRの表面には、シリサイド膜を形成してもよい。この場合ソース・ドレイン領域SDRのシリサイド膜は、例えば、ゲート電極GEの表面に形成されるシリサイド膜(例えば、Niシリサイド、Ptシリサイド、Coシリサイド、又はTiシリサイド)と同じ材料により形成される。
各活性領域ARでは、トランジスタTRがキャパシタCPと接続している。これにより、1つのセルCLが構成される。そして上記したように、各活性領域ARには2つのトランジスタTRが形成されている。さらにこれら2つのトランジスタTRは、別々のキャパシタCPと接続している。これにより、各活性領域ARが、2つのセルCLを構成している。
基板SUBの表面では、複数の活性領域ARが平面視で規則的に配列されている。具体的には、各活性領域ARのコンタクトBCON1,BCON2が、複数のビット線BL及び後述する複数の傾斜直線の交点上に位置するようになっている。傾斜直線は、複数のビット線BL及びワード線WLからなる格子の中で互いに隣り合うビット線BL及び互いに隣り合うワード線WLによって囲まれた領域が角を突き合わせて一列をなしている方向(第3方向:図3中ξ軸方向)に延伸している直線である。互いに隣り合う傾斜直線は、ビット線BL線と交差している部分が、第1方向(図3中x軸方向)に4本のワード線WLを介して隣り合うようになっている。そして活性領域ARの長手方向は、第1方向(図3中x軸方向)に対する傾きの正負が傾斜直線の傾きと逆になっている。
図4及び図6に示すように、ゲート絶縁膜GIは、基板SUB及びワード線WL(ゲート電極GE)の間に位置している。ゲート絶縁膜GIは、例えば、シリコン酸化膜(SiO)、シリコン酸窒化膜(SiON膜)又はhigh−k材料(例えば、ハフニウムシリケート膜(HfSiO)又は窒素添加ハフニウムシリケート膜)により形成されている。
図4及び図6に示すように、サイドウォールSWは、ワード線WL(ゲート電極GE)の側面に形成されている。サイドウォールSWは、例えば、シリコン酸化膜(SiO)又はシリコン窒化膜(SiN)により形成されている。
図5及び図6に示すように、ビット線BLは配線層ILの一部を介して基板SUBの上方に形成されている。具体的には、層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4が基板SUB側からこの順に並んでいる。そしてビット線BLは層間絶縁膜ILD4に形成されている。この場合にビット線BLは、層間絶縁膜ILD3の表面上に位置している。
ビット線BLは、分離絶縁膜DIF1(第1分離絶縁膜)によって覆われている。分離絶縁膜DIF1は、層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4と異なる材料(例えば、シリコン窒化膜(SiN)、シリコン酸窒化膜(SiON)、又はシリコン炭窒化膜(SiCN))により形成されている。分離絶縁膜DIF1は、ビット線BLと同様、第1方向(図3中x軸方向)に延伸している。そして複数の分離絶縁膜DIF1が、ビット線BLと同様、第2方向(図3中y軸方向)に沿って並んでいる。
分離絶縁膜DIF1の上面及び側面は、ビット線BLの上面及び側面にそれぞれほぼ沿った形状となっている。そして本図に示す例では、分離絶縁膜DIF1は、ビット線BLの上面を覆う部分の膜厚がビット線BLの側面を覆う部分の膜厚よりも厚い。
本図に示す例では、分離絶縁膜DIF1の上面が、層間絶縁膜ILD4の表面と揃っている。言い換えると、分離絶縁膜DIF1の上面が、層間絶縁膜ILD4の表面との間に段差を有さず、層間絶縁膜ILD4の表面と滑らかに繋がっている。さらに言い換えると、層間絶縁膜ILD4の表面が、分離絶縁膜DIF1の上面が露出するまで削られている。
図5及び図6に示すように、配線層ILは、凹部RECを含んでいる。具体的には、凹部RECは、層間絶縁膜ILD4(第1層間絶縁膜)の表面に開口を有している。そして凹部RECには、キャパシタCPが形成されている。本図に示す例において凹部RECは、層間絶縁膜ILD4,ILD3を貫通している。そして凹部RECの底部は、コンタクトCCON2(層間絶縁膜ILD2に形成されているコンタクト)に達している。なお、凹部RECが貫通する層間絶縁膜の数は本図に示す例(層間絶縁膜ILD3,ILD4の2つ)に限定されるものではない。例えば、凹部RECは3つ以上の層間絶縁膜を貫通していてもよい。
図3に示すように、凹部RECは、溝TREの一部である。溝TREは、凹部RECと同様、層間絶縁膜ILD4に開口を有している。そして溝TREは、平面視で上記した第3方向(図3中ξ軸方向)に沿って並んだ複数のコンタクトCCON1,CCON2を通過する直線状に延伸している。そして複数の溝TREが、第4方向(図3中ξ軸方向に直交するη軸方向)に沿って並んでいる。この場合に溝TREは、分離絶縁膜DIF1と交差している。そして溝TREは、分離絶縁膜DIF1が形成されている部分で分断されている。このようにして互いに隣り合う分離絶縁膜DIF1の間で、溝TREが凹部RECとなっている。なお本図に示す例において、溝TREの平面形状は長尺状である。このため、凹部RECの平面形状は平行四辺形となっている。
詳細を後述するように、各凹部RECは、分離絶縁膜DIF1をハードマスクとして利用して自己整合的に形成されている。言い換えると、第3方向(図3中ξ軸方向)に互いに隣り合う凹部RECは、リソグラフィを要することなく、分離絶縁膜DIF1によって分断することができる。この場合、第3方向(図3中ξ軸方向)に互いに隣り合う凹部RECは、第3方向(図3中ξ軸方向)に互いに対向する側面の少なくとも一部が分離絶縁膜DIF1によって形成される。これにより、各凹部RECを第3方向(図3中ξ軸方向)に沿って効果的に分離することができる。
さらに本図に示す例では、異なる溝TREによって形成された凹部RECが平面視でビット線BL(分離絶縁膜DIF1)を介して隣り合う領域(例えば図3)が存在する。本実施形態によれば、このような凹部RECも、分離絶縁膜DIF1を用いて効果的に分離することができる。
図5及び図6に示すように、キャパシタCPは、下部電極LE、キャパシタ絶縁膜CI、及び上部電極UEを含んでいる。キャパシタCPは、凹部RECに形成されている。上記したように、凹部RECの平面形状は平行四辺形である。このためキャパシタCPの平面形状も平行四辺形となる。
下部電極LEは、凹部RECの底面及び側面に沿って形成されている。なお、下部電極LEには異なる凹部RECのキャパシタCPごとに異なる電位を印加することができるようにする必要がある。このため、下部電極LEは、凹部RECの内部にのみ形成されている。言い換えると、下部電極LEが異なる凹部RECを跨って形成されていない。
キャパシタ絶縁膜CIは、凹部RECの内部で下部電極LEを覆い、凹部RECの外部で分離絶縁膜DIF1を覆っている。具体的には、キャパシタ絶縁膜CIは、凹部RECの内部で下部電極LEよりも内側し、凹部RECの底面及び側面に沿って形成されている。さらにキャパシタ絶縁膜CIは、互いに隣り合うキャパシタCPを跨って形成されている。このようにして複数のキャパシタCPに共通のキャパシタ絶縁膜CIが形成されている。
上部電極UEは、キャパシタ絶縁膜CIを覆っている。具体的には、上部電極UEは、凹部RECの内部でキャパシタ絶縁膜CIよりも内側に位置し、凹部RECの底面及び側面に沿って形成されている。さらに上部電極UEは、互いに隣り合うキャパシタCPを跨って形成されている。
上部電極UE上には、導電膜PLが互いに隣り合うキャパシタCPを跨って形成されている。本図に示す例では、導電膜PLの一部が、凹部RECの内部で上部電極UEよりも内側に位置し、凹部RECに埋め込まれている。導電膜PLは、層間絶縁膜ILD5に覆われている。そして導電膜PLは、コンタクト(不図示)を介して層間絶縁膜ILD5上の配線(不図示)と接続されている。そしてこの配線から特定の電位(例えば、接地電位)が導電膜PLに印加される。これにより、導電膜PLを介して各キャパシタCPの上部電極UEにこの電位を印加することができる。
なお、下部電極LE及び上部電極UEは、例えば、高融点の金属(例えば、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、窒化タンタル(TaN)、又は窒化チタン(TiN))により形成されている。キャパシタ絶縁膜CIは、例えば、high−k材料(例えば、二酸化ジルコニウム(ZrO)、ジルコニウムアルミネート(ZrAlO))により形成されている。導電膜PLは、例えば、タングステン(W)、窒化チタン(TiN)、銅(Cu)、又はアルミニウム(Al)を含む材料により形成されている。
次に、半導体装置SDの製造方法について説明する。図7〜図17は、図3〜図6に示した半導体装置SDの製造方法を説明するための図である。なお、本図の左側部分及び中央部分は、それぞれ図3のA−A´断面図及びB−B´断面図に相当する。なお、本図の右側部分には、説明のためロジック領域LGCの断面図も示している。
まず、図7に示すように、基板SUBにフィールド酸化膜FOXを形成する。フィールド酸化膜FOXは、例えば、STI又はLOCOSにより形成される。これにより、基板SUBの表面に複数の活性領域AR(図3)が規定される。
次いで、パターニングにより、ゲート絶縁膜GI及びゲート電極GE(ワード線WL)を基板SUB上に形成する。次いで、基板SUB上に絶縁膜を形成する。これにより、ゲート電極GE(ワード線WL)がこの絶縁膜により覆われる。次いで、この絶縁膜をエッチバックする。これによりサイドウォールSWが形成される。
次いで、基板SUBの表面に不純物をドープする。これにより、ソース・ドレイン領域SDRが形成される。次いで、ゲート電極GE(ワード線WL)の表面及びソース・ドレイン領域SDRの表面にシリサイド膜(不図示)を形成する。これにより、トランジスタTRが形成される。
次いで、基板SUBの上に層間絶縁膜ILD1を形成する。層間絶縁膜ILD1によってトランジスタTRが覆われる。そして層間絶縁膜ILD1に接続孔を形成する。次いで、DRAM領域DRでは、この接続孔にコンタクトCCON1,BCON1を形成する。コンタクトCCON1,BCON1は、DRAM領域DRのソース・ドレイン領域SDRに接続する。一方ロジック領域LGCでは、この接続孔にコンタクトCON1を形成する。コンタクトCON1は、ロジック領域LGCのトランジスタTRのソース・ドレイン領域SDRに接続する。
次いで、図8に示すように、層間絶縁膜ILD1上に層間絶縁膜ILD2を形成する。そして層間絶縁膜ILD2に接続孔を形成する。次いで、DRAM領域DRにおいてこの接続孔にコンタクトCCON2を形成する。コンタクトCCON2はコンタクトCCON1と接続する。
次いで、図9に示すように、層間絶縁膜ILD2上に層間絶縁膜ILD3を形成する。そして層間絶縁膜ILD3に接続孔を形成する。この接続孔は、層間絶縁膜ILD3だけでなく、層間絶縁膜ILD2も貫通する。そしてDRAM領域DRではこの接続孔にコンタクトBCON2を形成する。コンタクトBCON2はコンタクトBCON1と接続する。一方ロジック領域LGCではこの接続孔にコンタクトCON2を形成する。コンタクトCON2はコンタクトCON1と接続する。
次いで、図10に示すように、層間絶縁膜ILD3上に、導電膜BCF及び絶縁膜DIF11を形成する。導電膜BCFは、ビット線BLとなる導電膜である。絶縁膜DIF11は、分離絶縁膜DIF1となる絶縁膜である。
次いで、図11に示すように、リソグラフィによって導電膜BCF及び絶縁膜DIF11をパターニングする。これにより、導電膜BCFは、DRAM領域DRにおいてビット線BLとなる。一方、ロジック領域LGCでは、導電膜BCF及び絶縁膜DIF11は除去される。そして絶縁膜DIF11は、ビット線BLの上面にのみ位置するようになる。言い換えると、この段階ではビット線BLの側面は露出している。
次いで、図12に示すように、層間絶縁膜ILD2上に絶縁膜DIF12を形成する。絶縁膜DIF12は、分離絶縁膜DIF1となる絶縁膜である。絶縁膜DIF12は、ビット線BL及び絶縁膜DIF11を覆う。この場合、絶縁膜DIF12は、複数のビット線BLを跨って形成されている。
次いで、図13に示すように、エッチバックにより絶縁膜DIF12を除去する。これにより、DRAM領域DRでは、絶縁膜DIF12がビット線BLごとに分離される。一方ロジック領域LGCでは、絶縁膜DIF12は除去される。このようにしてDRAM領域DRでは、絶縁膜DIF11,DIF12によって分離絶縁膜DIF1が形成される。そして分離絶縁膜DIF1は、平面視でビット線BLに沿った線状の形状となる(図3)。さらにこの場合、ビット線BLの側面は、分離絶縁膜DIF1(絶縁膜DIF12)によって覆われる。なお本図では、説明のため、絶縁膜DIF11,DIF12の界面を図示していない。しかしながら、実際の分離絶縁膜DIF1には、絶縁膜DIF11,DIF12の界面が存在する。
次いで、図14に示すように、層間絶縁膜ILD3上に層間絶縁膜ILD4を形成する。次いで、層間絶縁膜ILD4の表面を、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化する。これにより、層間絶縁膜ILD4の表面が、分離絶縁膜DIF1の上面が露出するまで削られる。この場合、層間絶縁膜ILD4の表面と分離絶縁膜DIF1の上面は、段差を介さず、滑らかに繋がる。
次いで、図15に示すように、リソグラフィ及びドライエッチングによって、層間絶縁膜ILD4に溝TREを形成する。具体的には、層間絶縁膜ILD4の表面上にレジスト膜(不図示)を形成する。そしてリソグラフィによってレジスト膜に開口を形成する。この開口の平面形状は、第3方向(図3のξ軸方向)に沿って延伸した長尺状である。そしてこの開口は、平面視で分離絶縁膜DIF1が形成される部分で途切れることなく、複数の分離絶縁膜DIF1と交差している、さらにこの開口は、平面視で、第3方向に沿って並んだ複数のコンタクトCCON1,CCON2を内側に含んでいる。
そして例えばフッ素原子を含むガス(例えば、CFガス)を用いて、層間絶縁膜ILD4をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜ILD4の表面に、溝TREが形成される。この場合分離絶縁膜DIF1は、層間絶縁膜ILD4,ILD3に対してハードマスクとして機能する。このため溝TREは、平面視で互いに隣り合う分離絶縁膜DIF1の間にのみ形成される。そしてこのように部分的に形成された溝TREが、凹部RECとなる。言い換えると、凹部RECは自己整合的に形成される。
詳細には、分離絶縁膜DIF1は、層間絶縁膜ILD4,ILD3がエッチングされる場合に全く又はほとんどエッチングされない材料により形成されている。言い換えると、分離絶縁膜DIF1に対する層間絶縁膜ILD4,ILD3の選択比(エッチング選択比)が大きくなるようになっている。例えば、層間絶縁膜ILD4,ILD3がシリコン酸化膜(SiO)である場合、分離絶縁膜DIF1はシリコン窒化膜(SiN)又はシリコン酸窒化膜(SiON)により形成される。
次いで、図16に示すように、下部電極LE、キャパシタ絶縁膜CI、及び上部電極UEを形成する。これにより、キャパシタCPが形成される。次いで、導電膜PLをDRAM領域DRに形成する。
次いで、図17に示すように、層間絶縁膜ILD4上に層間絶縁膜ILD5を形成する。そしてロジック領域LGCにおいて、層間絶縁膜ILD5に接続孔を形成する。この接続孔は、層間絶縁膜ILD5だけでなく層間絶縁膜ILD4も貫通する。そしてこの接続孔にコンタクトCON3を形成する。コンタクトCON3はコンタクトCON2(層間絶縁膜ILD2,ILD3に形成されているコンタクト)に接続する。なお、導電膜PL及びコンタクトCON3は、例えば、層間絶縁膜ILD5上の層間絶縁膜(不図示)に形成された配線(不図示)を介して接続することができる。以上のようにして、半導体装置SDが製造される。
なお、本図に示す例において、ロジック領域LGCは、凹部RECが貫通する層間絶縁膜(層間絶縁膜ILD3,ILD4)にコンタクト(コンタクトCON2,CON3)のみを有しているが、ロジック領域LGCの構造はこれに限定されるものではない。例えば、ロジック領域LGCは、凹部RECが貫通する各層間絶縁膜に、平面視で線状に延伸している配線及びこの配線の底面に接続するコンタクト(ビア)を有していてもよい。このような配線及びコンタクトは、例えば、デュアルダマシンにより形成される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、層間絶縁膜ILD4,ILD3に凹部RECを形成する場合、分離絶縁膜DIF1が層間絶縁膜ILD4,ILD3に対してハードマスクとして機能する。これにより、凹部RECは自己整合的に形成される。結果、平面視で分離絶縁膜DIF1を介して互いに隣り合う凹部REC(キャパシタCP)を効果的に分離することができる。そして分離絶縁膜DIF1の形状は凹部RECの形成の際に崩れにくい。これによりキャパシタCPの下部電極LEが、分離絶縁膜DIF1を介して互いに隣り合う凹部RECを跨って形成されることが効果的に防止される。このため、分離絶縁膜DIF1を介して互いに隣り合うキャパシタCPの下部電極LEが短絡することが効果的に防止される。
さらに本実施形態によれば、分離絶縁膜DIF1がビット線BLを覆っている。この場合分離絶縁膜DIF1を形成するためのリソグラフィ及びビット線BLを形成するためのリソグラフィを別々に行う必要がなくなる。具体的には、図11に示したように、絶縁膜DIF11(分離絶縁膜DIF1)及びビット線BLは、1回のリソグラフィで一括に形成される(なお、ビット線BLの側面を覆う分離絶縁膜DIF1(絶縁膜DIF12)は、図13に示したようにエッチバックにより形成されている。このため、絶縁膜DIF12の形成にはリソグラフィが必要ない。)。これにより、リソグラフィ工程の数が増大することが防止される。
さらに本実施形態によれば、分離絶縁膜DIF1は、互いに隣り合う凹部RECを分断する機能を果たしているとともに、ビット線BLを覆う機能を果たしている。この場合、ビット線BLが、分離絶縁膜DIF1とともに、配線層ILの厚さ方向に垂直な方向から見て凹部RECと重なる領域に位置するようになる。
(変形例1)
図18は、変形例1に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの一部を示す平面図であり、実施形態の図3に対応する。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、分離絶縁膜DIF1が、平面視で分離絶縁膜DIF1の側面から突出した凸部DCVを有している。そして凸部DCVは、第3方向(図中ξ軸方向)から見て、少なくとも一部が凹部RECと重なっている。詳細には、ビット線BLが側面に複数の凸部BCVを有している。そして上記したように分離絶縁膜DIF1はビット線BLを覆っている。この場合分離絶縁膜DIF1の平面形状はビット線BLの平面形状に沿って変化する。これにより、凸部DCVが凸部BCVにしたがって形成される。
本変形例によれば、凹部RECにキャパシタCPが形成される場合、キャパシタCPは、凸部DCVがない場合と比較して側面の表面積が大きくなる。これにより、キャパシタCPは、凸部DCVがない場合と比較してより大きな静電容量を得ることができる。
(変形例2)
図19は、変形例2に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの一部を示す平面図であり、変形例1の図18に対応する。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、変形例1に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、凸部DCVは、平面視で凹部RECの互いに交わる内側面によって形成される角のうち鋭角に交わる角を面取りするように位置している。これにより、平面視で凹部REC(キャパシタCP)の内側面の複数の角のうち鋭角に交わる角の鋭さを緩やかなものにすることができる。角度の鋭い角では電界が集中しやすい。そしてこのように電界が集中する領域では、電流のリークが生じやすい。これに対して本変形例によれば、このような電界集中を抑制することができる。
本図に示す例では、凸部BCV(凸部DCV)が、分離絶縁膜DIF1から離れるにしたがって幅が狭くなる平面形状を有している。そして凸部BCV(凸部DCV)の先端の角が、平面視で凹部RECの外側に位置している。このようにして、平面視で凹部RECの互いに交わる内側面によって形成される角のうち鋭角に交わる角が面取りされている。そしてこの場合、凸部DCVの側面と凹部RECの内側面が交わっている角が平面視で鈍角になっていることが好ましい。この場合、電界集中の抑制をさらに効果的に実現することができる。なお、凸部BCV(凸部DCV)の平面形状は本図に示す例に限定されるものではない。
(変形例3)
図20は、変形例3に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの一部を示す平面図であり、実施形態の図3に対応する。図21は、図20のA−A´断面図である。図22は、図20のB−B´断面図である。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、分離絶縁膜DIF1は、複数の延伸部EXT及び複数の接続部CNCからなる。延伸部EXTは、平面視で第1方向(図20中x軸方向)に延伸している。そして複数の延伸部EXTが、第2方向(図20中y軸方向)に沿って並んでいる。接続部CNCは、互いに隣り合う延伸部EXTを繋いでいる。そして複数の接続部CNCが、互いに隣り合う接続部CNCの間で第1方向(図20中x軸方向)に沿って並べられている。
図21及び図22に示すように、配線層ILは、凹部RECを含んでいる。凹部RECには、キャパシタCPが形成される。凹部RECは、層間絶縁膜ILD4の表面に開口を有している。そして複数の凹部RECが、複数の延伸部EXT及び複数の接続部CNC(分離絶縁膜DIF1)によって互いに分断されている。そしてこれら複数の凹部RECは、第1方向(図20中x軸方向)に沿った複数の直線及び第3方向(図20中ξ軸方向)に沿った複数の直線からなる斜交格子の各格子点上に各凹部RECが位置するように配列されている。さらにこの場合、複数の凹部RECは、平面視で複数のコンタクトCCON1,CCON2それぞれに対応して設けられている。なお本図に示す例では、凹部RECの平面形状は矩形である。
詳細には、図20に示すように、ビット線BLが、側面に凸部BCVを有している。凸部BCVは、隣接するビット線BLに接していない。このため、互いに隣り合うビット線BLが凸部BCVを介して接続することはない。一方、凸部BCVは、接続部CNC(分離絶縁膜DIF1の一部)が互いに隣り合う延伸部EXT(分離絶縁膜DIF1の一部)を繋ぐ程度に、ビット線BLの側面から突出している。すなわち、分離絶縁膜DIF1の平面形状は、ビット線BLの平面形状にほぼ沿ったものとなる。このため、凸部BCVの先端とこれに隣接するビット線BLの間の距離がある程度近い場合、接続部CNC(分離絶縁膜DIF1)が互いに隣り合う延伸部EXTを繋ぐことができる。具体的には、凸部BCVの先端とこれに隣接するビット線BLが、ビット線BLの上面に形成される分離絶縁膜DIF1の膜厚と同じ値程度から2倍程度の距離を置いて対向するようになっている。
本変形例によれば、分離絶縁膜DIF1(接続部CNC及び延伸部EXT)が形成されている状態で層間絶縁膜ILD4の表面全体にドライエッチングを適用すれば、複数の凹部RECを形成することができる。言い換えると、複数の凹部RECを分断するためのリソグラフィ(レジスト膜の形成)が必要なくなる。
さらに本変形例によれば、凹部RECの平面形状を矩形にすることができる。この場合、凹部RECの平面形状には、電界が集中しやすい鋭角な角がなくなる。これにより、キャパシタCP(凹部REC)の側面で電界が集中することを抑制することができる。
(変形例4)
図23は、変形例4に係る半導体装置SDの断面図であり、実施形態の図5に対応する。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、ビット線BLが、キャパシタCP(凹部REC)よりも下層に位置している。具体的には、ビット線BLは、層間絶縁膜ILD2に位置している。より詳細には、ビット線BLは、層間絶縁膜ILD1の表面上に位置し、層間絶縁膜ILD2よって覆われている。そして本変形例では、分離絶縁膜DIF1が、配線WRを覆っている。言い換えると、実施形態でビット線BLが形成されていた領域に、配線WRがビット線BLに代わって形成されている。配線WRは、ビット線BLと異なる配線である。言い換えると、配線WRは、コンタクトを介してトランジスタTRのソース・ドレイン領域SDRと直接接続していない配線である。そして配線WRは、例えば、DRAM領域DRの回路を構成している。
本変形例においても、実施形態と同様、平面視で分離絶縁膜DIF1を介して互いに隣り合う凹部RECを効果的に分離することができる。なお、ビット線BLが形成される層は本図に示す例(キャパシタCPの下層)に限定されるものではない。例えば、ビット線BLは、キャパシタCPの上層に形成されていてもよい。
(変形例5)
図24は、変形例5に係る半導体装置SDの断面図であり、変形例4の図23に対応する。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、変形例4に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、分離絶縁膜DIF1がいかなる配線(例えば、ビット線BL)も覆っていない。言い換えると、本変形例では、分離絶縁膜DIF1は、配線を被覆する機能を果たしていない。この場合であっても、変形例4(実施形態)と同様、平面視で分離絶縁膜DIF1を介して互いに隣り合う凹部RECを効果的に分離することができる。
(変形例6)
図25は、変形例6に係る半導体装置SDのDRAM領域DRの一部を示す平面図であり、実施形態の図3に対応する。図26は、図25のA−A´断面図である。図27は、図25のB−B´断面図である。本変形例に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。
本変形例では、層間絶縁膜ILD4(分離絶縁膜DIF1が形成されている層間絶縁膜)の上に層間絶縁膜ILD5(第2層間絶縁膜)が形成されている。そして層間絶縁膜ILD5上には、分離絶縁膜DIF2(第2分離絶縁膜)が形成されている。分離絶縁膜DIF2は、第3方向(図25中ξ軸方向)に延伸し、平面視で分離絶縁膜DIF1と斜交している。そして複数の分離絶縁膜DIF2が第4方向(図25中η軸方向)に沿って並んでいる。そして複数の凹部RECが複数の分離絶縁膜DIF1及び複数の分離絶縁膜DIF2によって平面視で互いに分離されている。
詳細には、図26及び図27に示すように、配線層ILは、配線WRを含んでいる。配線WRは層間絶縁膜ILD5の表面上に位置している。配線WRは、ビット線BLと異なる配線であり、例えば、DRAM領域DRの回路を構成している。配線WRは、平面視で第3方向(図25中ξ軸方向)に延伸している。そして配線WRは、第4方向(図25中η軸方向)に沿って等間隔に並んでいる。そして互いに隣り合う配線WRの間には、第3方向(図25中ξ軸方向)に沿って並んでいるコンタクトCCON1,CCON2の一列が位置している。
図26及び図27に示すように、分離絶縁膜DIF2は、配線WRを覆っている。これにより、分離絶縁膜DIF2の平面形状は、配線WRの平面形状に沿ったものとなる。分離絶縁膜DIF2は、層間絶縁膜ILD1,ILD2,ILD3,ILD4,ILD5と異なる材料(例えば、シリコン窒化膜(SiN)、シリコン酸窒化膜(SiON)、又はシリコン炭窒化膜(SiCN))により形成されている。言い換えると、分離絶縁膜DIF2は、分離絶縁膜DIF1と同様、層間絶縁膜ILD3,ILD4,ILD5に対してハードマスクとして機能する。なお、分離絶縁膜DIF2は、キャパシタ絶縁膜CI、上部電極UE、及び導電膜PLによって覆われている。そして導電膜PLは層間絶縁膜ILD6によって覆われている。
図28〜図29は、図25〜図27に示した半導体装置SDを製造する方法を説明するための図である。本図は、図25のB−B´断面図に相当する。本変形例に係る半導体装置SDを製造する方法について説明する。
まず、実施形態と同様にして、層間絶縁膜ILD4に、ビット線BL及び分離絶縁膜DIF1を形成する。ビット線BL及び分離絶縁膜DIF1を形成するまでの工程は、実施形態と同様である。次いで、図28に示すように、層間絶縁膜ILD4上に層間絶縁膜ILD5を形成する。次いで、層間絶縁膜ILD5上に配線WR及び分離絶縁膜DIF2を形成する。配線WR及び分離絶縁膜DIF2の形成方法は、ビット線BL及び分離絶縁膜DIF1の形成方法と同様である。
次いで、図29に示すように、層間絶縁膜ILD3,ILD4,ILD5をドライエッチングする。この工程では、層間絶縁膜ILD5の表面にレジスト膜を形成せず、層間絶縁膜ILD3,ILD4,ILD5を直接ドライエッチングする。この場合、分離絶縁膜DIF1,DIF2が層間絶縁膜ILD3,ILD4,ILD5に対してハードマスクとして機能する。これにより、層間絶縁膜ILD5は、平面視で分離絶縁膜DIF2と重なっていない領域が除去される。このため、層間絶縁膜ILD5は、分離絶縁膜DIF2の下にのみ残る。そして層間絶縁膜ILD3,ILD4は、平面視で分離絶縁膜DIF1,DIF2と重なっていない領域が除去される。これにより、複数の凹部RECが層間絶縁膜ILD3,ILD4に形成される。
次いで、実施形態と同様にして、下部電極LE、キャパシタ絶縁膜CI、及び上部電極UEを形成してキャパシタCPを形成する。この場合、下部電極LEは、凹部RECの内側にのみ位置している。これに対してキャパシタ絶縁膜CI及び上部電極UEは、互いに隣り合う凹部RECを跨いで形成される。この場合、分離絶縁膜DIF2がキャパシタ絶縁膜CI及び上部電極UEによって覆われる。次いで、実施形態と同様にして導電膜PLを形成する。このようにして本変形例に係る半導体装置SDが製造される。
本変形例によれば、分離絶縁膜DIF1,DIF2が形成されている状態で層間絶縁膜ILD5の表面全体にドライエッチングを適用すれば、複数の凹部RECを形成することができる。言い換えると、複数の凹部RECを分断するためのリソグラフィ(レジスト膜の形成)が必要なくなる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
AR 活性領域
BCF 導電膜
BCON1 コンタクト
BCON2 コンタクト
BCV 凸部
BL ビット線
CCON1 コンタクト
CCON2 コンタクト
CI キャパシタ絶縁膜
CL セル
CNC 接続部
CON1 コンタクト
CON2 コンタクト
CON3 コンタクト
CP キャパシタ
CR 周辺回路
DCV 凸部
DIF1 分離絶縁膜
DIF11 絶縁膜
DIF12 絶縁膜
DIF2 分離絶縁膜
DR DRAM領域
DRSL メモリセルアレイ
EXT 延伸部
FOX フィールド酸化膜
GE ゲート電極
GI ゲート絶縁膜
IL 配線層
ILD1 層間絶縁膜
ILD2 層間絶縁膜
ILD3 層間絶縁膜
ILD4 層間絶縁膜
ILD5 層間絶縁膜
ILD6 層間絶縁膜
LE 下部電極
LGC ロジック領域
PL 導電膜
REC 凹部
SD 半導体装置
SDR ソース・ドレイン領域
SR SRAM領域
SUB 基板
SW サイドウォール
TR トランジスタ
TRE 溝
UE 上部電極
WL ワード線
WR 配線

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する第1層間絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有する第1凹部に形成された第1キャパシタと、
    前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有する第2凹部に形成され、前記第1キャパシタと隣り合う第2キャパシタと、
    前記第1層間絶縁膜に形成され、平面視で前記第1凹部と前記第2凹部の間に位置し、前記第1層間絶縁膜と異なる材料により形成された第1分離絶縁膜と、
    を備える半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は、
    平面視で第1方向に延伸し、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並べられた複数の前記第1分離絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有し、平面視で前記第1方向と斜交する第3方向に延伸し、平面視で前記第3方向と交わる第4方向に沿って並べられた複数の溝と、
    を備え、
    前記複数の溝は、
    平面視で前記複数の第1分離絶縁膜と交差し、かつ前記第1分離絶縁膜が形成されている部分で分断されており、
    互いに隣り合う前記第1分離絶縁膜の間で、前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有する凹部となっており、
    前記第1凹部及び前記第2凹部は、
    同一の前記溝に形成され、かつ前記第1分離絶縁膜を介して互いに隣り合った前記凹部であり、又は
    互いに隣り合う前記溝に形成され、かつ前記第1分離絶縁膜を介して互いに隣り合った前記凹部である半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記複数の第1分離絶縁膜は、平面視で前記第1分離絶縁膜の側面から突出した凸部を有しており、
    前記凸部は、前記第3方向から見て、少なくとも一部が前記凹部と重なっている半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記凸部は、平面視で前記凹部の互いに交わる内側面によって形成される角のうち鋭角に交わる角を面取りするように位置している半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は、
    前記第1分離絶縁膜の一部であり、平面視で第1方向に延伸し、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並べられた複数の延伸部と、
    前記第1分離絶縁膜の一部であり、互いに隣り合う前記延伸部を繋ぎ、互いに隣り合う前記延伸部の間で前記第1方向に沿って並べられた複数の接続部と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有し、前記複数の延伸部及び前記複数の接続部によって互いに分断されている複数の凹部と、
    を備え、
    前記複数の凹部は、前記第1方向に沿った複数の直線及び前記第1方向に斜交する第3方向に沿った複数の直線からなる斜交格子の各格子点上に各凹部が位置するように配列されており、
    前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記延伸部又は前記接続部を介して互いに隣り合っている前記凹部である半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は、
    平面視で第1方向に延伸し、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並べられた複数の前記第1分離絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜上に位置する第2層間絶縁膜と、
    前記第2層間絶縁膜上に位置し、平面視で前記複数の第1分離絶縁膜と斜交する第3方向に延伸し、平面視で前記第3方向と交わる第4方向に沿って並べられ、前記第1層間絶縁膜及び前記第2層間絶縁膜と異なる材料により形成された複数の第2分離絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に開口を有し、前記複数の第1分離絶縁膜及び前記複数の第2分離絶縁膜によって平面視で互いに分断されている複数の凹部と、
    を備え、
    前記第1凹部及び前記第2凹部は、平面視で前記第1分離絶縁膜又は前記第2分離絶縁膜を介して互いに隣り合う前記凹部である半導体装置。
  7. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1凹部及び前記第2凹部の間を通過する配線をさらに備え、
    前記配線は前記第1分離絶縁膜によって覆われている半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置において、
    前記基板に形成されたトランジスタをさらに備え、
    前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの一方は、前記トランジスタのソース又はドレインの一方に電気的に接続し、
    前記配線は、前記トランジスタの前記ソース又は前記ドレインの他方に電気的に接続している半導体装置。
  9. 基板と、
    前記基板に形成されたトランジスタと、
    前記トランジスタ上に位置する層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の表面に開口を有する凹部に形成され、前記トランジスタのソース及びドレインの一方に電気的に接続されたキャパシタと、
    前記層間絶縁膜の厚さ方向に垂直な方向から見て前記凹部と重なる領域に位置し、前記トランジスタの前記ソース及び前記ドレインの他方に電気的に接続されたビット線と、
    を備える半導体装置。
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