JP2015078021A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】上階と下階の間の枠体幅方向の層間変位を吸収すると共に、大規模地震の枠体長手方向の層間変位を吸収することができる乗客コンベアを提供することにある。
【解決手段】枠体の少なくとも一方において枠体支持アングルをアングル受台に設けた回動支持体に対して回動可能に係合すると共に、枠体支持アングルとアングル受台の間の回動支持体の一部に径小部を形成した。少なくとも一方の枠体支持アングルをアングル受台に対して回動可能に支持しているので、上階に支持されている枠体の終端部と下階に支持されている枠体の終端部との間で生じる枠体幅方向の層間変位を吸収することができる。また、回動支持体の径小部は、大規模地震により過大な荷重が支持アングルとアングル受台との間に作用したときに破断することにより、枠体長手方向の層間変位を吸収することができる。
【選択図】図4

Description

本発明はエスカレータや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に地震によって生じる外力が乗客コンベアに作用するのを緩衝する緩衝機構を有した乗客コンベアに関するものである。
エスカレータに代表される乗客コンベアは、建築物の下階床面と上階床面を上下に跨ぐように設置されており、下階床面と上階床面には乗降床が設けられている。そして、下階床面と上階床面を上下に跨ぐ枠体の上にはチェーン等によって無端状に連結された複数の踏み板が上階と下階とに亘って斜め上方、或いは斜め下方に循環移動する構成となっている。無端状に連結された複数の踏み板の進行方向に沿って左右両側には一対の欄干が立設されている。また、これら一対の欄干の上部には踏み板と同期して走行するハンドレールがそれぞれ配設されている。更に、枠体の内部には踏み板やハンドレールを駆動する駆動機や、踏み板の移動を案内する踏み板レール、制御盤等が配設されている。
そして、このような乗客コンベアを建築物の上階床面と下階床面で支持する支持機構部は、乗客コンベアの枠体の両端に備えられた枠体支持アングルを建築物に形成したアングル受台によって支承する構成となっている。よって、乗客コンベア自身の重量と乗客や荷物等の積載荷重はこの支持機構部によって支えられるようになっている。このため、一般的に建築物のアングル受台は建築物の建築梁の近傍に備えられている。
ところで、地震等によって建築物に大きな揺れが加わった場合には、建築物の揺れによって上階と下階の建築梁の間の間隔寸法が拡大及び縮小する層間変位を生じるようになり、乗客コンベアが設置されるアングル受台の間にもこの層間変位が生じるようになる。このため、乗客コンベアの枠体とアングル受台の間に所定の隙間を確保することによって、建築物の揺れに基づくアングル受台の間の層間変位に起因する過大な圧縮力が乗客コンベアの枠体に作用するのを防止している。
例えば、特開2011−63389号公報(特許文献1)においては、一方の枠体支持アングルとこれに対応したアングル受台とを自由に動けるような非固定部とすることで、建築梁の間隔寸法の変動に基づく強制的な外力の作用を非固定部で逃がすようにして、過大な圧縮力が乗客コンベアの枠体に伝わらないようにすることが提案されている。
つまり、枠体支持アングルに枠体長手方向に所定の長さを備える長孔を設け、この長孔をアングル受台に固定した係合部材に滑動可能に係合することで、地震によって建築梁の間隔寸法が拡大及び縮小する層間変位を生じても、長孔と係合部材による滑動構造によってこの層間変位を吸収することで枠体に大きな圧縮力が作用するのを避けるようにしているものである。
特開2011−63389号公報
ところで、建築物の揺れによって建築梁の間隔寸法が拡大及び縮小する層間変位を生じる現象は、上階と下階の間で生じる乗客コンベアの枠体長手方向の層間変位と、この長手方向に直交し上階と下階の間で生じる枠体幅方向の層間変位とがある。したがって、枠体の保護を図るためにはこの2つの層間変位に対応することが必要である。
上述した特許文献1においては、枠体の長手方向の層間変位については枠体支持アングルに設けた長孔によってある程度吸収することができる。しかしながら、係合部材は長孔に直交する枠体幅方向の移動を許容しない構成となっているので、枠体幅方向の層間変位については対応できないものである。
また、上述した特許文献1にあるように、枠体支持アングルとアングル受台とが自由に動けるような滑動構造を採用すると次に述べるような課題が生じる。すなわち、上階床面と下階床面の間において枠体の長手方向に層間変位が発生した場合、特許文献1のような滑動構造によって枠体が長手方向に移動し、枠体の長手方向に大きな圧縮力が作用することを防ぐようになっている。
ところが、小規模乃至中規模の地震では長手方向の層間変位量はさほど大きくはなく、この滑動構造で対応できるものであるが、大規模の地震では層間変位量がかなり大きくなることから、この滑動構造によっても層間変位を吸収できなくなって、過大な圧縮力が枠体支持アングルを介して枠体に作用するようになる。このため、枠体、枠体支持アングル、或いはアングル受台が破損したりする新たな課題が生じる。
本発明の目的は、上階と下階の間の枠体幅方向の層間変位を吸収すると共に、大規模地震の枠体長手方向の層間変位を吸収することができる緩衝機構を有した乗客コンベアを提供することにある。
本発明の特徴は、枠体の少なくとも一方において枠体支持アングルをアングル受台に設けた回動支持体に回動可能に係合すると共に、枠体支持アングルとアングル受台の間の回動支持体の一部に径小部を形成してなる緩衝機構を枠体支持アングルとアングル受台の間に設けた、ところにある。
本発明によれば、少なくとも一方の枠体支持アングルをアングル受台に対して回動可能に支持しているので、上階に支持されている枠体の終端部と下階に支持されている枠体の終端部との間で生じる枠体幅方向の層間変位を吸収することができるようになる。また、回動支持体の径小部は、大規模地震により過大な荷重が枠体支持アングルとアングル受台との間に作用したときに破断することにより、枠体長手方向の層間変位を吸収することができるようになる。
本発明が適用される乗客コンベア装置の概略構成図である。 本発明の代表的な実施形態になる乗客コンベアの枠体の準固定部付近の構成を示す平面図である。 図2に示す枠体の準固定部付近の正面図である。 図3に示す枠体の準固定部の要部拡大断面図である。 図4に示す準固定ピンの構成を示す構成図である。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
まず、本発明が適用される乗客コンベアについて図1を用いて説明する。尚、以下に説明する乗客コンベアは踏み板が階段状に変化する乗客コンベア(いわゆるエスカレータ)であるが、本発明はこれ以外に踏み板が平板状に移動する電動道路にも適用可能である。
図1において、乗客コンベア1は建築物の下階床面2と上階床面3を上下に跨ぐように設置されており、下階床面3と上階床面2には図示しない乗降床が設けられている。そして、下階床面3と上階床面2を上下に跨ぐ枠体4の内部にはチェーン等によって無端状に連結された複数の踏み板5が上階と下階とに亘って斜め上方、或いは斜め下方に循環移動する構成となっている。
無端状に連結された複数の踏み板5の進行方向に沿って左右両側には一対の欄干6が立設されている。また、これら一対の欄干6の上部には踏み板5と同期して走行するハンドレール7がそれぞれ配設されている。更に、枠体4の内部には踏み板5やハンドレール7を駆動する駆動機や、踏み板の移動を案内する踏み板レール、制御盤等が配設されている。
枠体4の長手方向の両端(上階側及び下階側の端部)には、それぞれ枠体4を支持する上階枠体支持アングル8及び下階枠体支持アングル9が設けられている。これらの枠体支持アングル8、9は枠体4の長手方向の両端から枠体4の長手方向外側へ突出するように枠体4に固定されている。そして、上階枠体支持アングル8は上階床面2に形成された上階アングル受台10によって支持され、下階枠体支持アングル9は下階床面3に形成された下階アングル受台11によって支持されている。
ここで、上階枠体支持アングル8は、上階床面2に設けられた上階アングル受台10に準固定されて準固定部Aを構成すると共に、下階枠体支持アングル9は、下階床面3に設けられた下階アングル受台11に移動可能に載置されて非固定部Bを構成している。
尚、下階枠体支持アングル9は、下階床面3に設けられた下階アングル受台11に強固に固定される固定部を構成して良いものである。すなわち、最近の建築物はその構造的な改良等によって揺れによる建築梁の間隔寸法の変動量は小さく抑えられ、また、乗客コンベアの機械的強度も向上されてきている。このため、小規模地震乃至中規模地震によって枠体4が損傷することがない構造である場合は、下階枠体支持アングル9と下階アングル受台11は強固に固定される固定部とされて良いものである。この場合の固定部は準固定部より固定強度が大きいものである。
また、下階枠体支持アングル9は、下階床面3に設けられた下階アングル受台11にピンで固定することによって回動可能な固定部にしてもよい。あるいは、準固定部Aと同様に回動可能な準固定部としてもよい。あるいは、回動できない準固定部としてもよい。
したがって、下階側において、非固定部或いは固定部或いは準固定部にするか、および、回動可能にするか否かは、建築物の耐震構造、乗客コンベアの枠体の機械的強度等によって適切に選択されれば良いものである。尚、設置階が高いほど層間変位が大きくなる傾向にあるので、場合によっては乗客コンベアの設置階も考慮することが必要である。
ここで、非固定部とは枠体支持アングルがアングル受台に対して自由に移動できる状態を表している。また、準固定部とは、枠体長手方向に関して、枠体支持アングルがアングル受台に対して小規模乃至中規模地震では固定状態であり、大規模地震では自由に移動できる状態になるものを表している。更に、固定部とは枠体支持アングルがアングル受台に対して大規模地震であっても基本的には固定状態であることを表している。尚、固定状態を維持するための枠体支持アングルとアングル受台の間の固定強度は地震の規模によって適切に選ばれて設定されるものである。また、ここでは地震を例に説明しているが、強風による層間変位の場合も強風の規模に応じて層間変位の規模も変わるので地震の場合と同様に考えることができる。
そして、上階枠体支持アングル8と上階床面2に設けられた上階アングル受台10の間に形成された準固定部Aは、地震などで枠体4の幅方向に発生する層間変位に対応するためと、枠体4の長手方向に発生する層間変位による圧縮力の低減を図るために以下に示すような特別の緩衝機構が設けられている。
図2及び図3において、枠体4に固定された上階枠体支持アングル8は上階アングル受台10の受台本体29に高さ調整基部26を介して載置されている。図にある通り、上階枠体支持アングル8の幅方向の両端近傍には高さ調整ボルト24を有した高さ調整基部26が取り付けられており、高さ調整基部26と上階枠体支持アングル8の間に複数の高さ調整板28を介装することで上階枠体支持アングル8の設置高さが調整される構成となっている。そして、上階枠体支持アングル8の上から固定ナット27を高さ調整ボルト24に捩じ込んで複数の高さ調整板28を強固に固定するようにしている。
したがって、高さ調整基部26と受台本体29とは自由に移動できる非固定状態となっている。このため、上階枠体支持アングル8の枠体幅方向の回転移動を妨げないものである。尚、本実施例では高さ調整基部26によって受台本体29と接触するようにしているが、高さ調整ボルト24を直接使用して受台本体29と接触するようにしても良いものである。
受台本体29は上階枠体支持アングル8の幅方向両端に配置されており、この受台本体29の側面には、所定の間隙hを介して上階枠体支持アングル8の側面と対向する移動抑止部19が上階アングル受台10から立ち上がるように形成されている。この移動抑止部19は上階枠体支持アングル8の両側面と平行に形成されている。また、この移動抑止部19は、後述するように層間変位が過大になった時に上階枠体支持アングル8が幅方向に過剰に回転移動するのを抑止する機能を備えている。尚、移動抑止部19と上階枠体支持アングル8の側面の間の間隙hには緩衝部材20が配置されている。
そして、上階枠体支持アングル8と上階アングル受台10の間には以下に説明するような緩衝機構が備えられている。
2つの受台本体29の間の上階アングル受台10には回動支持体取り付け基部13が固定されており、回動支持体取り付け基部13には回動支持部12が設けられている。この回動支持部12は、回動支持体である準固定ピン15Aと回動支持体取り付け部材であるピン取り付け板15Bとより構成されている。以下、回動支持体を準固定ピンと表記し、回動支持体取り付け部材をピン取り付け板と表記して説明する。
回動支持部12の配置位置は、上階枠体支持アングル8の幅方向でほぼ中央付近に位置するようにその設置場所が決められている。そして、上階枠体支持アングル8の幅方向の中央付近には、回動支持部12の準固定ピン15Aに回動自在に係合する係合孔(図2、図3では図示せず)が形成されており、これによって上階枠体支持アングル8は回動支持部12の準固定ピン15Aに対して回動自在に支持されることになる。
上階枠体支持アングル8の枠体長手方向の終端部(先端部)の中央付近には、回動支持部12に向かって切り取られるようにして形成された開口部23が設けられている。この開口部23は準固定ピン15Aをピン取り付け板15Bに取り付け施行する時の施行性を向上するための作業空間である。
次に、準固定部Aの具体的な構成を図4及び図5に基づき説明するが、図5に示す準固定ピン15Aが、図4に示すピン取り付け板15Bに取り付けられるようになっている。
図4において、建築物の一部に固定されたアングル受台10の上には回動支持体取り付け基部13が溶接等によって固定されており、更にこの回動支持体取り付け基部13の上にピン取り付け板15Bがこれも溶接によって固定されている。
ピン取り付け板15Bの一部にはタップによってねじ孔14が切られており、このねじ孔14に準固定ピン15Aの取り付けねじ部22がねじ込まれて固定されるようになっている。更に準固定ピン15Aの軸方向でみて中央付近には軸に直交する断面が円形の回動係合部25が形成されており、この回動係合部25に上階枠体支持アングル8に形成した円形の係合孔16が係合するようになっている。
係合孔16は上階枠体支持アングル8を貫通するように形成されており、この貫通した部分に準固定ピン15Aが挿通され、回動係合部25によって上階枠体支持アングル8を回動自在に支持しているものである。このように簡単な構造で必要な強度を確保して上階枠体支持アングル8を回動自由に支持することができるようになっている。
上階枠体支持アングル8が準固定ピン15Aに取り付けられた状態で、座金17を介して準固定ピン15Aの締め付けねじ部30に固定ナット18を捩じ込んで、上階枠体支持アングル8をピン取り付け板15Bに密着するように締め付けている。これによって、上階枠体支持アングル8は回動係合部25を中心に回動することができる。
図5に示すように、準固定ピン15Aは回動係合部25と取り付けねじ部22の間に連続して径小部21が形成されている。本実施例では径小部21は準固定ピン15Aの外周囲に形成された環状の溝からなり、この環状の溝は回動係合部25と取り付けねじ部22に近接して形成されている。更に具体的には、この環状の溝は回動係合部25の下側面が環状の溝の一方の壁面を形成し、かつ、取り付けねじ部22の上側面が環状の溝の他方の壁面を形成するように、回動係合部25と取り付けねじ部22の双方に近接して形成されている。この環状の溝は断面形状が弧状に形成されており、先端が細い弧状のバイトによって切削形成されている。このように、切削量を調整してこの部分の深さを変えて破断強度を決定することができる。尚、バイト以外に冷間鍛造によっても製作することが可能であるが、個別の乗客コンベアに合わせる場合は切削によって製作した方が合理的な場合もある。
そして、回動係合部25の直径D1と、取り付けねじ部22の谷の直径D2、及び径小部21の直径D3の関係は、『D1>D2>D3』の関係を有している。したがって、この径小部21が強度的に最も弱い部分となり、これを利用して径小部21に所定の管理された破断強度を付与することができる。つまり、径小部21の直径D3の長さを調整することによって、どの程度の荷重で破断するかを設定できるようになる。言い換えれば、どの程度の地震によって非固定状態となるかが設定できるものである。
そして、図4に示してあるように、準固定ピン15Aの取り付けねじ部22をピン取り付け板15Bのねじ孔14に捩じ込んでいくと、ピン取り付け板15Bの外表面と回動係合部25の下側面とが接触してこれ以上捩じ込むことができなくなる。この状態で、準固定ピン15Aの取り付けが終了するものである。
したがって、回動係合部25の下側面に連続して径小部21を形成し、『D1>D2>D3』の関係とすることで、捩じ込むだけでピン取り付け板15Bの外表面と上階枠体支持アングル8の下側面との接触面付近に準固定ピン15Aの径小部21が存在するように位置決めできる。
具体的には、本実施例では回動係合部25の下側面に連続して径小部21が形成されているので、径小部21はピン取り付け板15Bの外表面から内側の真下に位置することになる。
そして、本実施例では取り付けねじ部22が捩じ込まれるねじ孔14の直径よりも回動係合部25の直径D1の方が大きく設定されているため、回動係合部25がピン取り付け板15Bの外表面によって位置決めされることで、径小部21も一義的に位置決めされることになる。このような位置関係に設定することが本実施例では重要である。
ここで、地震によって上階枠体支持アングル8とピン取り付け板15Bの間に相対的な移動が生じると、上階枠体支持アングル8とピン取り付け板15Bとの間でせん断力が発生するようになる。ピン取り付け板15Bの外表面と上階枠体支持アングル8の下側面との接触面付近に径小部21を位置させることで、このせん断力を径小部21に効果的に与えることができ、準固定ピン15Aを正確な荷重で破断させることができるようになる。
また、取り付けねじ部22の軸方向長さL1はピン取り付け板15Bの厚さL2より短く設定されていることが必要である。取り付けねじ部22の軸方向長さL1がピン取り付け板15Bのねじ孔の軸方向長さL2より長く設定されている場合、準固定ピン15Aをねじ込んでいくと先端が回動支持体取り付け基部13に接触するようになる。このため、径小部21がピン取り付け板15Bの外表面より上に位置することになり、上階枠体支持アングル8とピン取り付け板15Bとの間で発生するせん断力が正確に径小部21に与えられなくなって破断強度がばらつく恐れがある。このため、本実施例では、取り付けねじ部22の軸方向長さL1をピン取り付け板15Bのねじ孔14の軸方向長さL2より短く設定して、上述の問題を回避している。
更に、回動係合部25の軸方向長さL3は上階枠体支持アングル8に形成した係合孔16の軸方向長さL4より短く設定されていることが必要である。回動係合部25の軸方向長さL3が上階枠体支持アングル8の係合孔16の軸方向長さL4より長く設定されている場合、回動係合部25に上階枠体支持アングル8が係合された時に、回動係合部25が上階枠体支持アングル8の外表面より上に突出して、固定ナット18による締め付けができなくなる恐れがある。このため、本実施例では、回動係合部25の軸方向長さL3を上階枠体支持アングル8の係合孔16の軸方向長さL4より短く設定して、上述の問題を回避している。
本実施例ではピン取り付け板15Bと回動支持基部13を別体として説明したが、ピン取り付け板15Bと回動支持体取り付け基部13を一体としても良いものである。要は上階アングル受台10と上階枠体アングル8の間に上述した緩衝機構が設けられていれば良いものである。
ここで、非固定部Bは詳細な説明は省略するが、公知の方法により地震などで大きな層間変位が発生して枠体4と下階床面3との間隔が過大になったり、逆に過小になった場合の対応が図られている。即ち、上階床面2と下階床面3間において層間変位が発生し、外力が枠体4の長手方向に作用した場合、図示しない滑動構造を介して枠体4が長手方向に移動することにより、枠体4の長手方向に大きな圧縮力が作用することを防ぐようになっている。
以上のような構成において、地震の発生により上階床面2と下階床面3の間において、枠体4の幅方向に層間変位が発生した場合、準固定ピン15Aを軸として、上階枠体支持アングル8及びそれに連結される枠体4が、上階アングル受台10及びこれが固定されている上階床面2に対して回動するか、または、準固定ピン15を軸として、上階アングル受台10及びそれが固定されている上階床面2が、上階枠体支持アングル8及びそれに連結される枠体4に対して回動することになる。これによって、枠体4の幅方向の層間変位に基づく枠体4に作用する外力を吸収することができるようになるものである。
尚、この際、枠体4の幅方向に層間変位が過大になった場合、上階枠体支持アングル8の両側面に間隙hを介して配置される移動抑止部19により上階枠体支持アングル8の移動が抑止され、上階枠体支持アングル8が上階床面2を破損することを防ぐことができる。また、間隙hに緩衝部材20が配置されことで、上階枠体支持アングル8が移動抑止部19に衝突する際の衝撃を低減し、上階枠体支持アングル8及び移動抑止部19が破損、変形することを防ぐことができるようになる。
このような枠体4の幅方向の層間変位に基づく枠体4に作用する外力を吸収する作用は、下階側が非固定部Bである場合に限られず、下階側が固定部であってもよい。下階側が固定されていても、上階側の準固定ピン15によって回動可能だからである。もちろん、下階側を回動可能に固定、あるいは、回動可能に準固定した場合も、上階側と下階側の両方で回動可能であるため、幅方向の層間変位に基づく枠体4に作用する外力を吸収することができる。
一方、上階床面2と下階床面3の間において枠体4の長手方向に層間変位が発生した場合、非固定部Bの滑動構造を介して枠体4が長手方向に移動し、枠体4の長手方向に大きな圧縮力が作用することを防ぐようになっている。このため、小規模乃至中規模の地震では長手方向の層間変位量はさほど大きくはなく、非固定部Bの滑動構造によって対応できるものである。
ところが、大規模の地震では層間変位量がかなり大きくなることから、非固定部Bと準固定部Aとの間が狭まる方向に大きく変位する。このため、非固定部Bの滑動構造では限界があり、非固定部Bと準固定部Aとの間に大きな圧縮力が作用するようになる。この圧縮力は準固定部Aの上階枠体支持アングル8を介して枠体4に作用し、枠体4を損傷する可能性がある。尚、上述したように、下階枠体支持アングル9と下階アングル受台11を固定部とした場合や、ピンで回動可能に固定した場合や、準固定した場合も、同様に両者の間に大きな圧縮力が作用する可能性がある。この圧縮力は準固定部Aの上階枠体支持アングル8を介して枠体4に作用し、枠体4を損傷する可能性がある。
そこで、本実施例では、この圧縮力によって所定値以上の荷重が上階枠体支持アングル8と上階アングル受台10との間に作用したときに、上階枠体支持アングル8とピン取り付け板15Bの間に介装された準固定ピン15Aが破断するように構成している。この時、準固定ピン15Aの回動係合部25と取り付けねじ部22の間に形成された破断強度が小さい径小部21が破断するようになっている。
この径小部21は破断強度を調整するために設けられるものであり、径小部21の直径によって破断強度を調整することができる。準固定ピン15Aの回動係合部25と取り付けねじ部22は径小部21の破断強度より大きい破断強度とされており、径小部21が確実に所定の荷重で破断されるようにしている。上階枠体支持アングル8とピン取り付け板15Bの接触面と径小部21との位置関係は上述した通りである。
このように、大規模地震が発生して過大な圧縮力が枠体4に作用した時に準固定ピン15Aを破断させることによって、上階枠体支持アングル8と上階アングル受台10が相対的に移動させることができ、枠体4が塑性変形を生じたり、或いは上階枠体支持アングル8や上階アングル受台10が破損することを回避することが可能となる。
図4、図5に示しているように、本実施例になる準固定ピン15Aの形状は、回動係合部25の直径D1を取り付けねじ部22の直径D2、径小部21の直径D3より大きくしている。これによって、乗客コンベアの据付工事の際に、準固定ピン15Aの径小部21を確実にピン取り付け板15Bと上階枠体支持アングル8の接触面付近に位置させることができる。
つまり、図4に示してあるように、準固定ピン15Aの取り付けねじ部22をピン取り付け板15Bのねじ孔14に捩じ込むと、ピン取り付け板15Bの外表面と回動係合部25の下側面とが接触して位置決めされることになる。したがって、回動係合部25の下部に径小部21が存在しているので、取り付け板15Bと上階枠体支持アングル8の接触面付近に準固定ピン15Aの径小部21が確実に位置するようになる。したがって、ピン取り付け板15Bと上階枠体支持アングル8の間にせん断力を生じる移動があると、準固定ピン15Aの径小部21に対して安定的にせん断力を作用させることができるため、破断強度の安定化を図ることができるようになる。
また、準固定ピン15Aに外力が作用して準固定ピン15Aが傾くような回転力が作用した際、径小部21に比較して回動係合部25の直径が大きいことから、回動係合部25の下側面とピン取り付け板15Bの外表面の接触面で傾きの回転力を負担することができ、径小部21に作用する傾きの回転力を排除する効果を有している。これによって、破断強度の安定化を図ることができるようになる。
更に、準固定ピン15Aの取り付け施工に際しても、回動係合部25の下側面とピン取り付け板15Bの外表面の接触状況を確認すれば、径小部21がピン取り付け板15Bと上階枠体支持アングル8の接触面付近に位置している判断基準となり、施工品質の維持、管理が容易になる効果が期待できるものである。
次に、準固定ピン15Aが破断したかどうかを検出する検出機能を準固定ピン15Aに設け、大規模地震の時にこの検出機能によって乗客コンベアを自動停止する自動停止機能を制御装置に付加する場合の実施例を説明する。
この実施例では、準固定ピン15Aの中心軸に沿って小径の貫通路を設け、この貫通路に準固定ピン15Aと電気絶縁処理を施した導線を挿入している。導線は径小部21を跨ぐように設けられており、導線は図示しない乗客コンベア1の制御装置と接続され、この制御装置から微弱な電流が流される構成とされている。制御装置ではこの電流の導通状態を監視しており、導通していれば準固定ピン15Aは破断しておらず、電流が遮断されていれば準固定ピン15Aが破断したと判断する判断機能を備えている。
したがって、制御装置は、通常では導線がつながって電流が導通しているので準固定ピン15Aは破断していないと判断して、乗客コンベア1の運転を通常通り行う処理を実行している。一方、大規模の地震が発生して準固定ピン15Aに破断荷重が作用して径小部21が破断すると、導線も切断されて電流が流れなくなる。制御装置は、導線が切断されて電流が遮断されたので準固定ピン15Aは破断されたと判断して乗客コンベア1の運転を自動的に停止する処理を実行することになる。
このように、乗客コンベア1の制御装置は準固定ピン15Aの破断状態を判断することができ、破断状態と判断した場合は乗客コンベア1を自動停止させることができるようになる。尚、導線が何らかの原因で断線している不具合時も乗客コンベア1を自動停止して、安全側の運転制御を実行することもできる。
以上に説明した本実施例では、上階枠体支持アングルと上階アングル受部の間を準固定部Aの構造としたが、それに代えて、下階枠体支持アングルと下階アングル受部の間を準固定部Aの構造としても良いものである。この場合の準固定部Aは図4に示す構成を採用すれば良いものである。また、上階側と下階側の両方を準固定部Aのような構造としてもよい。さらに、これまでに説明した通り枠体4の長手方向のうち一方を準固定部Aとした場合、他方は非固定部でも固定部でも準固定部でも良く、また、回動可能であるか否かを問わない。したがって、枠体4の長手方向のうち少なくとも一方において準固定部Aのような構造とすればよい。
また、一般には枠体支持アングルとアングル受部はモルタル等の建築材料で埋めて床面と同じ平面高さとなるようにしているが、このような構成とすると緩衝機構の点検等が容易にできないという不具合がある。
このため、本発明では取り外し可能な床蓋部材を別途製作し、この床蓋部材によって枠体支持アングル、アングル受部、及び上述した緩衝機構を覆うようにすることで、地震の前後での準固定部の状況確認や点検を容易に行うことができるようになる。もちろん、この床蓋部材は床面と同じ平面高さになるようにその高さが決められている。
以上述べた通り、本発明によれば、枠体の少なくとも一方において枠体支持アングルをアングル受台に設けた回動支持体に回動可能に係合すると共に、枠体支持アングルとアングル受台の間の回動支持体の一部に径小部を形成してなる緩衝機構を枠体支持アングルとアングル受台の間に設けるようにした。
このような構成によれば、少なくとも一方の枠体支持アングルをアングル受台に対して回動可能に支持しているので、上階に支持されている枠体の終端部と下階に支持されている枠体の終端部との間で生じる枠体幅方向の層間変位を吸収することができるようになる。また、回動支持体の径小部は、大規模地震により過大な荷重が枠体支持アングルとアングル受台との間に作用したときに破断することにより、枠体長手方向の層間変位を吸収することができるようになる。
1…乗客コンベア、2…上階床面、3…下階床面、4…枠体、5…踏み板、6…欄干、7…ハンドレール、8…上階枠体支持アングル、9…下階枠体支持アングル、10…上階アングル受台、11…下階アングル受台、12…回動支持部、13…回動支持体取り付け基部、14…ねじ孔、15A…準固定ピン、15B…ピン取り付け板、16…係合孔、17…座金、18…固定ナット、19…移動抑止部、20…緩衝部材、21…径小部、22…取り付けねじ部、23…開口部、24…高さ調整ボルト、25…回動係合部、A…準固定部、B…非固定部。

Claims (10)

  1. 建築物の一方の床面と他方の床面との間に設けられた枠体と、前記枠体の両端に設けられた第1枠体支持アングル及び第2枠体支持アングルと、前記一方の床面及び前記他方の床面に形成され、前記第1枠体支持アングル及び前記第2枠体支持アングルを支持する第1アングル受部及び第2アングル受部と、前記枠体内に配置され、前記一方の床面と前記他方の床面との間を無端状に連結されて循環する踏み板と、前記枠体に取り付けられ、前記踏み板の左右に進行方向に沿って立設された欄干とを備えた乗客コンベアにおいて、
    少なくとも前記第1アングル受台に回動支持体を設け、前記第1アングル受台に対応した前記第1枠体支持アングルを前記回動支持体に回動自在に係合すると共に、前記第1枠体支持アングルと前記第1アングル受台の間の前記回動支持体の一部に他の部位に比べて破断強度が小さい径小部を形成したことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1において、
    前記回動支持体に形成された前記径小部は所定の破断強度を付与されており、前記回動支持体は前記第1枠体支持アングルと前記第1アングル受台の間に所定値以上の荷重が作用しない時は前記第1枠体支持アングルと前記第1アングル受台とを固定的に結合し、前記第1枠体支持アングルと前記第1アングル受台の間に前記所定値以上の荷重が作用した時は前記径小部を破断して前記第1枠体支持アングルと前記第1アングル受台とが相対的に動けるようにすることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1或いは請求項2において、
    前記回動支持体は前記第1アングル受台に取り付けられた回動支持体取り付け部材に固定され、前記回動支持体に形成された回動係合部に前記第1枠体支持アングルに形成した係合孔が回動可能に係合すると共に、前記第1枠体支持アングルと前記回動支持体取り付け部材の接触面付近に前記径小部が位置するようにしたことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 請求項3において、
    前記回動支持体は少なくとも前記回動係合部、前記径小部、及び取り付けねじ部を備えており、前記取り付けねじ部が前記回動支持体取り付け部材に形成したねじ孔に捩じ込まれて固定されていると共に、前記回動支持部に前記第1枠体支持アングルの前記係合孔が係合した状態で、前記径小部が前記第1枠体支持アングルと前記回動支持体取り付け部材の接触面付近に位置するようにしたことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 請求項4において、
    前記回動係合部の直径D1と、前記取り付けねじ部の谷の直径D2と、前記径小部の直径D3をD1>D2>D3の関係とし、更に前記径小部を前記回動係合部と前記取り付けねじ部の間に連続して形成すると共に、前記取り付けねじ部が前記回動支持体取り付け部材に捩じ込まれて前記回動係合部が前記回動支持体取り付け部材に接触して固定されている状態で、前記径小部が前記第1枠体支持アングルと前記回動支持体取り付け部材の接触面付近に位置するようにしたことを特徴とする乗客コンベア。
  6. 請求項5において、
    前記回動支持体の前記取り付けねじ部の軸方向長さは、前記回動支持体取り付け部材の前記ねじ孔の軸方向長さより短く決められており、また、前記回動支持体の前記回動係合部の軸方向長さは、前記第1枠体支持アングルに形成した前記係合孔の軸方向長さより短く決められていることを特徴とする乗客コンベア。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかにおいて、
    前記径小部は前記回動支持体の周囲に形成した環状の溝であり、この溝の深さを調整することによって前記回動支持体の破断強度を調整することを特徴とする乗客コンベア。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかにおいて、
    前記第1枠体支持アングルの枠体長手方向の先端側には、前記回動支持体に向かって切り欠かれた開口部が形成されていることを特徴とする乗客コンベア。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかにおいて、
    前記第1のアングル受台には前記第1枠体支持アングルの両側面に所定の間隙を介して前記第1枠体支持アングルの回転移動を抑止する移動抑止部が設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れかにおいて、
    前記回動支持体の内部には、前記径小部の破断を検出する破断検出部が設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
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