JP2016210605A - 乗客コンベア及びそのリニューアル方法 - Google Patents

乗客コンベア及びそのリニューアル方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建屋側の特別な追加工事を要せず、支持アングル部構造の工夫により簡単にトラスフレームの掛かり代を延長でき、リニューアル時の耐震性向上に有効な乗客コンベアを提供する。【解決手段】このエスカレータでは、リニューアル時にトラスフレーム2の掛かり代を寸法上で大きくするために下部支持アングル3及び延長部材3aを外方表面側に露呈して位置される補強板8に取り付ける以外に、建屋の下階建築受台F1a上にアングル3及び部材3aを下階床F1の仕上げ面F1bより高い位置で支持する嵩上げ台7を介在させてアングル3及び部材3aを載置した支持アングル部構造を適用する。嵩上げ台7の支持部7aは、通常状態でアングル3の局部を支持することにより、地震発生の振動で建築梁間寸法が比較的大きく伸長した場合でもアングル3や部材3aの局部を支持してフレーム2の落下を防止する。上部支持アングルにも同様な構造が適用される。【選択図】図2

Description

本発明は、エスカレータや動く歩道等における支持アングル部構造の工夫によりリニューアル(改装)時の耐震性向上を図った乗客コンベア及びそのリニューアル方法に関する。
従来、乗客コンベアの老朽化した既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置するリニューアルを行う手法に係る周知技術として、既設本体枠(既設トラスフレーム)を利用して設置する新設乗客コンベアの構成上の制限が少なく、良好な作業性でリニューアルを実現する「乗客コンベア」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開2013−67461号公報
上述した特許文献1に係る技術は、乗客コンベアのリニューアルに際して既設トラスフレームを撤去せずに残し、既設トラスフレーム内に新設乗客コンベアの新設トラスフレームを設置するものであるが、支持アングル(受梁)と建屋の床(建屋梁)との掛かり代が既設乗客コンベアの場合と同様な寸法(トラスフレームの掛かり代が同じ寸法)であるため、作業性が向上するものの、昨今の建屋に要求されている耐震性の向上(強化)を図り得ないという問題がある。
即ち、乗客コンベアのリニューアル時には、先般の大地震を契機に新設製品に対して耐震性の向上が要求されているため、少なくとも支持アングルと建屋の床との掛かり代(トラスフレームの掛かり代)を既設製品のものよりも大きくし、地震発生の振動によって大きな層間変位角が生じ、建築梁間寸法が比較的大きく伸長した場合でもトラスフレームが落下するのを防止できるようにして、耐震性の向上対策を図ることが望まれている。
そこで、乗客コンベアのリニューアル時に支持アングル部構造を工夫してトラスフレームの掛かり代を大きくする技術も既に提案されており、例えばトラスフレームの終端部に設けられると共に、ジスピを介して建築受台に載置される支持アングルを用いる以外に、建築受台との掛かり代を大きくするための延長部材を用いるようにし、支持アングルに延長部材を溶接等で結合した上、建築受台にジスピを介して支持アングル及び延長部材を載置する技術が知られている。更に、支持アングルと延長部材との結合強度を補強するために支持アングル及び延長部材を補強板に取り付け、補強板を外方表面側に設置するようにした支持アングル部構造も知られている。このような支持アングル部構造は、文献公知に係る発明ではないが、一般的に適用されているものである。
ところが、リニューアル時の耐震性向上のために支持アングル以外に延長部材を用いた支持アングル部構造を採用する場合、乗客コンベアのリニューアルの際に支持アングルに延長部材を結合してトラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくしたものを設置するため、建築受台を拡大する必要が生じる場合も少なくなく、こうした場合には建屋の床の一部を除去する追加工事が必要となり、施工側にも顧客側にも工数やコスト面で負担となってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、建屋側の特別な追加工事を要することなく、支持アングル部構造の工夫により簡単にトラスフレームの掛かり代を延長でき、リニューアル時の耐震性向上に有効な乗客コンベア及びそのリニューアル方法を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、トラスフレームの両方の終端部に支持アングルを備えると共に、当該支持アングルを介して建屋の一方の床と他方の床との間に当該トラスフレームを架設した乗客コンベアにおいて、既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置するリニューアル時に、トラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくするために支持アングルに延長部材を結合すると共に、建屋の建築受台上に当該支持アングル及び当該延長部材を床の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台を介在させて当該支持アングル及び当該延長部材を載置した支持アングル部構造が適用されたことを特徴とする。
また、上記技術的課題を解決するため、本発明の第2の手段は、トラスフレームの両方の終端部に支持アングルを備えると共に、当該支持アングルを介して建屋の一方の床と他方の床との間に当該トラスフレームを架設した乗客コンベアを対象として既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置する乗客コンベアのリニューアル方法において、リニューアル時に適用する支持アングル部構造について、トラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくするために支持アングルに延長部材を結合すると共に、建屋の建築受台上に当該支持アングル及び当該延長部材を床の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台を介在させて当該支持アングル及び当該延長部材を載置した構造とすることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成により、建屋側の特別な追加工事を要することなく、支持アングル部構造の工夫により簡単にトラスフレームの掛かり代を延長でき、リニューアル時の耐震性向上に有効となる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る乗客コンベアの一例であるエスカレータの概略構成を側面方向から示した図である。 図1に示すエスカレータのリニューアル時に適用される支持アングル部構造を一部破断して側面方向から示した図である。 図2に示す支持アングル部構造が地震発生による振動で変動した様子を一部破断して側面方向から示した図であり、(a)は支持アングル部構造が建屋から離れる方向に動いた様子の図、(b)は支持アングル部構造が建屋に近付く方向に動いた様子の図である。
以下に、本発明の乗客コンベア及びそのリニューアル方法について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る乗客コンベアの一例であるエスカレータ1の概略構成を側面方向から示した図である。
図1を参照すれば、このエスカレータ1は、建屋の下階床F1と上階床F2との間に架設され、下階床F1に延在する下部水平部2a、上階床F2に延在する上部水平部2b、並びに下部水平部2aと上部水平部2bとの間に形成される傾斜部2cを有して成るトラスフレーム2を備えている。トラスフレーム2には、構成部品となる互いに連結されて乗降口間を循環して移動する複数の踏段(ステップ)5や、これらの踏段5の進行方向の両側面に立設される欄干6等が設置されている。この他、下部水平部2aの終端部には下階床F1の下階建築受台F1aに載置される下部支持アングル3が設けられ、上部水平部2bの終端部には上階床F2の上階建築受台F2aに載置される上部支持アングル4が設けられ、これらの下部支持アングル3、上部支持アングル4を介して建屋の一方の床となる下階床F1と他方の床となる上階床F2との間にトラスフレーム2が架設されて構成されている。
図2は、このエスカレータ1のリニューアル時に適用される支持アングル部構造を一部破断して側面方向から示した図である。
図2を参照すれば、この支持アングル部構造は、建屋の下階床F1の下部支持アングル3を対象として図示したもので、既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置するリニューアル時にトラスフレーム2の掛かり代を寸法上で大きくするために周知技術でも採用されている下部支持アングル3に延長部材3aを結合する際の強度を向上させるべく、下部支持アングル3及び延長部材3aを外方表面側に設置される補強板8に取り付ける以外に、建屋の下階建築受台F1a上に下部支持アングル3及び延長部材3aを下階床F1の仕上げ面F1bより高い位置で支持する嵩上げ台7を介在させて下部支持アングル3及び延長部材3aを載置した構造となっている。また、ここでの嵩上げ台7は、大きくされたトラスフレーム2の掛かり代の寸法W1よりも小さな支持幅寸法W2の支持部7aが下部支持アングル3の下階床F1の仕上げ面F1bと平行な片部(水平延在部と鉛直延在部とで構成された下部支持アングル3の水平延在部)におけるトラスフレーム2側の内曲がり部(所謂内R部)寄りの局部に当接する形状となっている。ここでの嵩上げ台7上面における下部支持アングル3の内曲がり部寄りの隅部に段差を成すように凸状に突出して形成された支持部7aは、その支持幅寸法W2が嵩上げ台7本体の上面寸法よりも小さく、且つ下部支持アングル3の内曲がり部側に近い部分の局部を支える構造であるため、地震発生時の振動等を含む外力が加えられたときのトラスフレーム2に働くモーメントを小さくすることができる。因みに、建屋の上階床F2及び上階建築受台F2aに係る上部支持アングル4についても、同様な支持アングル部構造が適用されているものとする。
要するに、実施例でエスカレータ1のリニューアル時に適用される支持アングル部構造は、簡易な方法で建屋床の除去といった建屋側の特別な追加工事を要することなく、簡単に支持アングル(下部支持アングル3、上部支持アングル4)の掛かり代を延長してリニューアル時の耐震性向上を図るための工夫が施されている。図2を参照して具体的に云えば、エスカレータ1のリニューアル時に下部支持アングル3に延長部材3aを強度良く結合するために補強板8を用いて補強板8に溶接等で結合するように下部支持アングル3及び延長部材3aを取り付け、既設エスカレータ(下部支持アングル3)の掛かり代の寸法W3から延長部材3a分を加えてトラスフレーム2の掛かり代の寸法W1へとなるように掛かり代を大きくしている。また、下階建築受台F1a上に嵩上げ台7を設置し、嵩上げ台7の小さな支持幅寸法W2の支持部7a上に延長部材3aと結合された下部支持アングル3の内曲がり部寄りの局部を載置する。ここでの嵩上げ台7は、支持部7a上に下部支持アングル3の局部が載置された状態において、建屋の下階建築受台F1a上に下部支持アングル3及び延長部材3aを下階床F1の仕上げ面F1bより高い位置で支持するため、下階建築受台F1aを拡大する必要がなく、建屋の下階床F1の一部を除去する必要もなく設置できるようになっている。また、嵩上げ台7の小さな支持幅寸法W2の支持部7aは、下部支持アングル3の内曲がり部側に近い部分を支え、上部支持アングル4についても左右対称の同様な支持構造が適用されるため、エスカレータ1の常時荷重を受ける下支点(下部支持アングル3の支持箇所)と上支点(上部支持アングル4の支持箇所)との間の寸法を短くでき、これによって外力が加えられたときのトラスフレーム2に働くモーメントを小さくできると共に、下部支持アングル3及び上部支持アングル4の薄型化を図ることができる。
このような支持アングル部構造がリニューアル時に採用されたエスカレータ1では、図2に示されるように通常状態で延長部材3a及び下部支持アングル3の先端側は嵩上げ台7の上面には当接せず、下部支持アングル3の根元側の中途箇所のみが嵩上げ台7の支持部7aにより支持されることになる。これに対し、地震発生の振動により大きな層間変位角が生じ、建築梁間寸法が比較的大きく伸長した場合、下階床F1及び下階建築受台F1aは図1及び図2中の左方向や右方向に移動するが、このときに嵩上げ台7の支持部7aは下部支持アングル3の先端側(延長部材3aを含む)か、或いは下部支持アングル3の内曲がり部(内R)側に移動して延長部材3aや下部支持アングル3の局部を支持する状態を維持するため、トラスフレーム2が落下することを防止することができ、耐震性の向上が図られる。
図3は、係る支持アングル部構造が地震発生による振動で変動した様子を一部破断して側面方向から示した図であり、同図(a)は支持アングル部構造が建屋から離れる方向に動いた様子の図、同図(b)は支持アングル部構造が建屋に近付く方向に動いた様子の図である。
図3(a)を参照すれば、ここでは地震発生の振動により大きな層間変位角が生じ、建屋の下階床F1及び下階建築受台F1aが左方向に移動して支持アングル部構造が建屋から離れる方向に動いた場合に該当し、こうした場合には例えば嵩上げ台7の支持部7aが図2に示す下部支持アングル3の下階床F1の仕上げ面F1bと平行な片部における略中央箇所から移動して延長部材3aの局部を支持する状態となり、支持状態は維持されてトラスフレーム2が落下しないことを示している。因みに、図3(a)に示される支持アングル部構造の移動形態は、建屋から離れる方向に最大に動いた状態を示しているとみなすことができる。
一方、図3(b)を参照すれば、ここでは地震発生の振動により大きな層間変位角が生じ、建屋の下階床F1及び下階建築受台F1aが右方向に移動して支持アングル部構造が建屋に近付く方向に動いた場合に該当し、こうした場合には例えば嵩上げ台7の支持部7aが図2に示す下部支持アングル3の下階床F1の仕上げ面F1bと平行な片部における略中央箇所から移動して下部支持アングル3の内曲がり部(内R)側近傍を支持する状態となり、同様に支持状態は維持されてトラスフレーム2が落下しないことを示している。因みに、図3(b)に示される支持アングル部構造の移動形態は、建屋に近付く方向に最大に動いた状態を示しているとみなすことができる。勿論、建屋の上階床F2及び上階建築受台F2aに係る上部支持アングル4についても、同様な支持アングル部構造が採用されているため、図3(a)や図3(b)の場合に相当する嵩上げ台7の支持部7aの移動を生じるが、その様子はまちまちになる事態が想定されるものの、同様に支持状態は維持されてトラスフレーム2が落下しない。
以上に説明したように実施例に係るエスカレータ1によれば、リニューアル時に採用される支持アングル部構造が工夫され、トラスフレーム2の掛かり代の寸法W1を大きくするために支持アングル(下部支持アングル3、上部支持アングル4)と延長部材3aとを補強板8に取り付けると共に、建屋の建築受台(下階建築受台F1a、上階建築受台F2a)上に支持アングル(下部支持アングル3、上部支持アングル4)及び延長部材3aを床(下階床F1、上階床F2)の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台7を介在させて支持アングル(下部支持アングル3、上部支持アングル4)及び延長部材3aを載置した構造としているため、建屋床の除去といった建屋側の特別な追加工事を要することなく、支持アングル部構造の工夫により簡単にトラスフレーム2の掛かり代の寸法W1を延長でき、リニューアル時の耐震性向上に有効となり、地震発生の振動により大きな層間変位角が生じ、建築梁間寸法が比較的大きく伸長した場合でもトラスフレーム2の落下を防止することができる。また、リニューアル時に短時間にして、低コストで新設製品を設置することができ、特に通常状態で嵩上げ台7の支持部7aで支持アングル(下部支持アングル3、上部支持アングル4)の内曲がり部側に近い部分の局部を支持することにより、地震発生時の振動等を含む外力が加えられたときのトラスフレーム2に働くモーメントを小さくすることができるため、この点においても機械的強度が確保されて耐震性の向上が顕著に図られるようになる。
尚、本発明の乗客コンベアは、実施例で説明したエスカレータ1以外にも、トラスフレームが水平部のみで構成されると共に、複数の踏段5の中途箇所が階段状を成さずに平坦状態が維持され、同一階床に設置される構造の動く歩道を対象としても同等に適用することが可能であるため、実施例で説明したエスカレータ1への適用形態に限定されない。
ところで、上述した本発明の乗客コンベアの技術的要旨は、トラスフレームの両方の終端部に支持アングルを備えると共に、支持アングルを介して建屋の一方の床と他方の床との間にトラスフレームを架設した乗客コンベアを対象として既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置する乗客コンベアのリニューアル方法として換言することができる。即ち、係る乗客コンベアのリニューアル方法では、リニューアル時に適用する支持アングル部構造について、トラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくするために支持アングルに延長部材を結合すると共に、建屋の建築受台上に支持アングル及び延長部材を床の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台7を介在させて支持アングル及び延長部材を載置する構造とするものである。また、支持アングル部構造では、嵩上げ台7のトラスフレームの掛かり代よりも小さな支持幅寸法の支持部7aを支持アングルの床の仕上げ面と平行な片部におけるトラスフレーム側の内曲がり部(所謂内R)寄りの局部に当接させた状態とするものである。更に、支持アングル部構造では、支持アングルと延長部材との結合強度を補強するために支持アングル及び延長部材を補強板8に取り付けて補強板8を外方表面側に設置させるものである。
1 エスカレータ
2 トラスフレーム
2a 下部水平部
2b 上部水平部
2c 傾斜部
3 下部支持アングル
3a 延長部材
4 上部支持アングル
5 踏段(ステップ)
6 欄干
7 嵩上げ台
7a 支持部
8 補強板
F1 下階床
F1a 下階建築受台
F1b 仕上げ面
F2 上階床
F2a 上階建築受台

Claims (6)

  1. トラスフレームの両方の終端部に支持アングルを備えると共に、当該支持アングルを介して建屋の一方の床と他方の床との間に当該トラスフレームを架設した乗客コンベアにおいて、
    既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置するリニューアル時に、前記トラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくするために前記支持アングルに延長部材を結合すると共に、前記建屋の建築受台上に当該支持アングル及び当該延長部材を前記床の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台を介在させて当該支持アングル及び当該延長部材を載置した支持アングル部構造が適用されたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1記載の乗客コンベアにおいて、
    前記嵩上げ台は、前記トラスフレームの掛かり代よりも小さな支持幅寸法の支持部が前記支持アングルの前記床の仕上げ面と平行な片部における当該トラスフレーム側の内曲がり部寄りの局部に当接することを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1又は2記載の乗客コンベアにおいて、
    前記支持アングル部構造は、前記支持アングルと前記延長部材との結合強度を補強するために当該支持アングル及び当該延長部材を取り付けて外方表面側に設置される補強板を備えたことを特徴とする乗客コンベア。
  4. トラスフレームの両方の終端部に支持アングルを備えると共に、当該支持アングルを介して建屋の一方の床と他方の床との間に当該トラスフレームを架設した乗客コンベアを対象として既設製品を撤去し、同じ場所に新設製品を設置する乗客コンベアのリニューアル方法において、
    リニューアル時に適用する支持アングル部構造について、前記トラスフレームの掛かり代を寸法上で大きくするために前記支持アングルに延長部材を結合すると共に、前記建屋の建築受台上に当該支持アングル及び当該延長部材を前記床の仕上げ面より高い位置で支持する嵩上げ台を介在させて当該支持アングル及び当該延長部材を載置する構造とすることを特徴とする乗客コンベアのリニューアル方法。
  5. 請求項4記載の乗客コンベアのリニューアル方法において、
    前記支持アングル部構造では、前記嵩上げ台の前記トラスフレームの掛かり代よりも小さな支持幅寸法の支持部を前記支持アングルの前記床の仕上げ面と平行な片部における当該トラスフレーム側の内曲がり部寄りの局部に当接させた状態とすることを特徴とする乗客コンベアのリニューアル方法。
  6. 請求項4又は5記載の乗客コンベアのリニューアル方法において、
    前記支持アングル部構造では、前記支持アングルと前記延長部材との結合強度を補強するために当該支持アングル及び当該延長部材を補強板に取り付けて当該補強板を外方表面側に設置させることを特徴とする乗客コンベアのリニューアル方法。
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