JPH11314873A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置

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JPH11314873A
JPH11314873A JP12571898A JP12571898A JPH11314873A JP H11314873 A JPH11314873 A JP H11314873A JP 12571898 A JP12571898 A JP 12571898A JP 12571898 A JP12571898 A JP 12571898A JP H11314873 A JPH11314873 A JP H11314873A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造体と乗客コンベア装置相互間の耐震性の
向上と設置工事費の低減を図る。 【解決手段】 本体枠7の他方の側の縁部7aを建築構
造体8に固着し、本体枠7の下側で土木構造体10に対
して摺動可能に支えるとともに、本体枠の縁部7cと土
木構造体10との間にすきまを設け、このすきまの上側
に地震動などによる本体枠7と土木構造体10との衝突
を緩衝する緩衝部17を設ける。緩衝部17は、本体枠
の下部乗降口2を、この乗降口2に接近する土木構造体
10上面まで延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客を乗せて移動
する乗客コンベア装置に係り、特に建築構造体や土木構
造体など(以下、特に記載しない限り「構造体」とい
う)に設置されるエスカレーターや動く歩道などの乗客
コンベア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗客コンベア装置としては、たと
えば、実開昭61−75483号公報に開示されたもの
が知られている。この乗客コンベア装置は、本体枠を構
成する下枠と上枠に固設された受枠を支える支持台と、
この下枠と上枠の少なくとも一方を支える支持体を、前
記支持台に設けたもので、地震時などにその本体枠の上
枠側が建築梁から離脱して落下することを防いでいる。
【0003】また、実開昭51−116591号公報に
開示された乗客コンベア装置が知られている。この乗客
コンベア装置は、本体枠とこの中間部に対応して配置さ
れた固定体のいずれか一方に保持された支持台、および
他方に保持されてかつ上記支持台に枢持された支持具を
備え、この支持具および上記支持台の少なくとも一方の
上記保持部を摺動可能にしてなり、本体枠の上枠、中間
部、下枠の3箇所においてその全体荷重を分散支持する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記受
枠を支える支持台と、この支持台に支持体を設けた乗客
コンベア装置(実開昭61−75483号公報)は、地
震動や各種振動が発生した場合に、その本体枠上枠側の
建築構造物からの離脱を許容し、その落下のみを防止せ
んとしたもので、地震動などの後で乗客コンベア装置を
速やかに原状に復するという思想はなかった。
【0005】また、上記3箇所で全体荷重を分散支持す
る乗客コンベア装置(実開昭51−116591号公
報)は、地震動などに対する乗客コンベア装置の保護、
対応に対する配慮がなく、しかも建築あるいは土木工事
の対象が上記のように上枠、中間部、下枠の各3箇所に
分散されるためにその設置費が割高となる恐れがあっ
た。
【0006】本発明の課題は、構造体と乗客コンベア装
置相互間の耐震性の向上を図るとともに、設置工事費の
低減を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、一方の側の乗降口と他方の側の乗降口との間
で継ぎ目なし状に連結され乗客を乗せて移動する複数の
踏み手段と、該踏み手段とともに移動して乗客の手を支
える手支え手段と、該手支え手段の移動を案内する移動
案内手段と、前記踏み手段、手支え手段および移動案内
手段を支持する本体枠とを備え、建築、土木などの構造
体に設置される乗客コンベア装置において、前記本体枠
の他方の側を前記構造体に固着し、前記本体枠の下側で
該本体枠を前記構造体に対して摺動可能に支えるととも
に、前記本体枠の一方の側の端部と前記構造物との間に
すきまを設け、該すきまの上側に地震動などによる前記
本体枠と前記構造物との衝突を緩衝する緩衝手段を設け
てなることである。
【0008】本体枠の他方の側を、構造体に対して溶接
接合などにより移動、離脱不可能に固着し、本体枠の下
側で、この本体枠を構造体に対して摺動可能、すなわち
位置ずれ可能に支え、かつ本体枠の一方の側の端部と構
造物との間にすきまを設けているので、大地震動などに
より建築構造体または土木構造体の一方の側と他方の側
とに大きなずれ、たとえば一方の側が上層で他方の側が
下層である場合には層間変位角が発生しても本体枠の長
手方向に対して大きな圧縮力や引張力が加わらず、本体
枠を圧縮変形させたり引張破断させたりすることがな
い。また、上記すきまの上側に地震動などによる本体枠
と構造物との衝突を緩衝する緩衝手段を設けることによ
り、本体枠への構築物の衝突による圧縮変形を防止す
る。
【0009】さらに、上記乗客コンベア装置において、
前記緩衝手段は、前記一方の側の乗降口を、該乗降口に
接近する構造体上面まで延設してなることである。一方
の側の乗降口を、構造体上面まで延設する緩衝手段を設
ける乗客コンベア装置は、上記乗客コンベア装置の作用
に加え、本体枠と構造体とが地震動などにより相対的に
ずれても、一方の側の乗降口が構造体の上面をすべり破
壊されることがない。
【0010】さらに、先の乗客コンベア装置において、
前記緩衝手段は、前記一方の側の乗降口を、該乗降口に
接近する構造体を延長して設けられ容易に破壊可能な材
料で形成される構造体延長部上面まで延設してなること
である。一方の側の乗降口を、構造体延長部上面まで延
設する緩衝手段を設ける乗客コンベア装置は、先の乗客
コンベア装置の作用に加え、本体枠と構造体とが地震動
などにより相対的にずれても、構造体延長部が容易に破
壊するので一方の側の乗降口が破壊されずにすむ。
【0011】そして、先の乗客コンベア装置において、
前記緩衝手段は、前記一方の側の乗降口を、該乗降口に
接近する構造体を延長して設けられ粒体で形成される構
造体延長部上面まで延設してなることである。一方の側
の乗降口を、構造体延長部上面まで延設する緩衝手段を
設ける乗客コンベア装置は、先の乗客コンベア装置の作
用に加え、本体枠と構造体とが地震動などにより相対的
にずれても、構造体延長部が粒体であるので構造体延長
部自体が容易に変形し、一方の側の乗降口が破壊されず
にすむ。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る乗客コンベア
装置の実施の形態を図面に基いて説明する。なお、図1
〜6において同じ構造、作用部分には同じ符号を付けて
示す。
【0013】図1は、本発明に係る乗客コンベア装置の
第1実施形態を示す全体斜視図である。第1実施形態の
乗客コンベア装置1は、エスカレーターに適用されるも
ので、一方の側の乗降口で下階床F1に連なる下部乗降
口2と他方の側の乗降口で上階床F2に連なる上部乗降
口3との間で継ぎ目なし状(または無端状)に連結され
乗客を乗せて移動する複数の踏み手段としての踏段4
(動く歩道の場合は、踏板と称する)と、この踏段4と
ともに同期的に移動して乗客の手を支える手支え手段と
してのハンドレール5と、このハンドレール5の走行路
を形成しハンドレール5の移動を案内する移動案内手段
としての欄干6(踏段4の両側に立設される)と、前記
踏段4、ハンドレール5および欄干6などの構造部品を
支持する本体枠7とを備え、上階床の建築構造体8と下
階床の土木構造体10との間に設置される。ここで、本
体枠7の他方の側1b、具体的には本体枠7の上部側縁
部7aを建築構造体8に対して移動不可能で、かつ離脱
不可能に固着する。また、本体枠7の下側でこの本体枠
7を土木構造体10に対して摺動可能に、すなわち位置
ずれ可能に支える。
【0014】さらに、第1実施形態の乗客コンベア1に
おいて、本体枠7は、これら欄干6などの構造部品の長
手方向に延設され、下部乗降口2から下部曲線路4A、
傾斜路4B、上部曲線路4Cを経由して上部乗降口3に
至る全長Lに渡って下部水平部7A、傾斜部7Bおよび
上部水平部7Cを連結した形で下階床F1と上階床F2
つないで設置される。さらに、本体枠7は、下部側を建
築または土木構造体にU字溝状に構築されたピット11
内に収納され、かつ、本体枠の下部水平部7Aを、本体
枠の長手方向の移動によるピット底面11Aとの位置ず
れに追随可能に支持される。
【0015】図2は、図1の I−I 線断面図である。本
体枠7は、上部側端部の縁部7aに完全固定(溶接接合
などで固着)される梁体7bが上部側の建築構造体8の
受梁8Aに重ね板9を介し、大地震動を考慮した重ね代
1の重ね量、梁体7bと受梁8Aとが移動、離脱不可
能な接合部(溶接部X1、X2あるいはボルト接合によ
る)をもって強固に一体化されている。
【0016】図3は、図1の II−II 線断面図である。
本体枠7は、下部側の下部水平部7Aとこれに近い傾斜
部7Bの一部が長さL4、深さHと一定幅(図示は省略
するも、概そ乗客コンベア1の横幅より多少大きい寸
法)で建築構造体8または土木構造体10にU字溝状に
構築される周囲壁11A、11Bおよび11Cからなる
ピット11の中に収納されている。この場合、ピット1
1は、その周囲壁11A、11Bおよび11Cで形成さ
れる壁面のほか、その基礎部分には土木床11Dが鉄筋
コンクリート造りなどで頑丈に構築され、その他の平坦
なピット底面11Eはコンクリートあるいはアスファル
トなどの簡単な構築で構成される。本体枠7の下部のほ
ぼ全体をピット内に収納し、かつその底部をピット底面
の広い面積で支持するので、先に記した従来技術のよう
に傾斜部での支持が不要とすることもできる。
【0017】そして、一方の土木床11Dの上には、こ
の土木床11Dに固定された支持台12と、この支持体
12とは間隔L2をおいて他方の土木床11Dに固定さ
れる支持台13が設けられ、この各々で本体枠7の下部
水平部7Aの底部(下側)7AAに固定された支持具1
4、傾斜部7Bの底部(下側)7BBに固定される支持
具15を支持する。また、支持台12と支持具14との
間、支持台13と支持具15との間には、テフロン材や
ナイロン材など摺動特性の良い摺動体16をそれぞれ介
在させ、本体枠7の下部側の荷重を負担するとともに、
地震動などで発生する本体枠7の移動(図3に符号Pで
示すピット11との長手方向の位置ずれ)が自在となっ
て追随し、建築構造体8または土木構造体10の上部側
と下部側に大きな層間変位角が発生しても本体枠の長手
方向に対して大きな圧縮力や引張力が作用せず、本体枠
7を圧縮変形させたり引張破断させることがなくなり、
全体の耐震性を高める。
【0018】図4は、図3の要部を拡大した断面図であ
る。第1実施形態の乗客コンベア装置1は、下部乗降口
2の終端部2Aと下階床F1の土木構造体10との間の
衝突力を緩衝する緩衝部17を設けている。この緩衝部
17は、下部乗降口(一方の側の乗降口)2を、この下
部乗降口2に接近する土木構造体10上面まで延設して
なる。また、大地震動により発生する層間変位角を考慮
して設定された本体枠7の下部側の縁部7cと下階床の
構造物周囲壁11Bとの間に間隔(すきま)M1を設
け、かつ、終端部2Aより反本体枠7側に固定され延設
される下部乗降口2の一部をなす板厚tの乗降床18、
これの補強材となる受材19、20を追加して形成され
る。ここで、間隔M1は、本体枠7が矢印Qのようにこ
の間隔M1が減じる長手方向に移動したとき、周囲壁1
1Bに衝突してこれを破壊したり、この衝突により本体
枠7自身の圧縮変形(矢印Qと反対向きの反力を受けた
場合発生)を防止するために想定層間変位角に応じた許
容移動値として設定されるものである。
【0019】そして、受材19、20と土木構造体10
との間には間隔M2(M1≒M2の関係)とその分の空間
Mが形成され、さらに、乗降床18と土木構造体10と
は重なり代M3(M1<M3の関係)を有して、本体枠7
が矢印Qと反対側に許容移動値M1相当分移動した場合
でも重なり代M3によって空間Mが露出し、ここに通行
客が落下することのないように設定される。
【0020】ここで、先の従来例の後者の設置形態にお
いては、その長手方向の両終端部を建築あるいは土木構
造体で支持し、さらに傾斜部の長さの中央当りの底部も
構築体で支持する(図1の想像線Yに、それに近い形を
示す)3箇所分散支持方式としていたが、上記第1実施
形態においては、本体枠7の全長LがL2だけ減じら
れ、支持点間隔L3が大幅に減少して上部側と下部側の
大略2箇所集中支持方式となるため、設置工事費は従来
より割安となる一方、上記Y部分を省略することによる
スペース活用効果(Y部分を物置、売店、通行路として
活用できる)を発揮することができる。また、乗降床1
8の追加、空間Mの形成、重なり代M3の設定からなる
緩衝部17を設けることにより、地震動などによる周囲
壁11Bの破壊、本体枠7の圧縮変形、空間Mへの通行
客の落下やつまずきを防止できる。
【0021】次に、上記緩衝部17は、この第1実施形
態のものに限定されるものではなく、下記に説明する図
5や図6に示すような構造でも適用可能である。
【0022】図5は、第2実施形態を示し、図4相当の
要部断面図である。第2実施形態の緩衝部21は、下部
乗降口2を、この下部乗降口2に接近する土木構造体1
0を延長して設けられ、容易に破壊可能な材料で形成さ
れる構造体延長部としての脆弱部22上面まで延設して
なる。緩衝部21として、間隔M1、乗降床18、受材
19、20を設ける一方、図4空間M相当部に荒目アス
ファルトなどでなる脆弱部22、それに乗降床18とは
間隔M5(M1>M5の関係)をおいて点字ブロック23
を追加する。これは、間隔M1が減じる移動が生じる場
合には脆弱部22を破壊する考えで設定するもので、こ
の移動が本体枠7を強く圧縮しないようにするものであ
る。この脆弱部22は、土木工事で図4の空間Mのよう
な角状の正確な仕上げを不要とし、比較的仕上げ寸法の
荒い(ラフな)作業で乗降床18の重なり代M4の確
保、受材24の支持、通行客の落下防止などができる。
【0023】また、乗降床18に近接して点字ブロック
23を配置することは、視覚障害者へのサービス(注意
喚起)と乗降床18(板厚t)の段差緩衝が目的であ
り、間隔M1とM5はM1>M5の関係であるから、間隔M
1分移動した場合は張り替えが容易な点字ブロック23
が破壊してもよいという考えである。
【0024】なお、第2実施形態において、その他の構
造と作用は第1実施形態の場合と同じであるので、その
説明を省略する。
【0025】図6は、第3実施形態を示し、図4相当の
要部断面図である。第3実施形態の緩衝部25は、下部
乗降口(一方の側の乗降口)2を、下部乗降口2に接近
する土木構造体10を延長して設けられ粒体27で形成
される構造体延長部27a上面まで延設してなる。間隔
1、受材19、20を設ける一方、受材19、20と
土木構造体10との間に間隔M6(M1≒M6の関係)を
設け、ここに仕切板26と砂利などの粒体27を介在さ
せて構造体延長部27aを形成し、この上面に乗降床2
8が配設される。これは、乗降床28を受材19に固定
するビス29、隙間M7を埋めるコーキング剤30を設
け、小地震動などで間隔M1が多少減じる移動が生じる
場合は、コーキング剤30の収縮分で対応し、間隔M1
の範囲内の大きな移動量が生じる場合には取り替えが容
易な乗降床28は破壊してもよく、反対に間隔M1が過
大になる場合でも通行客が落下しないようにする。
【0026】なお、第3実施形態において、その他の構
造と作用は第1実施形態の場合と同じであるので、その
説明を省略する。
【0027】以上説明した第1〜3実施形態の緩衝部1
7、21、25は、いずれも本体枠7がその下側で摺動
する際に、構造および安全上致命的となる周囲壁11B
の破壊、本体枠7の圧縮変形、通行客の落下やつまずき
を防止するためのものであり、これら第1〜3実施形態
以外にも種々の代案が考えられる。また、第1〜3実施
形態においては、エスカレーターに適用する場合につい
て説明したが、本発明の乗客コンベア装置は、これに限
らず、動く歩道など他の乗客コンベア装置にも適用でき
ることはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】本発明の乗客コンベア装置によれば、構
造体と乗客コンベア装置相互間の耐震性の向上を図ると
ともに、設置工事費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗客コンベア装置の第1実施形態
を示す全体斜視図である。
【図2】図1の I−I 線断面図である。
【図3】図1の II−II 線断面図である。
【図4】図3の要部を拡大した断面図である。
【図5】第2実施形態を示し、図4相当の要部断面図で
ある。
【図6】第3実施形態を示し、図4相当の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 乗客コンベア装置 1a 一方の側 1b 他方の側 2 下部乗降口(一方の側の乗降口) 3 上部乗降口(他方の側の乗降口) 4 踏段(踏み手段) 5 ハンドレール(手支え手段) 6 欄干(移動案内手段) 7 本体枠 7c 縁部(一方の側の端部) 8 建築構造体 10 土木構造体 17、21、25 緩衝部(緩衝手段) 22 脆弱部(構造体延長部) 27 粒体 27a 構造体延長部 M1 すきま

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側の乗降口と他方の側の乗降口と
    の間で継ぎ目なし状に連結され乗客を乗せて移動する複
    数の踏み手段と、該踏み手段とともに移動して乗客の手
    を支える手支え手段と、該手支え手段の移動を案内する
    移動案内手段と、前記踏み手段、手支え手段および移動
    案内手段を支持する本体枠とを備え、建築、土木などの
    構造体に設置される乗客コンベア装置において、前記本
    体枠の他方の側を前記構造体に固着し、前記本体枠の下
    側で該本体枠を前記構造体に対して摺動可能に支えると
    ともに、前記本体枠の一方の側の端部と前記構造物との
    間にすきまを設け、該すきまの上側に地震動などによる
    前記本体枠と前記構造物との衝突を緩衝する緩衝手段を
    設けてなる乗客コンベア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記緩衝手段は、前
    記一方の側の乗降口を、該乗降口に接近する構造体上面
    まで延設してなる乗客コンベア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記緩衝手段は、前
    記一方の側の乗降口を、該乗降口に接近する構造体を延
    長して設けられ容易に破壊可能な材料で形成される構造
    体延長部上面まで延設してなる乗客コンベア装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記緩衝手段は、前
    記一方の側の乗降口を、該乗降口に接近する構造体を延
    長して設けられ粒体で形成される構造体延長部上面まで
    延設してなる乗客コンベア装置。
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