JPH058979A - マンコンベアの支持枠中間部の支持構成 - Google Patents

マンコンベアの支持枠中間部の支持構成

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JPH058979A
JPH058979A JP16135891A JP16135891A JPH058979A JP H058979 A JPH058979 A JP H058979A JP 16135891 A JP16135891 A JP 16135891A JP 16135891 A JP16135891 A JP 16135891A JP H058979 A JPH058979 A JP H058979A
Authority
JP
Japan
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frame
support
supporting
building
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP16135891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yamato
正幸 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH058979A publication Critical patent/JPH058979A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支持枠の長手方向中間部に設けた中間支持台を
支持する建屋梁が完了していなくても、マンコンベアを
建屋に搬入することを可能にする。 【構成】フレーム1の中間支持台2に、フレーム1の下
面に当接する上面12aを設けた支持装置10を取付け、こ
の支持装置10と仮受台16によりフレーム1の中間部を一
時的に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータまたは動
く歩道(以下、マンコンベアという)に係り、特に全体
を支持する支持枠の据付時における中間部の支持構成に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにマンコンベアの全体を支持
する構造物である支持枠(エスカレータではフレーム)
は、通常その両端に設けた支持金具を介して建屋梁に懸
架している。しかしながら、近年、マンコンベアの設置
対象が従来の建築物のみでなく、例えば、地下深く掘ら
れた地下鉄構内から地上への連絡路もしくは高所に開発
された住宅団地への連絡路または相当離れた場合相互の
連絡路等にも広がり、従来以上に高階床または長大なス
パンのマンコンベアが実現しつつある。
【0003】このような高階床または長大スパンのマン
コンベアにおいては、支持枠両端の支持だけでは、支持
枠の中央部のたわみが大きくなり、構成部品の連結部に
過度の応力が発生したり、踏段または踏板の走行移動に
も支障を来たす等の恐れもある。そこで、エスカレータ
では、図5に示すようにフレーム1の長手方向中央部の
下面に中間支持台2を一体に設け、この中間支持台2を
建屋梁3に固定し、フレーム1の支持点距離を小さくす
ることによって上記不具合が発生するのを回避してい
る。動く歩道でもほぼ同様の中間支持台を支持枠に一体
に設けて、同様の不具合が発生するのを回避していた。
なお、同図の符号4は中間支持台2のベース2aに設け
たねじ孔にねじ込むジャッキボルト、符号5はライナを
示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような中間支持台2を建屋梁3に支持する構成では、
マンコンベアを建屋等の建築物の設置場所へ搬入する時
期は、建屋物工事において建屋梁工事が完了し、大きい
開口部である、マンコンベア搬入口が塞がれるまでの間
に限られてしまう。このため、マンコンベアの製造工程
には建屋の建築工程が制約を加え、反対に建築工程には
マンコンベアの製造工程が制約を加えることになり、何
れの例においても作業能率を阻害する要因となってい
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、支持枠の長手方向中間部に設けた中間支持台を支持
する建屋梁が完成していなくても、マンコンベアを建屋
に搬入することを可能としたマンコンベアの支持枠中間
部の支持構成を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、マンコンベア
の支持枠の下面に設けた中間支持台に、支持枠の下面と
の当接面を設けた支持装置を取付け、この支持装置を介
して一時的に支持枠の中間部を支持するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】支持枠の中間支持台を利用してボルトにより支
持装置を取付け、この支持装置を介して一時的に支持枠
の中間部を支持するので、中間支持台を支持する建屋梁
が完成していなくても支持枠を取付けることができ、建
屋の建築工程に制約を受けることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、以下の説明はエスカレータを対象とす
る。図1は、本発明の一実施例に用いる支持装置の上面
図、図2は、同支持装置の正面図、図3は、同支持装置
の側面図である。図1,図2および図3において、支持
装置10は、切欠部11aを有するベース11と、このベース
11の上面に垂直状に固着され、上面12aをフレーム1を
設置した状態における傾斜角と同じ角度にした支持台12
と、ベース11に設けたジャッキボルト用のねじ孔13およ
び取付ボルト用の孔14で構成されている。
【0009】このように構成された支持装置10を用いた
エスカレータの設置方法を、図4を参照して説明する。
まず、支持装置10のねじ孔13にジャッキボルト15をねじ
込んでおく。次に、フレーム1を両端に設けた支持金具
(図示しない)を介して建屋梁(図示しない)に懸架す
る。この懸架したフレーム1に、中間支持台2のベース
2a上に支持装置10のベース11を載せ、ジャッキボルト
4を介して支持装置10を取付ける。ベース11には切欠部
11aを設けているので、中間支持台2の存在が支障を来
たさない。一方、支持装置10の下部(支持台12のほぼ下
方)には、仮受台16を置く。次に、支持装置10を、ジャ
ッキボルト15およびライナ17によりフレーム1の据付高
さに調整する。これにより、支持装置10は、支持台12の
上面12aでフレーム1の荷重を受ける。この状態で、建
屋梁3が工事完了するまで、支持装置10によりエスカレ
ータの長手方向中間部における荷重を支持させておく。
支持装置10とフレーム1は、上面12aで接触しているだ
けであるが、中間支持台2にジャッキボルト4で固定さ
れているため、フレーム1傾斜面に押出されることはな
い。建屋梁3が完了後、ジャッキボルト4を送り出し、
建屋梁3と中間支持台2との隙間18にライナ(図示しな
い)を挿入し、エスカレータの荷重を本来の中間支持台
2で受けるようにする。次に、ジャッキボルト4を取外
して支持装置10を取外し、仮受台16,ライナ17を撤去す
る。
【0010】なお、以上の実施例は、エスカレータを対
象としたが、動く歩道についても同様に実施できる。た
だし、動く歩道では全体の荷重を支持する支持枠が、上
記フレーム1とは異なりほぼ水平状に建屋梁等に懸架さ
れる。したがって、支持装置は、支持枠との接触面(上
記実施例では12a)を水平面とした構成にする。その他
は、同様の構成でよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ンコンベアの支持枠の中間支持台に、ジャッキボルトを
利用して支持装置を仮取付し、この支持装置と仮受台に
よりマンコンベアの長手方向中間部における荷重を一時
的に支持させておくことができるので、中間支持台の建
屋梁が完成していなくても、マンコンベアを建屋等に搬
入することが可能となり、マンコンベアの製造工程や建
屋側の建築工程が相互に制約を加えることがなく、作業
能率が向上する。また、溶接等の固着手段を採用しない
から、作業が容易であり、支持装置は繰返し使用するこ
とができ、経済的に有利である。さらに、支持装置のベ
ースの長さを変えることにより、支持台の中間支持台か
らの位置を変えることができ、仮受台を本来の建屋梁か
らある程度離した位置に設置でき、建屋側の作業性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いる支持装置の上面図。
【図2】図1に示す支持装置の正面図。
【図3】図1に示す支持装置の側面図。
【図4】本発明の一実施例におけるフレーム中間部の支
持構成の説明図。
【図5】従来のエスカレータにおけるフレーム中間部の
支持構成の正面図。
【符号の説明】
1…フレーム、2…中間支持台、3…建屋梁、4,15…
ジャッキボルト、5,17…ライナ、10…支持装置、11…
ベース、12…支持台、12a…上面、16…仮受台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マンコンベアの支持枠の下面に設けた中
    間支持台に、前記支持枠の下面との当接面を設けた支持
    装置を取付け、この支持装置を介して一時的に前記支持
    枠の中間部を支持するようにしたことを特徴とするマン
    コンベアの支持枠中間部の支持構成。
JP16135891A 1991-07-02 1991-07-02 マンコンベアの支持枠中間部の支持構成 Pending JPH058979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16135891A JPH058979A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 マンコンベアの支持枠中間部の支持構成

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JP16135891A JPH058979A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 マンコンベアの支持枠中間部の支持構成

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058979A true JPH058979A (ja) 1993-01-19

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ID=15733569

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16135891A Pending JPH058979A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 マンコンベアの支持枠中間部の支持構成

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JP (1) JPH058979A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6497983B2 (en) 2000-10-12 2002-12-24 Mitsui Chemicals, Inc. Toner binder for electrophotography and toner for electrophotography
CN102849593A (zh) * 2012-09-17 2013-01-02 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种拼接式扶梯底座
CN105151986A (zh) * 2015-10-09 2015-12-16 康力电梯股份有限公司 一种用于轨道交通中间支撑的垫块
JP2021004112A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社日立ビルシステム 乗客コンベア

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CN102849593A (zh) * 2012-09-17 2013-01-02 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种拼接式扶梯底座
CN105151986A (zh) * 2015-10-09 2015-12-16 康力电梯股份有限公司 一种用于轨道交通中间支撑的垫块
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