JPH1025871A - ユニット階段 - Google Patents
ユニット階段Info
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- JPH1025871A JPH1025871A JP8179252A JP17925296A JPH1025871A JP H1025871 A JPH1025871 A JP H1025871A JP 8179252 A JP8179252 A JP 8179252A JP 17925296 A JP17925296 A JP 17925296A JP H1025871 A JPH1025871 A JP H1025871A
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- JP
- Japan
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- unit
- staircase
- stair
- support structure
- stairs
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 階段構造の制限を少なくでき、組立作業を容
易に行えるとともに、コストも低減することができるユ
ニット階段を提供すること。 【解決手段】 階段部分を2分割した上側階段ユニット
2の下端部および下側階段ユニット3の上端部を、支持
構造体4の通し受け梁41上に並設して取り付ける。各
階段ユニット2、3の下端部および上端部の高さ寸法を
同一にすることで、接合部の段差をなくしたり、高さ寸
法を変えることで接合部に段差を設けることができ、様
々な構造の階段を構成できる。また、組立作業が容易に
なり、部品の種類が少なくなるので、コストも低減でき
る。
易に行えるとともに、コストも低減することができるユ
ニット階段を提供すること。 【解決手段】 階段部分を2分割した上側階段ユニット
2の下端部および下側階段ユニット3の上端部を、支持
構造体4の通し受け梁41上に並設して取り付ける。各
階段ユニット2、3の下端部および上端部の高さ寸法を
同一にすることで、接合部の段差をなくしたり、高さ寸
法を変えることで接合部に段差を設けることができ、様
々な構造の階段を構成できる。また、組立作業が容易に
なり、部品の種類が少なくなるので、コストも低減でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋等の建築物の
ユニット階段に関するものである。
ユニット階段に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来の家屋等の建築物に配置される階段
は、ささら桁、踏み板等の各部材をノックダウンにより
組み立てていた。
は、ささら桁、踏み板等の各部材をノックダウンにより
組み立てていた。
【0003】ところが、前記のノックダウンにより階段
を組み立てると、現場施工が複雑になり、作業性が悪い
という問題があった。そこで、予め工場で製造された階
段ユニットを現場で基礎や建物に連結して階段を構成す
ることで、現場作業を軽減することができるユニット階
段が利用されるようになった。
を組み立てると、現場施工が複雑になり、作業性が悪い
という問題があった。そこで、予め工場で製造された階
段ユニットを現場で基礎や建物に連結して階段を構成す
ることで、現場作業を軽減することができるユニット階
段が利用されるようになった。
【0004】ユニット階段のうち、特に平面U字状のユ
ニット階段としては、特公平8−3254号公報に示す
ものが知られている。このユニット階段は、平面U字状
の階段を下側階段ユニットと上側階段ユニットとに2分
割して予め工場等で形成し、現場に搬送して組み合わせ
ることで構成されている。
ニット階段としては、特公平8−3254号公報に示す
ものが知られている。このユニット階段は、平面U字状
の階段を下側階段ユニットと上側階段ユニットとに2分
割して予め工場等で形成し、現場に搬送して組み合わせ
ることで構成されている。
【0005】この際、下側階段ユニットは、その下端を
基礎に支持させ、上端部を2本の支柱で支持させて設置
していた。また、上側階段ユニットは、その下端部の一
側端部を前記下側階段ユニットの上部の一側端部に載置
支持させ、かつ他側端部を別の支柱により支持させると
ともに、上端部を上階の階段取り付け梁に支持させて設
置していた。
基礎に支持させ、上端部を2本の支柱で支持させて設置
していた。また、上側階段ユニットは、その下端部の一
側端部を前記下側階段ユニットの上部の一側端部に載置
支持させ、かつ他側端部を別の支柱により支持させると
ともに、上端部を上階の階段取り付け梁に支持させて設
置していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなユニット階段では、上側階段ユニットを下側階段ユ
ニット上に載置しているので、各階段ユニットの接続部
分に必ず段差が生じてしまい、例えば十分な広さの踊り
場を形成できないなど、階段構造が制限されるという問
題があった。
うなユニット階段では、上側階段ユニットを下側階段ユ
ニット上に載置しているので、各階段ユニットの接続部
分に必ず段差が生じてしまい、例えば十分な広さの踊り
場を形成できないなど、階段構造が制限されるという問
題があった。
【0007】さらに、上側階段ユニットは、片側端部の
みが支柱で支持されていて上側階段ユニット単体では自
立できないので、一側端部を下側階段ユニットに載置支
持させつつ、他側端部を支柱に支持させなければなら
ず、組み立て等の取り扱いが難しいとともに、下側階段
ユニットを先に設置しなければならず、作業手順が固定
化されてしまうという問題もあった。
みが支柱で支持されていて上側階段ユニット単体では自
立できないので、一側端部を下側階段ユニットに載置支
持させつつ、他側端部を支柱に支持させなければなら
ず、組み立て等の取り扱いが難しいとともに、下側階段
ユニットを先に設置しなければならず、作業手順が固定
化されてしまうという問題もあった。
【0008】その上、上側階段ユニットを下側階段ユニ
ット上に載置しているので、各階段ユニットの高さレベ
ルが異なり、このため、各支柱も高さ寸法の異なるもの
を用いなければならず、部品の種類が多くなってコスト
が増加し、管理も煩雑になるという問題があった。
ット上に載置しているので、各階段ユニットの高さレベ
ルが異なり、このため、各支柱も高さ寸法の異なるもの
を用いなければならず、部品の種類が多くなってコスト
が増加し、管理も煩雑になるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、階段構造の制限を少なく
でき、組立作業を容易に行えるとともに、コストも低減
することができるユニット階段を提供することにある。
でき、組立作業を容易に行えるとともに、コストも低減
することができるユニット階段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すると、平面U字状をした階段を上側階段ユニッ
ト2および下側階段ユニット3とに2分割し、上側階段
ユニット2の下端部および下側階段ユニット3の上端部
を並設するとともに、この下端部および上端部をそれら
に跨る通し受け梁41を備えた支持構造体4で支持した
ことを特徴とする。
て説明すると、平面U字状をした階段を上側階段ユニッ
ト2および下側階段ユニット3とに2分割し、上側階段
ユニット2の下端部および下側階段ユニット3の上端部
を並設するとともに、この下端部および上端部をそれら
に跨る通し受け梁41を備えた支持構造体4で支持した
ことを特徴とする。
【0011】本発明においては、工場等で組み立てた上
側階段ユニット2および下側階段ユニット3と支持構造
体4とを現場に搬送する。現場では、支持構造体4を基
礎8上などに立設し、上側階段ユニット2および下側階
段ユニット3を並設してその下端部および上端部を支持
構造体4の通し受け梁41上に載置して固定する。
側階段ユニット2および下側階段ユニット3と支持構造
体4とを現場に搬送する。現場では、支持構造体4を基
礎8上などに立設し、上側階段ユニット2および下側階
段ユニット3を並設してその下端部および上端部を支持
構造体4の通し受け梁41上に載置して固定する。
【0012】また、下側階段ユニット3の下端部は基礎
8や建物下階の構造材などに連結し、上側階段ユニット
2の上端部は建物上階の構造材に連結すればよい。
8や建物下階の構造材などに連結し、上側階段ユニット
2の上端部は建物上階の構造材に連結すればよい。
【0013】本発明では、上側階段ユニット2の下端部
と下側階段ユニット3の上端部とを支持構造体4の通し
受け梁41上に並設しているので、例えば、各ユニット
2,3の下端部および上端部の高さ寸法を同じとするこ
とで各ユニット2,3の接合部の段差を無くすこともで
きる。
と下側階段ユニット3の上端部とを支持構造体4の通し
受け梁41上に並設しているので、例えば、各ユニット
2,3の下端部および上端部の高さ寸法を同じとするこ
とで各ユニット2,3の接合部の段差を無くすこともで
きる。
【0014】また、各下端部および上端部の高さ寸法を
変えれば各ユニット2,3の接合部に段差を設けること
もできる。これにより、各ユニット2,3の接合部に連
続する踊り場22,32を設けたものや、踊り場22,
32を設けずに階段で構成したものなど、様々な構造の
ユニット階段1を形成することができる。
変えれば各ユニット2,3の接合部に段差を設けること
もできる。これにより、各ユニット2,3の接合部に連
続する踊り場22,32を設けたものや、踊り場22,
32を設けずに階段で構成したものなど、様々な構造の
ユニット階段1を形成することができる。
【0015】また、各階段ユニット2,3を前記支持構
造体4の通し受け梁41上に直接載置して固定できるの
で、組立作業等が容易になるとともに、先に上側階段ユ
ニット2を取り付けることもできて作業手順の自由度が
高まる。
造体4の通し受け梁41上に直接載置して固定できるの
で、組立作業等が容易になるとともに、先に上側階段ユ
ニット2を取り付けることもできて作業手順の自由度が
高まる。
【0016】さらに、各階段ユニット2,3は、通し受
け梁41上にそれぞれ載置されるため、従来のように高
さ寸法の異なる支柱を用意する必要がなく、その分部品
種類が少なくなってコストが低減され、部品の管理も容
易になる。
け梁41上にそれぞれ載置されるため、従来のように高
さ寸法の異なる支柱を用意する必要がなく、その分部品
種類が少なくなってコストが低減され、部品の管理も容
易になる。
【0017】ここで、本発明においては、上側階段ユニ
ット2の下端部および下側階段ユニット3の上端部にそ
れぞれ踊り場22,32を設け、この踊り場22,32
部分を支持構造体4の通し受け梁41上に並設して支持
してもよい。
ット2の下端部および下側階段ユニット3の上端部にそ
れぞれ踊り場22,32を設け、この踊り場22,32
部分を支持構造体4の通し受け梁41上に並設して支持
してもよい。
【0018】各階段ユニット2,3の踊り場22,32
部分の高さ寸法を同じものとすれば、平面U字状階段の
中間部分に、各階段ユニット2,3に跨る広い踊り場を
形成することができる。
部分の高さ寸法を同じものとすれば、平面U字状階段の
中間部分に、各階段ユニット2,3に跨る広い踊り場を
形成することができる。
【0019】また、前記支持構造体4は、前記2つの階
段ユニット2,3を支持可能ならば、どのようなもので
もよいが、工場から現場への搬送や現場での設置を効率
よく行え、支持強度も高い門形、つまり通し受け梁41
とこの通し受け梁41の両端に接続された支柱42とを
備えて形成された支持構造体4が好ましい。
段ユニット2,3を支持可能ならば、どのようなもので
もよいが、工場から現場への搬送や現場での設置を効率
よく行え、支持強度も高い門形、つまり通し受け梁41
とこの通し受け梁41の両端に接続された支柱42とを
備えて形成された支持構造体4が好ましい。
【0020】さらに、前記支持構造体4は、部品点数を
削減できてコストが低い略T字形、つまり通し受け梁4
1とこの通し受け梁41の中央に接続された支柱42と
を備えて形成された支持構造体4でもよい。
削減できてコストが低い略T字形、つまり通し受け梁4
1とこの通し受け梁41の中央に接続された支柱42と
を備えて形成された支持構造体4でもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【0022】図1〜4に示すように、本実施の形態の平
面U字状のユニット階段1は、1階土間100と建物1
01の2階に設けられた玄関ポーチ102との間に設け
られるものである。このユニット階段1は、階段部分を
2分割した上側階段ユニット2および下側階段ユニット
3と、これらの階段ユニット2、3を支持する門形の支
持構造体4とを備えて構成されている。
面U字状のユニット階段1は、1階土間100と建物1
01の2階に設けられた玄関ポーチ102との間に設け
られるものである。このユニット階段1は、階段部分を
2分割した上側階段ユニット2および下側階段ユニット
3と、これらの階段ユニット2、3を支持する門形の支
持構造体4とを備えて構成されている。
【0023】前記上側階段ユニット2は、図2にも示す
ように、階段部21と踊り場22とから形成されてい
る。前記階段部21は、踏み板11の側面にささら桁1
0を設けて構成されている。各階段ユニット2の踊り場
22は、図3にも示すように、踊り場フレーム201と
パネル202とから形成されている。
ように、階段部21と踊り場22とから形成されてい
る。前記階段部21は、踏み板11の側面にささら桁1
0を設けて構成されている。各階段ユニット2の踊り場
22は、図3にも示すように、踊り場フレーム201と
パネル202とから形成されている。
【0024】前記下側階段ユニット3も上側階段ユニッ
ト2と同様に、踏み板11およびささら桁10からなる
階段部31と、踊り場フレーム201およびパネル20
2からなる踊り場32から形成されている。これらの踊
り場22、32は、少なくとも高さ寸法が同一となるよ
うに形成されている。
ト2と同様に、踏み板11およびささら桁10からなる
階段部31と、踊り場フレーム201およびパネル20
2からなる踊り場32から形成されている。これらの踊
り場22、32は、少なくとも高さ寸法が同一となるよ
うに形成されている。
【0025】また、階段部21、31および踊り場2
2、32には、図4に示すように、パネルフレーム51
とガラスパネル52とからなる手摺50が設置されてい
る。
2、32には、図4に示すように、パネルフレーム51
とガラスパネル52とからなる手摺50が設置されてい
る。
【0026】階段ユニット2、3を支持する支持構造体
4は、図1、2に示すように、チャンネル材等からなる
通し受け梁41とこの通し受け梁41の両端に接続され
た角柱等からなる支柱42とを備えて門形に形成されて
いる。
4は、図1、2に示すように、チャンネル材等からなる
通し受け梁41とこの通し受け梁41の両端に接続され
た角柱等からなる支柱42とを備えて門形に形成されて
いる。
【0027】前記のような構成の上側階段ユニット2お
よび下階段ユニット3、支持構造体4はあらかじめ工場
で形成して、現場に搬送する。
よび下階段ユニット3、支持構造体4はあらかじめ工場
で形成して、現場に搬送する。
【0028】現場においては、まず、図4に示すよう
に、支持構造体4の支柱42が配置される場所と、下側
階段ユニット3の下側階段部31に形成されている埋設
用垂下部7が配置される場所とに基礎8を形成する。
に、支持構造体4の支柱42が配置される場所と、下側
階段ユニット3の下側階段部31に形成されている埋設
用垂下部7が配置される場所とに基礎8を形成する。
【0029】そして、通し受け梁41と支柱42とから
形成された門形の支持構造体4の支柱42を基礎8に固
定し、前記支持構造体4を設置する。
形成された門形の支持構造体4の支柱42を基礎8に固
定し、前記支持構造体4を設置する。
【0030】次に、支持構造体4の通し受け梁41上
に、上側階段ユニット2の下端部に設けられた踊り場2
2と、下側階段ユニット3の上端部に設けられた踊り場
32とを並設してボルト等を用いて固定する。
に、上側階段ユニット2の下端部に設けられた踊り場2
2と、下側階段ユニット3の上端部に設けられた踊り場
32とを並設してボルト等を用いて固定する。
【0031】また、下側階段ユニット3の下端部は、埋
設用垂下部7を基礎8にボルト等を用いて固定する。上
側階段ユニット2の上端部は、図3に示すように、上階
の玄関ポーチ102の階段取り付け梁120に接続す
る。なお、玄関ポーチ102は一端側が建物101に連
結されるとともに、柱103で支持されている。
設用垂下部7を基礎8にボルト等を用いて固定する。上
側階段ユニット2の上端部は、図3に示すように、上階
の玄関ポーチ102の階段取り付け梁120に接続す
る。なお、玄関ポーチ102は一端側が建物101に連
結されるとともに、柱103で支持されている。
【0032】さらに、支持構造体4の通し受け梁41上
に並設された踊り場22,32の接合部には、シーリン
グ材を注入し、その上から隙間カバー材5を踊り場2
2,32の接合部(パネル202間)に被せて防水処理
する。
に並設された踊り場22,32の接合部には、シーリン
グ材を注入し、その上から隙間カバー材5を踊り場2
2,32の接合部(パネル202間)に被せて防水処理
する。
【0033】このような実施形態によれば、次のような
効果が得られる。前記上側階段ユニット2の下端部と前
記下側階段ユニット3の上端部には、踊り場22、32
が並設されているので、本実施の形態に示すように踊り
場22、32の高さ寸法が同じである場合には、前記踊
り場22,32の上面高さ位置が同じになり、平面U字
状のユニット階段1の中間部分に、各階段ユニット2,
3に跨る広い踊り場を形成することができる。
効果が得られる。前記上側階段ユニット2の下端部と前
記下側階段ユニット3の上端部には、踊り場22、32
が並設されているので、本実施の形態に示すように踊り
場22、32の高さ寸法が同じである場合には、前記踊
り場22,32の上面高さ位置が同じになり、平面U字
状のユニット階段1の中間部分に、各階段ユニット2,
3に跨る広い踊り場を形成することができる。
【0034】また、上階段ユニット2および下階段ユニ
ット3は、支持構造体4の通し受け梁41上に直接載置
して固定されるので、組立作業等が容易になるととも
に、先に上側階段ユニット2を取り付けることもできる
ので、作業手順の自由度が高めることができ、作業性も
向上できる。その上、各階段ユニット2、3および支持
構造体4でユニット階段が構成されるので、現場での接
続箇所が少なくなり、作業性をより向上できる。
ット3は、支持構造体4の通し受け梁41上に直接載置
して固定されるので、組立作業等が容易になるととも
に、先に上側階段ユニット2を取り付けることもできる
ので、作業手順の自由度が高めることができ、作業性も
向上できる。その上、各階段ユニット2、3および支持
構造体4でユニット階段が構成されるので、現場での接
続箇所が少なくなり、作業性をより向上できる。
【0035】さらに、上階段ユニット2と下側階段ユニ
ット3は支持構造体4の通し受け梁41上に並設されて
載置されるため、従来のように高さ寸法の異なる支柱を
用いる必要がなく、部品種類が少なくなって製造コスト
を低減でき、部品を容易に管理することができる。
ット3は支持構造体4の通し受け梁41上に並設されて
載置されるため、従来のように高さ寸法の異なる支柱を
用いる必要がなく、部品種類が少なくなって製造コスト
を低減でき、部品を容易に管理することができる。
【0036】また、各階段ユニット2、3を従来のよう
に支柱のみで支持すると、支柱の設置や支柱と各階段ユ
ニットとの接続等の取り扱いが難しいが、本実施形態で
は、門形の支持構造体4を用いているので、この支持構
造体4の設置等を容易に行うことができ、支持強度も強
くできる。
に支柱のみで支持すると、支柱の設置や支柱と各階段ユ
ニットとの接続等の取り扱いが難しいが、本実施形態で
は、門形の支持構造体4を用いているので、この支持構
造体4の設置等を容易に行うことができ、支持強度も強
くできる。
【0037】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0038】例えば、前記実施の形態では、支持構造体
4は門形となっているが、図5に示すように、通し受け
梁41と前記通し受け梁41の中央に設けられた支柱4
2とを備えた略T形の支持構造体4でもよい。この略T
字形の支持構造体4を用いることによって、前記実施の
形態で用いていた門形の支持構造体4よりも部品点数を
削減でき、コストを低く抑えることができる。
4は門形となっているが、図5に示すように、通し受け
梁41と前記通し受け梁41の中央に設けられた支柱4
2とを備えた略T形の支持構造体4でもよい。この略T
字形の支持構造体4を用いることによって、前記実施の
形態で用いていた門形の支持構造体4よりも部品点数を
削減でき、コストを低く抑えることができる。
【0039】また、前記実施の形態では、各階段ユニッ
ト2、3の踊り場22、32の高さ寸法が同じであった
が、異なる高さ寸法の踊り場22、32を有する各階段
ユニット2、3を用いることによって、接合部に段差を
設けてユニット階段1の中間部分に、段差を挟んで2つ
の踊り場22、32を有する階段を形成できる。さら
に、上階段ユニット2の下端部や下階段ユニット3の上
端部に、踊り場22、32がなく踏み板11が設けられ
た階段ユニットを用いることによって、中間部分に踊り
場22、32がないユニット階段1を形成することもで
き、様々な構造のユニット階段を容易に形成することが
できる。
ト2、3の踊り場22、32の高さ寸法が同じであった
が、異なる高さ寸法の踊り場22、32を有する各階段
ユニット2、3を用いることによって、接合部に段差を
設けてユニット階段1の中間部分に、段差を挟んで2つ
の踊り場22、32を有する階段を形成できる。さら
に、上階段ユニット2の下端部や下階段ユニット3の上
端部に、踊り場22、32がなく踏み板11が設けられ
た階段ユニットを用いることによって、中間部分に踊り
場22、32がないユニット階段1を形成することもで
き、様々な構造のユニット階段を容易に形成することが
できる。
【0040】さらに、本発明は、前記実施形態のような
1階土間100と2階とをつなぐ階段として使用される
だけでなく、2階と3階をつなぐ階段等の各種階段を構
成する際に利用できる。
1階土間100と2階とをつなぐ階段として使用される
だけでなく、2階と3階をつなぐ階段等の各種階段を構
成する際に利用できる。
【0041】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のユニット
階段によれば、階段部分を2分割した上側階段ユニット
の下端部および下側階段ユニットの上端部を支持構造体
の通し受け梁上に並設して、載置できるので、各階段ユ
ニットの接合部に段差を生じないようにしたり、あるい
は積極的に段差が生じるように構成することができ、様
々な構造のユニット階段を構成することができる。ま
た、各階段ユニットは、支持構造体上に並設して固定す
ればよいので、組立作業が容易になる。さらに、部品の
種類が少なくなるので、コストも低減できる。
階段によれば、階段部分を2分割した上側階段ユニット
の下端部および下側階段ユニットの上端部を支持構造体
の通し受け梁上に並設して、載置できるので、各階段ユ
ニットの接合部に段差を生じないようにしたり、あるい
は積極的に段差が生じるように構成することができ、様
々な構造のユニット階段を構成することができる。ま
た、各階段ユニットは、支持構造体上に並設して固定す
ればよいので、組立作業が容易になる。さらに、部品の
種類が少なくなるので、コストも低減できる。
【図1】本発明の一実施形態におけるユニット階段を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるユニット階段の組
み立て方法を示す分解斜視図である。
み立て方法を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるユニット階段の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるユニット階段の側
面図である。
面図である。
【図5】本発明の変形例におけるユニット階段の分解斜
視図である。
視図である。
1 ユニット階段 2 上側階段ユニット 3 下側階段ユニット 4 支持構造体 22、32 踊り場 41 通し受け梁 42 支柱
Claims (4)
- 【請求項1】 平面U字状をした階段を上側階段ユニッ
トおよび下側階段ユニットとに2分割し、上側階段ユニ
ットの下端部および下側階段ユニットの上端部を並設す
るとともに、この下端部および上端部をそれらに跨る通
し受け梁を備えた支持構造体で支持したことを特徴とす
るユニット階段。 - 【請求項2】 請求項1に記載のユニット階段におい
て、前記上側階段ユニットの下端部および下側階段ユニ
ットの上端部にはそれぞれ踊り場が設けられ、この踊り
場部分が支持構造体の通し受け梁上に並設されて支持さ
れていることを特徴とするユニット階段。 - 【請求項3】 請求項1および2に記載のユニット階段
において、前記支持構造体は、前記通し受け梁とこの通
し受け梁の両端に接続された支柱とを備えて門形に形成
されていることを特徴とするユニット階段。 - 【請求項4】 請求項1および2に記載のユニット階段
において、前記支持構造体は、前記通し受け梁とこの通
し受け梁の中央に接続された支柱とを備えて略T字形に
形成されていることを特徴とするユニット階段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8179252A JPH1025871A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ユニット階段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8179252A JPH1025871A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ユニット階段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1025871A true JPH1025871A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16062607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8179252A Withdrawn JPH1025871A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ユニット階段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1025871A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002149228A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-24 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ユニット階段の部材別加工システム及び方法 |
JP2011054203A (ja) * | 2010-11-17 | 2011-03-17 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ユニット階段の部材別加工システム及び方法 |
CN109898760A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-06-18 | 孟凡林 | 一种装配式混凝土楼梯及其建造方法 |
JP2019173386A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 旭化成ホームズ株式会社 | 屋外階段構造、及び屋外階段構造の設置方法 |
KR102672736B1 (ko) * | 2023-02-28 | 2024-06-05 | 주식회사 태성강건 | 조립식 철골 구조물의 내진 계단 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP8179252A patent/JPH1025871A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002149228A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-24 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ユニット階段の部材別加工システム及び方法 |
JP4724292B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2011-07-13 | 住友林業株式会社 | ユニット階段の部材別加工システム及び方法 |
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