JP2003074122A - ユニット式建物および拡張ユニット - Google Patents

ユニット式建物および拡張ユニット

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JP2003074122A
JP2003074122A JP2001270804A JP2001270804A JP2003074122A JP 2003074122 A JP2003074122 A JP 2003074122A JP 2001270804 A JP2001270804 A JP 2001270804A JP 2001270804 A JP2001270804 A JP 2001270804A JP 2003074122 A JP2003074122 A JP 2003074122A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニット式建物の内部空間を有効に利用でき、
かつ、製造コストが低いユニット式建物および拡張ユニ
ットを提供することにある。 【解決手段】ユニット式建物1は、基礎4上に形成され
る居室空間となる建物本体5と、拡張部6と、を備えて
構成され、建物本体5は、直方体状の複数の一階建物ユ
ニット10、11と、これら一階建物ユニット10、1
1の上部に配置された複数の二階建物ユニット20、2
1と、から構成される。拡張部6は、短辺側の端面から
建物本体の長辺の略4分の1程度までの長さで、建物本
体5の長辺側の側面に突設され、一階拡張ユニット12
と、二階拡張ユニット22と、から構成される。建物本
体5および拡張部6内には、鎖線内の空間である上下階
間に連通する連通空間7が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式建物お
よび拡張ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、住宅等の建物はプレハブ化が進
行し、箱形の建物ユニットを縦横に配列するユニット式
建物がある。建物ユニットは、鉄骨等の柱梁を箱形に組
合わせてフレームを形成し、その内部に床や天井および
内装を施すとともに、適宜外周に外壁材が装着される。
組み立て時には、フレームの各コーナー部を連結等して
建物全体で強度を確保している。
【0003】また、建物ユニットでは、フレームサイズ
は規格化され、基本的には直方体状である。また、建物
における配列方向も標準化されており、例えば、直方体
状の建物ユニットは、同じ建物では、短辺側面が一定の
方向に並べられる。ここで、直階段等の長尺設備を建物
ユニットの短辺方向に配置すると、建物ユニット内に長
尺設備を収められない場合がある。この場合、長尺設備
を分割して、それぞれを別の建物ユニットに取り付けて
おき、建物ユニットの連結時に長尺設備を同時に連結す
る方法が考えられる。しかしながら、前記の方法では、
建物ユニットの位置調整と同時に、長尺設備の連結部分
の調整も必要なため、構造の複雑化、組み立て作業が煩
雑化するという問題がある。
【0004】この長尺設備を分割する方法に対し、複数
の建物ユニットの内部空間を連通し、これら複数の建物
ユニットにまたがって妻方向に延びる直階段を設置する
提案がなされ(特開平8ー312091号参照)、建物
ユニットとは別体で階段等の長尺設備を取付けるので、
階段等の連結作業が簡単になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、階段等
が建物ユニットの長さ寸法より、僅かに大きい程度であ
っても、この階段等の設置のために、前述のようにして
複数の建物ユニットで内部空間を構成すると、必要以上
の空間が余ることにより、内部空間を有効に利用してい
るとはいえず、また、設置する建物ユニットは、利用す
る空間に比較して、コストが増大するという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、ユニット式建物の内部空
間を有効に利用でき、かつ、製造コストが低いユニット
式建物および拡張ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、本発明のユニット式建物1は、柱30、梁31を含
む直方体状のフレームを有する建物ユニット10、1
1、20、21を複数組合わせて構成され、複数の階数
を有するユニット式建物であって、2以上の階に配置さ
れる上階建物ユニット21の側面には、上階拡張ユニッ
ト22が突設され、前記上階建物ユニットの直下に配置
される下階建物ユニット11の側面には、前記上階拡張
ユニットの直下に、下階拡張ユニット12が突設され、
これら上階建物ユニット、上階拡張ユニット、下階建物
ユニット、下階拡張ユニットの内部空間が互いに連通し
ていることを特徴とする。
【0008】ここで、建物ユニットは、一般的には、四
隅に立設された四本の柱と、各柱の上端間および下端間
に架け渡された各四本の上梁および下梁とで構成された
骨組みで構成することができる。また、長尺な上梁間に
は複数の天井小梁が架設され、各天井小梁の下部に天井
面材を張ることで天井が形成されるようになっている。
また、長尺な下梁間には複数の根太が架設され、各根太
の上部に床面材を張ることで床が形成されるようになっ
ている。
【0009】拡張ユニットは、建物ユニットの側面に突
設される片持ち支持構造のユニットであり、垂直部材4
0、水平部材41等を組合わせたフレームを具備したも
のである。また、拡張ユニットは、通常の建物ユニット
よりも部品点数や部品の材質等が簡素化されている。
【0010】このような本発明によれば、拡張ユニット
を利用して内部空間を拡張した部分を形成することによ
り、建物ユニットの長さ寸法よりも大きな長尺設備を設
ける場合、長尺設備の建物ユニットのはみ出し部分に応
じた拡張ユニットを用いて連通した空間を形成できるの
で、連通空間7を必要最小限の大きさとして有効活用す
ることができる。また、拡張ユニットは、通常の建物ユ
ニットと比較して、安価であり、また輸送時のコストも
低くすることができるので、全体の製造コストを低くす
ることができる。
【0011】本発明のユニット式建物では、前記上階建
物ユニットには、前記上階建物ユニットには、前記上階
拡張ユニットに相当する横幅を有する側面開口部21A
が形成され、前記下階建物ユニットには、前記下階拡張
ユニットに相当する横幅を有する側面開口部11Aが形
成されていることが好ましい。これによれば、上下階建
物ユニットには、上下階拡張ユニットのそれぞれに相当
する横幅を有する側面開口部が形成されていることによ
り、拡張ユニットを接続するだけで、建物ユニットと拡
張ユニットにまたがる連通空間を形成できるので、容易
に連通空間を備えるユニット式建物とすることができ
る。
【0012】本発明のユニット式建物では、前記上階建
物ユニットの床部には、床面開口部21Cが形成され、
前記下階建物ユニットの天井部には、前記上階建物ユニ
ットの床面開口部に対応する天井面開口部11Bが形成
されており、前記上階拡張ユニットの床部には、床面開
口部22Cが形成され、前記下階拡張ユニットの天井部
には、前記上階拡張ユニットの床面開口部に対応する天
井面開口部12Bが形成されていることが好ましい。こ
れによれば、拡張ユニットを接続するだけで、上下階に
またがる連通空間を形成できるので、容易に上下階を連
通する連通空間を備えるユニット式建物とすることがで
きる。
【0013】本発明のユニット式建物では、前記4種類
のユニットは、各ユニットの集まる部分の梁が欠損して
いることが好ましい。これによれば、4種類のユニット
の集まる部分の梁が欠損していることにより、連通空間
を障害物のない広く連通した空間とすることができるの
で、長尺設備の設置自由度が大幅に向上する。
【0014】本発明のユニット式建物では、前記4種類
のユニットが形成する連通空間には、前記建物ユニット
の長さ寸法より長い長尺設備3が設置されていることが
好ましい。ここで、長尺設備とは、階段、壁画、スクリ
ーン等が挙げられる。このような場合に前述のような問
題が生じるため、構造の複雑化を招くことなく、空間の
有効利用を図りつつ、直階段等の長尺設備を設けること
ができる。
【0015】本発明の拡張ユニットは、複数の建物ユニ
ットから構成されるユニット式建物の建物本体の側面部
分に配置される建物ユニットの側面開口部を覆うように
突設される拡張ユニットであって、前記建物ユニットの
側面開口部に接合される側の下梁または上梁が欠損して
いることを特徴とする。ここで、拡張ユニットは、上階
用と下階用があり、上階用の場合には、下梁が欠損し、
下階用の場合には、上梁が欠損することになる。このよ
うな拡張ユニットがあれば、前記のような連通空間を形
成する拡張ユニットとして好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係るユニット式建物1の斜視図が示されている。図1に
おいて、ユニット式建物1は、基礎4上に形成される居
室空間となる建物本体5と、拡張部6と、を備えて構成
される。
【0017】建物本体5は、直方体状の複数の一階建物
ユニット10、11と、これら一階建物ユニット10、
11の上部に配置された複数の二階建物ユニット20、
21と、から構成される。建物本体5は、各建物ユニッ
ト10、11、20、21の短辺側が、建物本体の短辺
側に向くように配置され、各建物ユニット10、11、
20、21の長辺側が、建物本体の長辺側に向くように
配置されたものである。
【0018】拡張部6は、短辺側の端面から建物本体5
の長辺の略4分の1程度までの長さで、建物本体5の長
辺側の側面に突設され、一階拡張ユニット12と、二階
拡張ユニット22と、を含んで構成される。
【0019】また、建物本体5および拡張部6内には、
一階建物ユニット11と、二階建物ユニット21と、一
階拡張ユニット12と、二階拡張ユニット22と、を組
合わせることにより、鎖線内の空間である上下階間に連
通する連通空間7が形成される。この連通空間7内に
は、曲折階段3が設けられ、この曲折階段3は、建物本
体5の短辺方向略中央部から、長辺方向の外壁に向か
い、一階拡張ユニット12の略2分の1の高さで、18
0度曲がり、さらに、建物本体5の短辺方向の中央部に
向かい、略一階拡張ユニット12の高さまで、架設され
ている。
【0020】ここで、建物本体5を構成する一階建物ユ
ニット10、二階建物ユニット20は、図2に示すよう
に、四隅に立設された四本の柱30と、各柱30の上端
間および下端間に架け渡された各四本の上梁31および
下梁31とで構成された骨組みを備えている。また、長
尺な上梁31間には複数の天井小梁35が架設され、各
天井小梁35の下部に天井面材(図示略)を張ることで
天井が形成されるようになっている。また、長尺な下梁
31間には複数の根太34が架設され、各根太34の上
部に床面材(図示略)を張ることで床が形成されるよう
になっている。
【0021】図3には、連通空間7を構成する各ユニッ
ト11、12、21、22の配置を示す斜視図が示され
ている。二階建物ユニット21の側面には、二階拡張ユ
ニット22が突設され、二階建物ユニット21の直下に
配置される一階建物ユニット11の側面には、二階拡張
ユニット22の直下に、一階拡張ユニット12が突設さ
れている。
【0022】二階建物ユニット21は、図4に示すよう
に、四隅に立設された四本の柱30と、長辺部分の中央
部分に配置される二本の中間柱36と、各柱30、36
の上端間および下端間に架け渡された上下の梁31およ
び中間柱36の上端間および下端間に架け渡された各一
本の上下の中間梁33と、がそれぞれ接合ボックス37
によって接合されることにより構成されている。
【0023】二階建物ユニット21は、中間柱36及び
中間梁33に応じた位置に、設けられる間仕切り壁によ
って区画され、一方は、居室部210、他方は、連通部
211に、区画されている。居室部210には、二階建
物ユニット21の長辺方向の上側の対向する梁31間
に、複数の天井小梁35が架設されている。さらに、短
辺方向の上側の梁31と、この梁31と最も近い天井小
梁35と、の間には、長辺方向と平行に二本の補強梁3
8が、長辺方向の梁31側に配置され、等間隔に架設さ
れている。
【0024】同様に、中間梁33と、中間梁33と最も
近い天井小梁35と、の間には、長辺方向と平行に二本
の補強梁38が、長辺方向の梁31側に配置され、等間
隔に架設されている。各天井小梁35の上面には、ブレ
ース32が対角線上に二本架け渡され、各天井小梁35
の下部には、図示は略すが、天井面材を張ることで天井
が形成されるようになっている。
【0025】さらに、短辺方向の下側の梁31と、この
梁31と最も近い根太34と、の間には、長辺方向と平
行に二本の補強梁38が、長辺方向の梁31側に配置さ
れ、等間隔に架設されている。同様に、中間梁33と、
中間梁33と最も近い根太34と、の間には、長辺方向
と平行に二本の補強梁38が、長辺方向の梁31側に配
置され、等間隔に架設されている。各根太34の上部に
は、図示は略すが床面材を張ることで床が形成されるよ
うになっている。
【0026】連通部211は、長辺方向の下側の外壁部
分に相当する梁が欠損している。この梁が欠損している
部分を含む側面部分が、側面開口部21Aとなり、床部
分が、床面開口部21Cとなる。この連通部211に
は、二階建物ユニット21の長辺方向の上側の対向する
梁31間に、複数の天井小梁35が架設され、その上
に、つまり、柱30及び中間柱36上の上側の接合ボッ
クス37の間の対角線上にブレース32が二本架け渡さ
れている。
【0027】二階建物ユニット21の側面開口部21A
側の柱30及び中間柱36の屋外側の上端部には、板状
の接合プレート54がそれぞれ、溶接され、下端部の接
合ボックス37には、接合ブラケット60がそれぞれ溶
接されている。この接合プレート54は、詳しくは、図
8、図9に示すように、接合孔が形成された板状の部材
に、ナットがその孔に対応する位置に接合されている部
材である。接合ブラケット60は、詳しくは、図10、
図11に示すように、側面L字形の本体と、本体のL字
内側に垂直に溶接される3枚の補強プレートと、から構
成される。
【0028】図5に戻って、一階建物ユニット11も二
階建物ユニット21と同様に、長辺の中央部より、居室
部110と、ユニット式建物1の短辺側の外壁を含む連
通部111と、に区画される。居室部110は、居室部
210と大きさ、形状、構成が同じである。連通部11
1は、四隅に立設された二本の柱30および二本の中間
柱36と、各柱30、36の上端間および下端間に架け
渡された二本の上側の梁31、三本の下側の梁31およ
び各一本の上下の中間梁33と、がそれぞれ接合ボック
ス37によって接合されることにより構成されている。
【0029】この一階建物ユニット11は、長辺方向の
上側の外壁部分に相当する梁が欠損している。この梁が
欠損している部分を含む側面部分が、側面開口部11A
となり、天井部分が、天井面開口部11Bとなる。
【0030】また、連通部111には、一階建物ユニッ
ト11の長辺方向の下側の対向する梁31間に、複数の
天井小梁35が架設されている。さらに、短辺方向の下
側の梁31と、この梁31と最も近い天井小梁35と、
の間には、長辺方向と平行に二本の補強梁38が、長辺
方向の梁31側に配置され、等間隔に架設されている。
【0031】一階建物ユニット11も、二階建物ユニッ
ト21と同様にして、側面開口部11A側の柱30及び
中間柱36の外壁面側の上端部には、板状の接合プレー
ト54がそれぞれ、溶接され、下端部の接合ボックス3
7には、接合ブラケット60がそれぞれ溶接されてい
る。
【0032】これら天井面開口部11Bと床面開口部2
1Cは、同一形状で、大きさも同じである。実際の組み
立て作業時には、この一階建物ユニット11の上部に天
井面開口部11Bと床面開口部21Cを対応させるよう
にして、二階建物ユニット21が付設される。
【0033】図3に戻って、側面開口部21A側には、
直方体状の二階拡張ユニット22が突設される。二階拡
張ユニット22は、高さ方向の寸法は、二階建物ユニッ
ト21と同じであり、短辺方向の寸法が、二階建物ユニ
ット21の約3分の1程度であり、長辺方向の寸法が、
二階建物ユニット21の約2分の1程度である。
【0034】二階拡張ユニット22は、図6に示すよう
に、四隅に立設された四本の垂直部材である柱40と、
柱40の上端間および下端間に架け渡された水平部材で
ある四本の上側の梁41と、三本の下側の梁41と、に
より構成されている。詳しくは、図11に示すように、
柱40と梁41との接続は、柱40から突出した板状の
突出部48と、梁41内に設けられた断面L字形の板状
の接続部49によって行われる。
【0035】この二階拡張ユニット22は、長辺方向の
下側の梁が一本欠損している。また、短辺方向の側面に
は、上側の梁41の下面から対角線上に、欠損している
梁の部分の対向する下側の梁41の上面にかけてブレー
ス42が一本ずつ架設されている。
【0036】詳しくは、図8に示すように、柱40と梁
41の交差する角隅部分に、矩形板状の接合板45が設
けられている。ブレース42は、この接合板45上に溶
接されている。また、柱40内に設けられた板状の接合
部46が、梁41内に挿入され、梁41内に設けられた
板状の接合部47と接合されることにより、柱40およ
び梁41が接続される。
【0037】この接合では、図示しないが、接合部4
6、47を挿通する接続孔が形成され、ワッシャー53
と接続孔をボルト51で挿通し、ナット52で緊締する
ことにより、接合される。この接合は、等間隔に、接合
部46、47側の各2箇所ずつ行われている。
【0038】図6に戻って、この梁が欠損している部分
を含む側面部分が、側面開口部22Aとなり、床部分
が、床面開口部22Cとなる。この側面開口部22A
は、側面開口部21Aと同一形状で、大きさも同じであ
る。
【0039】また、二階拡張ユニット22には、側面開
口部22A側の柱40の上端部には、接合部材50がそ
れぞれ、接合され、下端部側には、接合ブラケット60
がそれぞれ溶接されている。接合部材50は、正面板
状、断面L字形状の金属製の部材である。接合ブラケッ
ト60は、下向きに溶接されている。
【0040】図3に戻って、側面開口部11A側には、
直方体状の一階拡張ユニット12が突設される。一階拡
張ユニット12の寸法は、二階拡張ユニット22の寸法
と同じである。
【0041】また、一階拡張ユニット12は、図7に示
すように、四隅に立設された四本の垂直部材である柱4
0と、柱40の上端間および下端間に架け渡された三本
の上側の水平部材である梁41と、四本の下側の梁41
と、四本の中間梁43と、により構成されている。一階
拡張ユニット12は、長辺方向の上側の梁が一本欠損し
ている。中間梁43は、柱40の略中央部に架設されて
いる。対向する長辺方向の中間梁43との間および対向
する長辺方向の下側の梁41との間には、それぞれ複数
の根太44が架設されている。この4本の中間梁43が
形成する上面には、図1に示した曲折階段3の踊り場の
部分が設けられる。
【0042】また、短辺方向の側面には、欠損している
梁の部分の側の上側の梁41の下面から対角線上に、中
間梁43の上面にかけてブレース42が一本ずつ架設さ
れている。さらに、短辺方向の側面には、欠損している
梁の部分の側の中間梁43の下面から対角線上に、欠損
している梁の部分の対向する下側の梁41の上面にかけ
てブレース42が一本ずつ架設されている。
【0043】この梁が欠損している部分を含む側面部分
が、側面開口部12Aとなり、天井部分が、天井面開口
部12Bとなる。この側面開口部12Aは、側面開口部
11Aと同一形状で、大きさも同じである。
【0044】また、一階拡張ユニット12には、側面開
口部12A側の柱40の上端部には、接合部材50がそ
れぞれ、接合され、下端部側には、接合ブラケット60
がそれぞれ溶接されている。接合部材50は、正面板
状、断面L字形状の金属製の部材である。接合ブラケッ
ト60は、下向きに溶接されている。
【0045】実際の組み立て作業は、図1に示すよう
に、一階建物ユニット11を他の一階建物ユニット10
と同様に、基礎4上に、クレーン等でつり下げ作業をし
て、設置する。次に、二階建物ユニット20を一階建物
ユニット10上に、二階建物ユニット21を一階建物ユ
ニット11上にそれぞれ、クレーン等でつり下げて、設
置する。その際、各ユニット10、11、20、21の
接続は、シアープレートを用いた公知の方法を採用でき
る。
【0046】また、二階建物ユニット21を一階建物ユ
ニット11上に設置する際には、図3に示すように、天
井面開口部11Bと床面開口部21Cが対応するように
位置合わせをする。
【0047】次に、一階拡張ユニット12の側面開口部
12Aを一階建物ユニット11の側面開口部11Aが対
応するように位置合わせをし、一階拡張ユニット12を
一階建物ユニット11の側面に突設する。その際、一階
建物ユニット11と一階拡張ユニット12の接合は、図
10、11に示すように、柱30の左側面側に設けられ
た接合ブラケット60と、柱40の右側面側に設けられ
た接合ブラケット60によって行われ、接合ブラケット
60は、柱30、40に溶接されて接合される。
【0048】柱30の左側面側に設けられた接合ブラケ
ット60は、上向きに配置され、柱40の右側面側に設
けられた接合ブラケット60は、下向きに配置され、こ
れら接合ブラケット60は、互いに対称配置されてい
る。これら接合ブラケット60の接合する部分には、図
示は略すが、接続孔が形成され、ワッシャー53とそれ
ぞれの接合ブラケット60を、ボルト51が挿通し、ナ
ット52によって緊締されて接合される。この際、接合
プレート54は、図8、9に示すように、柱30の屋外
側にナットの部分の径に相当する孔を開けておき、そこ
にナットの部分を挿入し、接合プレート54が柱30に
溶接される。
【0049】一階拡張ユニット12の接合部材50と一
階建物ユニット11の接合プレート54との接合では、
接合部材50、接合プレート54、柱30の側面の順
に、挿通する接続孔Aが予め形成されており、ワッシャ
ー53を接合部材50側に挟んで、ボルト51を挿通さ
せ、ナット52で緊締することにより接合される。
【0050】最後に、図3に戻って、一階拡張ユニット
12の上部に、天井面開口部12Bと二階拡張ユニット
22の床面開口部22Cを対応させ、側面開口部21
A、22Aを対応させるようにして、二階拡張ユニット
22を突設する。この際の接合部材50、接合プレート
54の接合、接合ブラケット60同士の接合は、上記し
たように、一階建物ユニット11と一階拡張ユニット1
2の接合の場合と同様である。
【0051】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)拡張ユニット12、22を利用して拡張部6を形
成することにより、建物ユニット11、21の長さ寸法
よりも大きな長尺設備を設ける場合、長尺設備の建物ユ
ニットのはみ出し部分に応じた拡張ユニット12、22
を用いて連通空間7を形成できるので、連通空間7を必
要最小限の大きさとして有効活用することができる。 (2)拡張ユニット12、22は、通常の建物ユニット
11、21と比較して、安価であり、また輸送時のコス
トも低くすることができるので、全体の製造コストを低
くすることができる。 (3)4種類のユニット11、12、21、22の集ま
る部分の梁が欠損していることにより、連通空間7を障
害物のない広く連通した空間とすることができるので、
曲折階段3の設置自由度が大幅に向上する。
【0052】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、長
尺設備としては、前記実施形態では、曲折階段3を採用
していたが、これに限られず直階段、壁画、スクリーン
等も採用できる。その他、本発明を実施する際の具体的
な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲
内で他の構造等としてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、拡張ユニ
ットを利用して内部空間を拡張した部分を形成すること
により、建物ユニットの長さ寸法よりも大きな長尺設備
を設ける場合、長尺設備の建物ユニットのはみ出し部分
に応じた拡張ユニットを用いて連通した空間を形成でき
るので、連通空間を必要最小限の大きさとして有効活用
することができる。また、拡張ユニットは、通常の建物
ユニットと比較して、安価であり、また輸送時のコスト
も低くすることができるので、全体の製造コストを低く
することができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、上下階建物
ユニットには、上下階拡張ユニットのそれぞれに相当す
る横幅を有する側面開口部が形成されていることによ
り、拡張ユニットを接続するだけで、建物ユニットと拡
張ユニットにまたがる連通空間を形成できるので、容易
に連通空間を備えるユニット式建物とすることができ
る。
【0055】請求項3記載の発明によれば、拡張ユニッ
トを接続するだけで、上下階にまたがる連通空間を形成
できるので、容易に上下階を連通する連通空間を備える
ユニット式建物とすることができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、4種類のユ
ニットの集まる部分の梁が欠損していることにより、連
通空間を障害物のない広く連通した空間とすることがで
きるので、長尺設備の設置自由度が大幅に向上する。
【0057】請求項5記載の発明によれば、構造の複雑
化を招くことなく、空間の有効利用を図りつつ、直階段
等の長尺設備を設けることができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、前記のよう
な連通空間を形成する拡張ユニットとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のユニット式建物を示す斜
視図である。
【図2】図1の実施形態における通常の建物ユニットを
示す斜視図である。
【図3】図1の実施形態における建物ユニットと拡張ユ
ニットの接続を示す斜視図である。
【図4】図1の実施形態における二階建物ユニットを示
す斜視図である。
【図5】図1の実施形態における一階建物ユニットを示
す斜視図である。
【図6】図1の実施形態における二階拡張ユニットを示
す斜視図である。
【図7】図1の実施形態における一階拡張ユニットを示
す斜視図である。
【図8】図1の実施形態における建物ユニットと拡張ユ
ニットの上部接続を示す側部断面図である。
【図9】図1の実施形態における建物ユニットと拡張ユ
ニットの上部接続を示す上部断面図である。
【図10】図1の実施形態における建物ユニットと拡張
ユニットの下部接続を示す側部断面図である。
【図11】図1の実施形態における建物ユニットと拡張
ユニットの下部接続を示す上部断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 3 曲折階段 7 連通空間 10、11 一階建物ユニット 11A、21A 側面開口部 11B、12B 天井面開口部 12 一階拡張ユニット 20、21 二階建物ユニット 21C、22C 床面開口部 22 二階拡張ユニット 30、40 柱 31、41 梁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱、梁を含む直方体状のフレームを有する
    建物ユニットを複数組合わせて構成され、複数の階数を
    有するユニット式建物であって、 2以上の階に配置される上階建物ユニットの側面には、
    上階拡張ユニットが突設され、 前記上階建物ユニットの直下に配置される下階建物ユニ
    ットの側面には、前記上階拡張ユニットの直下に、下階
    拡張ユニットが突設され、 これら上階建物ユニット、上階拡張ユニット、下階建物
    ユニット、下階拡張ユニットの内部空間が互いに連通し
    ていることを特徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、 前記上階建物ユニットには、前記上階拡張ユニットに相
    当する横幅を有する側面開口部が形成され、 前記下階建物ユニットには、前記下階拡張ユニットに相
    当する横幅を有する側面開口部が形成されていることを
    特徴とするユニット式建物。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のユニット
    式建物において、 前記上階建物ユニットの床部には、床面開口部が形成さ
    れ、前記下階建物ユニットの天井部には、前記上階建物
    ユニットの床面開口部に対応する天井面開口部が形成さ
    れており、 前記上階拡張ユニットの床部には、床面開口部が形成さ
    れ、前記下階拡張ユニットの天井部には、前記上階拡張
    ユニットの床面開口部に対応する天井面開口部が形成さ
    れていることを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    ユニット式建物において、 前記4種類のユニットは、各ユニットの集まる部分の梁
    が欠損していることを特徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    ユニット式建物において、 前記4種類のユニットが形成する連通空間には、前記建
    物ユニットの長さ寸法より長い長尺設備が設置されてい
    ることを特徴とするユニット式建物。
  6. 【請求項6】複数の建物ユニットから構成されるユニッ
    ト式建物の建物本体の側面部分に配置される建物ユニッ
    トの側面開口部を覆うように突設される拡張ユニットで
    あって、 前記建物ユニットの側面開口部に接合される側の下梁ま
    たは上梁が欠損していることを特徴とする拡張ユニッ
    ト。
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