JP2001158585A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置

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JP2001158585A JP34243299A JP34243299A JP2001158585A JP 2001158585 A JP2001158585 A JP 2001158585A JP 34243299 A JP34243299 A JP 34243299A JP 34243299 A JP34243299 A JP 34243299A JP 2001158585 A JP2001158585 A JP 2001158585A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震動等に伴う本体枠の塑性変形を抑制する
ことができる乗客コンベア装置の提供。 【解決手段】 エスカレータを含む乗客コンベア装置1
にあって、本体枠7の上部側の終端部の縁部7aを建築
構造体9に対して移動不能に固定する固定側部1Aと、
本体枠7の下部側の終端部の縁部7Cを建築構造体9に
載置する載置側部1Bとを備え、本体枠7と、載置側部
1Bの位置する建築構造体9との間に、本体枠7の長手
方向の移動を可能にする間隔M1を有し、本体枠7の長
手方向の移動による建築構造体9との間の位置ずれに対
して、その長手方向にのみ追従可能な滑動部10を載置
側部1Bに備えるとともに、特に、本体枠7と建築構造
体9との衝突力を吸収する緩衝手段、例えば本体枠7に
装着されるばね体より成る緩衝体14を備えた構成にし
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや動
く歩道等を含む乗客コンベア装置に係り、特に地震動や
各種振動に対応可能な乗客コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来地震動や各種振動に対応可能な乗客
コンベア装置として、例えば実開昭61−75483号
公報に示されるものがある。この従来技術は、地震動等
が発生した場合に、その乗客コンベアの本体枠を当該乗
客コンベアが設置される建築構造体の上階床側からの離
脱を許容させる手段を備えたものであり、この手段によ
り、地震動等が発生した際の本体枠の落下事故を防止し
ようとしたものである。
【0003】しかし、この従来技術では、地震動等の発
生に伴って本体枠が建築構造体の上階床側から離脱して
しまうので、地震動等が静まった後に、当該乗客コンベ
アを再び利用できるように原状に復するまでに時間がか
かってしまう。
【0004】また、地震動等に対応可能な別の乗客コン
ベア装置として、従来、特開平10−291759号公
報に示されるものがある。この別の従来技術は、免震階
下の下階床に滑り支承部、すなわち免震装置を設けたも
ので、地震動等が発生した場合に本体枠が下階床の上を
滑ることにより、その地震動等による影響を吸収するよ
うになっている。
【0005】この別の従来技術のように構成されたもの
では、地震動等が発生しても上階床に対する固定部に離
脱を生じることがなく、下階床側において滑りを生じる
だけであるので、地震動等が静まった後に比較的速やか
に当該乗客コンベアを利用できる状態にすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般に、鋼材
より成る本体枠を形成するトラス構造体は、圧縮力に弱
い。すなわち、本体枠に圧縮力が与えられた際に、この
本体枠が塑性変形しやすい。したがって、上述した特開
平10−291759号公報に示される従来技術にあっ
ても、地震動等が大きくなって本体枠と建築構造体とが
衝突して鋼材より成る本体枠に圧縮力が作用する事態に
至った場合には、本体枠が塑性変形を生じる懸念があ
る。
【0007】上述のように、本体枠の塑性変形を生じる
と、復旧作業がきわめて大掛かりとなり、復旧整備費用
が嵩むとともに、長期間にわたって当該乗客コンベアが
利用できない状態となり、この乗客コンベアの利用者に
多大の迷惑をかけることになる。
【0008】本発明は、上述した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、地震動等に伴う
本体枠の塑性変形を抑制することができる乗客コンベア
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本願の請求項1に係る発明は、本体枠の一方の終
端部を建築構造体に対して移動不能に固定する固定側部
と、前記本体枠の他方の終端部を建築構造体に載置する
載置側部とを備えるとともに、前記本体枠と、前記載置
側部の位置する前記建築構造体との間に、前記本体枠の
長手方向の移動を可能にする間隔を有し、前記本体枠の
長手方向の移動による前記建築構造体との間の位置ずれ
に対して、その長手方向にのみ追従可能な滑動部を前記
載置側部に備えた乗客コンベア装置において、前記本体
枠と前記建築構造体との衝突力を吸収する緩衝手段を設
けた構成にしてある。
【0010】このように構成した請求項1に係る発明で
は、本体枠の一方の終端部を、固定部側において建築構
造体に固定し、本体枠の他方の終端部を、載置側部にお
いて建築構造体に載置するとともに、建築構造体に対し
て本体枠の載置側部を滑動部により位置ずれ可能に支持
しているので、大地震動などにより、建築構造体内にお
いて層間変位角が発生しても、本体枠が長手方向に移動
することにより、当該本体枠の長手方向に大きな圧縮力
や引張力が作用せず、したがって、これらの圧縮力や引
張力に伴う圧縮変形や引張破断を生じることがない。
【0011】そして特に、本体枠と建築構造体とが衝突
する事態を生じたときには、緩衝手段によりその衝突力
が吸収され、これにより本体枠の塑性変形を抑制でき
る。
【0012】また、上述の目的を達成するために請求項
2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記緩
衝手段が、前記本体枠の前記載置側部と前記建築構造体
との間に配置した緩衝体から成る構成にしてある。
【0013】このように構成した請求項2に係る発明で
は、本体枠と建築構造体との衝突の際に緩衝体がたわ
み、その衝突力を吸収するので、本体枠に圧縮力が伝え
られることを抑えることができ、本体枠の塑性変形を抑
制できる。
【0014】また、上述の目的を達成するために請求項
3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記緩
衝手段を、高弾性材で形成して成る本体枠によって構成
してある。
【0015】このように構成した請求項3に係る発明で
は、本体枠と建築構造体との衝突の際には、高弾性材か
ら成る本体枠がたわみ、自身の弾性による復帰力で本体
枠は元の状態に戻る。したがって本体枠と建築構造体と
の衝突の際でも、本体枠が鋼材から成る場合におけるよ
うな塑性変形を生じない。
【0016】また、上述の目的を達成するために請求項
4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明に
おいて、前記滑動部が乗降口の一部を含み、前記乗降口
の一部を前記建築構造体の上面に重ね合わせるように配
置した構成してある。
【0017】このように構成した請求項4に係る発明で
は、地震動等に際して、乗降口の一部が建築構造体の上
面を滑るように移動する。
【0018】また、上述の目的を達成するために請求項
5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかに係る発明に
おいて、当該乗客コンベアがエスカレータから成る構成
にしてある。
【0019】このように構成した請求項5に係る発明で
は、地震動等が生じる際には一般に建築構造体の上階床
と、下階床との間で揺れの大きさの違いを生じやすく、
したがって上階床と下階床との間に設置されるエスカレ
ータの本体枠の塑性変形をより有効に抑制できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベア装置
の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本願の請求
項1,2,4,5に相応する乗客コンベア装置の一実施
形態の全体構成を示す斜視図、図2は図1のI−I線に
沿う断面図、図3は図1のII−II線に沿う断面図、図4
は図3のIII−III線に沿う断面図である。
【0021】これらの図に示すように、本願発明の一実
施形態を構成する乗客コンベア装置1は、例えばエスカ
レータを含むものであり、下階床F1に連なる一方の乗
降口である下部乗降口2から上階床F2に連なる他方の
乗降口である上部乗降口3にかけて、無端状に連結され
て移動する踏段4と、この踏段4と同期して移動するハ
ンドレール5と、踏段4の両側に立設され、ハンドレー
ル5の走行路を形成する欄干6などの構造部品を備えて
いる。
【0022】また、欄干6などの構造部品の長手方向、
かなわち下部乗降口から下部曲線路4A、傾斜路4B、
上部曲線路4Cを経由して上部乗降口3に至る図1に示
す全長Lの本体枠7を、下部水平部7A、傾斜部7B、
及び上部水平部7Cを連結した形で、建築構造体の免震
階Yを跨ぐように下階床F1、上階床F2間に配置して
ある。この本体枠7は、例えば鋼材から成るものであ
る。図2に示すように、例えば溶接により本体枠7に固
定された梁体7bが、上部側の建築構造体8の受梁8A
に重ね板8Bを介して重合量L1を有する状態で、例え
ば溶接部X1,X2により移動不能に、かつ、離脱不能
に強固に一体化され、これにより固定側部1Aを形成す
る。
【0023】また、本体枠7の下部側の終端部の縁部7
Cは、図3に示すように耐震策が施された載置側部1B
を形成し、下階床F1からの離脱、あるいは落下が防止
されるようになっている。そして後述するように、地震
などで大きな層間変位角が発生して本体枠7と下階床F
1側の建築構造体9の受梁9Aとの間隔M1が過大にな
ったり、逆に過小になった場合の対応が図られている。
【0024】すなわち、本体枠7の載置側部1Bである
下部乗降口2の終端部2Aと、下階床F1の例えばコン
クリート造より成る建築構造体9との間に、滑動部10
を備えている。この滑動部10では、図3,4に示すよ
うに、地震動等により発生する層間変位角と、当該地震
動等による本体枠7の移動量とを考慮して、本体枠7の
下部側の縁部7cに例えば溶接により固定された梁体7
dと、受梁9Aとの間に間隔M1を設定してある。ま
た、この滑動部10は、終端部2Aより反本体枠7側に
固定された下部乗降口2の一部を成す板厚tの乗降床1
1と、この乗降床11の補強材となる受材12とを備え
ている。
【0025】上述した間隔M1は、本体枠7が図3の矢
印Qで示すように、その長手方向に移動したときに、受
梁9Aに衝突してこれを破壊したり、この衝突により本
体枠7自身が矢印Qと反対方向の反力を受けて圧縮変形
を生じることを防止するために、地震動等の大きさ、そ
の大きさに伴う免震階の変位や上下階床間の想定層間変
位角を考慮した許容移動値に、あらかじめ設定してあ
る。
【0026】図3に示す本体枠7と受梁9Aとの間隔M
2は、前述した間隔M1に梁体7dの板厚分を加えた寸
法に設定してある。また、梁体7dの突出部分は、受梁
9Aに対して間隔M1の2倍以上の寸法の重合量M3を
有するように設定してある。梁体7dの突出部分の端部
と、受梁9Aの縁部9aとの間には、前述した間隔M1
にほぼ等しい間隔M4と、この間隔M4に相応する空間
Mを設けてある。さらに、乗降床11と建築構造体9と
の重ね代M5は、M1<M5の関係に設定してある。こ
れにより、本体枠7が矢印Qと反対側にM1に相当する
距離移動したとしても空間Mが露出しないように、すな
わち、そのような露出部分から通行客が落下したり、躓
いたりしないように構成してある。
【0027】滑動部10は、図3に示すように間隔M
2、重合量M3、間隔M4、重なり代M5の総和の長さ
範囲L2において設けてある。また、この滑動部10
は、乗降床11内の空間Mに梁体7dを配置するために
設けられた段さmの位置に、建築構造体9に対して移動
不能となるように埋め込まれ、V溝13Aを有する案内
材13を備えるとともに、V溝13Aに対応させて図4
に示すように、梁体7dに例えば溶接により固定され、
案内材13と重なり代δで係合する滑動材7eを備えて
いる。
【0028】本体枠7の図3に示す矢印Q、あるいは反
矢印Q方向への移動に際して、案内材13のV溝13A
と滑動材7eとの係合関係により、滑動材7eは本体枠
7の長手方向のみに滑動可能になっている。この場合、
案内材13と滑動材7eとは図4に示すように重なり代
δを持っているので、本体枠7の長手方向以外の横方向
等の滑動材7eの動きは阻止され、また、滑動材7eは
案内材13から離脱しないように保持される。
【0029】なお、上述した本体枠7は図4に示すよう
に、中心線Cの左右合計幅寸法である横幅W1を有し、
この本体枠7の両側のそれぞれの端部と、受梁9Aの縁
部9bとの間には間隔W2を有し、また乗降床11の幅
方向の端部と下階床F1の上面とは、重合量W3で重な
り合っている。
【0030】そして特に、本実施形態の乗客コンベア装
置1は、図3に示すように、本体枠7と建築構造体9と
の衝突力を吸収する緩衝手段、例えばばね体より成る緩
衝体14を備えている。この緩衝体14は、地震時等で
ない平常時には自由長さNを有する状態で本体枠7に固
定され、受梁9Aとの間に間隔nを有する。本体枠7が
地震動等により図3の矢印Q方向に移動して間隔M1を
減じた場合には、梁体7dと受梁9Aとが衝突する直前
に緩衝体14が受梁9Aに当ってたわみ、その衝突力を
吸収する。
【0031】このように構成した本実施形態の乗客コン
ベア装置1にあっては、図2に示すように本体枠7の一
方の終端部を固定側部1Aにおいて建築構造体9に固定
し、図3に示すように本体枠7の他方の終端部を、載置
側部1Bにおいて建築構造体9に載置するとともに、滑
動部10は、建築構造体9に対して間隔M1を有し、載
置側部1Bを位置ずれ可能に支持しているので、大地震
などにより、建築構造体9の上下階床間において層間変
位角が発生しても、本体枠7が長手方向に移動すること
により、当該本体枠7の長手方向に大きな圧縮力や引張
力が作用せず、したがって、これらの圧縮力や引張力に
伴う圧縮変形や引張破断を生じることがない。
【0032】また、図3に示す重合量M5、及び図4に
示す重合量W3を設けてあることから、地震動等による
本体枠7の受梁9からの離脱、あるいは落下を生じるこ
とがなく、これに伴って、当該エスカレータの利用客等
の落下や躓き事故を防止できる。
【0033】そして、大きな地震動等により本体枠7と
建築構造体9とが衝突するような事態を生じたときに
は、緩衝体14がたわむことにより、その衝突力が吸収
され、これにより本体枠7に圧縮力が生じることが抑え
られ、当該本体枠7の塑性変形を抑制できる。したがっ
て、大きな地震動等が生じたときでも、特別な復旧整備
費用を要することなく当該エスカレータを速やかに利用
できる状態にすることができ、当該エスカレータの利用
客に対する優れたサービス性を確保することができる。
【0034】なお、上記実施形態では、エスカレータに
適用させてあるが、本発明は、これに限定されることは
ない。動く歩道に適用させてもよい。この場合には、前
述した踏段4を設ける代わりに踏板が設けられる。
【0035】また、上記実施形態では、免震階Yから成
る建築構造体9に設けてあるが、本発明は、これに限ら
れず、免震階が存在しない建築構造体に設けてもよい。
【0036】また、上記実施形態では、図4に示すよう
に、案内材13のV溝13Aに係合する滑動材7eは本
体枠7の長手方向以外の方向の動きが阻止されるように
構成してあるが、本発明は、このように構成することに
は限られず、滑動材7eが本体枠7の長手方向に直交す
る横方向にも移動可能なように構成してもよい。この場
合、例えば回転体を介在させて滑動材7eを移動可能に
構成してもよい。
【0037】また、上記実施形態では、本体枠7と建築
構造体9との衝突力を吸収する緩衝手段としてばね体か
ら成る緩衝体14を備えているが、本発明は、このよう
に構成することには限られず、例えば緩衝手段が、高弾
性材で形成して成る本体枠7自身であってもよい。この
構成は、本願の請求項3に係る発明に相応する。
【0038】このように構成したものでは、大きな地震
動等によって本体枠7が建築構造体9に衝突した際に
は、高弾性材から成る本体枠7がたわみ、自身の保有す
る弾性による復帰力で本体枠7は原状に復する。したが
って、上述した実施形態におけるような鋼材等から成る
本体枠7が、上述した実施形態の緩衝体7を介在させな
いで建築構造体9に衝突した場合に懸念される塑性変形
を生じることがない。したがって、このように構成した
ものも上述した実施形態と同様に、大きな地震動等が生
じた際に特別な復旧整備費用を要することなく当該エス
カレータを速やかに利用できる状態にすることができ、
当該エレベータの利用者に対する優れたサービス性を確
保することができる。
【0039】
【発明の効果】本願の各請求項に係る発明によれば、地
震動等の発生に伴って本体枠と建築構造体とが衝突する
事態を生じるときには、緩衝手段によりその衝突力が吸
収されて、本体枠の塑性変形が抑制され、このように地
震動等が生じたときでも特別な復旧整備費用を要するこ
となく、当該乗客コンベアを速やかに利用できる状態に
することができ、当該乗客コンベアの利用者に対する優
れたサービス性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベア装置の一実施形態の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図である。
【図3】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図4】図3のIII−III線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 乗客コンベア装置 1A 固定側部 1B 載置側部 2 下部乗降口 3 上部乗降口 7 本体枠 7a,7c 縁部 7b,7d 梁体 7e 滑動材 8,9 建築構造体 8A,9A 受梁 10 滑動部 11 乗降床 12 受材 13 案内材 13A V溝 14 緩衝体(緩衝手段) F1 下階床 F2 上階床

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠の一方の終端部を建築構造体に対
    して移動不能に固定する固定側部と、前記本体枠の他方
    の終端部を建築構造体に載置する載置側部とを備えると
    ともに、前記本体枠と、前記載置側部の位置する前記建
    築構造体との間に、前記本体枠の長手方向の移動を可能
    にする間隔を有し、前記本体枠の長手方向の移動による
    前記建築構造体との間の位置ずれに対して、その長手方
    向にのみ追従可能な滑動部を前記載置側部に備えた乗客
    コンベア装置において、 前記本体枠と前記建築構造体との衝突力を吸収する緩衝
    手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段が、前記本体枠の前記載置
    側部と前記建築構造体との間に配置した緩衝体から成る
    ことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝手段が、高弾性材で形成して成
    る本体枠であることを特徴とする請求項1記載の乗客コ
    ンベア装置。
  4. 【請求項4】 前記滑動部が乗降口の一部を含み、前記
    乗降口の一部を前記建築構造体の上面に重ね合わせるよ
    うに配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の乗客コンベア装置。
  5. 【請求項5】 当該乗客コンベアがエスカレータである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の乗客
    コンベア装置。
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